JPH03256012A - 色識別機能を有する光ファイバ - Google Patents

色識別機能を有する光ファイバ

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JPH03256012A
JPH03256012A JP2409714A JP40971490A JPH03256012A JP H03256012 A JPH03256012 A JP H03256012A JP 2409714 A JP2409714 A JP 2409714A JP 40971490 A JP40971490 A JP 40971490A JP H03256012 A JPH03256012 A JP H03256012A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[0001]
【産業上の利用分野】
本発明は着色顔料を含有しない硬化着色被膜を有する製
品に関する。 [0002]
【従来の技術】
ガラス光ファイバの製造過程で、ガラスファイバは母材
から引き落とされ、次いで、1種類以上の被覆材料(一
般的に、紫外線硬化性材料)で被覆される。被覆材料は
例えば、高分子組成物などであり、また、この被覆材料
は1種類以上の塗布装置により塗布される。ファイバ被
覆の機能は、その後の取扱い中および使用中に光ファイ
バが被るであろう機械的な引掻きおよび摩耗からガラス
光ファイバの表面を保護することである。被覆または被
覆類は機械的外力および環境温度に応じて、ファイバの
光特性にも影響を及ぼす。 [0003] 例えば、ケーブルでは、光フアイバ類は、被覆光ファイ
バに塗布された着色層を使用することにより互いに識別
される。従来は、所望の色は適当な液状担体に着色顔料
粒子を分散させることにより市販の着色塗料で得られて
いた。 [0004] 光フアイバ用の着色塗料を形成するのに顔料物質を使用
すると、製造上の問題と性能上の問題が生じる。例えば
、有機バインダー樹脂中に分散された顔料粒子は、全て
の物理的混合物に見られるように、徐々に明瞭な2相に
分離する。その結果、顔料を有する着色塗料の保存寿命
は比較的短い。 [0005] 顔料配合着色剤系における相分離の発生は顔料粒子の同
時発生的な凝集により複雑になる。望ましくないことに
、被覆光ファイバ上の着色塗料中で顔料粒子の凝集が起
こるとマイクロベンドを誘発する。このマイクロベンド
は伝送損失を生じる。 [0006] 更に、不透明な紫外線硬化性着色被膜を形成するのに必
要な比較的高濃度の顔料物質は、着色塗料を硬化するの
に必要な入射光の透過を阻害する。顔料成分は硬化源か
らの光を屈折、反射および散乱させる。その結果、製造
ラインに沿った光ファイバの製造スピードが低下し、こ
れにより製造コストが増大する。顔料配合着色塗料の硬
化速度が生得的に遅いと、加工およびこれら塗料の硬化
は着色被膜の厚さの微小な変化に対して敏感になる。 [0007] 顔料配合着色塗料の使用に伴う別の欠点は鉛またはカド
ミウムのような重金属を含有することである。光フアイ
バ用の着色塗料においてこのような重金属成分を使用す
ることは安全性の問題を提起する。更に、このような顔
料配合着色塗料で着色塗装された光ファイバを地上の外
部プラントで使用すると環境に対して有害な作用を及ぼ
す可能性がある。 [0008] 顔料配合系色識別システムが有する前記のような欠点の
ために、染料を使用することが提案された。しかし、染
料の使用に伴う問題も存在する。また、この問題は光フ
ァイバに使用される着色塗料のうちの幾つかのものに関
連している。高分子被膜はガラスファイバ表面に対する
機械的損傷を防ぐのに効果的である。しかし、高分子被
膜を通した水蒸気、ヒドロキシルイオンおよび水素の拡
散は光ファイバの強度、機械的結着性および光性能に対
する別の問題を提起する。 [0009] 光ファイバの機械的破損は、応力腐食と呼ばれるガラス
ファイバ破損メカニズムにより発生することがある。ガ
ラス本体の外面に、例えば、機械的損傷またはひびの入
