JPH03257736A - 遮光部の形成方法 - Google Patents
遮光部の形成方法Info
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- JPH03257736A JPH03257736A JP2056225A JP5622590A JPH03257736A JP H03257736 A JPH03257736 A JP H03257736A JP 2056225 A JP2056225 A JP 2056225A JP 5622590 A JP5622590 A JP 5622590A JP H03257736 A JPH03257736 A JP H03257736A
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Landscapes
- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
- Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は遮光部の形成方法、特に光取出し領域画成用
の遮光部を厚膜印刷技術により形成するための方法に関
する。
の遮光部を厚膜印刷技術により形成するための方法に関
する。
(従来の技術)
従来より、前面板及び背面板の間に形成した放電ガス空
間内に陰極及び陽極を閉し込めこれら電極間での放電を
利用して発光表示を行なうようにした放電表示パネルか
提案されている。このパネルにおいでは、スペーサリブ
か光取出し領域を画成すると共に前面板及び背面板の間
隔を一定に保持するために用いられている。
間内に陰極及び陽極を閉し込めこれら電極間での放電を
利用して発光表示を行なうようにした放電表示パネルか
提案されている。このパネルにおいでは、スペーサリブ
か光取出し領域を画成すると共に前面板及び背面板の間
隔を一定に保持するために用いられている。
スペーサリブを備えたパネルとして例えば文献■、電子
情報通信学会研究会資料 EID87−72 p56
に開示されているカラー表示用パネルがある。このパネ
ルのスペーサリブは、光取出し領域となる表示セルを画
成することによって例えば、a)誤放電防止のため各表
示セル毎に放電を分MYる、b)表示セルへ当該セルと
は異なる他の表示セルからの光が混入し混色が生しるの
を防止する、C)表示セルからの光を効率良く取り吊す
といった目的を達成するためのものであって、特にb)
ヤC)を達成するために、遮光性材料例えば黒色或は白
色のガラスペーストから形成され従って遮光部を形成す
るものである。
情報通信学会研究会資料 EID87−72 p56
に開示されているカラー表示用パネルがある。このパネ
ルのスペーサリブは、光取出し領域となる表示セルを画
成することによって例えば、a)誤放電防止のため各表
示セル毎に放電を分MYる、b)表示セルへ当該セルと
は異なる他の表示セルからの光が混入し混色が生しるの
を防止する、C)表示セルからの光を効率良く取り吊す
といった目的を達成するためのものであって、特にb)
ヤC)を達成するために、遮光性材料例えば黒色或は白
色のガラスペーストから形成され従って遮光部を形成す
るものである。
第3図は放電表示パネルの構成の一例を示す斜視図であ
って、上記文献の放電表示パネルの構成を概略的に示す
。
って、上記文献の放電表示パネルの構成を概略的に示す
。
同図に示す従来の放電表示パネルは表示発光のため基盤
の目状に配置した表示セル10と表示セル10に対する
補助放電のためこのセル10に隣接させて配置した補助
セル12とを備える。このパネルでは、表示セル10に
対応する領域を光取出し領域とし、前面板14土の光取
出し領域の部分を覆わないよう黒マスク16を設けると
共に前面板14上の光取出し領域の部分に色フィルタ1
8を設ける。そして黒マスク16上に複数の陰極母線2
0を並置し、陰極母線20の一部を先取吊し領域へ突出
