JPH0325458Y2 - - Google Patents

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JPH0325458Y2
JPH0325458Y2 JP1985003737U JP373785U JPH0325458Y2 JP H0325458 Y2 JPH0325458 Y2 JP H0325458Y2 JP 1985003737 U JP1985003737 U JP 1985003737U JP 373785 U JP373785 U JP 373785U JP H0325458 Y2 JPH0325458 Y2 JP H0325458Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ベルト駆動式の無段変速機用駆動ベ
ルトに係り、特に、保護部材を用いることによつ
てキヤリヤの耐久性を向上させるようにした無段
変速機用駆動ベルトの改良に関する。
〔従来の技術〕
自動車用自動変速機の1つとしてベルト駆動式
無段変速機がある。この無段変速機は、一般に、
例えば第7図に示されるように、2本(又は1
本)の無端状の金属製キヤリヤ10と、該キヤリ
ヤ10にその周方向Xにおいて移動可能に連続し
て組込まれた複数の金属製Vブロツク20とから
構成される駆動ベルトAを備え、該駆動ベルトA
が駆動側プーリ30と従動側プーリ40との間で
無段階の回転比率で移動できるようになつてい
る。
前記Vブロツク20は、第8図に示されるよう
に、底部21と、該底部21の上面中央部から垂
直に上方へ突出した首部22と、該首部22の上
端において底部21の上面に対して平行に形成さ
れた支持部23とからなり、首部22の両側部に
前記キヤリヤ10に挿入・組込まれるためのキヤ
リヤ溝24を備える。
前記駆動ベルトAは、このようなVブロツク2
0がキヤリヤ10に支持されながら該キヤリヤ1
0に対して相対的に周方向運動することによつて
動力が伝達されるようになつている。
このため、キヤリヤ端面10AとVブロツク2
0の首部22の壁面22Aとの間の摩耗が激しく
なり易いことから、一般に、キヤリヤ10は金属
製の薄いフープを多段に重ねた構成とされ、又V
ブロツク20も金属製の素材で形成するようにし
てある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような構造の無段変速機用
駆動ベルトにあつては、キヤリヤ10及びVブロ
ツク20を金属製の素材で構成したとしても、な
お例えば自動車の急発進、急停車等が行われた際
に両者10,20が激突して特に極薄の金属フー
プからなるキヤリヤ10が摩耗損傷し易いという
問題を有していた。
このため、例えば第9図及び第10図に示され
るように、Vブロツク20の首部22の壁面22
Aとキヤリヤ10との間にVブロツク2〜3個に
亘る平板状の保護部材50を介在させるようにし
たもの(特開昭56−49442)が提供されてはいる
が、このような保護部材50を備えた駆動ベルト
は該2〜3個のVブロツク20がかなり強固な一
体関係となるため、ブロツク1個ごとの独立した
移動姿勢が規制され、特にプーリ30,40の円
弧上を移動する際に円滑な円弧運動が妨げられる
という問題があつた。又、2〜3個のVブロツク
20に亘つて1個の保護部材50を取付けるもの
であるため作業性が悪く、更には保護部材50の
形状が平板状であつたため、該保護部材50の端
縁50Aによつてキヤリヤ10が損傷されること
があるという問題も有していた。
この点に鑑み、実開昭59−66048においては、
第11図に示されるような保護部材を用いた駆動
ベルトの開示がなされている。
即ち、この開示に係る保護部材60は、平板を
折曲げて曲折部61を形成し、この曲折部61の
部分でキヤリヤ10の端面10Aと首部22の壁
面22Aとの接触を防止するようにしたものであ
る。曲折部61及び直線上基部63には、保護部
材60がプーリ30,40を通過する際に曲率を
持てるようにスリツト62が切込まれている。
この実開昭59−66048には、このような保護部
材60に関し第12図〜第16図に示すような使
用例が併せて開示されている。即ち、第12図の
