JPH03254749A - 高圧殺菌方法 - Google Patents

高圧殺菌方法

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JPH03254749A
JPH03254749A JP2052416A JP5241690A JPH03254749A JP H03254749 A JPH03254749 A JP H03254749A JP 2052416 A JP2052416 A JP 2052416A JP 5241690 A JP5241690 A JP 5241690A JP H03254749 A JPH03254749 A JP H03254749A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
package
pull tab
bag body
pressure sterilization
Prior art date
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Pending
Application number
JP2052416A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidehiko Mazaki
秀彦 真崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication of JPH03254749A publication Critical patent/JPH03254749A/ja
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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、包装体の破壊を伴わずに包装体に充填された
内容物を殺菌することのできる高圧殺菌方法に関する。
〔従来の技術〕
従来より、食品、飲料、医薬品等は種々の包装体に充填
保持されて流通されているが、衛生上および保存性の点
から殺菌状態にあることが要求されていた。包装体に充
填保持される内容物を殺菌状態とするには、予め殺菌さ
れた内容物を殺菌された包装体に充填する方法がある。
しかし、内容物と包装体とを殺菌する他に、製造装置、
製造環境を一定の無菌状態に維持する必要があり、製造
コストか高いという問題があった。このため、内容物が
充填密封された包装体をそのまま加熱・加圧して殺菌す
る方法が開発された。そして、近年、特に調理された食
品等を耐熱性のプラスチック袋体に入れて密封し、レト
ルト(加圧蒸気釜)内で加圧加熱殺菌することにより完
全無菌としたレトルトパウチ、スタンディングパウチ等
の生産量が大幅に伸びている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述のようなレトルトによる加圧加熱殺
菌方法では、一部に注出口を有し、この注出口にプルタ
、ブを融着して剥離可能な開口部材を設けたようなパウ
チを加圧加熱殺菌した場合、パウチ全体が高温にさらさ
れるため、プルタブとパウチの接着強度が低下し、更に
加圧加熱殺菌後の急冷却時においてパウチの内部圧力が
外圧(常圧)より高い状態となり、上記の開口部材が飛
散するという問題があった。また、把持部材付きテープ
を有し、開封時の利便性を考慮したパウチも上記と同様
の理由により把持部材部分からパウチの破壊が生しると
いう問題かあった。
本発明は、上記の事情に鑑み創案されたものであり、包
装体の破壊を伴わずに包装体に充填された内容物を殺菌
することのできる高圧殺菌方法を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、本発明は内容物を密封充
填した包装体を加圧装置内で加圧媒体を介して加圧する
ことにより内容物と包装体とを殺菌する高圧殺菌方法に
おいて、前記包装体が気体および水に対するバリアー性
を有する基体と開口部材とを備えるように構成されてい
る。
〔作用〕
内容物を充填密封した包装体が加圧媒体中で加圧される
ことにより、包装体を介して内容物に高圧がかかり内容
物と包装体とが有効に殺菌され、この際、内容物に体積
減少が生じても上記包装体は気体および水に対するバリ
アー性を有する基体を有し、この基体が体積減少に追従
して内側に変形するとともに、高圧殺菌が終了して内容
物を充填密封した包装体が常圧に戻され、包装体を介し
ての内容物の加圧が解除されたときに、前記の基体が内
容物の体積の戻りに追従して、今度は外側に変形して元
