JPH03259475A - トラック追従制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気ディスク装置等に使用するトラック追従
制御装置に関する。

従来の技術 従来、磁気ディスク装置では高トラック密度化に併ない
、データの記録再生幅が狭まるのに対応してトラック追
従制御が行なわれてきた。これはトラック上に複数のサ
ーボマクンを一組とするサーボ領域を配置し位置誤差信
号を発生させ、この位置誤差信号が小さくなる様に、ア
クチュエータに指令を与え、記録再生ヘッドを所望のデ
ータトラックに位置決めするものである。

以下図面を用いながら従来のトラック追従制御装置につ
いて説明する。第５図はデータトラ、りのセクタごとに
サーボ領域を設けたセクタサーボによるトラック追従制
御装置の構成図であり、実施例を示す第１図と同し部分
については同し符号を付した。

記録再生ヘッドｌから再生されたディスク上の信号はア
ンプ２により増幅され再生信号３としてサーボ領域検出
手段６、サーボマーク検出手段５、測定タイミング信号
生成手段４及び再生出力レヘル測定手段７に入力される
。第３図にはディスク上に書かれたデータトラックとサ
ーボ領域の一例を示している。記録再生ヘッド１が通過
する際の再生信号３は図の様にサーボマークによってあ
らかしめ定められた時間間隔を有する信号列となりその
大きさは記録再生ヘッド１とサーボマークの重なり幅に
比例する。測定タイミング信号生成手段４はサーボマー
ク上での再生出力の大きさを測定するタイミングとなる
サーボ出力測定タイミング信号８を発生し、これにより
再生出力レヘル測定手段７が動作しサーボレベル信号９
を発生する。

またサーボマーク検出手段５は再生信号３のうちサーボ
マークとしてあらかしめ定められたパルス列を検出し、
そのサーボマークの種別を示すサーボマーク識別信号１
０を発生し、サーボ信号記憶手段１１に出力する。サー
ボ信号記憶手段１１はサーボレベル信号９とサーボマー
ク識別信号１０をサーボマークに対応させて記憶する。

サーボ領域検出手段６は一つのサーボ領域のまとまりを
検出し、位置誤差信号生成タイミング信号１２を位置誤
差信号−夕から位置誤差信号１４が算出される。制御手
段１５はこの位置誤差信号１４に所定の演算を施し記録
再生へノドｌを移動させるヘッドアクチュエータ１７に
目標位置を示す位置指令信号１６を出力する。

次に位置誤差信号１４の算出方法について説明する。再
生信号３の大きさは記録再生へノド１がサーボマークを
通過する時の重なり幅に比例しこの大きさを再生出力レ
ヘル測定手段７により求める。

第３図においてサーボマークＡ及びＢを通過する時のサ
ーボレベル信号９をそれぞれＶＡ、Ｖ、とすると位置誤
差信号１４は例えば として求めることができ、二〇Ｔ、が小さくなる様に制
御手段１５はへノドアクチュエータ１７に位置指令信号
１６を出し、記録再生ヘッド１をデータトラックに正確
に位置決めすることができる。

以上のに様に上記従来のトラック追従制御装置でも位ｆ
ｆｆｉ差が求まり位置決めを行なうことができる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来のトラック追従制御装置では前述
の様にサーボマークが少なくとも２つ以上サーボ領域で
検出できないと位置誤差信号が算出できず記録再生ヘッ
ド１をデータトラック上に位置決めできないという問題
があった。つまり例えば第３図で記録再生ヘッド１がデ
ータトラックの中心からある程度オフトラックするとＡ
又はＢのサーボマークとの重なりが小さくなり再生信号
３の振幅が小さくなるためサーボマークを検出できなく
なる。このため磁気ディスクのデータ面上で記録再生ヘ
ッド１の位置を他のデータトラックへ移動させるシーク
動作を行った時や、あるいはフロンピーディスク装置の
様に記録媒体を交換した時などに、記録再生ヘッド１が
データトラックの中心からずれてしまう現象が発生した
場合、位置決めができなくなる。そのため従来は磁気デ
ィスク装置を構成する部分の機械的精度をあげたりまた
第４図に示す様にデータトラック上にもサーボマークＳ
１を配置するなどしてサーボマークを検出しやすくして
いたが、近年の高トラツク密度化に併ないデータトラッ
クピッチが狭まると再生信号の振幅が小さくなるうえに
記録再生ヘッドの位置決め誤差が相対的に大きくなるた
めサーボマークの検出率が悪化しトラック追従制御がで
きないという問題が発生している。

本発明は上記問題を解決するために、補助のサーボマー
ク（Ｓｌ）をディスク面上に配置しなくてもサーボマー
クの検出率が悪化せず高精度のトラック追従制御のでき
る優れたトラック追従制御装置を提出することを目的と
する。

課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するために、位置オフセント信
号発生手段により、記録再生ヘッドがデータトラックの
中心からずれて位置誤差信号が生成できない場合でも位
置誤差信号を生成させ、記録再生ヘッドを微少量移動さ
せて、トラック追従動作を行うという構成にしたもので
ある。

