JPH03252682A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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Publication number
JPH03252682A
JPH03252682A JP2051145A JP5114590A JPH03252682A JP H03252682 A JPH03252682 A JP H03252682A JP 2051145 A JP2051145 A JP 2051145A JP 5114590 A JP5114590 A JP 5114590A JP H03252682 A JPH03252682 A JP H03252682A
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JP
Japan
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toner
toner carrier
carrier
coating layer
developing device
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Application number
JP2051145A
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English (en)
Inventor
Toshimitsu Fujiwara
利光 藤原
Akihito Ikegawa
池側 彰仁
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP2051145A priority Critical patent/JPH03252682A/ja
Publication of JPH03252682A publication Critical patent/JPH03252682A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、複写機やプリンター等の画像形成装置に使
用される現像装置に係り、特に、現像剤としてトナーの
みを使用した一成分現像方式のものであって、トナー担
持体の表面に圧接させた規制部材によって、トナー担持
体の表面に供給されたトナーを摩擦帯電させると共に、
このトナー担持体の表面におけるトナーの量を規制し、
このように摩擦帯電されたトナーを、上記のトナー担持
体から感光体に供給するようになった現像装置に関する
ものである。
[従来技術及びその問題点] 従来より、複写機やプリンター等の画像形成装置に使用
される現像装置1しては、現像剤にトナーとキャリアと
を使用した二成分現像方式のもののほかに、現像剤とし
てトナーのみを使用した一成分現像方式のものが知られ
ている。
そして、上記のように現像剤としてトナーのみを使用し
た一成分現像方式の現像装置においては、その構成が簡
単であり、小型化や低コスト化が図れるということから
、近年においては、このような−成分現像方式の現像装
置が注目を集めるようになった。
ここで、上記のような一成分現像方式の現像装置として
は、米国特許第3731146号。
特公昭63−16736号等に示されるように、規制部
材をトナーが供給されたトナー担持体の表面に圧接させ
、この規制部材によってトナー担持体の表面に供給され
たトナーを摩擦帯電させると共に、トナー担持体の表面
におけるトナーの量を規制するようにし、このようにし
て摩擦帯電されたトナーを、トナー担持体から感光体に
供給するようになったものが一般に知られている。
しかし、このような現像装置を使用し始めた初期におい
て、特に、低湿度の環境下においてこのような現像装置
を使用し始めた場合には、上記規制部材とトナー担持体
との間で摩擦帯電される1〜ナーの荷電量が高くなり、
この規制部材によって規制された後のトナー担持体表面
における1ヘナーの量が異常に多くなった。
そして、この状態でトナー担持体から感光体にトナーを
供給して画像形成を行った場合には、形成された画像の
白紙部分にトナーが付着して汚れるという地肌かぶりや
、画像周りのトナーの飛び散りが生じ、さらにひどい場
合には、トナーによる自己バイアス現像が生じて、画像
全体が黒く汚れてしまい、画像の品位が低下するばかり
でなく、画像形成が行えなくなるという問題も生じた。
[発明が解決しようとする課題] この発明は、上記のように規制部材をトナーが供給され
た1ヘナ一担持体の表面に圧接させ、この規制部材によ
