JPH03259624A - ノイズ低減回路 - Google Patents
ノイズ低減回路Info
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- JPH03259624A JPH03259624A JP5659990A JP5659990A JPH03259624A JP H03259624 A JPH03259624 A JP H03259624A JP 5659990 A JP5659990 A JP 5659990A JP 5659990 A JP5659990 A JP 5659990A JP H03259624 A JPH03259624 A JP H03259624A
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Landscapes
- Noise Elimination (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、FMステレオ受信機のセパレーションコント
ロール回路の制御動作開始点をファジィ推論により制御
してノイズを低減するFMステレオ受信機のノイズ低減
回路に関する。
ロール回路の制御動作開始点をファジィ推論により制御
してノイズを低減するFMステレオ受信機のノイズ低減
回路に関する。
FM放送波はその直進性のため、周囲の地形や直進波の
反射波の到達時間差によって生しるマルチパス妨害等に
よって大きく変動する。
反射波の到達時間差によって生しるマルチパス妨害等に
よって大きく変動する。
このため、FMステレオ受信機の受信状態は、周囲の環
境の影響を受けやすく、特に自動車等の移動体に搭載さ
れたFMステレオ受信機は、移動体の移動に伴って周囲
の環境が急速に変化するために、その変化の度合いは一
層大きくなる。
境の影響を受けやすく、特に自動車等の移動体に搭載さ
れたFMステレオ受信機は、移動体の移動に伴って周囲
の環境が急速に変化するために、その変化の度合いは一
層大きくなる。
このように、周囲の環境変化によって受信電界強度やマ
ルチパスが変化すると、受信機のS/N比や出力が変動
するので、車載FMステレオ受信機では、周囲の環境変
化によって受信電界強度やマルチパスが変化してもその
S/N比や出力が変動しないように各種の工夫がなされ
ている。
ルチパスが変化すると、受信機のS/N比や出力が変動
するので、車載FMステレオ受信機では、周囲の環境変
化によって受信電界強度やマルチパスが変化してもその
S/N比や出力が変動しないように各種の工夫がなされ
ている。
FMステレオ受信機は、FMモノラル受信機よりも受信
電界強度値の低下時のS/N比の劣化による音質低下が
大きいので、セパレーションコントロール回路を設ける
等の格別の工夫がなされている。
電界強度値の低下時のS/N比の劣化による音質低下が
大きいので、セパレーションコントロール回路を設ける
等の格別の工夫がなされている。
第6図は、従来の車載FMステレオ受信機の構成の一例
をブロック図で示したものである。
をブロック図で示したものである。
第6図に示したFMステレオ受信機において、アンテナ
21から入力された高周波のFMステレオ信号は、フロ
ントエンド部22において増幅され中間周波(IF)信
号に変換される。
21から入力された高周波のFMステレオ信号は、フロ
ントエンド部22において増幅され中間周波(IF)信
号に変換される。
このIF信号はリミッタ機能を有するIF増幅器23で
増幅され、FM検波回路24でFMコンポジント信号に
変換される。
増幅され、FM検波回路24でFMコンポジント信号に
変換される。
FMコンポジット信号は、増幅回路25で増幅された後
、ミューティングコントロール回路26を経由してマル
チプレックス(MPX)復調回路27で左(L)及び右
(R)の各チャンネル信号に分離される。
、ミューティングコントロール回路26を経由してマル
チプレックス(MPX)復調回路27で左(L)及び右
(R)の各チャンネル信号に分離される。
この左右チャンネル信号は、左右チャンネル信号のセパ
レーション(分離度)を制御するためのセパレーション
コントロール回路28に供給され、更に、左右チャンネ
ル信号の高域レベルを減衰させる周波数特性コントロー
ル回路29を経由して、左右チャンネル信号をそれぞれ
出力する。
レーション(分離度)を制御するためのセパレーション
コントロール回路28に供給され、更に、左右チャンネ
ル信号の高域レベルを減衰させる周波数特性コントロー
ル回路29を経由して、左右チャンネル信号をそれぞれ
出力する。
一方、いわゆるSメータのようなAM検波構構成レベル
検出回路31により、IF増幅回路23の信号レベルが
受信電界強度値に比例した信号レベルとして検出され、
次段のレベル設定回路32及び33にそれぞれ供給され
る。
検出回路31により、IF増幅回路23の信号レベルが
受信電界強度値に比例した信号レベルとして検出され、
次段のレベル設定回路32及び33にそれぞれ供給され
る。
レベル設定回路32の出力信号は制御信号発生回路34
へ入力されて、IF信号レベルに対応したコントロール
信号Aを生成する。コントロール信号Aは、入力レベル
すなわち受信電界強度値がある値以下に低下したときに
ミューティングコントロール回路26の可変減衰動作を
開始させ、更に入力レベルが低下した場合は、その入力
レベルに応じごニーティングコントロール回路26の減
衰量を連続して変化させる。
へ入力されて、IF信号レベルに対応したコントロール
信号Aを生成する。コントロール信号Aは、入力レベル
すなわち受信電界強度値がある値以下に低下したときに
ミューティングコントロール回路26の可変減衰動作を
開始させ、更に入力レベルが低下した場合は、その入力
レベルに応じごニーティングコントロール回路26の減
衰量を連続して変化させる。
周波数ずれ検出回路35は、周波数ずれ等により更乙こ
入力信号レベルが更に低下し、それに対応して増幅回路
25の出力が低下すると、制御信号発生回路34を制御
してミューティングコントロール回路26の減衰量が無
限大となるようにし、ミューティングを掛けるように制
御する。
入力信号レベルが更に低下し、それに対応して増幅回路
25の出力が低下すると、制御信号発生回路34を制御
してミューティングコントロール回路26の減衰量が無
限大となるようにし、ミューティングを掛けるように制
御する。
他方のレベル設定回路33は時定数回路36へ入力され
て、立ち上がり及び立ち下がり特性が適当に制御された
制御信号Bが生成される。この制御信号Bにより周波数
特性コントロール回路29の周波数レスポンスが制御さ
れる。
て、立ち上がり及び立ち下がり特性が適当に制御された
制御信号Bが生成される。この制御信号Bにより周波数
特性コントロール回路29の周波数レスポンスが制御さ
れる。
また、この制御信号Bはレベル制御回路37において適
当なレベルに変換されて、セパレーションコントロール
回路28の分離度調整信号Cとなる。
当なレベルに変換されて、セパレーションコントロール
回路28の分離度調整信号Cとなる。
次に、第7図を参照して、第6図の各コントロール回路
の制御動作について説明する。
の制御動作について説明する。
受信電界強度値が低下し、レベル検出回路31のレベル
検出値が第7図に示す第1の値El(例えば45dB/
μ■付近)から下になると、レベル制御回路37が発生
する分離度調整信号Cによりセパレーションコントロー
ル回路28が先ず動作を開始する。これにより、受信電
界強度値が低下するとともにステレオの分離度は低下す
