JPH03220402A - 半導体歪検出回路 - Google Patents

半導体歪検出回路

Info

Publication number
JPH03220402A
JPH03220402A JP1590990A JP1590990A JPH03220402A JP H03220402 A JPH03220402 A JP H03220402A JP 1590990 A JP1590990 A JP 1590990A JP 1590990 A JP1590990 A JP 1590990A JP H03220402 A JPH03220402 A JP H03220402A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strain
temperature
sensitive
circuit
parallel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1590990A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Takahashi
淳一 高橋
Hiroyuki Horiguchi
堀口 浩幸
Motomi Ozaki
尾崎 元美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP1590990A priority Critical patent/JPH03220402A/ja
Publication of JPH03220402A publication Critical patent/JPH03220402A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、半導体歪検出素子を備えた半導体歪検出回路
に関する。
従来の技術 従来、歪検出素子を備えた半導体歪検出回路は、その技
術が種々の分野で応用されている。その第一の例として
、歪検出素子(以下、歪ゲージと呼ぶ)をSi(シリコ
ン)基板のダイヤフラム上に形成し、これらの各歪ゲー
ジをブリッジ回路に結線して圧力センサを構成し、これ
を各種の圧力計測に応用するものである。第10図は、
それらの歪ゲージR1〜R4を用いてブリッジ回路1を
構成したものを示すものであり、定電流源2により駆動
するようになっている。この時、出力Δ■は、ΔV=G
−R・ε・■   ・・・(1)となる。
ただし、G:ゲージ率 R:無歪時の歪ゲージの抵抗 ■:電流値 これより、一定の歪εに対するΔ■(すなわち、感度)
の温度特性はGとRとの温度特性により決まる(Iは定
電流源で一定)。第11図は、定電流源2で駆動させた
場合における感度温度係数と表面不純物濃度との関係を
示すものである。この場合、Gは負のゲージ率温度係数
をもち、Rは正の抵抗温度係数をもつので、表面不純物
濃度を、2 X I O”atom/cm  又は2 
X I O”atom/cmと設定することにより両者
を相殺させ、ΔVの温度変動を小さくすることができる
発明が解決しようとする課題 第12図は、感度変化率と周囲温度との関係を示すもの
である。これより、0〜45℃の温度範囲ならば±0.
3%程の感度変動で納まるが、20〜80°Cの広い温
度範囲においては±1%以上の変動をしてしまう。この
ような変動特性をもつ歪ゲージを高精度な測定精度を要
求される装置、特に、その測定精度上、変動範囲を±0
.3 %以下に抑えなければいけないような装置に応用
したような場合、上述したような歪ゲージのみでそのG
とRの温度係数を互いに相殺させて温度補償を行う方法
ではその要求に応えることができない。
そこで、従来においては、このような問題に対処するた
めの一手段として、特公昭59−41134号公報に開
示されているような方法がある。
すなわち、第13図に示すように、歪ゲージR1〜R4
を用いたブリッジ回路2を定電圧で駆動させる圧力変換
回路3である。この場合、歪ゲージR3〜R4と同じ工
程により形成した感温抵抗Rpを増幅回路の帰還部に温
度不感素子Roと並列になるように接続することにより
温度補償を行い、これにより出力感度の変動の割合を抑
えている。
なお、この時の歪ゲージR1〜Rい感温抵抗Rpの表面
不純物濃度は、2X10’“〜8×10”のものを用い
ている。しかし、この場合、第13図に示したように複
雑な回路が必要となり、また、第14図に示すように、
その感温抵抗Rpはシリコン基板4に形成されたダイヤ
フラム5の周囲の歪不感部6に設ける必要があり、従っ
て、これによりその基板の作製工程が非常に面倒なもの
となるという問題がある。
課題を解決するための手段 そこで、このような問題点を解決するために、本発明は
、基板の表面に歪検出素子が形成され、これらの歪検出
素子をブリッジ回路に結線する二とによりその基板に発
生する歪の検出を行う半導体歪検出回路において、温度
に対してのみ感応する温度検出素子と温度及び歪の両者
