JPH03257358A - ガス検出装置 - Google Patents

ガス検出装置

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JPH03257358A
JPH03257358A JP5742790A JP5742790A JPH03257358A JP H03257358 A JPH03257358 A JP H03257358A JP 5742790 A JP5742790 A JP 5742790A JP 5742790 A JP5742790 A JP 5742790A JP H03257358 A JPH03257358 A JP H03257358A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野] この発明は、ガス検出装置のガス濃度表示に関する。
[従来技術] LEDレベルメータや液晶レベルメータで、ガス濃度を
表示するガス検出装置は周知である。またマイクロコン
ピュータでガスセンサ出力を所定の頻度で処理し、ガス
濃度を求めるようにしたガス検出装置も周知である。
レベルメータとマイクロコンピュータによる信号処理と
を組み合わせると、以下の不都合が生じる。マイクロコ
ンピュータによるガスセンサ信号の処理はその性質上間
欠的であり、連続的なものではない。ガス検出装置には
安価なマイクロコンピュータを用いることが多いため、
マイクロコンピュータでの信号処理は厳密な意味ではリ
アル・タイムといえない。そこで信号処理と信号処理と
の間に、センサ信号がレベルメータの2レベル分以上変
化する場合が生じる。マイクロコンピュータでの処理結
果をそのままレベルメータに表示させると、レベルメー
タが2レベル分以上同時に変化する場合が生じる。しか
しながら実際には、ガスセンサ信号が2レベル分以上同
時に変化することは有り得ない。ガス濃度の変化がいか
に急激であっても、ガスセンサの応答特性には限りが有
り、2レベル分以上同時にセンサ信号は変化しない。
2つのレベル変化の間には僅かでも時間のずれがあるは
ずである。しかしマイクロコンピュータでは、ガスセン
サ信号を間欠的に(例えば1秒間隔で)処理するため、
この間にセンサ信号が2レベル分以上変化し、マイクロ
コンピュータでの処理結果が2レベル分以上の変化とな
る場合がある。
これをそのまま表示するのは不都合である。特に計測や
制御になれた使用者にとっては、不自然な表示である。
[発明の課題] この発明の課題は、レベルメータの表示が同時に2レベ
ル分以上変化して、不自然な表示となることを防止する
点に有る。
[発明の構成] この発明のガス検出装置は、ガスセンサの出力を所定の
頻度でマイクロコンピュータにより処理してガス濃度を
求め、レベルメータでガス濃度を表示するようにしたガ
ス検出装置において、レベルメータの表示が1回の処理
で2レベル以上変化する場合、2レベル目以降の変化に
対して、1レベル毎に所定の遅延時間を設けるための手
段を設けたことを特徴とする。
第1図において、2は検出信号の処理用のマイクロコン
ピュータ、4は5n02等の金属酸化物半導体の抵抗値
の変化を利用したガスセンサで、6はその金属酸化物半
導体(SnOz)、8はヒータである。10は電池等の
電源、12は電源スィッチ、14は定電圧電源、16;
18は電源電圧の監視用抵抗である。18.20.22
はガスセンサ4の負荷抵抗で、その合成抵抗値をR1と
呼ぶ。24は出力平滑用のコンデンサである。26.2
8はヒートクリーニング用のトランジスタ・スイッチ、
31は抵抗である。32,34,36゜38は分圧抵抗
、40は感度変更用のスイッチである。42は、クロッ
ク発生回路である。また44は、動作モードがデモンス
トレーション・モードか否かを決定するためのスイッチ
で、このスイッチは装置のカバーを開けないと操作でき
ないようにしておく。
マイクロコンピュータ2の入力側には、これ以外に動作
モードの決定用の入力ポートJl+J2+、T3.J4