ったシリカ接着層から生じた表面欠陥が存在する。微小
亀裂と呼ばれるこれらの欠陥は応力集中部として機能し
、ファイバに引張応力が加わった時、これらの箇所で優
先的に破損が起こる。特定の臨界値にまで応力が増大す
るにつれて、ファイバは亀裂箇所で破損する。通常、こ
れらの亀裂は応力単独の影響下では成長しない。 [0010] 例えば、不純物、および水蒸気などに由来するヒドロキ
シルイオンの存在下で引張荷重を受けたときに、これら
の亀裂は予測可能な速度で成長する傾向がある。この応
力腐食はヒドロキシルイオンが光ファイバのシリカマト
リックス中に混和した結果である。微小亀裂は、引張荷
重に抵抗する面積をゆっくりと、しかし、着実に減少す
るという事実により、ファイバの破損は他の状態の一層
高いレベルよりも遥かに低い応力レベルで発生する。 [0011] また、光ファイバに隣接して水素が存在すると、高分子
被覆を通してファイバコア中に水素が拡散する。ファイ
バコア中に拡散した水素はコアガラスマトリックス欠陥
と反応する。これにより、ファイバ中の光損失が増大さ
れる。 [0012] ファイバを線引きした後で、高分子被覆を様々な方法に
よりファイバ表面に塗布する前に、ファイバ表面に気密
性被覆を施すことにより応力腐食および水素吸着を阻止
できるか、さもなければ、少なくともかなりの程度にま
で軽減することができる。 [0013] 例えば、米国特許第4407561号明細書には、様々
な金属(例えば、ニッケル、銅およびアルミニウムなど
)を使用し、ガラス光ファイバ用の気密封土層を形成す
ることが開示されている。この気密被覆は、線引き直後
の光ファイバを溶融金属プールを通過させることにより
施すことができる。現在は、一般用に、炭素を含有する
気密被覆を施すことが行われている。 [0014] 問題は、これらの気密被覆が一般的に、隠蔽困難な暗色
を示すことである。常用の染料および顔料系は、気密被
覆材料を十分にカバーすることができず、しかも、所望
の性能時性を付与できないことが判明した。 [0015]
【発明が解決しようとする課題】
必要とされながら、従来技術では入手できないと思われ
るものは、光フアイバ用に使用される顔料非配合の着色
塗料系である。求められている着色塗料系は、かなり安
価なものであり、しかも、加工速度を全く低下すること
なく、現存の光フアイバ製造ラインに沿って光ファイバ
に塗布できるものでなければならない。 言うまでもなく、所望の着色塗料系は環境に適合しうる
ものでなければならず、しかも、取り扱いにおける潜在
的問題を発現してはならない。 [0016]
【課題を解決するための手段】
従来技術の前記のような問題は本発明の着色塗料により
解決される。 [0017] 顔料を含有せず、不透明な色識別系を有する製品は線引
きファイバのような支持体と、該支持体に塗布された色
識別系を含む。色識別系は支持体に対して適当な付着力
を有する紫外線硬化性塗料組成物からなる。また、色識
別系は高分子染料も含有する。 [0018] 比較的高い隠蔽力が必要な一つの実施例では、色識別系
は更に不透明剤も含有する。紫外線硬化性塗料は、紫外
線硬化性塗料と不透明剤からなる混合物が白色の不透明
液体を生成するのに十分に高い屈折率を与えるのに十分
な芳香族性を有する。 [0019] 好都合なことに、色識別系は光フアイバ中に数種類の形
態で帯有させることができる。例えば、コアとクラッド
および1層以上の被覆を有する光ファイバは、被覆の外
層に塗布された着色層を有することができる。別法とし
て、色識別系は光フアイバ被覆の外層中に含ませること
もできる。 [0020]
【実施例】
以下、図面を参照しながら本発明を更に詳細に説明する
。 [0021] 先ず、図1および図2を参照する。ここには符号20で
全体が表された光ファイバが図示されている。光ファイ
バ20は一般的に、ガラスコアとガラスクラッドからな
るガラスファイバ部分22を有する。1従来技術と同様
に、ガラスコアおよびガラスクラッドは被覆系により保
護されている。一般用に、被覆系は高分子被覆材料の2