に感応しない不感素子とを並列接続し、この並列接続さ
れた並列抵抗に定電流源を接続し、前記並列抵抗に生じ
る電圧に比例した電圧を前記ブリッジ回路に印加するよ
うに設定した。
作用 これにより、温度に対してのみ感応する温度検出素子と
温度及び歪の両者に感応しない不感素子とが並列接続さ
れた回路に定電流を流し、これによりそれら並列抵抗に
加わる電圧に比例した電圧をブリッジ回路に印加するよ
うにしたので、どのような構成のブリッジ回路について
も力や加速度等の物理量に対して直線性が優れた出力電
圧を得ることが可能となり、しかも、広い温度範囲に渡
って感度温度補償された出力電圧を得ることができ、ま
た、これにより複数の測定ブリッジ回路に対しても1個
の駆動回路で駆動させることができる。
実施例 本発明の第一の実施例を第1図及び第2図に基づいて説
明する。本実施例は、基板の表面に歪検出素子が形成さ
れ、これらの歪検出素子をブリッジ回路に結線すること
によりその基板に発生する歪の検出を行う半導体歪検出
回路において、温度に対してのみ感応する温度検出素子
と温度及び歪の両者に感応しない不感素子とを並列接続
し、この並列接続された並列抵抗に定電流源を接続し、
前記憤死抵抗に生じる電圧に比例した電圧を前記ブリッ
ジ回路に印加するように設定したものである。
そこで、本実施例の主要部の構成について述べる前に、
第3図及び第4図の回路について説明しておく。まず、
その第3図の回路に基づいて述べる。これは、力等の物
理量を測定するために、歪検出素子7(R1〜R,)を
ブリッジ結線して得られたブリッジ回路8が設けられて
おり、このブリッジ回路8には温度不感素子Rxが並列
に接続されている。このような温度不感素子Rxを備え
たブリッジ回路8は定電流源9と接続され、これにより
駆動される。
そして、定電流源9により定電流工を流すことにより、
温度不感素子Rxの両端に現われる電圧Viの温度変化
(正特性)と歪検出素子R1〜R4の感度温度特性(負
特性)とを相殺させ、これにより出ノITo圧■。の出
力感度Δ■。の温度補償を行うことができる。
この場合、第3図(a)は、無歪時における回路状態を
示したものであり、歪検出素子R1〜R4はその無歪時
において抵抗値Rを示し、そのブリッジ回路8の全体の
抵抗値もRとなる。また、第3図(b)は、歪が発生し
ている時の回路状態を示したものであり、各抵抗値の変
化ΔR8〜ΔR4はほぼ等しくΔRで代表され、ブリッ
ジ回路8の全体の抵抗値はRとなる。そこで、今、温度
不感素子Rxの両端の電圧Viは、 Vi  −I・Ra     ・= (1)と表わされ
、この場合、RとRxとは不変なためViの値は常に一
定となり変化しない。従って、歪εの有無に関係なく感
度温度補償を行うことができる。
次に、第4図の回路に基づいて述べる。R1−R4は歪
検出素子7を示し、加速度αを測定の際、それらR1−
R4の全てが増加、又は、減少する。
従って、この場合、ブリッジ回路8全体の抵抗値は、加
わる加速度により変化することになる。
そこで、今、第5図に示すように、第3図で述べたよう
な定電流源1とRxとを直接ブリッジ回路8に接続する
。二の時、第6図に示すように加速度αを受けた場合、
R1−R4は、 R,= R2= R,= R,= R十ΔR・ (2)
となる。また、Rbは、 Rb=−(2R+ΔR)      ・・(3)となる
。ここで、 ΔR = G 尺 ただし、ε:αにより歪検出素子に生じる歪G ゲージ
串 また、ε= a Q   (a :定数)、°、  Δ
R=GaRQ     =(4)従って、これにより(
3)式は、 Rb =     (2+Gaα) =Rb(α)     ・・・(5) と表わされ、Rbは0の関数となる。
また、出力電圧■αは、 =G−a・α・■    ・・・(6)となる。さらに
、合成抵抗Rcは、 Rc  = Rb/Rx Rb+Rx Rb(α)十Rx 八R G・ε・R = Rc(Q) ・・・(7) となる。
一’、  V=Rc・1 = Rc(α)・■ ■(α)        ・・・(8)となり、ブリッ
ジ回路8に加わる電圧Vは、αにより変化する。従って
、これにより、 Va  =  G−a・α−V(ct)     +・
+ (9)となる。
しかし、この場合、■αは、α・V(α)により変化す
るので、αに対して直線ではなくなり、測定した加速度
データ(物理量)の処理が複雑になる。
次に、これまで述べた第3図及び第4図の回路をもとに
、本実施例の主要部について述べる。第1図は、その主
要部の構成を示したものである。
R1−R4は歪検出素子であり、これらと同条件で作製
され歪に対して不感な抵抗Rと共にブリッジ回路8を構
成している。Rxは温度と歪に対して抵抗値の変化しな
い不感素子、Rtは歪検出素子R8〜R4と同一条件で
作製され歪に対して抵抗値の変化しない歪不感な感温素
子である。また、RXとRtとが並列接続された回路に
は、定電流源9が接続されている。そして、ここでは、