ってトナー担持体の表面に供給されたトナーを摩擦帯電
させると共に、トナー担持体の表面におけるトナーの量
を規制するようにし、このように摩擦帯電されたトナー
を、トナー担持体から感光体に供給するようになった一
成分現像方式の現像装置における1−記のような問題を
解決することを課題とするものである。
すなわち、この発明においては、上記のような現像装置
を低湿度の環境下で使用し始めた場合においても、地肌
かぶりや画像周りのトナーの飛び散りが生じたりするこ
とがなく、現像装置を使用し始めた当初から高品位な画
像が安定して得られるようにすることを課題とするもの
である。
[発明の経緯] ここで、本発明者等が、上記のような現像装置を使用し
始めた当初において、地肌かぶりや画像周りのトナーの
飛び散り等が発生する原因について検討したところ、一
般に使用されるトナーはその粒径が全て同じではなく、
一定の粒径分布を有しており、現像装置を使用し始めた
当初においては、小粒径のトナーが規制部材とトナー担
持体との間を導かれるようになり、このように導かれる
トナーが小粒径であるなめ、上記の規制部材とトナー担
持体の表面との間における1ヘナーの摩擦帯電性が高く
なり、特に、低湿度下においては、さらにその摩擦帯電
性が高くなって、トナーの荷電量が高くなり過ぎると考
えられた。
そして、このように1〜ナーの荷電量が高くなり過ぎる
と、トナーが上記のトナー担持体に強く引き付けられて
、このトナー担持体と規制部材との間を通過して搬送さ
れるトナーの量が多くなり、上記のような地肌かぶりや
画像周りのトナーの飛び散り、さらには画像全体が黒く
汚れてしまうという異常なかぶりが生じるものと考えら
れた。
そこで、本発明者等は、トナーの荷電量が高くなり過ぎ
るのを抑制するため、トナー担持体の表面を、トナーに
対する荷電性が低い物質で構成することを考え付いた。
ここで、このようにトナー担持体の表面をトナーに対す
る荷電性が低い物質で構成した場合、現像装置の使用初
期におけるトナーの過剰な帯電は抑制されて、上記のよ
うな地肌かぶりや画像周りのトナーの飛び散り等は防止
されるようになった。
しかし、このような状態で、現像装置を常湿環境下や高
温環境下で使用し続けると、今度はトナーに帯電不良が
生じて、地肌かぶりやトナー担持体表面からのトナーの
こぼれ等が生じ、− 満足な画像が得られなくなるという問題があった。
そこで、本発明者等は、上記のように現像装置を使用し
始めた当初において、地肌かぶりや画像周りのトナーの
飛び散り等が発生するのを抑制すると共に、この現像装
置を常温環境下や高温環境下で使用し続けた場合におい
ても、上記のようにトナーに帯電不良が生じて、地肌か
ぶりやトナー担持体表面からのトナーのこぼれ等が生じ
たりするのを防止するため、さらに研究を進め、この発
明を完成するに至ったのである。
[課題を解決するための手段及び作用]この発明は、前
記のような各課題を解決するため、トナー担持体の表面
に規制部材を圧接させて、トナー担持体の表面に供給さ
れたトナーを摩擦帯電させると共に、トナー担持体の表
面におけるトナーの量を規制し、このように摩擦帯電さ
れたトナーを、トナー担持体から感光体に供給するよう
になった現像装置において、上記トナー担持体の表面に
その表面状態を不活性化させるコーティング層を設ける
と共に、このコーティング層を剥離させる剥離手段を設
けるようにしたのである。
ここで、トナー担持体の表面に設ける上記のコーティン
グ層は、トナー担持体の表面状態を不活性化させて、ト
ナーの帯電性能を低下させるものであれば良く、例えば
、ゴム、プラスチック用のシリコーン離型剤(商品名、
セパコート)、テフロン樹脂含有離型剤(商品名、テフ
ロンスプレー)、チタン含有表面保護剤(商品名、チタ
ンコート)等を用いるようにすることが好ましい。
また、このようにトナー担持体の表面に形成されたコー
ティング層を剥離させるにあたり、このコーティング層
が強固なものである場合には、剥離手段としてこのコー
ティング層を強制的に剥離させる剥離部材等を設ける必
要があるが、このコーティング層が摩耗しやすいもので
ある場合には、別個に剥離部材等を設けずに、上記のよ
うにトナー担持体の表面に圧接させる規制部材を剥離手
段として用いるようにすることも可能である。
[作用] このように構成された現像装置を使用し始めた当初にお
いては、トナー担持体の表面に供給されたトナーを、上
記のようにコーティング層が設けられて、その表面状態
が不活性化されたトナー担持体の表面と規制部材との間
で摩擦帯電させるようになっている。
このため、現像装置を使用し始めた当初において、小粒
径のトナーが規制部材とこのトナー担持体との間に導か
