JPH0325773A - ディスクマガジン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は大小，径の異なるディスクをアダプターなしに
直接収納できるディスクオートチェンジャー用ディスク
マガジンに関するものである。

従来の技術 近年、ディスクマガジンは車載用ＣＤオートチェンジャ
ーの普及につれて種々のものが実施されているが、ディ
スクも直径１２備の標準サイズに対して直径８（”ｌの
小型ディスク、いわゆるシングル盤が発売され、大小、
径の異なるディスクをアダプターなしで直接収納でき、
演奏できるディスクマガジンとデレヤーの出現が望１れ
ている。

以下図面を参照しながら既に本発明者が提案している１
２ｒＭ／８ｃＩＩコンパチブｙＶｌｘディスクマガジン
について説明する。

第９図はディスクマガジンの外観図で、１はマガジンケ
ース、゛２は開口部、３はセパレータ。

第１０図は既に提案しているディスクマガジンの内部上
面を示すものである。第９，１０図にかいて、１はマガ
ジンケース、２ぱその開口部、３はセパレータ、４は収
納状態にある標準型ディスク、５は案内溝、６ハセハレ
ータ３の切欠き部、７はキックレバー８はキックレパー
７の回動支軸、９はキックレバー７の復帰ばね、１０は
ディスク受け板、１１は小型ディスク当接部、１２はデ
ィスク下部規制板、１３は弾性当接部でディスク受け板
１０からアーム状になって傾斜しながら所定高さまで弾
性的に突出している。１４は上部規制部で収納される小
型ディスクの上面高さを規制する。１５は傾斜部で挿入
される標準型ディスクの下面を摺動案内し弾性当接部１
３の上面にスムーズにのり上げさせ、所定位置に収納す
る。１６は弾性当接部１３のヒンジばね部で、薄肉に形
或され適度な弾性力を得ている。１７は薄肉部で収納さ
れる標準型ディスク４と共に案内溝６で案内されて前後
動する。１８はディスク受け板１０の左右両端部に設け
た直立部で、ディスク受け板１Ｑの案内溝５内での位置
及び遊び量を規制する。１９ぱディスク受け板１０とキ
ックレバー７との連結部、２０は連結ビン、２１は保持
アーム、２２は保持アーム２１の回動支軸、２３は保持
ばねで保持アーム２１の側面を摺動しながら押圧し、収
納されるディスクの吸込と、保持を行う。２４は保持ば
ね２３の折返しループ部、２５ぱ保持アーム２１のスト
ッパーでセパレータ３上に設けてある。２６ぱセパレー
タの一部を突出させて形成したコ字部で、ディスク受け
板１０の下部規制板１２が移動してきたとき入り込む。

２７はリプ、２８はセパレータ３のスペーサで積層組立
てたとき等ピッチのスロットを形或する。２９はセパレ
ータ３からの延出部である。

第１１図はセパレータの第１の例の詳細を示す図で、３
０はライナーシート、２９はライナーシート３０の一部
を延出させた延出部で挿入されるディスクの先端部が下
部規制板と衝合しないように上下面からオーバラップす
る。

第１２図はその側断面図である。

第１３図はセ゜パレータの第２の例の詳細を示す図で、
ライナーシートを用いずに延出部を構或したものである
。３１は樹脂フィルム等を折返し、セパレータ３のスリ
ットに保持したものである。

第１３図にふ・いて、３１は延出部、３２はスリット。

第１４図は延出部３１の展開図で、３３はそのくびれ部
である。従って延出部３１はそのくびれ部３３でスリッ
ト３２に保持される。

以上のように構成されたディスクマガジンについて、以
下その動作について説明する。

先ず標準型ディスク４をスロットから挿入して行〈とス
トッパー２５の位置にあった保持アーム２１を保持ばね
２３の力に抗して押し開き、ディスク４の先端は更に進
んで行き傾斜部１６に、そして弾性当接部１３の上面に
のり上げるから完全に収納される渣で保持アーム２１の
力も加わって吸込壕れる。ディスクの取出しに際しては
取出したいディスクと対応するキックレバー７を手動で
、或は機器で矢印八方向に押してやればよい。キックレ
パー７の他端は回動し、ディスク受け板１０を矢印Ｂ方
向に押すから標準型ディスク４は４′の位置ｌで押出さ
れる。この状態から手で、或は機器で取出してディスク
の交換或は再生等ができる。

