JPH0325131Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0325131Y2 JPH0325131Y2 JP1985155370U JP15537085U JPH0325131Y2 JP H0325131 Y2 JPH0325131 Y2 JP H0325131Y2 JP 1985155370 U JP1985155370 U JP 1985155370U JP 15537085 U JP15537085 U JP 15537085U JP H0325131 Y2 JPH0325131 Y2 JP H0325131Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clamp
- cross member
- emitting device
- laser emitting
- center pole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、レーザ発射装置用架台に関し、レー
ザ発射装置の位置出しを容易にかつ正確にできる
ようにしたレーザ発射装置用架台に関する。
ザ発射装置の位置出しを容易にかつ正確にできる
ようにしたレーザ発射装置用架台に関する。
従来のレーザ発射装置用架台は、第3図に示す
ように、マンホール1の内周面に内接される伸縮
可能なクロスメンバ3と、マンホール1内で垂直
に立てられて上記クロスメンバ3に連結されるセ
ンタポール4と、上記クロスメンバ3とセンタポ
ール4とを連結する二軸クランプ5とを備えてい
る。クロスメンバ3の両端には、首振り揺動可能
に当接部材6が設けられている。
ように、マンホール1の内周面に内接される伸縮
可能なクロスメンバ3と、マンホール1内で垂直
に立てられて上記クロスメンバ3に連結されるセ
ンタポール4と、上記クロスメンバ3とセンタポ
ール4とを連結する二軸クランプ5とを備えてい
る。クロスメンバ3の両端には、首振り揺動可能
に当接部材6が設けられている。
この従来のレーザ発射装置用架台を用いてマン
ホール1内にレーザ発射装置7を設置する場合に
は、まず、予めレーザ発射装置7をセンタポール
4に仮固定し、二軸クランプ5でクロスメンバ3
はセンタポール4とを仮固定してから、クロスメ
ンバ3を短縮させた状態でこれらレーザ発射装置
7及び架台をマンホール1内に挿入する。そし
て、クロスメンバ3をマンホール1内でほぼ水平
に位置させて伸長させ、各当接部材6をマンホー
ル1の内周面に当接させることにより、クロスメ
ンバ3をマンホール1に固定する。この後、レー
ザ発射装置7の高さ、方向及び水平方向の位置が
調整される。
ホール1内にレーザ発射装置7を設置する場合に
は、まず、予めレーザ発射装置7をセンタポール
4に仮固定し、二軸クランプ5でクロスメンバ3
はセンタポール4とを仮固定してから、クロスメ
ンバ3を短縮させた状態でこれらレーザ発射装置
7及び架台をマンホール1内に挿入する。そし
て、クロスメンバ3をマンホール1内でほぼ水平
に位置させて伸長させ、各当接部材6をマンホー
ル1の内周面に当接させることにより、クロスメ
ンバ3をマンホール1に固定する。この後、レー
ザ発射装置7の高さ、方向及び水平方向の位置が
調整される。
上記二軸クランプ5は、クロスメンバ3がその
軸心方向に変位可能に挿通される第1クランプ部
と、センタポール4がその軸心方向に変位可能に
挿通される第2クランプ部とを備え、これら第1
クランプ部と第2クランプ部とは互いに他の一方
に対して位置変更ができないように連結される。
軸心方向に変位可能に挿通される第1クランプ部
と、センタポール4がその軸心方向に変位可能に
挿通される第2クランプ部とを備え、これら第1
クランプ部と第2クランプ部とは互いに他の一方
に対して位置変更ができないように連結される。
この従来例によれば、レーザ発射装置7の水平
方向の位置は、クロスメンバ3の軸心方向には、
二軸クランプ5をクロスメンバ3の軸心方向に移
動させることにより容易に、かつ、正確に調整す
ることができる。しかしながら、クロスメンバ3
の軸心に直角な水平方向には、クロスメンバ3の
固定位置を変更する必要があるため、レーザ発射
装置7の位置を正確に調整すること、即ち、微調
整することは不可能に近い。
方向の位置は、クロスメンバ3の軸心方向には、
二軸クランプ5をクロスメンバ3の軸心方向に移
