JPH0325176B2 - - Google Patents

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JPH0325176B2
JPH0325176B2 JP61315691A JP31569186A JPH0325176B2 JP H0325176 B2 JPH0325176 B2 JP H0325176B2 JP 61315691 A JP61315691 A JP 61315691A JP 31569186 A JP31569186 A JP 31569186A JP H0325176 B2 JPH0325176 B2 JP H0325176B2
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JP
Japan
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hammer
crt
hammering
tooth
storage device
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61315691A
Other languages
English (en)
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JPS63168156A (ja
Inventor
Masahiro Ootsuka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toei Electric Co Ltd
Original Assignee
Toei Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toei Electric Co Ltd filed Critical Toei Electric Co Ltd
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Publication of JPS63168156A publication Critical patent/JPS63168156A/ja
Publication of JPH0325176B2 publication Critical patent/JPH0325176B2/ja
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  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、歯牙の動揺度を測定して歯の健康状
態を推測するための測定装置に関する。
(従来の技術) 歯科の各分野において歯の動揺度測定は、歯の
健康状態を推測する手段として特に重要な事項で
ある。例えば補綴物の設計においては支台歯の診
断や予後観察に、欠くべからざるものであり、歯
周病においては治療手段の決定のために無視する
ことの出来ない診断法である。そこで歯および歯
周組織の健康度を正確に診断しようとする試みが
行なわれてきた。例えば臨床的判定法としては触
診、盲のう測定、打診、X線像などが利用されて
おり、歯の動揺度測定装置としては外力に対する
歯の変位量で表現したダイヤルゲージ法、ストレ
インゲージ法、電気差動トランス法、歯の動きを
小鏡で反射して測定した方法、振動を応用してそ
の応答特性を求めた共振周波数測定法及び機械的
インピーダンス測定法などがある。
(本発明が解決しようとする問題点) ところが、これらの装置は臨床応用にあたつて
は、大掛かりな装置、データの信頼性、加振器の
固定法の困難性など、多くの問題があり、一般的
には経験的な感覚を利用したミラーの測定法によ
つて、歯の動揺度を0度から3度までの4段階に
分類した方法を用いているのが現状である。この
測定方法は術者の主観によつて大きく左右される
欠点があり、また歯の変位量のみを重視している
ので歯周組織の粘弾性など歯周組織の性状を解明
したことにならないという欠点があつた。
本発明はかかる従来例の欠点に鑑みてなされた
もので、その目的とする処は正確な歯の動揺度を
手軽に測定する事が出来、これにより歯周組織の
性状も物理的に解明出来る歯牙動揺度測定装置を
提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、かかる従来の問題点を解決する為
に、 歯牙の槌打に発生する振動波形をキヤツチし
てこれを目視可能な振動波形としてCRT7上
に描くようにした歯牙動揺度測定装置におい
て、 歯牙の槌打音をキヤツチするセンサ1と、 センサ1を組み込んだハンマ2と センサ1にてキヤツチされた槌打アナログ信
号をA/D変換するA/D変換器3と、 A/D変換器3からの槌打デジタル信号を記
憶する記憶装置4と、 記憶装置4のデータをD/A変換するととも
にCRT7をコントロールするCRTコントロー
ラ6と、 D/A変換された槌打アナログ波形32,3
3を再現するためのCRT7と、 上記センサ1にてキヤツチされた槌打信号の
電位と3種類の基準電位とを比較して槌打強度
を強、合格、弱の3つに別けて判定する3種類
の比較器8a,8b,8cとで歯牙動揺度測定
装置を構成する。
;という技術的手段を採用している。
(作用) まず、患者の歯牙をハンマ2にて軽く槌打
つ。
するとハンマ2に装着されたセンサ1を通じ
て槌打アナログ信号がキヤツチされる このキヤツチされた槌打アナログ信号は増幅
されてA/D変換器3に送られ、槌打デジタル
信号に変換された後、書き込み専用の記憶装置
4aに送られる。
書き込み専用の記憶装置4aにはこのA/D
変換器3からの槌打デジタル信号の書き込みが
行なわれるが、これと同時に主コントローラ5
は内蔵されたの表示用記憶装置4bにも槌打デ
ジタル信号が移される。