定電流源9を駆動することによりRx及びRtの並列抵
抗に加わる電圧がブリッジ回路8に印加されるように設
定しである。また、ブリッジ回路8と、Rx、Rtによ
り構成される並列回路との間には、バッファアンプ10
が設けられてい゛る。このバッファアンプ10は、Rt
とRxの並列抵抗に加わる電圧値に比例した電圧値を出
力し、出ノJ抵抗を低くする役割がある。また、第2図
は、第1図の駆動回路の一例を詳しく書いたものである
。なお、Rtは基板となる単結晶Siの歪に対してほと
んど不感な結晶軸方位に形成してもよいし、また、S1
チツプの歪の生じない箇所に設けてもよい。
このような構成において、今、加速度αが加わり、ブリ
ッジ回路8により検出されたものとする。
この時、Rtは、0に対して不感なので、ブリッジ回路
8に加わる出力電圧■は、 V = (Rt/Rx) ・I となる。このことは、前述した(8)式における■か加
速度αの影響を受けるのに対して、(10)式に示した
ように本実施例では、■はαに対して不変である。また
、この場合、Rtは、その抵抗値の温度特性がR1−R
4、Rの無歪時の温度特性と等しく、また、Rxはもち
ろん温度変化に対して不変である。従って、そのような
RtとRxとの組合せによって決まる■は、歪検出素子
R1〜R4の感度温度特性を広い範囲(例えば、−20
〜!30’C)において温度補償できることになる。
すなわち、Rxを最適な値に設定することにより、20
〜80℃において、±0.3  %以下の出力感度温度
変動内におさめることができることになる。
次に、本発明の第二の実施例を第7図〜第9図に基づい
て説明する。前述した第一の実施例では、加速度等の物
理量を測定するのにブリッジ回路8を1個だけしか用い
なかったが、この他に例えば2つ以上のブリッジ回路8
をもつようなデバイスにおいては、第一の基本構成(第
3図参照)の定電流源9を用いて構成される回路は、第
8図に示すようにブリッジ回路8の数(ここでは、3個
)だけ必要となる。また、第9図に示すように定電流源
9を1個だけ用いた構成とすることもできるが、しかし
、この場合、印加電圧が高くなるので使用することはで
きない。
そこで、本実施例では、第7図に示すように、ブリッジ
回路8が複数個接続されたような場合においても1つの
回路のみて構成し、これにより、第一の実施例の場合と
同様な温度補償効果を得るようにしたものである。
発明の効果 本発明は、基板の表面に歪検出素子が形成され、これら
歪検出素子をブリッジ回路に結線することによりその基
板に琵生する歪の検出を行う半導体歪検出回路において
、温度に対してのみ感応する温度検出素子と温度及び歪
の両者に感応しない不感素子とを並列接続し、この並列
接続された並列抵抗に定電流源を接続し、前記並列抵抗
に生じる電圧に比例した電圧を前記ブリッジ回路に印加
するように設定したことによって、温度に対してのみ感
応する温度検出素子と温度及び歪の両者に感応しない不
感素子とが並列接続された回路に定電流を流し、これに
よりそれら並列抵抗に加わる電圧に比例した電圧をブリ
ッジ回路に印加するようにしたので、どのような構成の
ブリッジ回路についても力や加速度等の物理量に対して
直線性が優れた出力電圧を得ることが可能となり、しか
も、広い温度範囲に渡って感度温度補償された出力電圧
を得る二とができ、また、これにより複数の測定ブリッ
ジ回路に対しても1個の駆動回路で駆動させることがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例を示す回路図、第2図は
その駆動部を詳細に記載した回路図、第3図は第一の基
本構成である歪発生前後の様子を示す回路図、第4図は
第二の基本構成を示す回路図、第5図は第−及び第二の
基本構成を組み合わせた場合における回路図、第6図は
第二の基本構成の回路が形成された基板に加速度が加わ
った場合における変形の様子を示す説明図、第7図は本
発明の第二の実施例を示す構成図、第8図は第一の基本
構成により作製されるブリッジ回路が複数個ある場合の
様子を示す回路図、第9図はその複数個のブリッジ回路
を従来の方法により接続した場合の様子を示す回路図、
第10図は従来におけるブリッジ構成を示す回路図、第
11図は感度温度係数と表面不純物濃度との関係を示す
波形図、第12図は感度と温度特性との関係を示す波形
図、第13図は従来における他のブリッジ構成例を示す
回路図、第14図はその回路が形成される基板状態を示
す構成図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 基板の表面に歪検出素子が形成され、これらの歪検出素
    子をブリッジ回路に結線することによりその基板に発生
    する歪の検出を行う半導体歪検出回路において、温度に
    対してのみ感応する温度検出素子と温度及び歪の両者に
    感応しない不感素子とを並列接続し、この並列接続され