させて陰極22と成し、陰極母線20の他の一部を黒マ
スク16上の補助セル12に対応する領域へ突出させて
補助陰極24と成す。
の目状に配置した表示セル10と表示セル10に対する
補助放電のためこのセル10に隣接させて配置した補助
セル12とを備える。このパネルでは、表示セル10に
対応する領域を光取出し領域とし、前面板14土の光取
出し領域の部分を覆わないよう黒マスク16を設けると
共に前面板14上の光取出し領域の部分に色フィルタ1
8を設ける。そして黒マスク16上に複数の陰極母線2
0を並置し、陰極母線20の一部を先取吊し領域へ突出
させて陰極22と成し、陰極母線20の他の一部を黒マ
スク16上の補助セル12に対応する領域へ突出させて
補助陰極24と成す。
また背面板25には陽極母線26及び補助陽極母線28
を、陰極母線20と直交する方向に延在させかつそれぞ
れ対応する陰極22及び補助陰極24と対向古せで、配
置する。そして陽極母線26及び補助陽極母線28上に
白バツウ30%設け、白バック30の各表示セル10に
対応する領域上にカラー表示用の蛍光体32を設ける。
を、陰極母線20と直交する方向に延在させかつそれぞ
れ対応する陰極22及び補助陰極24と対向古せで、配
置する。そして陽極母線26及び補助陽極母線28上に
白バツウ30%設け、白バック30の各表示セル10に
対応する領域上にカラー表示用の蛍光体32を設ける。
これら白バック30及び蛍光体32の、陰極22に対向
する領域と補助陰極24に対向する領域をそれぞれ切欠
き、この切欠きそ介し露出した陽極母線26及び補助陽
極母線28の部分をそれぞれ陽極34及び補助陽極36
と成す。
する領域と補助陰極24に対向する領域をそれぞれ切欠
き、この切欠きそ介し露出した陽極母線26及び補助陽
極母線28の部分をそれぞれ陽極34及び補助陽極36
と成す。
前面板14及び背面板25の間にはスペーサリブ38を
設ける。スペーサリブ38は各表示セル]○の四方を囲
む共に表示セル10と補助セル]2とを区分する壁を構
成し、補助陽極36近傍に表示セル10及び補助セル1
2を連通するブライミングスリット40を備える。
設ける。スペーサリブ38は各表示セル]○の四方を囲
む共に表示セル10と補助セル]2とを区分する壁を構
成し、補助陽極36近傍に表示セル10及び補助セル1
2を連通するブライミングスリット40を備える。
このパネルの駆動には、パネルの走査線数が増加しても
表示セル10内での発光の輝度を低下させないためにパ
ルスメモリ方式を適用しており、この適用のためにスペ
ーサリブ38で表示セル10を囲んでいる。また表示セ
ル10内での放電の立ち上りを早くするため、補助セル
12内で発生させたイオン及び電荷をブライミングスリ
ット40%介し表示セル]Oへ供給する。
表示セル10内での発光の輝度を低下させないためにパ
ルスメモリ方式を適用しており、この適用のためにスペ
ーサリブ38で表示セル10を囲んでいる。また表示セ
ル10内での放電の立ち上りを早くするため、補助セル
12内で発生させたイオン及び電荷をブライミングスリ
ット40%介し表示セル]Oへ供給する。
上述のような構成の放電パネルの作成では通常、前面板
14上に、黒マスク16と、色フィルタ18と、陰極母
線20、陰極22及び補助陰極24を一体にした所定形
状の導体バタンとを厚膜印刷で形成したのち、この導体
バタン上にスペーサリブ38を厚膜印刷技術で形成する
。また背面板25上には、陽極母線26及び補助陽極母
線28と、白バック32と、蛍光体32とを厚膜印刷技
術で形成する。
14上に、黒マスク16と、色フィルタ18と、陰極母
線20、陰極22及び補助陰極24を一体にした所定形
状の導体バタンとを厚膜印刷で形成したのち、この導体
バタン上にスペーサリブ38を厚膜印刷技術で形成する
。また背面板25上には、陽極母線26及び補助陽極母
線28と、白バック32と、蛍光体32とを厚膜印刷技
術で形成する。
そしてこれら前面板14及び背面板25を陰極と陽極と
