JPH03251616A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JPH03251616A
JPH03251616A JP4756490A JP4756490A JPH03251616A JP H03251616 A JPH03251616 A JP H03251616A JP 4756490 A JP4756490 A JP 4756490A JP 4756490 A JP4756490 A JP 4756490A JP H03251616 A JPH03251616 A JP H03251616A
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JP
Japan
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heater
self
wall surface
heating chamber
heating
Prior art date
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Pending
Application number
JP4756490A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Inoue
正信 井上
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はオープン電子レンジのような電熱装置付きの加
熱調理器に関するものである。
従来の技術 従来の加熱調理器の例としてオーブン機能付き電子レン
ジをあげる。調理物の加熱による加熱室内面の油汚れを
除去する手段として、あらかじめ自己浄化能力をもつ層
を加熱室内面に形成しておくことが一般的である。自己
浄化層は触媒を含み、層上に付着した油分が触媒反応に
よって分解されるには一般に400°C以上、触媒の構
成によって低いものでも300℃以上の高温が必要とさ
れる。
油分の付着した加熱室3内面の自己浄化層を加熱・浄化
するため第5図中の加熱室3天井部の上ヒータ−2と底
部の下ヒータ−1に通電する。しかし、これらのヒータ
ーはそもそも調理用のヒーターであり、ヒーターに近接
している天井面と底面は短時間に高温に達して自己浄化
を開始するものの、壁面はヒーターからの輻射を受けに
くく自己浄化に長時間を要する。このため事実上、加熱
室壁面を浄化することは時間的に無理が多く、壁面には
自己浄化層を形成しない構成の機種が多い。
また、底面はオーブン皿8に遮られ調理物から油分が飛
散することがなく底面に自己浄化能があっても意味がな
いため、天井面のみに自己浄化層を形成することが実用
的である。
しかし、調理による油汚れは無給壁面にも飛散する、こ
の対策として次のような従来例がある。
(1)壁面の汚れは使用者が物理的にふき取る。容易に
ふき取れるよう壁面にフッ素系合成樹脂の被膜を形成す
る。
(2)壁面の裏側に壁面の加熱を目的とした専用ヒータ
ーを用意し、壁面にも自己浄化層を形成する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記(1)の構成では結果的に使用者が
ふき取り作業を行なうといった課題があり、上記(2)
の構成では新たにヒーターを取付けることで、絶縁構造
・断熱構造が複雑になり、ヒーターがかさばる、コスト
がかかるといった課題があった。
そこで、本発明は壁面加熱専用ヒーターを付加すること
なく加熱室内の壁面に自己浄化能をもたせる加熱調理器
を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段 そこで前記の課題を解決するために本発明の加熱調理器
は、食品を収納する加熱室と、加熱室内にあって食品を
加熱する複数のヒーターを備え、加熱室の内面は触媒作
用による自己浄化能力をもつ層を形成し、ヒーターは駆
動手段によって加熱室の壁面に近接した位置に回転を伴
って移動するものである。
作用 本発明の加熱調理器は本体内部りこ加熱室を有し、食品
はそこに収納され調理が行なわれる。加熱室の内面には
触媒作用による自己浄化能力をもつ層が形成されており
、この層は高温中において油分などに対する浄化作用を
発揮する。加熱室内には調理用のヒーターを有し、ヒー
ターの近接した加熱室内面に形成された層が高温に加熱
され浄化が行なわれる。ヒーターが駆動手段によって加
熱室の壁面に近接した位置に回転を伴って移動するため
、壁面の層が加熱され浄化される。
実施例 以下、本発明の一実施例における加熱調理器について図
面とともに説明する。
本実施例は比較的油汚れしやすい魚焼きなどのグリル調
理を行なう加熱調理器を例にとった。第3図に示すグリ
ル機能付電子レンジの本体5の前面に位置する扉4を開