小型ディスクを挿入するときも同様に任意のスロットか
らディスクを挿入し最大径部が保持アーム２１の先端部
を越えて少し進むとあとは保持アーム２１の回動力で自
動的にディスクを吸込んで〈れる。そのとき小型ディス
クの先端は弾性当接部１３の先端部で進行を阻止されて
その場所に保持される。従って小型ディスクの他端部は
開口部にあシ、標準型ディスクの端部と揃う。小型ディ
スクの取出し操作は標準型ディスクの場合と全く同様で
、キックレパー７の操作によって標準型ディスク４と等
量の押出しができる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のようｉ構或では、ディスクディスク
の挿入ができなくなるという問題があった。

又、市販されている小型ディスク用アダプターのみをそ
の１１誤って挿入したときに延出部がアダプターの小型
ディスク取付用の中心孔内に入シ込みアダプターを取出
せなくなるという問題がある。

又、織布状のライナーシートのみでは柔軟なために、オ
ーパラップ量が少いときにはディスクが下部規制板から
外れたり、下部規制板への衝合を生じることがある等の
問題があり、ライナーシートの大きさを著しく大きくし
なければならないという不都合がある。樹脂フィノレム
のみによるときは、ディスクとの摺動でディスク面に傷
をつけてし１うという問題があった。

又、セパレー夕を直接積層して複数個のスロットを構或
する場合、各々のセパレータの真進度が要求され指先な
どを入れて特定のセパレータの真進度が損われるとスロ
ット幅が不均一となり誤挿入や動作不良が生じる恐れが
あった。

又、標準型ディスクは弾性当接部上面と摺動しながら挿
入されるためにディスク記録面に傷をつけて再生に不具
合を生じる恐れがある等の問題点があった。

本発明は上記問題点に鑑み、スムーズ女ディスクの挿脱
，小型ディスク用アダプターの誤挿入への対応，ディス
クへの傷つき防止等を解決したディスクマガジンを提供
するものである。

課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のディスクマガジン
は、マガジンケースの開口部に積層されて複数個のディ
スク挿入スロットを形戎し、後部に延出する少くとも一
つの延出部をもつセパレータと、マガジンケース内奥に
あって前後動し、前方に突出するディスク下部規制板と
、ディスク挿入方向と垂直な方向に弾性的に突出し小型
ディスク外周が当接する係止部をもつ弾性当接部と、弾
性当接部近傍に設けた傾斜案内部とをもったディスク受
け板とを備え、前記延出部が前記ディスク受け板の下部
規制板と、傾斜案内部に下側からオーバーラップするよ
うにするという構戊を備えたものである。

作　　　用 本発明は上記した構或によってディスク受け板が下方に
撓みが大きく、傾斜部が低い位置にあっても、或は又、
ディスクを故意に上向きに挿入してもディスク先端と傾
斜部先端との衝合を防止できることとなる。

実施例 以下本発明の実施例のディスクマガジンについて、図面
を参照しながら説明する。

第１図は本発明の第１の実施例にかけるディスクマガジ
ンの内部上面を示すものである。第１図にかいて、１か
ら２９１では第９図と同じである。

３４は樹脂フィルム等により形或した延出部で、織布等
で作られた下側延出部２９の内側に貼付され、ディスク
受け板１ｏの下側即ち下部規制板１２及び傾斜部１６の
下側をオーパーラッデするように延出している。更に延
出部３４の横幅を小型ディスク用アダプターとして市販
されているドーナッツ状のアダプターの内径即ち小型デ
ィスク直径より大きくすることで誤ってアダプターのみ
を挿入された場合もスムーズな取出しができるものであ
る。

第２図はセパレータについての第２の実施例の上面図で
上側の延出部２９の形を小型ディスクの半径より大きな
半円形としたものである。上側の延出部は弾性当接部１
３，当接部１１等が前方にあるために下側のように大き
くすることはできないが、このように構或することで小
型ディスク用アダプターの誤使用時も延出部がひっかか
ることなくスムーズに取出せるものである。第３図は側
断面図である。