るが、S/N比の低下が軽減される。受信電界強度値が
45dB/μV付近でセパレーションコントロール回路
37が動作を開始する場合は、25 d B/μV付近
でステレオからモノラル動作に移行するようになる。
検出値が第7図に示す第1の値El(例えば45dB/
μ■付近)から下になると、レベル制御回路37が発生
する分離度調整信号Cによりセパレーションコントロー
ル回路28が先ず動作を開始する。これにより、受信電
界強度値が低下するとともにステレオの分離度は低下す
るが、S/N比の低下が軽減される。受信電界強度値が
45dB/μV付近でセパレーションコントロール回路
37が動作を開始する場合は、25 d B/μV付近
でステレオからモノラル動作に移行するようになる。
受信電界強度値が更に低下し、レベル検出回路31のレ
ベル検出値が図示の第2の値E2 (例えば、35dB
/μV付近)から下になると、時定数回路38が発生す
る制御信号Bにより周波数特性コントロール回路29が
動作し、以下受信電界強度値の低下とともに高域の減衰
量が増大するようになる。これにより、受信電界強度値
が低下するとともに左右チャンネル信号の高域特性は低
下するが、S/N比の低下が軽減される。受信電界強度
値が35dB/μV付近で周波数特性コントロール回路
29が動作する場合は、156B/μV付近まで高域の
周波数特性コントロールが行われる。
ベル検出値が図示の第2の値E2 (例えば、35dB
/μV付近)から下になると、時定数回路38が発生す
る制御信号Bにより周波数特性コントロール回路29が
動作し、以下受信電界強度値の低下とともに高域の減衰
量が増大するようになる。これにより、受信電界強度値
が低下するとともに左右チャンネル信号の高域特性は低
下するが、S/N比の低下が軽減される。受信電界強度
値が35dB/μV付近で周波数特性コントロール回路
29が動作する場合は、156B/μV付近まで高域の
周波数特性コントロールが行われる。
受信電界強度値が更に低下し、レベル検出回路31のレ
ベル検出値が図示の第3の値E3(例えば、25dB/
μ■付近)から下になると、制御信号発生回路34の発
生する制御信号Aによりミューティングコントロール回
路26が動作し、以下受信電界強度値の低下とともに左
右チャンネル信号の減衰量を連続的に増大させるように
する。
ベル検出値が図示の第3の値E3(例えば、25dB/
μ■付近)から下になると、制御信号発生回路34の発
生する制御信号Aによりミューティングコントロール回
路26が動作し、以下受信電界強度値の低下とともに左
右チャンネル信号の減衰量を連続的に増大させるように
する。
これにより、受信電界強度値が低下するとともに左右チ
ャンネル信号の出力レベルは低下するが、ノイズレベル
の増加が軽減される。
ャンネル信号の出力レベルは低下するが、ノイズレベル
の増加が軽減される。
受信電界強度値が更に低下し、レベル検出回路31のレ
ベル検出値が図示の第4の(!E4 (例えば、15d
B/μ■付近)から下になると、周波数ずれ検出回路3
5の発生する制御信号により制御信号発生回路34が動
作してミューティングコントロール回路26の減衰量が
無限大となり、ミューティングが掛けられるようになる
。
ベル検出値が図示の第4の(!E4 (例えば、15d
B/μ■付近)から下になると、周波数ずれ検出回路3
5の発生する制御信号により制御信号発生回路34が動
作してミューティングコントロール回路26の減衰量が
無限大となり、ミューティングが掛けられるようになる
。
以上のように、受信人カレベルすなわち受信電界強度値
の検出値が第1の値以下になったときに左右チャンネル
信号のセパレーションを連続的に変化させ、前記検出値
が前記第1の値E1よりも低くかつセパレーションコン
トロール範囲内の第2の値E2以下になったときに再生
信号に対する周波数特性を連続的に変化させ、更に前記
検出値が前記第2の値E2よりも低くかつセパレーショ
ンコントロールによるモノラル動作モード近傍の第三の
値E3以下になったときに再生信号レベルを連続的に変
化させるように動作する。
の検出値が第1の値以下になったときに左右チャンネル
信号のセパレーションを連続的に変化させ、前記検出値
が前記第1の値E1よりも低くかつセパレーションコン
トロール範囲内の第2の値E2以下になったときに再生
信号に対する周波数特性を連続的に変化させ、更に前記
検出値が前記第2の値E2よりも低くかつセパレーショ
ンコントロールによるモノラル動作モード近傍の第三の
値E3以下になったときに再生信号レベルを連続的に変
化させるように動作する。
このように、受信人カレベルすなわち受信電界強度値が
低下するとともに、セパレーションコントロール回路2
8、周波数特性コントロール回路29及びミューティン
グコントロール回路26の動作開始点から連続して各回
路の特性を変化させるようにしたので、第11図に破線
で示すように受信電界強度値の大小にかかわらず、略一
定のS/N比を確保し、ノイズレベルを低減することが
できる。また、受信電界強度値の大小にかかわらず良好
なS/N比やノイズレベルを確保し、かつ各コントロー
ル回路の特性を連続的に制御するようにしたので、受信
電界強度値が変化しても出力信号状態が急激に変化する
ことがなくなり、出力信号状態の変化に対する違和感を
生しさせないようにすることができる。
低下するとともに、セパレーションコントロール回路2
8、周波数特性コントロール回路29及びミューティン
グコントロール回路26の動作開始点から連続して各回
路の特性を変化させるようにしたので、第11図に破線
で示すように受信電界強度値の大小にかかわらず、略一
定のS/N比を確保し、ノイズレベルを低減することが
できる。また、受信電界強度値の大小にかかわらず良好
なS/N比やノイズレベルを確保し、かつ各コントロー
ル回路の特性を連続的に制御するようにしたので、受信
電界強度値が変化しても出力信号状態が急激に変化する
ことがなくなり、出力信号状態の変化に対する違和感を
生しさせないようにすることができる。
〔発明が解決しようとする課題]
FMステレオ受信機における前述の各コントロール回路
の特性制御方式の説明から分かるように、従来のFMス
テレオ受信機におけるセパレーションコントロール、周
波数特性コントロール、ミューティングコントロールは
、原理的にその信号の一部を削除若しくは加工する方式
のものであった。
の特性制御方式の説明から分かるように、従来のFMス
テレオ受信機におけるセパレーションコントロール、周
波数特性コントロール、ミューティングコントロールは
、原理的にその信号の一部を削除若しくは加工する方式
のものであった。
このために、そのノイズ低減効果の向上と違和感及び誤
動作の減少効果の向上とは背反関係にあった。
動作の減少効果の向上とは背反関係にあった。
かかる事情により、FMステレオ受信機における従来の
ノイズ低減方式では、ノイズ低減効果と違和感及び誤動
作の低減効果の妥協点を一律に設定して、各コントロー
ル回路の制御特性を選定するようにしていた。
ノイズ低減方式では、ノイズ低減効果と違和感及び誤動
作の低減効果の妥協点を一律に設定して、各コントロー
ル回路の制御特性を選定するようにしていた。
ところで、同し受信電界強度の検出値であっても、例え
ばマルチパス量が多い場合や少ない場合があるが、その
場合は、マルチパス量の大小関係に対応して個別に各コ
ントロール回路の制御値を設定することにより、より良
好な制御を実現することが可能である。このことは、受
信状態を規定する他の量についても同様である。
