JPH03258306A - 沈砂池構造 - Google Patents

沈砂池構造

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JPH03258306A
JPH03258306A JP5463690A JP5463690A JPH03258306A JP H03258306 A JPH03258306 A JP H03258306A JP 5463690 A JP5463690 A JP 5463690A JP 5463690 A JP5463690 A JP 5463690A JP H03258306 A JPH03258306 A JP H03258306A
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sand
pressure water
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pressurized water
settling basin
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Takashi Ito
隆 伊藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は下水処理施設や浄水施設などの水処理設備にお
ける沈砂池構造に関する。
従来の技術 従来、下水処理施設や浄水施設においては流入下水や取
水した原水から沈砂などの濁質骨を除去する設備として
沈砂池が設けられている。そして、沈砂池には底部に堆
積した沈砂を沈砂ピットにかき寄せる装置が設けられて
おり、かき寄せ装置としては、フライトコンベア、スク
リューコンベア、ミードなどの機械的動作により沈砂を
かき寄せる装置と、沈砂池の底部に設置した円筒形の圧
力水噴射ノズルから噴射する圧力水のジェット水流によ
って沈砂をかき寄せるものがあった。
発明が解決しようとする課題 しかし、上記した従来の機械的動作を行うかき寄せ装置
を用いる沈砂池においては、降雨時などに濁質分が増加
して沈砂池に堆積する沈砂量が急増した場合には、可動
部分が沈砂に埋没して駆動不能となることがあった。さ
らに、機械的動作に伴う摩耗が激しくメンテナンスを要
する問題があった。また、ジェット水流により沈砂をか
き寄せる装置を用いる沈砂池においては、圧力水の噴射
時間が10〜30分必要であり、圧力水として使用する
積算水量が多いとともに、消費電力が多くなる問題があ
った。また、円筒形の圧力水噴射ノズルから噴出するジ
ェット水流は沈砂池の流路巾方向への広がりが少なく、
沈砂のかき残しが多くなり、かき寄せ効率が低い問題が
あった。さらに、沈砂池ピットを沈砂池の下流端に設け
て下流側へ圧力水を噴射するのでジェット水流による撹
拌によって浮遊化した沈砂が沈砂ピットを越えてポンプ
井に流入する問題があった。
本発明は上記課題を解決するもので、沈砂をかき残すこ
となく、少ない積算水量で沈砂を沈砂ピットに移送する
ことができる沈砂池構造を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、原水が上流側から
下流側に向けて通水するとともに、底部に沈砂ピットが
形成された沈砂池において、沈砂池の底部近傍に沈砂ピ
ットに向けて圧力水を噴射する複数の圧力水噴射ノズル
が設けられ、この圧力水噴射ノズルが薄板にノズル開孔
部を形成されてなる構成としたものである。
また、原水が上流側から下流側に向けて通水する沈砂池
において、上流側の底部に沈砂ピットが設けられるとと
もに、沈砂ピットに続く下流側の底部近傍に上流側に向
けて圧力水を噴射する複数の圧力水噴射ノズルが配置さ
れ、この圧力水噴射ノズルが沈砂池の流路巾方向に適当
