JPH0325272B2 - - Google Patents

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JPH0325272B2
JPH0325272B2 JP27061988A JP27061988A JPH0325272B2 JP H0325272 B2 JPH0325272 B2 JP H0325272B2 JP 27061988 A JP27061988 A JP 27061988A JP 27061988 A JP27061988 A JP 27061988A JP H0325272 B2 JPH0325272 B2 JP H0325272B2
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JP
Japan
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ultrasonic
welding
groove
workpiece
size
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JP27061988A
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Uerutaa Kaateisu
Koto Jiruremo
Etsuchi Hookinsu Rodonii
Patorikiosu Maikeru
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AMERIKAN TEKUNOROJII Inc
Original Assignee
AMERIKAN TEKUNOROJII Inc
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Publication date
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Publication of JPH0325272B2 publication Critical patent/JPH0325272B2/ja
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、超音波溶接装置並びに該装置に用
いる超音波溶接先端部及び超音波溶接方法に関す
る。超音波溶接装置とその方法は、溶接工程中電
線の拡散又は拡張を回避するため、溶接中電線周
囲を堅固に集束しながら、異つた直径の電線を溶
接するため調節可能な溶接先端部と必要な諸手段
をもつ。溶接先端部は、回動可能で通常の機械工
作で得られる幾つかの代替可能なワーク面を具
え、それによつて一層の耐久性が高まり、製造コ
ストを削減できる。
〔従来の技術〕
第1図は従来の超音波溶接装置を示す。
図において、互いに重なり合つた電線7の端
を、超音波溶接先端部(tip)3と固定支持台5
(例えば、第1図に示すとおり)との間に形成し
に閉鎖溝1の中に配設して、超音波エネルギーを
前記先端部3に付与し、電線を互いに超音波振動
で溶接するものである。超音波エネルギーは、溶
接先端部3が、電線端部の分子相互間を接着する
ため溶接される電線の縦軸に比例して振動するよ
うに付与されるべきである。
振動エネルギーが電線すなわちワークピースに
効率よく伝達されるようにするため、超音波溶接
先端部と固定支持台は、ワークピースを所定個所
に確実に保持するギア状ワーク面9をもつ。
超音波振動の発生方法については、従来、例え
ば、米国特許3053124.3328610、3444612、および
3602421に開示されている。通常の振動周波数は、
1秒間2000サイクルである。
溶接工程中、電線の拡散又は拡張を防止するた
め電線は圧縮チヤンバー内で堅固に集束されるべ
きである。さらに、これら電線の数又はサイズの
変更は、圧縮チヤンバーの断面積の調整を必要と
する。このような調整は装置の交換なしに行なわ
れるのが望ましい。さらに、消耗したギア状表面
を迅速に交換するため複数のギア状表面を形成す
ることが望ましい。こうした要望は、機械工作が
容易な簡素な形状の装置で実現されるべきであ