ばマルチパス量が多い場合や少ない場合があるが、その
場合は、マルチパス量の大小関係に対応して個別に各コ
ントロール回路の制御値を設定することにより、より良
好な制御を実現することが可能である。このことは、受
信状態を規定する他の量についても同様である。
すなわち、その受信入力状態を規定する各要素のレベル
の大小に対応して、各コントロール回路の制?ff1l
対象量を個別に制御することにより、受信入力状態に対
応してパルス性ノイズ低減効果の向上と、違和感及び誤
動作の減少効果とを高次元で両立させることが可能にな
る。
の大小に対応して、各コントロール回路の制?ff1l
対象量を個別に制御することにより、受信入力状態に対
応してパルス性ノイズ低減効果の向上と、違和感及び誤
動作の減少効果とを高次元で両立させることが可能にな
る。
しかしながら、従来のFMステレオ受信機においては、
受信入力状態を規定する各要素の内容を考慮することな
く、各コントロール回路の制御時定数、制御動作開始電
圧、制御量等の制御対象量を一律に設定していた。この
ため、受信環境の状態乙こ個別的に対応して各コントロ
ール回路の制御状態を可変して設定することができず、
受信入力状態を規定する各要素の内容に対応してパルス
性ノイズ低減効果の向上と、違和感及び誤動作の減少効
果とを両立させることが実現困難であるという不都合が
あった。
受信入力状態を規定する各要素の内容を考慮することな
く、各コントロール回路の制御時定数、制御動作開始電
圧、制御量等の制御対象量を一律に設定していた。この
ため、受信環境の状態乙こ個別的に対応して各コントロ
ール回路の制御状態を可変して設定することができず、
受信入力状態を規定する各要素の内容に対応してパルス
性ノイズ低減効果の向上と、違和感及び誤動作の減少効
果とを両立させることが実現困難であるという不都合が
あった。
(発明の目的]
本発明は、前述の課題を解決するためになされたもので
、ファジィ制御を用いてFMステレオ受信mのセパレー
ションコントロール回路の制御動作開始点を制御するこ
とにより、受信環境の状態に個別的に対応して、ノイズ
低減効果の向上と、違和感及び誤動作の減少効果とを良
好に両立させるように改良したFMステレオ受信機のノ
イズ低減回路を提供することを目的とする。
、ファジィ制御を用いてFMステレオ受信mのセパレー
ションコントロール回路の制御動作開始点を制御するこ
とにより、受信環境の状態に個別的に対応して、ノイズ
低減効果の向上と、違和感及び誤動作の減少効果とを良
好に両立させるように改良したFMステレオ受信機のノ
イズ低減回路を提供することを目的とする。
(発明の概要]
FMステレオ受信機等の受信機におけるノイズ低減回路
に関し、 受信入力状態を規定する受信電界強度値とサブ信号レベ
ル検波値を検出して入力ベクトルを発生する入力ベクト
ル発生回路と、入力ベクトル発生回路からの入力ベクト
ルを前提条件とし、入力ベクトルの各要素のメンハーシ
ンプ関数で与えられるファジィプロダクションルールに
よりファジィ推論を行うファジィ推論手段と、ファジィ
推論手段の生成した推論結果に基づいて、セパレーショ
ンコントロール回路の制御動作開始点を制御するファジ
ィ制御信号を発生するファジィ制御信号発生回路、を備
えたことを特徴とし、 これにより、受信環境の状態に個別的に対応して、ノイ
ズ低減効果の向上と、違和感及び誤動作の減少効果とを
良好に両立させることができる。
に関し、 受信入力状態を規定する受信電界強度値とサブ信号レベ
ル検波値を検出して入力ベクトルを発生する入力ベクト
ル発生回路と、入力ベクトル発生回路からの入力ベクト
ルを前提条件とし、入力ベクトルの各要素のメンハーシ
ンプ関数で与えられるファジィプロダクションルールに
よりファジィ推論を行うファジィ推論手段と、ファジィ
推論手段の生成した推論結果に基づいて、セパレーショ
ンコントロール回路の制御動作開始点を制御するファジ
ィ制御信号を発生するファジィ制御信号発生回路、を備
えたことを特徴とし、 これにより、受信環境の状態に個別的に対応して、ノイ
ズ低減効果の向上と、違和感及び誤動作の減少効果とを
良好に両立させることができる。
[課題を解決するための手段]
従来のFMステレオ受信機では、前述のように受信入力
状態を規定する各要素の内容を考慮することなく、各コ
ントロール回路の制御時定数、制御動作開始電圧、制御
量等の制御対象量を一律に設定していたため、受信環境
の状態に個別的に対応して各コントロール回路の制御状
態を可変して設定することができず、受信入力状態を規
定する各要素の内容に対応してノイズ低減効果の向上と
、違和感及び誤動作の減少効果とを両立させることが実
現困難であった。
状態を規定する各要素の内容を考慮することなく、各コ
ントロール回路の制御時定数、制御動作開始電圧、制御
量等の制御対象量を一律に設定していたため、受信環境
の状態に個別的に対応して各コントロール回路の制御状
態を可変して設定することができず、受信入力状態を規
定する各要素の内容に対応してノイズ低減効果の向上と
、違和感及び誤動作の減少効果とを両立させることが実
現困難であった。
ところで、近年制御の技術分野では、ファジィ(Fuz
zy )制御と呼ばれる制御の手法が次第に用いられる
ようになってきた。
zy )制御と呼ばれる制御の手法が次第に用いられる
ようになってきた。
このファジィ(Fuzzy )制御は、あいまい(Fu
zzy )な表現を含んだ複数の入力条件に基づき、観
測値がそれらの各あいまいな入力条件に合致する度合い
を個別的に求め、これらの合致度合いを総合的に考慮し
て最良と思われる制御量を推論するようにしている。
zzy )な表現を含んだ複数の入力条件に基づき、観
測値がそれらの各あいまいな入力条件に合致する度合い
を個別的に求め、これらの合致度合いを総合的に考慮し
て最良と思われる制御量を推論するようにしている。
一方、受信入力状態を規定する受信電界強度値、マルチ
パス量等の各要素の大小関係は、いずれも客観的、一義
的に決まるものではなく、あいまいな表現である。例え
ば受信電界強度値が大きいといっても、ある観測された
受信電界強度値が「受信電界強度値が大きい」という条
件に合致する程度は、極めてあいまいである。
パス量等の各要素の大小関係は、いずれも客観的、一義
的に決まるものではなく、あいまいな表現である。例え
ば受信電界強度値が大きいといっても、ある観測された
受信電界強度値が「受信電界強度値が大きい」という条
件に合致する程度は、極めてあいまいである。
したがって、受信入力状態を規定する各要素の大小関係
があいまいな性質の表現となる場合は、ファジィ制御を
用いることにより、受信入力状態を規定する各要素の内
容に個別的に対応し、それらを総合的に考慮して、良好
な制御量の設定を実現することが可能である。
があいまいな性質の表現となる場合は、ファジィ制御を
用いることにより、受信入力状態を規定する各要素の内
容に個別的に対応し、それらを総合的に考慮して、良好
な制御量の設定を実現することが可能である。
本発明は、このファジィ制御の特長に着目し、FMステ
レオ受信機のセパレーションコントロール回路の制御動
作開始点をファジィ制御することにより、FMステレオ
受信機における受信入力状態を規定する各要素の観測値
に個別的に対応して、ノイズ低減効果の向上と、違和感
及び誤動作の減少効果とを両立させるようにしたもので
ある。
レオ受信機のセパレーションコントロール回路の制御動
作開始点をファジィ制御することにより、FMステレオ
受信機における受信入力状態を規定する各要素の観測値
に個別的に対応して、ノイズ低減効果の向上と、違和感
