JPH03258081A - Crt表示管の高電圧発生回路 - Google Patents

Crt表示管の高電圧発生回路

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JPH03258081A
JPH03258081A JP5493590A JP5493590A JPH03258081A JP H03258081 A JPH03258081 A JP H03258081A JP 5493590 A JP5493590 A JP 5493590A JP 5493590 A JP5493590 A JP 5493590A JP H03258081 A JPH03258081 A JP H03258081A
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JP
Japan
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voltage
circuit
anode
secondary winding
high voltage
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JP5493590A
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Chiharu Arai
荒井 千春
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Anritsu Corp
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Anritsu Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明はモニタ装置に組込まれたCRT表示管に高圧の
アノード電圧を供給するCRT表示管の高電圧発生回路
に関する。
[従来の技術] 例えば、コンピュータ等の情報処理装置のモニタ装置に
組込まれているCRT表示管のアノードに印加するアノ
ード電圧vAは例えば25KV等の直流の高電圧である
。このような直流高電圧を簡単に得る電源装置の一つと
してフライバックトランスを用いた高電圧発生回路があ
る。
第3図はこのような高電圧発生回路の一例である。CR
T表示管1内にはカソード2が配設され、カソード2の
前方位置に複数のグリッド3が配設されている。また、
CR7表示管1の外周には水平偏向コイル4および垂直
偏向コイル5が巻装されており、さらにアノード端子6
が取付けられている。
外部から人力されたビデオ信号aはビデオ増幅器7で増
幅されたのちカソード2に印加される。
また、垂直駆動回路8は入力した垂直同期信号すに同期
する励磁電流を垂直偏向コイル5へ印加する。入力端子
9から入力された水平同期信号Cは水平駆動回路10内
の出力トランジスタ10aのベースへ印加される。この
水平駆動回路10は、周知のように、出力トランジスタ
10aとこの出力トランジスタ10aに並列接続された
ダンパーダイオードD、共振コンデンサCR1前記水平
偏向コイルLHと8字補正用コンデンサC5とで構成さ
れている。そして、出力トランジスタ10aのコレクタ
にはフライバックトランス11の一次巻線11aの一端
が接続され、フライバックトランス11の一次巻線11
aの他端は例えば100■等の直流電圧VCCを供給す
る直流電源12が接続されている。
このような水平駆動回路10において、第4図に示すよ
うに、入力端子9に周波数fH(周期ro−1/fu)
を有する水平同期信号Cが印加されると、水平偏向コイ
ルLHの端子電圧dは、周知のように、出力トランジス
タ10aが遮断されている水平同期信号Cにおける帰線
期間TRだけ山形形状を有する周期THのパスル状電圧
dが発生する。そして、このパルス状電圧dがフライバ
ックトランス11の一次巻線11aの両端に印加される
ことになる。なお、この山形形状を有するパルス状電圧
波形のピーク電圧は通常的IKVである。
フライバックトランス11の二次巻線11bの巻数は一
次巻1jlllaの約25倍に設定されているので、二
次巻線11bの両端には、第4図に示すように、約25
KVのパルス状の出力電圧eが誘導される。この二次巻
線11bの一端は接地されており、(+)側端子はダイ
オード13を介して前記アノード端子6へ接続され、ダ
イオード13のカソード側端子と接地間には平滑用コン
デンサ14が接続されている。
