JPH03256842A

JPH03256842A - 通い箱

Info

Publication number: JPH03256842A
Application number: JP4442190A
Authority: JP
Inventors: Shin Suzuki; 鈴木　震
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1990-02-27
Filing date: 1990-02-27
Publication date: 1991-11-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は、小物やバラ物等を収納して荷扱い、運搬す
るための木製または合成樹脂製の通い箱に関するもので
、特に品物の収納および取出しゃ。

箱の洗浄保管等を容易にした通い箱に関するものである
。

［従来の技１％］従来、この種の通い箱は木製、合成樹脂製、金属製の箱
状を威したものが一般的で、一部に側壁が二つ折りに戒
った折畳み式のものも用いられている。

［発明が解決しようとする問題点］併し乍ら、この様な通い箱は品物の出し入れに際して、
品物を通い箱の側壁を越えて出し入れする必要が有り、
そのために品物を上下方向に移載することが必要とされ
る。特に、通い箱の置かれた平面と同一高さの面に置か
れた品物の出し入れに際しては、品物を一度側壁の上ま
で持ち上げて側壁を越えてから底部の上に置くように品
物を入れる必要があり、特に小物、バラ物または軟らか
い物等の品物の場合には、品物を移載する特別な装置が
必要であり、複雑に戒る。従って、通い箱の置かれた平
面と同一面上において、品物を側方より水平に移動して
通い箱の中へ押し込んで収納することが出来ず、必ず品
物を一旦持ち上げて通い箱の側壁を越えることが必要で
ある。また、この様な通い箱は積み重ねて保管する場合
に、通い箱の側壁の高さ分だけ積み上げることになるの
で保管場所を取る。更に、斯様な通い箱は洗浄する場合
に箱の隅が洗浄し難くて良く洗浄出来ず、通い箱の底部
と側面を容易に切り離したり結合することが出来ない。

また、折畳み式の通い箱は使用時に箱として組立てＮ用
いて、底部と側壁を展開した状態で品物を入れて組立て
ることは出来ない等の種々の問題点が有る。

従って、この発明の目的は、この様な従来における問題
点を解決するために、底部の周縁と側壁の下端縁とを回
動自在に連結すると共に、隣接する側壁の接触面相互を
接離自在に結合して底部と同一平面上に側壁を展開でき
るようにした通い箱を提供することにある。

［問題点を解決する手段］この発明に依れば、通い箱は、底部周縁と側壁下端縁が
回動自在に連結され、展開時に底部と側壁が連結された
状態で水平な状態に展開でき且つ組立時には側壁の下端
縁が底部の周縁に沿って回動されて箱状に形成され、両
側の側壁と前後側の側壁との接触面が接離自在に結合さ
れることを特徴としている。

［作　　用〕そして、この発明は上述の手段に従って通い箱の前後お
よび左右の側壁が底部周縁に対して回動自在に連結され
ると共に、隣接の側壁との接触面相互が接離自在に結合
できるので、所要の側の側壁を底部と同一平面上に位置
するように展開することによって、品物を外側から適宜
な押圧手段によって押圧して箱の底部上に押入れ、次い
で展開されていた側壁を直立させて隣接の側壁と接触面
にて結合して組立てることが出来、小物やバラ物または
軟らかなもの等の品物を容易に迅速に出し入れすること
が出来る。

この発明の他の目的や特長および利点は以下の添付図面
に沿っての詳細な説明から明らかになろう。

［実　　施　　例コ図面の第１図乃至第４図に示される様に、この発明の通
い箱１０は、合成樹脂材料、板材料または軽合金材料等
から造られ回動自在に且つ分離可能に結合される個別の
底部１１と、左右両側の側壁１２．１３と前後側の側壁
１４．１５とから箱状に構成されている１図示される様
に、これら底部１１と左右両側の側壁１２．１３と前後
側の側壁１４．１５は個々に分離可能に造られていて、
左右両側の側壁１２．１３と前後側の側壁１４．１５と
が夫々下端縁において連結装置１６によって底部１１の
周縁と分離自在に且つ回動自在に連結されると共に、各
側壁１２．１３．１４．１５の側端部の結合装置１７に
よって隣接の側壁の側端部と接触面にて接離自在に結合
されている。