このように構或することによって、ディスクを上向きに
挿入した場合もディスク先端と傾斜部との衝合が避けら
れスムーズな挿入ができる。

尚、ディスク受け板１０を樹脂材料で形或し、適度の弾
性と強度を与え、その外周を支持することでディスクを
下向きに挿入したときは、ディスク先端が下部規制板１
２の上面を押し下げ、これによって傾斜部１６も下方に
移動し、逆にディスク先端を上向きに挿入したときは下
部規制板１２の下面を押上げ、これによυ傾斜部１６も
上方に移動するような関係寸法を与えて構或すればどの
ような挿入に対しても衝合し挿入できなくなるという問
題を解消できる。

又、セパレータ３にコ字状の突出部２６を設け、これに
延出部２９．３４をまたがるように支持することで、延
出部２９．３４の補強ができ、従って延出部２９．３４
の厚さを薄くできるのでディスク収納スペースへの影響
も少くすることができるという利点がある。

尚、樹脂フィルムによる延出部はセパレータ３に直接貼
付してもよいし、織布状のライナーシート３０或は延出
部２９等に貼付してもよいし、或ぱ又、セパレータ３と
一体的に形或してもよいものである。

更に第４図，第５図にかいて、３５はスペーサ２８から
突出させた係合突部であり、これと対応する保合凹部が
反対側に設け、複数個のセパレータ３を積層して複数個
のスロッチを形或したときに隣接する上下のセパレータ
で相互に係合し合うようにしたものでちる。第４図はそ
の第１の実施例の要部を示す正面図である。第５図はそ
の第２の実施例の要部を示す正面図でちる。

このように構或することでセパレータ相互に移動変形を
規制し合う結果強度的にも強化され、スロット幅の均一
化がはかれる。尚、隣接するセパレータで直接相互に移
動規制をするようにしたので、省スペース化ができマガ
ジンの小型化に有効である。

更に又、第１図に訟いて、３６はディスクパッドであり
、弾性当接部１３の上面自由端近傍に設けた凹部にテ゛
イヌクパッド３６の上面が少し突出するように取付けて
ある。

第ｅ図はディスク受け板１ｏの正面図、第７図はその要
部上面図である。このように構或することで標準型ディ
スクを挿入或は取出すときに弾性当接部１３の上面とデ
ィスク下面との直接の摺動によりディスク記録面を損傷
することを防げる。

第８図はディスクパッド３６の取付けに関する第２の実
施例の要部側断面図（第γ図のＤ−Ｄ断面）で、貼付所
定位置に設けた凹部内に凸状の，底面を形或しシート状
のパッド部材３６をその一部が凹部から曲面状に突出す
るように取付け、ディスク挿入方向（矢印Ｃ）からみて
パッド端面がのぞかないようにしたものである。このよ
うにすることによって、ディスクパッドのほつれを防ぎ
耐久性を向上させるとともに、パッド材料の微粉の飛散
，ディスク面への付着等を防止し、音質の劣化防ぐこと
ができるものである。又、織布状の材料を利用できるの
で突出高さの寸法精度も向上できるものである。

更に第５図，第７図に詳細を示すように、傾斜して突出
する一対の弾性当接部の前縁を、中心線上にセンターを
もち、標準型ディスクの半径よりも小さく、小型ディス
クの半径よりも大きー半径による円弧状としたディスク
受け板とすることで、標準型ディスク挿入時にはディス
ク先端部下面が傾斜部１６から、傾斜したアーム部前縁
を押し下げるようにしてスムーズな挿入を可能とし、小
型ディスク挿入時には、小型ディスク先端部上而が傾斜
したアーム部前縁を押し上げるようにして弾性当接部１
３に受け止められるので小型ディスクの所定位置への挿
入係止が確実に行えるものである。

