JPH03253205A - 磁気浮上搬送装置 - Google Patents

磁気浮上搬送装置

Info

Publication number
JPH03253205A
JPH03253205A JP5039290A JP5039290A JPH03253205A JP H03253205 A JPH03253205 A JP H03253205A JP 5039290 A JP5039290 A JP 5039290A JP 5039290 A JP5039290 A JP 5039290A JP H03253205 A JPH03253205 A JP H03253205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnet
movable element
magnetic
guiding
electromagnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5039290A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Suzuki
伸幸 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP5039290A priority Critical patent/JPH03253205A/ja
Publication of JPH03253205A publication Critical patent/JPH03253205A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Mechanical Conveyors (AREA)
  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、磁気浮上搬送装置に関し、特に、案内方向
とローリングを制御する2軸制御型の磁気軸受を含み、
可動子が案内レールに沿って走行する磁気浮上搬送装置
に関する。
[従来の技術] 磁気浮上搬送装置は、スライダ(可動子)が磁気力で浮
上して、案内レールに沿って走行するものであり、その
−例として特開昭63−194502号公報に開示され
ているものがある。
これは、丁字形レールに、その中央部にリニアモータ、
その両側にギャップセンサおよび浮上用電磁石を取付け
、スライダ側には、リニアモータに対向する位置に誘導
子を、また電磁石の磁極に対向する状態に吸引体をそれ
ぞれ形成し、ギヤッブセンサによって検出したギャップ
が所定の目標値に入るように電磁石の励磁を行なうよう
にしたものである。
ところで、第8図に示すように磁気浮上搬送装置におけ
るスライダ1の自由度は、浮上方向、案内方向、ヨーイ
ング、ピッチング、ローリングの5つがある。第8図に
おいて、Gはスライダ1の重心を示している。浮上方向
は重力方向と反対の方向であり、案内方向はスライダ1
の進行方向および重力方向に直交する方向である。ヨー
イングは重心Gを通る鉛直線まわりの回転運動であり、
偏揺れと呼ばれている。ピッチングは重心Gを通る横軸
まわりの回転運動であり、縦揺れと呼ばれている。ロー
リングは重心Gを通る前後軸まわりの回転運動であり、
横揺れと呼ばれている。
上記公報に示されたスライダでは、浮上方向。
ピッチングおよびローリングの3つの自由度は制御型磁
気軸受により拘束されている。つまり、これらの自由度
の制御には、ギャップセンサにより所定位置からのずれ
量を検知し、これに基づいて電磁石の吸引力をコントロ
ールして設定位置に戻すフィードバック方式が用いられ
ている。
[発明が解決しようとする課題] 上述の従来例では、T字型レールに取付けられた電磁石
は所定の長さごとに区分されていて、スライダの進行に
応じて駆動するコイルを切換えるようになっている。こ
のコイルの切換は、制御軸数が少ないほど容易であるこ
とが知られている。
それゆえに、この発明の主たる目的は、制御軸数を少な
くし得て、かつ切換えるコイルを少なくし得る磁気浮上
搬送装置を提供することである。
[課題を解決するための手段] 請求項1にかかる磁気浮上搬送装置は、案内方向とロー
リングを制御する2軸制御型の磁気軸受を含み、可動子
が案内レールに沿って走行する磁気浮上搬送装置であっ
て、磁気軸受は、可動子の第1の面に設けられた磁性部
材と、磁性部材に対向して案内レールに上下方向に間を