か対向するように向き合せてその周囲を鉛ガラスにより
封若し、これら板の間隙に放電ガスを封し込めて放電表
示パネルを完成する。
か対向するように向き合せてその周囲を鉛ガラスにより
封若し、これら板の間隙に放電ガスを封し込めて放電表
示パネルを完成する。
(発明か解決しようとする課題)
しかしながら前面板14の導体バタン上にスペーサリブ
38を厚膜印刷で形成する場合、導体バタンか段差を形
成するため厚膜ペーストの印刷たれそ生し、これがため
スペーサリブ38特にその底面部を設計通りの形状に形
成することは難しい。第4図ソ参照し、この点につきよ
り具体的に説明する。
38を厚膜印刷で形成する場合、導体バタンか段差を形
成するため厚膜ペーストの印刷たれそ生し、これがため
スペーサリブ38特にその底面部を設計通りの形状に形
成することは難しい。第4図ソ参照し、この点につきよ
り具体的に説明する。
第4図は印刷たれそ生したスペーサリブの例を示す図で
あり、第4図(A)は厚膜印刷に用いるスキージを図面
の下側から上側へ移I7Iさせて前面板14上にスペー
サリブ38を形成した状態を概略的に示す平面図及び第
4図(B)は第4図(A)のrVB−YrV線に沿って
取った断面図である。尚、第4図(A)中、スペーサ1
ノブ38に点を及び導体バタンに斜線を付して示し、ま
たスペーサリブ38の設計上の平面形状を点線で示した
。
あり、第4図(A)は厚膜印刷に用いるスキージを図面
の下側から上側へ移I7Iさせて前面板14上にスペー
サリブ38を形成した状態を概略的に示す平面図及び第
4図(B)は第4図(A)のrVB−YrV線に沿って
取った断面図である。尚、第4図(A)中、スペーサ1
ノブ38に点を及び導体バタンに斜線を付して示し、ま
たスペーサリブ38の設計上の平面形状を点線で示した
。
厚膜印刷では、第4図(A)及び(B)にも示すように
、スキージの移動方向Pに沿って延在するバタンすなわ
ちスペーサリブ38の方向Pに延在する部分38aを印
刷する場合にこの部分38a特にその下部において大き
な印刷たれそ生しやすい。
、スキージの移動方向Pに沿って延在するバタンすなわ
ちスペーサリブ38の方向Pに延在する部分38aを印
刷する場合にこの部分38a特にその下部において大き
な印刷たれそ生しやすい。
しかも上述の放電表示パネルでは陰極22及び補助陰極
24を所定間隔で配置しているので、スキージに加える
印圧が低いと印刷開始後しばらくは、スキージかこれら
電極上面部に当接するときに電極の厚みによって厚膜ペ
ーストを積層すべき下地とスクリーンとの間に間隙か生
し、この結果、+a接する電極間に厚膜ペーストを積層
させることができない、これを避けるためには印圧を高
めればよい。しかしながら印圧を高めると、スキージの
移動方向Pと交差する方向Qに延在する陰極母線20に
スキージが近づくにつれ陰極母線20に沿って厚膜ペー
ストのたまりができ、この結果、第4図(A)にも示す
ように、P方向(こ見で陰極母線2oの手前側に大きな
印刷だれか生しる。
24を所定間隔で配置しているので、スキージに加える
印圧が低いと印刷開始後しばらくは、スキージかこれら
電極上面部に当接するときに電極の厚みによって厚膜ペ
ーストを積層すべき下地とスクリーンとの間に間隙か生
し、この結果、+a接する電極間に厚膜ペーストを積層
させることができない、これを避けるためには印圧を高
めればよい。しかしながら印圧を高めると、スキージの
移動方向Pと交差する方向Qに延在する陰極母線20に
スキージが近づくにつれ陰極母線20に沿って厚膜ペー
ストのたまりができ、この結果、第4図(A)にも示す
ように、P方向(こ見で陰極母線2oの手前側に大きな
印刷だれか生しる。
またスキージの移動方向を陰極母線20の延在方向Qに
沿う方向に変更しても、上述の場合と同様、印圧か低け
れば陰極22及び補助陰極24の厚さに起因して、これ
ら隣接する電極間に厚膜ペーストを積層させることかで
きないし、印圧か高ければ大きな印刷たれを部分的に生