れたとしても、規制部材とトナー担持体との間で摩擦帯
電されるトナーの荷電量が低く押さえられ、特に、低湿
度下においても、トナーの荷電量が高くなり過ぎるとい
うことがない。
また、このようにトナーの荷電量が高くなり過ぎるとい
うことがないため、規制部材によって規制された後のト
ナー担持体表面におけるトナーの量が異常に多くなると
いうこともなく、トナー担持体から感光体にトナーを供
給して画像形成を行った際に、地肌かぶりや画像周りの
トナーの飛び散りが生じたり、さらに画像全体が黒く汚
れてしまうという異常なかぶりが発生することもない。
一方、上記のような現像装置を使用しである程度の画像
形成を行った場合においては、上記の剥離手段により、
トナー担持体の表面に設けられたコーティング層を剥離
させて、本来のトナー担持体の表面を露出させ、その後
は、このようにコーティング層が剥離されたトナー担持
体本来の表面と規制部材との間でトナーを摩擦帯電させ
るようになっている。
このため、この現像装置を常温環境下や高温環境下で使
用し続けた場合においても、トナーに帯電不良が生じた
りすることがなく、トナーが十分に帯電され、地肌かぶ
りやトナー担持体表面からのトナーのこぼれ等が抑制さ
れるようになる。
一 =10= [実施例] 以下、この発明の実施例に係る現像装置を添付図面に基
づいて具体的に説明すると共に、比較例を挙げ、この発
明の実施例に係る現像装置が優れていることを明らかに
する。
(実施例1) この実施例の現像装置(1)においては、第1図に示す
ように、感光体(2)から離れた後部の位置におけるト
ナー収容槽(11)内にトナー(3)を収容させるよう
にした。
そして、このトナー収容槽(11)内に設けられたアジ
テータ−(12)を回転させて、トナー収容槽(11)
内に収容されたトナー(3)を攪拌させると共に、この
トナー(3)を感光体(2)側に設けられたトナー担持
体(13)に供給させるようにした。
ここで、この実施例の現像装置(1)においては、トナ
ー担持体(13)として、電鋳法によって内径が25m
mになったスリーブ状に形成され、その厚さが35μm
、その表面の表面粗さRzが2μm程度になったニッケ
ルの薄膜部材を使用するようにした。
そして、この1−ナー担持体(13)の表面にシリコー
ン樹脂系離型剤(信越化学■製、セパコート)を均一に
スプレー塗布し、これを乾燥させて、このトナー担持体
(13)の表面に、第2図に示すように、膜厚が約1.
0μmのコーティング層(14)を設け、このトナー担
持体く13)の表面状態を不活性化させるようにした。
そして、このようにコーティング層(14)が設けられ
たトナー担持体(13)を、直径が24mmになった駆
動ローラ(15)の外周を覆うようにして配すると共に
、このトナー担持体(13)の軸方向両側部にそれぞれ
ガイド部材(托)を設け、このガイド部材(昆)によっ
て、トナー担持体(13)を感光体(2)と対面する対
面部を除く部分で駆動ローラ(15)に圧接させ、トナ
ー担持体(13)が駆動ローラ(15)の回転に伴って
回転されるようにした。
一方、このトナー担持体(13)が感光体と対面する対
面部においては、このトナー担持体(13)の駆動ロー
ラ(15)より長くなった余長部分が駆動ローラ(15
)より感光体(2)側に突出し、このように突出した1
〜ナ一担持体(13)が感光体(2)の表面に柔らかく
接触するようにした。
そして、上記の駆動ローラ(15)を回転させ、これに
伴ってトナー担持体(13)を周速105m m / 
seeて感光体(2)の回転方向と逆方向に回転させ、
このトナー担持体(13)の表面に供給されたトナー(
3)を感光体(2)側に搬送させるようにした。
また、このようにしてトナー担持体(13)の表面に供
給されたトナー(3)を感光体(2)側に搬送させる途
中の段階において、このトナー担持体(13)の表面に
規制部材(17)を約3 g / m mの圧接力で圧
接させるようにした。
そして、この現像装置(1)を使用し始めた当初におい
ては、トナー担持体(13)の表面に供給されたトナー
(3)を、この規制部材(17)と上記のようにコーテ
ィング層(14)を設りられたトナー担持体(13)の
表面との間で摩擦帯電させると共に、トナー担持体(1
3)の表面におけるトナー(3)の量を規制するように
した。
このようにしてトナー担持体(13)の表面に供給され
たトナー(3)を摩擦帯電させると共にその量を規制し
た後は、上記のように駆動ローラ(15)の回転に伴っ
てトナー担持体(13)を駆動させて、帯電されたトナ
ー(3)を感光体(2)側に搬送し、上記のようにこの
トナー担持体(13)を感光体(2)の表面に柔らかく
