JPH0325455A - 原稿自動搬送装置における紙検知誤動作防止方法 - Google Patents
原稿自動搬送装置における紙検知誤動作防止方法Info
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- JPH0325455A JPH0325455A JP16040189A JP16040189A JPH0325455A JP H0325455 A JPH0325455 A JP H0325455A JP 16040189 A JP16040189 A JP 16040189A JP 16040189 A JP16040189 A JP 16040189A JP H0325455 A JPH0325455 A JP H0325455A
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- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば複写機に配備される原稿自動搬送装置
(ADF : RADF)においてその紙検知誤動作を
防止する方法に関するものである。
(ADF : RADF)においてその紙検知誤動作を
防止する方法に関するものである。
従来より、原稿自動搬送装置には、原稿の有無を検出し
、原稿が所定の搬送経路へと導かれているか等を確認す
るために原稿検出手段が備えられている。
、原稿が所定の搬送経路へと導かれているか等を確認す
るために原稿検出手段が備えられている。
原稿検出手段は、光を原稿に向けて照射する発光手段お
よび原稿にて反射された光を入射する受光手段とからな
る原稿検知センサーを備えており、第8図に示すように
、原稿検知センサ・一による検出値と、例えば生産の最
終段階で行われる調整工程において予め定められている
判定レベルとを比較し、前記検出値が判定レベルより大
きいならば原稿有りと判定するようになっている。
よび原稿にて反射された光を入射する受光手段とからな
る原稿検知センサーを備えており、第8図に示すように
、原稿検知センサ・一による検出値と、例えば生産の最
終段階で行われる調整工程において予め定められている
判定レベルとを比較し、前記検出値が判定レベルより大
きいならば原稿有りと判定するようになっている。
ところで、かかる原稿自動搬送装置の配備されている複
写機等が使用されるに伴い、原稿検出センサーにおける
発光手段の発光出力が次第に低下したり、受光手段の受
光能力が次第に低下してしまうことになる。また、発光
手段の発光面や受光手段の受光面に塵埃が付着すること
によっても前記各々の能力の低下を来す。
写機等が使用されるに伴い、原稿検出センサーにおける
発光手段の発光出力が次第に低下したり、受光手段の受
光能力が次第に低下してしまうことになる。また、発光
手段の発光面や受光手段の受光面に塵埃が付着すること
によっても前記各々の能力の低下を来す。
このため、第9図に示すように、原稿検知センサーによ
る原稿有り時の検出値が次第に低下してこの検出値と前
記の判定レベルとの差が小さくなって原稿検知を正確に
行うことができなくなる。
る原稿有り時の検出値が次第に低下してこの検出値と前
記の判定レベルとの差が小さくなって原稿検知を正確に
行うことができなくなる。
さらに、原稿有り時の検出値が判定レベルを下回るよう
になると、原稿検知が全く困難になってしまう。このよ
うな事態が生しると、原稿が有るにもかかわらず原稿無
しと判断し、原稿自動搬送装置内での紙詰まりが多発す
るようになる。そして、このような事態が生じた後に、
サービスマン等が判定レベル調整用のボリュームを調整
して判定レベルを変更するというのが実情であった。
になると、原稿検知が全く困難になってしまう。このよ
うな事態が生しると、原稿が有るにもかかわらず原稿無
しと判断し、原稿自動搬送装置内での紙詰まりが多発す
るようになる。そして、このような事態が生じた後に、
サービスマン等が判定レベル調整用のボリュームを調整
して判定レベルを変更するというのが実情であった。
請求項第1項の発明に係る原稿自動搬送装置における紙
検知誤動作防止方法は、上記の課題を解決するために、
原稿の裏面に光を照射すると共に上記原稿の裏面で反射
された光を受光し、この受光による検出値と判定1/ベ
ルとを比較して原稿の有無を検出する原稿検出手段を備
えた原稿自動搬送装置において、判定レベル自動設定モ
ードにすることにより原稿を自動的に搬送し、原稿が有
る状態での受光による検出値と原稿が無い状態での受光
による検出値とを各々計測(一でこれら両検出値に基づ
いて前記の判定レベルを自動的に設定することを特徴と
している。
検知誤動作防止方法は、上記の課題を解決するために、
原稿の裏面に光を照射すると共に上記原稿の裏面で反射
された光を受光し、この受光による検出値と判定1/ベ
ルとを比較して原稿の有無を検出する原稿検出手段を備
えた原稿自動搬送装置において、判定レベル自動設定モ
ードにすることにより原稿を自動的に搬送し、原稿が有
る状態での受光による検出値と原稿が無い状態での受光
による検出値とを各々計測(一でこれら両検出値に基づ
いて前記の判定レベルを自動的に設定することを特徴と
している。
請求項第2項の発明に係る原稿自動搬送装置における祇