を設ける。マイクロコンピュータ2の出ここにレベルメ
ータには、例えばLEDレベルメータや液晶レベルメー
タを用いる。
このようにすれば、マイコルコンピュータでのサンプリ
ング間隔や信号処理間隔による不自然な表示を除き、あ
たかも連続的にリアルタイムでガス濃度を表示している
ように見せることができる。
[実施例] 第1図〜第16図に、実施例を示す。
実施例の目次 全体構成(第1図〜第3図)。
ヒートクリ−ニグ(第4図、第5図)。
動作モードの決定(第6図、第7図)。
基準値の決定(第8図、第9図)。
ガス検出表示(第1O図〜第12図)。
トラブルのチエツク(第13図、第14図)。
デモンストレーション・モーF (第15図、 第16
図) 方何には、ヒートクリーニング、通常測定、電源電圧の
低下、トラブルの発生、の各状態を表示するためのLE
DOを設ける。また50は、5個のLEDからなるLE
Dレベルメータである。レベルメータ50中の各LED
を、低濃度側から高濃度側への順に、LEDl〜LED
5と呼ぶ。これらへの出力ポートとして、出力ポートP
O+PI+p、、P3.P4.P5を設ける。52はピ
エゾ・ブザー、P6はピエゾ・ブザー52への出力ポー
トである。
第2図に移り、マイクロコンピュータ2の構成を説明す
る。マイクロコンピュータ2には、4ポート・8ビツト
のA/Dコンバータが有る。4個のA/Dコンバータ6
0,62,64.66の後段には、それぞれ平均化回路
68.70,72゜74を接続し、A/D変換出力を8
回平均して、A/D変換値とする。A/Dコンバータの
割り当てを表1に示す。
A/Dコンバータ センサ抵抗(Rs):ガスセンサ4の出力感度1 (v
+): I、の決定用 感度2 (V2): I2〜I、の決定用電源電圧の低
下検出 表1 (1)  端子A (2)端子B (3)端子C (4)端子D 76はセンサ抵抗RsのRAM、78は基準値RoのR
AM、80は予備値R,のRAM、82は基準値R8の
更新制御用タイマである。84は基準感度決定用の電圧
V、のRAM、86はスパン感度決定用の電圧V2のR
AM、88は検出レベルR0・11〜R,−15をスト
アするRAMである。
90はガス検出部で、センサ抵抗Rsと検出レベルRo
d、−R,・I5との比較から、ガス濃度を検出する。
検出レベルはR8−■1〜Ro”Isの5つのレベルで
、各レベルに対する検出信号として、5つの変数に1〜
に5を設ける。
92は、検出信号に1〜に5が同時に2レベル以上変化
する場合に、2段目からの変化に0.15秒ずつの遅延
をもたらすための遅延部である。94は検出信号に□〜
に5を記憶するためのRAMである。96はLEDレベ
ルメータ50の制御部、98はブザー52の制御部であ
る。
100は、ガスセンサ4の故障等のトラブルの検出用の
トラブル検出部、102はトラブル信号のRAM、10
4はトラブル処理部である。106は、電池電圧の低下
の検出用の電源チエツク部である。110は、デモンス
トレーション・モード判別部である。デモンストレーシ
ョン・モード判別部110では、デモンストレーション
信号の入力ポートへの電圧から、装置の動作状態がデモ
ンストレーション・モードか通常モードかを判別し、デ
モンストレーション・モードではデモンストレーション
処理部112を作動させる。
120はヒートクリーニング信号の発生部、122はヒ
ートクリーニング信号のRAM、124はヒートクリー
ニング時間の上限を定めるタイマ、126はヒートクリ
ーニング中にセンサ抵抗Rsが安定値に達したことを検
出する安定化検出部である。ヒートクリーニング後には
、センサ温度の変動に基づく過渡現象があり、この間も
装置を待機状態におく。128は過渡現象への待機時間
の上限を定めるタイマ、130は過渡現象が終了し、セ
ンサ抵抗Rsが安定化したことを検出する安定化検出部
である。132は、ヒートクリーニングとその後の過渡
現象の間、LEDOとブザー52を制御し、待機表示処
理を行う待機表示部である。
140は動作モード判別部で、入力ポートJ1゜J2.
