JPH03252105A - 永久磁石の固定方法 - Google Patents

永久磁石の固定方法

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Publication number
JPH03252105A
JPH03252105A JP5039190A JP5039190A JPH03252105A JP H03252105 A JPH03252105 A JP H03252105A JP 5039190 A JP5039190 A JP 5039190A JP 5039190 A JP5039190 A JP 5039190A JP H03252105 A JPH03252105 A JP H03252105A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnet
mounting member
groove
fixing
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP5039190A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Suzuki
伸幸 鈴木
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NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP5039190A priority Critical patent/JPH03252105A/ja
Publication of JPH03252105A publication Critical patent/JPH03252105A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、永久磁石の固定方法に関し、特に、高真空
環境下で用いられる装置に永久磁石を固定する方法に関
する。
[従来の技術および発明が解決しようとする課題]近年
、高性能永久磁石である希土類磁石の需要が増大してい
るが、希土類磁石は着磁後の機械加工(穴開は等)が困
難であるため、一般にエポキシ系高分子材料の接着剤を
用いて、取付部材の取付面に固定している。
しかしながら、高真空中で永久磁石を用いる場合には、
上記固定方法では接着剤から発生するガスが真空環境を
汚染するため望ましくない。
それゆえに、この発明の主たる目的は、ガスを発生する
接着剤を用いることなく、永久磁石を取付部材に固定す
る方法を提供することである。
[課題を解決するための手段] この発明は、永久磁石を固定すべき取付部材の取付面に
、楔状の溝を設け、この溝断面と同じ断面の永久磁石を
溝の中に挿入し、その後、永久磁石の端面の少なくとも
1つに当接するようにして、押え板を取付部材に固定す
ることにより、永久磁石を固定するようにしたものであ
る。
[作用] この発明では、楔状の断面形状の溝を有する取付部材に
、同じ断面形状を有する永久磁石を挿入し、永久磁石の
両側あるいは片側に押え板を当接させて、押え板をボル
ト等により、あるいは圧入により取付部材に固定するよ
うにしたので、接着剤を用いることなく、永久磁石を固
定することができる。
[発明の実施例コ 第1図ないし第4図はこの発明の一実施例の永久磁石の
固定方法を説明するための図であり、特に、第1図は取
付部材に永久磁石を固定した状態を示す図であり、第2
図は取付部材の溝の形状を示す断面図であり、第3図お
よび第4図は永久磁石の固定の態様を説明するための平
面図である。
次に、第1図ないし第4図を参照して、この発明の一実
施例の永久磁石の固定方法について説明する。
取付部材20に、第2図に示すような楔状の溝21が形
成される。溝21は、第3図に示すように取付部材20
の一方端から他方端まで設けられていてもよく、また、
第4図に示すように、その一部に設けられてもよい。こ
の溝21の中に、溝と同じ断面形状を有する永久磁石3
0が挿入され、所定の位置まで移動される。次に、永久
磁石30の端面に当接するようにして、押え板40が取
付部材20に取付けられる。押え板40は第3図に示す
ように、永久磁石30の両側から取付られるか、あるい
は、第4図に示すように、永久磁石30の一方側に取付
けられる。押え板40は、真空用のガス抜き穴を有する
ボルト41により、取付部材20に固定される。ボルト
41を用いて固定する代わりに、押え板40を溝21に
圧入するようにしてもよい。 このような方法により、
接着剤を用いることなく、永久磁石を取付部材に固定す
ることができる。 第5図はこの発明の一実施例が適用
された磁気浮上搬送装置の断面図である。
第6図は第5図に示す可動子および電磁石の斜視図であ
る。次に、第5図および第6図を参照して、この発明の
一実施例が適用された磁気浮上搬送装置について説明す
る。
第5図において、丁字形の可動子1は、案内レール2を
構成する2本のレール2a、2bの間に設けられる。可
動子1は搬送物を載置するためのテーブル1aを含む。
テーブル1aの下部には、所定の間隔を隔てて永久磁石
3a、3bが設けられる。これに対向して、レール2a
、2bの上部には永久磁石3a、3bに反発する永久磁
石4a。
4bか設けられる。永久磁石3a、3b、4a。
4bは上記固定方法によりレール2に取付けられる。永
久磁石3a、3bと永久磁石4a、4bとの反発力によ
り、可動子1は案内レール2上に案内レール2から所定
間隔を隔てて支持される。
第5図に示すようにレール2b側に、案内用永久磁石レ
ール5が設けられ、これと対向する可動子1の一方側面
には吸引用永久磁石6か設けられる。永久磁石5,6は
上記固定方法によりレール2b、可動子1にそれぞれ取
付けられる。永久磁石5.6はそれぞれ対向する面が吸
引し合うように磁化されている。また、レール2側には