そして、フライバックトランス11の二次巻線11bか
ら出力されたパルス状の出力電圧eはダイオード13と
平滑用コンデンサ14からなる整流回路で約25KV一
定値を有する直流のアノード電圧V^に変換されて、C
R7表示管1のアノード端子6へ印加される。
よって、ビデオ信号aに応動してカソード2から放射さ
れた電子は電子ビーム17として表示画面1aの蛍光面
に入射される。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、第3図に示すように構成されたCRT表
示管の高電圧発生回路においてもまだ次のような問題が
あった。
すなわち、CRT表示管lのアノード端子6へ印加する
アノード電圧vAは良好な画質を得るためには、常時一
定値に維持される必要がある。しかし、第4図に示すよ
うに、フライバックトランス11の二次巻線11bの出
力信号eは前述した水平同期信号Cにおける帰線期間T
!+のみ山形の電圧波形が生じ、その他のビデオ信号a
の表示期間TDを含む残り期間はまったく電圧は出力さ
れない。したがって、アノード電圧VAのその残り期間
ににおける電圧は整流回路の平滑用コンデンサ14に保
持された電荷で維持される。
しかし、CR7表示管1においては、アノード端子6と
接地間との抵抗は無限大ではなく、また、ビデオ信号a
に応じてカソード2からアノード端子6に接続された表
示画面1aに電子ビーム17が入射される。よって、こ
の電子ビーム17によって電流が流れる。例えば黒レベ
ルにおいては約50μAであり、白レベルにおいては約
1mAである。その結果、その表示期間TD内に電圧降
下が発生する。
このように、アノード電圧VAが変動すると、CR7表
示管1に表示された画像の右端と左端とで画像の輝度が
一致しない不都合が生じて画像品質が低下する。
このような不都合を解消するために、フライバックトラ
ンスの二次巻線から出力され、アノード端子へ印加され
るアノード電圧を分圧回路で分圧して、その分圧された
電圧が規定電圧になるように、フライバックトランスの
一次巻線に印加する直流電圧を制御することが考えられ
る。
しかし、一般にフライバックトランスの一次巻線には直
流電源の他に水平駆動回路が接続されているので、前記
直流電圧を大きく変更すると、水平偏向コイルを励磁す
るための励磁電流が大きく変化して、CRT表示管の左
右の表示幅が変化する問題がある。すなわち、直流電圧
制御のみでアノード電圧を一定に制御することには限界
がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
アノード電圧の電圧低下を水平同期信号の帰線期間とビ
デオ信号の表示期間とに別けてそれぞれ別々の電圧補正
手段を施すことによって、水平駆動回路も正常に動作を
維持した状態で、帰線期間と表示期間とのいずれにおい
ても正しいアノード電圧を維持でき、よって、水平駆動
回路と高圧発生回路とを同一の回路に組込むことができ
、製造費を上昇することなく、高画質を提供できるCR
T表示管の高電圧発生回路を提供することを目的とする
[課題を解決するための手段] 上記課題を解消するために本発明のCRT表示管の高電
圧発生回路においては、一次巻線と二次巻線および補助
二次巻線を有し、二次巻線から高電圧を発生するフライ
バックトランスと、一次巻線の一端に直流電圧を供給す
る直流電源と、一次巻線の他端に接続され、水平同期信
号に同期するパルス状電圧を発生する水平駆動回路と、
二次巻線から出力された高電圧を整流してCRT表示管
のアノード端子へ送出する整流回路と、直流電源と一次
巻線との間に介挿され、整流回路の出力端子間電圧を検
出してこの出力端子間電圧が一定値になるように直流電
源から供給される直流電圧を制御する電圧制御回路と、
アノード端子と接地間にスイッチ回路を介して接続され
たアノード電圧検出回路と、スイッチ回路をCRT表示
管のカソードに印加するビデオ信号の表示期間だけ閉成
してアノード電圧検出回路を作動させるスイッチ駆動回
路と、アノード電圧検出回路にて検出されたアノード電
圧と基準電圧との間の差電圧を出力する比較回路と、二
次巻線の低圧側端と接地間に介挿され、比較回路から出
力された差電圧に対応する補正電圧を補助二次巻線の出
力電圧から得て、二次巻線の低圧側に印加する高電圧補
正回路とを備えたものである。
[作用] このように構成されたCRT表示管の高電圧発生回路に
おいては、フライバックトランスの二次側には、高電圧
を発生する通常の二次巻線と、この二次巻線の低圧側に