放すると加熱室3が見える。
加熱室3の天井面と壁面には触媒を含んだ自己浄化層が
形成されている。底面にはオーブン皿8が挿入されてい
る。オーブン皿8の上には食品を載置する焼き網7が乗
せられている。加熱室3の天面には上ヒータ−2、その
下方には下ヒータ−1が用意されている。調理はこの上
ヒータ−2と下ヒータ−lに通電して行なう。
自己浄化層は二種類を使い分けた。一つは天井に使用し
た被膜状のもので、L a6.q Cea、+COO3
なる触媒および、A1□0.なる酸化物をポロシロキサ
ン樹脂硬化体中に混入し塗料状としたものを金属基材に
塗布・焼き付ける。この自己浄化層は400°C以上で
浄化を開始する。天面ば上ヒータ−2に近接しており調
理中容易に浄化温度に達する。
ところが、第3図で明らかなように通常壁面とヒーター
の距離は遠く壁面の温度は上昇しにくい、そこで壁面に
は第2図に示す自己浄化層を用意した。この図は加熱室
左壁部分である。
CeCuMnOxなる触媒はセラミック繊維多孔体15
に担持され、その外観は薄いマント状になる。
この構成によって触媒・被浄化物・酸素の接触面積は前
述の塗装被膜タイプのものより増大し比較的低温から触
媒反応が促進される。ただし、セラミック繊維多孔体1
5は機械的強度に劣るため実装には多層構造をとった。
加熱室外壁の金属板16の内面にセラミンク繊維多孔体
15゜更にその内面にマント状の金属多孔体】7と金属
のラス網18を重ねる。これらを重ねてかしめることに
よって壁面自己浄化層が構成される。この自己浄化層は
300°Cから触媒反応を引き起こし温度の上昇しにく
い壁面に最適である。
調理中に加熱室2の天井及び壁面に付着する油分のうち
天面については調理中に浄化され、底面はオーブン皿8
に遮へいされるため油分か付着しない。一方、300℃
から効果を得る自己浄化壁面であっても、第3図の状態
では壁面の大部分は調理中に壁面温度が300°Cまで
上昇せず、付着した油分は分解されない、そこで本実施
例は第1rjJ(ハ)に示すように壁面の温度を上昇さ
せた0図中加熱室3の奥には円形の回転部9が二つ並ん
で見え、二つに分割された下ヒータ−1各々が回転部9
に支持されている0回転部9を中心として下ヒータ−1
は回転する。二つの回転部が各々90°逆方向に回転・
静止した状態を図中に破線で表した。この状態で下ヒー
タ−1は側壁面に近接した状態となり、下ヒータ−1に
通電することにより壁面が加熱される。このまま加熱を
続ければ第3図の状態で分解できなかった部分の油分も
分解・浄化される。
第1図(a)は第1図(b)の要部平面図であり、下ヒ
ータ−1の回転を妨げない形状の焼き綱7と下ヒータ−
1の関係を示した。焼き網7の脚部が下ヒータ−lの回
転半径内に入らず、かつ左右脚部の間隔が広く安定であ
るよう下ヒータ−1支持部の回転半径が小さくなる配慮
をした。
魚を例にとって調理と自己浄化の進行を説明する。第3
図のように載置された角番よまず上ヒータ−2の通電に
よって上面を加熱される。上ヒータ−2は結晶化ガラス
パイプ中にカンタル発熱体を配した石英管ヒーターを用
いた。このヒーターは発熱体に接触する部分が少なく熱
容量が小さい。
そのため通電後すばやく高温に達し強い輻射で焦げめを
つける。焦げめがついたところで上ヒータ−2の通電を
止め、下ヒータ−1に通電する。調理中に飛散した油分
は天面および壁面に付着する。
天面の油分は既に天面の自己浄化層が上ヒータ−2の輻
射熱にって高温に達しているため即座に分解・浄化され
る。
魚の下面にも焦げめがつくと、30秒ごとに上ヒータ−
2と下ヒーター10通電切り換えを繰り返す、これはヒ
ーターを断続することによってヒーター温度を下げ、輻
射熱を減らして魚の表面を不必要に焦がすことなく内部
を均一に加熱するためである。ここで下ヒータ−lは通
電時第3図の位置にあるが、非通電時には壁面に近接し
た位置に移動する。下ヒータ−1はステンレスパイプ中
に発熱線を配し絶縁粉末材を充填したシーズヒーターで
あり、熱容量が大きいため通電を止めた直後急激にヒー
ター温度が下がることはない、したがって30秒周期の
断続時、上ヒータ−2の通電中に下ヒータ−1は壁面に
近接した位置から壁面をいわゆる余熱によって加熱する
ことが可能となる。
壁面の自己浄化層はこうして高温に加熱され調理中に付
着した油分を分解・浄化する。
第1図に示した下ヒータ−1の動きは第4図の駆動手段
によって行なう、第4図(萄は平面断面図、第4図(ロ
)は正面断面図である。モーター13の出力軸は歯車1
0を回転させる。歯車10の回転は回転部9と同心円を
描く歯車11に伝達される。歯車11の回転は歯車11
の内側に取付けられたバネ14の弾性によって、さらに
内側にある回転体9に伝達される0回転部9は前述のと
おり下ヒータ−1を支持しておりこの一連の動作によっ
