JPH031223B2 - - Google Patents

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JPH031223B2
JPH031223B2 JP63039529A JP3952988A JPH031223B2 JP H031223 B2 JPH031223 B2 JP H031223B2 JP 63039529 A JP63039529 A JP 63039529A JP 3952988 A JP3952988 A JP 3952988A JP H031223 B2 JPH031223 B2 JP H031223B2
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JP
Japan
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iron core
magnetic
magnetic material
magnetic pole
casing
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JP63039529A
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JPH01214538A (ja
Inventor
Masaaki Oda
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MAGUTETSUKU KK
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MAGUTETSUKU KK
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、直流電磁分離装置に関し、更に詳
しくは多数積層された薄板鋼板又は他の磁性材料
を電磁石の誘引力で順次自動的に分離する磁気反
揆を利用する直流電磁分離装置に関する。
[従来の技術] 従来多数積層された薄板鋼板は、分離し難く、
特に薄板鋼板に油が付着している場合は、その分
離が困難であり、危険でもあつた。
そこで永久磁石を利用する薄板鋼板分離装置が
提案されている。
[発明が解決しようとする課題] しかし永久磁石により正常に吸着した場合は、
第1,7図の様に所要薄板鋼板50の端部を吸着
出来るが、異常の場合や鋼板の大きさによつて
は、第8図の様に分離装置の永久磁石60に薄板
鋼板50が吸着されてしまい、これを分離する為
には無理に引離す必要があるので極めて危険であ
り、使用不可能となる場合もあつた。
そして鋼板の搬入、搬出時に退避装置やコンベ
ヤ等の周辺機器を設けたり、鋼板別の保管場所を
設ける必要があつた。
その為電磁石を利用した分離装置も提案されて
いるが、電磁吸着力が弱く、操作が複雑で、鋼板
が複雑に積層された場合は、殆ど実用化出来なつ
た。
[課題を解決するための技術的手段] この発明は、前述の欠点を除去せんとするもの
で、その要旨は、非磁性材料製ケーシングと;該
非磁性材料製ケーシング内に設けられた鉄芯、該
鉄芯に捲回された励磁コイルとを有し、該鉄芯と
磁極面との間に設けられ、該鉄芯との該励磁コイ
ルにより励磁される分離用鉄芯と;該励磁コイル
の周囲に設けられた包囲層と;該非磁性材料製ケ
ーシング内で該包囲層との間〓に充填された絶縁
材と;該磁極面の反対側で該鉄芯の該励磁コイル
の背面に設けられた放熱材と;該放熱材の背面に
設けられ、磁気回路を形成する磁性材料製バツ
ク・プレートと;該磁極面の表面で該鉄芯に垂直
且つ部分的に突出する様に設けられた非磁性材料
製ガイドとから成り;該鉄芯の一方をN極、他方
をS極又は単極とし、該鉄芯より該非磁性材料製
ケーシング、該磁極面を通過した磁気により対向
して積層された鋼板を分離する直流電磁分離装置
である。
従つてこの発明によれば、永久磁石と同様な磁
気分離浮上力を有し、薄板鋼板のみならず、他の
小形の磁性材料をも順次自動的に分離出来る直流
電磁分離装置が得られる。
[作 用] 前述の構成を有する直流電磁分離装置を第6図
に示す様に例えばリフター30を介して積層した
薄板鋼板50の一方の脇又は両側に設置する。
尚積層薄板鋼板50の上部には所要に応じてリ
フテイング・マグネツト40を設けるものとす
る。
非磁性材料製ケーシング12の裏側に、磁極面
13と対向して磁性材料製バツク・プレート22
を設けたので磁気を該磁極面方向、即ち鋼板方向
に効果的に導き、該磁極面を通過した磁気が対向
して積層された該薄板鋼板50に夫々異種の極性
を誘起し、第1,6,7図の様に該薄板鋼板50
を誘引し、順次自動的に分離可能とする。
[実施例] 第5図に示す通り、直流電磁分離装置10は、
非磁性材料製ケーシング12の中に、鉄芯14及
び該鉄芯14に捲回された励磁コイル16とを並
列して配置し、該励磁コイル16の周囲に合成樹
脂製等の包囲層16aを設けて該励磁コイル16
を固定する。
磁極面13の内側で該磁極面と該鉄芯14との
間に分離用芯鉄20を設けて該鉄芯14と該励磁
コイル16により励磁される様にする。
そして該鉄芯14該励磁コイル16との間〓
に、絶縁材18を配置する。
磁気面13の反対側で該鉄芯14と該励磁コイ
ル16の背面にエポキシ係合成樹脂製等の放熱材
19を設ける。
該放熱材19の背面に磁性材料製バツク・プレ
ート22を設けて磁気回路を形成する。
そして該非磁性材料製ケーシング12の表面
で、該分離用鉄芯20に対応して所要の幅と厚み
とを有する非磁性材料製ガイド24を垂直に並設
し、部分的に該非磁性材料製ケーシング12の表
面、即ち磁極面13から突出させて該薄板鋼板5
0を円滑に導く様にする。
第2請求項に於いては、該非磁性材料製ケーシ
ング12の磁極面13の上端縁13aと非磁性材
料製ガイド24の上端縁24aとを傾斜面とした
ものである。
そして非磁性材料製ケーシング12の側面所要
個所に給電用コード26を接続する。
[効 果] (1) 直流電磁分離装置10に通電すると、鉄芯1
4と励磁コイル16とにより、分離用鉄芯20