検知誤動作防止方法は、原稿の裏面に光を照射すると共
に上記原稿の裏面で反射された光を受光し、この受光に
よる検出値と所定の判定レベルとを比較して原稿の有無
を検出する原稿検出手段を備えた原稿自動搬送装置にお
いて、原稿搬送の累積枚数が所定枚数になるごとに、原
稿が有る状態での受光による検出値と原稿が無い状態で
の受光による検出値とを各々計測してこれら両検出値に
基づいて前記の判定レベルを自動的に更新していくこと
を特徴としている。
検知誤動作防止方法は、原稿の裏面に光を照射すると共
に上記原稿の裏面で反射された光を受光し、この受光に
よる検出値と所定の判定レベルとを比較して原稿の有無
を検出する原稿検出手段を備えた原稿自動搬送装置にお
いて、原稿搬送の累積枚数が所定枚数になるごとに、原
稿が有る状態での受光による検出値と原稿が無い状態で
の受光による検出値とを各々計測してこれら両検出値に
基づいて前記の判定レベルを自動的に更新していくこと
を特徴としている。
請求項第3項の発明に係る原稿自動搬送装置における紙
検知誤動作防止方法は、請求項第1項又は請求項第2項
の構戊において、原稿が両面原稿のときには判定レベル
の設定・更新を禁止することを特徴としている。
検知誤動作防止方法は、請求項第1項又は請求項第2項
の構戊において、原稿が両面原稿のときには判定レベル
の設定・更新を禁止することを特徴としている。
〔作 用]
請求項第1項の構戒によれば、原稿検知センサーの劣化
等に起因して原稿有り時の検出値が次第に低下しても、
判定レベル自動設定モードにするだけで検知センサーの
劣化等を考慮に入れた判定レベルの自動的設定がなされ
、その後の原稿検知において、原稿有り時の検出値が判
定レベルを下回るという事態を回避することができ、こ
れによって、原稿の有無を正確に検知することが可能に
なる。勿論、サービスマンによる判定レベル調整等の手
間をも省くことができる。
等に起因して原稿有り時の検出値が次第に低下しても、
判定レベル自動設定モードにするだけで検知センサーの
劣化等を考慮に入れた判定レベルの自動的設定がなされ
、その後の原稿検知において、原稿有り時の検出値が判
定レベルを下回るという事態を回避することができ、こ
れによって、原稿の有無を正確に検知することが可能に
なる。勿論、サービスマンによる判定レベル調整等の手
間をも省くことができる。
また、請求項第2項の構戊によれば、原稿搬送の累積枚
数が所定枚数になるごとに検知センサーの劣化等を考慮
に入れた判定レベルの自動的更新を行うので、原稿有り
時の検出値が判定レベルを下回ってしまうという事態は
回避され、原稿検知を正確に行うことができる。
数が所定枚数になるごとに検知センサーの劣化等を考慮
に入れた判定レベルの自動的更新を行うので、原稿有り
時の検出値が判定レベルを下回ってしまうという事態は
回避され、原稿検知を正確に行うことができる。
累禎枚数をカウントする方法としては、判定レベル自動
設定モードとされた後、第1枚目の原稿から起算して累
積枚数をカウントする方法、電源がONされた後、第1
枚目の原稿から起算して累積枚数をカウントする方法、
或いは、判定レベル自動設定モードや電源ONとは無関
係に累積枚数をカウントする方法等があるが、何れの方
法を用いても良いものである。
設定モードとされた後、第1枚目の原稿から起算して累
積枚数をカウントする方法、電源がONされた後、第1
枚目の原稿から起算して累積枚数をカウントする方法、
或いは、判定レベル自動設定モードや電源ONとは無関
係に累積枚数をカウントする方法等があるが、何れの方
法を用いても良いものである。
判定レベル自動設定モードにおいて判定レベルを自動設
定した後に大量の原稿が搬送されることになる場合、こ
の自動設定された判定レベルをそのまま使用していたの
では、前記検出値と判定レベルとの差が次第に小さくな
って正確な原稿検知ができなくなる可能性があるが、前
述のように、累積枚数が所定枚数になるごとに判定レベ
ルの自動的更新を行うので、かかる危惧は生じないこと
になる。
定した後に大量の原稿が搬送されることになる場合、こ
の自動設定された判定レベルをそのまま使用していたの
では、前記検出値と判定レベルとの差が次第に小さくな
って正確な原稿検知ができなくなる可能性があるが、前
述のように、累積枚数が所定枚数になるごとに判定レベ
ルの自動的更新を行うので、かかる危惧は生じないこと
になる。
請求項第3項の構威によれば、原稿が両面原稿,のとき
には判定レベルの設定・更新は禁止されるので、原稿検
知センサーの能力低下に基づかない判定レベルの設定・
更新は防止される。
には判定レベルの設定・更新は禁止されるので、原稿検
知センサーの能力低下に基づかない判定レベルの設定・
更新は防止される。
即ち、両面原稿は、その裏面にも文字や図等が記載され
ており、この部分に光が照射されるとその反射光は弱く
なってしまう。かかる反射光は原稿検知センサーの能力
低下を反映したものではないので、上記反射光に基づい
て判定レベルを設定・更新することは不具合となる。本
発明では、このような不具合な設定・更新はなされない
ので、原稿検知を良好に行うことができる。
ており、この部分に光が照射されるとその反射光は弱く
なってしまう。かかる反射光は原稿検知センサーの能力