接触させると共に、上記駆動ローラ(15)の軸(15
a)に接続されたバイアス電源(18)から現像バイア
ス電圧を作用させ、このトナー担持体(13)の表面か
ら、帯電されたトナー(3)を感光体(2)の表面に供
給し、画像形成を行うようにした。
また、この実施例のものにおいては、上記のようにトナ
ー担持体(13)の表面に設けられたコーティング層(
14)を剥離させる剥離手段(4)として、上記現像装
置(1)の感光体(2)側の位置に、先端部がとがった
剥離部材(41)を上下動可3 4 能に設けた。
そして、この現像装置(1)により、上記のようにして
所要枚数の画像形成を行った後、上記の剥離部材(41
)を下動させて、この剥離部材(41)のとがった先端
部をコーティング層(14)が設けられたトナー担持体
(13)の表面に押し付け、このトナー担持体(13)
の表面に形成された上記コーティング層(14)を剥離
させるようにした。
このようにしてトナー担持体(13)の表面に形成され
たコーティング層(14)を剥離させた後は、トナー担
持体(13)の表面に供給されたトナー(3)を、コー
ティング層(14)が剥離されたトナー担持体(13)
本来の表面と規制部材(17)との間で摩擦帯電させる
ようにした。
この結果、この現像装置(1)を使用し始めた当初にお
いては、トナー担持体(13)の表面に供給されたトナ
ー(3)が、上記のようにコーティング層(14)を設
けられて不活性化したトナー担持体(13)の表面と規
制部材(17)との間で摩擦帯電され、トナー(3)が
過剰に帯電するということがなくなる一方、現像装置(
1)を所要期間使用した後は、上記のように剥離部材(
41)によってコーティング層(14)が剥離されたト
ナー担持体(13)本来の表面と規制部材(17)との
間で、トナー(3)が摩擦帯電されるようになり、トナ
ー(3)に帯電不良が生じるということもなくなった。
次に、この実施例の現像装置(1)を、システム速度3
5mm/seeの電子写真プリンターに組み込み、低温
・低湿度の環境下及び高温・高湿度の環境下でそれぞれ
画像形成を行い、規制部材(17)によって規制された
後のトナー担持体(13)表面におけるトナー(3)の
単位重量当たりの電荷量(μC/g>及びトナー担持体
(13)表面における単位面積当たりのトナー(3)の
付着量(m g / crd )の変化を測定すると共
に、形成された画像の画質について評価を行った。
ここで、上記の電子写真プリンターを、低温・低湿度の
環境下において使用するにあたりては、先ずA4サイズ
の用紙に白紙のプリントを5枚行い、引き続いて黒と白
の比率(B/W比)が5%の文字チャートを15枚プリ
ントした後、上記の剥離部材(41)によってトナー担
持体(13)の表面に設けられたコーティング層(14
)を剥離させ、その後、B/W比が5%の文字チャート
を180枚プリントするようにした。
このようにしてプリントを行った場合、規制部材(17
)により規制された後のトナー担持体(13)表面にお
けるトナー(3)の単位重量当たりの電荷量及びトナー
担持体(13)表面における単位面積当たりのトナー(
3)の付着量の変化は、第4図(A)、(B)に○と実
線で示す通りであり、プリントを開始した当初とその後
におけるこれらの測定値の変化は少なくなっていた。
また、このようにして低温・低湿度の環境下でプリント
を行った場合には、プリントを開始した当初においても
、形成された画像に、地肌かぶりや画像周りのトナーの
飛び散り等が生じて画質が悪くなるということがながっ
た。
次に、上記の電子写真プリンターを、高温・高湿度の環
境下において使用するにあたっては、A4サイズの用紙
に黒と白の比率(B/W比)が5%の文字チャートを2
0枚プリントした後、上記の場合と同様に、剥離部材(
41)によってトナー担持体く13)の表面に設けられ
たコーティング層(14)を剥離させ、その後、B/W
比が5%の文字ヂャートを180枚プリン1〜するよう
にした。
このようにしてプリントを行った場合において、規制部
材(17)により規制された後のトナー担持体(13)
表面におけるトナー(3)の単位重量当たりの電荷量及
びトナー担持体(13)表面における単位面積当たりの
トナー(3)の付着量の変化の状態は、第5図(A)、
(B)に○と実線で示す通りであり、上記の場合と同様
に、プリントを開始した当初とその後におけるこれらの
測定値の変化は少なくなっていた。
また、このようにして高温・高湿度の環境下でプリント
を行った場合、200枚のプリント7 後においても、トナー(3)が十分に帯電され、形成さ
れた画像に地肌かぶりやトナー(3)のこぼれ等が生じ
たりすることがなく、高品位な画像が安定して得られた