及び誤動作の減少効果とを両立させるようにしたもので
ある。
以下、前述の課題を解決するために本発明が採用した手
段を、第1図を参照して説明する。第1図は、本発明の
基本構成をブロック図で示したものである。
段を、第1図を参照して説明する。第1図は、本発明の
基本構成をブロック図で示したものである。
第1図において、11はセパレーションコントロール回
路であり、ステレオ信号の左右チャンネル信号の分離度
を制御する。
路であり、ステレオ信号の左右チャンネル信号の分離度
を制御する。
12は入力ベクトル発生回路であり、受信入力状態を規
定する受信電界強度値とサブ信号レベル検波値を検出し
、それらを要素とする入力ベクトルを発生する処理を行
う。
定する受信電界強度値とサブ信号レベル検波値を検出し
、それらを要素とする入力ベクトルを発生する処理を行
う。
13はファジィ推論手段であり、入力ベクトル発生回路
からの入力ベクトルを前提条件とし、入力ベクトルの各
要素のメンバーシップ関数で与えられるファジィプロダ
クションルールによりファジィ推論を行う。
からの入力ベクトルを前提条件とし、入力ベクトルの各
要素のメンバーシップ関数で与えられるファジィプロダ
クションルールによりファジィ推論を行う。
14はファジィ制御信号発生回路であり、ファジィ推論
手段の生成した推論結果に基づいて、セパレーションコ
ントロール回路の制御動作開始点を制御するファジィ制
御信号を発生する処理を行つ。
手段の生成した推論結果に基づいて、セパレーションコ
ントロール回路の制御動作開始点を制御するファジィ制
御信号を発生する処理を行つ。
本発明の作用を、第2図を参照して説明する。
第2図は、本発明のファジィ推論処理の一例を説明した
ものである。
ものである。
FMステレオ受信機は、受信入力状態を規定する受信電
界強度値E及びサブ信号レベル検波値SUBを検出し、
それらを要素とする入力ベクトルを入力ベクトル発生回
路12によって発生して、ファジィ推論手段13に入力
する。
界強度値E及びサブ信号レベル検波値SUBを検出し、
それらを要素とする入力ベクトルを入力ベクトル発生回
路12によって発生して、ファジィ推論手段13に入力
する。
ファジィ推論手段13は、入力ムク1ルの各要素につい
てのメンバーシップ関数で与えられるファジィプロダク
ションルールにより、第2図に例示するようなファジィ
推論を行って、ファジィ制御信号を生成する。
てのメンバーシップ関数で与えられるファジィプロダク
ションルールにより、第2図に例示するようなファジィ
推論を行って、ファジィ制御信号を生成する。
第2図において、mA、及びmB、は、入力ベクトル要
素受信電界強度値E及びサブ信号レベル検波値SUBに
ついてのファジィプロダクションルールR1の前件部に
関する各メンバーシップ関数である。mAz及びmB2
は、入力ベクトル要素受信電界強度値E及びサブ信号レ
ベル検波値SUBについてのファジィプロダクションル
ールR2の前件部に関する各メンバーシップ関数である
。
素受信電界強度値E及びサブ信号レベル検波値SUBに
ついてのファジィプロダクションルールR1の前件部に
関する各メンバーシップ関数である。mAz及びmB2
は、入力ベクトル要素受信電界強度値E及びサブ信号レ
ベル検波値SUBについてのファジィプロダクションル
ールR2の前件部に関する各メンバーシップ関数である
。
またmP、−wmPzは、ファジィプロダクションルー
ルR1〜R2の結果(後件部)についての各メンバーシ
ップ関数である。
ルR1〜R2の結果(後件部)についての各メンバーシ
ップ関数である。
これらの各メンバーシップ関数は、入力ベクトル要素受
信電界強度値E及びサブ信号レベル検波(J S U
Bについての各ファジィプロダクションルール毎に、理
論的もしくは実験的に予め設定されている。
信電界強度値E及びサブ信号レベル検波(J S U
Bについての各ファジィプロダクションルール毎に、理
論的もしくは実験的に予め設定されている。
ファジィ推論手段13は、観測された各入力ベクトル要
素受信電界強度値E及びサブ信号レベル検波値St、’
Bについて、対応するファジィプロダクションルールR
1及びR2の前件部の各メンバーシップ関数に基づいて
ファジィ推論を行うことにより、先ず第2図(c)及び
(f)に示すように、各メンバーシップ関数mP、及び
mPzについての推論結果(各メンバーシップ関数m
P +及びmPzにおいて斜線を施された領域部分)を
求める。
素受信電界強度値E及びサブ信号レベル検波値St、’
Bについて、対応するファジィプロダクションルールR
1及びR2の前件部の各メンバーシップ関数に基づいて
ファジィ推論を行うことにより、先ず第2図(c)及び
(f)に示すように、各メンバーシップ関数mP、及び
mPzについての推論結果(各メンバーシップ関数m
P +及びmPzにおいて斜線を施された領域部分)を
求める。
次いで、ファジィ推論手段13は、これらのファジィ推
論結果に基づいて、第2図(のに示すようなメンバーシ
ップ関数mPoを求め、更にこのメンバーシップ関数m
Poより、最終推論結果すなわち制御動作開始点C3を
求める。(以上の各メンバーシップ関数の内容及びそれ
に基づく各推論処理方法の詳細については、実施例の項
で説明する 以上の推論処理により、受信電界強度値Eが大きく、サ
ブ信号レベル検波値SUBが大きくなる程、すなわち受
信状態が良くなる程、制御動作開始点C3の値は小さく
なり、逆に、受信電界強度値Eが小さく、サブ信号レベ
ル検波値SUBが小さくなる程、すなわち受信状態が悪
くなる程、制御動作開始点C3O値は大きくなる。
論結果に基づいて、第2図(のに示すようなメンバーシ
ップ関数mPoを求め、更にこのメンバーシップ関数m
Poより、最終推論結果すなわち制御動作開始点C3を
求める。(以上の各メンバーシップ関数の内容及びそれ
に基づく各推論処理方法の詳細については、実施例の項
で説明する 以上の推論処理により、受信電界強度値Eが大きく、サ
ブ信号レベル検波値SUBが大きくなる程、すなわち受
信状態が良くなる程、制御動作開始点C3の値は小さく
なり、逆に、受信電界強度値Eが小さく、サブ信号レベ
ル検波値SUBが小さくなる程、すなわち受信状態が悪
くなる程、制御動作開始点C3O値は大きくなる。
ファジィ制御動作ファジィ制御信号発生回路14は、フ
ァジィ推論手段15の生成した制御動作開始点C3に基
づいてファジィ制御信号を発生し、セパレーションコン
トロール回路の制?1fl 動作開始点をファジィ制御
する。
ァジィ推論手段15の生成した制御動作開始点C3に基
づいてファジィ制御信号を発生し、セパレーションコン
トロール回路の制?1fl 動作開始点をファジィ制御
する。
これにより、受信電界強度値Eが大きく、サブ信号レベ
ル検波値SUBが大きくなる程、すなわち受信状態が良
くなる程、セパレーションコントロール回路11の制御
動作開始点は低くなるので、セパレーションコントロー
ル回路11はそのセパレーションコントロール動作が開
始しに((なって、セパレーションの良いFMステレオ
信号を再生することができる。すなわち、受信状態が良
好なときは、セパレーションコントロール回路が動作し
ない方が、セパレーションのよいFMステレオ信号を再
生することができる。
ル検波値SUBが大きくなる程、すなわち受信状態が良
くなる程、セパレーションコントロール回路11の制御
動作開始点は低くなるので、セパレーションコントロー
ル回路11はそのセパレーションコントロール動作が開
始しに((なって、セパレーションの良いFMステレオ
信号を再生することができる。すなわち、受信状態が良