が励磁され、磁性材料製バツグ・プレート22
により磁極面13を経て磁気を前方即ち作業面
に効果的に導き、薄板所に給電用コード26を
接続する。
[効 果] (1) 直流電磁分離装置10に通電すると、鉄芯1
4と励磁コイル16とにより、分離用鉄芯20
が励磁され、磁性材料製バツク・プレート22
により磁極面13を経て磁気を前方即ち作業面
に効果的に導き、薄板鋼板50にも異種の極性
を誘起する。そして積層されている該薄板鋼板
50の端縁50a同士は、第1図の通り同極に
誘起されるので上方に反発して面接触が解放さ
れるので分離引上げが容易となる。
そして電圧調整により各種鋼板50の分離浮
上操作も極めて容易となる。
(2) 磁極面13に複数の非磁性材料製ガイド24
を並列に突設したので、該ガイド24の表面と
鋼板50との摩擦係数が減り、更に上部縁13
aと非磁性材料製ガイド24の上部縁24aと
を傾斜面としてので、該直流電磁分離装置10
の上部角に該鋼板が接触してしても、損傷する
事が無くなる。
(3) 永久磁石型分離装置60に於いて、鋼板50
の大きさによつては、その永久磁石分離装置6
0に吸着してしまい、使用不可能となつていた
が、この発明に係る直流電磁分離装置10で
は、前述の通り電圧調整によりこの問題を解決
可能となる。
(4) 大型の薄板鋼板50の分離浮上のみならず、
超小形の部材まで吸着浮上するので、それらの
大きさ、形状、重量等に合わせてあらゆる形状
の鋼板と部材の分離浮上が可能となり、産業機
器の簡素化に繋がるものである。
(5) リフテイング・マグネツト40等の機器に、
この直流電磁分離装置10を取付けた場合、鋼
板50の搬入や搬出時に従来の様な退避機器が
不要となり、装置が簡素化され、操作が容易と
なる。
(6) 又この直流電磁分離装置10に通電しなけれ
ば、他に吸着せず、危険が全くない。
(7) 自動制御により、各種鋼板50が複雑に積層
されていても、共通な分離能力により装置全体
の高い生産性が得られる。
(8) 前述の通り、各種鋼板を複雑に積層出来るの
で板厚別の保管場所が不要になり、鋼板保管場
所スペースを有効利用出来る。
(9) リフテイング・マグネツト40等の機器の操
作と連動して生産性が上がる。
(10) この直流電磁分離装置を単体で使用しても、
その操作性が極めて良いので、危険が無くな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る直流電磁分離装置に
より積層鋼板を分離している状態を示す部分拡大
斜視図、第2図は、第1図の直流電磁分離装置の
磁極面の上端縁を傾斜面とした実施例の斜視図、
第3図は、第2図の正面図、第4図は、第3図の
平面図、第5図は、第3図の−線断面図、第
6図は、多数枚積層された鋼板の両側に、この発
明の直流電磁分離装置を配置した実施例の正面略
図、第7図は、永久磁石利用の公知の分離装置に
より鋼板を分離している状態を示し、該分離装置
が正常に作動している状態の部分正面略図、第8
図は、該分離装置が異常に作動した状態の部分正
面略図である。 10……直流電磁分離装置;12……非磁性材
料製ケーシング;13……磁極面;13a……傾
斜面;14……鉄芯;16……励磁コイル;16
a……包囲層;18……絶縁材;19……放熱
材;20……分離用鉄芯;22……磁性材料製バ
ツク・プレート;24……非磁性材料製ガイド;
24a……ガイドの上端傾斜面;26……給電用
コード;30……リフター;40……リフテイン
グ・マグネツト;50……薄板鋼板;50a…端
縁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 非磁性材料製ケーシングと; 該非磁性材料製ケーシング内に設けられた鉄
    芯、該鉄芯に捲回された励磁コイルとを有し、該
    鉄芯と磁極面との間に設けられ、該鉄芯と該励磁
    コイルとにより励磁される分離用鉄芯と; 該励磁コイルの周囲に設けられた包囲層と; 該非磁性材料製ケーシング内で該包囲層との間
    〓に充填された絶縁材と; 該磁極面の反対側で該鉄芯と該励磁コイルの背
    面に設けられた放熱材と; 該放熱材の背面に設けられ、磁気回路を形成す
    る磁性材料製バツク・プレートと; 該磁極面の表面で該鉄芯に垂直に且つ該磁極面
    から部分的に突出する様に設けられた非磁性材料
    製ガイドとから成り; 該鉄芯の一方をN極、他方をS極又は単極と
    し、該鉄芯より該非磁性材料製ケーシング、該磁
    極面を通過した磁気により対向して積層された鋼
    板を分離する直流電磁分離装置。 2 該磁極面の上端縁と非磁性材料製ガイドの上
    端縁を傾斜面とした事を特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の直流電磁分離装置。
JP3952988A 1988-02-24 1988-02-24 直流電磁分離装置 Granted JPH01214538A (ja)

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JP3952988A JPH01214538A (ja) 1988-02-24 1988-02-24 直流電磁分離装置

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JP3952988A JPH01214538A (ja) 1988-02-24 1988-02-24 直流電磁分離装置

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JPH01214538A JPH01214538A (ja) 1989-08-28
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JPS4822948U (ja) * 1971-07-22 1973-03-15
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