枚の層を有する。内層26は一次被覆層と呼ばれ、ガラ
ス部分を保護するために比較的軟質である。−次被覆層
を取り囲んでいるのは外層28であり、この外層は二次
被覆層と呼ばれる。 [0022] 図1および図2に示されるような幾つかの光ファイバで
は、気密被覆材料の層29が内層26とガラスファイバ
22との間に挿入されている。気密被覆材料は湿気がガ
ラスファイバ22に達するのを防止するために使用され
ている。 [0023] 複数本の光ファイバが1本のケーブル中に組み込まれた
時に、各光ファイバを同定できるようにするために、各
光ファイバに色識別系を付与することが必要になる。こ
の仕事は光ファイバの製造者により行われることが望ま
しい。さもなければ、ケーブル製造業者により行わなけ
ればならない。 [0024] 本発明の色識別系は、従来技術の顔料含有系と異なり、
高分子着色剤の使用に基づく。顔料を含有しない着色塗
料は高分子着色剤を含有する。この高分子着色剤は、有
機染料単位が高分子鎖に化学的に結合された、高分子発
色団含有分子からなる。以下、この化学成分を「高分子
染料」と呼ぶ。 [0025] 高分子染料は米国特許第3157633号明細書に開示
されている。高分子染料はオリゴマー性のものであり、
特に、染料分子が長鎖物質に結合しているものである。 光フアイバ着色塗料中で高分子染料を使用すると、この
高分子染料は架橋網状組織内に取り込まれる。その結果
、常用の染料の安定性よりも、遥かに高い安定性が得ら
れる。例えば、従来は、常用の染料の場合、ケーブル充
填物質中に滲出するのが普通であった。 [0026] 前記のような問題は、存在する有機染料が高分子鎖に化
学的に結合された、高分子発色団含有分子である高分子
着色剤を含有する着色塗料を使用する色識別系により避
けられる。 [0027] 高分子着色剤系光フアイバ着色塗料は半透明なので、色
識別系はまた、比較的低屈折率の不透明剤も含有する。 この不透明剤が高分子着色剤系着色塗料に配合されると
、硬化前および硬化後も、組成物を不透明にする。不透
明剤の屈折率は着色塗料組成物中の他の成分に比べて低
い。比較的大きな屈折率差を有する成分を混合した場合
、得られた混合物は肉眼的に白色を示す。このベースに
高分子染料を添加すると、塗料に色がつく。非高分子系
染料を使用して着色することもできるが、高分子染料に
より得られるような安定性を有しない。 [0028] 色識別系は数種類の方法により包含させることができる
。図1に示された好ましい実施例では、色識別系は、外
層の二次被覆層28の周囲に塗布された層30として包
含される。このような構造では、クラッドの外径は約1
25ミクロンであり、二次被覆層28の外径は約250
ミクロンである。色識別層の厚さは約2〜35ミクロン
の範囲内である。 [0029] 好ましい実施例では、色識別層30ば硬化組成物、不透
明剤および高分子染料からなる組成物である。硬化組成
物は紫外線硬化、可視光線硬化または熱硬化組成物など
である。 [0030] 好ましい組成では、塗布された時の色識別層30は、紫
外線硬化性オリゴマー組成物、不透明剤および高分子染
料からなる組成物である。好ましくは、この組成物は、
約98重量%のオリゴマー組成物、約1重量%のオリゴ
マー物質、約1重量%の高分子染料からなる。 [0031] オリゴマー組成物は文献中に一般的に記載されているよ
うなものである。例えば、オリゴマー組成物は、約75
重量%のオリゴマー 約23重量%の希釈剤および約2
重量%の光開始剤からなることができる。更に詳細には
、成る紫外線硬化性オリゴマー組成物では、オリゴマー
はポリエチレングリコールアジペート・トルエンジイソ
シアネート・ヒドロキシエチルアクリレートからなる。 希釈剤は約1145重量%のN−ビニルピロリドンおよ
び約11.5重量%のエトキシエトキシエチルアクリレ
ートからなる。光開始剤は°“Irgacure651
”の商品名でチバ・ガイギー社から市販されているよう
なものである。 [0032] 前記の組成物において、オリゴマー成分は比較的粘稠で
あり、実際、室温では希望するようには流動しない。希