る。
以上の点に着目すると、第1図の従来装置は幾
つかの不利益を有している。第1に、溶接される
べき電線は、超音波溶接先端部3の切り目(ノツ
チ)4と固定支持台5の切り目2との接合によつ
て形成された溝部に保持されている。接合された
切り目2と4は、調整不能であり、かつ電線7と
ギア状ワーク面9との係合にともない先端部3と
固定支持台5の許容範囲は、溶接中に電線端を可
塑性状態に保ちながら電線端の押出し拡張を防止
するためには重要であるので、所与の超音波溶接
先端部は、唯一のサイズの電線あるいは限られた
数の電線端部にしか適用できない。従つて、種々
のサイズの電線を溶接する必要のある製作工場
は、それに応したサイズの切り目をもつ超音波溶
接先端部を用意しなければならない。
第2に、超音波溶接先端部と固定支持台は、複
雑な形状をもち、それぞれの切り目は、正確な精
度で製作されなければならず、当然製作コストも
上昇する。
最後に、第1図に示すとおり、溶接先端部3
は、2つのギア状ワーク面9を示している。第1
のワーク面9が消耗し、ギザ状の把持部とギア部
の寸法上の精度は、度重なる使用の後、低下す
る。次に、溶接先端部を180度回動すると、第2
のギア状ワーク面が現れる。この第2のワーク面
も摩耗すると、先端部は破棄しなければならな
い。
上述したとおり、この溶接先端部の製造コスト
は高く、切り目のサイズを種々変更可能な先端部
は、交換品を多数そろえた工場でのみ調達でき
る。それ故、こうした溶接先端部の頻繁な破棄
は、費用増大や調達上の不便をもたらすのであ
る。
米国特許第4646957号(Nuss)に記載された電
線(コンダクタ)を接続する装置は、この発明に
関連するものである。
全般的に言えば、この特許は電線の素線(スト
ランド)をもつ電線線用超音波溶接装置について
記載しているもので、この装置は超音波振動を発
生させる発振体(sonotrode)と、発振体のヘツ
ドに対し電線ストランドを圧縮するための可動側
壁をもつ支持部を具える。この支持部は2つの可
動部、すなわち固定発振体面に平行に前後動する
面と前記固定面に垂直に上下動する面をもつ。可
動部は支持部の側壁を支え、固定面と共に種々の
サイズの電線用調節可能な長方形断面の空間をも
つ。可動支持部と発振体の固定面の間の間隙は、
正確に制御される。
この発明と上記Nussの特許との相違点の一つ
は、この発明の溶接先端部は、支持部が固定位置
にある状態のままで移動することである。これに
対し、Nussの特許の発振体は固定しており支持
部は可動する。これは、可動支持部が超音波溶接
ホーン(超音波振動発生部)と共に振動するの
で、重要な相違点である。この場合、溶接の効果
は少なくなる。しかしこの発明のように支持部が
所定位置に係止されると、超音波ホーンのみが振
動し、均一で効果的な溶接が各操作サイクルにお
いて実現可能である。
〔発明の構成〕
この発明に係る超音波溶接装置は、異つたサイ
ズと数の電線(ワークピース)を溶接するため、
固定部、支持部および溶接先端部の間に可動する
集束ブロツクを具えている。溶接先端部は耐摩耗
性があり、断面が簡素な形状で、簡単に製造でき
る構成となつている。この先端部は、そのコーナ
ー部に、必要に応じ回動することにより代替可能
な幾つかのワーク面を有している。
溶接先端部の断面は正方形が望ましく、凸状多
辺形や長方形でもよい。規則正しい多辺形の場
合、各辺は等しいので、それは例えば正方形をさ
す。このような断面の溶接先端部は、その軸を中
心に回動し、軸位置の変更なしに別のワーク面を
示す。
上述したとおり、この超音波溶接装置は、3つ
の主要構成要素すなわち、超音波溶接先端部と、
電線溶接の発生に際し必要となる調節可能な固定
部と、固定部と溶接先端部の間で電線端を集束す
るため支持面に対向した調節可能な集束ブロツク
からなる。固定部は、溶接される電線の束と接触
してギア状ワーク面を変更できるように調節可能
である。これら主要構成要素の断面は長方形状と
なつている。これら構成要素は互いに90度で組合
わされるが、隣接しあう構成要素のコーナー部が
互いに接触しない構成としている。この構成は長
方形断面をもつ4つのワーク面からなる溝形状の
ワーク領域を形成し、各ワーク面は囲繞されたワ
