JPH03253144A - ハイブリッド交換型ループネットワークのバイパス方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野〕 本発明は、回線交換とパケット交換の両方の機能を持つ
ハイブリッド交換型ループネットワークにおいて、パケ
ット交換機能に障害が発生した場合のバイパス方式に関
するものである。

［従来の技術］ 第３図は、回線交換とパケット交換の両機能を同時に実
現するハイブリッド交換型ループネットワークの構成を
示すものであり、信号伝送路１０１が複数のノードステ
ジョン１０２をリング状に接続している。各ノードステ
ジョン１０２には、回線交換用端末１０４とパケット交
換用端末１０３が接続されており、ループネットワーク
を介してデータ伝送が行われる。

第４図は、回線交換とパケット交換の両機能を同時に実
現するノードステーションの内部構成を示すものである
。

先ず、信号伝送Ｎ１１０１を通ってきた信号はフレーム
受信部３０１に入る。フレーム受信部３０１では、デー
タの復調やタイミング再生等が行われる。

フレーム受信部３０１を通ってきたデータは、次に回線
交換機能制御部３０３に入る０回線交換機能制御部３０
３は、回線交換用端末通信制御部１０５とパケット交換
用端末通信制御部１０６（以下パケット制御部と略す）
の間で伝送データの受け渡しを行う。

回線交換用端末通信制御部１０５は、各端末の通信条件
に合わせて、データの送受信やエラーチェック等を行う
、これに対してパケット制御部１０６は、トークンの制
御・パケット交換用フレームの送受信を行う、第４図の
ようにパケット制御部１０６が複数ある場合には、パケ
ット制御部１０６．１０６同士は同軸ケーブル等の信号
線１０７を用いて接続され、最初のパケット制御部Ａに
データが渡される。そして、最後尾のパゲ・ｙト制御部
りから回線交換機能制御部３０３にデータが戻される。

尚、パケット制御部１０６が１つしかない場合には、そ
のパケット制御部１０６と回線交換機能制御部３０３の
間で伝送データの受け渡しが行われる。

また回線交換機能制御部３０３から出てきた送信データ
は、データの変調を行うフレーム送信部３０２を介して
信号伝送路１０１に送信される。

第５図は、パケット制御部１０６に異常が発生した時の
データの流れを示すものである。第５図では、上から２
つ目のパケット制御部Ｂに異常が発生し、正常なデータ
を送ることができなくなっている。この時には、同軸ケ
ーブル１０７を介して送られてきたデータをチェックす
ることによって、その異常を次のパケット制御部Ｃが検
出し、そのデータの受信を止め、回線交換機能制御部３
０３からのデータを直接骨は取る。この処置によって動
作異常を起こしたパケット制御部Ｂをバイパスすること
ができる。

［発明が解決しようとする課Ｂ］ しかし、上記した従来技術においては、次のような欠点
があった。

即ち、第６図のように最後のパケット制御部りに異常が
発生して、正常なデータを送ることができなくなっても
、その異常を他のパケット制御部１０６で検出すること
ができないために、そのデータはそのまま回線交換機能
制御部３０３に渡されてしまう、そのため異常データの
除去をどのステーションでもできなくなり、ループネッ
トワーク全体のパケット交換機能が正常に動作しなくな
る。

また途中の１つのパケット制御部に異常が発生した場合
、その前の１又は複数のパケット制御部が正常であって
も、そのパケット制御部もバイパスされてしまう、第５
図では、最初のパケット制御部Ａは正常であるにも拘ら
ず、次のパケット制御部Ｂが異常であるためにパケット
制御部Ａが切り離されている。

本発明の目的は、前記した従来技術の欠点を解消し、異
常の発生したパケット制御部のみをバイパスすることを
可能にする、ハイブリッド交換型ループネットワークの
バイパス方式を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 本発明のバイパス方式は、回線交換機能とパケット交換
機能の両方を具備する複数のノードステーションをリン
グ状に接続したハイブリッド交換型ループネットワーク
において、上記ノードステーション内部の複数のパケッ
ト交換用端末通信制御部同士を信号線でリング状に接続
し、パケット交換用端末通信制御部の出力データのチェ
ックを行い異常が発見された場合には、異常データを出
力しているパケット交換用端末通信制御部のみをバイパ
スさせて、回線交換機能制御部とパケット交換用端末通
信制御部との間のデータの受け渡しを行うようにしたも
のである。

