JPH03253584A - 塩化第一鉄水溶液中のニッケルの除去方法 - Google Patents
塩化第一鉄水溶液中のニッケルの除去方法Info
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
(イ)発明の目的
〔産業上の利用分野〕
本発明はニッケルを含有する塩化第一鉄水溶液中のニッ
ケルを除去する方法に関するもので、特に鉄−ニッケル
合金を塩化第二鉄水溶液でエツチングした後の廃液(以
下「エツチング廃液」という)の再生に好適に用いられ
る。
ケルを除去する方法に関するもので、特に鉄−ニッケル
合金を塩化第二鉄水溶液でエツチングした後の廃液(以
下「エツチング廃液」という)の再生に好適に用いられ
る。
近年、テレビジョンのシャドウマスクや半導体用のリー
ドフレーム等を製造するために、鉄ニツケル合金、例え
ばアンバー材(代表的な組成、Ni:36重量%、Fe
: 64重量%)や42アロイ(代表的な!Jl或、
Ni : 42重量%、Fe : 5B重量%)等を塩
化第二鉄水溶液でエツチングすることが行われている。
ドフレーム等を製造するために、鉄ニツケル合金、例え
ばアンバー材(代表的な組成、Ni:36重量%、Fe
: 64重量%)や42アロイ(代表的な!Jl或、
Ni : 42重量%、Fe : 5B重量%)等を塩
化第二鉄水溶液でエツチングすることが行われている。
エツチングによりこれら材料中のニッケルが多量に溶出
すると、塩化第二鉄水溶液のエツチング能力が低下し、
使用できなくなる。
すると、塩化第二鉄水溶液のエツチング能力が低下し、
使用できなくなる。
アンバー材、アロイ材等の鉄−ニッケル合金に対する塩
化第二鉄水溶液のエツチング機構は下記反応式(1)及
び(2)で示され、エツチング廃液には2FeC1,と
NiC1,が存在することになる。
化第二鉄水溶液のエツチング機構は下記反応式(1)及
び(2)で示され、エツチング廃液には2FeC1,と
NiC1,が存在することになる。
Fe +2FeC1s→3FeC1z −(
1)Ni + 2FeC1s−NiCt z + 2F
eC11” (2)このニッケルを除く方法として、例
えば加熱濃縮強酸性下に塩化ニッケルを晶析除去する方
法(特開昭59−250764 ) 、ジメチルグリオ
キシム等のグリオキシム類の添加により、ニッケルグリ
オキシムとして沈澱除去する方法(特開昭59−190
367 ) 、或いは塊状の金属鉄を添加し除去する方
法(特開昭59−121123 )等が提案されている
。
1)Ni + 2FeC1s−NiCt z + 2F
eC11” (2)このニッケルを除く方法として、例
えば加熱濃縮強酸性下に塩化ニッケルを晶析除去する方
法(特開昭59−250764 ) 、ジメチルグリオ
キシム等のグリオキシム類の添加により、ニッケルグリ
オキシムとして沈澱除去する方法(特開昭59−190
367 ) 、或いは塊状の金属鉄を添加し除去する方
法(特開昭59−121123 )等が提案されている
。
一方塩化第一鉄水溶液中のクロムやカドミウム等の除去
に関しては、鉄材を添加する方法が知られている(特公
昭56−36127)。
に関しては、鉄材を添加する方法が知られている(特公
昭56−36127)。
しかしながら、上記従来のニッケル除去技術は、いずれ
も工業的には不完全なものであり、エツチング廃液中の
ニッケルを経済的に除去することも、ニッケル除去後の
廃液を再利用することもできず、該廃液は廃棄されてい
るのが現状であった。
も工業的には不完全なものであり、エツチング廃液中の
ニッケルを経済的に除去することも、ニッケル除去後の
廃液を再利用することもできず、該廃液は廃棄されてい
るのが現状であった。
本発明は、省資源の立場からエツチング廃液中のニッケ
ルを経済的に除去し、廃液を再利用する方法を提供する
ものである。
ルを経済的に除去し、廃液を再利用する方法を提供する
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者等は多量にニッケルを含むエツチング廃液より
選択的にニッケルを除去する方法について鋭意検討した
結果、特定の鉄粉を使用すると、該廃液よりほぼ完全に
近い状態までニッケルを除去することが可能であること
を見出し本発明を完成するに至った。
選択的にニッケルを除去する方法について鋭意検討した
結果、特定の鉄粉を使用すると、該廃液よりほぼ完全に
近い状態までニッケルを除去することが可能であること
を見出し本発明を完成するに至った。
前記特公昭56−36127では、塩化第一鉄水溶液中
に微量に存在するクロム、カドミウム、鉛、銅、水銀及
び砒素が鉄粉等の使用により除去できることが開示され
ているが、ニッケルについては全く触れていない。
に微量に存在するクロム、カドミウム、鉛、銅、水銀及
び砒素が鉄粉等の使用により除去できることが開示され
ているが、ニッケルについては全く触れていない。
また近年の鉄−ニッケル合金のエツチング廃液のように