しる。
沿う方向に変更しても、上述の場合と同様、印圧か低け
れば陰極22及び補助陰極24の厚さに起因して、これ
ら隣接する電極間に厚膜ペーストを積層させることかで
きないし、印圧か高ければ大きな印刷たれを部分的に生
しる。
上述の放電表示パネルでは表示セル]Oからの光を色フ
ィルタ18を介し取出し表示を行なうものであるか、印
刷たれによって色フィルタ18が遮光性の厚膜ペースト
で覆われる面積か増加し従って光取出し領域からの光取
出し量か減少しパネル表示画面が暗くなるという問題点
カ飄あつた。
ィルタ18を介し取出し表示を行なうものであるか、印
刷たれによって色フィルタ18が遮光性の厚膜ペースト
で覆われる面積か増加し従って光取出し領域からの光取
出し量か減少しパネル表示画面が暗くなるという問題点
カ飄あつた。
この発明の目的は上述した従来の問題点を解決し、遮光
′1の厚膜ペーストの印刷だれによる光取出し量の減少
を防止できる遮光部の形成力う去を提供することにある
。
′1の厚膜ペーストの印刷だれによる光取出し量の減少
を防止できる遮光部の形成力う去を提供することにある
。
(課題を解決するための手段)
この目的の達成を図るため、この発明の遮光部の形成方
法は、光取出し領域画成用の遮光部を厚膜印刷技術によ
り透光性の下地上に形成するに当り、透明な基礎を形成
するための第一の厚膜ペーストを下地上に印刷すること
によって所定のパターン形状の第一層を形成する工程と
、遮光部を形成するための第二の厚膜ペーストを第一層
上に印刷することによって所定のパターン形状の第二層
を形成する工程と、第一及び第二層をそれぞれ焼成する
工程とを含んで成ることを特徴とする。
法は、光取出し領域画成用の遮光部を厚膜印刷技術によ
り透光性の下地上に形成するに当り、透明な基礎を形成
するための第一の厚膜ペーストを下地上に印刷すること
によって所定のパターン形状の第一層を形成する工程と
、遮光部を形成するための第二の厚膜ペーストを第一層
上に印刷することによって所定のパターン形状の第二層
を形成する工程と、第一及び第二層をそれぞれ焼成する
工程とを含んで成ることを特徴とする。
(作用)
このような遮光部の形成方法によれば、透光性の下地上
に第一の厚膜ペーストを印刷することにより第一層を形
成し、第一層上に第二の厚膜ペーストを印刷することに
より第二層を形成し、焼成された第一層から成る透明な
基礎と、焼成された第二層から成る遮光部とを得る。こ
れら第一層及び第二層の焼成は任意好適な形成工程段階
で行なってよいか、印刷たれの低減のためには焼成を終
えていない第一層上に第二層を印刷するのか9力果的で
ある。
に第一の厚膜ペーストを印刷することにより第一層を形
成し、第一層上に第二の厚膜ペーストを印刷することに
より第二層を形成し、焼成された第一層から成る透明な
基礎と、焼成された第二層から成る遮光部とを得る。こ
れら第一層及び第二層の焼成は任意好適な形成工程段階
で行なってよいか、印刷たれの低減のためには焼成を終
えていない第一層上に第二層を印刷するのか9力果的で
ある。
下地か電極等の段差を生するパターンを備える場合、下
地上へ印刷した厚膜ペーストの層厚がこの段差の高さよ
りも小ざい印刷段階では厚膜ペーストの印刷形状に部分
的に大きなたれを生する。
地上へ印刷した厚膜ペーストの層厚がこの段差の高さよ
りも小ざい印刷段階では厚膜ペーストの印刷形状に部分
的に大きなたれを生する。
従ってこのような段階で第二の厚膜ペーストを印刷して
遮光部を形成した場合には、遮光部の下部形状か設計形
状から部分的に大きくすれ、このずれた部分か設計上は
光か透過すべき透光性下地の部分を覆い、この結果、例
えば放電表示パネルでは表示輝度か低下するなどの不都
合を生じる。しかしながらこの発明では下地の段差に起
因する印刷たれが実質的に無視てきる程度となるか或は
実質的になくなるかするまで第一の厚膜ペーストを下地
上に印刷する。この場合、好ましくは、第一の厚膜ペー