J4.J4への電圧から、動作モードを判別する。実施
例ではマイクロコンピュータ2の遊びポートを利用し、
同じマイクロコンピュータ2を種々のモードで切り替え
て用いる。142は、ピークホールド・モード用の、ピ
ークホールド処理部である。
第3図に、装置の動作シーケンスを示す。ステップ20
0で、動作モードがデモンストレーション・モードか否
かを判別し、デモンストレーション・モードでは装置の
動作表示(デモンストレーション)をエンドレスに繰り
返す(ステップ201)。
デモンストレーション・モード以外のモードで8 は、ヒートクリーニングを行い(ステップ220)、入
力ポートJ□〜J4への電圧から動作モードを決定する
(ステップ240)。モしてV、、V2から検出パラメ
ータ■1〜I5を決定する(ステップ260)。ステッ
プ280では、基準値R6をサンプリングする。ステッ
プ301では、Ro・■1とRsとの比較からガスの有
無を検出し、ステップ302ではガスの検出と表示とを
行う。センサ抵抗Rsは、常時0.5秒間隔でサンプリ
ングする。サンプリング値は、0.5秒間に8回A/D
変換し平均したものを用いる。
ステップ303では、ガス濃度が検出下限以下に低下し
たことを検出する。ステップ330では、トラブルの有
無や電池電圧の低下を検出する。ステップ331では、
スイッチ40の操作でVl。
V2が変更されたか否かを判別し、変更された場合ステ
ップ260に戻り、パラメータh〜■、を再決定する。
ヒートクリーニング処理では、ヒートクリーニング信号
発生部120でヒートクリーニング信号を発生させ、2
0秒のタイマ124をスタートさせる(ステップ221
)。この信号に基づいて、トランジスタ26.28をO
Nさせ、センサ4のヒータ8に通常の電圧5■より高い
、例えば6vの電圧を加える。またブザー52を1回0
.25秒間鳴動させ(ステップ222)、通常測定状態
へ移行するまでLEDOを0.5秒毎にON10FFさ
せる(ステップ223)。
ヒートクリーニングでは第4図に示すように、センサ抵
抗Rsは一旦急激に低下した後、徐々に増加し安定値へ
と移行する。センサ抵抗Rsの安定化を、10回続けて
以下の条件が満たされることから判別し、ヒートクリー
ニングを打ち切る。
0.98<Rs 、++/ Rs 、< 1.08ここ
にRs It Rs allは、0.5秒間隔でサンプ
リングしたセンサ抵抗のn番目の値とn+1番目の値を
示す。また第4図の上段での丸印表示は、0.5秒毎の
Rsのサンプリング点を示す。Rs1 安定化が起こらない場合も、ステップ229で20秒経
過したことを検出し、装置を通常測定状態へ移行させる
。通常測定状態への移行では、LEDOを点滅から連続
点灯へ切り替え、ブザー52を0.25秒間ずつ3回鳴
動させて、通常測定状態への移行を表示する(ステップ
231)。
通常測定状態までの待機時間は、上限が20秒+20秒
の40秒で、下限が5秒(0,5秒×lO回、ヒートク
リーニング)+5秒(0,5秒×IO回、ヒートクリー
ニング後の待機)の10秒である。
動作モードの決定(第6図、第7図) マイクロコンピュータ2の入出力ポートの数やROMの
容量は、ガス検出装置に対して通常オーバースペックで
ある。これを利用し実施例では、遊びの入出力ポートを
用いて装置の動作モードを切り替える。モードの判別は
、ポートJ1〜J、への入力電圧かハイかロウかから行
う。またROMには複数のプログラムや複数の制御変数
を記憶さの極小値(第4図の谷)では、Rsが安定して
いる時間が短く、この条件を満たさない。ヒートクリー
ニングが終了し、センサ抵抗Rsが安定すると上の条件
が満たされる。ここでRsm++とRs。
との比を0.98〜1.08としたのは、Rsが徐々に
増加することを安定化に含めるためである。
Rsが安定化する(ステップ224)、あるいはヒート
クリーニング時間が上限に達すると(ステップ225)
、ヒートクリーニングを打ち切る(ステップ226)。
ヒートクリーニングが終了すると、ヒータ電圧を通常電
圧の5vに戻す。しかしセンサ抵抗Rsには、温度変化
に伴う過渡特性が残るので、この間装置を待機させる。
待機時間の上限を20秒とし、過渡時間タイマ128を
スタートさせる(ステップ227)。過渡時間の間にセ
ンサ抵抗Rsは一旦変化した後、安定化する。前の処理
と同様に、10回続けて以下の条件が満たされることか
ら、安定化を検出する(ステップ228)。