間隔をおいて列をなすとともに、原水の流れ方向に適当
間隔をおいて複数列に設けられ、圧力水の噴出方向に上
り勾配をなす傾斜面が沈砂池の底部で圧力水噴射ノズル
の各列間において形成された構成としたものである。
作用 上記した構成により、圧力水噴射ノズルが薄板にノズル
開孔部を形成されてなり、ノズル流路が短いことから、
ノズル開孔部から噴出する圧力水が沈砂池の流路巾方向
に広がり、幅広い領域の沈砂に対してジェット水流が作
用し、さらにジェット水流の周囲にジェット水流と同じ
方向に同伴流が生じて相乗効果が奏せられ、ジェット水
流による沈砂のかき寄せ効率が向上するとともに、沈砂
のかき残しがなくなり、圧力水の積算水量、水圧の低減
および噴射時間の短縮を図ることが可能となる。
また、沈砂は沈砂ピットの下流側における沈砂池の底部
に、比重に基づく沈降速度に応じて順次に比重の大きい
ものほど上流側に沈降して堆積する。そして、始めに最
下流側に位置する列に配置された圧力水噴射ノズルから
圧力水を噴射して沈砂を上流側に向けて移送し、順次に
上流側の列に配置された圧力水噴射ノズルから圧力水を
噴射して沈砂を沈砂ピットに移送する。
このとき、沈砂ピットからより遠くの下流側に堆積する
沈砂はど比重が小さいので沈砂の移送に要するエネルギ
ーの省力化が図られる。また、沈砂池の流路巾方向に適
当間隔をおいて圧力水噴射ノズルを配置しているので、
流路中の全幅にわたって沈砂がかき寄せられる。さらに
、ジェット水流を下流側から上流側に向けて噴射するの
で、ジェット水流による撹拌によって浮遊化した沈砂が
下流側に流出せず、下流側のプロセスや機器への悪影響
が防止される。
また、沈砂池の底部においては沈砂が傾斜面に沿って移
動し、慣性力によって上流側の圧力水噴射ノズルを飛び
越して移送されるので、圧力水噴射ノズルが沈砂の移送
経路上の障害とならないばかりか、圧力水噴射ノズルに
対する沈砂の堆積が抑制される。
実施例 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第1
図において、沈砂池1は原水2が上流側から下流側に流
通する流路をなしており、沈砂池1の底部には上流側に
位置して沈砂ピット3が形成されるとともに、沈砂ピッ
ト3に続くF流側の底部近傍に、圧力水4を上流側に向
けて噴射する複数の圧力水噴射ノズル5が配置されてい
る。この圧力水噴射ノズル5は薄板5aにノズル開孔部
5bを形成したものであり、ノズル開孔部5bが上下方
向のスリット状に形成されている。そして、圧力水噴射
ノズル5は、沈砂池1の流路l】方向に適当間隔をおい
て列をなすとともに、原水2の流れ方向に適当間隔をお
いて複数列に設けられている。
また、各圧力水噴射ノズル5は各列ごとに圧力水生管6
にノズル取付管7を介して接続されており、各圧力水上
管6は電動式開閉弁8を介して圧力水供給管9に連通し
ている。さらに、圧力水供給管9の途中には圧送ポンプ
10が介装されている。そし7て、沈砂池1の底部には
圧力水噴射ノズル5の各列間において傾斜面11が形成
されており、傾斜面11は圧力水4の噴出方向に上り勾
配をなしている。また、沈砂ピット3には揚砂装置12
が設けられている。
以下、上記構成における作用について説明する。
沈砂池1に流入した原水2は上流側から下流側に向けて
流通し、原水2とともに沈砂池1に流入17た沈砂13
は、比重に基づく沈降速度に応じて比重の大きいものか
ら順次に沈砂ピット3および沈砂ピット3の下流側に続
く沈砂池1の底部に沈降して堆積する。
そして、一定期間ごともしくは沈砂池1の底部に適当量
の沈砂I3が堆積したときに、沈砂13の移送を行う。
この手順を説明する。始めに最下流側に位置する圧力水
主管6に介装された電動式開閉弁8を開放し、圧送ポン
プlOによって供給される圧力水4を圧力水供給管8.