ストの層厚か段差の高さと実質的に同程度となるまで積
層させるのがよい。
遮光部を形成した場合には、遮光部の下部形状か設計形
状から部分的に大きくすれ、このずれた部分か設計上は
光か透過すべき透光性下地の部分を覆い、この結果、例
えば放電表示パネルでは表示輝度か低下するなどの不都
合を生じる。しかしながらこの発明では下地の段差に起
因する印刷たれが実質的に無視てきる程度となるか或は
実質的になくなるかするまで第一の厚膜ペーストを下地
上に印刷する。この場合、好ましくは、第一の厚膜ペー
ストの層厚か段差の高さと実質的に同程度となるまで積
層させるのがよい。
このように第一の厚膜ペーストを印刷して形成した第一
層上に、第二の厚膜ペーストを印刷することによって、
下地上の段差の釘gを実質的に受けす従って印刷だれか
ほとんどない状態で第二の厚膜ペーストを印刷できる。
層上に、第二の厚膜ペーストを印刷することによって、
下地上の段差の釘gを実質的に受けす従って印刷だれか
ほとんどない状態で第二の厚膜ペーストを印刷できる。
しかもこれに加え、第一の厚膜ペーストの印刷たれがあ
っても、このペーストは焼成されて透明な基礎となるの
で、上述のような不都合をなくせる。
っても、このペーストは焼成されて透明な基礎となるの
で、上述のような不都合をなくせる。
(実施例)
以下、図面を参照し、この発明の実施例につき説明する
。尚、図面はこの発明が理解できる程度に概略的に、各
構成成分の形状、寸法及び配設位百を示しであるにすぎ
ず、従ってこの発明を図示例に限定するものではない。
。尚、図面はこの発明が理解できる程度に概略的に、各
構成成分の形状、寸法及び配設位百を示しであるにすぎ
ず、従ってこの発明を図示例に限定するものではない。
第1図(A)〜(C)はこの発明の実施例の工程を段階
的に示す断面図であり、第4図に対応する断面を示す。
的に示す断面図であり、第4図に対応する断面を示す。
尚、従来と同様の構成成分については同一の符号を付し
てその詳細な説明を省略する。
てその詳細な説明を省略する。
この実施例は、この発明を第3図に示す構造の放電表示
パネルに適用した例である。
パネルに適用した例である。
まず透光性の下地42として、第1図(A)にも示すよ
うに、黒マスク16、色フィルタ18、陰極母線20、
陰極22及び補助陰極24を形成した前面板14を用意
する。下地42はこの下地42の一方の側から他方の側
へ光を取り出すための光透過部分を備え、この例では光
透過部分は下地42の色フィルタ18の部分となる。
うに、黒マスク16、色フィルタ18、陰極母線20、
陰極22及び補助陰極24を形成した前面板14を用意
する。下地42はこの下地42の一方の側から他方の側
へ光を取り出すための光透過部分を備え、この例では光
透過部分は下地42の色フィルタ18の部分となる。
次に菓1図(B)にも示すように、透明な基礎を形成す
るための第一の厚膜ペーストを下地42上に印刷し、所
定のパターン形状の第一層44を形成する。
るための第一の厚膜ペーストを下地42上に印刷し、所
定のパターン形状の第一層44を形成する。
第一層44の印刷は主として第二層46の印刷領域に対
して行なう。そして第一層44の平面的にみたときの広
さ及び形状は遮光部を形成するための、後述する第二層
46の印刷領域と同等かそれよりも大きくする。このよ
うに菓−層44を印刷することによって第二層46の印
刷領域における第二層46の印刷たれか実質的になくな
る程度に、第二層46の印刷領域を平坦化しこの領域に
おける段差をなくす。例えば、第一の厚膜ペーストを1
〜2回積層し層厚20〜40un程度の第一層44を形
成すればよい。
して行なう。そして第一層44の平面的にみたときの広
さ及び形状は遮光部を形成するための、後述する第二層
46の印刷領域と同等かそれよりも大きくする。このよ
うに菓−層44を印刷することによって第二層46の印
刷領域における第二層46の印刷たれか実質的になくな
る程度に、第二層46の印刷領域を平坦化しこの領域に