補正電圧を印加して、二次巻線の両端端子間に発生する
高電圧に直流のバイアス電圧を加算してアノード電圧低
下を補正するための補助二次巻線とが設けられている。
また、アノード端子と接地間にはスイッチ回路により表
示期間のみ作動するアノード電圧検出回路が介挿されて
いる。
そして、CRT表示管のカソードに印加するビデオ信号
が表示期間中はスイッチ回路が閉じられ、アノード電圧
検出回路が作動して、比較回路からアノード電圧と基準
電圧との差電圧が出力される。
そして、高電圧補正回路によって、差電圧に対応する電
圧が補助二次巻線から二次巻線の低圧側に印加される。
したがって、表示期間中において、アノード電圧は正規
の値に維持される。
また、水平同期信号の帰線期間中においては、フライバ
ックトランスの一次巻線にパルス状電圧が印加されてい
るので、電圧制御回路によって、直流電圧を制御して二
次巻線の整流回路を介した出力電圧(アノード電圧)を
前記正規の値に制御できる。なお、この帰線期間は前記
表示期間に比較して非常に短く、かつ帰線期間は電子ビ
ームが出力されないので、アノード電圧の低下量は少な
いので、この電圧制御回路による直流電圧の補正量は少
なく、水平駆動回路に対する影響はほぼ無視できる。
[実施例] 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は実施例のCRT表示管の高電圧発生回路の概略
構成を示す回路図である。第3図と同一部分には同一符
号が付しである。したがって、重複する部分の詳細説明
を省略する。
入力端子9から人力された第2図に示す水平同期信号C
は水平駆動回路10内の出力トランジスタ10aのベー
スに印加される。また、出力トランジスタ10aのコレ
クタには直流電源12から電圧制御回路21.フライバ
ックトランス22の一次巻@ 22 aを介して例えば
100 V等の直流電圧Vccが供給される。そして、
この水平駆動回路10は前述したように、入力した水平
同期信号Cに同期して水平偏向コイルL、に鋸歯状波形
を有する励磁電流iHを通流させる回路である。そして
、フライバックトランス22の一次巻線22aの両端に
は約IKVのピーク電圧を有する山形形状を有する第2
図に示すパルス状電圧dが印加される。
このフライバックトランス22には通常の二次巻線22
bと補助二次巻線22cとの2つの二次巻線が巻装され
ている。そして、二次巻線22bの両端には約25KV
のパルス状の出力電圧が誘導される。この二次巻線22
bの両端子間にはダイオード13と平滑用コンデンサ1
4からなる整流回路23が接続されている。そして、こ
の整流回路23の出力端子間隔に2個の抵抗24a。
24bからなる分圧回路が接続されている。そして、こ
の分圧回路における各抵抗24a、24bの接続点の電
圧が前記電圧制御回路21へ制御電圧として入力されて
いる。すなわち、電圧!11N回路21は整流回路23
の出力端子間電圧VBを検出してこの出力端子間電圧V
Bが例えば25KV等の正規の値になるように前記直流
電圧VCCを制御する。
整流回路23の出力電圧はアノード電圧VAとしてCR
T表示管1のアノード端子6へ印加される。このアノー
ド端子6と接地間には一対の抵抗25a、25bからな
るアノード電圧検出回路25およびスイッチ回路26が
介挿されている。
また、スイッチ回路26に並列に抵抗27が接続されて
いる。
また、入力端子28から人力されたビデオ信号aはビデ
オ増幅器7を介してCRT表示管1のカソード2へ印加
されると共に、スイッチ駆動回路2つへ人力される。こ
のスイッチ駆動回路29は、第2図に示すように、ビデ
オ信号aの表示期間TDを検出して、その表示期間TD
だけH(ハイ)レベルとなる出力信号fを前記スイッチ
回路26へ送出する。スイッチ回路26は、スイッチ駆
動回路29の出力信号fがHレベル状態で閉成(オン)
され、L(ロー)レベル状態で開放(オフ)する。した
がって、前記アノード電圧検出回路25の抵抗25g、
25bの接続点から取出された検出電圧gはスイッチ回
路26が閉成されている状態で前記アノード電圧VAの
抵抗25a。
25bで分圧した値となる。一方、スイッチ回路26が
開放された状態においては、前記検出電圧gは抵抗27
の存在にて上記分圧分電圧より大幅に高い値となる。
前記アノード電圧検出回路25から出力された検出電圧
gは比較回路30の(−)側入力端子に入力される。こ
の比較回路30の(+)側入力端子には電源31から例
えば25KV等の正規のアノード電圧vAに対応する基
