JPH03254343A - 連続鋳造機におけるバルジング量の測定方法及びバルジングの抑制方法 - Google Patents

連続鋳造機におけるバルジング量の測定方法及びバルジングの抑制方法

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JPH03254343A
JPH03254343A JP5456890A JP5456890A JPH03254343A JP H03254343 A JPH03254343 A JP H03254343A JP 5456890 A JP5456890 A JP 5456890A JP 5456890 A JP5456890 A JP 5456890A JP H03254343 A JPH03254343 A JP H03254343A
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井上 浩治
Tetsuo Suga
須賀 哲夫
Yoichi Yamamoto
洋一 山本
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Nisshin Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、連続鋳造機におけるバルジング量の測定方法
及び該方法によって得られた測定値に基づいてバルジン
グを抑制するバルジングの抑制方法に関する。
従来技術 連続鋳造は、タンデインシュより鋳型内に鋳込まれた溶
鋼を冷却固化させながらガイドロールを経てビンチロー
ルにより下方に引抜くことにより行われ、鋳型からガイ
ドロールに進むにつれ、表層部の凝固殻が次第に厚くな
る一方、内部の未凝固層が漸減するが、未凝固部におい
ては、溶鋼の静圧によって鋳片がガイドロール間で膨ら
む、いわゆるバルジングが発生する。
発明が解決しようとする課題 バルジングの形成は、中心偏析の増加や、ロールへの過
大な負荷など製品や装置に種々の好ましくない影響を与
えるためこれを極力少なくすることが今日の製鋼技術の
一つの技術的課題をなしている。
バルジングを少なくするための方法として従来、ロール
間のピンチを少なくすることが行なれてきたが、それに
は限度がある。またバルジングの程度を把握し、その量
を測定する場合にもロール間のピンチが小さいためにそ
の測定には困難が伴う。
本発明は、バルジング量を容易に測定することができる
測定方法及びこの方法により得られた測定値に基づいて
バルジングを抑制するバルジングの抑制方法を提供する
ことを目的とする。
課題の解決手段 本発明に係るバルジング量の測定方法は、鋳片の両側に
配置されて鋳片を引抜く駆動ロールを有し、各駆動ロー
ルには該ロールを駆動させるモータが減速機を介して連
結される連続鋳造機において、モータトルクT)lを算
出或いは測定し、これより駆動ロールのトルクTiを求
める第1工程と、第1工程で求めた駆動ロールトルクT
iより該ロールによる鋳片の引抜き力f8を算出する第
2工程と、前記引抜き力f8より鋳片の応力σを求め、
また別に溶鋼静圧Pを求める第3工程と、次式より鋳片
の厚みtを算出し、バルジング量Δtを求める第4工程
とからなるものである。
σ= 1/100− Ka” P / t”aは鋳片の
巾とロールピッチのうち、小さい方のサイズ には鋳片の巾とロールピッチ番こよって決まる定数 また本発明に係るバルジングの抑制方法は、上記方法に
よって各ロール間のバ(2)請求項1記載の方法によつ
て各バルジング量が平均化するように各モータのモータ
トルクT9と、ロール間に配置されるノズルからの冷却
水量のうち、少なくとも一方を制御することを特徴とし
、また別の方法は上記方法によって求めたバルジング量
を設定値と比較し、設定値を越えるときにはモータトル
クTHの増加と、冷却水量の増加のうち、少なくとも一
方が行われるようにモータを制御することを特徴とする
。更に別の方法は両者の組合わせ、すなわち各ロール間
のバルジング量を平均化し、平均値が設定値を越えると
きにはモータトルクTilの増加と、冷却水量の増加の
うち、少なくとも一方が行われるように各モータと、冷
却水量のうち、少なくとも一方を制御することを特徴と
する。
作用 回転数又は出力計測手段により回転数又は出力を計測し
てモータトルクT。を Tに=97.4/N −KW・・・(1)(N:モータ
の回転数rpm、  KW:モータの出力という関係式
を用いて算出するか或いはモータトルクTiを直接計測