おける段差をなくす。例えば、第一の厚膜ペーストを1
〜2回積層し層厚20〜40un程度の第一層44を形
成すればよい。
第一の厚膜ペーストとしでは、焼成したのちに透明とな
り光の透過性に優れた第一層44を形成できるペースト
を用いるのがよい。この実施例では第一層44がスペー
サリブ38の一部を形成するので、この点も合せて考慮
し、焼成後に透明となりかつスペーサリブ38の形成に
適する材料例えばElectro−3ience L
abs。
り光の透過性に優れた第一層44を形成できるペースト
を用いるのがよい。この実施例では第一層44がスペー
サリブ38の一部を形成するので、この点も合せて考慮
し、焼成後に透明となりかつスペーサリブ38の形成に
適する材料例えばElectro−3ience L
abs。
社製#4014Cのガラスペーストを第一の厚膜ペース
トとして用いる。
トとして用いる。
次に第1図(C)にも示すように、遮光部を形成するた
めの第二の厚膜ペーストを第一層44上に印刷し所定の
パターン形状の第二層46を形成する。
めの第二の厚膜ペーストを第一層44上に印刷し所定の
パターン形状の第二層46を形成する。
第二σ厚膜ペーストには焼成したのちに遮光性を備えた
第二層46を形成できるペーストを用いる。しかもこの
実施例では第二層46もまたスペーサリブ38の一部を
構成するので、この点を考慮し焼成後に遮光性を有しか
つスペーサリブ38の形成に適する材料例えば奥野製薬
社製 白ペーストを用いる。
第二層46を形成できるペーストを用いる。しかもこの
実施例では第二層46もまたスペーサリブ38の一部を
構成するので、この点を考慮し焼成後に遮光性を有しか
つスペーサリブ38の形成に適する材料例えば奥野製薬
社製 白ペーストを用いる。
第二の厚膜ペーストを積層し所定の高さの第二層46を
形成したら、第一層44及び第二層46を同時に焼成す
る。これら焼成された第一層44(遮光部)及び焼成さ
れた第二層46(透明な基礎)から成るスペーサリブ3
8が得られる。尚、焼成温度はこれら層44.46を形
成するペースト材料に応して決まる任意好適な温度例え
ば530°Cに設定される。
形成したら、第一層44及び第二層46を同時に焼成す
る。これら焼成された第一層44(遮光部)及び焼成さ
れた第二層46(透明な基礎)から成るスペーサリブ3
8が得られる。尚、焼成温度はこれら層44.46を形
成するペースト材料に応して決まる任意好適な温度例え
ば530°Cに設定される。
第2図(八)及び(B)は焼成後の第一層及び第二層の
様子を示す図であり、第2図(A)は下地42上に艶−
層44及び第二層46を積層した状態の平面図及び第2
図(8)は第2図(A)のII B −II B線に沿
って取った断面図である。尚、第2図(A)においては
焼成後に透光性を備える菓−層44に対しては点を及び
遮光性を備える第二層46に対してはハツチングを付し
て示した。
様子を示す図であり、第2図(A)は下地42上に艶−
層44及び第二層46を積層した状態の平面図及び第2
図(8)は第2図(A)のII B −II B線に沿
って取った断面図である。尚、第2図(A)においては
焼成後に透光性を備える菓−層44に対しては点を及び
遮光性を備える第二層46に対してはハツチングを付し
て示した。
これら図にも示すように第一層44の印刷だれか大きく
色フィルタ18の配設領域が第一層44により広く覆わ
れていても、焼成後の第一層44は透明である。しかも
第二層46の印刷領域は第一層44の印刷により印刷だ
れか生じない程度に平坦化されているので、はぼ設計通
りの形状に第二層46を形成できる。従ってこれら層4
4.46から成るスペーサリブ48を設けた前面板]4
を用いて構成した放電表示パネルにおいては表示輝度の
低減を防止できる。
色フィルタ18の配設領域が第一層44により広く覆わ
れていても、焼成後の第一層44は透明である。しかも
第二層46の印刷領域は第一層44の印刷により印刷だ
