JPH03255926A - ピラニ真空計 - Google Patents

ピラニ真空計

Info

Publication number
JPH03255926A
JPH03255926A JP5471290A JP5471290A JPH03255926A JP H03255926 A JPH03255926 A JP H03255926A JP 5471290 A JP5471290 A JP 5471290A JP 5471290 A JP5471290 A JP 5471290A JP H03255926 A JPH03255926 A JP H03255926A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistor
temperature
filament
operational amplifier
envelope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5471290A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kaku
明 郭
Shizuo Nakamura
静雄 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ulvac Inc
Original Assignee
Ulvac Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ulvac Inc filed Critical Ulvac Inc
Priority to JP5471290A priority Critical patent/JPH03255926A/ja
Publication of JPH03255926A publication Critical patent/JPH03255926A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は気体の熱伝導を利用したピラニ真空計に関す
るものである。
(従来の技術) 従来のピラニ真空計は第4図に示されるようなホイート
ストンブリッジ回路が用いられている。
同図において、抵抗R1(1)と、感圧素子のフィラメ
ントR1(2)と、抵抗R3(3)と、抵抗R4(4)
とはリード線(5)を介してこれらの順序で環状に接続
されている。演算増幅器(6)の一方の入力端子(6a
)は抵抗R1(1)とフィラメントR1(2)との間に
接続され、また、その他方の入力端子(6b)は抵抗R
1(3)と抵抗R4(4)との間に接続され、更に、そ
の出力端子(6c)は抵抗R+(1)と抵抗R1(4)
との間に接続され、更にそのうえ、フィラメントR2(
2)と抵抗R1(3)との間がアース接地されている。
なお、フィラメントRZ(2)は外囲器(7)によって
囲まれている。
このようなピラニ真空計において、フィラメン1−R2
(2)よりうばわれる熱量Qは一般に次式で示される。
Q=KR(T、  −T、’) 十Kc  (T+−T、)P+ (リート線の損失)・
 ・ ・ ・ ・ (I) ここで、 KR:フィラメントR1(2)の輻射係数KC:フィラ
メントR2(2)の熱転導度T、:フィラメントR2(
2)の温度 T、:外囲器(7)の温度 P :圧力 そこで、外囲器(7)の温度がT、からT、+ΔT1に
変化したとき、フィラメントR1(2)よりうばわれる
熱量Q°は、リード線の損失を無視すると、次式で示さ
れる。
Q’ =KR(Tl ’ −(T、+ΔT、 ) ’ 
1+Kc  (TI   (T、十ΔT、)IP#に、
l(T、’−T、”) 十K c  (T t  T m ) P−4KR−T
、  ・ΔT。
−に、−P−ΔT、−−−−(II) この(II)式は外囲器(7)の温度がΔT、増加した
ときに、フィラメントR2(2)よりうばわれる熱量が
(4KR−T、  ・ΔT、+Kc −p・ΔT、)だ
け減少することを示している。
また、ピラニ真空計のホイートストンブリッジ回路にお
ける平衡条件はR、/R、・R、/Rsと表されるから
、外囲器(7)の温度がT、からT5→−ΔT、に変化
したとき、R3もR8十ΔR3に変化したとすると、ホ
イートストンブリッジ回路における平衡条件R+/R<
・(R2+ΔR2)/ (R。
+ΔR3)を満足するように、フィラメントR7(2)
の抵抗値をR2からR7+ΔR2に変化させる。即ち、
フィラメントR2(2)の温度がT、からT、+ΔT、
になるようにする。このとき、フィラメントR2(2)
よりうばわれる熱量Q′は次式で示される。
Q”  =KR((T、  +ΔT、)’  −(T、
 +6丁。
)’l+Kc((TI+ΔT、)−(T。
+ΔT、)IP =に* (TI ’−T、” )+Kc  (TI −
T。
)P+KR(4T、   ・ΔT、−4T。
・ΔT、) 十K。(ΔT、−ΔT、)P・ ・ ・ 
・ (III) この(I[[)式は外囲器(7)の温度がΔT、だけ増
加したときに、 (KR(4Tl  ・ΔT。
4T、   ・ΔT1))の熱量が増加することを示し
ている。
そこで、抵抗R3(3)の抵抗温度係数を適当に選んで
やれば、ΔT、とΔT、とをほぼ一致させることが可能
になる。そうすると、熱輻射によってうばわれる熱量よ
りも気体の熱伝導によってうばわれる熱量の方が大きい
高圧側(大気圧側)では温度補償されるが、熱輻射によ
ってうばわれる熱量が大きい低圧側(中真空側)では外
囲器(7)の温度の増加に伴って熱量の増加をまねく。
(発明が解決しようとする課題) 従来のピラニ真空計は、上記のように外囲器(7)の温
度の変化より、フィラメントR2(2)よりうばわれる
熱量が変化するため、ピラニ真空計の圧力指示値が変化