低下を反映したものではないので、上記反射光に基づい
て判定レベルを設定・更新することは不具合となる。本
発明では、このような不具合な設定・更新はなされない
ので、原稿検知を良好に行うことができる。
〔実施例1〕
請求項第1項の発明に係る一実施例を第1図ないし第4
図に基づいて説明すれば、以下の通りである. 第4図(a)に示すように、原稿自動搬送装置1は、複
写機本体2の原稿台ガラス3上に配備されている。原稿
自動搬送装置1の原稿搬入側には、呼込ローラ5および
給紙ローラ6が備えられると共に、呼込ローラ5の近傍
には第1原稿検知センサー7が、呼込ローラ5と給紙ロ
ーラ6との間には第2原稿検知センサー8が各々設けら
れている。なお、呼込ローラ5および給祇ローラ6は給
紙モータ15(第3図に示している)にて駆動されるよ
うになっている。
図に基づいて説明すれば、以下の通りである. 第4図(a)に示すように、原稿自動搬送装置1は、複
写機本体2の原稿台ガラス3上に配備されている。原稿
自動搬送装置1の原稿搬入側には、呼込ローラ5および
給紙ローラ6が備えられると共に、呼込ローラ5の近傍
には第1原稿検知センサー7が、呼込ローラ5と給紙ロ
ーラ6との間には第2原稿検知センサー8が各々設けら
れている。なお、呼込ローラ5および給祇ローラ6は給
紙モータ15(第3図に示している)にて駆動されるよ
うになっている。
原稿自動搬送装置lの中央本体部には、搬送ベルト9が
搬送ローラ10・10に掛け渡されて図中矢印方向に移
動するように設けられている。搬送ローラ10・10の
うち一方が搬送ベルト9を駆動する駆動部をなすもので
あり、この搬送ローラ10は搬送モータ16(第3図に
示している)にて駆動されるようになっている。そして
、原稿自動搬送装置lにおける原稿排出側には、排紙ロ
ーラ1lが設けられると共に、この排祇ローラ1lの近
傍には第3原稿検知センサーl2が配設されている。
搬送ローラ10・10に掛け渡されて図中矢印方向に移
動するように設けられている。搬送ローラ10・10の
うち一方が搬送ベルト9を駆動する駆動部をなすもので
あり、この搬送ローラ10は搬送モータ16(第3図に
示している)にて駆動されるようになっている。そして
、原稿自動搬送装置lにおける原稿排出側には、排紙ロ
ーラ1lが設けられると共に、この排祇ローラ1lの近
傍には第3原稿検知センサーl2が配設されている。
前記の呼込ローラ5が下方に揺動すると、これが原稿搬
入台4に載せ置かれている原稿Dに当接し、この原稿D
は呼込ローラ5の呼び込み回転により、同図(b)に示
すように、給紙ローラ6に導かれる。そして、同図(C
)に示すように、原稿Dは給紙ローラ6にて原稿台ガラ
ス3と搬送ベルト9との間に導かれ、同図(d)に示す
ように、搬送ベルト9にて原稿台ガラス3上の所定位置
に導かれる。かかる状態で複写が行われ、この複写終了
後には、同図(e)に示すように、原稿Dは排出口−ラ
11にて搬送され、同図(f)に示すように、原稿自動
搬送装置1の外部へと排出されることになる。
入台4に載せ置かれている原稿Dに当接し、この原稿D
は呼込ローラ5の呼び込み回転により、同図(b)に示
すように、給紙ローラ6に導かれる。そして、同図(C
)に示すように、原稿Dは給紙ローラ6にて原稿台ガラ
ス3と搬送ベルト9との間に導かれ、同図(d)に示す
ように、搬送ベルト9にて原稿台ガラス3上の所定位置
に導かれる。かかる状態で複写が行われ、この複写終了
後には、同図(e)に示すように、原稿Dは排出口−ラ
11にて搬送され、同図(f)に示すように、原稿自動
搬送装置1の外部へと排出されることになる。
給紙モータ15および搬送モータ16は、第3図に示す
ように、モータドライブ回路17にて各々駆動制御され
るようになっている。各モータ15・16の図示しない
回転軸には、これと同体回転するようにスリット円板1
8・19が各々固着されており、このスリット円板l8
・19の回転パルスは回転センサー20・2lにて各々
計測されるようになっている。そして、各々の計測情報
は比較器22・23を介してマイクロコンピュータ24
の割り込み入力ポートに入力され、マイクロコンピュー
タ24は前記の計測情報からパルス間隔等を測定する。
ように、モータドライブ回路17にて各々駆動制御され
るようになっている。各モータ15・16の図示しない
回転軸には、これと同体回転するようにスリット円板1
8・19が各々固着されており、このスリット円板l8
・19の回転パルスは回転センサー20・2lにて各々
計測されるようになっている。そして、各々の計測情報
は比較器22・23を介してマイクロコンピュータ24
の割り込み入力ポートに入力され、マイクロコンピュー
タ24は前記の計測情報からパルス間隔等を測定する。
そして、この測定結果から前記モータドライブ回路l7
に対し、ONデューティ比を変化させた方形波を出力す
る。かかる方形波により、モータドライブ回路17にて
駆動される各モータ15・16の回転速度が常に一定に
なるようにコントロールされることになる(PWM方式
:パルス幅変調方式)。具体的には、前記の測定された
パルス間隔が規定の間隔よりも長い場合には各モータl
5・16の回転速度が遅いと判断し、前記方形波のON
デューティ比を上げる一方、逆にパルス間隔が規定の間