隔てて設けられた複数の電磁石と、可動子の第1の面と
対向する第2の面に設けられた第1の永久磁石と、第1
の永久磁石に対向して案内レールに設けられ、第1の永
久磁石と吸引する第2の永久磁石とを含む。
請求項第2項の磁気浮上搬送装置は、可動子の第2の面
上の第1の永久磁石の両側に、第2の永久磁石に反発す
る複数個の第3の永久磁石を設け、第1.第2および第
3の永久磁石の磁気的作用により、可動子のヨーイング
が拘束されるようにしたものである。
[作用コ この発明にかかる磁気浮上搬送装置では、案内方向とロ
ーリングを制御する磁気軸受を、可動子の第1の面に設
けた磁性部材と、第1の面に対向する第2の面に設けた
第1の永久磁石と、案内レールに磁性部材に対向して設
けた複数の電磁石と、第1の永久磁石に対向して案内レ
ールに設けた第2の永久磁石とにより構成したので、電
磁石は案内レールの片側だけにしかなく、コイルの切換
が容易となる。
また、ヨーイングを永久磁石の吸引力および反発力によ
り拘束するようにしたので、制御磁気軸受の数を少なく
することができる。
[発明の実施例コ 第1図はこの発明の一実施例の磁気浮上搬送装置の断面
図である。第2図は第1図に示す可動子の浮上方向への
支持およびピッチングの拘束を説明するための図である
。第3図は第1図に示す可動子の案内方向の支持を説明
するための図である。
第4図は第1図に示す可動子のローリングの拘束を説明
するための図である。第5図は第1図に示す可動子のヨ
ーイングの拘束を説明するための図である。次に、第1
図ないし第5図を参照して、この発明の一実施例の磁気
浮上搬送装置について説明する。
第1図において、T字型の可動子1は、案内レール2を
構成する2本のレール2a、2bの間に設けられる。可
動子1は搬送物を載置するためのテーブル1aを含む。
テーブル1aの下部には、所定の間隔を隔てて永久磁石
3a、3bが設けられる。これに対向して、レール2a
、2bの上部には永久磁石3a、3bに反発する永久磁
石4a。
4bが設けられる。
第2図に示すように、永久磁石3,4の反発力により、
可動子1は案内レール2上に案内レール2から所定間隔
を隔てて支持される。永久磁石3および4は第2図に示
すように、可動子1の進行方向に沿って延在しているの
で、永久磁石3,4の反発力により、可動子1は進行方
向に沿って均等な浮上刃を受けるため、可動子1のピッ
チングは拘束を受ける。
第1図および第3図に示すように、レール2b側には、
案内用永久磁石レール15が設けられ、これと対向する
可動子1の一方側面の中央部には吸引用永久磁石16が
設けられる。永久磁石15゜16はそれぞれ対向する面
が吸引し合うように磁化されている。また、レール2b
側には、永久磁石レール15の上方および下方に案内用
変位センサ14a、14bがそれぞれ設けられ、可動子
1には、これらと対向して案内用センサターゲット13
a、13bがそれぞれ設けられる。
一方、レール2a側には、案内用電磁石11が設けられ
、これと対向する可動子1の他方側面の中央部には、軟
鉄部材12が設けられる。第1図に示すように、案内用
電磁石11は、レール2aの上部に設けられた電磁石1
1aと下部に設けられた電磁石11bとからなり、軟鉄
部材12は、電磁石11aに対向する部材12aと、電
磁石11bに対向する部材12bとからなる。
案内用永久磁石レール15と吸引用永久磁石16との間
で吸引力を作用させる一方で、案内用変位センサ14a
、14bにより案内用センサターゲット13a、13b
との間のギャップを検出し、これが目標値になるように
、案内用電磁石11a。
11bの磁気吸引力を制御することにより、可動子1の
案内方向の支持が行なわれる。
なお、第3図および第4図で示すように案内用電磁石1
1の磁極を構成する部材111は、進行方向に沿って途
切れなく延在しており、磁極の向きは進行方向のどの位
置でも常に一定であるが、コイルは進行方向に有限個に
分割されている。可動子1を案内するために用いられる
清費電力を節減するために、この実施例では、可動子1
の進行に伴なって、駆動するコイルを切換えるようにし
ている。
第4図に示すように、可動子1の側面下部に設けられた
軟鉄部材12bに対する電磁石11bの磁気吸引力と、
可動子1の側面上部に設けられた軟鉄部材12aに対す
る電磁石11a(第4図では、2点鎖線による仮想線で
示す)の磁気吸引力とを制御することにより、可動子1