0.99<Rs 、++lRs 、< l 、O4=1
2− せ、ポート11〜J4への電圧からこれらを選び、1つ
のマイクロコンピュータ2で複数の動作ができるように
する。
ステップ241では、基準値R0の更新モードを決定す
る。ポートJ、、J2を2ビツトの入力とし、(0,0
)では、更新タイマ82の時間を1分に、リセット条件
を R5<Ro・I1 とする。
(0,1)では、更新タイマ82の時間を3分に、リセ
ット条件を Rs<Ra−I2 とする。
(1,0)では、更新タイマ82の時間を10分に、リ
セット条件を R8<Ro・I3 とする。
(1,1)では、更新タイマ82の時間を30分に、リ
セット条件を Rs(R,・■。
とする。
更新タイマ82の時間を短くすることは、工場等でガス
漏れの有無や発生箇所を探るためのガス漏れ検出器に適
し、長くすることは空調制御機器に適している。そして
更新時間を長くしたことに対応して、リセット条件を変
更する。
ステップ242では、表示モードが通常モードかオプシ
ョン・モードかを判別する。通常モードでは、レベルメ
ータ50について該当するレベルのLEDとそれ以下の
レベルのLEDとを点灯させる。またレベルに、〜に、
では、ブザー52を間欠鳴動させ、レベルの増加と共に
ブザー52の鳴動間隔(OFF時間)を短くする。そし
て最高レベルに、ではブザー52を連続鳴動させる。
オプション・モードでは、該当するレベルのLEDのみ
を点灯させ、他は点灯させない。またブザー52は、最
高レベルに、で連続鳴動させ、他のレベルでは動作させ
ない。
ステップ243では、動作モードが通常モードか、ピー
クホールド・モードかを判別する。ビ5 電源電圧Vccを読み込む。ステップ262ではパラメ
ータ■1〜I5を演算し、ステップ263で11〜I6
を元に検出レベルR6・■1〜R0・■5を求める。入
力電圧V1は検出下限■1を定め、入力電圧V 2は各
検出レベル11〜I、の間のルーベル当たりの変化幅を
定める。V、、V2は抵抗32,34.36.38によ
り製造時に可変である。また使用時には、スイッチ40
により、V、、V、を2レベルに可変である。
基準値の決定(第8図、第9図) このサブルーチンでは、0.5秒毎に読み込んだセンサ
抵抗Rsを基に、基準値R8を求める。
また更新タイマ82の作動時間は入力ポートJ。
J2への入力電圧で定め、1分〜30分の間で変化させ
る。更新タイマ82のリセット条件、(更新禁止レベル
)、も入力ポートJ、、、J2への電圧で定め、更新禁
止レベルのパラメータを11〜I。
の範囲で変化させる。更新タイマ82の作動時間やリセ
ット条件は、第6図のステップ241で定りホールド・
モードでは、ガスを検出すると、(Kl〜に5のいずれ
かの検出信号がセットされると)、検出信号の最高値(
最高の検出レベル)を保持し、それを表示する。そして
6回続けて、Rs/R5m1n≧1 で、検出を終了したものとする。ここにR5m1nは、
センサ抵抗Rsの最小値である。この条件が満たされる
と検出を終了し、装置はヒートクリニング(第4図1第
5図)に戻り、測定で吸着したガスをセンサ4から除く
ピークホールド・モードでの表示は、第6図のオプショ
ン・モードに従い、かつヒートクリーニングが終了し、
通常測定状態に戻るまで、レベルメータ50やブザー5
2で表示を継続する。
第7図の処理では、検出用のパラメータ■1〜I、を決
定する。このサブルーチンは、装置の動作開始時と、高
感度側か低感度側かを定めるスイッチ40の操作で入力
電圧V、、V2が変更された場合に起動する。ステップ
261で、基準値R9、入力電圧V、、V2.マイクロ
コンピュータ2への6 める。
ステップ281でセンサ抵抗Rsを読み込み、ステップ
282で Rs)Ro・I n  (I n :更新禁止パラメー
タ)であることを確認し、RsがRo・In以下の場合
、ステップ283で更新タイマ82をリセットし、サブ
ルーチンを終了する。そうでない場合、R8がR8より
大きければ、RoにRsを代入する(ステップ284〜
286)、RsがR0以下の場合、更新タイマ82が作
動中かどうが確認しくステップ287)、停止している
場合タイマ82を作動させて(ステップ288)、予備
値R,の初期値にRsを代入する(ステップ289)。
更新タイマ82が作動中の場合、R8がR3より大きけ
ればR1にRsを代入しくステップ290,291)、