ーク領域の単一面となつている。
電線のワークピースに対して超音波エネルギー
の効率的伝達を実現するため、先端部と固定部の
それぞれのワーク面がギア状を呈している。集束
ブロツクの支持部に対する相関位置は、調節可能
であるので、溶接される電線の直径又は数に従つ
てワーク面の径を変更することができる。固定部
と先端部のギア状ワーク面も調節可能である。か
くて、溶接中電線は可塑状態を保ちながら、拡張
又は押出しを防止するためワーク領域内に電線端
又はワークピースを確実に集束することは、集束
ブロツクと支持体の調節によつて行なわれる。一
方、先端部の回動と、固定部の先端部に対する対
向ワーク面の調節により摩耗は減少し、それによ
りギア状ワーク面の耐久性を増大させる。
集束ブロツクと先端部は、ワーク位置から自由
に回動することができ、電線の挿入と取外しを容
易にする。ワーク領域のサイズを減少させる工程
中、集束ブロツクはまずワークピースを部分的に
圧縮するための支持部に向つて移動する。この
時、集束ブロツクの先端部は、同時に固定部に向
つて移動し、ワークピースを保持・圧縮する。溶
接の終了後ただちに集束ブロツクはまず支持部か
ら離間する。集束ブロツクと先端部も固定部から
離れる。ワーク溝部が開かれると、溶接済みのワ
ークピースは取出され、次に未溶接のワークピー
スが挿入される。
先行技術の溶接方法では、ワークピースの縦軸
に平行に先端部を超音波振動させている。超音波
溶接中、先端部は摩耗してしまい、ギア状ワーク
面は平らになつて電線の把持力はなくなり、超音
波エネルギーの伝達は不能となつてしまう。従つ
て、先端部のワーク面は頻繁に交換する必要があ
る。
〔実施例〕
添付図面に基づいて、この発明の実施例を説明
する。
この発明に係る装置10は、主支持基台14に
設けた支持部12を具える。支持部12の位置
は、基台14の上側端部に回動自在に固定しかつ
支持部12のねじ孔(図示せず)に接続した調節
ねじ16を回転することによつて、横方向に調節
される。支持部12は、それが超音波溶接ホーン
に接続した先端部(tip)20の側部と接触する
まで移動する。先端部20は断面正方形で、一つ
のギア状ワーク面22と、コーナーに3つの補助
ギア状ワーク面24をもつ。支持部12の上には
ギア状ワーク面28をもつ固定部(anvil)26
が設けられている。この固定部26は、基台14
に対しその調整位置を確認するため目盛31をつ
けた調節ねじ30の回転によつて調節される。調
節ねじ30は、基台14上の直立部33を介し固
定部26のねじ孔の中に延び、固定部26のギア
状ワーク面28が所定位置にきて、先端部20の
ワーク面22と対向し平行になるまで回転され
る。先端部20は、第2図に示すギア状ワーク面
28に対向して配設することができる。
溶接される電線端32の束は、ギア状ワーク面
28と22と支持部12の側端面37によつて囲
まれた一部囲繞ワーク領域35に差込まれ、一部
囲繞ワーク領域35を閉鎖ワーク領域36に変更
させるための集束ブロツク34の端面37によつ
て完全に囲繞される。集束ブロツク34は、基台
14のピボツトピン40に回転自在に装着したク
ランクアーム38の一端にピボツト式に取付けて
いる。クランクアーム38の他端は、基台14の
円筒溝部44の中で摺動自在のピストンヘツド4
2にピボツト式に取付けられる。
集束ブロツク34のワーク位置は、ピストンヘ
ツド42を支える基台14の側壁を介し形成した
ねじ46の回動によつて調節される。ねじ46の
右回り回動により、ピストンヘツド42は、円筒
溝44の中で横方向に移動する。すなわち、クラ
ンクアーム38がピボツトピン40の周囲で左回
り、方向に回動してシヤフト47の油圧減少をも
たらす。そして、先端部20の頂部の固定部の端
から集束ブロツク34を離間させる。一方、ねじ
46の左回り回動によりピストンシヤフト47と
ピストンヘツド42が強制的に元の位置に復帰
し、それにより集束ブロツク34は固定部26の
端に向つて移動する。
先端部20、支持部12、固定部26および集
束ブロツク34のそれぞれの位置の調整は、ワー
ク領域36のサイズを変更させる上で重要であ
る。それによつて、溶接中の電線の拡散と可塑状