する問題が起きた。第2図は横軸に圧力、縦軸に外囲器
温度変化1℃あたりの演算増幅器の出力電圧の変化量(
ΔV/V)ΔTlをとり、従来のピラニ真空計において
、抵抗Rs (3)を温度補償抵抗にしなかったときの
状態を符号fatの曲線で示し、抵抗R1(3)を温度
補償抵抗にしたときの状態を符号(blの曲線で示して
いる。これらの曲線は、圧力が低下すると、外囲器温度
変化1℃あたりの演算増幅器の出力電圧の変化量(ΔV
/V)Δ丁、が大きくなることを示している。
この発明の目的は、従来の問題を解決して、外囲器の温
度が変化しても、圧力指示値が変化せず、1O−2Pa
までの圧力を安定して測定できるピラニ真空計を提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明は、抵抗R1(1
)と、外囲器(7)に囲まれた感圧素子のフィラメント
R1(2)と、抵抗R1(3)と、抵抗R1(4)と、
演算増幅器(6)とをもったホイートストンブリッジ回
路を備えたピラニ真空計において、上記ホイートストン
ブリッジ回路中のアース電位側に位置する上記抵抗R1
(3)を第1の温度補償抵抗にするともに、この第1の
温度補償抵抗のアース電位と反対側の端において上記演
算増幅器(6)の入力端子(6b)と接続した結線をそ
の途中で分岐させてアースと定電圧電源に接続する複数
の抵抗のうちの少なくとも一つを第2の温度補償抵抗に
したことを特徴とするものである。
(実施例) 以下、この発明の実施例について図面を参照しながら説
明する。
第1図はこの発明の実施例のピラニ真空計を示しており
、従来のものと同一符号のものは同一または相当部分に
つきその説明を省略するが、この発明の実施例では、ホ
イートストンブリッジ回路中のアース電位側に位置する
抵抗R3(3)は温度補償抵抗になっている。また、温
度補償抵抗である抵抗R1(3)のアース電位と反対側
の端と演算増幅器(6)の入力端子(6b)とを接続す
るリード線(8)はその途中で分岐し、分岐したリード
線(8a)には抵抗R5(9)と、抵抗R1(10)と
がこれらの順序で直列に接続され、そしてアース接地さ
れている。更に、リード線(8a)は抵抗R5(9)と
抵抗R3(10)との間において分岐され、分岐された
リード線(8b)には温度補償抵抗R7(11)が接続
され、更に、その先に定電圧電源(図示せず)が接続さ
れている。
このような実施例において、演算増幅器(6)の一方の
入力端子(6a)に入る電圧をVl、他方の入力端子(
6b)に入る電圧をV、とすると、ホイートストンブリ
ッジ回路は常に平衡条件V=v2を満足する。
ここで、V I、 V zは次式で示される。
そして、外囲器(7)の温度がT、からT、+Δ丁、に
変化したとき、抵抗R1(3)、補償抵抗R1(11)
がそれぞれR1十ΔRs 、R?+ΔR7に変化したと
すると、■、は次の(VI)式で示されるV2°に変化
する。
■・°・(−?、・望ζ)未 ・ ・ ・ (VI) ここで、K=R,・R5/(R1+R5)である。
(VI)式の右辺第2項はR1に起因する項であり、第
3項は追加したR7に起因する項である。そして、第3
項の符号が負であるため、外囲器(7)の温度の増加に
対して、V2の増加をおさえるように作用する。その結
果、フィラメントR2(2)の温度の増加をおさえるよ
うになる。
ΔR3、ΔR7の値を適当に選ぶことによって、上記(
III)式の(KR(4T+   ・ΔT、−4T、 
 ・AT、))を零にすることも可能になる。
第2図は横軸に圧力、縦軸に外囲器温度変化1℃あたり
の演算増幅器の出力電圧の変化量(ΔV/V)AT、を
とり、この発明の実施例による特性を符号(C1の曲線
で示している。この符号(C1の曲線は圧力が低下して
も、外囲器温度変化1℃あたりの演算増幅1の出力電圧
の変化量(ΔV/V)ΔT、がほとんど変化しないこと
を示している。
ところで、温度補償補償抵抗R3(3)、R?(11)
の設置場所は特に限定していないが、普通はプリント基
板上に実装されている。だか、温度補償補償抵抗R8(
3)、R7(11)を外囲器(7)に取り付けてもよい
。第3図は温度補償補償抵抗R3(3)、R7(11)
をを外囲器(7)に取り付けた場合の高真空下における
演算増幅器の出力電圧の特性を示している。温度補償補
償抵抗R7(11)の接続位置については、この発明の
精神を逸脱しない限り、いかなるものであってもよい。
(発明の効果) この発明は、2つの補償抵抗R8(3)、R7(11)
を使用しているので、次のような効果が奏される。
(イ)外囲器(7)の温度が変化しても、圧力指示値の
誤差が小さくなる。
(ロ)10−2Paまでの圧力を安定して測定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例のピラニ真空計を示す説明図
、第2図はこの発明の実施例および従来のピラニ真空計
のの特性を示すグラフ、第3図はこの発明の実施例にお
いて2つの補償抵抗R1(3)、R1(11)を外囲器
(7)に取り付けた場合の特性を示グラフである。第4
図は従来のピラニ真空計を示す説明図である。 図中、 (1)・・・・・・ (2)・・・・・・ (3)・・・・・・ (4)・・・・・・ (5)・・・・・・ (6)・・・・・・ (6a)・・・・・ (6b)・・・・・ (6c)・・・・・ (7)・・・・・・ (8)・・・・・・ (8a)・・・・・ (9)・・・・・・ ・抵抗R3 ・フィラメントR2 ・補償抵抗R8 ・抵抗R1 ・リート線 ・演算増幅器 ・演算増幅器の入力端子 ・演算増幅器の入力端子 ・演算増幅器の出力端子 ・外囲器 ・リート線 ・リード線 ・抵抗R5 (10) (l 1) ・抵抗R6 ・補償抵抗R7