なお、この実施例のものにおいては、トナー担持体(1
3)の表面に、シリコーン樹脂系離型剤(信越化学■製
、セパコート)からなるコーティング層(14)を設け
たものを使用するようにしたが、上記コーティング層(
14)を構成する材料として、テフロン樹脂含有離型剤
(商品名、テフロンスプレー)やチタン含有表面保護剤
(商品名、チタンコート)等を用いた場合においても、
この実施例のものとほぼ同様の結果が得られた。
(実施例2) この実施例のものも、第3図に示すように、上記実施例
1のものとほぼ同様であるが、この実施例のものにおい
ては、同図に示すように、トナー担持体(13)の表面
に圧接させる規制部材(17)として、トナー担持体(
13)の表面に圧接させる先端部をR形状を持たせて略
90度折り曲げたものを使用するようにした。
ここで、この実施例のものも、上記実施例1の場合と同
様に、トナー担持体(13)の表面に形成されたコーテ
ィング層(14)を剥離させる剥離手段(4)として、
現像装置(1)の感光体(2)側の位置に、先端部がと
がった剥離部材(41)を設けているが、この実施例の
ものにおいては、この剥離部材(41)を使用せずに、
上記のように先端部が折り曲げられた規制部材け7)に
よって1−ナー担持体く13)の表面に形成されたコー
ティング層(14)を徐々に剥離させるようにした。
この結果、この実施例の現像装置(1)も、上記実施例
1の場合と同様に、現像装置(1)を使用し始めた当初
においては、トナー担持体(13)の表面に供給された
1〜ナー(3)が、コーティング層(14)を設けられ
て不活性化したトナー担持体く13)の表面と規制部材
(17)との間で摩擦帯電され、トナー(3)が過剰に
帯電するということがなくなる一方、この現像装置(1
)を使用していると、上記の規制部材(17)によって
コーティング層(14)が徐々に剥離され、このように
してコーティング層(14)が剥離された後は、トナー
担持体(13)本来の表面と規制部材(17)との間で
トナー(3)が摩擦帯電されるようになり、トナー(3
)に帯電不良が生じるということもなくなった。
また、この実施例の現像装置(1)を、上記実施例1の
場合と同様にして、システム速度35mm/%の電子写
真プリンターに組み込み、低温・低湿度の環境下及び高
温・高湿度の環境下でそれぞれ画像形成を行い、規制部
材(17)によって規制された後のトナー担持体(13
)表面におけるトナー(3)の単位重量当たりの電荷量
及びトナー担持体(13)表面における単位面積当たり
のトナー(3)の付着量の変化の状態を測定すると共に
、形成された画像について評価を行ったところ、この結
果は、上記実施例1のものとほぼ同じであった。
なお、この実施例のものにおいては、上記の実施例1の
場合のように、20枚のプリント後に、剥離部材(41
)によってトナー担持体(13)の表面に設けられたコ
ーティング層(14)を剥離させるのではなく、トナー
担持体(13)の表面に形成されたコーティング層(1
4)を上記の規制部材(17)によって徐々に剥離させ
るようにし、約20枚程度の画像形成によって、このコ
ーティング層(14)がトナー担持体く13)の表面か
ら完全に剥離されるようにした。
(比較例1) この比較例のものにおいては、トナー担持体(13)の
表面に上記のようなコーティング層(14)を設けない
ようにすると共に、これに伴ってコーティング層(14
)を剥離させる剥離手段(4)を用いないようにし、そ
れ以外については、上記実施例1のものと同様にした。
そして、この比較例のものを、上記実施例1の場合と同
様に、システム速度35mm/secの電子写真プリン
ターに組み込み、低温・低湿度の環境下で画像形成を行
い、規制部材(17)によ1 2 って規制された後のトナー担持体(13)表面における
トナー(3)の単位重量当たりの電荷量及びトナー担持
体り13)表面における単位面積当たりのトナー(3)
の付着量の変化の状態を測定すると共に、形成された画
像についての評価を行った。
この結果、規制部材(17)によって規制された後の1
〜ナ一担持体(13)表面におけるトナー(3)の単位
重量当たりの電荷量及び単位面積当たりのトナーク3)
の付着量の変化は、第4図(A)(B)に△と一点鎖線
で示す通りであり、プリントを開始した当初においては
、これらの測定値が、上記実施例1のものに比べてかな
り高くなっていた。
また、このように低温・低湿度の環境下でプリントを行
った場合、プリントを開始した当初においては、形成さ
れた画像の白紙部分にもトナー(3)が付着してしまい
、黒く汚れた画像しか得られなかった。
なお、このような汚れは、数十枚のプリント後に解消さ