れか生じない程度に平坦化されているので、はぼ設計通
りの形状に第二層46を形成できる。従ってこれら層4
4.46から成るスペーサリブ48を設けた前面板]4
を用いて構成した放電表示パネルにおいては表示輝度の
低減を防止できる。
この発明は上述した実施例にのみ限定されるものではな
く、従って各構成成分の形成材料、形成方法、形成工程
の順序、寸法、形状、配設位雷、構成、数値的条件その
ほかの条件を任意好適に変更できる。
く、従って各構成成分の形成材料、形成方法、形成工程
の順序、寸法、形状、配設位雷、構成、数値的条件その
ほかの条件を任意好適に変更できる。
例えば菓−層44を焼成し、焼成を終えた第層44上に
第二層46を積層したのち、第二層46を焼成するよう
にしてもよい。
第二層46を積層したのち、第二層46を焼成するよう
にしてもよい。
第一層44及び第二層46は焼成後に透光性及び遮光性
を有するのであれば焼成前には透光性及び遮光性を有し
ても有ざなくてもよい。
を有するのであれば焼成前には透光性及び遮光性を有し
ても有ざなくてもよい。
また第一層44の印刷領域の形状、広さ及び印刷位冨は
第二層44の印刷たれを防止できる任意好適な形状、広
さ及び位冒とすることができる。
第二層44の印刷たれを防止できる任意好適な形状、広
さ及び位冒とすることができる。
また透光性の下地の構成も上述の実施例のものに限定さ
れるものではなく、下地の一方の側から他方の側へ光を
取り出せるように成した任意好適な構成のものとするこ
とができる。
れるものではなく、下地の一方の側から他方の側へ光を
取り出せるように成した任意好適な構成のものとするこ
とができる。
また上述した実施例では、この発明を放電表示パネルの
スペーサリブの形成に適用した例につき説明したが、こ
の発明の適用配回をこれに限定するものではなく、遮光
部によって光取出し領域を画成する部分を有する任意好
適な構造物に適用できる。特に表示パネルに適用して好
適であり、放電表示パネルのばか例えば蛍光表示管の表
示画面を画成するための遮光部を形成するために適用す
ることができる。従って遮光部の形状は壁状、膜状その
ほかの任意好適な形状とすることかてきるし、また第一
及び第二〇厚膜ペーストとしてこの発明の適用対象にお
いて望まれる任意好適な材料特性を有するペーストを用
いることができる。
スペーサリブの形成に適用した例につき説明したが、こ
の発明の適用配回をこれに限定するものではなく、遮光
部によって光取出し領域を画成する部分を有する任意好
適な構造物に適用できる。特に表示パネルに適用して好
適であり、放電表示パネルのばか例えば蛍光表示管の表
示画面を画成するための遮光部を形成するために適用す
ることができる。従って遮光部の形状は壁状、膜状その
ほかの任意好適な形状とすることかてきるし、また第一
及び第二〇厚膜ペーストとしてこの発明の適用対象にお
いて望まれる任意好適な材料特性を有するペーストを用
いることができる。
(発明の効果)
上述した説明からも明らかなように、この発明の遮光部
の形成方法によれば、下地か電極等の段差を生するパタ
ーンを備える場合に、第二層の印刷だれか下地の光取出
しのための透光部分を実質的に覆わないように第一層の
印刷により下地を平坦化する。しかも第一層の印刷だれ
そ生しても焼成後の寛−層は透光性を有するので下地の
透光部分からの光の取り出しに支障はない。従って、遮
光部の形成に当り、印刷条件の設定に対する制約を従来
に比して著しく軽減できる。この結果、遮光部を厚膜印
刷技術により形成する際の作業性及び歩留りの向上を図
れる。
の形成方法によれば、下地か電極等の段差を生するパタ
ーンを備える場合に、第二層の印刷だれか下地の光取出
しのための透光部分を実質的に覆わないように第一層の
印刷により下地を平坦化する。しかも第一層の印刷だれ
そ生しても焼成後の寛−層は透光性を有するので下地の
透光部分からの光の取り出しに支障はない。従って、遮
光部の形成に当り、印刷条件の設定に対する制約を従来