    た並列抵抗に定電流源を接続し、前記並列抵抗に生じる
    電圧に比例した電圧を前記ブリッジ回路に印加するよう
    に設定したことを特徴とする半導体歪検出回路。
JP1590990A 1990-01-25 1990-01-25 半導体歪検出回路 Pending JPH03220402A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1590990A JPH03220402A (ja) 1990-01-25 1990-01-25 半導体歪検出回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1590990A JPH03220402A (ja) 1990-01-25 1990-01-25 半導体歪検出回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03220402A true JPH03220402A (ja) 1991-09-27

Family

ID=11901899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1590990A Pending JPH03220402A (ja) 1990-01-25 1990-01-25 半導体歪検出回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03220402A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010139380A (ja) * 2008-12-11 2010-06-24 Ngk Spark Plug Co Ltd 圧力センサ
WO2015133129A1 (ja) * 2014-03-05 2015-09-11 株式会社デンソー 物理量検出装置
JP2020085490A (ja) * 2018-11-16 2020-06-04 Tdk株式会社 歪検出素子および力学量センサ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010139380A (ja) * 2008-12-11 2010-06-24 Ngk Spark Plug Co Ltd 圧力センサ
WO2015133129A1 (ja) * 2014-03-05 2015-09-11 株式会社デンソー 物理量検出装置
JP2015180854A (ja) * 2014-03-05 2015-10-15 株式会社デンソー 物理量検出装置
JP2020085490A (ja) * 2018-11-16 2020-06-04 Tdk株式会社 歪検出素子および力学量センサ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0533389B1 (en) Amplified pressure transducer
JP3399953B2 (ja) 圧力センサ
US4911016A (en) Semiconductor strain gauge bridge circuit
US5686826A (en) Ambient temperature compensation for semiconductor transducer structures
JPH038482B2 (ja)
EP0803054B1 (en) A temperature compensation method in pressure sensors
JPH03220402A (ja) 半導体歪検出回路
JPS6244703B2 (ja)
JPH0455542B2 (ja)
JPS6222272B2 (ja)
JPH08226862A (ja) センサおよび該センサにおける測定範囲変動を温度補償する方法
JPS60144632A (ja) 温度補償回路
JPH0814521B2 (ja) 半導体圧力センサの温度補償方法
JPH0419494B2 (ja)
JPH0534182A (ja) 歪・温度複合センサ
JPH03194401A (ja) 半導体歪検出回路
JPH04307331A (ja) 複合センサ
RU2165602C2 (ru) Полупроводниковый датчик давления
JP2940283B2 (ja) 半導体歪ゲージ式センサのオフセット温度ドリフト補償方法
JPS60216213A (ja) 抵抗ブリツジを用いた測定装置
JPH042170A (ja) 半導体拡散抵抗形圧力センサにおけるスパン電圧温度補償方法
SU855384A1 (ru) Тензопреобразователь
KR19980084452A (ko) 압력센서의 온도 보상 회로
JPS5932730B2 (ja) 温度測定回路
KR830001352B1 (ko) 영점 온도보상을 갖는 반도체 압력검출장치