、4000ppm以上の高濃度の重金属の除去に対して
は適当ではなく、かつ除去する重金属に対して極めて多
量の鉄材を添加するため経済的ではなく、処理後の廃液
を廃棄する場合はともかく再利用する場合には通しない
方法であった。
、4000ppm以上の高濃度の重金属の除去に対して
は適当ではなく、かつ除去する重金属に対して極めて多
量の鉄材を添加するため経済的ではなく、処理後の廃液
を廃棄する場合はともかく再利用する場合には通しない
方法であった。
以下、本方法について順を追って説明する。
鉄−ニッケル合金を塩化第二鉄水溶液でエツチングした
後の廃液等のニッケル含有塩化第二鉄水溶液に鉄片を加
えると、(3)式に示す通り塩化第二鉄が塩化第一鉄に
変化する。
後の廃液等のニッケル含有塩化第二鉄水溶液に鉄片を加
えると、(3)式に示す通り塩化第二鉄が塩化第一鉄に
変化する。
Fe+2FeC1,−3FeC1z −(3)また
エツチング廃液の場合等、該水溶液中に塩酸が少量含ま
れる場合、(4)式に示すとおり塩酸も同じく塩化第一
鉄に変化する。
エツチング廃液の場合等、該水溶液中に塩酸が少量含ま
れる場合、(4)式に示すとおり塩酸も同じく塩化第一
鉄に変化する。
Fe+2HC1→FeC1z+Hz −(4)このよ
うにして得られた塩化第一鉄水溶液のpHは概ね1〜2
である。
うにして得られた塩化第一鉄水溶液のpHは概ね1〜2
である。
本発明は、該塩化第−鉄水溶液に鉄粉を加えるもので、
該水溶液のpHは自然に上昇し、該水溶液中のニッケル
を主として金属ニッケルと鉄粉との混合物として容易に
取り除くことができる。
該水溶液のpHは自然に上昇し、該水溶液中のニッケル
を主として金属ニッケルと鉄粉との混合物として容易に
取り除くことができる。
この時の鉄粉の作用については明らかでないが、以下の
ことが考えられる。
ことが考えられる。
1)極微量の遊離酸との反応によるpHの上昇による水
酸化ニッケルの生成。
酸化ニッケルの生成。
2〉鉄とのイオン化傾向の差による金属鉄表面へのニッ
ケルの析出。
ケルの析出。
現在製造されている鉄粉の比表面積、即ち単位重量当た
りの面積は、0.1〜7rd/g程度であるが、本発明
では1rrf/g以上のものを用いることを一つの特徴
とするものであり、これによってニッケルの除去速度は
大きく、かつニッケル除去に要する鉄粉の使用量は少な
くてよくなる。
りの面積は、0.1〜7rd/g程度であるが、本発明
では1rrf/g以上のものを用いることを一つの特徴
とするものであり、これによってニッケルの除去速度は
大きく、かつニッケル除去に要する鉄粉の使用量は少な
くてよくなる。
ニッケル除去反応を促進させるために、微細ね径の鉄粉
を塩化第一鉄水溶液に添加する方法もあるが、微細な鉄
粉の中でも特に比表面積がIrd/g以上のものを使用
すると反応速度が極めて大きくなり、また粒径が比較的
大きい鉄粉を用いた場合でもその比表面積が1ryf/
g以上であると、反応速度が充分大きく、かつ除去に要
する鉄粉の使用量が少なくてすむのである。
を塩化第一鉄水溶液に添加する方法もあるが、微細な鉄
粉の中でも特に比表面積がIrd/g以上のものを使用
すると反応速度が極めて大きくなり、また粒径が比較的
大きい鉄粉を用いた場合でもその比表面積が1ryf/
g以上であると、反応速度が充分大きく、かつ除去に要
する鉄粉の使用量が少なくてすむのである。
原料にもよるが電子顕微鏡写真によれば、1rrf/g
以上の比表面積を有する鉄粉の表面は、一般に網目状で
ポーラスな構造を有している。
以上の比表面積を有する鉄粉の表面は、一般に網目状で
ポーラスな構造を有している。
更に前述のように本発明で用いる鉄粉の粒径は小さい方
が好ましく、100メツシュ以上、即ち100メツシユ
の網目を通過するものが好ましく、更に好ましくは15
0〜350メツシユである。
が好ましく、100メツシュ以上、即ち100メツシユ
の網目を通過するものが好ましく、更に好ましくは15
0〜350メツシユである。
鉄粉の添加量はニッケルの含有量にも左右されるが、い
ずれの場合もニッケルに対して1倍モル以上とする必要
があり、好ましくは3〜7倍モルである。1倍モル未満
では、完全にニッケルを除去することは不可能であり、
一方7倍モルを超えると反応に寄与しない不要な鉄粉を
添加することとなり、経済的でない。
ずれの場合もニッケルに対して1倍モル以上とする必要
があり、好ましくは3〜7倍モルである。1倍モル未満
では、完全にニッケルを除去することは不可能であり、
一方7倍モルを超えると反応に寄与しない不要な鉄粉を
添加することとなり、経済的でない。
反応は窒素雰囲気で行っても空気雰囲気でも、ニッケル
の除去率には殆ど関係がない。
の除去率には殆ど関係がない。
反応温度は常温から100°Cの範囲で行うことができ
、好ましくは40〜90°Cである。
、好ましくは40〜90°Cである。
以上の条件で反応を行うと、反応液のpHは自然に2.