釈剤成分はオリゴマーの粘度を低下させ、室温で加工可
能にする。 [0033] 紫外線硬化性オリゴマー物質と不透明剤との予備混合物
は白色の不透明組成物を与える。紫外線硬化性オリゴマ
ー物質と不透明剤からなる予備混合物に高分子染料を添
加すると所望の着色塗料組成物が得られる。 [0034] 層30の厚さは着色塗料について従来がら使用されてき
た厚さの範囲内で変化させることができる。一般用に、
色識別層の厚さは約2ミクロンである。前記のように、
本発明の色識別系では、その厚さは約35ミクロン程度
まで可能である。このような厚さの層は、被覆を有する
光ファイバを包囲するのに使用される周知の緩衝層とし
て機能する。それ自体で、三つの機能を果たす。第1は
、被覆を有する光ファイバに頑丈性を与える。第2に、
耐マイクロベンド性を与える。第3に、色識別性を与え
る。 [0035] 図3には図1および図2に示された実施例と別の実施例
が図示されている。図3において、ガラスファイバ22
および気密被覆層29は2枚の被覆層で包囲されている
。最初の、または内側被覆層42は一次被覆層であり、
これは図1および図2における一次被覆層26と同一で
ある。 [0036] 図3の外側、または二次被覆層44は、硬化性組成物で
あり、また、図1および図2の二次被覆層の特性とほぼ
同じ特性を有することを特徴とする、塗料がらなる。し
かし、この実施例では、オリゴマー物質からなる二次被
覆層は不透明剤および高分子染料も含有する。 [0037] 図3の光ファイバの好ましい実施例では、二次被覆層は
、約98重量%の紫外線硬化性塗料成分、約1重量%の
オリゴマー物質、約1重量%の高分子染料からなる。 [0038] 二次被覆の組成物は、例えば、米国のイリノイ州、デス
・プライネス(DesPlaines)に所在するデ・
ソ)(De  5oto)社から市販されているデソラ
イト(Desolite)(登録商標)950−101
塗料のような紫外線硬化性成分の99重量部からなる予
備混合物を最初に調製することにより得られる。予備混
合物を形成する光硬化性成分に、二次被覆組成物の屈折
率よりもがなり低い屈折率を有するパーフルオロポリエ
ーテルのような不透明剤を98重量部添加する。このよ
うな不透明剤はZ−Dolの商品名で、ニューシャーシ
ーに所在するアウシモント(Ausimont)社から
市販されている。 [0039] この予備混合物98重量部に、所望の色の高分子染料を
2重量部添加する。このような高分子染料は米国のサウ
スカロナイナ州、スパータンバーブに所在するミリケン
(Mi 11 i ken)社から市販されている。 [0040] 更に、好ましい実施例では、二次被覆組成物の紫外線硬
化性成分は、約75重量%のオリゴマー 23重量%の
希釈剤および約2重量%の光開始剤からなる。 [0041] 図1および図2の実施例が好ましい。図1および図2に
図示されたような構成の場合、色識別系はオフ−ライン
で加えることができる。その結果、特定の特性を有する
ファイバに付随させるべき色を選択する前に、線引き光
ファイバの特性を決めることができる。 [0042] 顔料を含有しない着色塗料は幾つかの利点を有する。こ
の塗料は全ての気密被覆を隠蔽する能力を有する。この
塗料は安定である。また、この塗料はファイバの性能特
性に悪影響を及ぼさない。更に、この塗料は従来の顔料
含有塗料に比べて安価である。従来技術の顔料配合塗料
は一般的に、約30〜40重量%の顔料を含有していた
が、本発明の塗料は約2重量%程度の高分子染料しか含
有しない[0043] 従って、前記に説明した本発明の色識別系は気密被覆層
を有する光ファイバを着色するのに適している。前記に
説明したように、気密被覆は一般的に、黒色の外観を呈
するカーボン成分を含有する。全ての色識別系は下部の
黒色を隠蔽し、ファイバ上に所望の色を形成するために
不透明性を有しなければならない。従って、気密被覆を
有する光ファイバを色で同定するのに使用される色識別
系は不透明剤を必要とする。 [0044] 一方、気密被覆を有しない光ファイバは銀色の外観を呈