例は保護部材60の直線状基部63の上にキヤリ
ヤ10を載置した状態で該キヤリヤ10をキヤリ
ヤ溝24に挿入したものであり、第13図の例は
キヤリヤ10のベルト外周側から保護部材60を
被せ、更にキヤリヤ10を構成する金属フープの
1枚101を保護部材60の直線状基部63の上
に載せて該保護部材60の脱落防止を図つたもの
である。又、第14図の例は、曲折部61の上部
61Aを更に曲折させた上で組込むようにして挿
入作業を簡便にしたものである。又、第15図及
び第16図の例は、保護部材を、キヤリヤが1帯
で且つ該1帯のキヤリヤのベルト幅方向両側をV
ブロツクがベルト内周側から挟み込むようにした
タイプの駆動ベルトに組込んだもので、第15図
Aに示されるような鉤型状のVブロツク20Aに
同図BあるいはCに示されるように曲折形成した
保護部材60Aあるいは60Bを第16図に示す
ように組込んだものである(第16図には第15
図Bの保護部材60Aを組込んだ例が示されてい
る)。
しかしながら、このように直線状基部63から
曲折部61(更には61A)を立設した形状の保
護部材60(又は60A,60B)を組込む構造
の駆動ベルトの場合、たとえ保護部材60にスリ
ツト62が形成されていたとしても、例えば第1
7図及び第18図に示されるように、Vブロツク
20(又は20A)上にある保護部材60は、図
中矢印A1,A2で示される位置において応力集中
が生じるという問題があつた。即ち、このような
応力集中がベルトの回転によつて繰返し発生する
と、疲労によつて保護部材60の破損が生じ易く
なるという問題があつたものである。又、仮に保
護部材60をこのような繰返しの応力集中に耐え
得るような柔軟性のある素材で形成した場合であ
つても、保護部材60自体に不要なエネルギーが
加わることになるため伝達効率がそれだけ低下す
ることになる。このような問題は、前記第12図
〜第16図の全ての例において例外なく発生する
問題である。
更に、第12図、第14図、及び第16図の例
にあつては、キヤリヤ10の下部とVブロツク2
0の底部21の上面との間に保護部材60の直線
上基部63が介在されているため、キヤリヤ10
とVブロツク20との間の激しい相対運動によつ
て保護部材60自体の摩耗損傷が著しいという問
題も生じる。
〔考案の目的〕
本考案は、このような従来の問題に鑑みてなさ
れたものであつて、保護部材の組付けが容易で、
Vブロツク1個ごとの独立した運動を規制するこ
となく、且つ保護部材がプーリの円弧上を移動す
る際にも応力集中等が生じないようにし、その結
果、ベルトの伝達効率を低下させることなく、キ
ヤリヤあるいは保護部材自体の耐久性を向上させ
ることのできる無段変速機用駆動ベルトを提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、無段状の1帯のキヤリヤと、該キヤ
リヤのベルト幅方向両側をベルト内周側から挾み
込むと共に、該キヤリヤの周方向において移動可
能に連続して組込んだVブロツクとを備えた無段
変速機用駆動ベルトにおいて、ベルト全周上の少
なくとも1箇所におけるVブロツクの1つに、前
記キヤリヤの一部をベルト外周側から被覆する保
護部材を、前記Vブロツクのベルト外周側両端部
間に渡した押えピンを利用して、ベルト周方向に
移動を規制した状態で、且つベルト幅方向の移動
を許容した状態で取付けたことにより上記目的を
達成したものである。
又、本考案の実施態様は、前記保護部材を、ベ
ルト全周上の少なくとも4箇所におけるVブロツ
クの1つに取付けるようにして、無駄なく、且つ
有効に保護部材の機能が発揮されるようにしたも
のである。
又、本考案の他の実施態様は、前記保護部材
に、前記押えピンに係合するピン溝を、ベルト幅
方向に亘つて凹設することにより、保護部材の必
要な自由度を阻害することなく、より安定した状
態でブロツクの1つに取付けることができるよう
にしたものである。
〔作用〕
本考案においては、保護部材をVブロツクの2
〜3個に亘つて取付けるのではなく、Vブロツク
の1つに取付けるようにしたため、保護部材の取
付けが極めて容易である。
又、該保護部材を、前記キヤリヤの一部をベル
ト外周側から被覆するような構成としたため、V