好なときは、セパレーションコントロール回路が動作し
ない方が、セパレーションのよいFMステレオ信号を再
生することができる。
一方、受信電界強度値Eが小さく、サブ信号レベル検波
値SUBが小さくなる程、すなわち受信状態が悪くなる
程、セパレーションコントロール回路11の制御動作開
始点は高くなるので、セパレーションコントロール回路
11は、受信入力状態が悪くなると直ちにそのセパレー
ションコントロール動作を開始する。したがって、セパ
レーション特性は低下するが、S/N比が改善されると
ともにノイズレベルが低下するので、FMステレオ再生
信号の品質低下及びノイズによる誤動作を防止すること
ができる。(このファジィ制御動作の詳細については、
実施例の項で説明する)以上のように、本発明はFMス
テレオ受信機におけるセパレーションコントロール回路
11の制御動作開始点をファジィ制御するようにしたの
で、受信入力状態を規定する各要素の観測値に個別的に
対応してセパレーションコントロール回路の制御動作開
始点が制御されるようになり、受信環境の状態に個別的
に対応して、ノイズ低減効果の向上と、違和感及び誤動
作の減少効果とを良好に両立させることができる。
値SUBが小さくなる程、すなわち受信状態が悪くなる
程、セパレーションコントロール回路11の制御動作開
始点は高くなるので、セパレーションコントロール回路
11は、受信入力状態が悪くなると直ちにそのセパレー
ションコントロール動作を開始する。したがって、セパ
レーション特性は低下するが、S/N比が改善されると
ともにノイズレベルが低下するので、FMステレオ再生
信号の品質低下及びノイズによる誤動作を防止すること
ができる。(このファジィ制御動作の詳細については、
実施例の項で説明する)以上のように、本発明はFMス
テレオ受信機におけるセパレーションコントロール回路
11の制御動作開始点をファジィ制御するようにしたの
で、受信入力状態を規定する各要素の観測値に個別的に
対応してセパレーションコントロール回路の制御動作開
始点が制御されるようになり、受信環境の状態に個別的
に対応して、ノイズ低減効果の向上と、違和感及び誤動
作の減少効果とを良好に両立させることができる。
〔実施例]
本発明の一実施例を、第3図〜第5図を参照して説明す
る。第3図は本発明の一実施例の入力ベクトル発生回路
の説明図、第4図は同実施例のファジィ推論処理の説明
図、第5図は同実施例のファジィ制御信号発生回路の説
明図である。
る。第3図は本発明の一実施例の入力ベクトル発生回路
の説明図、第4図は同実施例のファジィ推論処理の説明
図、第5図は同実施例のファジィ制御信号発生回路の説
明図である。
次に説明する本発明の一実施例において、入力ベクトル
の要素は、受信電界強度値E及びFMステレオ信号中の
サブ信号レベル検波値SUBの2個であり、ファジィプ
ロダクションルールは、R1及びR2の2ルールである
とする。
の要素は、受信電界強度値E及びFMステレオ信号中の
サブ信号レベル検波値SUBの2個であり、ファジィプ
ロダクションルールは、R1及びR2の2ルールである
とする。
(A)入力ベクトルの作成
第3図は、入力ベクトルの要素である受信電界強度値E
及びサブ信号レベル検波値SUBを発生する入力ベクト
ル発生回路12を示したものである。
及びサブ信号レベル検波値SUBを発生する入力ベクト
ル発生回路12を示したものである。
入力ベクトル発生回路12には、一方の入力として第1
0図で説明したSメータ等のレベル検出回路31の発生
するレベル検出信号Sが入力される。
0図で説明したSメータ等のレベル検出回路31の発生
するレベル検出信号Sが入力される。
また、他方の入力として、第6図で説明したFM検波回
路24で復調されたFMコンポジ、ト信号CCが、直接
に又は増幅回路25を介して入力される。
路24で復調されたFMコンポジ、ト信号CCが、直接
に又は増幅回路25を介して入力される。
入力ベクトル発生回路12は、入力されたレベル検出信
号Sを、入力ベクトルの一要素である受信電界強度(1
!Eとして出力する。
号Sを、入力ベクトルの一要素である受信電界強度(1
!Eとして出力する。
一方、FMコンポジット信号CCは、帯域フィルタ12
1によりFMステレオ信号中のサブ信号部分を取り出さ
れ、検波器122に供給される。
1によりFMステレオ信号中のサブ信号部分を取り出さ
れ、検波器122に供給される。
検波器122はAM検波によりサブ信号のレベルを検出
し、入力ベクトルの他の要素であるサブ信号レベル検波
値SUBとして出力する。
し、入力ベクトルの他の要素であるサブ信号レベル検波
値SUBとして出力する。
(B)ファジィ推論処理
ファジィ推論手段13で行われる本実施例のファジィ推
論処理を、第4図を参照して説明する。
論処理を、第4図を参照して説明する。
本実施例のファジィ推論処理においては、次の2つのフ
ァジィプロダクションルールR1及びR2並びに各ファ
ジィプロダクションルールを与えるメンバーシップ関数
が設定される。
ァジィプロダクションルールR1及びR2並びに各ファ
ジィプロダクションルールを与えるメンバーシップ関数
が設定される。
これらのファジィプロダクションルール及びメンバーシ
ップ関数は、受信電界強度値E及びサブ信号レベル検波
値SUBに対応して良好の受信状態が得られるように、
理論的又は実験的に設定される。
ップ関数は、受信電界強度値E及びサブ信号レベル検波
値SUBに対応して良好の受信状態が得られるように、
理論的又は実験的に設定される。
(1)ファジィプロダクションルールR1■ 前提条件
(IF): aI :受信電界レベルが大きい。
(IF): aI :受信電界レベルが大きい。
bl :サブ信号レベルが大きい。
■ 結果(後件部、THEN):
セパレーションコントロール回路の制御動作間始点を低
くする(セパレーションコントロール回路の制御動作を
開始しにくくする)。
くする(セパレーションコントロール回路の制御動作を
開始しにくくする)。
(2)ファジィプロダクションルールR1の各メンバー
シップ関数: ■ 前提条件a、のメンバーシップ関数mA、:第4図
(a)は、前提条件alすなわち受信電界レベルの大き
らしさを与えるメンバーシップ関数mA、を示したもの
である。
シップ関数: ■ 前提条件a、のメンバーシップ関数mA、:第4図
(a)は、前提条件alすなわち受信電界レベルの大き
らしさを与えるメンバーシップ関数mA、を示したもの
である。
メンバーシップ関数mA、において、横軸は受信電界強
度Eを示し、縦軸は前提条件a1に当てはまる度合いを
示し、前提条件a1に完全に当てはまるときの度合いの
値は1であり、前提条件a1に完全に当てはまらないと
きの度合いの値はOである。図は、受信電界強度Eが大
きくなるに従って、前提条件a1に当てはまる度合いが
大きくなって行くことを示している。
度Eを示し、縦軸は前提条件a1に当てはまる度合いを
示し、前提条件a1に完全に当てはまるときの度合いの
値は1であり、前提条件a1に完全に当てはまらないと
きの度合いの値はOである。図は、受信電界強度Eが大
きくなるに従って、前提条件a1に当てはまる度合いが
大きくなって行くことを示している。
■ 前提条件す、のメンバーシップ関数mB、:第4図
(b)は、前提条件b1すなわちサブ信号レベルの大き
らしさを与えるメンバーシップ関数mB、を示したもの
である。
(b)は、前提条件b1すなわちサブ信号レベルの大き
らしさを与えるメンバーシップ関数mB、を示したもの
である。
メンバーシップ関数mB、において、横軸はサブ信号レ
