JPH0323739A - ループネットワークの障害時復帰方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、回線交換とパゲット交換の両方の機能を持つ
ネットワークにおいて、回線交換機能に障害が発生した
場合のループネットワークの障害時復帰方式に関するも
のである．［従来の技術］ 第２図は回線交換とパケット交換の両機能を同時に実現
するループネットワークの構成を示すものである． 信号伝送路１０１が複数のノードステーション１０２を
リング状に接続している．各ノードステーション１０２
には回線交換用端末１０３とパケット交換用端末１０４
が接続されており、ループネットワークを介して伝送が
行なわれる． 第３図はステーション１０２間を一定周期で周回するフ
レーム２００の内部構造を示している．先頭にフレーム
制御領域２０１があり、フレーム同期や、その他制御用
に使用される．次に回線交換用端末１０３のデータが格
納される回線交換チャネル領域２０２があり、最後にパ
ケット交換用端末１０４が使用するパケット交換領域２
０３がある．第４図は回線交換とパケット交換の両機能
を持つノードステーション１０２の内部構成を示してい
る． まず、信号伝送路１０１を通ってきた信号はフレ一ム受
信部３０１に入る．フレーム受信部３０１では、データ
の復調・タイミング再生等が行なわれる．受信部３０１
を出た信号は次に回線交換機能制御部３０３に入る．こ
こで自己ステーションに接続された回線交換用端末１０
３との送受信データの出入れを実行する．回線交換用端
末通信制御部３０４では、各端末１０３の通信条件に合
せて、データの送受信やエラーチェック等を行なう．パ
ケット交換機能制御部３０６は、トークンの制御、パケ
ット交換用フレームの送受信などを行なう．信号多垂／
分離部３０５はパケット交換機能制御部３０６から出力
されたパケットをパケット交換領域（第３図２０３）に
書き込むことも、反対にパケット交換領域から読み出す
ことも行なう．パケット交換用端末通信制御部３０７の
機能は、上述した回線交換用端末通信制御部３０４と同
様である． また、回線交換機能制御部３０３から出て来た送信信号
は、データの変調・タイミング再生等を行なうフレーム
送信部３０２を介して信号伝送路１０１に送信フレーム
として送出される． ［発明が解決しようとする課題］ 上記した従来技術においては、次のような欠点があった
．すなわち、１つのノードステーション内のパケット交
換機能制御部３０６に何らかの障害が発生し、正常に動
作しなくなった場合、これをパケット交換の部分のみで
考えると、ネットワークのリングの１部が切れたことに
なる．従って正常なパケット交換動作は不可能になる．
このように、従来のネットワークではネットワーク上の
１つのパケット交換機能制御部３０６が異常状態になる
と、パケット交換機能が働かなくなるという問題があっ
た． 従って、本発明の目的は、回線交換機能とパケット交換
機能の両方を具備する複数のノードステーションをリン
グ状に接続したループネットワークにおいて、前記した
従来技術の欠点を解消し、ノードステーション内のパケ
ット交換機能に障害が発生しても容易に該機能を復帰さ
せることができるループネットワークの障害時復帰方式
を提供することにある． ［課題を解決するための手段］ 本発明のループネットワークの障害時復帰方式は、回線
交換機能とパケット交換機能の両方を具備する複数のノ
ードステーションをリング状に接続したループネットワ
ークにおいて、上記ノードステーション内のパケット交
換機能制御部に障害が発生して正常動作をしなくなった
時、これを回線交換機能制御部が検出し、上記フレーム
のパケット交換領域のデータをバイパスさせるようにし
たものである． 上記ノードステーション内のパゲット交換機能制御部に
障害が発生して正常動作をしなくなった時、これを回線
交換機能制御部が検出する方法としては、上記パケット
交換機能制御部から回線交換機能制御部に動作状態表示
信号を出力し、該動作状態表示信号が一定時間以上正常
に出力されない時、回線交換機能制御部がパケット交換
機能制御部を動作異常とみなす方法であってもよいし、
又は、上記回線交換機能制御部がパケット交換機能制御
部に一定周期で動作状態問い合せ信号を出力し、該信号
に対する正常な応答がない時、回線交換機能制御部がパ
ケット交換機能制御部を動作異常とみなす方法であって
もよい。

「作　用コ 交換方式に回線交換とパケット交換を併用したハイブリ
ッド型のローカルエリアネットワーク（　Ｌ　Ａ　Ｎ　
）であると、一方の回路が他方の回路を監視する．二と
が可能となる． 本発明はこの原理を利用して、回線交換回路にパケット
交換回路の監視を行わせるようにしている。即ち、この
監視によって，回線交換機能制御部がノードステーショ
ン内のパケット交換機能制御部の障害を見出だすと、パ
ケット交換領域のバイパス処理を実行させる．したがっ
て、ノードステーション内のパケット交換ｒＲ能が容易
に復帰する。

