JPH0325706Y2 - - Google Patents

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JPH0325706Y2
JPH0325706Y2 JP2081985U JP2081985U JPH0325706Y2 JP H0325706 Y2 JPH0325706 Y2 JP H0325706Y2 JP 2081985 U JP2081985 U JP 2081985U JP 2081985 U JP2081985 U JP 2081985U JP H0325706 Y2 JPH0325706 Y2 JP H0325706Y2
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JP
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separation tube
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tube
cutter
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JP2081985U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ジユーサに関し、特に電動機によ
り回転される遠心分離筒と該分離筒の内側に着脱
自在に嵌装される筒状フイルタとの固定に係わる
ものである。
〔従来の技術〕
通常、ジユーサは、電動機を内蔵した本体上に
容器を載置し、該容器内において、内底部にカツ
タを有する遠心分離筒を電動機により回転するよ
う支持するとともに、分離筒の内側に筒状フイル
タを着脱自在に嵌装して構成されており、電動機
により回転される分離筒のカツタにおいて材料が
切削されると、該切削された材料がフイルタにお
いて液分とかす分とに分離され、かす分がフイル
タで捕獲され分離筒内に収容されるとともに、液
分が分離筒から流出し容器に収容されるようにな
つている。
ところで、この種ジユーサにおいては、遠心分
離筒内に筒状フイルタを固定する際、別部品であ
る蓋体を設け、分離筒内にフイルタを嵌装したの
ち、該フイルタを上から押さえ付けるようにして
蓋体を分離筒に螺着している。
しかし、このような別部品によるフイルタの固
定は、フイルタを分離筒内に嵌装したのち蓋体に
よる固定を忘れてジユーサの使用を行なうといつ
た操作誤まりを招きやすく、このような場合、材
料の切削中に筒状フイルタ内に溜まるかす分に遠
心力が働らき、フイルタがその力によつて分離筒
外に飛び出す危険性がある。
さらに、この種ジユーサにあつては、材料の切
削後、洗浄等のためにフイルタを取り出す際、か
す分が溜つているフイルタ内に指を入れる等して
直接手で取り出さねばならず、しかも、液分でぬ
れたフイルタはすべりやすく、非常に作業性が悪
いものである。
このような欠点を解消するために、たとえば実
開昭57−23214号公報、実開昭57−30112号公報に
示されているように、筒状フイルタの上部に把手
を回動自在に設け、さらにこの把手の一部を分離
筒の上部内壁に形成された凹部に係合し、フイル
タを把手と凹部との係合により分離筒に固定する
ことが考えられる。
〔考案が解決しようとする問題点〕 しかし、前記公報に示されるものの場合、筒状
フイルタの把手が遠心分離筒の内壁に係合される
構成であるため、把手の係合部との係脱を分離筒
内に指を入れて行なわねばならず、極めて作業性
が悪い問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、前記問題点に留意してなされたも
のであり、内底部に材料切削用カツタを有し電動
機により回転される遠心分離筒と、前記分離筒の
内側に着脱自在に嵌装され前記カツタで切削され
た材料を液分とかす分とに分離する筒状フイルタ
とを備えたジユーサにおいて、前記筒状フイルタ
の上部に弾性を有する1対の半円環状の固定部材
を回動自在に取り付け、前記分離筒の上端に前記
両固定部材のそれぞれの基部が挿通する切欠部を
形成するとともに、前記分離筒の外周に前記各固
定部材をそれぞれ係脱自在に係止する係止部を形
成したものである。
〔作用〕
したがつて、前述のように構成されたこの考案
のジユーサは、筒状フイルタを遠心分離筒の内側
に嵌装するとともに、フイルタに取り付けられた
1対の固定部材のそれぞれの基部を分離筒の切欠
部に挿通し、さらに両固定部材を外周方向に回動
してこれを分離筒の外周の係止部にそれぞれ係止
すれば、フイルタが分離筒の内側において確実に
固定され、両固定部材を係止部から離脱したのち
これを持つて、すなわち取手としてフイルタを取
り出すことが可能となる。
〔実施例〕
つぎに、この考案を、その1実施例を示した図
面とともに詳細に説明する。
第2図はミキサの機能を備えたジユーサの全体
図を示し、1は電動機2を内蔵した本体、3は本
体1上に着脱自在に載置され、注出口3′を有す
る容器、4は容器3の上面開口を覆う容器蓋であ
り、材料投入口5を備えている。
6は本体1より上方へ突出された前記電動機2
の出力軸、7は出力軸6の基部に固定された第1
プーリ、8は本体1の水平な基板9上に支持され
た中間軸、10は中間軸8に回転自在に支持され
た第2プーリ、11は出力軸6に回転自在に支持
されたジユーサ用回転子であり、第1プーリ7、
第2プーリ10間が第1ベルト12により、第2
プーリ10、回転子11間が第2ベルト13によ
りそれぞれ連結され、電動機2の回転力が減速し
て回転子11に伝達される。14は出力軸6の上
端に一体に固定されたミキサ用回転子であり、図
示しないミキサアタツチメントが着脱自在に連結
される。
15はジユーサ用回転子11に着脱自在に連結
され該回転子11等を介して電動機2により回転
される遠心分離筒であり、周壁がたとえば篭状に
形成されており、分離筒15の内底部の切削台1
6上に材料切削用カツタ17が設けられている。
この分離筒15の切削台16の直上には前記容器