する。ついでモータMに連結される駆動ロールR1のト
ルクTiをモータトルクTiより求める。駆動ロールは
通常、減速機を介してモータに連結されるが、この場合
減速比を1/m、減速機の効率をηとすると、Ti!T
II−m・η・・・・(2) で表わされる。
駆動ロールR8による引抜き力fiは、駆動ロールR1
の半径をr、とすると(第3図参照)、fi =Ti 
/r=  −−・−・13)で表わされ、駆動ロールR
1と駆動ロールR1++間の応力σは σ−l  ft   ft++  l/A・・(4)(
Aば鋳片の断面積) で表わされる。
一方、駆動ロールR0及びR1+1間の鋳片は、ロール
におけるスリップがないものと仮定した場合、D I 
N19704の膜圧式を適用すると、鋳片の応力σは σ−1/100− k a” P / t” ・・・+
51(aは第4図に示されるように、ロール間のピッチ
P、と、鋳片の巾Wのうち、小さい方の大きさテアリ、
kはロール間のピッチP1と鋳片の巾Wによって決まる
定数、tは鋳片の肉厚、Pは溶鋼静圧で、深さHでの溶
鋼静圧は密度をμとすると、μHで表わされる) で表わされる。
上記(4)式でσが求められるから鋳片の肉厚t。
が(5)式より算出され、基準肉厚tとの差(バルジン
グ量)Δ1.=1.−1が求められる。
以上のようにしてモータトルクTMを求めることにより
バルジング量Δtが求められる。
次に各ロール間で求められたバルジング量Δtは互いに
比較され、バルジング量にバラ付きがあるときは、各バ
ルジング量が平均化するように各モータの回転数乃至出
力と、ロール間に配置されるノズルからの冷却水量のう
ち、少なくとも一方を制御してモータトルクを増減し、
各駆動ロールによる引抜き力f6  fl++、・・ 
fleaを増減させる。これにより応力σが増減し、バ
ルジング量が変化する。
別の方法において、バルジング量Δtは、設定値Δts
と比較され、ΔtがΔtsを越えるときはモータの回転
数を下げたり、出力を上げたりし、また冷却水量を増加
させてモータトルクT1.lを上げ、引抜き力fiを増
加させる。これにより応力σが増加し、パルシング量が
減少する。
更に別の方法においては、両者の組合せによりパルシン
グ量が設定値以下に下げられ、かつ平均化される。
実施例 第1図に示すように、各駆動ロールIa、 lb・・1
nには(図示省略しであるが、駆動ロール1m、1b・
・・Iriについては同様である)、それぞれ減速I!
2を介してモータ3a、3b  ・・ 3nが連結され
、各モータ3a、3b・・3nはコントローラ4によっ
て回転数が制御されるようにしてあり、回転数の計測手
段5a、5b・・5nが個々のモータ3の回転数を計測
してコントローラ4に入力させるようになっている。
そしてロール間には図示していないが、ノズルが設けら
れ、冷却水の散布により鋳片の二次冷却が行われるよう
になっており、流量調整弁の制御により冷却水の散布量
が調整され、二次冷却の制御が行われるようにしである
コントローラ4は図示していないが、CPUと前記した
各演算式を記憶するメモリーを有し、回転数の計測手段
から入力された入力値に基づいてパルシング量を演算し
、かつ求めた各パルシング量を比較して各パルシング量
が平準化し、かつ設定値以下となるように各モータ3の
回転数及び冷却水の流量弁を制御する機能を有している
第2図はコントローラ4による制御の手法の一例を示す
もので、計測手段5によってモータ3の回転数を計測し
くステップ1))、この計測値から上記+1)式に基づ
いてモータトルクTMを演算する(ステップ12)、つ
づいてこれより駆動ロール1aのトルクT8を算出する
(ステップ13)、同様にして他の駆動ロールIb、=
1nのトルクT i++、 ・・T l+++が算出さ
れる。ついで各ロール1a、1b  ・・1nの引抜き
力fi+1、・・ f++、、が演算され(ステップ1
4)、各ロール間の応力σ、が演算される(ステップ1
5)。
次に(5)式から鋳片6の肉厚fiが演算され(ステッ
プ16)、基準肉厚tとの差であるバルジング量Δti
が算出される(ステップ17)、このバルジング量Δt
iは各ロール間においてそれぞれ求められ、その平均値
Δ軸が算出される(ステップ18)、つ\いてかくバル
ジング量Δtiが平均値Δtmと比較され(ステップ1
9)、一致しないときにはモータ3を制御しくステップ
2G)、回転数を増減させる。バルジング量Δtiはま
た設定値Δtsと比較され(ステップ21)、肉厚ti
が基準肉厚を越えるときには、モータ3及び冷却水量を
制御し、回転数を低下させるとともに冷却水量を増加さ