作用 本発明は、上記のような構成により、サーボマ−クが検
出できず位置誤差信号が生成できない場合でも、動作モ
ードに応して位置オフセント信号を発生し、記録再生ヘ
ッドを微少量移動させ、位置誤差信号を生成できる位置
に送ることにより、データトラック上に位置決めできる
。ことを特徴とするトラック追従制御装置を提供するも
のである。

実施例 第１図は本発明の一実施例の構成を示すものである。以
下図面を用いながら本実施例の構成と動作について説明
する。

記録再生ヘッド１．アンプ２．測定タイミング信号生成
手段４．サーボマーク検出手段５．サーボ領域検出手段
６．再生出力レベル測定手段７サーポ信号記憶手段１１
．ヘッドアクチュエータ１７の動作と発生する信号につ
いては従来例での説明と同しである。またディスク上に
書かれたデータトラックとサーボ領域の一例は第３図、
第４図の様である。

位置誤差信号生成手段１３は、サーボ領域の一つのまと
まりを示す位置誤差信号生成タイミング信号１２が発生
したにもかかわらずサーボマークが１つしかない時など
位置誤差信号１４を生成できない場合には、そのサーボ
領域でのサーボマーク不良を示すサーボデータネ良信号
１８を位置オフセット信号発生手段１９に出力する。制
御手段１５はシークの直後など記録再生ヘッドｌがデー
タトラックに追従していない時には動作モード信号２０
により位置オフセント信号発生手段１９に位置オフセッ
ト信号２１を発生する様に指令し、加算器２２が前記位
置誤差信号１４と位置オフセット信号２１を加算する。

さらに制御手段１５はこの値により位置指令信号１６を
ヘッドアクチュエータ１７に出力することでヘッド１を
微少量移動させる。この時位置オフセット信号発生手段
１９は、記録再生ヘッド１がデータトラックに十分近く
まで近づいていないというフォローインモードであるこ
とを動作モード信号２０が示している間、サーボデータ
ネ良信号１８が発生するのに応して位置オフセット信号
２１を発生しつづけている。

第２図により前記の動作例を時間に従って説明する。時
刻Ａ０からＡ、の間、サーボ領域に対応して位置誤差信
号生成タイミング信号１２を発生し、位置誤差信号１４
に従って、位置指令信号１６が出力される。ｔ、からｔ
２の時はシーク中であり記録再生へラド１がデータトラ
ックを横切っていき、サーボデータネ良信号１８が発生
したりしなかったりする位置オフセット信号２１はφで
ある。Ａ２でシークが終了し動作モード信号２０がフォ
ローイン動作を示すがこの時記録再生ヘッド１がデータ
トラックの中心からずれておりサーボデータネ良信号１
８が発生すると位置オフセット信号２１が順次変化し記
録再生ヘッド１を微少量ずつ移動させていく。ｔ、にお
いて位置誤差信号１４が算出できるとかわりに位置オフ
セット信号２１がφになり動作モード信号２０が変化し
これ以降はトラック追従動作が位置誤差信号１４をもと
に行なわれる。

以上の様にサーボマークが検出できず位置誤差信号が生
成できない場合でも記録再生ヘッドを微少量移動させる
ことにより位置誤差信号が生成できる位置まで送るよう
にすることでトラック追従制御を行うことができる。

なお本実施例ではサーボ領域の間で位置指令信号１６が
一定であるとしたが何らかの演算により補関し、サーボ
領域の間で変化する様に構成しても同様である。

発明の効果 本発明は上記実施例により明らかな様に、位置オフセン
ト信号発生手段により、記録再生ヘッドがデータトラッ
クの中心からずれて位置誤差信号が生成できない場合で
も、記録再生ヘッドを微少量移動させることで位置誤差
信号を生成させ、トラック追従動作をさせるという構成
にしたので補助のサーボマークをディスク面上に配置し
なくてもサーボマークの検出率が悪化せず高精度のトラ
ック追従制御ができるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるトラック追従制御装
置の概略ブロック図、第２図は同装置の動作例を示す図
、第３図及び第４図は同装置のす図 一ポマークの配置図、第５図は従来のトラック追従制御
装置の概略ブロック図である。 ■・・・・・・記録再生ヘッド、２・・・・・・アンプ
、４・・・・・・測定タイミング信号生成手段、５・・
・・・・サーボマーク検出手段、６・・・・・・サーボ
領域検出手段、７・・・・・・再生出力レベル測定手段
、１１・・・・・・サーボ信号記憶手段、１３・・・・
・・位置誤差信号生成手段、１５・・・・・・制御手段
、１７・・・・・・ヘッドアクチュエータ、１９・・・
・・・位置オフセント信号発生手段、２２・・・・・・
加算器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回転する磁気記録媒体上の記録トラックの中心線から一
   定間隔離れた位置に設けられた複数の種類のサーボマー
   クを検出することにより、記録トラックに対する記録再
   生ヘッドの位置を制御するトラック追従制御装置本体と
   、上記記録再生ヘッドがデータトラックの中心から大幅
   に離れて位置誤差信号が生成できない場合には、所定の
   位置誤差信号を生成させる位置オフセット信号発生手段
   と、この位置オフセット信号発生手段の出力信号および
   上記所定の位置誤差信号の双方から上記記録再生ヘッド
   を微少量移動させるヘッドアクチュエータとを備えたト
   ラック追従制御装置。