先ず、通い箱１０の底部１１と左右および前後の側壁１
２．１３．１４．１５は、第２Ａ図および第２Ｂ図に明
示される様に、左右両側の側壁１２．１３および前後側
の側壁１４．１５の下端縁が連結装置１６によって底部
１１の周縁に回動自在に且つ分離可能に個々に夫々連結
されている。

この様な回動自在および分離可能な連結装Ｗ１６は、図
示される様に底部１１の周縁に断面はゾ円形状の枢軸部
１８を設け、この底部１１の枢軸部１８が回動自在に且
つ分離自在に嵌合されるは７同一断面の窪み渭を有する
嵌合部１つを左右両側および前後側の側壁１２．１３．
１４．１５の下端縁に設けて成り、底部１１の枢軸部１
８を側壁１２．１３．１４．１５の嵌合部１つに嵌め込
むことによって回動自在に且つ分離可能な連結が行われ
る。この様に、連結装置１６は枢軸部１８および嵌合部
１９の一方を永久磁石とし、他方を鉄片部材としたり、
或はこれら永久磁石や鉄片部材を埋込んだり接着したり
すること等によって互いに磁力の助けを借りて連結保持
力を高め、底部■１と左右両側および前後側の側壁１２
．１３．１４．１５との連結を確実にすることが出来る
。

更に、左右両側の側壁１２．１３と前後側の側壁１４．
１５との側端部には、第１Ａ図に明示される様に、組立
時に互いに当接する隣接の側壁の側端部の接触面に、例
えば永久磁石２１と鉄片２２から成る接離自在な結合装
置１７を埋め込みや接着等によって取付け、この結合装
置１７によつて隣接する側壁の側端部を接離自在に結合
される。

すなわち、結合装置１７は、隣接する側壁の接触面の一
方に永久磁石２１を埋め込みや接着等によって取付け、
他方の側壁の接触面に鉄片２２を同様にして取付けて成
り、永久磁石２１が鉄片２２と磁力によって接触結合さ
れることによって隣接する側壁が接離自在に結合される
。

斯様に、通い箱１０の底部１１の周縁に左右両側および
前後側の側壁１２．１３．１４．１５の下端縁が連結装
置１６によって回動自在および分離可能に連結され、更
にまた、左右両側および前後側の側壁１２．１３．１４
．１５の側端部が磁石装置の様な結合装置１７によって
接離自在に結合できる様に戒っている。

勿論、この様な連結装置１６および結合装置１７は図示
のものに限らず、他の適宜な回動および分離自在な連結
装置や、接離自在な結合装置を用いることが出来るもの
であり、特に、磁石を用いた連結装置１６の代わりに、
適宜なヒンジ式やスナップ式の回動自在で且つ／或は分
離可能な連結装置を用いることも出来る。

上述した様に槽底されるこの発明の通い箱１０に依れば
、底板１１の周縁の連結装置１６の枢軸部１８に左右両
側および前後側の各側壁１２．１３．１４．１５の下端
縁の連結装置１６の嵌合部１９を嵌め込んで回動自在に
連結して、第１図に示される様に底部１１に対して各側
壁１２．１３．１４．１５をはゾ直角に立てれば、隣接
の側壁の側端部の接触面相互において結合装置１７によ
って互いに磁力を以って接合連結されて、図示の如く箱
形に形成されて通い箱１０が構成される。勿論、必要に
応じては、連結装置１６の嵌合部を底部に設けて枢軸部
を側壁に設けることも出来る。

この様に、箱形に形成された通い箱１０は、所要の側の
側壁を底部１１との連結装置１６の枢軸部１８回りに側
壁を外方に倒して、第２図に示される様に底部１１と側
壁が連結状態のまＮでは望同−平面を為すように平らな
状態に開くことが出来る。