の押出しを阻止するため、ワーク領域36内に一
又は複数の電線端32を堅固に集束することがで
きる。さらに、ワーク領域36の変更可能サイズ
は、他の代替品と交換せずに行なわれるので、費
用削減となり、繁雑さを省くことができる。
電線端32が挿入され、集束ブロツク34によ
つてワーク領域36内に確実に集束されると、電
線端32の溶接は、20〜40KHzの周波数で電線端
32の縦軸に平行な方向に先端部20を振動させ
る超音波ホーン18により行なわれる。
超音波溶接の反覆により、先端部20のギア状
ワーク面22は摩耗してしまう。すなわち、先端
部20のギア状ワーク面22は平らになつてしま
い、溶接する物体上の把持部の損傷により超音波
エネルギーの伝達は不可能となる。当然、超音波
振動の効果は失われる。
先端部20のギア状ワーク面22が消耗する
と、先端部20を、超音波端18の周囲で90度回
転し、先端部20の補助ギア状ワーク面24のい
ずれかを固定部26のギア状ワーク面28に対向
する位置に配設する。これら補助ギア状ワーク面
24は、先端部20のギア状ワーク面22と同一
であり、これにより先端部20の寿命は延長され
る。ワーク領域36に導入された固定部26のギ
ア状ワーク面28の長さは、もし全体の把持表面
を必要としない場合、耐久性を保つためねじ30
の回転によつて調節することができる。
この発明の一つの重要な特徴は、先端部20、
支持部12、固定部26および集束ブロツク34
の相互の位置は調整できるということである。第
4図に示すとおり、サイズ調節可能な溝部36で
あるワーク領域は、十分に解放されている。
この段階で、電線端32′の束は、第2および
第3ワーク面22と28によつて仕切られたワー
ク領域35に挿入される。それぞれのワーク面2
2と28は、集束ブロツク34と支持部12の第
2ワーク面37と第4ワーク面39に隣接したギ
ア状ワーク面を形成している。
次に、第5図について説明する。集束ブロツク
34は、第2ワーク面37が固定部26の表面5
0に接触するように固定部26に向つて移動す
る。第2ワーク面37は、表面50と接触可能で
あるが、集束ブロツク34が表面50と平行に移
動する場合、摩擦が生じないようにするのが望ま
しい。それ故、約0.001乃至0.002インチの僅少の
間隙が必要である。上記構成要素間の間隙のサイ
ズは、電線端32′の微細度により調節される。
例えば、電線端が非常に微細である場合、僅少な
間隙を設けることは重要であり、それにより電線
端は構成要素間にひつかかることはない。
第6図に示す次の操作段階で、先端部20は集
束ブロツク34と共に上方向に移動し、それによ
つて調節可能溝部36のサイズは電線端32′を
圧縮して縮小される。この時、超音波エネルギー
が付与され、電線端は溶接される。
電線端32′の溶接に続いて、集束ブロツク3
4は、第7図に示す固定部26の表面50から離
間される。この時、集束ブロツク34と先端部2
0は、第4図に示す元の位置に戻る。集束ブロツ
ク34は、表面50との摩擦を避けるように固定
部26から離間されるのが望ましい。
また、溝部36のサイズを増大させることによ
つて、溶接された電線32′と支持部12の第4
ワーク面との間では摩擦は少い。集束ブロツク3
4は、先端部20より迅速に移動するので、先端
部20に先立ち移動すると思われる。しかしこの
発明では、先端部20は、集束ブロツク34が固
定部26から離間すると同時に固定部から離間し
始める。しかし、集束ブロツクの移動速度は、先
端部が固定部からかなりの距離移動する機会をも
つ前に溝部36を解放することになる。
第8図はこの発明の作用を十分に理解するため
の説明図で、クランクアーム38と集束ブロツク
34の接続関係を示す断面図である。集束ブロツ
ク34の中にはスロツト60が形成されており、
これにより集束ブロツクは、クランクアーム38
を集束ブロツクに接続する軸62に対し移動可能
である。
〔発明の効果〕
この発明は、以上述べた構成・作用により例え
ば異なつた直径を有する多数の電線を堅固に集束
しつつ効率良く溶接接続することが可能である。
溶接先端部は、正方形で各辺のコーナー部に代
替可能な4つのワーク面をもつ。一つのワーク面
が摩耗すると、先端部を回動して、別のワーク面
