JPH03252029A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH03252029A
JPH03252029A JP2049948A JP4994890A JPH03252029A JP H03252029 A JPH03252029 A JP H03252029A JP 2049948 A JP2049948 A JP 2049948A JP 4994890 A JP4994890 A JP 4994890A JP H03252029 A JPH03252029 A JP H03252029A
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JP
Japan
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cathode
type
anode
etch
ingaas
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Pending
Application number
JP2049948A
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English (en)
Inventor
Koki Nagahama
長浜 弘毅
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は半導体を用いて形成したマイクロ真空管の構
造とその製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図は例えばCyaAsを用いて形成した、本件出願
人の先II(平成2年1月29日出願)に係る横型マイ
クロ真空管素子の構造例である0図において、lはn形
GaA3.2はアンドープGaAsまたはアンドープA
lGaAs、3は半絶縁性GaAs基板、11はカソー
ド電極(n形GaAsからなる)、12はアノード電極
(n形GaA3からなる)、13.14はグリッド電極
である。
次に動作について説明する。
第4図において、例えばカソード電極11とアノード電
極12の間隔を〜1μmとした構造では、該両電極間に
〜40Vの電圧を印加するとカソード電極11より電子
が放出される。ただし、このとき雰囲気は真空(真空度
10−’Pa以下)に保たれていなければならない、カ
ソード電極11がら放出された電子は印加されている電
界により加速され、アノード電極12へ入り電流が流れ
る。
このカソード電極11がらの電子の放出確率を対向する
グリッド電極13.14に印加する電圧により制御する
ことにより3極管と同様の動作を実現できる。
〔発明が解決しようとする!I!題〕
GaAsを用いた第4図の構造の素子の溝部(/’7)
の形成方法を第5図に示す、半絶縁性GaAs基板3上
にアンドープGaAs又はAj!GaAs層2とn形G
aAs層1をエピタキシャル成長させ、第5図(a)に
示すようにホトレジスト2oの開ロバターン(開口幅を
Lとする)を形成する0次にこのホトレジストパターン
2oをマスクとしてエピタキシャル層1,2をエツチン
グし、第5図(b)に示す溝を形成する。この溝が所望
の深さ(ここではdとする)になった所でエツチングを
終了しく第5図(C))、グリッド電極を形成する工程
に移る。
ここで、例えば半絶縁性GaAs基板1の面方位が(1
00)面のものを用いると、硫酸を主体としたエツチン
グ液を用いることにより(011)方向には図に示すよ
うなエツチング断面形状が得られる。これを利用してカ
ソード及びアノード電極の鋭角形状を実現できるが、こ
うした方法でこの形状を実現する場合には電極間隔(第
5図(C)中のSと表わしたもの)とエンチング溝の深
さdは独立して制御できないという問題があった。即ち
、第5図(b)〜(C)に示すエツチング工程において
、ホトレジスト開口幅はしてあるにもかかわらず、深さ
dまでエツチング溝を深くするとサイドエツチングlが
発生し、電極間隔はホトレジスト開口幅りよりも広くな
る。−船釣にはff1−dであるので、電極間隔SはS
=L+2f=L+2dとなる。
従って、例えば電極間隔S=1μmの素子を実現するた
めに、L=0.1μmの微細間ロバターンを形成したと
しても、サイドエツチングを考慮するとd−0,45μ
mの深さしかとれないことになる。このとき、カソード
とアノード電極間のアンドープG a A s又はAj
!GaAs層2を通しての距離は〜2μmしかとれず、
1μm間隔のカソード・アノード間の電子放出に必要な
〜40Vの電圧の絶縁層としては十分とはいえないとい
う問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、カソード・アノード間の電極間隔とエツチン
グ溝深さを自由に制御できる横型マイクロ真空管の構造
とその製造方法を得ることを目的とするものである。
(11題を解決するための手段〕 この発明に係る横型マイクロ真空管の構造は、カソード
と7ノード電極に従来用いられていたn形GaAs層に
代えてn形I nGaAs層を用いたものである。
また、この発明に係る横型マイクロ真空管の製造方法は
、カソードとアノード電極用にn形InGaAs層を形
成した構造の結晶を用いて、該n形1 nGaAs層を
エツチングせずGaAsとAfGaAsはエツチングす
るNH,(アンモニア)系エツチング液、あるいはI 
nGaAs又はInCyaAsPはエツチングせずIn
PはエツチングするHCl1系のエツチング液を用いて
カソードとアノードの電極間に必要な絶縁性を確保する
ための深い溝を形成するようにしたものである。
〔作用〕
この発明における横型マイクロ真空管は、カソード電極
とアノード電極間の間隔は狭くても該電極間の絶縁に必
要な溝は該電極間隔に制限されずに深く、また幅広く形
成できるので、カソード・アノード電極間の絶縁性を向
上させることができるので、従来提案されている構造の
ものよりさらに良好な特性を有する。
また、この発明における横型マイクロ真空管の製造方法
によれば、カソードとアノード電極材料としてn形I 
nC,aAs層を用いることにより、下層のアンドープ
CraAs又はAj!GaAs層とエツチングにおいて
選択性を発揮することができるので、カソード・アノー
ド電極間隔を広くすることなく、カソード・アノード電
極間の絶縁に必要な、深くかつ幅の広い溝を形成するこ
とができる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図において、1はn形I nGaAs層であり、2
〜14は第4図と同様である。本発明では第4図の従来