圧力水主管6.ノズル取付管7を通して各圧力水噴射ノ
ズル5に供給する。そして、圧力水噴射ノズル5のノズ
ル開孔部5bから圧力水4を噴射し1.噴出する圧力水
4のジェット水流によって沈砂13を上流側に向けて移
送する。このとき、圧力水噴射ノズル5が薄板5aにノ
ズル開孔部5bを形成されてなり、ノズル流路が短く上
下方向のスリット状に開口することから、ノズル開孔部
5bから噴出する圧力水4が沈砂池1の流路中方向に広
がり、幅広い領域の沈砂に対してジェット水流が作用し
、さらにジェット水流の周囲にジェット水流と同じ方向
に同伴流が生じて相乗効果が奏せられる。このため、ジ
ェット水流による沈砂13のかき寄せ効率が向上すると
ともに、沈砂I3のかき残しがなくなり、圧力水4の積
算水量、水圧の低減および噴射時間の短縮を図ることが
可能となる。さらに、沈砂池1の底部においては、沈砂
13が傾斜面11に沿って移動し、慣性力によって上流
側の圧力水噴射ノズル5を飛び越して移送されるので、
圧力水噴射ノズル5が沈砂13の移送経路上の障害とな
らないばかりか、圧力水噴射ノズル5に対する沈砂13
の堆積を抑制することができる。
以後、順次に上流側の圧力水生管6に介装された電動式
開閉弁8を開放し、各圧力水生管6に設けられた圧力水
噴射ノズル5から圧力水4を噴射して沈砂I3を沈砂ピ
ット3に移送する。このとき、沈砂ピット3からより遠
くの下流側に堆積する沈砂13はど比重が小さいので、
沈砂13の移送に要するエネルギーの省力化が図られる
。また、沈砂池1の流路巾方向に適当間隔をおいて圧力
水噴射ノズル5を配置しているので、流路中の全幅にオ
)たって沈砂がかき寄せられる。さらに、ジュツト水流
を下流側から上流側に向けて噴射するので、ジェット水
流による撹拌によって浮遊化した沈砂I3が下流側に流
出せず、下流側のプロセスや機器への悪影響が防止され
る。
発明の効果 以上述べたように本発明によれば、薄板で形成された圧
力水噴射ノズルを流路巾方向に適当間隔をおいて配置す
ることにより、ノズル開孔部から噴出する圧力水を沈砂
池の流路巾方向に広げて幅広い領域の沈砂に対してジェ
ット水流を作用させることができ、ジェット水流による
沈砂のかき寄せ効率の向上を図るとともに、流路l】の
全幅にわたって沈砂をかき寄せて沈砂のかき残しをなく
すことができ、圧力水の積算水量、水圧の低減および噴
射時間の短縮を図ることができる。また、沈砂池の上流
側に沈砂ピットを設け、沈砂ピットの下流側に圧力水噴
射ノズルを配置することにより、沈砂ピットからより遠
くの下流側に堆積する沈砂はど比重を小さくして沈砂の
移送に要するエネルギーの省力化を図ることができる。
また、さらに、ジェット水流を下流側から上流側に向け
て噴射することによりジェット水流による攪拌によって
浮遊化した沈砂の下流側への流出を阻止し、下流側のプ
ロセスや機器への悪影響を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体構成図、第2図は
第1図の平面図、第3図は同実施例における圧力水噴射
ノズルの拡大断面図である。 1・・・沈砂池、2・・・原水、3−・・沈砂ピット、
4・・・圧力水、5・・・圧力水噴射ノズル、 5a−
・・薄板、5b・・・ノズル開口部、 11・・・傾斜
面、13・・・沈砂。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、原水が上流側から下流側に向けて通水されるととも
    に、底部に沈砂ピットが形成された沈砂池において、沈
    砂池の底部近傍に沈砂ピットに向けて圧力水を噴射する
    複数の圧力水噴射ノズルが設けられ、この圧力水噴射ノ
    ズルが薄板にノズル開孔部を形成されてなることを特徴
    とする沈砂池構造。 2、原水が上流側から下流側に向けて通水する沈砂池に
    おいて、上流側の底部に沈砂ピットが設けられるととも
    に、沈砂ピットに続く下流側の底部近傍に上流側に向け
    て圧力水を噴射する複数の圧力水噴射ノズルが配置され
    、この圧力水噴射ノズルが沈砂池の流路巾方向に適当間
    隔をおいて列をなすとともに、原水の流れ方向に適当間
    隔をおいて複数列に設けられ、圧力水の噴出方向に上り
    勾配をなす傾斜面が沈砂池の底部で圧力水噴射ノズルの
    各列間において形成されたことを特徴とする沈砂池構造
JP5463690A 1990-03-06 1990-03-06 沈砂池構造 Expired - Lifetime JPH07102281B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005152689A (ja) * 2003-11-20 2005-06-16 Hazama Kisetsu Kogyo Kk 汚泥回収装置
KR100738972B1 (ko) * 2007-02-09 2007-07-12 주식회사 호국이엔지 파이프 노즐형 오니 수집장치
JP2009039698A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Ebara Environmental Engineering Co Ltd 集砂装置
JP2015180503A (ja) * 2015-06-19 2015-10-15 アクアインテック株式会社 沈砂池

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JP2009039698A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Ebara Environmental Engineering Co Ltd 集砂装置
JP2015180503A (ja) * 2015-06-19 2015-10-15 アクアインテック株式会社 沈砂池

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