準電圧ERが入力されている。そして、比較回路30は
基準電圧ERと検出電圧gとの差電圧ΔVを次の高電圧
補正回路32へ送出する。この高電圧補正回路32は図
示するようにnpn型のトランジスタ32aとpnp型
のトランジスタ32bとを直列接続した構成を有してい
る。そして、各トランジスタ32g、32bの接続点に
前記二次巻線22bの低圧側端子が接続されている。そ
して、トランジスタ32bのコレクタが接地されている
。また、前記差電圧ΔVは各トランジスタ32a、32
bのベースに印加されている。
一方、前記フライバックトランス22の補助二次巻線2
2cの低圧側端子は接地されており、高圧側端子はダイ
オード33aと平滑用コンデンサ33bからなる整流回
路を介して前記高電圧補正回路32のトランジスタ32
aのコレクタに接続されている。
さらに、入力端子34から入力された垂直同期信号すは
垂直駆動回路8で垂直同期信号すに同期する励磁電流に
変換された後、垂直偏向コイル5へ印加される。
このように構成されたCRT表示管の高電圧発生回路に
おいて、水平同期信号Cが人力されると水平駆動回路1
0が動作して、フライバックトランス22の一次巻線2
2aに連続するパルス状電圧dが印加され、二次巻線2
2bにパルス状の高電圧が誘起される。二次巻線22b
に誘起されたパルス状の高電圧は、整流回路23にて例
えば25KV等のほぼ一定値を有した直流高電圧に変換
される。そして、整流回路23の出力端子間電圧VBは
アノード電圧VAとしてアノード端子6へ印加される。
一方、ビデオ信号aはビデオ増幅器7を介してCRT表
示管1のカソード2に印加される。
そして、ビデオ信号aにおける表示期間TD中において
は、スイッチ駆動回路2つが作動してスイッチ回路を閉
成(オン)する。その結果、アノード電圧検出回路25
の検出電圧gは実際のアノード電圧VAに対応した値と
なる。比較回路30には正規の25KVに対応する基準
電圧ERが印加されているので、比較回路30からは、
実際のアノード電圧VAの25KVからの電圧降下分に
対応する差電圧ΔVが出力される。
また、補助二次巻線22cから出力されたパルス状の電
圧はダイオード33aと平滑用コンデンサ33bにて直
流電圧に変換されて高電圧補正回路32のトランジスタ
32aのコレクタに印加されている。前記比較回路30
から出力された差電圧ΔVは正極性となるので、トラン
ジスタ32aが導通してエミッタ端子には前記直流電圧
が現れる。なお、エミッタ端子の直流電圧は前記差電圧
ΔVに対応して変化する。また、トランジスタ32bは
遮断されたままである。
よって、このトランジスタ32aのエミッタから出力さ
れる電圧が補正電圧りとして二次巻線22bの低圧側に
印加される。その結果、二次巻線22bの両端端子間に
発生する高電圧に直流バイアス電圧を加算した状態とな
るので、整流回路23からアノード端子6へ印加される
アノード電圧VAが上昇する。したがって、二次巻線2
2b。
整流回路23.アノード電圧検出回路25.比較回路2
5および高電圧補正回路32は制御ループを構成するの
で、アノード電圧vAは基準電圧ERで指定された正規
の25KVに制御される。
次に、ビデオ信号aの表示期間TD以外ではスイッチ回
路26が開放されるので、アノード電圧検出回路25は
抵抗27を介して接地される。その結果、比較回路30
へ人力される検出電圧gは通常のアノード電圧V^に対
応する電圧値より大幅に上昇する。よって、この期間に
おいては、比較回路25から出力される差電圧ΔVは負
極性になるので、トランジスタ32bが導通する。その
結果、高電圧補正回路32は差動しなくて二次巻4m2
2bの低圧側は接地される。
したがって、この期間内で、かつ水平同期信号Cの帰線
期間TR内においては、フライバックトランス22の一
次巻線22aにIKVのパルス状の出力電圧dが印加さ
れているので、電圧制御回路21が作動して、抵抗24
a、24bの接続点から検出した整流回路23の出力端
子間電圧、すなわち、アノード電圧V^が前述した正規
の25KVになるように、直流電源12から一次巻線2
2aを介して水平駆動回路10へ供給される直流電圧V
CCを制御する。よって、アノード電圧VAは正規の2
5KVに制御される。
このように、CRT表示管1のアノード端子6に印加さ
れるアノード電圧vAは、ビデオ信号aの表示期間TD
中においては比較回路30および高電圧補正回路32に
よって正規の25KVに制御され、また、水平同期信号
Cの帰線期間TR中においては電圧制御回路21によっ