隔よりも短い場合には各モータ15・160回転速度が
速いと判断し、前記方形波のONデューティ比を下げる
ようになっている。
に対し、ONデューティ比を変化させた方形波を出力す
る。かかる方形波により、モータドライブ回路17にて
駆動される各モータ15・16の回転速度が常に一定に
なるようにコントロールされることになる(PWM方式
:パルス幅変調方式)。具体的には、前記の測定された
パルス間隔が規定の間隔よりも長い場合には各モータl
5・16の回転速度が遅いと判断し、前記方形波のON
デューティ比を上げる一方、逆にパルス間隔が規定の間
隔よりも短い場合には各モータ15・160回転速度が
速いと判断し、前記方形波のONデューティ比を下げる
ようになっている。
前記各モータ15・16の回転パルス数により、或いは
、各モータ15・16が回転してからの時間により原稿
Dの搬送距離が計測でき、原稿Dが何れの原稿検知セン
サー7・8・l2の所まで来たかが判断できるようにな
っている。
、各モータ15・16が回転してからの時間により原稿
Dの搬送距離が計測でき、原稿Dが何れの原稿検知セン
サー7・8・l2の所まで来たかが判断できるようにな
っている。
さて、上記の各原稿検知センサー7・8・12は、各々
図示しない発光手段と受光手段とを備えたものであり、
発光手段にて原稿pの裏面に光を照射すると共に受光手
段にて上記原稿Dの裏面で反射された光を受光するよう
になっている。そして、各原稿検知センサー7・8・1
2からの出力は、増幅器25・26・27を各々介して
マイクロコンピュータ24のアナログボートにアナログ
のまま取り込まれるようになっている。マイクロコンピ
ュータ24は上記の各原稿検知センサー7・8・l2の
出力による検出値と所定の判定レベルとを比較して原稿
の有無を検出するようになっている。かかるマイクロコ
ンピュータ24と上記の各原稿検知センサー7・8・1
2とにより各原稿検知手段が横戒されている。
図示しない発光手段と受光手段とを備えたものであり、
発光手段にて原稿pの裏面に光を照射すると共に受光手
段にて上記原稿Dの裏面で反射された光を受光するよう
になっている。そして、各原稿検知センサー7・8・1
2からの出力は、増幅器25・26・27を各々介して
マイクロコンピュータ24のアナログボートにアナログ
のまま取り込まれるようになっている。マイクロコンピ
ュータ24は上記の各原稿検知センサー7・8・l2の
出力による検出値と所定の判定レベルとを比較して原稿
の有無を検出するようになっている。かかるマイクロコ
ンピュータ24と上記の各原稿検知センサー7・8・1
2とにより各原稿検知手段が横戒されている。
上記の構或を有する原稿自動階送装置において紙検知誤
動作防止方法を実施するには、第1図に示すように、電
源がONされた後、原稿がセットされているか否かを判
定し(S 1 ) 、原稿がセットされているならば、
判定レベル自動設定モードに設定されているか否かを判
定する(S2)。判定レベル自動設定モードの設定は、
ディスプレイ30からのキー人力により操作者によって
行われる。
動作防止方法を実施するには、第1図に示すように、電
源がONされた後、原稿がセットされているか否かを判
定し(S 1 ) 、原稿がセットされているならば、
判定レベル自動設定モードに設定されているか否かを判
定する(S2)。判定レベル自動設定モードの設定は、
ディスプレイ30からのキー人力により操作者によって
行われる。
センサー自動調整モードに設定されているならば、前述
したような原稿の給紙→搬送→徘紙が行われる。このう
ち、先ず給紙動作が開始されるが、この給紙動作におい
ては、給紙モータl5が駆動されると共に、その回転の
パルス数計測が開始され(S3)、ステップ4において
、パルス数が所定数aに達したか否かを判定する(S
4 ) .通常の原稿自動搬送装置では、原稿の位置は
原稿検知センサー7・8・l2にて検知されるが、本発
明では判定レベルを原稿有りの時の検出値と原稿無しの
時の検出値とに基づいて設定するので、原稿検知センサ
ー7・8・12のところまで原稿が来ているか否かは各
モータl5・16の回転パルス数に基づいて判断するよ
うにしている。従って、前記の所定数a並びに、後述す
る所定数b・c−dは、原稿検知センサー7・8・12
の位置関係から予め定められた値を持っている。
したような原稿の給紙→搬送→徘紙が行われる。このう
ち、先ず給紙動作が開始されるが、この給紙動作におい
ては、給紙モータl5が駆動されると共に、その回転の
パルス数計測が開始され(S3)、ステップ4において
、パルス数が所定数aに達したか否かを判定する(S
4 ) .通常の原稿自動搬送装置では、原稿の位置は
原稿検知センサー7・8・l2にて検知されるが、本発
明では判定レベルを原稿有りの時の検出値と原稿無しの
時の検出値とに基づいて設定するので、原稿検知センサ
ー7・8・12のところまで原稿が来ているか否かは各
モータl5・16の回転パルス数に基づいて判断するよ
うにしている。従って、前記の所定数a並びに、後述す
る所定数b・c−dは、原稿検知センサー7・8・12
の位置関係から予め定められた値を持っている。
ステップ4において、パルス数が所定数aに達したと判
断されたら、ステップ,5に移行し、第1・第2原稿検
