JPH0325153Y2 - - Google Patents

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JPH0325153Y2
JPH0325153Y2 JP1985170682U JP17068285U JPH0325153Y2 JP H0325153 Y2 JPH0325153 Y2 JP H0325153Y2 JP 1985170682 U JP1985170682 U JP 1985170682U JP 17068285 U JP17068285 U JP 17068285U JP H0325153 Y2 JPH0325153 Y2 JP H0325153Y2
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JP
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clutch
signal
amplifier
load
displacement
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電空比例弁機構を採用することにより
大きな荷重が得られるようにするとともにコスト
ダウンを図り、取扱い性を容易にし、簡素化を図
つた車両用トランスミツシヨン試験装置に関す
る。
〔従来の技術〕
車両用トランスミツシヨン試験装置として、ト
ランスミツシヨンを所定の変速位置にしてトラン
スミツシヨンを駆動し、ベアリング、ギヤ等の負
荷耐久試験を行うものがあり、電気サーボモータ
機構をあるいは電子油圧サーボ機構を介してクラ
ツチを操作してトランスミツシヨンの駆動を制御
している。
第4図は電気サーボモータ機構を利用したもの
を示し、40はポテンシヨメータ等より成る変位
設定器、41はフイードバツク制御を行うサーボ
アンプ、42はサーボアンプ41の出力に応じた
角変位を示すサーボモータ、43はサーボモータ
42の角変位に基づいて回転するウオームギヤ4
3aおよびウオームギヤ43aと噛合する回転ギ
ヤ43bより成る減速機であり、減速機43の回
転ギヤ43bの回転軸43cには、ピニオンギヤ
44およびポテンシヨメータ45が固定されてい
る。ピニオンギヤ44はラツクギヤ46と噛合
し、ラツクギヤ46はクラツチ(図示せず)のマ
スターシリンダのピストンを駆動するプツシユロ
ツドを構成している。
以上の構成において、変位設定器40に所定の
ストロークに応じた変位を設定すると、その変位
に応じた電圧値がサーボアンプ41に入力し、そ
の電圧値が増幅出力されてモータ42を角変位さ
せる。その角変位が減速機43によつて減速され
て、ピニオンギヤ44を回転させ、ラツクギヤ4
6を移動させる。同時に、ポテンシヨメータ45
を回転させてその回転角に応じた電圧値をフイー
ドバツク信号として出力させ、変位設定器40の
設定値と等しくなつたときモータ42が停止す
る。このようにして、プツシユロツドとしてのラ
ツクギヤ46のストロークに応じた値を変位設定
器40に設定することによつてクラツチの操作を
制御することができる。第5図は皿ばねを利用し
たクラツチのストロークと荷重の関係を示し、A
はクラツチ入、Bは半クラツチ、Cはクラツチ切
の各領域である。
第6図は電子油圧サーボ機構を利用したもの
で、変位設定器40およびサーボアンプ41は第
4図のものと同じであり、これに油圧サーボバル
ブ60、油圧シリンダ61、および変位計62が
図示の通り接続されている。油圧サーボバルブ6
0はポンプ63によつて油圧シリンダ61の第1
あるいは第2の油圧室61a,61bに給油して
ピストン61cを移動させ、ピストン61cの移
動量は変位計62に検出される。尚、63aは油
圧サーボバルブ60から排油された油を収容する
貯油部であり、ここの油はポンプ63によつて吸
み上げられて循環する。
以上の構成において、変位設定器40に所定の
ストロークに応じた変位を設定すると、その変位
に応じた電圧値がサーボアンプ41に入力し、そ
の電圧値が増幅出力されて油圧サーボバルブ60
を制御する。その制御によつて油圧シリンダ61
の油圧室61a,61bの油圧が制御されてピス
トン61cを移動させる。この移動量は変位計6
2に検出され、その移動量に応じた電圧値をフイ
ードバツク信号として出力させ、変位設定器40
の設定値と等しくなつたときピストン61cが停
止する。ピストン61aの移動はクラツチに伝達
され、その移動量に基づいてクラツチは入、半ク
ラツチ、切の各状態になる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、従来の車両用トランスミツシヨンの試
験装置によれば、第4図および第6図の何れのも
のも、サーボアンプを使用しているためコスト高
であり、変位制御であるため初期設定が面倒であ
り、また、第4図のものにあつては、サーボモー
タを使用しているため大きな荷重を出すのが難し
く、更に、第6図のものにあつては、油圧源が必
要で大がかりになるという不都合がある。
〔問題を解決するための手段および作用〕
本考案は上記に鑑みてなされたものであり、大
きな荷重が得られるようにし、コストダウンを図
り、取扱い性を容易にし、簡素化を図るため、ク
ラツチ操作を気圧シリンダで行い、気圧シリンダ
を電空比例弁で制御するようにしてクラツチ操作
を荷重制御で行うようにした車両用トランスミツ
シヨン試験装置を提供するものである。
〔実施例〕
以下、本考案の車両用トランスミツシヨン試験
装置を詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示し、クラツチ操
作の所定の荷重に応じた圧力を設定する圧力設定
器10と、圧力設定器10の電圧値に応じた電流
値の信号を出力するアンプ11と、その電流信号
に比例した負荷側圧力となるようエア源15の空
気を圧送する電空比例弁12(12aは放圧部で
ある)と、電空比例弁12によつてピストン13
aの出力荷重が制御される気圧シリンダ13と、
ピストン13aの出力荷重によつてクラツチを操
作するマスターシリンダ14を有する。
第2図イ,ロは圧力設定器10とアンプ11の
詳細を示す。圧力設定器10はクラツチの切荷重
を設定する抵抗R1と、半クラツチの荷重を設定
する抵抗R2と、クラツチの切、半クラツチ、ク
