JPH0325288A - 窒化アルミニウム基板焼成用敷板 - Google Patents

窒化アルミニウム基板焼成用敷板

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Publication number
JPH0325288A
JPH0325288A JP15943789A JP15943789A JPH0325288A JP H0325288 A JPH0325288 A JP H0325288A JP 15943789 A JP15943789 A JP 15943789A JP 15943789 A JP15943789 A JP 15943789A JP H0325288 A JPH0325288 A JP H0325288A
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JP
Japan
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aluminum nitride
firing
base material
carbon base
thickness
Prior art date
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Pending
Application number
JP15943789A
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English (en)
Inventor
Tateo Hayashi
林 健郎
Masafumi Mizuguchi
水口 雅文
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Coorstek KK
Original Assignee
Toshiba Ceramics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は窒化アルミニウム基板を焼戊するために用いら
れる敷板に関する。
〔従来の技術〕
室化アルミニウムは高熱伝導性のセラミック基板として
注目されており、実用的な観点からは、薄くて反りのな
いAIIN基板が要望されている。
従来、薄くて反りのない/l NJJ板を製造するには
、第2図(a)及び(b)に示すような方法で板状のA
j7N戊形体を焼成していた。第2図(a)において、
焼成炉1内には環状のヒーター2が設置され、ヒーター
2の内側にサヤ3が収容される。
サヤ3の内部に、複数のAIN敷板4の間に板状のAf
JN戒形体5を挟んだ状態で積層し、これらをAgN敷
き粉6で包み込んで焼成する。この場合、第2図(a)
のB部分を拡大した第2図(b)に示すように、A47
N敷板4とAIIN成形体5どの間にも、ApN敷き粉
5を介在させている。このAjlN敷き粉6は、焼成時
に敷板4とAgN戊形体5とが付着するのを防止するた
めに両者の間に薄く敷きつめられる。
しかし、この方法では、焼成体に敷き粉が付着して表面
が荒れるため、焼成後に研磨が必要となっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は前記問題点を解決するためになされたものであ
り、研磨なしに薄くて反りのないAIN基板を焼成する
ことができる敷板を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段と作用〕
本発明の窒化アルミニウム基仮焼戊用敷板は、焼成され
る窒化アルミニウム戊形体と同寸法又はそれ以上の大き
さで、厚さ3關以上の炭素基材の表面に、厚さ5μm以
上の窒化ホウ素を被覆したことを特徴とするものである
本発明において、炭素基材は厚さが3關以上のものが用
いられ、より好ましくは5〜1 5 amのものが用い
られる。これは、炭素基材の厚さが3m園未満では、窒
化ホウ素を被覆する際及びAjJNを焼成する際に受け
る熱履歴により、炭素基材自体が反るおそれがあるため
である。一方、炭素基材の厚さが15+nを超えても、
焼成炉内に収容できるAfiN威形体の数が減少し生産
効率が低下するだけである。
本発明において、窒化ホウ素は炭素基材の全表面のうち
少なくとも窒化アルミニウム戊形体と接する面に被覆す
ればよい。室化ホウ素は炭素基材の表面に5一以上の厚
さで被覆される。窒化ホウ素の厚さは10〜100nで
あることがより好ましい。
これは、窒化ホウ素の厚さが5μm未満では、炭素基材
の影響によりAgNの焼成が不充分となったり、窒化ホ
ウ素が剥れやすくなるためである。
方、窒化ホウ素の厚さ力000一を超えても、窒化ホウ
素を彼覆するのに要する経費がかさむだけである。
本発明において、炭素基材の表面に窒化ホウ素を被覆す
る方法としては、例えばBCJ)g及びNH3を原料ガ
スとするCVD法が挙げられる。
本発明の敷板を用いれば、焼成時に敷板と窒化アルミニ
ウム成形体との間に敷き粉を介在させなくとも、敷板と
窒化アルミニウム成形体とが付着することがない。した
がって、焼成後に研磨しなくとも、薄くて反りのないA
47N基板を製造することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
最初に、以下のようにして敷板を製造1−た。第3図に
示すように、炭素基材CA4C−4302 、メカニカ
ルカーボン工業株式会社製)を38mm X 77+u
 X 1Gm一の寸法に機緘加工し、この炭素基材1o
の1隅に直径3III1の吊り下げ用穴を設けた。次に
、第4図に示すような方法でこの炭素基材10の表面に
BN膜をコーティングした。第4図において、cvD炉
11のJul囲にはヒーター12が設けられ、これらの
全体が断熱材13で覆われている。CVD炉ll内には
炭素基材10が吊り下げられる。CVD炉l1内に、ガ
ス供袷管14からBCN3が、ガス供給管15からNH
,がそれぞれ供給される。未反応のガスは排気管16か
ら排気される。CVDの条件は以下Q通りである。すな
わち、CvD炉11内に、原料ガスとしてN2  (流
量1000cm37m1++)をキャリアガスとしてB