ブロツクの1つに取付けるようにしたことと相俟
つて、保護部材が直線上を移動するときはもちろ
ん、プーリの円弧上を移動する際においても該保
護部材に一切不要な力が加わらないため、保護部
材が該不要な力によつて疲労したり、あるいは駆
動ベルトの伝達効率が低下したりするのを防止す
ることができる。
又、本考案においては、このような保護部材
を、ベルト全周上において任意の個数だけ配置す
るようにしたため、該駆動ベルトが適用されるプ
ーリ径、伝達トルク、あるいは製造時のばらつき
精度等に応じて合理的な数だけ保護部材を配置す
ることができ、駆動ベルトにかけ得る製造コスト
との関係で容易に意図した保護特性を持たせるこ
とができ、又、軽量化も図れる。
又、本考案においては、保護部材を、ベルト周
方向の移動を規制した状態で、且つベルト幅方向
の移動を許容した状態で取付けるようにしたた
め、保護部材はキヤリヤを構成する一枚一枚のフ
ープのねじれに対してもこれに起因した損傷を効
果的に防止できる。即ち、複数のフープのうち、
いずれか1枚が幅方向にずれた場合、その動きに
対応して保護部材がベルト幅方向に動けるため、
フープのあばれに対して効果的に保護作用が為さ
れる。
又、保護部材をVブロツク上(外)側よりかぶ
せ、Vブロツクのベルト外周側両端部間に渡した
押えピンで押える(支持する)構成なので、組付
工程が少なくて済み、組付性がよい。
〔実施例〕
以下図面に基いて本考案の実施例を詳細に説明
する。
第1図に本考案の第1実施例を示す。
即ち、この第1実施例は、無端状のキヤリヤ1
0と、該キヤリヤ10にその周方向Xにおいて移
動可能に連続して組込んだVブロツク20Bとを
備えた無段変速機用駆動ベルトにおいて、ベルト
全周上の4箇所におけるVブロツク20Bの1つ
に、前記キヤリヤ10の1部をベルト外周側から
被覆する保護部材100を取付けたものである。
駆動ベルトのタイプは、キヤリヤ10が1帯で
且つ該1帯のキヤリヤ10のベルト幅方向Yの両
側をVブロツク20Bがベルト内周側から挟み込
むようなタイプのものが採用されている。
前記保護部材100は、セラミツク素材によつ
て形成され、水平部101と該水平部101の両
端から垂下延在された垂直部102とを備えた形
状とされている。又この保護部材100は、Vブ
ロツク20Bの略1個分の周方向長さLを備えて
いる。
第2図A〜Cに示されるように、キヤリヤ10
とVブロツク20Bとの〓間については種々の構
成が考えられるが、この考案ではB,Cのような
構成とされる。即ち保護部材100とVブロツク
20Bとの間にのみ〓間を設けるようにするか、
又は、キヤリヤと保護部材の間、及び保護部材と
Vブロツクとの間の双方に〓間を設ける。この場
合、各〓間の合計が2つのプーリ間に生じると予
測される中心ずれ分と略等しくなるように設定す
る。但し、いずれにしても保護部材100がベル
ト幅方向に移動できるようにする。
保護部材100は、このような構成に形成さ
れ、第1図Bに示されるように、キヤリヤ10の
一部をベルト外周側(図中上側)から被覆したの
ち、Vブロツク20Bのベルト外周側両端部間に
渡した押えピン110で押えられることによつて
該Vブロツク20Bの1つに取付けられている。
この第1実施例は、上述のような構成とされて
いるため、取付けが簡単で、且つ保護部材100
がプーリの円弧上を移動するときにも不要な力を
一切受けないため、応力集中による疲労を生じる
ことがなく、又ベルトの伝達効率を低下させるこ
とがない。
又、Vブロツク1個1個の独立性が維持されて
いるため、プーリ間の移動を円滑に行うことがで
きる。
更に、上記保護部材100をベルト全周上の4
か所に取付けるようにしたため、わずかな作業で
且つ必要充分な保護機能を発揮させることが可能
である。
又、保護部材100としてセラミツク素材を用
いるようにしたため、摩擦係数が小さく、従つて
保護部材100を取付けたことによる伝達効率の
低下が小さい。又摩耗が生じにくく、且つ摩耗し
たとしても「ばり」等が発生しにくいため、キヤ
リヤ10が摩耗によつて表面荒れした保護部材1
00によつて損傷を受けるのを防止することがで
きる。
又、保護部材100とが、ベルト幅方向に移動
できるため、キヤリヤ10を構成するフープ一枚