発明の効果 以上のように木発明は、マガジンケースの開口部に積層
されて複数個のディスク挿入スロットを形或し、後部に
延出する少くとも一つの延出部をもつセパレータと、マ
ガジンケース内奥にあって前後動し、前方に突出するテ
゛イスク下部規制板と、ディスク挿入方向と垂直な方向
に弾性的に突出し小型ディスク外周が当接する係止部を
もつ弾性当接部と、弾性当接部近傍に設けた傾斜案内部
とをもったディスク受け板とを備え、前記延出部が前記
ディスク受け板の下部規制板と、傾斜案内部に下側から
オーバーラップする構或とすることによシ、スムーズな
ディスク挿入のできる大小コンパチプノレなディスクマ
ガジンを実現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例にトけるディスクマガジンの内部
上面図、第２図はセパレータの実施例の上面図、第３図
はその側断面図、第４図はセパレー夕の積層状態の実施
例の正面図、第５図はその第２の実施例の正面図、第５
図はディスク受け板の一実施例の正面図、第７図は弾性
当接部の要部ジンの内部上面図、第１１図は従来のセパ
レー夕の上面図、第１２図はその側断面図、第１３図は
従来のセパレータの別の実施例の上面図、第１４図は樹
脂フィｐムによる延出部の展開図である。 ３・・・・・・セパレータ、５・旧・・案内溝、１ｏ・
・・・・・ディスク受け板、１２・・・・・・下部規制
板、１３・・・・・・弾性当接部、２９．３４・・・・
・・延出部、３ｅ・・・・・・ディスクパッド。

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. （１）マガジンケースの開口部に積層されて複数個のデ
   ィスク挿入スロットを形成し、後部に延出する少くとも
   一つの延出部をもつセパレータと、マガジンケース内奥
   にあって前後動し、前方に突出するディスク下部規制板
   と、ディスク挿入方向と垂直な方向に弾性的に突出し小
   型ディスク外周が当接する係止部をもつ弾性当接部と、
   弾性当接部近傍に設けた傾斜案内部とをもったディスク
   受け板とを備え、前記延出部が前記ディスク受け板の下
   部規制板と、傾斜案内部に下側からオーバーラップする
   ようにしたことを特徴とするディスクマガジン。
2. （２）延出部をセパレータの上下両側から延出し、その
   一方で下部規制板と傾斜案内部の各々下面とオーバーラ
   ップさせ、その他方を下部規制板の上面とオーバーラッ
   プさせたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   ディスクマガジン。
3. （３）延出部をセパレータに貼付した織布状のライナー
   シートとしたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載のディスクマガジン。
4. （４）上側延出部の先端形状を小型ディスク半径以上の
   半径で形成したことを特徴とする特許請求の範囲第２項
   記載のディスクマガジン。
5. （５）織布状のライナーシートの内側に樹脂フィルム等
   を配置したことを特徴とする特許請求の範囲第３項記載
   のディスクマガジン。
6. （６）樹脂フィルムがセパレータに設けたコ字状の突出
   部にまたがって配置されたことを特徴とする特許請求の
   範囲第５項記載のディスクマガジン。
7. （７）下側延出部の横幅を小型ディスクの直径より大き
   くしたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のデ
   ィスクマガジン。
8. （８）左右両端部に設けたスペーサと、それらの中間に
   一体的に形成された板状の支切り板部と、スペーサ部か
   ら積層方向に突出する係合突部と、それと対応する反対
   側に設けた係合凹部とを備えたセパレータを積層するよ
   うにしたことを特徴とするディスクマガジン。
9. （９）樹脂等の弾性体で形成され、下部規制板と、傾斜
   案内部とをもったディスク受け板と、ディスク受け板を
   その外周部で支持案内する支持案内手段とを備え、挿入
   途上にあるディスク先端による下部規制板の押圧方向に
   応じて傾斜案内部が上下方向に移動するようにしたこと
   を特徴とするディスクマガジン。
10. （１０）傾斜して突出する一対の弾性当接部の前縁を、
    中心線上にセンターをもち、標準型ディスクの半径より
    小さく、小型ディスクの半径より大きい半径による円弧
    状としたディスク受け板を備えたことを特徴とするディ
    スクマガジン。
11. （１１）弾性当接部の自由端上面にディスクパッドを備
    えたディスク受け板を備えたことを特徴とするディスク
    マガジン。
12. （１２）底面が凸状、域は傾斜状をした凹部にシート状
    のパッド部材をその一部が凹部から突出するように取付
    けたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のディ
    スクマガジン。