知センサー7・8.を作動させる(S5).このとき、
センサー7・8において原稿有り時の検出値が各々得ら
れることになる。
断されたら、ステップ,5に移行し、第1・第2原稿検
知センサー7・8.を作動させる(S5).このとき、
センサー7・8において原稿有り時の検出値が各々得ら
れることになる。
この検出値が得られたら、搬送モータl6を駆動させる
と共に、その回転のパルス数計測を開始した後(S6)
、ステップ7において、パルス数が所定数bに達したか
否かを判定する(S7)。
と共に、その回転のパルス数計測を開始した後(S6)
、ステップ7において、パルス数が所定数bに達したか
否かを判定する(S7)。
パルス数が所定数bに達したならば、給紙モータl5お
よび搬送モータ16の駆動を停止すると共にタイマーを
スタートさせ(S8)、このタイマーがタイマーエンド
に達したか否かを判断し(S9)、タイマーエンドに達
しているならばステップ10に移行する。
よび搬送モータ16の駆動を停止すると共にタイマーを
スタートさせ(S8)、このタイマーがタイマーエンド
に達したか否かを判断し(S9)、タイマーエンドに達
しているならばステップ10に移行する。
ステップlOでは、搬送モータ16の駆動を開始すると
共に、その回転のパルス数計測を開始する(SIO)。
共に、その回転のパルス数計測を開始する(SIO)。
そして、ステップ11において、上記パルス数が所定数
Cに達したか否かを判定する(Sit)。パルス数が所
定数Cに達したと判断されたら、ステップ12に移行し
、第3原稿検知センサー12を作動させる(SL2).
このとき、センサー12において原稿有り時の検出値が
得られることになる。
Cに達したか否かを判定する(Sit)。パルス数が所
定数Cに達したと判断されたら、ステップ12に移行し
、第3原稿検知センサー12を作動させる(SL2).
このとき、センサー12において原稿有り時の検出値が
得られることになる。
そして、前記のパルス数が所定数dに達したか否かが判
定され(S13)、達したならば搬送モータl6の駆動
を停止する。この後、ステップl5において、原稿検知
センサー7・8・12を作動させる(S15)。このと
き、原稿検知センサー7・8・12において原稿無し時
の検出値が各々得られることになる。
定され(S13)、達したならば搬送モータl6の駆動
を停止する。この後、ステップl5において、原稿検知
センサー7・8・12を作動させる(S15)。このと
き、原稿検知センサー7・8・12において原稿無し時
の検出値が各々得られることになる。
上記の原稿無し時の検出値および前述の原稿有り時の検
出値に基づいて判定レベルZを算出する(316)。こ
の判定レベルZは、例えば、第2図(a)および(b)
に示すように、原稿有り時の検出値Xと原稿無し時の検
出値Yとの中間或いは中間よりも原稿無し時の検出値に
αだけ近いレベルに設定される。
出値に基づいて判定レベルZを算出する(316)。こ
の判定レベルZは、例えば、第2図(a)および(b)
に示すように、原稿有り時の検出値Xと原稿無し時の検
出値Yとの中間或いは中間よりも原稿無し時の検出値に
αだけ近いレベルに設定される。
これによれば、原稿検知センサーの劣化等に起因して原
稿有り時の検出値が次第に低下しても、判定レベル自動
設定モードにするだけで判定レベルの自動的設定がなさ
れ、原稿有り時の検出値が判定レベルを下回ってしまう
という事態は回避され、上記検出値と前記の判定レベル
との比較を確実に行って原稿の有無を正確に検知するこ
とが可能になる.勿論、サービスマンによる判定レベル
調整等の手間をも省くことができる。
稿有り時の検出値が次第に低下しても、判定レベル自動
設定モードにするだけで判定レベルの自動的設定がなさ
れ、原稿有り時の検出値が判定レベルを下回ってしまう
という事態は回避され、上記検出値と前記の判定レベル
との比較を確実に行って原稿の有無を正確に検知するこ
とが可能になる.勿論、サービスマンによる判定レベル
調整等の手間をも省くことができる。
なお、本実施例では、原稿を所定位置まで搬送するため
にモータの回転パルス数を計測して搬送距離を割り出す
方法を示したが、これに限らず、モータの回転数を一定
にすると共にタイマーを設定することにより原稿の搬送
距離を割り出すようにしても良いものである。
にモータの回転パルス数を計測して搬送距離を割り出す
方法を示したが、これに限らず、モータの回転数を一定
にすると共にタイマーを設定することにより原稿の搬送
距離を割り出すようにしても良いものである。
〔実施例2〕
請求項第2項の発明に係る一実施例を第5図および第6
図に基づいて説明すれば、以下の通りである。
図に基づいて説明すれば、以下の通りである。
本実施例においては、原稿搬送の累積枚数が所定枚数に
なるごとに、原稿が有る状態での受光による検出値と原
稿が無い状態での受光による検出値とを各々計測してこ
れら両検出値に基づいて前記の判定レベルを自動的に更
新して・いくようにしている. 即ち、第5図に示すように、原稿自動搬送装置にて搬送
される原稿の枚数を加算して累積枚数を算出し(S21
)、この累積枚数が例えば100枚を越えた時には(S
22)、ステップ23に移行し、上記実施例で示したス
テップ1〜ステップl5の実行を行うと共に(S23)