て下ヒータ−1が回転駆動される。
この駆動手段では下ヒータ−lが何等かの強い外力を受
けた場合に機器の損傷を防止する狙いでバネ14を取付
けた。異常な外力を受けるとバネ14の弾性方以上の応
力が回転部9と歯車11の間に発生するが、回転部9と
歯車11が空回わりを起こしこの応力が機器に伝達され
ない構成である。また、ボリウム12は本体に固定され
回転部9の回転を検出する役割をする。これによって下
ヒータ−1が現在どの位置にあるかをマイクロコンピュ
ータ−が知り、異常であればそれに対応した処理を行な
う0例えば、壁面と下ヒータ−1の間に異物がはさまっ
たまま下ヒータ−1が回転すると、下ヒータ−1は異物
に接触し、第4図中の回転部9と歯車11が空回わりを
起こす、ここでマイクロコンピュータ−はボリウム12
から受は取った情報をもとに「モーター13が作動して
いるが、下ヒータ−1は回転していないため異常である
。」と判断してモーター13を停止させる。このような
駆動手段の構成であれば、下ヒータ−1に異常な応力が
加わっても安全であり、機器も破損しない。
このように本実施例は調理用ヒーターを移動させて壁面
の加熱に転用するため、壁面専用にヒーターを増設する
ことなく、壁面温度を短時間に高温に上昇させることが
できる。
なお、本実施例では自己浄化は調理中に限定して説明し
たが、調理後に油汚れが付着した場合などに、各ヒータ
ーに通電すればあらためて自己浄化が行なわれることは
言うまでもない。
発明の効果 このように本発明の加熱調理器は以下の効果が得られる
(1)調理時にヒーターの近接している加熱室内面の自
己浄化層が浄化作用を発揮するだけでなく、調理用ヒー
ターを壁面に近接した位置まで移動させることにより、
壁面に形成された自己浄化層の温度を上昇させて壁面に
付着した油汚れも短時間に浄化する。
(2)壁面の自己浄化層加熱に専用のヒーターを必要と
しないため、絶縁構造・断熱構造が簡素であり、ヒータ
ーがかさばる、コストがかかるといった欠点がない。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例における加熱調理器を示し、
(a)は要部平面図、い)は構成図、第2図は同要部分
解斜視図、第3図は同外観斜視図、第4図は(a)、■
)は同要部断面図、第5図は従来の加熱調理器の外観斜
視図である。 1・・・・・・下ヒータ−,3・・・・・・加熱室、9
・・・・・・回転部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 食品を収納する加熱室と、前記加熱室天面にあって食品
    を加熱する第一のヒーターと、前記加熱室内にあって食
    品を加熱する第二のヒーターを備え、前記加熱室の内面
    は触媒作用による自己浄化能力をもつ層を形成し、前記
    第二のヒーターは駆動手段によって食品に近接する位置
    から前記加熱室の壁面に近接した位置に回転を伴って移
    動する加熱調理器。
JP4756490A 1990-02-28 1990-02-28 加熱調理器 Pending JPH03251616A (ja)

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JP4756490A JPH03251616A (ja) 1990-02-28 1990-02-28 加熱調理器

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JP4756490A JPH03251616A (ja) 1990-02-28 1990-02-28 加熱調理器

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JPH03251616A true JPH03251616A (ja) 1991-11-11

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ID=12778718

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JP4756490A Pending JPH03251616A (ja) 1990-02-28 1990-02-28 加熱調理器

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WO2004097302A1 (en) * 2003-04-28 2004-11-11 Lg Electronics Inc. Heating apparatus of microwave oven and food heating method

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