ベル検波値SUBを示す。縦軸は前提条件す、に当ては
まる度合いを示し、前提条件す、に完全に当てはまると
きの度合いの値は1であり、前提条件す、に完全に当て
はまらないときの度合いの値はOである。
ベル検波値SUBを示す。縦軸は前提条件す、に当ては
まる度合いを示し、前提条件す、に完全に当てはまると
きの度合いの値は1であり、前提条件す、に完全に当て
はまらないときの度合いの値はOである。
図は、サブ信号レベル検波値SUBが大きくなるに従っ
て、前提条件す、に当てはまる度合いが大きくなって行
くことを示している。
て、前提条件す、に当てはまる度合いが大きくなって行
くことを示している。
■ 結果を与えるメンバーシップ関数mP。
第4図(c)は、結果すなわちセパレーションコントロ
ール回路11の制御動作開始点C3を与えるメンバーシ
ップ関数mP、を示したものである。
ール回路11の制御動作開始点C3を与えるメンバーシ
ップ関数mP、を示したものである。
メンバーシップ関数mP、において、横軸は制御動作開
始点C3を示す。縦軸は結果に当てはまる度合いを示し
、結果に完全に当てはまるときの度合いの値は1であり
、結果に完全に当てはまらないときの度合いの値は0で
ある。図は、制御動作開始点C3が大きくなるに従って
、結果に当てはまる度合いが小さくなって行くことを示
している。
始点C3を示す。縦軸は結果に当てはまる度合いを示し
、結果に完全に当てはまるときの度合いの値は1であり
、結果に完全に当てはまらないときの度合いの値は0で
ある。図は、制御動作開始点C3が大きくなるに従って
、結果に当てはまる度合いが小さくなって行くことを示
している。
(3)ファジィプロダクションルールR2■ 前提条件
(IF): a2 :受信電界レベルが小さい。
(IF): a2 :受信電界レベルが小さい。
b2 :サブ信号レベルが小さい。
■ 結果(後件部、THEN):
セパレーションコントロール回路の制御動作開始点を高
くする(セパレーションコントロール回路の制御動作を
開始し易くする)。
くする(セパレーションコントロール回路の制御動作を
開始し易くする)。
(4) ファジィプロダクションルールR21の各メ
ンバーシップ関数: ■ 前提条件a2のメンバーシップ関数mA2:第4図
(d)は、前提条件a2すなわち受信電界レベルの小さ
らしさを与えるメンバーシップ関数mA2を示したもの
である。
ンバーシップ関数: ■ 前提条件a2のメンバーシップ関数mA2:第4図
(d)は、前提条件a2すなわち受信電界レベルの小さ
らしさを与えるメンバーシップ関数mA2を示したもの
である。
メンバーシップ関数mAzの内容は、メンバーシップ関
数mA、と同様であるが、メンバーシップ関数mA、と
は逆に、受信電界強度Eが大きくなるに従って、前提条
件a2に当てはまる度合いが小さくなって行くことを示
している。
数mA、と同様であるが、メンバーシップ関数mA、と
は逆に、受信電界強度Eが大きくなるに従って、前提条
件a2に当てはまる度合いが小さくなって行くことを示
している。
■ 前提条件b2のメンハーシン−プ関数mB2:第4
図(e)は、前提条件b2すなわちサブ信号レベルの小
さらしさを与えるメンバーシップ関数mBzを示したも
のである。
図(e)は、前提条件b2すなわちサブ信号レベルの小
さらしさを与えるメンバーシップ関数mBzを示したも
のである。
メンバーシップ関数mBzの内容は、メンバーシップ関
数mB、と同様であるが、メンバーシップ関数mB、と
は逆に、サブ信号レベル検波値SUBが大きくなるに従
って、前提条件b2に当てはまる度合いが小さくなって
行くことを示している。
数mB、と同様であるが、メンバーシップ関数mB、と
は逆に、サブ信号レベル検波値SUBが大きくなるに従
って、前提条件b2に当てはまる度合いが小さくなって
行くことを示している。
■ 結果を与えるメンバーシップ関数mP2第4図(f
)は、結果すなわち制御動作開始点C3を与えるメンバ
ーシップ関数mPzを示したものである。
)は、結果すなわち制御動作開始点C3を与えるメンバ
ーシップ関数mPzを示したものである。
メンバーシップ関数mPzの内容は、メンバーシップ関
数mP、と同様であるが、メンバーシップ関数mP、と
は逆に、制御動作開始点C3が大きくなるに従って、結
果に当てはまる度合いが大きくなって行くことを示して
いる。
数mP、と同様であるが、メンバーシップ関数mP、と
は逆に、制御動作開始点C3が大きくなるに従って、結
果に当てはまる度合いが大きくなって行くことを示して
いる。
(5) ファジィ推論処理
ファジィ推論手段13で行われるファジィ推論処理を、
その推論手順に従って説明する。
その推論手順に従って説明する。
■ 入力ベクトル中の受信電界強度Eに対するメンバー
シップ関数mA+及びmAzの値が求められ、第4図(
a)及び(d)より、それぞれい及びu2の値が得られ
る。
シップ関数mA+及びmAzの値が求められ、第4図(
a)及び(d)より、それぞれい及びu2の値が得られ
る。
■ 入力ベクトル中の制御動作開始点C3に対するメン
バーシップ関数m B +及びmB2の値が求められ、
第4図(b)及び(e)より、それぞれV、及びv2の
値が得られる。
バーシップ関数m B +及びmB2の値が求められ、
第4図(b)及び(e)より、それぞれV、及びv2の
値が得られる。
■ 先ず、ファジィプロダクションルールR1による推
論処理が行われる。
論処理が行われる。
受信電界強度E及びサブ信号レベル検波値SUBに対応
する各メンバーシップ関数の値より、メンバーシップ関
数mA+及びメンバーシップ関数m B + がファジ
ィプロダクションルールR1に合致(ソフトマツチング
)する度合いを求める方法は各種あるが、本実施例にお
いては最小法か用いられる。
する各メンバーシップ関数の値より、メンバーシップ関
数mA+及びメンバーシップ関数m B + がファジ
ィプロダクションルールR1に合致(ソフトマツチング
)する度合いを求める方法は各種あるが、本実施例にお
いては最小法か用いられる。
最小法では、ファジィプロダクションルールを与える各
メンバーシップ関数の入力ベクトルに対する度合い値の
最小値が、各メンバーシップ関数のファジィプロダクシ
ョンルールに合致する度合いの値として選出される。
メンバーシップ関数の入力ベクトルに対する度合い値の
最小値が、各メンバーシップ関数のファジィプロダクシ
ョンルールに合致する度合いの値として選出される。
受信電界強度E及びサブ信号レベル検波値SUBに対応
するメンバーシップ関数mA及びmB、の値u、及びV
lの大小関係は、u、>vlであるので、最小法により
メンバーシップ関数mA、及びmB、がファジィプロダ
クションルールR1に合致する度合いの値として、V、
が選出される。
するメンバーシップ関数mA及びmB、の値u、及びV
lの大小関係は、u、>vlであるので、最小法により
メンバーシップ関数mA、及びmB、がファジィプロダ
クションルールR1に合致する度合いの値として、V、
が選出される。
ファジィプロダクションルールR1に合致する度合いの
値は■1であるので、ファジィプロダクションルールR
1による推論結果を与えるメンバーシップ関数mP、
は、Yagerの頭切り方法により、第4図(c)に示
すように、V、より低い領域部分で示される。
値は■1であるので、ファジィプロダクションルールR
1による推論結果を与えるメンバーシップ関数mP、
は、Yagerの頭切り方法により、第4図(c)に示
すように、V、より低い領域部分で示される。
■ 次に、ファジィプロダクションルールR2による推