、各検出値を順次記憶してい< (S24)。
なるごとに、原稿が有る状態での受光による検出値と原
稿が無い状態での受光による検出値とを各々計測してこ
れら両検出値に基づいて前記の判定レベルを自動的に更
新して・いくようにしている. 即ち、第5図に示すように、原稿自動搬送装置にて搬送
される原稿の枚数を加算して累積枚数を算出し(S21
)、この累積枚数が例えば100枚を越えた時には(S
22)、ステップ23に移行し、上記実施例で示したス
テップ1〜ステップl5の実行を行うと共に(S23)
、各検出値を順次記憶してい< (S24)。
そして、上記の順次記憶した検出値の一群を一つのサン
プルとして、合計10のサンプルが得られるまで上記ス
テップ23・24を繰り返す(S25)。次に、これら
10個のサンプルの中から最大値をなすものを選ぶ(3
26)。このとき、最も白紙に近い原稿に対する検出値
のサンプルが選ばれることにな・る。そして、上記選ば
れた一つのサンプルに基づいて判定レベルを算出してこ
れを従前の判定レベルと置き換える。即ち、判定レベル
を更新する(S27).この更新された判定レベルによ
る原稿検知は、111枚目以降の原稿に対して行われる
ことになる。
プルとして、合計10のサンプルが得られるまで上記ス
テップ23・24を繰り返す(S25)。次に、これら
10個のサンプルの中から最大値をなすものを選ぶ(3
26)。このとき、最も白紙に近い原稿に対する検出値
のサンプルが選ばれることにな・る。そして、上記選ば
れた一つのサンプルに基づいて判定レベルを算出してこ
れを従前の判定レベルと置き換える。即ち、判定レベル
を更新する(S27).この更新された判定レベルによ
る原稿検知は、111枚目以降の原稿に対して行われる
ことになる。
そして、累積枚数のカウントをクリアし(328)、ス
テップ2lに戻る。従って、累積枚数が100枚となる
ごとに、判定レベルの更新が行われていくことになる。
テップ2lに戻る。従って、累積枚数が100枚となる
ごとに、判定レベルの更新が行われていくことになる。
上記の構或によれば、第6図に示すように、判定レベル
が更新されていくことにより、原稿有り時の検出値が判
定レベルを下回ってしまうという事態は回避されること
になり、原稿検知を正確に行うことができる。
が更新されていくことにより、原稿有り時の検出値が判
定レベルを下回ってしまうという事態は回避されること
になり、原稿検知を正確に行うことができる。
なお、累積枚数をカウントする方法としては、判定レベ
ル自動設定モードとされた後、第1枚目の原稿から起算
して累積枚数をカウントする方法、電源がONされた後
、第1枚目の原稿から起算して累積枚数をカウントする
方法、或いは、判定レベル自動設定モードや電源ONと
は無関係に累積枚数をカウントする方法等があるが、何
れの方法を用いても良いものである。
ル自動設定モードとされた後、第1枚目の原稿から起算
して累積枚数をカウントする方法、電源がONされた後
、第1枚目の原稿から起算して累積枚数をカウントする
方法、或いは、判定レベル自動設定モードや電源ONと
は無関係に累積枚数をカウントする方法等があるが、何
れの方法を用いても良いものである。
ここで、判定レベル自動設定モードにおいて判定レベル
を自動設定した後に大量の原稿が搬送されることになる
場合、この自動設定された判定レベルをそのまま使用し
ていたのでは、前記検出値と判定レベルとの差が次第に
小さくなって正確な原稿検知ができなくなる可能性があ
るが、前述のように、累積枚数が所定枚数になるごとに
判定レベルの自動的更新を行うので、かかる危惧は生じ
ないことになる。
を自動設定した後に大量の原稿が搬送されることになる
場合、この自動設定された判定レベルをそのまま使用し
ていたのでは、前記検出値と判定レベルとの差が次第に
小さくなって正確な原稿検知ができなくなる可能性があ
るが、前述のように、累積枚数が所定枚数になるごとに
判定レベルの自動的更新を行うので、かかる危惧は生じ
ないことになる。
〔実施例3〕
請求項第3項の発明に係る一実施例を第7図に基づいて
説明すれば、以下の通りである。
説明すれば、以下の通りである。
本発明に係る紙検知誤動作防止方法においては、原稿が
両面原稿のときには判定レベルの設定・更新を禁止する
ようにしている。即ち、第7図に示すように、ステップ
2とステップ3との間において、自動両面原稿コピーか
否かを判定するステップ30を挿入し、自動両面原稿コ
ピーであるならばステップ1に移行する一方、そうでな
いならばステップ3に移行する。従って、自動両面原稿
コピーであるならば、判定レベルの設定・更新が禁止さ
れることになる。一方、自動両面原稿コピーでないなら
ば、通常通り、ステップ3以降の処理が行われ、判定レ
ベルの設定・更新が行われることになる。
両面原稿のときには判定レベルの設定・更新を禁止する
ようにしている。即ち、第7図に示すように、ステップ
2とステップ3との間において、自動両面原稿コピーか
否かを判定するステップ30を挿入し、自動両面原稿コ
ピーであるならばステップ1に移行する一方、そうでな
いならばステップ3に移行する。従って、自動両面原稿
コピーであるならば、判定レベルの設定・更新が禁止さ
れることになる。一方、自動両面原稿コピーでないなら