、永久磁石レール5の上方および下方に案内用変位セン
サ7a、7bがそれぞれ設けられ、可動子1側には、こ
れらと対向して案内用センサターゲット8a、8bがそ
れぞれ設けられる。
一方、レール2a側には、案内用電磁石9aおよび9b
が設けられ、これと対向する可動子1の他方側面には、
軟鉄部材10aおよび10bが設けられる。
案内用永久磁石レール5と吸引用永久磁石6との間で吸
引力を作用させる一方で、案内用変位センサ7a、7b
により案内用サンサターゲット8a、8bとの間のギャ
ップを検出し、これが目標値に一致するように、案内用
電磁石9a、9bの磁気吸引力を制御することにより、
可動子1の案内方向(第5図に示す矢印A方向)の支持
か行なわれる。
第6図に示すように、可動子1の側面下部に設けられた
軟鉄部材10bに対する電磁石9bの磁気吸引力と、可
動子1の側面上部に設けられた軟鉄部材10aに対する
電磁石9a(第6図では、2点鎖線による仮想線で示す
)の磁気吸引力とを制御することにより、可動子1のロ
ーリングは拘束される。
可動子1の進行方向の駆動は、浮上方向への外乱を小さ
くできることから、コアレスDCモータが用いられる。
このモータは、レール2側に設けられたコアレスDCモ
ータコイル11と可動子1側に設けられたコアレスDC
モータ用永久磁石12からなる。コアレスDCモータ用
永久磁石12は、上記固定方法により可動子1に取付け
られる。
このようにして、磁気浮上搬送装置に設けられた永久磁
石は、接着剤を用いることなく取付けられ、固定されて
いるので、磁気浮上搬送装置が高真空環境下で用いられ
ても、その環境を汚染することはない。
なお、永久磁石の材料としては、ポーラスな希土類磁性
部材が用いられる。このような磁性部材は、ガスが貯留
されやすく、高真空環境下においてガスが徐々に放散さ
れ、環境を汚染することになる。これを防止するために
、第7図に示すように、永久磁石となる磁性材料を着磁
する前に、磁性材料50の表面に非磁性金属材料51を
気相メツキあるいは湿式メツキによりメツキする。メツ
キの膜厚は、ガスの通り抜けを防止するために数10μ
m以上とすることが好ましい。
また、コアレスDCモータコイル11の積層硅素鋼板に
も、上記と同様のメツキか施される。これは、積層硅素
鋼板は多数の隙間を有していて、その隙間にガスが貯留
されやすいからである。
さらに、第5図に示す案内用電磁石9a、9bおよび案
内用変位センサ7a、7bのように複雑な形状をしてい
て、メツキか適用できない場合には、第8図に示すよう
封止構造が適用される。第8図において、取付部材60
には、取付穴61が設けられ、取付穴61には、電磁石
70が設けられる。電磁石70はモールド材62てモー
ルドされ、その上面あるいは周囲は非磁性金属薄膜63
で覆われ、該金属薄膜は取付部材60に溶接64により
取付られる。これにより、電磁石からのガスの発生は防
止される。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、楔状の断面形状の溝
を有する取付部材に、同じ断面形状した永久磁石を挿入
し、永久磁石の両側あるいは片側に押え板を当接させて
、該押え板をボルト等によりあるいは圧入により取付部
材に固定するようにしたので、接着剤を用いることなく
、永久磁石を取付部材に固定することができる。したか
って、永久磁石を高真空環境下で用いても、ガスが発生
することなく、環境の汚染は防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの発明の一実施例の永久磁石の
固定方法を説明するための図であり、特に、第1図は取
付部材に永久磁石を固定した状態を示す図であり、第2
図は取付部材の溝の形状を示す断面図であり、第3図お
よび第4図は永久磁石の固定の態様を説明するための平
面図である。 第5図はこの発明の一実施例が適用された磁気浮上搬送
装置の断面図である。第6図は第5図に示す可動子およ
び電磁石の斜視図である。第7図および第8図はこの発
明の一実施例で用いられる永久磁石あるいは電磁石を封
止する構造を説明するための図である。 図において20は取付部材、21は溝、30は永久磁石
、40は押え板、41はボルトを示す。 第2図 第3図 第4図 第 5 図 第 図 第 図 手 続 補 正 書坊炙 6、補正の対象 図面 7、補正の内容 願書に最初に添付した図面の浄書・別紙のとお1、事件
の表示 平成2年特許願第 0391 号 り (内容に変更なし)。 以上 2、発明の名称 永久磁石の固定方法 3、補正をする者 事件との関係

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  永久磁石を固定すべき取付部材の取付面に、楔状の溝
    を設け、この溝断面と同じ断面の永久磁石を前記溝の中
    に挿入し、前記永久磁石の端面の少なくとも1つに当接
    するようにして、押え板を前記取付部材に固定すること
    により、永久磁石を固定することを特徴とする、永久磁
    石の固定方法。
JP5039190A 1990-02-28 1990-02-28 永久磁石の固定方法 Pending JPH03252105A (ja)

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JP5039190A JPH03252105A (ja) 1990-02-28 1990-02-28 永久磁石の固定方法

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JP5039190A Pending JPH03252105A (ja) 1990-02-28 1990-02-28 永久磁石の固定方法

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