主コントローラ5の表示用記憶装置4bに移
された槌打デジタル信号は、最後にCRTコン
トローラ6を経て微細な振動を除去した見易い
形の元のアナログ信号に変換され、CRT7上
に槌打アナログ波形32,33として再現され
る。
(実施例) 以下、本発明を図示実施例に従つて詳述する。
第1図のブロツク回路図において、2はハンマ
で、歯の共振周波数から大きくはなれたポリオキ
シメチレン製のハンマ(=5280Hz)および鉄製
ハンマ(=7936Hz)の2種類を採用した。
1はセンサで、ハンマ2の側面に装着されてお
り、例えば、50Hz〜15KHzまでの周波数特性を有
する全指向性マイクロホンである。ハンマ2とセ
ンサ1との間にはウレタンを介在させ、可及的に
擦過音の発生を防止するようにしてもよい。
11は第1増幅器、12は第2増幅器であり、
センサ1に直列接続されている。9a,9b,9
cは3種類の比較器で、第1増幅器11の出力と
3種類の基準電位8a,8b,8cとの比較を行
い、槌打強度の『強』『合格』『弱』の判定を行つ
ている。又、ハンマ2に設けられた合格表示10
(例えば、LEDの点灯にてこれを表示する。)に
て槌打強度が『合格』の場合にこれを表示して術
者に分かり易くして作業の迅速化を図つている。
第2増幅器12の出力はA/D変換器3に接続
されており、更にランダムアクセスメモリからな
る書き込み専用記憶装置4aを経て主コントロー
ラ5に接続されている。
主コントローラ5は、制御パネル13からの指
令、槌打波形の第1波形Sの演算その他を司る中
枢機能を持ち、その他ランダムアクセスメモリか
らなる2チヤンネルの表示用記憶装置4bを具備
している。
6はCRTコントローラで、主コントローラ5
のX,Y出力端子に接続されており、更にCRT
7に接続してCRT7をX,Y軸制御、輝度制御
(Zコントロール)するようになつている。
13は制御パネルで、槌打デジタル信号の更新
乃至固定を選択するための反復/固定用ボタンス
イツチ14、タイムベースの長さを選択する(換
言すれば、1msecの槌打アナログ信号をCRT7
上で1cm乃至2cmとして表示する事を選択する。)
1m/2msec切り替え用ボタンスイツチ15、1
乃至2チヤンネルのいずれかを選択するためのチ
ヤンネルセレクシヨンボタンスイツチ16、プリ
ント開始用ポタンスイツチ17、紙送り用ボタン
スイツチ18、CRT7上に描き出された槌打ア
ナログ波形32,33の第1波長Sの長さを主コ
ントローラ5の演算結果より長くする(換言すれ
ば、第1波長Sは見易くするために他の部分に比
べてCRT7上に明るく描き出されているのであ
るが、この高光輝度部分を長くする。)ためのア
ツプ用ボタンスイツチ19、及び逆に第1波長S
を短くするためのダウン用ボタンスイツチ20、
CRT7上に描き出された第1乃至第2チヤンネ
ルの槌打アナログ信号を上昇させるための第1乃
至第2チヤンネル像昇降用ボリユーム21,2
2、CRT7上に描き出された第1乃至第2チヤ
ンネルの槌打アナログ信号を水平移動させるため
の水平移動用ボリユーム23、第1波長Sの光輝
度部分の明るさを調節するための輝度調節ボリユ
ーム24などから構成されている。これら、反
復/固定用ボタンスイツチ14から紙送り用ボタ
ンスイツチ18まで並びに第1乃至第2チヤンネ
ル像昇降用ボリユーム21,2は主コントローラ
5に入力するようになつているが、一方、槌打ア
ナログ波形32,33の第1波長Sの長さを術者
が調整するためのアツプ用ボリユーム21及び逆
に第1波長Sを短くするためのダウン用ボリユー
ム22は、アツプ/ダウンカウンタ25、デジタ
ルコンパレータ26を経て主コントローラ5の第
1又は第2チヤンネルの表示用記憶装置4に入力
するようになつている。輝度調節ボリユーム24
は、Zコントローラ27を通じてCRTコントロ
ーラ6のZ端子に接続されている。
28は槌打波形の第1波長Sのスケール表示部
で、LEDドライバ29を通して主コントローラ
5の演算結果に基づいて下2桁まで数値表示され
るようになつている。
30はプリンタで、主コントローラ5に接続さ
れて、制御パネル13のボタン操作により主コン
トローラ5の表示用記憶装置4bに入力された
(換言すれば、CRT7に表示された)槌打アナロ
グ波形32,33がプリントアウトされるように
なつている。
31は本装置の電源で、CRTコントローラ6、
主コントローラ5その他に電力を供給している。
7はCRTで、CRTコントローラ6に接続され
ており、XYZ制御がなされるようになつている。
しかして、ハンマ2にて歯牙を槌打すると、こ
の槌打音がセンサ1にて槌打アナログ信号として
キヤツチされる。
センサ1に槌打アナログ信号が入力されるとこ
れが第1、第2増幅器11,12及びA/D変換
器3を経て槌打デジタル信号に変換され、書き込
み専用記憶装置4aに送られて記憶され、更に表
示用記憶装置4bに送られる。これと同時に第1
増幅器11の出力側で分岐した槌打アナログ信号
が3種類の比較器9a,9b,9cに入り、それ
ぞれの基準電位8a,8b,8cと比較し、槌打
強度の合否判定を行い。『強』、『合格』、『弱』判
定を表示する他、『合格』の場合はハンマ2に設
けられたLEDが点灯するようになつている。槌
打強度が強すぎた場合又は弱すぎた場合は合格判
定が出るまで歯牙の槌打を行い、最終的に合格判
定の出た槌打デジタル波形のデータが表示用記憶
装置4bに残る。このデータは直ちにCRTコン
トローラ6に移され、続いてフイルタ(図示せ
ず。)に通されて細い振動波形がカツトされた後、
D/A変換されて見易い形の元のアナログ波形3
2,33に復元され、表示部28として用いられ
ているCRT7に入力されCRT7の表示面上に槌
打アナログ波形32,33として再現される。
CRT7はCRTコントローラ6に内蔵されたチヨ
ツピング回路により多現象(本実施例では2現