一枚の動きにも効果的に追従できるようになる。
次に、第3図に本考案の第2実施例を示す。
なお、以下の実施例においては、前記第1実施
例と異なる部分のみを説明することとする。
この第2実施例は、保護部材200の水平部2
01に、多数のオイル抜き孔203を設けたもの
である。
一般に、キヤリヤ10はブロツク20Bとの相
対運動のために、かなりの熱を発生するため、潤
滑油の中で使用されることが多い(湿式タイプ)。
この第2実施例においては、保護部材200の水
平部201にオイル抜き孔203を設け、高温に
なつたオイルを直接的に放出できるようにしたた
め、キヤリヤ10の冷却をそれだけ促進すること
ができる。
次に、保護部材300,400,500の取付
け方に関する実施例を第4図〜第6図に示す。
即ち、第4図に示された第3実施例は、保護部
材300の水平部301に、押えピン110に継
合するピン溝303を、ベルト幅方向Yに亘つて
凹設したものである。
この第4実施例は、このような構成とすること
により、保護部材300の押えピン110を中心
とした矢示Z方向の動きを許容しつつ前記第1、
あるいは第2実施例よりも一層確実に保護部材3
00をブロツク20Bに取付けることができる。
又、第5図に示された第4実施例は、保護部材
400の垂直部402の外側略中央位置に、垂直
に突起部403を設け、且つ、該突起部403と
対応するブロツク20C側に溝部28を設けたも
のである。なお、保護部材400の水平部401
の上部には前記第1、第2実施例と同様に押えピ
ン110が渡されている。
この第4実施例は、このような構成とすること
によつて保護部材400のベルト周方向Xの位置
規制を前記突起部403及び溝部28によつて行
い、且つ、保護部材400のベルト外周方向への
位置規制を前記押えピン110によつて行うこと
ができ、従つて、簡単な構成で、保護部材400
の一層確実な取付けが可能である。
なお、第6図に本発明の変形例を示す。この変
形例は押えピン110をVブロツク20Dのベル
ト側外周側両端部間に渡した後に保護部材500
を取付けるようにしたものである。
一般にVブロツクには、もともと押えピン11
0が設けられている。この第6実施例は、一応完
成されている駆動ベルトに後から保護部材500
を取付けられるように構成したものであつて、水
平部501の両端部に爪部503が設けられてお
り、且つ、垂直部502の中央下側から押えピン
110を跨ぐためのスリツト504が形成されて
いるものである。なお、Vブロツク20D側に
は、前記爪部503に対応する位置に切り欠き部
29が形成されている。保護部材500は、この
ような構成とされ、押えピン110を跨ぐように
してベルト外周側から挿入された後、自身の弾性
変形によつて水平部501の両端に設けられた爪
部503がブロツク20D側の切り欠き部29に
係合して取付けが行われる。
この第5実施例によれば、既に完成されている
駆動ベルトに後から任意の数だけ保護部材500
を取付けることができる。
なお、上記実施例においては、保護部材をベル
ト全周上の4箇所に設けるようにしていたが、本
考案における保護部材の取付け箇所の個数はこれ
に限定されるものではなく、ベルト全周上の少な
くとも1箇所に取付けられていればよいものであ
る。但し、3個以下では保護部材自体が強度上厳
しい状態下におかれるだけでなく、キヤリヤの保
護の観点においても実効が上らないことが多いた
め、保護部材を取付ける箇所の個数は4個以上と
することが望ましい。
又、上記実施例においては、保護部材の周方向
長さを、Vブロツク約1個分としていたが、本考
案における保護部材の周方向長さはこれに限定さ
れるものではなく、例えばVブロツク3個分程度
にまで長く形成するようにしてもよい。このよう
に3個分程度の長さに形成した場合には、保護部
材を取付けたVブロツクの前後のVブロツクのベ
ルト幅方向の位置規制を該保護部材によつて行う
ことができるようになるため、良好な結果が得ら
れる場合がある。なお、Vブロツク1個分以上に
亘つて保護部材の周方向長さを形成するようにし
たとしても、保護部材が1個のVブロツクに取付
けられているものであるため、該保護部材がプー
リの円弧上を移動する場合には前後のVブロツク