に比して著しく軽減できる。この結果、遮光部を厚膜印
刷技術により形成する際の作業性及び歩留りの向上を図
れる。
第1図(A)〜(C)はこの発明の詳細な説明に供する
工程図、 第2図は焼成後の第一層及び第二層を示す図、第3図は
放電表示パネルの一構成例を示す斜視図、 第4図(A)〜(B)は印刷たれそ生したスペーサリブ
の様子を示す図である。 42・・・下地、 44・・・第一層46・・・
第二層。
工程図、 第2図は焼成後の第一層及び第二層を示す図、第3図は
放電表示パネルの一構成例を示す斜視図、 第4図(A)〜(B)は印刷たれそ生したスペーサリブ
の様子を示す図である。 42・・・下地、 44・・・第一層46・・・
第二層。
Claims (3)
- (1)光取出し領域画成用の遮光部を厚膜印刷技術によ
り透光性の下地上に形成するに当り、 透明な基礎を形成するための第一の厚膜ペーストを前記
下地上に印刷することによって所定のパターン形状の第
一層を形成する工程と、 遮光部を形成するための第二の厚膜ペーストを前記第一
層上に印刷することによって所定のパターン形状の第二
層を形成する工程と、 前記第一及び第二層をそれぞれ焼成する工程とを含んで
成ることを特徴とする遮光部の形成方法。 - (2)焼成を終えていない第一層上に第二層を形成した
のち、これら第一層及び第二層を同時に焼成することを
特徴とする請求項1に記載の遮光部の形成方法。 - (3)焼成を終えた第一層上に第二層を形成したのち、
第二層を焼成することを特徴とする請求項1に記載の遮
光部の形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2056225A JPH03257736A (ja) | 1990-03-07 | 1990-03-07 | 遮光部の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2056225A JPH03257736A (ja) | 1990-03-07 | 1990-03-07 | 遮光部の形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03257736A true JPH03257736A (ja) | 1991-11-18 |
Family
ID=13021164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2056225A Pending JPH03257736A (ja) | 1990-03-07 | 1990-03-07 | 遮光部の形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03257736A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100464302B1 (ko) * | 1998-04-27 | 2005-05-27 | 삼성에스디아이 주식회사 | 가스방전표시소자의제조방법 |
CN108483941A (zh) * | 2018-06-25 | 2018-09-04 | 瑞娃科技(重庆)有限公司 | 防眩光炫彩玻璃及其制备方法 |
-
1990
- 1990-03-07 JP JP2056225A patent/JPH03257736A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100464302B1 (ko) * | 1998-04-27 | 2005-05-27 | 삼성에스디아이 주식회사 | 가스방전표시소자의제조방법 |
CN108483941A (zh) * | 2018-06-25 | 2018-09-04 | 瑞娃科技(重庆)有限公司 | 防眩光炫彩玻璃及其制备方法 |
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