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、抵抗R_1(1)と、外囲器(7)に囲まれた感圧
    素子のフィラメントR_2(2)と、抵抗R_3(3)
    と、抵抗R_4(4)と、演算増幅器(6)とをもった
    ホイートストンブリッジ回路を備えたピラニ真空計にお
    いて、上記ホイートストンブリッジ回路中のアース電位
    側に位置する上記抵抗R_3(3)を第1の温度補償抵
    抗にするともに、この第1の温度補償抵抗のアース電位
    と反対側の端において上記演算増幅器(6)の入力端子
    (6b)と接続した結線をその途中で分岐させてアース
    と定電圧電源に接続する複数の抵抗のうちの少なくとも
    一つを第2の温度補償抵抗にしたことを特徴とするピラ
    ニ真空計。
JP5471290A 1990-03-06 1990-03-06 ピラニ真空計 Pending JPH03255926A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5471290A JPH03255926A (ja) 1990-03-06 1990-03-06 ピラニ真空計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5471290A JPH03255926A (ja) 1990-03-06 1990-03-06 ピラニ真空計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03255926A true JPH03255926A (ja) 1991-11-14

Family

ID=12978417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5471290A Pending JPH03255926A (ja) 1990-03-06 1990-03-06 ピラニ真空計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03255926A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007285947A (ja) * 2006-04-19 2007-11-01 Shimadzu Corp 真空計

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61240135A (ja) * 1985-04-17 1986-10-25 Yamatake Honeywell Co Ltd 真空計
JPS63503085A (ja) * 1986-04-16 1988-11-10 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 力学的変形の測定回路装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61240135A (ja) * 1985-04-17 1986-10-25 Yamatake Honeywell Co Ltd 真空計
JPS63503085A (ja) * 1986-04-16 1988-11-10 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 力学的変形の測定回路装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007285947A (ja) * 2006-04-19 2007-11-01 Shimadzu Corp 真空計

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7331237B2 (en) Technique for improving Pirani gauge temperature compensation over its full pressure range
JPS58158979A (ja) 低温接合部補正回路附熱電対出力増巾回路
US4109196A (en) Resistance measuring circuit
US6314815B1 (en) Pressure sensor with compensation for null shift non-linearity at very low temperatures
JPH03255926A (ja) ピラニ真空計
US6107861A (en) Circuit for self compensation of silicon strain gauge pressure transmitters
JPH0766480B2 (ja) 測定ヘツド
KR100238390B1 (ko) 압력센서의 온도 보상 회로
JPH11160347A (ja) センサ回路
RU2342642C1 (ru) Датчик давления
JPS6336447B2 (ja)
JPH09105680A (ja) 温度測定回路
JP2553622Y2 (ja) 湿度検知装置
JPS61259134A (ja) 半導体圧力センサ
JPH0434091B2 (ja)
JPH0368830A (ja) 半導体圧力センサの温度補償回路
JPS60138433A (ja) 圧力変換器
JPS5920658Y2 (ja) 熱伝導型真空ゲ−ジの検出回路
RU2165602C2 (ru) Полупроводниковый датчик давления
JPH02157622A (ja) 放熱式レベルセンサ
JPH0419470Y2 (ja)
JPS5858428A (ja) 3線式温度センサ
JPS6350644B2 (ja)
JPS5815050B2 (ja) ピラニ真空計
JPS6356933B2 (ja)