ば、通常通り、ステップ3以降の処理が行われ、判定レ
ベルの設定・更新が行われることになる。
自動両面原稿コピーか否かは、複写機の操作キー人力に
おいて操作者が既に入力している情報から判断すること
になる。
おいて操作者が既に入力している情報から判断すること
になる。
両面原稿は、その裏面にも文字や図等が記載されており
、この部分に光が照射されるとその反射光は弱くなって
しまう。かかる反射光は原稿検知センサーの能力低下を
反映したものではないので、上記反射光に基づいて判定
レベルを設定・更新することは不具合となる。本発明で
は、このような不具合な設定・更新はなされないので、
原稿検知を良好に行うことができる。
、この部分に光が照射されるとその反射光は弱くなって
しまう。かかる反射光は原稿検知センサーの能力低下を
反映したものではないので、上記反射光に基づいて判定
レベルを設定・更新することは不具合となる。本発明で
は、このような不具合な設定・更新はなされないので、
原稿検知を良好に行うことができる。
請求項第1項の発明に係る原稿自allll1送装置に
おける紙検知誤動作防止方法は、以上のように、原稿の
裏面に光を照射すると共に上記原稿の裏面で反射された
光を受光し、この受光による検出値と判定レベルとを比
較して原稿の有無を検出する原稿検出手段を備えた原稿
自動搬送装置において、判定レベル自動設定モードにす
ることにより原稿を自動的に搬送し、原稿が有る状態で
の受光による検出債と原稿が無い状態での受光による検
出値とを各々計測してこれら両検出値に基づいて前記の
判定レベルを自動的に設定する横或である。
おける紙検知誤動作防止方法は、以上のように、原稿の
裏面に光を照射すると共に上記原稿の裏面で反射された
光を受光し、この受光による検出値と判定レベルとを比
較して原稿の有無を検出する原稿検出手段を備えた原稿
自動搬送装置において、判定レベル自動設定モードにす
ることにより原稿を自動的に搬送し、原稿が有る状態で
の受光による検出債と原稿が無い状態での受光による検
出値とを各々計測してこれら両検出値に基づいて前記の
判定レベルを自動的に設定する横或である。
これにより、検知センサーが劣化等しても、上記検出値
と前記の判定レベルとの比較を確実に行って原稿の有無
を正確に検知することが可能になる。勿論、判定レベル
調整のためのボリュームを設けることも要しないし、サ
ービスマンによる判定レベル?A¥1等の手間をも省く
ことができるという効果も併せて奏する。
と前記の判定レベルとの比較を確実に行って原稿の有無
を正確に検知することが可能になる。勿論、判定レベル
調整のためのボリュームを設けることも要しないし、サ
ービスマンによる判定レベル?A¥1等の手間をも省く
ことができるという効果も併せて奏する。
また、請求項第2項の発明に係る原稿自動搬送装置にお
ける紙検知誤動作防止方法は、原稿の裏面に光を照射す
ると共に上記原稿の裏面で反射された光を受光し、この
受光による検出値と所定の判定レベルとを比較して原稿
の有無を検出する原稿検出手段を備えた原稿自動搬送装
置において、原稿搬送の累積枚数が所定枚数になるごと
に、原稿が有る状態での受光による検出値と原稿が無い
状態での受光による検出値とを各々計測してこれら両検
出値に基づいて前記の判定レベルを自動的に更新してい
く構戒である。
ける紙検知誤動作防止方法は、原稿の裏面に光を照射す
ると共に上記原稿の裏面で反射された光を受光し、この
受光による検出値と所定の判定レベルとを比較して原稿
の有無を検出する原稿検出手段を備えた原稿自動搬送装
置において、原稿搬送の累積枚数が所定枚数になるごと
に、原稿が有る状態での受光による検出値と原稿が無い
状態での受光による検出値とを各々計測してこれら両検
出値に基づいて前記の判定レベルを自動的に更新してい
く構戒である。
これにより、判定レベル設定後に大量の原稿が搬送され
ることになった場合でも、累積枚数が所定枚数になるご
とに判定レベルの自動的更新を行うので、検出値と判定
レベルとの比較を確実に行って正確な原稿検知を行うこ
とができる。
ることになった場合でも、累積枚数が所定枚数になるご
とに判定レベルの自動的更新を行うので、検出値と判定
レベルとの比較を確実に行って正確な原稿検知を行うこ
とができる。
請求項第3項の発明に係る原稿自動搬送装置における祇
検知誤動作防止方法は、請求項第1項又は請求項第2項
の構戊において、原稿が両面原′稿のときには判定レベ
ルの設定・更新を禁止する構成である。
検知誤動作防止方法は、請求項第1項又は請求項第2項
の構戊において、原稿が両面原′稿のときには判定レベ
ルの設定・更新を禁止する構成である。
これにより、原稿検知センサーの能力低下に基づかない
判定レベルの設定・更新を防止することができるという
効果を奏する。
判定レベルの設定・更新を防止することができるという
効果を奏する。
第1図ないし第4図は請求項第1項の発明の一実施例を
示すものである。 第1図は原稿自動搬送装置における祇検知誤動作防止方
法を示すフローチャートである。 第2図(a)および(b)はそれぞれ判定レベルの設定
基準を説明するためのグラフである。 第3図は原稿自動搬送装置におけるモータ制御手段や原
稿検知手段等を示すブロック図である。 第4図(a)ないし(f)はそれぞれ原稿自動搬送装置