例の構造に対してカソードとアノード電極にn形1nG
aAs層1を適用したことを特徴としている。第1図の
構造の素子を製造する方法を第3図に示す まず、第3図(a)に示す半絶縁性CaAs基板3上に
アンドープGaAs又はAn!GaAsnGaAs層2
らにn形I n G a A s層1を形成した結晶を
作製する。
次に、第3図(b)に示すようにカソード・アノード電
極間隔に相当するホトレジスト開ロバターン20を形成
する。
次に、第3図(C)に示すようにホトレジスト20をマ
スクとしてn形1 nGaAs層またはn形InGaA
s層1とアンドープC;aAs又はAffiGaAs層
2をエツチングする。
さらに第3図(ロ)に示すように、n形1 nGaAs
層はエツチングされないが、アンドープGaAS又はA
fGaAsはエツチングされるエツチング液、例えばN
H,(アンモニア)系のエツチング液でアンドープGa
ps又はAlGaAs層2を所望の深さまでエツチング
して深い溝を形成する。その後、図(e)〜(i)に示
すように下層及び上層のグリッド電極13.14を形成
すれば所望の横型マイクロ真空管が実現できる。
第3図の製造方法により作製した第1図の構造の素子で
はカソードとアノード電極11.12の間隔に対して該
カソードとアノード電極間の絶縁性を確保するための溝
の深さと幅は任意に太き(することができ、従来の構造
の素子に比べて特性の向上が図れる0例えば第1図にお
いて、カソード・アノード電極間の間隔をlamとした
とき、第4図又は第5図の従来例では溝の深さは0.4
5μmが限度であったが、この場合にば1t1m以上の
深さを自由に選択できる。
なお、上記実施例ではカソードとアノード電極部にn形
I nGaAs層を用いた構造例について説明したが、
第2図に示すように、これに加えてアンドープGaAs
又はAfGaAs層2中にInGaAs層4を設けた構
造としてもよい。この場合にはI nGaAs層4はア
ンドープ層とし、アンドープGaAs又はAjICaA
s層2を選択的にエツチングして溝を形成する際に、I
 nGaAs層4で深さ方向のエツチングが止まり、エ
ツチング溝の幅だけを広くすることが可能となる。
また、上記実施例ではInGaAs、GaAs。
AlGaAsの材料を用いる場合を例として説明したが
、これはエツチングに選択性を有する材料、例えばカソ
ードとアノード電極にn形I nGaAs層層を、下層
のアンドープ層にFe−ドープまたはアンドープInP
層を用い、’InGaAs又はI nGaAs Pはエ
ツチングせず、InPはエツチングするHCj! (塩
酸)系のエツチング液を用いてもよく、上記と同様の構
造を実現できる。
また、上記マイクロ真空管は同一基板または同一チップ
内にこれを多数個形成し、集積回路素子を構成すること
ができるものである。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明にかかる横型マイクロ真空管の
構造及びその製造方法によれば、カソード及びアノード
電極をn形InGaAs又はn形InGaAsP層で形
成し、1nQaAs又はIn G a A s Pはエ
ツチングせず、CoaAs、 AlGaAsはエツチン
グするNH,系のエツチング液等により両電極間の絶縁
のための溝を形成するようにしたので、カソード・アノ
ード電極間の間隔に制限されずに、選択エンチングによ
り必要な溝の深さと幅を太き(とれ、従来の構造の素子
に比べて大幅な性能の改善が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による横型マイクロ真空管
の構造を示す断面図、第2図はこの発明の他の実施例を
示す横型マイクロ真空管の構造を示す断面図、第3図は
この発明の一実施例である第1図の構造を実現するため
の製造方法を示す図、第4図は従来の横型マイクロ真空
管の構造を示す断面図、第5図は従来の横型マイクロ真
空管の問題点を説明するための製造方法の一部を示す図
である。 lはn形GaAs又はn形1nGaAs層、2はアンド
ープGaAs又はAlGaAs層、3は半絶縁性GaA
s基板、4はアンドープI nGaAs層、11はカソ
ード電極、12はアノード電極、13は下部グリッド電
極、14は上部グリッド電極、20はエツチングと下部
電極形成用ホトレジスト、21は上部グリッド電極形成
用ホトレジストである。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)GaAs又はInP基板を用い、該基板上に形成
    されたカソード及びアノード電極が該基板面に平行に配
    置された構造の横型マイクロ真空管において、 該カソード及びアノード電極がn形InGaAs又はn
    形InGaAsP層で形成されていることを特徴とする
    マイクロ真空管半導体装置。
  2. (2)第1項記載のマイクロ真空管において、カソード
    とアノード電極材料であるInGaAs又はInGaA
    sPはエッチングせず、GaAs、AlGaAsはエッ
    チングするNH_3系、またはInGaAs又はInG
    aAsPはエッチングせず、InPはエッチングするH
    Cl系のエッチング液の選択エッチング特性を利用して
    カソードとアノード電極下に絶縁性能を向上させるため
    の溝を形成することを特徴とするマイクロ真空管半導体
    装置の製造方法。
JP2049948A 1990-02-28 1990-02-28 半導体装置及びその製造方法 Pending JPH03252029A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6075315A (en) * 1995-03-20 2000-06-13 Nec Corporation Field-emission cold cathode having improved insulating characteristic and manufacturing method of the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6075315A (en) * 1995-03-20 2000-06-13 Nec Corporation Field-emission cold cathode having improved insulating characteristic and manufacturing method of the same

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