せる(ステップ22)。
発明の効果 本発明は以上のように構成され、次のような効果を奏す
る。
請求項1記載の方法によれば、駆動ロールに連結される
モーターのトルクを求めることによりバルジング量を容
易に測定することができ、ブレークアウトなど鋳造時に
おける鋳片の異常の有無を容易に知ることができる。
請求項2記載の方法によれば、各ロール間のバルジング
量を平準化し、バルジング量のバラ付きをなくすことが
できる。
請求項3記載の方法によれば、各ロール間のバルジング
量を設定値以下に抑えることが可能となる。
請求項4記載の方法によれば、バルジング量を平準化し
、かつ設定値以下に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法で使用するバルジング置棚装置のブ
ロック図、第2図は同フローチャート、第3図は駆動装
置の説明図、第4図は駆動ロール間の鋳片を示す図であ
る。 1・・駆動ローラ  3・・モータ 4・・コントローラ 5・・計測手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鋳片の両側に配置されて鋳片を引抜く駆動ロール
    を有し、各駆動ロールには該ロールを駆動させるモータ
    が減速機を介して連結される連続鋳造機において、モー
    タトルクT_Mを算出或いは測定し、これより駆動ロー
    ルのトルクT_iを求める第1工程と、第1工程で求め
    た駆動ロールトルクT_iより該ロールによる鋳片の引
    抜き力f_iを算出する第2工程と、前記引抜き力f_
    iより鋳片の応力σを求め、また別に溶鋼静圧Pを求め
    る第3工程と、次式より鋳片の厚みtを算出し、バルジ
    ング量Δtを求める第4工程とからなるバルジング量の
    測定方法。 σ=1/100・Ka^2P/t^2 aは鋳片の巾とロールピッチのうち、小さい方のサイズ Kは鋳片の巾とロールピッチによって決まる定数
  2. (2)請求項1記載の方法によって各ロール間のバルジ
    ング量Δtを求めてこれらを比較し、各バルジング量が
    平均化するように各モータのモータトルクT_Mと鋳片
    冷却用の冷却水量のうち、少なくとも一方を制御するこ
    とを特徴とするバルジングの抑制方法。
  3. (3)請求項1記載の方法によって求めたバルジング量
    を設定値と比較し、設定値を越えるときはモータトルク
    の増加と冷却水量の増加のうち、少なくとも一方が行わ
    れるようにモータと冷却水量のうちの少なくとも一方を
    制御することを特徴とするバルジングの抑制方法。
  4. (4)バルジング量の平均値が設定値を越えるときモー
    タトルクの増加と冷却水量の増加のうち、少なくとも一
    方が行われるように各モータと冷却水量のうちの少なく
    とも一方を制御することを特徴とする請求項2記載のバ
    ルジングの抑制方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0968780A1 (de) * 1998-07-02 2000-01-05 Sms Schloemann-Siemag Aktiengesellschaft Strangabzugsverfahren
EP1249288A2 (de) * 2001-04-11 2002-10-16 SMS Demag AG Verfahren und Vorrichtung zur Kontrolle der Antriebskräfte bei Stranggiessanlagen

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0968780A1 (de) * 1998-07-02 2000-01-05 Sms Schloemann-Siemag Aktiengesellschaft Strangabzugsverfahren
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EP1249288A3 (de) * 2001-04-11 2002-12-18 SMS Demag AG Verfahren und Vorrichtung zur Kontrolle der Antriebskräfte bei Stranggiessanlagen

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