れた。
また、この電子写真プリンターを、上記実施例1の場合
と同様にして、高温・高湿度の環境下において使用した
場合、規制部材(17)によって規制された後のトナー
担持体(13)表面におけるトナー(3)の単位重量当
たりの電荷量及びトナー担持体(13)表面における単
位面積当たりのトナー(3)の付着量の変化は、第5図
(A)。
(B)に△と一点鎖線で示す通りであり、プリントを開
始した当初においては、これらの測定値が上記実施例1
の場合に比べて若干高くなっていたが、低温・低湿度の
環境下でプリントを行った場合のように、プリントを開
始した当初において、形成された画像の白紙部分にトナ
ー(3〉が付着して画像が黒く汚れるということは少な
かった。
また、このように高温・高湿度の環境下でプリントを続
けて行った場合には、上記実施例1の場合と同様に、2
00枚のプリント後においても、トナー(3)が十分に
帯電され、形成された画像に地肌かぶりやトナー(3)
のこぼれ等が生じたりすることがなく、高品位な画像を
安定して得ることができた。
(比較例2) この比較例のものにおいては、上記実施例1の場合と同
様に、上記のトナー担持体(13)の表面にシリコーン
樹脂系離型剤(信越化学特製。
セパコート)を均一にスプレー塗布させるようにした。
そして、この比較例のものにおいては、このようにスプ
レー塗布したものを150℃で30分間焼き付け、トナ
ー担持体(13)の表面に強固なコーティング層(14
)を形成すると共に、コーティング層(14)を剥離さ
せる剥離手段(4〉を用いないようにし、それ以外につ
いては、上記実施例1のものと同様にした。
そして、この比較例のものを、上記実施例1の場合と同
様に、システム速度35mm/seeの電子写真プリン
ターに組み込み、低温・低湿度の環境下で画像形成を行
い、規制部材(17)によって規制された後のトナー担
持体(13)表面におけるトナー(3)の単位重量当た
りの電荷量及びトナー担持体(13)表面における単位
面積当たりのトナー(3)の付着量の変化の状態を測定
すると共に、形成された画像についての評価を行った。
この結果、規制部材(17)によって規制された後のト
ナー担持体(13)表面におけるトナー(3)の単位重
量当たりの電荷量及び単位面積当たりのトナー(3)の
付着量の変化の状態は、第4図(A>、(B)に口と破
線で示す通りであり、プリントを開始した当初において
は、上記実施例1のものと同様に、これらの測定値がそ
れぞれ上記比較例1のものに比べてかなり低くなってい
た。
そして、このように低温・低湿度の環境下でプリントを
行った場合、プリントを開始した当初においては、上記
実施例1のものと同様に、形成された画像に、地肌かぶ
りや画像周りのトナーの飛び散り等が生じたりすること
はなかつ5− 6 たが、このようなプリントを続けて行った場合には、ト
ナー(3)に帯電不良が生じ、形成された画像に地肌か
ぶりやトナー(3)のこぼれ等が若干発生しな。
次に、この電子写真プリンターを、上記実施例1の場合
と同様にして、高温・高湿度の環境下において使用した
場合、規制部材(17)によって規制された後のトナー
担持体く13)表面におけるトナー(3〉の単位重量当
たりの電荷量及びトナー担持体(13)表面における単
位面積当たりのトナー(3)の付着量の変化は、第5図
(A)。
(B)に口と破線で示す通りであり、トナー担持体(1
3)表面におけるトナー(3)の単位重量当たりの電荷
量の低下が激しく、所要枚数のプリント後においては、
その測定値が上記実施例1や比較例1のものに比べてか
なり低くなっていた。
そして、このように高温・高湿度の環境下でプリントを
続けて行った場合、所要枚数のプリント後から、トナー
(3)に帯電不良が生じ、形成された画像に地肌がぶり
ゃトナー(3)のこぼれ等が発生し、高品位な画像を安
定して得ることができなかった。
「発明の効果コ 以上詳述したように、この発明に係る現像装置において
は、トナー担持体の表面に規制部材を圧接させて、トナ
ー担持体の表面に供給されたトナーを摩擦帯電させると
共に、このトナー担持体の表面におけるトナーの量を規
制するにあたり、トナー担持体の表面にその表面状態を
不活性化させるコーティング層を設けるようにし、現像
装置を使用し始めた当初においては、このようにコーテ
ィング層が設けられて、その表面状態が不活性化したト
ナー担持体の表面と規制部材との間でトナーを摩擦帯電
させるようにした。
このため、この現像装置を使用し始めた当初において、
小粒径のトナーが規制部材とこのトナー担持体との間に
導がれなとしても、規制部材とトナー担持体との間で摩
擦帯電されるトナーの荷電量が低く押さえられ、特に、