する。その結果、所望の色を付与するための色識別系は
不透明剤が不要であり、むしろ、光硬化性塗料組成物と
高分子染料だけでよい。 [0045] 不透明剤を含有しない本発明の組成物を調製する場合、
混合工程は省略される。前記のデソライトのような市販
の材料の約98重量部を所望の色の高分子染料の約2重
量部と混合する。この混合物は図1に示された二次被覆
の外面に塗布することができる。または、この混合物は
それ自体で光フアイバ用の二次被覆となり得る。 [0046] 以上の説明は、本発明の一実施例に関するもので、この
技術分野の当業者であれば、本発明の種々の変形例が考
え得るが、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含
される。 [0047]
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば顔料粒子を使用す
る代わりに、高分子染料を使用することにより、従来の
顔料配合色識別系が有していた欠点を全て解決すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 塗布された着色層を有する光ファイバの形状をいた支持
体の斜視図である。
【図2】 図1の光ファイバの端面図である。
【図3】 色同定手段を有する光ファイバの別の実施例の端面図で
ある。
【符号の説明】
20 光ファイバ 22 ガラスファイバ部分 26−次被覆層 28 二次被覆層 29 気密被覆層 30 色識別層 42−次被覆層 44 二次被覆層
【書類名】
【図1】 図面
【図2】
【図3】 98− 特開平3−256012 (14)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体、該支持体に塗布された色識別系か
    らなる製品であって、前記色識別系は、 硬化塗料;および 高分子染料を含有する色識別系; からなることを特徴とする色識別系を有する製品。
  2. 【請求項2】前記高分子染料は、有機染料単位が高分子
    鎖に化学的に結合されている分子を含有する高分子発色
    団からなる請求項1の製品。
  3. 【請求項3】前記色識別系は不透明であり、不透明剤を
    更に含有する請求項2の製品。
  4. 【請求項4】前記支持体は光ファイバである請求項3の
    製品。
  5. 【請求項5】不透明剤の屈折率は硬化塗料の屈折率より
    も遥かに低い請求項3の製品。
  6. 【請求項6】前記支持体は光ファイバであり、該光ファ
    イバは塗布された少なくとも1枚の被覆層を有し、前記
    色識別系は前記少なくとも1枚の被覆層の外面に塗布さ
    れた層からなる請求項3の製品。
  7. 【請求項7】前記色識別系は、約98重量部の紫外線硬
    化塗料、約1重量部の不透明剤および約2重量部の高分
    子染料を含有する請求項6の製品。
  8. 【請求項8】前記紫外線硬化塗料は、約75重量%のオ
    リゴマー、約23重量%の希釈剤および約2重量%の光
    開始剤からなる請求項7の製品。
  9. 【請求項9】前記紫外線硬化塗料は、ポリエチレングリ
    コールアジペート・トルエンジイソシアネート・ヒドロ
    キシエチルアクリレートからなる約75重量%のオリゴ
    マー、約11.5重量%のN−ビニルピロリドン、約1
    1.5重量%のエトキシエトキシエチルアクリレートお
    よび約2重量%の光開始剤からなる請求項8の製品。
  10. 【請求項10】前記支持体は被覆系により包囲された光
    ファイバであり、前記被覆系は内側の一次被覆層と外側
    の二次被覆層からなり、前記二次被覆層は紫外線硬化塗
    料からなり、この紫外線硬化塗料は約98重量部のオリ
    ゴマー物質、約1重量部の不透明剤および約2重量部の
    高分子染料からなる請求項3の製品。
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