論処理が行われる。
論処理が行われる。
ファジィプロダクションルールR1の場合と同様に、受
信電界強度E及びサブ信号レベル検波値SOBに対応す
るメンバーシップ関数mA2及びmBzの値u2及びv
2の大小関係は、uz<v2であるので、最小法により
、メンバーシップ関数mA2及びmB2がファジィプロ
ダクションルールR2に合致する度合いの値として、u
2が選出される。
信電界強度E及びサブ信号レベル検波値SOBに対応す
るメンバーシップ関数mA2及びmBzの値u2及びv
2の大小関係は、uz<v2であるので、最小法により
、メンバーシップ関数mA2及びmB2がファジィプロ
ダクションルールR2に合致する度合いの値として、u
2が選出される。
ファジィプロダクションルールR2に合致する度合いの
値はu2であるので、ファジィプロダクションルールR
1により推論結果を与えるメンバーシップ関数mPzは
、Yagerの頭切り方法により、第4図(f)に斜線
で示すようにu2より低い領域部分で示される。
値はu2であるので、ファジィプロダクションルールR
1により推論結果を与えるメンバーシップ関数mPzは
、Yagerの頭切り方法により、第4図(f)に斜線
で示すようにu2より低い領域部分で示される。
■ ファジィプロダクションルールR1及びR2によっ
て求められた前記■及び■の結果に基づいて、最終の推
論結果を求める方法にも各種の方法があるが、本実施例
においては、重心法が用いられる。
て求められた前記■及び■の結果に基づいて、最終の推
論結果を求める方法にも各種の方法があるが、本実施例
においては、重心法が用いられる。
重心法では、先ず第4図(c)及び(f)に示す各メン
バーシップ関数mP、及びmPz (斜線領域部分)
をMAX合成法により重ね合わせて、第4図(栃に示す
ように合成メンバーシップ関数mPoを台底する。
バーシップ関数mP、及びmPz (斜線領域部分)
をMAX合成法により重ね合わせて、第4図(栃に示す
ように合成メンバーシップ関数mPoを台底する。
次いで、この合成メンバーシップ関数m P 。
の重心の横軸座標値を最終推論結果、すなわち制御動作
開始点C3として出力する。
開始点C3として出力する。
以上の推論処理により、受信電界強度値Eが大きく、サ
ブ信号レベル検波値SUBが太き(なる程、すなわち受
信状態が良くなる程、制御動作開始点C3の値は小さく
なり、逆に、受信電界強度値Eが小さく、サブ信号レベ
ル検波値SUBが小さくなる程、すなわち受信状態が悪
くなる程、制御動作開始点CSO値は大きくなる。
ブ信号レベル検波値SUBが太き(なる程、すなわち受
信状態が良くなる程、制御動作開始点C3の値は小さく
なり、逆に、受信電界強度値Eが小さく、サブ信号レベ
ル検波値SUBが小さくなる程、すなわち受信状態が悪
くなる程、制御動作開始点CSO値は大きくなる。
(c)ファジィ制御動作
第5図を参照して、本実施例のファジィ制御信号発生回
路14の構成及びそのファジィ制御動作について説明す
る。
路14の構成及びそのファジィ制御動作について説明す
る。
第5図において、トランジスタ141〜トランジスタ1
44、抵抗R1〜抵抗R3、参照電源VS、定電漆原1
1及びI2は、差動増幅器を構成する。
44、抵抗R1〜抵抗R3、参照電源VS、定電漆原1
1及びI2は、差動増幅器を構成する。
また、トランジスタ145〜トランジスタ148及び抵
抗R4〜抵抗R1は、差動増幅器の出力に対する増幅回
路を構成する。
抗R4〜抵抗R1は、差動増幅器の出力に対する増幅回
路を構成する。
トランジスタ146とトランジスタ148の接続点には
、負荷抵抗RLの一端が接続され、この接続点より制御
動作点電圧が出力される。負荷抵抗R1の他端は、電源
Vcに接続される。
、負荷抵抗RLの一端が接続され、この接続点より制御
動作点電圧が出力される。負荷抵抗R1の他端は、電源
Vcに接続される。
15はセパレーション制御回路であり、セパレーション
コントロール回路11の行うセパレーションコントロー
ル動作を制御する。
コントロール回路11の行うセパレーションコントロー
ル動作を制御する。
この構成において、ファジィ推論手段13で求められた
制御動作開始点C5は、差動増幅器を構成するトランジ
スタ143のヘースに入力される。
制御動作開始点C5は、差動増幅器を構成するトランジ
スタ143のヘースに入力される。
制御動作開始点C3と参照電圧Vsとの差動出力は、ト
ランジスタ145〜トランジスタ148等で構成される
増幅回路で増幅され、ファジィ制御信号としてセパレー
ション制御回路15に供給される。
ランジスタ145〜トランジスタ148等で構成される
増幅回路で増幅され、ファジィ制御信号としてセパレー
ション制御回路15に供給される。
一方、セパレーション制御回路15には、図示しない受
信電界レベル検出回路(第6図のレベル検出回路31)
の出力が制御電圧として入力されている。
信電界レベル検出回路(第6図のレベル検出回路31)
の出力が制御電圧として入力されている。
セパレーション制御回路15は、レベル検出回路からの
制御電圧のレベルが、ファジィ制御信号発生回路14か
ら入力されたファジィ制御信号発生回路すなわち制御動
作開始点C3を越えたときに、レベル検出回路からの制
御電圧によるセパレーションコントロール回路11に対
する制御を開始して、セパレーションコントロールを行
う。
制御電圧のレベルが、ファジィ制御信号発生回路14か
ら入力されたファジィ制御信号発生回路すなわち制御動
作開始点C3を越えたときに、レベル検出回路からの制
御電圧によるセパレーションコントロール回路11に対
する制御を開始して、セパレーションコントロールを行
う。
これにより、受信電界強度値Eが大きく、サブ信号レベ
ル検波値SUBが大きくなる程、すなわち受信状態が良
くなる程、セパレーションコントロール回路11の制御
動作開始点は低くなるので、セパレーションコントロー
ル回路11はそのセパレーションコントロール動作が開
始しにくくなって、セパレーションの良いFMステレオ
信号を再生することができる。すなわち、受信状態が良
好なときは、セパレーションコントロール回路が動作し
ない方が、セパレーションのよいFMステレオ信号を再
生することができる。
ル検波値SUBが大きくなる程、すなわち受信状態が良
くなる程、セパレーションコントロール回路11の制御
動作開始点は低くなるので、セパレーションコントロー
ル回路11はそのセパレーションコントロール動作が開
始しにくくなって、セパレーションの良いFMステレオ
信号を再生することができる。すなわち、受信状態が良
好なときは、セパレーションコントロール回路が動作し
ない方が、セパレーションのよいFMステレオ信号を再
生することができる。
一方、受信電界強度値Eが小さく、サブ信号レベル検波
値SUBが小さくなる程、すなわち受信状態が悪くなる
程、セパレーションコントロール回路11の制御動作開
始点は高くなるので、セパレーションコントロール回路
11は、受信入力状態が悪くなると直ちにそのセパレー
ションコントロール動作を開始する。したがって、セパ
レーション特性は低下するが、S/N比が改善されると
ともにノイズレベルが低下するので、FMステレオ再生
信号の品質低下及びノイズによる誤動作を防止すること
ができる。
値SUBが小さくなる程、すなわち受信状態が悪くなる
程、セパレーションコントロール回路11の制御動作開
始点は高くなるので、セパレーションコントロール回路
11は、受信入力状態が悪くなると直ちにそのセパレー
ションコントロール動作を開始する。したがって、セパ