 C9 3  (aE1200 cm’ /n+i+t
)及びH2(流In 20QOcjn’ /o+In)
をキャリアガスとしてNH3 (流Hk 1000ca
+ 37sin)を供給し、真空度0.5 TOrr%
温度1700 〜1800℃で、5時間反応を行った。
この結果、前記炭素基材の表面に膜厚4oμ1のBN膜
がコーティングされたApN焼成用の敷板が作製された
一方、AjlN粉末(東芝セラミックス社製)と焼成助
剤として用いられるY203とを、第1表に示す配合割
合で配合し、24時間混合した後、成形して35.5m
m X 77.Ow X O.77m−の板状のAJ7
N成形体く3種)を作製しておいた。
これらのApN成形体を以下のような方法で焼成して、
A,QN基板を作製した。
実施例 第1図に示すように、焼成炉1内のヒーター2の内側に
収容されたサヤ3の内部に、BNコーティング炭素基材
からなる敷板7の間に,l N成形体5を挟んで積層し
て焼成した。
比較例1(従来例) 従来の方法に従い第2図に示すように、AJ)N敷板4
を使用し、AIN敷き粉6を介してAIN戒形体5を挟
んで積層して焼成した。
比較例2 A.17N敷板を使用し、A47N敷き粉を使用しなか
った以外は、実施例と同様な方法(第1図図示)でAp
N戊形体を焼成した。
比較例3 BNをコーティングしていない炭素基材を敷板として使
用した以外は、実施例と同様な方法<gfS1図図示)
でAf!N成形体を焼成した。
以上の実施例及び比較例1〜3のいずれの場合も、焼成
条件は次の通りであった。すなわち、N2ガスを2.0
 i) /a+1nの流量で流しながら、350℃/h
の昇温速度でl750℃まで昇温しで、i750℃に2
時間保持して焼威し、200℃/hの降温速度で室温ま
で降温した。
以上の各方法で作製されたAl7N基板の物性をAキj
定した結果を第2表にまとめて示す。なお、第2表には
配合■の或形体から得られたAI NM板の物性を示す
。第2表には示していないが、配合IによるA,QN基
板では熱伝導率が約lO〜20%低くなり、配合■によ
るAgN基板では熱伝導率が約20%高くなった以外、
他の物性は第2表に示した値と変わらなかった。
実施例及び比較例1では、29.1mm X 63.2
mm XO.83mmと充分に焼結収縮した、割れや反
りのないAfINu板が得られた。このうち、実施例で
得られたApN基板の表面粗さはR waxで1〜2μ
箇であり、研磨(バレル研磨)を行うことなく、半導体
用のAgN基板として使用することができた。
一方、比較例1(従来例)で得られたAIN基板の表面
粗さはR saxで50〜200μと表面が荒れており
、R waxを2p程度とするには20〜30分間の研
磨(バレル研磨)を行わなければならず、そのままでは
半導体用のAIN基板として使用することができなかっ
た。
比較例2では、焼成されたA,IJN基板とA47N敷
板とが一部付着して、AIN基板に割れが発生した。比
較例3では33.O鴇臘X 73.hm X O.?4
mmと焼結収縮が不充分であり、細かい割れの発生した
Ajl NM板が得られた。
第 1 表 第 2表 〔発明の効果〕 以上詳述したように、本発明の敷板を用いれば、焼威時
に敷板と窒化アルミニウム成形体との間に敷き粉を介在
させなくとも、敷板と窒化アルミニウム成形体とが付着
することがなく、焼成後に研磨しなくとも薄くて反りの
ないAflN基板を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る敷板を用いてA47N成形体を焼
成する方法を示す断面図、第2図(a>は従来の敷板を
用いてAgN成形体を焼成する方法を示す断面図、同図
(b)は同図(a)の一部を拡大して示す断面図、第3
図は本発明の実施例において敷板を作製するために用い
られた炭素基材の斜υL図、第4図は本発明の実施例に
おいて炭素基利の表面に窒化ホウ素膜を被覆する方法を
示す断面図である。 1・・・焼成炉、2・・・ヒーター 3・・・サヤ、5
・・AfiN成形体、7・・・敷板(BNコーティング
炭素基材)  10・・・炭素話材、11・・・CVD
炉、i2・・・ヒーター、 t3・・・断熱材、 l4、 t5・・・ガス供給管、 16・・・排気管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 焼成される窒化アルミニウム成形体と同寸法又はそれ以
    上の大きさで、厚さ3mm以上の炭素基材の表面に、厚
    さ5μm以上の窒化ホウ素膜を被覆したことを特徴とす
    る窒化アルミニウム基板焼成用敷板。
JP15943789A 1989-06-23 1989-06-23 窒化アルミニウム基板焼成用敷板 Pending JPH0325288A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5683529A (en) * 1991-05-21 1997-11-04 Fujitsu Limited Process of producing aluminum nitride multiple-layer circuit board
JP2021038901A (ja) * 2019-09-05 2021-03-11 株式会社トクヤマ 窒化反応炉
JP2021038902A (ja) * 2019-09-05 2021-03-11 株式会社トクヤマ 窒化反応炉

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5683529A (en) * 1991-05-21 1997-11-04 Fujitsu Limited Process of producing aluminum nitride multiple-layer circuit board
JP2021038901A (ja) * 2019-09-05 2021-03-11 株式会社トクヤマ 窒化反応炉
JP2021038902A (ja) * 2019-09-05 2021-03-11 株式会社トクヤマ 窒化反応炉

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