のローリングは拘束される。
第3図および第5図に示すように、可動子1の一方側面
には、進行方向に沿って吸引用永久磁石16の両側に反
発用永久磁石17が設けられる。
反発用永久磁石17は対向する永久磁石レール15から
反発力を受けるように磁化されている。案内用永久磁石
レール15に対する吸引用永久磁石16の吸引力および
吸引用永久磁石16の両側に位置する反発用永久磁石1
7の反発力とにより、可動子1のヨーイングは拘束され
る。
以上のように、この実施例では、浮上方向、ピッチング
およびヨーイングは永久磁石の反発力により支持あるい
は拘束され、案内方向およびローリングは電磁石による
磁気吸引力を制御して支持あるいは拘束される。
なお、可動子1の進行方向の駆動は、浮上方向への外乱
を小さくできることから、コアレスDCモータが用いら
れる。このモータは、レール2側に設けられたコアレス
DCモータコイル18と、可動子1側に設けられたコア
レスDCモータ用永久磁石19とからなる。
ところで、磁気浮上搬送装置は、機械的接触部分を持た
ず、摩耗による塵埃の発生もなく潤滑媒体を使用しない
ため、使用環境を汚染するおそれが少なく、真空環境な
どで用いられる機会が多い。
ところが、高真空環境下で、ポーラスな磁性材料に溜ま
ったガスが環境中に徐々に放出されるため、この対策か
必要となる。
第6図および第7図は磁性材料の表面からガスが発生し
ないようにした構造を示す図であり、特に、第6図は磁
性材料をコーティングしたものを示し、第7図は電磁石
をモールド材でモールドしたものを示す。
第6図において、永久磁石レール15の表面にはめっき
20が施される。めっきの膜厚はガスの通り抜けを防止
するため、数10μm以上とすることが好ましい。永久
磁石レール15に限らず、吸引用永久磁石161反発用
永久磁石17およびコアレスDCモータ用永久磁石19
等にもめっき処理が施される。
第7図において、電磁石11はモールド材21でモール
ドされ、その上面あるいは周囲は非磁性金属薄膜22で
覆われ、溶接23が施される。これにより、電磁石から
のガスの発生が防止される。
これは、電磁石11に限らず、案内用変位センサ14や
コアレスDCモータ18にも適用される。
なお、上述の実施例では、可動子は2本のレールの間に
挾まれるような構造をしているが、これに限らず、1本
のレールをまたぐような構造を採用してもよい。この場
合には、レールの2つの側面にそれぞれ電磁石と永久磁
石レールが設けられ、可動子の互いに向き合う面に軟鉄
部材と吸引用および反発用の永久磁石が設けられる。
[発明の効果コ 以上のようにして、この発明によれば、永久磁石による
吸引力に対して、それと逆方向に作用する電磁石による
吸引力を制御することにより、可動子の案内方向の支持
を行なうようにしたので、電磁石の数を低減することが
できる。また、ヨーイングを永久磁石の吸引力および反
発力により拘束するようにしたので、制御軸数の数を少
なくすることかできる。したがって、駆動するコイルを
容易に切換えることのできる磁気浮上搬送装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の磁気浮上搬送装置の断面
図である。第2図は第1図に示す可動子の浮上方向への
支持およびピッチングの拘束を説明するための図である
。第3図は第1図に示す可動子の案内方向の支持を説明
するための図である。 第4図は第1図に示す可動子のローリングの拘束を説明
するための図である。第5図は第1図に示す可動子のヨ
ーイングの拘束を説明するための図である。第6図およ
び第7図は磁性材料の表面からガスが発生しないように
した構造を説明するための図である。第8図は従来およ
びこの発明の磁気浮上搬送装置におけるスライダの自由
度を説明するための図である。 図において、1は可動子、2は案内レール、11a、l
lbは案内用電磁石、12a、12bは軟鉄部材、15
は案内用永久磁石レール、16は吸引用永久磁石、17
は反発用永久磁石を示す。 図面の浄書(内容に変更なし) 第1 図 IQ  1B  2 第2図 第3図 第4図 第7図 萬8図 第S図 □3−4’−7” 萬6図 手 続 補 正 書防痴 平成2年5月2日 2、発明の名称 磁気浮上搬送装置 3、補正をする者 事件との関係

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)案内方向とローリングを制御する2軸制御型の磁