における原稿搬送の様子を示す説明図である。 第5図および第6図は請求項第2項の発明の一実施例を
示すものである。 第5図は原稿自動搬送装置における紙検知誤動作防止方
法を示すフローチャートである。 第6図は更新による判定レベルの変化を示すグラフであ
る。 第7図は請求項第3項の発明の一実施例を示すものであ
って、原稿自動搬送装置における祇検知誤動作防止方法
を示すフローチャートである。 第8図および第9図は従来例を示すものである。 第8図は初期の状態での原稿有りレベルと判定レベルと
原稿無しレベルとの関係を示すグラフである。 第9図は長期間経過した状態での原稿有りレベルと判定
レベルと原稿無しレベルとの関係を示すグラフである。 1は原稿自動搬送装置、7・8・l2は原稿検知センサ
ー(原稿検知手段)、24はマイクロコンピュータ(原
稿検知手段)、30はディスプレイである。
示すものである。 第1図は原稿自動搬送装置における祇検知誤動作防止方
法を示すフローチャートである。 第2図(a)および(b)はそれぞれ判定レベルの設定
基準を説明するためのグラフである。 第3図は原稿自動搬送装置におけるモータ制御手段や原
稿検知手段等を示すブロック図である。 第4図(a)ないし(f)はそれぞれ原稿自動搬送装置
における原稿搬送の様子を示す説明図である。 第5図および第6図は請求項第2項の発明の一実施例を
示すものである。 第5図は原稿自動搬送装置における紙検知誤動作防止方
法を示すフローチャートである。 第6図は更新による判定レベルの変化を示すグラフであ
る。 第7図は請求項第3項の発明の一実施例を示すものであ
って、原稿自動搬送装置における祇検知誤動作防止方法
を示すフローチャートである。 第8図および第9図は従来例を示すものである。 第8図は初期の状態での原稿有りレベルと判定レベルと
原稿無しレベルとの関係を示すグラフである。 第9図は長期間経過した状態での原稿有りレベルと判定
レベルと原稿無しレベルとの関係を示すグラフである。 1は原稿自動搬送装置、7・8・l2は原稿検知センサ
ー(原稿検知手段)、24はマイクロコンピュータ(原
稿検知手段)、30はディスプレイである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、原稿の裏面に光を照射すると共に上記原稿の裏面で
反射された光を受光し、この受光による検出値と判定レ
ベルとを比較して原稿の有無を検出する原稿検出手段を
備えた原稿自動搬送装置において、 判定レベル自動設定モードにすることにより原稿を自動
的に搬送し、原稿が有る状態での受光による検出値と原
稿が無い状態での受光による検出値とを各々計測してこ
れら両検出値に基づいて前記の判定レベルを自動的に設
定することを特徴とする原稿自動搬送装置における紙検
知誤動作防止方法。 2、原稿の裏面に光を照射すると共に上記原稿の裏面で
反射された光を受光し、この受光による検出値と所定の
判定レベルとを比較して原稿の有無を検出する原稿検出
手段を備えた原稿自動搬送装置において、 原稿搬送の累積枚数が所定枚数になるごとに、原稿が有
る状態での受光による検出値と原稿が無い状態での受光
による検出値とを各々計測してこれら両検出値に基づい
て前記の判定レベルを自動的に更新していくことを特徴
とする原稿自動搬送装置における紙検知誤動作防止方法
。 3、原稿が両面原稿のときには判定レベルの設定・更新
を禁止することを特徴とする請求項第1項又は請求項第
2項の原稿自動搬送装置における紙検知誤動作防止方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16040189A JPH0325455A (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | 原稿自動搬送装置における紙検知誤動作防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16040189A JPH0325455A (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | 原稿自動搬送装置における紙検知誤動作防止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0325455A true JPH0325455A (ja) | 1991-02-04 |
Family
ID=15714147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16040189A Pending JPH0325455A (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | 原稿自動搬送装置における紙検知誤動作防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0325455A (ja) |
-
1989
- 1989-06-22 JP JP16040189A patent/JPH0325455A/ja active Pending
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