更新タイマ82の作動時間終了時にR1を基準値R8に
代入する。
この動作を第9図に示す。センサ抵抗Rsが図の左端の
ように単調に増加する場合、RoはRsと一致して増加
し、0.5秒毎に連続的に更新が行われる。Rsが徐々
に減少する場合、減少が緩やかで、更新禁止レベル以下
にRsが低下しなければ、R,は更新タイマ82の動作
終了と共に置き換えられる。更新タイマ82の動作が、
更新の区間を定める。R,の更新値は、前の区間でのR
5の最大値である。例えば区間2でのR8は、区間1で
のRsの最大値であり、区間3でのRoは区間2でのR
sの最大値である。図の右側のように、Rsが更新禁止
レベル以下に低下した場合、更新タイマ82はリセット
され、更新処理は行わない。モしてRsが更新禁止レベ
ル以上に増加した場合に、再度更新タイマ82を起動し
、タイマ82の動作終了時にRoを更新する。この間に
再びRsが更新禁止レベル以下に低下すれば、タイマ8
2はリセットされ、Roの更新は行わない。
タイマ82による更新の条件は、更新タイマ82の作動
期間の間、Rsが更新禁止レベル以下に低下せずに、更
新タイマ82の作動が終了することである。
9 ステップ308でに1〜に5の値をiレベル変化させる
。2レベル以上の変化の場合、ステップ309で1レベ
ル変化させ、以降の変化は1レベル毎に0.15秒ずつ
遅延させる(ステップ310)。
この結果、2レベル以上の変化がある場合には、2レベ
ル目からの変化には0.15秒ずつの間隔が置かれるこ
とになる。
第2図のLED処理部96.ブザー処理部98は、K1
−に、の値に応じてガス濃度を表示する。
レベル変化が緩やかで、1レベルずつ変化する場合の表
示を、第11図と表2とに示す。図の上段はセンサ抵抗
Rsの変化を示し、矢印はレベルが変化した時点を現す
。図の中段はLEDレベルメータ50の0N10FFを
示し、下のOFFはLEDI〜5が全てOFFしたこと
を、1〜5の数字はONさせるLEDのレベルを示し、
例えば5はLEDI〜5が全てONすることを示す。
ブザー52での濃度報知は、レベルが増すにつれて、鳴
動と鳴動との間隔を短縮し、ブザー52の鳴動頻度ある
いは鳴動のデユーティ比を増加さガス検出と表示(第1
O図〜第12図)第10図に、ガスの検出と表示とのサ
ブルーチンを示す。また第11図に、LEDレベルメー
タ50とブザー52を用いた、ガス濃度の表示波形を示
す。第12図に、1回のRsのサンプリングで2レベル
以上検出結果がジャンプする場合の、表示波形を示す。
第12図の表示波形は、LEDレベルメータ50の表示
が数レベル分同時に変化し、使用者の感覚に沿わず、不
審を与えることを防止するためのものである。
第3図のステップ301で、検出下限(RO・11)以
上の濃度のガスを検出すると、第1O図のサブルーチン
を起動する。ステップ305でガス濃度レベルをRO・
It−Ro・■、の5段階で求める。この結果が、検出
結果を示すパラメータに1〜に、の候補値となる。ステ
ップ306では、既存の(0,5秒前の前回のサンプリ
ング時)のに1〜に5値を求める。ステップ307では
、Kl〜に5に2レベル以上の変化が有るか否か判別す
る。K、〜に6のレベルの変化がlレベルの場合、20 せる事で行う。ブザー52でガス濃度を表示するのは、
LEDレベルメータ単独では濃度を読み取り難いことが
あるためである。例えば携帯用のガス漏れ検出器で、配
管等のガス漏れ箇所を探る場合、配管箇所の置くに検出
器を差し込むと、レベルメータ50が見えにくいことが
有る。そこでブザー52の鳴動頻度あるいはON10 
F Fの間隔を変えて、濃度を報知する。
用いたピエゾ・ブザー52から最大の音量が得られる周
波数は4KHzで、マイクロコンピュータ2は出力ポー
トP6から4KHzのパルスを出力し、ブザー52を駆
動する。ピエゾ・ブザー52でも他のブザーでも、音量
は周波数により変化するので、鳴動周波数を変化させて
ガス濃′度を報知すると、十分な音量が得られない、あ
るいは鳴動周波数の変化幅が小さいとの問題が生じる。
そこで表2のように、鳴動間隔を変化させて、ガス濃度
によりブザー52の動作を変更する。
表 2 表示 に、:    LEDIをON、ブザーは1秒OFF。
0.0625秒ONの繰り返し に2:    LEDI、2をON、ブザーは0.5秒
OFF、0.0625秒ONの繰り返しに3:    
LEDl〜3をON、ブザーは0.25秒OFF、0.