の形状となる。したがって、高圧殺菌中および殺菌後の
包装体内外の圧力差が生じることはなく、比較的弱いシ
ール強度で配設されている開口部材に過度の作用力が加
わらないため、包装体の破壊が生じることなく内容物の
殺菌が行われる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図は本発明に用いられる包装体の斜視図である。第
1図において、包装体1は基体である袋体2と、この袋
体2の開口部に配設されている蓋部材3と、蓋部材3に
設けられている注出口4を覆うように配設されている開
口部材としてのプルタブ5とを有している。
袋体2は気体および水に対するバリアー性を有する基材
フィルムであり、例えばポリエチレンテレフタレート樹
脂(PET)層/アルミニウム(AI)層/ポリプロピ
レン樹脂(P P)層からなる金属層を含む不透明フィ
ルム、あるいはPET@/塩化ビニリデン樹脂(PVD
C)層/PP層からなる透明フィルム等を用いることか
できる。このように、基材フィルムに気体および水に対
するバリアー性が要求されるのは、高圧殺菌時に加圧媒
体が包装体内に侵入したり、内容物が酸素により酸化さ
れるのを防止するためである。
このような袋体2は、底部2aを形成するように熱融着
成形されている。
蓋部材3は、袋体2と同様に気体および水に対するバリ
アー性を有する部材であり、例えばAI層/PP層から
なる部材を用いることかできる。
このような蓋部材3の注出口4はプルタブ5により封緘
されている。第2図は蓋部材3の注出口4部分の断面図
であり、蓋部材3はAII層3aとPP層3bとから′
なり、AI層3aには注出口4が形成されている。また
、プルタブ5はPET層5a/AI層5 b/P P層
5Cとて構成されており、袋体2と同様に気体および水
に対するバリアー性を有する。このプルタブ5は、PP
層5Cを蓋部材3のAIFfj3aに接するようにして
注出口4を覆っている。そして、注出口4において蓋部
材3のPP層3bとプルタブ5のP P M 5 cと
が融着することにより注出口4がプルタブ5により封緘
される。なお、プルタブ5の構成は上記の構成に限定さ
れるものではなく、蓋部材3との融着性を考慮して適宜
選定することができる。
上述の袋体2とプルタブ5が配設された蓋部材3との係
合封緘は、袋体2に内容物が充填された後に行われて包
装体1が形成される。そして、殺菌後、プルタブ5を剥
離すると、プルタブ5のPP層5cと融着しているPP
層3bがAIJii3aの注出口4の終縁部で切断され
てプルタブ5とともに除去されて注出口4が出現する。
第3図は、本発明に用いられる他の包装体であるパウチ
の正面図である。第3図において、包装体11は基体と
しての袋体12と、この袋体12に設けられている注出
口13を覆うように配設されている開口部材としてのプ
ルタブ14とを有している。
袋体12の構成は、上記の袋体2の構成と同様に選定す
ることができる。第4図は袋体12の注出口13部分の
断面図であり、袋体12はPE7層12 a / A 
I 1112 b / P P 7112 cとで構成
されており、PETM112aおよびAI層12bには
注出口13が形成されている。また、プルタブ14は上
述のプルタブ5と同様にPETMl 4 a/Al 7
114 b/P P層14cとで構成されている。この
プルタブ14は、PPji14cを袋体12のPETM
112aに接するようにして注出口13を覆っている。
そして、注出口13において袋体12のPP層12cと
プルタブ14のP P Mi 14 cとが融着するこ
とにより注出口13かプルタブ14により封緘される。
上述の包装体11の形成は、3方を封緘した袋体12に
内容物が充填された後に開口部を封緘して行われる。
第5図は、本発明に用いられる他の包装体であるパウチ
の正面図である。第5図において、包装体21は基体と
しての袋体22と、この袋体22の内周面の所定位置に
1周するように貼設されている開口部材としてのテープ
23とを有している。
袋体22の構成は、上記の袋体2の構成と同様に選定す
ることができるが、特に延伸樹脂フィルムを用い、延伸
方向と開封方向(図中の横方向)とを一致させることに
より、テープ23による袋体22の開封がより容易とな
る。また、テープ23は袋体22との密着性を考慮して
適宜選定することができる。第6図は袋体22のテープ
23貼設部分の断面図であり、袋体22はPETl12
2 a/AA j122 b/延伸PPJi22cとで
構成されており、延伸PP層22cはその延伸方向がテ
ープ23の貼設方向と平行となるようにされている。ま