レーション特性は低下するが、S/N比が改善されると
ともにノイズレベルが低下するので、FMステレオ再生
信号の品質低下及びノイズによる誤動作を防止すること
ができる。
以上本発明の一実施例について説明したが、本発明は、
この実施例に限定されるものではない。
この実施例に限定されるものではない。
例えば、各ファジィプロダクションルール及びこれら各
ルールを与える各メンバーシップ関数の特性は、第2図
の特性に限定されるものでない。
ルールを与える各メンバーシップ関数の特性は、第2図
の特性に限定されるものでない。
また、各ファジィプロダクションルールの前件部を与え
る各メンバーシップ関数による推論結果に基づいて最終
の推論結果、すなわち動作感度点SEを得る手法として
、実施例で清明した重心法の他に、MAX−MIN法等
の公知の各種のO法を使用することができる。
る各メンバーシップ関数による推論結果に基づいて最終
の推論結果、すなわち動作感度点SEを得る手法として
、実施例で清明した重心法の他に、MAX−MIN法等
の公知の各種のO法を使用することができる。
以上説明したように、本発明は、FMステレオ受信機の
セパレーションコントロール回路の制御動作開始点をフ
ァジィ制御するようにしたので、受信入力状態を規定す
る各要素の観測値に個別的に対応してセパレーションコ
ントロール回路の制御動作開始点が制御されるようにな
り、受信環境の状態の観測値に個別的に対応して、ノイ
ズ低減効果の向上と、違和感及び誤動作の減少効果とを
良好に両立させることができる。
セパレーションコントロール回路の制御動作開始点をフ
ァジィ制御するようにしたので、受信入力状態を規定す
る各要素の観測値に個別的に対応してセパレーションコ
ントロール回路の制御動作開始点が制御されるようにな
り、受信環境の状態の観測値に個別的に対応して、ノイ
ズ低減効果の向上と、違和感及び誤動作の減少効果とを
良好に両立させることができる。
第1図は本発明の基本構成の説明図、
第2図は本発明のファジィ推論処理の説明図、第3図は
本発明の各実施例の入力ベクトル発生回路の説明図、 第4図は本発明の一実施例のファジィ推論処理の説明図
、 第5図は同実施例のファジィ制御信号発生回路の説明図
、 第6図は従来のFMステレオ受信機の構成の説明図、 第7図は従来のFMステレオ受信機の各コントロール回
路の特性制御動作の説明図である。 第1図において、 11−セパレーションコントロール回路、12−・入力
ベクトル発生回路、13−ファジィ推論手段、14−フ
ァジィ制御信号発生回路。
本発明の各実施例の入力ベクトル発生回路の説明図、 第4図は本発明の一実施例のファジィ推論処理の説明図
、 第5図は同実施例のファジィ制御信号発生回路の説明図
、 第6図は従来のFMステレオ受信機の構成の説明図、 第7図は従来のFMステレオ受信機の各コントロール回
路の特性制御動作の説明図である。 第1図において、 11−セパレーションコントロール回路、12−・入力
ベクトル発生回路、13−ファジィ推論手段、14−フ
ァジィ制御信号発生回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 セパレーションコントロール回路を備えたFMステレオ
受信機におけるノイズ低減回路において、(a)受信入
力状態を規定する受信電界強度値とサブ信号レベル検波
値を検出し、それらを要素とする入力ベクトルを発生す
る入力ベクトル発生回路と、 (b)入力ベクトル発生回路からの入力ベクトルを前提
条件とし、入力ベクトルの各要素のメンバーシップ関数
で与えられるファジィプロダクションルールによりファ
ジィ推論を行うファジィ推論手段と、 (c)ファジィ推論手段の生成した推論結果に基づいて
、セパレーションコントロール回路の制御動作開始点を
制御するファジィ制御信号を発生するファジィ制御信号
発生回路、を備えたことを特徴とするノイズ低減回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5659990A JPH03259624A (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | ノイズ低減回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5659990A JPH03259624A (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | ノイズ低減回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03259624A true JPH03259624A (ja) | 1991-11-19 |
Family
ID=13031681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5659990A Pending JPH03259624A (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | ノイズ低減回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03259624A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1538759A1 (en) * | 2003-12-03 | 2005-06-08 | Pioneer Corporation | Adaptive FM receiver with multipath filter |
WO2006054702A1 (ja) * | 2004-11-18 | 2006-05-26 | Pioneer Corporation | 受信装置および受信方法 |
US8929558B2 (en) | 2009-09-10 | 2015-01-06 | Dolby International Ab | Audio signal of an FM stereo radio receiver by using parametric stereo |
-
1990
- 1990-03-09 JP JP5659990A patent/JPH03259624A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1538759A1 (en) * | 2003-12-03 | 2005-06-08 | Pioneer Corporation | Adaptive FM receiver with multipath filter |
WO2006054702A1 (ja) * | 2004-11-18 | 2006-05-26 | Pioneer Corporation | 受信装置および受信方法 |
US8929558B2 (en) | 2009-09-10 | 2015-01-06 | Dolby International Ab | Audio signal of an FM stereo radio receiver by using parametric stereo |
US9877132B2 (en) | 2009-09-10 | 2018-01-23 | Dolby International Ab | Audio signal of an FM stereo radio receiver by using parametric stereo |
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