従って、例えば第７図および第８図に示される様に箱形
に組立てられた通い箱１０を収納用のローラ白２５の上
に設置してストッパー２６等によって固定して、搬送用
のベルトコンベヤ２７側の側壁を開いて搬送用ベルトコ
ンベヤ２７上を搬送されてくる品物Ａをプッシャーの様
な押圧装置２８によって通い箱１０の方に押せば、ベル
トコンベヤ２７上の品物Ａは通い箱１０の開いた側壁の
上を通って通い箱１０内に好適に収納することが出来る
。こうして所要の量だけ品物Ａが通い箱ｌＯ内に収納さ
れたならば、開いた側壁を起こして閉じることによって
容易に箱状に形成することが出来、品物Ａを通い箱１０
内に自動的に収納することが容易に且つ迅速に行うこと
が出来る。また、通い箱１０から品物Ａを取出す際には
、通い箱１０の所要の側の側壁を開けば、品物Ａを容易
且つ簡単に、自動的に取出すことが出来る。

また、図面の第５図および第６図には、この発明の通い
箱の第２の実施例が示されており、この通い箱１０′は
底部１１′に対して左右両側の側壁１２’、１３’　と
前後側の側壁１４’　、１５’とが適宜なヒンジ３０に
よって回動自在に結合されていることが先の第１の実施
例のものと異なっている。すなわち、側壁１２’　１３
’　　１４“　１５は底部１１′に対してヒンジ３０に
よって回動自在に結合されている。また、これら側壁１
２゜１３’　　　１４”　　１５°の隣接の側壁との接
触面には第１の実施例と同様に磁石装置の様な接離自在
な結合装ｆｉ１７が設けられている。従って、この変形
実施例の通い箱１０′は展開時には第５図に示される様
に平らに展開でき、組立て時には第６図に示される様に
各側壁１２°、１３’　、１４１５′の接触面において
結合装置１７によって互いに結合されて箱形に組立てら
れる。

［発明の効果］この様に、この発明に従えば、通い箱は底部および各側
壁が回動自在に且つ／或は分離可能に連結されて箱状に
形成され、結合装置の永久磁石の結合力以上の外圧を通
い箱の内側から各側壁に加えることによって各側壁を容
易に水平に展開でき、また側壁を垂直に立てるだけで側
壁と側壁が夫々永久磁石を用いた結合装置によって結合
されて箱状に形成することが出来、通い箱の組立および
展開を容易に行うことが出来る。また、通い箱は各側壁
または１つの側壁だけを外方に展開して底部とはゾ同−
水平面として通い箱の側面方向から品物を底部上に収納
または取り出すことが出来、小物やバラ物または軟らか
い物等の品物を容易且つ迅速に出し入れすることが出来
る。更に、この発明の通い箱は底部と側壁が分離可能に
連結されているので、所要時に底部と側壁を個々に分離
することが出来るので、保管に際して場所を取らなく、
且つ嵩張ることも無く、また、この様に個々に分離され
た底部および側壁を容易に洗浄することが出来、自動洗
浄も更に容易に可能になり、食品用の通い箱として衛生
面の上からも一層好適に利用することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の通い箱の斜視図、第１Ａ図は第１図
の通い箱の側壁相互の接触面の部分拡大断面図、第２図
は通い箱の側壁の１つを開いて示す断面図、第２Ａ図お
よび第２Ｂ図は側壁の連結部分の開いた時と閉じた時の
部分拡大断面図、第３図は通い箱を展開した時の斜視図
、第４図は通い箱の底部と側壁を分解して示す斜視図、
第５図および第６図はこの発明の通い箱の別の実施例を
展開時と組立時とにて示す斜視図、第７図および第８図
は通い箱の使用例を示す斜視図と側面図である６図中、
１０．１０゛　二通い箱、１１．１１：底部、１２．１
２“、１３．１Ｂ’　、１４．１４°、１５．１５′　
；側壁、１６：連結装置、１７：結合装置、１８：枢軸
部、１９：嵌合部、２１：永久磁石、２２：鉄片、２５
：ローラ台、２６：ストッパー　２７＝ベルトコンベヤ
、２８、押圧装置、３０：ヒンジ、Ａ：品物。

Claims

【特許請求の範囲】

底部と左右両側および前後側の側壁とから成る物流用の
通い箱において、底部の周縁と側壁の下端縁を回動自在
に連結する連結装置と、左右両側の側壁と前後側の側壁
との接触面を接離自在に結合する結合装置とを備え、展
開時に底部と側壁が連結された状態で水平な状態に展開
出来、且つ組立時には側壁の下端縁が底部の周縁に沿っ
て回動されて箱状に形成されることを特徴とする通い箱
。