て正規の25KVに制御される。なお、表示期間Tpと
帰線期間TRとの間の期間はアノード電圧VAは制御さ
れていないが、この期間は非常に短いのでほとんど無視
できる。よって、アノード電圧VAは全期間に亘って電
圧降下が補正されるので、良好な表示画質を維持できる
また、表示期間TDにおけるアノード電圧vAを正規の
25KVに制御するために二次巻線22bの低圧側に印
加する補正電圧りを、補助二次巻線22Cの整流回路を
介して出力電圧から得ているので、別途専用の電源を設
ける必要がない。
さらに、直流電源12とフライバックトランス22の一
次巻線22aとの間に介挿された電圧制御回路21は、
水平同期信号Cの帰線期間TR中における電圧降下分の
みを補償すればよい。したがって、表示期間T、を含め
た全期間における電圧低下分を補償する必要がないので
、直流電圧vCCの変化量は少ない。よって、この変化
量にて水平駆動回路10の動作が大きく影響されること
はない。
したがって、水平駆動回路10をこの高圧発生回路に組
込んだとしても表示画質が低下することはないので、回
路構成を複雑化することなく、表示画質を向上できる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明のCRT表示管の高電圧発
生回路によれば、アノード電圧の電圧低下を水平同期信
号の帰線期間においては直流電源と一次巻線との間に介
挿された電圧制御回路で制御し、ビデオ信号の表示期間
においては、フライバックトランスの二次側に設けられ
た高電圧補正回路で制御している。したがって、電圧制
御回路の負担を軽減できるので、水平駆動回路も正常に
動作を維持した状態で、帰線期間と表示期間いずれにお
いても正規のアノード電圧を維持できる。
その結果、水平駆動回路と高圧発生回路とを同一の回路
に組込むことができ、製造費を上昇することなく、CR
T表示管に表示された画像の画質を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わるCRT表示管の高電
圧発生回路の概略構成を示す回路図、第2図は同実施例
回路の動作を示すタイムチャート、第3図は従来の高電
圧発生回路図、第4図は同従来回路の動作を示すタイム
チャートである。 1・・・CRT表示管、2・・・カソード、6・・・ア
ノード端子、7・・・ビデオ増幅器、10・・・水平駆
動回路、12・・・直流電源、22・・・フライバック
トランス、22a・・・一次巻線、22b・・・二次巻
線、22c・・・補助二次巻線、23・・・整流回路、
25・・・アノード電圧検出回路、26・・・スイッチ
回路、29・・・スイッチ駆動回路、30・・・比較回
路、32・・・高電圧補正回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一次巻線(22a)と二次巻線(22b)および補助二
    次巻線(22c)を有し、二次巻線から高電圧を発生す
    るフライバックトランス(22)と、前記一次巻線の一
    端に直流電圧を供給する直流電源(12)と、前記一次
    巻線の他端に接続され、水平同期信号に同期するパルス
    状電圧を発生する水平駆動回路(10)と、前記二次巻
    線から出力された高電圧を整流してCRT表示管(1)
    のアノード端子(6)へ送出する整流回路(23)と、
    前記直流電源と前記一次巻線との間に介挿され、前記整
    流回路の出力端子間電圧を検出してこの出力端子間電圧
    が一定値になるように前記直流電源から供給される直流
    電圧を制御する電圧制御回路(21)と、前記アノード
    端子と接地間にスイッチ回路(26)を介して接続され
    たアノード電圧検出回路(25)と、前記スイッチ回路
    を前記CRT表示管のカソードに印加するビデオ信号の
    表示期間だけ閉成して前記アノード電圧検出回路を作動
    させるスイッチ駆動回路(29)と、前記アノード電圧
    検出回路にて検出されたアノード電圧と基準電圧との間
    の差電圧を出力する比較回路(30)と、前記二次巻線
    の低圧側端と接地間に介挿され、前記比較回路から出力
    された差電圧に対応する補正電圧を前記補助二次巻線の
    出力電圧から得て、前記二次巻線の低圧側に印加する高
    電圧補正回路(32)とを備えたことを特徴とするCR
    T表示管の高電圧発生回路。
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