0625秒ONの繰り返しに、:  、  LED1〜
4をON、ブザーは0.125秒OFF、0.0625
秒ONの繰り返しに6:    LED1〜5をON、
ブザーは連続○Nレベルが急激に変化する場合の表示を
、第12図に示す。図の上部の丸記号は、0.5秒毎の
Rsのサンプリング点を示す。図の下部にはLEDの0
N10FFを示す。ブザー52はLEDに連動し、その
条件は表2のものである。
0.5秒のサンプリング間隔の間にRsが急激に変化し
た場合、これをそのまま表示すると、図の鎖線のように
多数のLEDが一斉にONあるいはOFFする。しかし
実際にはRsの変化速度は有限であり、多数のLEDが
一斉にON10 F Fするような状況は有り得ない。
多数のLEDが一斉に0N10FFI、、表示レベルが
複数のレベルにわたって一瞬に変化するのは、実際には
Rsのサンプリング間隔が長く、検出器の出力が実際の
Rsの変化に追随していないためである。検出器の出力
がRsの変化に十分に追随していれば、各LEDのON
10 F Fの間には、僅かでも時間のずれが有るはず
である。サンプリング間隔が大きく、LEDレベルメー
タ50が不自然な動作をすることを隠すため、K1−に
、の値を2レベル以上変化させる場合、ステップ309
で2レベル目から0.15秒の遅延時間を置き、第12
図の実線のようにLEDのON10 F Fに時間差を
持たせる。
トラブルのチエツク(第13図、第14図)装置のトラ
ブルとして、ガスセンサ4の異常と、電池lOの電圧低
下とを検出する。ガスセンサ4の異常は、主としてヒー
タ8等の断線によるもの3 である。ヒータ8の断線等が生じる頻度は極めて低いが
、万一に備えセンサ異常の検出を行う。
ヒータ8が断線すると、金属酸化物半導体6が冷却され
、その結果抵抗値Rsは極めて大きくなる。これへの検
出閾値としてQを設け、Rs≧Q で、センサ異常と判断する(ステップ332)。
ステップ333では、トラブル検出時のフラグをRAM
102に七71−シ、トラブル処理部104を起動する
。トラブル処理部104が起動されると、全てのLED
 (LEDO〜6)を0FFL、ブザー52もOFFさ
せる(ステップ334)。
この結実装置は全く出力のない、(全く表示を行わなず
、電源10の再投入以外の使用者の行為に対して何隻反
応しない)、状態となる。また装置の動作シーケンスは
メインループに復帰せず、動作シーケンスはトラブル処
理のループ内を繰り返すだけとなる。そして電源10を
OFFして、RAM102のトラブル検出フラグを降ろ
し、再度電源10をONするまで、装置は全く出力のな
い4 状態を保つ。
第14図に、センサ異常の表示波形を示す。断線等でR
sがQ以上に増加しても、その後の水分の吸着等でRs
がQ以下に低下することがある。
この見掛けの異常の解消により、装置を再作動させるの
は不都合である。実施例では、トラブル検出フラグをセ
ットし、電源をOFFするまでフラグを降ろさないよう
にしたことと、センサの異常時に動作シーケンスをトラ
ブル処理の中で循環させ、他のループに戻さないことで
、−旦RsがQ以上に増加すると、電源を再度ONする
まで、装置を再作動させないようにした。
電源電圧が低下すると、電源チエツク部106で検出し
くステップ335)、LEDOを0.25秒毎に0N1
0 F Fする。 この表示周波数は2Hzで、ヒート
クリーニング表示(IHz)の2倍の周波数とする。
デモンストレーション・モード(第、15図、Ml 6
図)装置の販売時等に、LEDとブザーの動作を表示し
、装置の使用方法や表示の意味を理解させるため、デモ
ンストレーション・モードを設けた。
デモンストレーション・モードでは、ヒートクリーング
状態、通常測定状態、ガス検出時の状態、電源電圧の低
下、センサの異常の各状態を、繰り返し表示する。表示
の内容は、その状態への実際の表示と同一である。勿論
、全ての状態をデモンストレーションする必要があるの
ではなく、センサ異常等の通常は起こり得ない状態はデ
モンストレーションから除いても良い。デモンストレー
ション・モードの実行は、装置内部のスイッチ44がデ
モンストレーション側にセットされている場合に行う。
第15図に、LEDレベルメータ50とブザー52の表
示を示す。最初に例えば7秒間、ヒートクリーニング時
のLEDとブザーの表示を行う。
次にガス濃度が検出下限以下の状態での通常測定状態、