［作用］ ノードステーション内部に複数のパケット交換機能制御
部Ａ〜Ｄがある場合、これらが信号線でリング状に接続
されているため、従来方式ではデータの異常チェックが
できなかった最後のパケット制御部りの出力も、最初の
バゲット交換機能制御部Ａに送られてデータの異常検出
が行われる。

従って、全てのパケット交換機能制御部の動作異常のチ
ェックがなされ異常の発見されたパケット交換機能制御
部のみがバイパスされる。

［実施例］ 第１図に本発明の実施例を示す。

ここでは、第３図の場合と同様に、回線交換機能とパケ
ット交換機能の両方を具備する複数のノードステーショ
ン１０２を信号伝送路１０１でリング状に接続したハイ
ブリッド交換型ループネットワークを対象としている。

ノードステーション１０２の内部構成もほぼ第４図と同
様であり、信号伝送路１０１を通ってきた信号はフレー
ム受信部３０１に入り、データの復調やタイミング再生
等が行われ、回線交換機能制御部３０３が、回線交換用
端末通信制御部１０５とパケット制御部１０６との間の
伝送データの受け渡しを行う、また、回線交換用端末通
信制御部１０５は、各端末の通信条件に合わせて、デー
タの送受信やエラーチェック等を行い、パケット制御部
１０６は、トクーンの制御・バケット交換用フレームの
送受信を行う。

しかし、従来と異なり、ノードステーション１０２内部
の複数のパケット制御部１０６゜１０６同士は、同軸ケ
ーブル等の信号線１０７゜１０８によりリング状に接続
される。即ち、最初のパケット制御部Ａから最後尾のパ
ケット制御部りのものが信号線１０７により順次接続さ
れるだけでなく、最後尾のパケット制御部りから最初の
パケット制御部Ａの間も信号線１０８で＃続される。

従って、従来方式ではデータの異常チェックが出来なか
ったパケット制御部りの出力データ・チェックを、パケ
ット制御部Ａが行う、そして第２図に示すように、最後
尾のパケット制御部りに異常が発生して、正常なデータ
を送信できなくなった場合には、最初のパケット制御部
Ａがその異常を検出して、パケット制御部りの前段のパ
ケット制御部Ｃから回線交換機能制御部３０３にデータ
を渡すようにする。

また、パケット制御部Ｂに異常が発生した場合には、第
５図に示すように、従来と同じく回線交換機能制御部３
０３からパケット制御部Ｃにデータを渡し、パケット制
御部Ａから回線交換機能制御部にデータを渡すようにす
る。

［発明の効果］ 以上述べたように、本発明によれば、以下の効果が得ら
れる。

（１）全てのパケット制御部が前のパケット制御部の出
力データをチェックして、異常の発見されたパケット制
御部をバイパスするため、次のステーションに異常デー
タを送信することがなくなる。

［２）　Ｊ！！常なパケット制御部のみをバイパスする
ことができる。

（３）全てのパケット制御部のみハードウェアを共通に
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るノードステーションの
内部構成図、第２図はそのパケット制御部りに異常が発
生した時のデータの流れを示す図、第３図は一般的なハ
イブリッド交換型ループネットワークの構成図、第４図
は回線交換とパケット交換の両方の機能をもつ従来のノ
ードステーションの内部構成図、第５図はパケット制御
部Ｂに異常が発生した時の従来のバイパス方式を示す図
、第６図は従来のバイパス方式においてパケット制御部
りに異常が発生して異常データが回線交換機能制御部に
渡される状態を示す図である。 図中、１０１は信号伝送路、１０２はノードステーショ
ン、１０３はパケット交換用端末、１０４は回線交換用
端末、１０５は回線交換用端末通信制御部、１０６はバ
ゲット交換用端末通信制御部、１０７，１０８は信号線
、３０１はフレーム受信部、３０２はフレーム送信部を
示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、回線交換機能とパケット交換機能の両方を具備する
   複数のノードステーションをリング状に接続したハイブ
   リッド交換型ループネットワークにおいて、上記ノード
   ステーション内部の複数のパケット交換用端末通信制御
   部同士を信号線でリング状に接続し、パケット交換用端
   末通信制御部の出力データのチェックを行い異常が発見
   された場合には、異常データを出力しているパケット交
   換用端末通信制御部のみをバイパスさせて、回線交換機
   能制御部とパケット交換用端末通信制御部との間のデー
   タの受け渡しを行うようにしたことを特徴とするハイブ
   リッド交換型ループネットワークのバイパス方式。