た、テープ23はPP樹脂テープである。そして、袋体
22からテープ23が突出している部分には、テープ2
3の引っ張りを容易にするための把持部材24が突設さ
れている。
このような開封用のテープ23が設けられている包装体
21の形成は、3方を封緘した袋体22に内容物が充填
された後に開口部を封緘して行われる。
また、本発明に用いることのできる包装体は上述の包装
体の他に、基体としてプラスチックボトルを用い、この
プラスチックボトルの開口部に第1図および第2図に示
されるような蓋部材をヒートシールして封緘したもので
もよい。また、開口部材としては、上述のような融着に
より配設されたプルタブの他に、蓋部材と一体的に成形
されたプルタブであってもよい。
本発明が適用可能な内容物としては、各種の飲料、食品
、医薬品、醤油、ソース、タレ、味鱒、ドレッシング等
の調味料、化粧品、柚子、カボス、すだち等の調味料果
汁等が挙げられる。
本発明においては、レシプロ型ポンプを用いた装置等公
知の種々の高圧殺菌装置を使用することができる。また
、加圧媒体は内容物の種類、包装体の使用方法等に応じ
て水、シリコンオイル等の中から適宜選択することがで
きる。
また、本発明における高圧殺菌条件は、圧力が1000
 kgl/cd以上、好ましくは3000〜5000 
kgl/alであり、温度は一20℃〜80℃程度であ
る。このように、本発明では内容物を高温にする必要が
ないため内容物の品質劣化、食感や栄養分の低下を生じ
ることがないとともに、殺菌後の急冷による包装体内外
の圧力差が生じないために、比較的弱いシール強度で配
設されているプルタブ5,14が飛散したり、テープ2
3の把持部材24形成部分から包装体の破壊が生じるこ
とはない。また、加圧時間は3秒〜60分程度が好まし
く、この時間内で連続して加圧してもよく、あるいは断
続的に加圧してもよい。断続的に加圧する場合は、1回
の加圧時間は3秒〜30分程度が好ましく、1回の減圧
時間は2秒〜10分程度が好ましく、減圧時の圧力は1
000 kgf/cof以下とすることが好ましい。こ
のように断続的に加圧することにより、さらに高い殺菌
効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明によれば高圧殺菌中および
殺菌後の包装体内外の圧力差か生しないために、比較的
弱いシール強度で配設されている開口部材に過度の作用
力が加わることはなく、包装体の破壊が生じることなく
内容物の殺菌を行うことができるとともに、包装体の材
質は耐熱性を要求されないためにより多くの材質が使用
可能になり、さらに包装体の開封性が大幅に向上すると
いう効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いられる包装体の斜視図、第2図は
第11fflの包装体の蓋部材の注出口部分の断面図、
第3図は本発明に用いられる他の包装体であるパウチの
正面図、第4図は第3図の包装体の注出口部分の断面図
、第5図は本発明に用いられる他の包装体であるパウチ
の正面図、第6図は第5図の包装体のテープ貼設部分の
断面図である。 1.11.21・・・包装体、2,12.22・・・側
袋体、3・・・蓋部材、4.13・・・注出口、5゜1
4・・・プルタブ、23・・・テープ、24・・・把持
部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、内容物を密封充填した包装体を加圧装置内で加圧媒
    体を介して加圧することにより内容物と包装体とを殺菌
    する高圧殺菌方法において、前記包装体が気体および水
    に対するバリアー性を有する基体と開口部材とを備える
    ことを特徴とする高圧殺菌方法。 2、前記開口部材が前記基体の口部を覆うように融着し
    て設けられたプルタブであること特徴とする請求項1記
    載の高圧殺菌方法。 3、前記開口部材が前記基体に設けられた蓋部材の口部
    を覆うように融着して設けられたプルタブであること特
    徴とする請求項1記載の高圧殺菌方法。 4、前記開口部材が前記基体に設けられた蓋部材の口部
    に一体成形されたプルタブであること特徴とする請求項
    1記載の高圧殺菌方法。 5、前記開口部材が前記基体に設けられた把持部材付き
    テープであること特徴とする請求項1記載の高圧殺菌方
    法。 6、前記加圧媒体が水であることを特徴とする請求項1
    乃至5のいずれか1項に記載の高圧殺菌方法。
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