蓋4の材料投入口5の下端が開口されており、投
入口5に投入され押棒18により切削台16上に
案内された材料が分離筒15の回転に伴なつてカ
ツタ17により切削される。
19は分離筒15の内側に着脱自在に嵌装され
前記カツタ17により切削された材料を液分とか
す分とに分離しかす分を捕獲する筒状フイルタで
あり、該フイルタ19を通つた液分は分離筒15
より流出し、容器3に収容される。20はフイル
タ19の上部の枠部19′において該フイルタ1
9の中心を通る直線上の対向位置にそれぞれ透設
された円周方向に長い長楕円形状の2個の取付
孔、21は針金等により構成された弾性を有する
ほぼ円環状の1対の固定部材であり、それぞれ、
両端部に円環の中心側への折曲による支持部21
a、中央部に取手部21b、該取手部21bの両
端に内周方向への突部21cを備えており、両固
定部材21は、それぞれの支持部21aをフイル
タ19の各取付孔20に外周方向から遊挿入して
回動自在に取り付けられている。この両固定部材
21は第1図aに2点鎖線に示す分離筒15の上
部外周面にほぼ沿う形状になつており、両突部2
1cのみが当該外周面内方に突入している。
22は分離筒15の上端において該分離筒15
の中心を通る直線上の対向位置にそれぞれ形成さ
れたほぼ山状の2個の切欠部であり、第4図に示
すように、両固定部材21のそれぞれの支持部2
1aが2個同時に遊挿し得る幅狭の挿通部22a
と該挿通部22aに連通され前記取付孔20とほ
ぼ同形状の長孔部22bとからなり、分離筒15
内へのフイルタ19の嵌装時、両固定部材21の
それぞれの支持部21aが各切欠部22に上方か
ら挿通され、両支持部21aを長孔部22bにお
ける両端部に位置させることにより、切欠部22
の突起部22cにより両支持部21aの上方への
抜けが阻止される。
23は分離筒15の上部外周の4個所に凹設さ
れ両固定部材21のそれぞれの突部21cが係脱
自在に嵌まり込んで係止する係止凹部であり、フ
イルタ19の分離筒15への嵌装時、支持部21
aを切欠部22に挿通させた両固定部材21をそ
れぞれ、分離筒15の外側方向へ回動するととも
に分離筒15の外周に沿わせるように広げ、固定
部材21の弾性を利用してそれぞれの突部21c
をある程度の操作力で係止凹部23に係止するこ
とにより、フイルタ19が固定部材21を介して
分離筒15に固定される。
したがつて、フイルタ19の分離筒15に対す
る着脱あるいは持ち運びの際には、第3図に示す
ように、両固定部材21を合わせ、それぞれの取
手部21bを持つてその作業が行なえ、また、フ
イルタ19の嵌装時には、分離筒15の切欠部2
2を挿通した両固定部材21を分離筒15の外周
に係止することにより、フイルタ19の分離筒1
5への固定が行なえ、しかも、この固定時、固定
部材21の支持部21aが切欠部22の長孔部2
2bにおける端部に位置するため、上下方向は無
論のこと回転方向に対しても拘束され、フイルタ
19の固定が確実に行なわれる。
なお、この考案は前記実施例に限定されるもの
ではなく、たとえば遠心分離筒15の外周に半円
環状の固定部材を係脱自在に係止するための係止
凹部を形成するようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案のジユーサによると、
筒状フイルタ19に取り付けられた1対の固定部
材21を遠心分離筒15の外周に係止してフイル
タ19を分離筒15に固定することができるた
め、別部品としての蓋体等が不要となり、フイル
タ19の固定忘れといつた問題点を解決すること
ができ、しかも、両固定部材21はそれぞれ分離
筒15の外周において係脱自在に係止されるた
め、その取り扱いが良好となり、作業性の向上が
図れる効果がある。
さらに、フイルタ19の1対の固定部材21
を、フイルタ19の着脱時の把手として利用で
き、極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案のジユーサの1実施例を示し、
第1図aおよびbは要部の一部切欠正面図および
平面図、第2図は全体の切断正面図、第3図は要
部の斜視図、第4図は一部の拡大図である。 2……電動機、15……遠心分離筒、17……
カツタ、19……筒状フイルタ、21……固定部
材、22……切欠部、23……係止凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内底部に材料切削用カツタを有し電動機により
    回転される遠心分離筒と、前記分離筒の内側に着
    脱自在に嵌装され前記カツタで切削された材料を
    液分とかす分とに分離する筒状フイルタとを備え
    たジユーサにおいて、前記筒状フイルタの上部に
    弾性を有する1対の半円環状の固定部材を回動自
    在に取り付け、前記分離筒の上端に前記両固定部
    材のそれぞれの基部が挿通する切欠部を形成する
    とともに、前記分離筒の外周に前記各固定部材を
    それぞれ係脱自在に係止する係止部を形成したジ
    ユーサ。
JP2081985U 1985-02-15 1985-02-15 Expired JPH0325706Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2081985U JPH0325706Y2 (ja) 1985-02-15 1985-02-15

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JP2081985U JPH0325706Y2 (ja) 1985-02-15 1985-02-15

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JPS61137315U JPS61137315U (ja) 1986-08-26
JPH0325706Y2 true JPH0325706Y2 (ja) 1991-06-04

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