5〜4になる。
5〜4になる。
反応時間は80″Cでは1時間以上、好ましくは2〜8
時間である。
時間である。
得られた反応液を濾過することにより、沈澱物として塩
化第一鉄水溶液中のニッケルを除去することができる。
化第一鉄水溶液中のニッケルを除去することができる。
この際、反応液の温度が高い程濾過性がよい。
ニッケルを除去した塩化第一鉄水溶液は、(5)式に示
すように塩素化して、塩化第二鉄水溶液として再利用す
ることができる。
すように塩素化して、塩化第二鉄水溶液として再利用す
ることができる。
2FeC1z+C1z→2FeC1z −(5)〔
実施例〕 以下、実施例及び比較例を挙げて本発明を更に詳しく説
明する。なお、各側における「%」は「重量%」を表す
。
実施例〕 以下、実施例及び比較例を挙げて本発明を更に詳しく説
明する。なお、各側における「%」は「重量%」を表す
。
実施例1
冷却管、温度計、攪拌機及び窒素吹き込み管を取りつけ
た11の4ツロフラスコに、ニッケル含有量が5250
ppmの38%塩化第一鉄水溶液(塩酸含有量0.15
%)700g、並びに100メツシュ以上の粒径を有し
かつ251メツシュ以上の粒径のものが55%であり、
比表面積が3.01rTf/gである鉄粉16.66g
(対ニッケル4.8倍モル)を仕込み、攪拌しつつ窒素
雰囲気で、80″Cで6時間反応させた。
た11の4ツロフラスコに、ニッケル含有量が5250
ppmの38%塩化第一鉄水溶液(塩酸含有量0.15
%)700g、並びに100メツシュ以上の粒径を有し
かつ251メツシュ以上の粒径のものが55%であり、
比表面積が3.01rTf/gである鉄粉16.66g
(対ニッケル4.8倍モル)を仕込み、攪拌しつつ窒素
雰囲気で、80″Cで6時間反応させた。
得られた反応液を5B濾紙で濾過した後の濾液中のニッ
ケル含有量は63ppmで、PHは3.4であった。結
果を表1に記す。
ケル含有量は63ppmで、PHは3.4であった。結
果を表1に記す。
実施例2〜5、比較例1〜2
38%塩化第一鉄水溶液(塩酸含有量0.15%)中に
含まれるニッケル含有量、鉄粉の種類及び反応時間を、
表1のように変えた以外は、実施例1と同じ条件で試験
を行った。
含まれるニッケル含有量、鉄粉の種類及び反応時間を、
表1のように変えた以外は、実施例1と同じ条件で試験
を行った。
得られた濾液中のニッケル含有量及びpHを表1に記す
。
。
(ハ)発明の効果
本発明の方法によれば、塩化第一鉄水溶液中のニッケル
を選択的に効率よく除去することができ、ニッケル合金
のエツチング液から塩化第二鉄水溶液を容易に再生でき
るもので、産業上の寄与の大きなものである。
を選択的に効率よく除去することができ、ニッケル合金
のエツチング液から塩化第二鉄水溶液を容易に再生でき
るもので、産業上の寄与の大きなものである。
Claims (1)
- 1.ニッケルを含有する塩化第一鉄水溶液に比表面積が
1m^2/g以上の鉄粉を該ニッケルに対して1倍モル
以上添加し反応させることを特徴とする塩化第一鉄水溶
液中のニッケルの除去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5174590A JPH03253584A (ja) | 1990-03-05 | 1990-03-05 | 塩化第一鉄水溶液中のニッケルの除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5174590A JPH03253584A (ja) | 1990-03-05 | 1990-03-05 | 塩化第一鉄水溶液中のニッケルの除去方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03253584A true JPH03253584A (ja) | 1991-11-12 |
Family
ID=12895463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5174590A Pending JPH03253584A (ja) | 1990-03-05 | 1990-03-05 | 塩化第一鉄水溶液中のニッケルの除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03253584A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020019978A (ja) * | 2018-07-30 | 2020-02-06 | 株式会社アステック入江 | 塩化鉄系エッチング廃液の処理の停止方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62192588A (ja) * | 1986-02-19 | 1987-08-24 | Toagosei Chem Ind Co Ltd | 塩化鉄水溶液中のクロム,ニツケルの除去方法 |
-
1990
- 1990-03-05 JP JP5174590A patent/JPH03253584A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62192588A (ja) * | 1986-02-19 | 1987-08-24 | Toagosei Chem Ind Co Ltd | 塩化鉄水溶液中のクロム,ニツケルの除去方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020019978A (ja) * | 2018-07-30 | 2020-02-06 | 株式会社アステック入江 | 塩化鉄系エッチング廃液の処理の停止方法 |
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