［実施例］ 第１図に本発明のループネットワークの障害時復帰方式
を実施するためのノードステーションの内部構成例を示
す．従来例を示す第４図と異なる点は、パケット交換機
能制御部３０６が回線交換機能制御部３０３に動作状態
表示信号４０１を送信している点である． この動作状態表示信号４０１は、パケット交換機能制御
部３０６から一定間隔で出力されている．しかし、パケ
ット交換Ｒ能制御部３０６に何らかの異常が発生すると
、動作状態表示信号４０１が正しく出力されなくなる．
回線交換機能制御部３０３は、この信号を一定時間以上
受信しなくなると（もしくは一定回数以上受信すると）
、パケット交換機能制御部３０６が動作異常もしくは動
作停止を起こしたとみなし、直ちに第３図に示すパケッ
ト交換領域２０３のデータの内容をそのまま送信フレー
ム内のパケット交換領域２０３に書き込む．このように
、一部のパケット交換機能制御部３０６に障害が発生し
てもパケット交換ｆｆｊ［域のバイパスが実施されるた
めループネットワーク全体としてパケット交換機能が働
かなくなるということがない． また、パケット交換ｍ能の動作が正常であるか否かを回
線交換機能の開が監視しているため、各ステーションの
パケット交ｍ機能及び回線交換機能の動作状態の把握が
容易になる．なお、バケヅト交換機能制御部３０６が一
定周期で作動状態表示信号を出力するのではなく、回線
交換機能制御部３０３が一定周期でパケット交ｔｇｉａ
能制御部３０Ｇに状態問い合せ信号を出力し、応答がな
かった場合（もしくは正常な応答が返ってこなかった場
合）にパケット交換領域のバイパスを行うようにしても
よい． 〔発明の効果］ 本発明によれば、バゲヅト交換機能制御部に動作異常が
発生しても回線交換機能制御部がパケット交換領域のバ
イパスを実施するため、障害の発生していないステーシ
ョンに接続されているデータ端末に影響は生じず、容易
にパケット交換機能を復帰することができる．

【図面の簡単な説明】

第ｌ図は本発明のループネットワークの障害時復帰方式
を実施するための一実施例に係るノードステーションの
内部構成図、第２図は回線交換機能とパケット交換機能
を持つループネットワークの！Ｒ戒図、第３図は１フレ
ーム内部の構成を示す図、第４図は回線交換機能とパケ
ット交換機能の両方を持つ従来のノードステーションの
内部構或図である． 図中、１０２はノードステーション、２００はフレーム
、２０３はパケット交換領域、３０１はフレーム受信部
、３０２はフレーム送信部、３０３は回線交換機能制御
部、３０４は回線交換用端末通信制御部、３０５は信号
多重／分離部、３０６はパケット交換機能制御部、３０
７はパケット交換用端末通信制御部、４０１は動作状態
表示信号である．

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、回線交換機能とパケット交換機能の両方を具備する
   複数のノードステーションをリング状に接続したループ
   ネットワークにおいて、上記ノードステーション内のパ
   ケット交換機能制御部に障害が発生して正常動作をしな
   くなった時、これを回線交換機能制御部が検出し、上記
   フレームのパケット交換領域のデータをバイパスさせる
   ようにしたことを特徴とするループネットワークの障害
   時復帰方式。 ２、上記ノードステーション内のパケット交換機能制御
   部に障害が発生して正常動作をしなくなった時、これを
   回線交換機能制御部が検出する方法が、上記パケット交
   換機能制御部から回線交換機能制御部に動作状態表示信
   号を出力し、該動作状態表示信号が一定時間以上正常に
   出力されない時、回線交換機能制御部がパケット交換機
   能制御部を動作異常とみなす方法であることを特徴とす
   る請求項１記載のループネットワークの障害時復帰方式
   。 ３、上記ノードステーション内のパケット交換機能制御
   部に障害が発生して正常動作しなくなった時、これを回
   線交換機能制御部が検出する方法が、上記回線交換機能
   制御部がパケット交換機能制御部に一定周期で動作状態
   問い合せ信号を出力し、該信号に対する正常な応答がな
   い時、回線交換機能制御部がパケット交換機能制御部を
   動作異常とみなす方法であることを特徴とする請求項１
   記載のループネットワークの障害時復帰方式。