に対してベルト外周方向に若干の〓間が生じるだ
けで特に不要な力が加わることはないものであ
る。
又、上記実施例においては、保護部材の素材と
してセラミツクが用いられていたが、本考案にお
いては保護部材の材質を限定するものではない。
又、本考案においては、保護部材の具体的形状
及び取付け方を限定するものでもない。
〔考案の効果〕
以上説明した通り本考案によれば、簡単な作業
で保護部材を取付けることができ、キヤリヤの耐
久性を向上させることができるという優れた効果
が得られる。
又、該保護部材は各ブロツクのそれぞれの独立
した動きをなんら規制せず、又、保護部材がプー
リの円弧上を移動する際になんら不要の力を受け
ないため、保護部材自体の耐久性を向上させるこ
とができ、又駆動ベルトの伝達効率の低下を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは、本考案に係る無段変速機用駆動ベ
ルトの実施例の構成を示す要部斜視図、同図B
は、同じく保護部材を組込む際の側面図、第2図
A〜Cは、保護部材とキヤリヤ及びブロツクとの
間の〓間状態を示す正面図、第3図及び第4図
は、それぞれ本考案の第2、第3実施例を示す第
1図A相当の要部斜視図、第5図Aは、同じく本
考案の第4実施例を示す第1図A相当の要部斜視
図、同図Bは、該第4実施例における保護部材を
示す斜視図、第6図Aは、本考案の第5実施例に
係る要部断面図、同図Bは、該第5実施例におけ
る保護部材の斜視図、第7図は、従来の無段変速
機の概略側面図、第8図は、第7図矢示−線
に沿う拡大断面図、第9図は、従来の保護部材の
組込まれた無段変速機用駆動ベルトの横断面図、
第10図は同従来例における保護部材の形状を示
す側面図、第11図は、従来の他の保護部材の形
状の例を示す斜視図、第12図〜第16図は、そ
れぞれ該従来の他の保護部材をVブロツクに組付
ける際の組付け方の例を説明するための横断面
図、第17図は、第11図〜第16図に示した従
来例の不具合を説明するための斜視図、第18図
は、第17図の矢示視図である。 10……キヤリヤ、20,20A,20B,2
0C,20D……Vブロツク、100,200,
300,400,500……保護部材、110…
…押えピン、303……溝部、L……周方向長
さ、X……ベルト周方向、Y……ベルト幅方向、
△S……〓間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 無端状の1帯のキヤリヤと、該キヤリヤのベ
    ルト幅方向両側をベルト内周側から挾み込むと
    共に、該キヤリヤの周方向において移動可能に
    連続して組込んだVブロツクとを備えた無段変
    速機用駆動ベルトにおいて、 ベルト全周上の少なくとも1箇所におけるV
    ブロツクの1つに、前記キヤリヤの一部をベル
    ト外周側から被覆する保護部材を、前記Vブロ
    ツクのベルト外周側両端部間に渡した押えピン
    で押えることにより、ベルト周方向に移動を規
    制した状態で、且つベルト幅方向の移動を許容
    した状態で取付けたことを特徴とする無段変速
    機用駆動ベルト。 (2) 前記保護部材が、ベルト全周上の少なくとも
    4箇所におけるVブロツクの1つに取付けられ
    ていることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の無段変速機用駆動ベルト。 (3) 前記保護部材に、前記押えピンに係合するピ
    ン溝が、ベルト幅方向に亘つて凹設してあるこ
    とを特徴とする実用新案請求の範囲第1又は第
    2項に記載の無段変速機用駆動ベルト。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5683636A (en) * 1979-10-26 1981-07-08 Fiat Spa Metal belt
JPS5850343A (ja) * 1981-09-08 1983-03-24 Toyota Motor Corp 無段変速機用駆動ベルトのv型ブロツク

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