ラツチの入の各信号を出力する接点10a,10
b,10cと、遅延機能を有するRC回路10d
を有し、アンプ11は所定の電位+PVを出力す
る端子11aと、クラツチの切、半クラツチ、ク
ラツチの入の各信号を入力する端子11bと、基
準電位OVを出力する端子11cと、電空比例弁
12へ電流値の信号を出力する端子(図示せず)
を有する。圧力設定器10の接点10a,10
b,10cは、第2図イでは、選択リレー10e
でアンプ11と接続され、第2図ロでは、固有の
接触子リレー10f,10g,10hでアンプ1
1と接続される。
以上の構成において、第3図イのタイムチヤー
トを併用しながらその操作を説明する。圧力設定
器10の接点10cがオンしているときは、アン
プ11の信号入力端子11bには0ボルトが入力
し、アンプ11からそれに応じた電流値の信号が
出力する。従つて、電空比例弁12の負荷側圧力
は小になり、気圧シリンダ13のピストン13a
は最小の荷重を受けて図示上右に偏した位置を取
り、クラツチを入にして最大のトルク伝達を行
う。次に、圧力設定器10の接点10aをオンに
すると、アンプ11の信号入力端子11bには抵
抗R1,R2の分圧値Vcの信号が入力し、アンプ1
1からそれに応じた電流値の信号が出力する。そ
のため、電空比例弁12の負荷側圧力は大にな
り、気圧シリンダ13のピストン13aは最大の
荷重を受けて図示上左に偏した位置を取り、クラ
ツチを切にしてトルクの伝達を停止する。この間
に、RC回路10dのコンデンサは充電されて所
定の電位レベルに達している。更に、圧力設定器
10の接点10bをオンにすると、その切換期限
の間はRC回路10dの電位Vt1が、次いで、接点
10bの抵抗R2と摺動する端子の位置に応じた
分圧値Vhがアンプ11の信号入力端子11bに
入力し、電空比例弁12および気圧シリンダ13
を介して半クラツチにし、それに応じたトルクの
伝達を行う。最後に、接点10cを再びオンにす
ると、アンプ11の信号入力端子11bに入力す
る電位Vt2はRC回路10dの放電により除々に低
下してクラツチを入にして最大のトルクを伝達す
る。
一方、RC回路10dを省略した場合を考える
と、第3図ロに示すように、接点10aから接点
10bに切り換えるとき、一時的にアンプ11に
入力する電位が0になつてクラツチが接続状態と
なりシヨツクトルクTSが発生することになる。
〔考案の効果〕
以上の説明した通り、本考案の車両用トランス
ミツシヨン試験装置によれば、クラツチ操作を気
圧シリンダで行い、気圧シリンダを電空比例弁で
制御するようにしてクラツチ操作を従来の変位制
御から荷重制御に変えたため、大きな荷重が得ら
れ、コストダウンが図れ(1/50〜1/100の価
格比)、取扱いが容易になり、簡素化が図れる。
また、圧力設定器に遅延回路を付加することによ
りシヨツクトルクの発生を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す説明図。第2
図イ,ロは本考案の圧力設定器およびアンプを示
す説明図。第3図イ,ロは本考案の一実施例の操
作および遅延回路を有しない場合の操作を示すタ
イムチヤート。第4図および第6図は従来の車両
用トランスミツシヨン試験装置を示す説明図。第
5図はストロークとクラツチの入、切の関係を示
す説明図。 符号の説明、10……圧力設定器、11……ア
ンプ、12……電空比例弁、13……気圧シリン
ダ、14……マスターシリンダ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 トランスミツシヨンをクラツチを介して駆動
    し、該トランスミツシヨンのベアリング、ギヤ等
    の負荷耐久試験を行う車両用トランスミツシヨン
    試験装置において、 クラツチ操作の所定の荷重に応じて設定された
    値の信号を出力する信号発生器と、該信号のレベ
    ルに応じた開口度をとる電空比例弁と、前記電空
    比例弁に連結された空気源と、前記電空比例弁の
    開口度に応じた圧力で前記クラツチを操作する気
    圧シリンダを有することを特徴とする、車両用ト
    ランスミツシヨン試験装置。
JP1985170682U 1985-11-06 1985-11-06 Expired JPH0325153Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985170682U JPH0325153Y2 (ja) 1985-11-06 1985-11-06

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JP1985170682U JPH0325153Y2 (ja) 1985-11-06 1985-11-06

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Publication Number Publication Date
JPS6279136U JPS6279136U (ja) 1987-05-20
JPH0325153Y2 true JPH0325153Y2 (ja) 1991-05-31

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51135020A (en) * 1975-05-19 1976-11-22 Nissan Motor Co Ltd Start control system of an automatic clutch
JPS5336652A (en) * 1976-09-17 1978-04-05 Tokyo Electric Power Co Inc:The Sampling filter
JPS58196435A (ja) * 1982-05-11 1983-11-15 Mitsubishi Electric Corp マニユアル変速機用試験装置における制御方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS58196435A (ja) * 1982-05-11 1983-11-15 Mitsubishi Electric Corp マニユアル変速機用試験装置における制御方法

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