(レベル0で、に1〜に5はいずれも0.ガス濃度は検
出下限以下)、の表示を、例えば4秒間行う。次いでレ
ベル1〜5の各状態(K l” K s7 この発明では、マイコルコンピュータによるガスセンサ
出力のサンプリングや信号処理の間隔のために、レベル
メータが不自然な表示をすることが防止する。この発明
では、レベルメータの表示が同時に2レベル分以上変化
することを禁止し、あたかもリアルタイムで、レベルメ
ータがガスセンサ出力に追随しているかのような自然な
表示を行う。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の回路図、第2図は実施例に用いるマイ
クロコンピュータの回路図、第3図は実施例の動作シー
ケンスを示す70−チャートである。 第4図はヒートクリーニング動作の波形図、第5図はヒ
ートクリーニングの動作シーケンスを示すフローチャー
トである。 第6図は実施例の動作モードの決定を示すフローチャー
ト、第7図は検出パラメータ■1〜ISの決定を示すフ
ローチャートである。 が順次に1からに、ヘセット)をLEDレベルメータ5
0とブザー52で、例えば1レベル毎に4秒ずつ表示す
る。この後4秒間で、表示をレベル5(X Sがセット
)からレベルl (Klがセットに2〜に5はリセット
)へ移行させる。そして3秒間通常測定状態の表示を行
った後、5秒間電源電圧の低下表示を行い、3秒間セン
サ異常の表示(LEDとブザーを全て0FF)を行う。 このシーケンスはエンドレスとした。 動作シーケンスを、第16図に示す。ステップ202で
ヒートクリーニングを、ステップ203で通常測定状態
を、ステップ204でガスの検出状態をレベル1〜5の
5段階で表示し、ステップ205でレベル5からlへの
低下を表示する。ステップ206では通常測定状態を、
ステップ207で電源電圧の低下を、ステップ208で
センサの異常(トラブル)を表示し、これらのサイクル
を繰り返す。 [発明の効果1 8 第8図は基準値R0の更新を示す動作フローチャート、
第9図は基準値R0の更新を示す波形図である。 第1O図はガスの検出とガス濃度の表示とを示すフロー
チャート、第11図、第12図はガス濃度の表示を示す
波形図である。 第13図は、トラブルの検出を示すフローチャート、第
14図はガスセンサの異常検出を示す波形図である。 第15図はデモンストレーション・モードの波形図、第
16図はデモンストレーション・モードの70−チャー
トである。 図において、2 マイクロコンピュータ、4 ガスセン
サ、   5Q  LEDレベルメータ、52 ブザー Rs  センサ抵抗、 Ro 基準値。 第 6 特開平3 257358 (13)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガスセンサの出力を所定の頻度でマイクロコンピ
    ュータにより処理してガス濃度を求め、レベルメータで
    ガス濃度を表示するようにしたガス検出装置において、 レベルメータの表示が1回の処理で2レベル以上変化す
    る場合、2レベル目以降の変化に対して、1レベルの変
    化毎に所定の遅延時間を設けるための手段を設けたこと
    を特徴とする、ガス検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020067076A1 (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 ホーチキ株式会社 可搬式の煙検知装置及び煙発生位置の特定方法
US11393312B2 (en) 2018-09-28 2022-07-19 Hochiki Corporation Portable smoke detector and method for identifying smoke generation position

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WO2020067076A1 (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 ホーチキ株式会社 可搬式の煙検知装置及び煙発生位置の特定方法
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