に代替できる。更に、先端部の形状は簡素な構成
なので、製造コストは削減でき、従来と比べワー
ク面の数を増加させている。
第1図に示すとおり、従来のワーク面は二つの
みで、形状は複雑であるため、製造コストは高く
なり、不良品も増大する。この発明の先端部はた
つた一枚の正方形状で構成しており、精度も高ま
り不良品は極めて少なくなり、しかもワーク面の
数も増大させ、製造コストの削減に大きく寄与す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の超音波溶接装置の一部断面正面
図、第2図はこの発明に係る超音波溶接装置の一
実施例の主要部の一部断面正面図、第3図は第2
図装置の全体構造の一部断面正面図、第4図は同
上主要部のオープン形ワーク領域の拡大正面図、
第5図は部分閉鎖状態のワーク領域の一部断面正
面図、第6図は完全閉鎖状態のワーク領域の一部
断面正面図、第7図は電線端溶接後のワーク領域
の離開を示す一部断面正面図、第8図は集束ブロ
ツクの溶接先端部に対する独立した運動を可能に
する集光ブロツク内のスロツトを示す一部断面説
明図である。 12……支持部、18……超音波ホーン(超音
波振動発生部)、20……溶接先端部、22……
第1ワーク面、26……固定部、28……第3ワ
ーク面、32……電線端、34……集束ブロツ
ク、35……第4ワーク面、36……溝部(ワー
ク領域)、37……第2ワーク面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 超音波振動を発生させ、超音波振動の軸に平
    行に配設した第1ワーク面をもつ溶接先端部を有
    する超音波ホーンと、 溶接工程中ワークピースを保持、圧縮するため
    のサイズ調整可能溝部と、 このサイズ調節可能溝部のサイズを縮小させる
    ためのサイズ減少手段と、 を具え、 前記サイズ調節可能溝部は、 第1ワーク面に平行して摺動自在に配設される
    集束ブロツクに形成され、第1ワーク面に垂直に
    設けられた第2ワーク面と、 第1ワーク面との対向量を調節自在に配設され
    た固定部に形成され、第1ワーク面と対向する第
    3ワーク面と、 前記超音波ホーンに対し進退自在に設けられる
    支持部に形成され、第1ワーク面に垂直に設けら
    れる第4ワーク面と、 を有し、これら第1、第2、第3、第4ワーク面
    によつて構成され、 前記サイズ減少手段は、 第2ワーク面を有する集束ブロツクを、第4ワ
    ーク面を有する支持部に対し進出させる進出機構
    と、 集束ブロツク及び溶接先端部を、固定部に対し
    上昇させる上昇機構と、 で構成したことを特徴とする超音波溶接装置。 2 請求項1記載の超音波装置には、サイズ増加
    手段を設け、このサイズ増加手段を、 集束ブロツク及び溶接先端部を、固定部から離
    間させる下降機構と、 集束ブロツクを、支持部から離間させる後退機
    構と、 から構成したことを特徴とする超音波溶接装置。 3 超音波ホーンと溶接先端部を具えた超音波溶
    接装置を配設し、 第1、第2、第3、第4のワーク面で囲撓され
    て長方形状をなしその長方形のサイズを調節可能
    にしてワークピースを保持、圧縮する溝部を形成
    し、 この溝部にワークピースをセツトし、 次いで第1ワーク面に直角に配設した第2ワー
    ク面を第4ワーク面に移動させ、 次いで第1ワーク面と第2ワーク面を第3ワー
    ク面に対し移動させて、 前記溝部のサイズを調節するようにしたことを
    特徴とするワークピースの超音波溶接方法。 4 超音波振動を発生させ、超音波振動の軸に平
    行に配設したワーク面をもつ溶接ヘツドを有する
    超音波ホーンと、 溶接工程中ワークピースを保持、圧縮するため
    のサイズ調整可能溝部と、 を具え、前記サイズ調節可能溝部は、 ワーク面に平行して摺動自在に配設し、ワーク
    面に直角に配設した端面をもつ集束ブロツクと、 溶接ヘツドのワーク面に対し調節自在に配設
    し、かつ前記溝部の内部に面して溶接ヘツドのワ
    ーク表面に垂直に延在しかつ固定部の下に配設さ