象)として用いられており、CRT7上にはチヤ
ンネル切り替えにより、第1、第2チヤンネルの
槌打アナログ波形32,33が描き出されるよう
になつている。勿論、チヤンネルを切り替えなけ
れば一方の波形のみを表示する事も出来るし、主
コントローラ5の指令によつてプリンタ30を作
動させ、表示用記憶装置4のデータを記録用紙に
描かせる事も出来る。又、CRTコントローラ6
は振動波形移動装置としての働きもなし、制御パ
ネル13のボタン又はボリユーム操作により
CRT7に描かれる左右の槌打アナログ波形32,
33を上下・左右別々に移動させて位置調整する
事も出来、両者を近接又は重ね合わせたりして診
断をより容易に行う事も出来る。
以上のように、ハンマ2で歯牙を打振し、セン
サ1で受信して歯牙の打振音を採取し、時間軸上
でインパクトの立ち上がりからの第1波長の長さ
を読み取り、歯の動揺度測定を行う。
第3図aは健全歯の槌打アナログ波形32であ
り、同bは動揺歯の槌打アナログ波形33であ
り、動揺歯の方が第1波長Sの長さが長くなるも
のである。
上記に実施例においてはブロツク図のみを示し
て各ブロツクの具体的な結線に付いては上述した
ような機能を発揮する為に最適と考えられるもの
を適宜選択して採用するものとする。
(効果) 本発明は叙上のように、歯牙の槌打音をキヤツ
チするセンサと、センサを組み込んだハンマと、
センサにてキヤツチされた槌打アナログ信号を
A/D変換するA/D変換器と、A/D変換器か
らの槌打デジタル信号を記憶する記憶装置と、記
憶装置のデータをD/A変換するとともにCRT
をコントロールするCRTコントローラと、D/
A変換された槌打アナログ波形を再現するための
CRTとで構成されているので、ハンマで歯牙を
軽く槌打つだけで槌打波形がCRTに表示され、
正確な歯牙の動揺度を手軽に測定することが出
来、合わせて歯周組織の性状も物理的に解明する
事が出来、その結果を各種の診断に利用出来ると
いう利点がある。又、センサにてキヤツチされた
槌打信号の電位と3種類の基準電位とを比較して
槌打強度を強、合格、弱の3つに別けて判定する
3種類の比較器を有するので、適切な槌打強度の
信号のみを拾い出す事ができ、測定精度を高める
事が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図…本発明の一実施例の回路図、第2図…
本発明に使用するハンマの一実施例の正面図、第
3図a,b…CRT上に現れた本発明の健全歯と
動揺歯の槌打振動波形の比較図。 1……センサ、2……ハンマ、3……A/D変
換器、4……記憶装置、5……主コントローラ、
6……CRTコントローラ、7……CRT。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 歯牙の槌打にて発生する振動波形をキヤツチ
    してこれを目視可能な振動波形としてCRT上に
    描くようにした歯牙動揺度測定装置において、歯
    牙の槌打音をキヤツチするセンサと、センサを組
    み込んだハンマと、センサにてキヤツチされた槌
    打アナログ信号をA/D変換するA/D変換器
    と、A/D変換器からの槌打デジタル信号を記憶
    する記憶装置と、記憶装置のデータをD/A変換
    すると共にCRTをコントロールするCRTコント
    ローラと、D/A変換された槌打アナログ波形と
    を再現するためのCRTと、上記センサにてキヤ
    ツチされた槌打信号の電位と3種類の基準電位と
    を比較して槌打強度を強、合格、弱の3つに別け
    て判定する3種類の比較器とで構成された事を特
    徴とする歯牙動揺度測定装置。 2 記憶装置を、ランダムアクセスメモリよりな
    る書き込み専用記憶装置と主コントローラの表示
    用記憶装置とで構成した事を特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の歯牙動揺度測定装置。 3 槌打強度が所定の範囲に収まつた事を表示す
    る合格表示をハンマに設けた事を特徴とする特許
    請求の範囲第2項に記載の歯牙動揺度測定装置。
JP31569186A 1986-12-31 1986-12-31 歯牙動揺度測定装置 Granted JPS63168156A (ja)

Priority Applications (1)

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JP31569186A JPS63168156A (ja) 1986-12-31 1986-12-31 歯牙動揺度測定装置

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JP31569186A JPS63168156A (ja) 1986-12-31 1986-12-31 歯牙動揺度測定装置

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JPS63168156A JPS63168156A (ja) 1988-07-12
JPH0325176B2 true JPH0325176B2 (ja) 1991-04-05

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59174149A (ja) * 1983-03-25 1984-10-02 山田 英彦 歯科用診断装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59174149A (ja) * 1983-03-25 1984-10-02 山田 英彦 歯科用診断装置

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