    気軸受を含み、可動子が案内レールに沿って走行する磁
    気浮上搬送装置であって、前記磁気軸受は、 前記可動子の第1の面に設けられた磁性部材と、 前記磁性部材に対向して前記案内レールに上下方向に間
    を隔てて設けられた複数の電磁石と、前記可動子の前記
    第1の面と対向する第2の面に設けられた第1の永久磁
    石と、 前記第1の永久磁石に対向して前記案内レールに設けら
    れ、前記第1の永久磁石と吸引する第2の永久磁石とを
    含む、磁気浮上搬送装置。
  2. (2)前記可動子は、前記第2の面上の前記第1の永久
    磁石の両側に設けられ、前記第2の永久磁石に反発する
    複数個の第3の永久磁石を含み、前記第1,第2および
    第3の永久磁石の磁気的作用により、前記可動子のヨー
    イングが拘束されることを特徴とする、特許請求の範囲
    第1項記載の磁気浮上搬送装置。
JP5039290A 1990-02-28 1990-02-28 磁気浮上搬送装置 Pending JPH03253205A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5039290A JPH03253205A (ja) 1990-02-28 1990-02-28 磁気浮上搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5039290A JPH03253205A (ja) 1990-02-28 1990-02-28 磁気浮上搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03253205A true JPH03253205A (ja) 1991-11-12

Family

ID=12857604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5039290A Pending JPH03253205A (ja) 1990-02-28 1990-02-28 磁気浮上搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03253205A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012516130A (ja) 短ブロックのリニア同期モータおよび切り替え機構によって動力供給される改良された輸送システム
KR20010006915A (ko) 부압 환경하에서 작동가능한 가스 베어링을 갖는 구동메카니즘 및 부상 메카니즘
KR960010485A (ko) 자기 부상 반송장치
JPH01203106A (ja) 昇降装置
JPH0446781A (ja) 真空内磁気浮上搬送ロボット
JPH09261805A (ja) 磁気浮上アクチュエータ
JPH03253205A (ja) 磁気浮上搬送装置
JP2012193017A (ja) 磁気浮上制御装置
JPS60261302A (ja) 高真空中の物品搬送装置
JPH04365722A (ja) 磁気浮上搬送装置
JPS63194502A (ja) 磁気浮上搬送装置
JP2625717B2 (ja) 磁気浮上搬送装置
JPH0741992B2 (ja) 磁気浮上搬送装置
KR20190080386A (ko) 자기 부상이송 장치
JPS6392205A (ja) 真空装置用磁気浮上搬送装置
JPS6118305A (ja) 搬送装置
JPH02219455A (ja) リニアモータの支持機構
JP3393660B2 (ja) 搬送装置
JPH042462B2 (ja)
SHIINA et al. Electromagnetic levitation transportation system using flexibility of thin steel plate: fundamental consideration on levitation performance
JPH01168038A (ja) 磁気浮上式案内装置
JP3393692B2 (ja) 停止位置決め装置
JPH05336614A (ja) 超電導磁気軸受搬送装置
JPH0537773U (ja) 交流磁気浮上搬送装置
JPH06156729A (ja) 磁気浮上搬送装置