    れた端面をもつ支持部と、を具え、 前記溶接ヘツドのワーク面と、集束ブロツクの
    端面と、固定部のワーク面と、支持部の端面によ
    つて仕切られたことを特徴とする超音波溶接装
    置。 5 超音波ホーンと溶接先端部を具えた超音波溶
    接装置を配設し、 ワークピースを保持、圧縮するためにサイズの
    調節可能な溝部を形成し、 前記溝部を部分的に囲撓し、 この部分的に囲撓された溝部にワークピースを
    セツトし、 次いで溝部を全面的に囲撓してワークピースを
    保持、圧縮して超音波溶接するようにしたことを
    特徴とするワークピースの超音波溶接方法。 6 電線端を溶接するための超音波ホーンに接続
    される超音波溶接先端部であつて、 溶接される電線端と接触して連続的に回動可能
    な先端部の周囲で複数の代替可能なワーク面を具
    え、凹面から実質的に独立した凸上多辺形断面を
    有し、前記ワーク面は凸状多辺形のコーナー部に
    形成されたことを特徴とする超音波溶接先端部。 7 複数の電線端同士を溶接する超音波溶接装置
    であつて、 超音波振動をなす超音波ホーンと、 この超音波ホーンに、回動位置調節可能に接続
    され、凹面から実質的に独立した凸状多辺形の断
    面を有し、凸状多辺形のコーナー部にそれぞれワ
    ーク面を具えた溶接先端部と、 溶接先端部のワーク面の一つに隣接したサイズ
    調節可能溝部と、 このサイズ調節可能溝部の内壁面を移動させる
    移動手段を具え、複数の電線端を閉じ込めるため
    のワーク領域を形成する領域形成機構と、 を具え、前記サイズ調節可能溝部は少なくとも、
    溶接先端部のワーク面の一つを用いることを特徴
    とする超音波溶接装置。 8 電線端の超音波溶接装置であつて、 超音波ホーンと、 超音波ホーンに取り付けた回動可能な溶接先端
    部と、 溶接される電線端の保持のため溝部が形成され
    るように溶接先端部に対向して設けた固定部から
    なり、 溶接先端部は、凹面から実質的に独立した断面
    多辺形で、該多辺形のコーナー部に複数のワーク
    面を有し、ワーク面は代替可能で、超音波ホーン
    の周囲で回動できるようにしたことを特徴とする
    超音波溶接装置。 9 電線端を溶接するための超音波溶接装置であ
    つて、 超音波ホーンと、 溶接される電線端を保持するため溝部が形成さ
    れように溶接先端部に隣接して設けた固定部と、 前記溝部に接近かつ離間可能に設けられ、溶接
    先端部に対しその最終ワーク位置で前記溝部の一
    壁面を形成する集束ブロツクと、 を具えたことを特徴とする超音波溶接装置。 10 複数の電線端同士を溶接する超音波溶接装
    置であつて、 超音波振動をなす超音波ホーンと、 この超音波ホーンに回動位置調節可能接続さ
    れ、断面凸状多辺形を有し、凸状多辺形のコーナ
    ー部にそれぞれワーク面を具えた溶接先端部と、 溶接先端部のワーク面の一つに隣接したサイズ
    調節可能溝部と、 このサイズ調節可能溝部の壁面を溶接先端のワ
    ーク面に移動させる移動手段を具え、サイズ調節
    溝部内に複数の電線端を閉じ込めるためのワーク
    領域を形成する領域形成機構と、 サイズ調節可能溝部内に複数の電線端を閉じ込
    めるための閉じ込め手段と、 を具え、この閉じ込め手段は、 サイズ調節可能溝部の一壁面を構成し、このサ
    イズ調節可能溝部に対し接離可能に移動し得て、
    溶接先端部に対する相関位置によりそのワーク位
    置が設定される集束ブロツクを有し、 かつ前記溶接先端部の少なくとも一つのワーク
    面であることを特徴とする超音波装置。
JP27061988A 1988-03-28 1988-10-26 超音波溶接装置並びに該装置に用いる超音波溶接先端部及び超音波溶接方法 Granted JPH01249281A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US167827 1988-03-28
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