低湿度下においても、トナーの荷電量が高くなり過ぎる
ということがなくなると共に、規制部材によって規制さ
れた後のトナー担持体表面におけるトナーの量が異常に
多くなるということもなく、このトナー担持体から感光
体にトナーを供給して画像形成を行った際に、地肌がぶ
りゃ画像周りのトナーの飛び散りが生じたり、画像全体
がトナーによって黒く汚れてしまうという異常なかぶり
が発生するということもなくなった。
この結果、この発明に係る現像装置においては、この現
像装置を低湿度下で使用し始めた場合であっても、その
初期から地肌かぶりや画像周りのトナーの飛び散り等の
ない高品位が画像が得られるようになった。
また、この発明に係る現像装置においては、上記のよう
にトナー担持体の表面に設けられたコーティング層を剥
離させる剥離手段を設け、この現像装置を使用しである
程度の画像形成を行った後は、この剥離手段によってト
ナー担持体の表面に設けられたコーティング層を剥離さ
せて、本来のトナー担持体の表面を露出させるようにし
、その後は、このトナー担持体本来の表面と規制部材と
の間でトナーを摩擦帯電させるようにしたため、常温環
境下や高温環境下でこの現像装置を使用し続けた場合に
おいても、トナーに帯電不良が生じるということがなく
、トナーが十分に帯電されるようになった。
この結果、この発明に係る現像装置を常温環境下や高湿
環境下で長期にわたって使用した場合においても、トナ
ー担持体の表面と規制部材との間で摩擦帯電されたトナ
ーに帯電不良が生じて、地肌かぶりやトナー担持体表面
がらのトナーのこぼれ等が発生するということがなくな
り、長期にわたって高品位な画像が安定して得られるよ
うになった。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例1に係る現像装置の使用状態
を示す概略断面図、第2図は同実施例においてトナー担
持体の表面にコーティング9− 3〇− 層を形成した状態を示す拡大図、第2図はこの発明の実
施例2に係る現像装置の使用状態を示す概略断面図、第
4図(A)、(B)は実施例1.2及び比較例1,2の
各現像装置を電子写真プリンターに組み込み、低温・低
湿度の環境下で使用した場合において、規制部材によっ
て規制された後のトナー担持体表面におけるトナーの単
位重量当たりの電荷量及びトナー担持体表面における単
位面積当たりのトナーの付着量の変化の状態を示す図、
第5図(A)、(B)は実施例1.2及び比較例1,2
の各現像装置を電子写真プリンターに組み込み、高温・
高湿度の環境下で使用した場合において、規制部材によ
って規制された後のトナー担持体表面におけるトナーの
単位重量当たりの電荷量及びトナー担持体表面における
単位面積当たりのトナーの付着量の変化の状態を示す図
である。 (1)・・・現像装置   (2)・・・感光体(3)
・・・トナー    (4)・・・剥離手段(13)・
・・トナー担持体 (14)・・・コーティング層(1
7)・・・規制部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、トナー担持体の表面に規制部材を圧接させて、トナ
    ー担持体の表面に供給されたトナーを摩擦帯電させると
    共に、トナー担持体の表面におけるトナーの量を規制し
    、このように摩擦帯電されたトナーを、トナー担持体か
    ら感光体に供給するようになった現像装置において、上
    記トナー担持体の表面にその表面状態を不活性化させる
    コーティング層を設けると共に、このコーティング層を
    剥離させる剥離手段を設けたことを特徴とする現像装置
JP2051145A 1990-03-02 1990-03-02 現像装置 Pending JPH03252682A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009265325A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Ricoh Co Ltd 現像装置、プロセスカートリッジ、電子写真方式の画像形成装置、電子写真方式の画像形成方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009265325A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Ricoh Co Ltd 現像装置、プロセスカートリッジ、電子写真方式の画像形成装置、電子写真方式の画像形成方法

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