動させることにより容易に、かつ、正確に調整す
ることができる。しかしながら、クロスメンバ3
の軸心に直角な水平方向には、クロスメンバ3の
固定位置を変更する必要があるため、レーザ発射
装置7の位置を正確に調整すること、即ち、微調
整することは不可能に近い。
本考案は、上記の事情を考慮してなされたもの
であり、レーザ発射装置の水平方向の位置の調整
を容易に、かつ、正確にできるようにしたレーザ
発射装置用架台を提供すること目的とする。
であり、レーザ発射装置の水平方向の位置の調整
を容易に、かつ、正確にできるようにしたレーザ
発射装置用架台を提供すること目的とする。
本考案は、マンホール内にほぼ水平に配置さ
れ、マンホールの内周面に内接される伸縮可能な
クロスメンバと、マンホール内にマンホールの軸
心とほぼ平行に配置されるセンタポールと、クロ
スメンバにセンタポールを連結する二軸クランプ
とを備えたレーザ発射装置用架台において、上記
の目的を達成するため、次のような手段を講じて
いる。
れ、マンホールの内周面に内接される伸縮可能な
クロスメンバと、マンホール内にマンホールの軸
心とほぼ平行に配置されるセンタポールと、クロ
スメンバにセンタポールを連結する二軸クランプ
とを備えたレーザ発射装置用架台において、上記
の目的を達成するため、次のような手段を講じて
いる。
即ち、上記二軸クランプに、クロスメンバが固
定される横軸の第1クランプ部と、センタポール
が固定される縦軸の第2クランプ部と、第2クラ
ンプ部を第1クランプ部に対して第1クランプ部
の軸心と交差する横軸方向に変位可能に連結する
伸縮連結部と、第1クランプ部に第2クランプ部
を固定する固定手段とが設けられる。
定される横軸の第1クランプ部と、センタポール
が固定される縦軸の第2クランプ部と、第2クラ
ンプ部を第1クランプ部に対して第1クランプ部
の軸心と交差する横軸方向に変位可能に連結する
伸縮連結部と、第1クランプ部に第2クランプ部
を固定する固定手段とが設けられる。
本考案においては、二軸クランプの第1クラン
プ部にクロスメンバがその軸心方向に変位可能に
挿通されるので、クロスメンバをマンホールの内
周面に固定した後、二軸クランプをクロスメンバ
の軸心方向に移動させることにより、二軸クラン
プに連結されたセンタポールの位置をクロスメン
バの軸心方向に移動させることができる。また、
第2クランプ部を第1クランプ部に対して第1ク
ランプ部の軸心に交差する横軸方向に変位可能に
連結する伸縮連結部を設けるので、第2クランプ
部を第1クランプ部の軸心に交差する横軸方向に
進退させることにより、センターポールがクロス
メンバの軸心と交差する横軸方向に移動される。
プ部にクロスメンバがその軸心方向に変位可能に
挿通されるので、クロスメンバをマンホールの内
周面に固定した後、二軸クランプをクロスメンバ
の軸心方向に移動させることにより、二軸クラン
プに連結されたセンタポールの位置をクロスメン
バの軸心方向に移動させることができる。また、
第2クランプ部を第1クランプ部に対して第1ク
ランプ部の軸心に交差する横軸方向に変位可能に
連結する伸縮連結部を設けるので、第2クランプ
部を第1クランプ部の軸心に交差する横軸方向に
進退させることにより、センターポールがクロス
メンバの軸心と交差する横軸方向に移動される。
本考案の一実施例を第1図及び第2図に基づき
説明すれば、以下の通りである。
説明すれば、以下の通りである。
このレーザ発射装置用架台は、第2図に示すよ
うに、所定の範囲内で伸縮可能なクロスメンバ3
と、これの中間部に二軸クランプ5を介して連結
されたセンターポール4と、上記クロスメンバ3
の両端にそれぞれ首振り揺動可能に連結された1
対の当接部材6a,6bとを有している。そし
て、レーザ発射装置7は、センタポール4中間高
さ部に組付けられる。
うに、所定の範囲内で伸縮可能なクロスメンバ3
と、これの中間部に二軸クランプ5を介して連結
されたセンターポール4と、上記クロスメンバ3
の両端にそれぞれ首振り揺動可能に連結された1
対の当接部材6a,6bとを有している。そし
て、レーザ発射装置7は、センタポール4中間高
さ部に組付けられる。
上述の基本的な構成は、従来のレーザ発射装置
用架台のそれと同様であるが、このレーザ発射装
置用架台は次に記述するような特別の構造の二軸
クランプ5を用いる点で従来のものと異なる。
用架台のそれと同様であるが、このレーザ発射装
置用架台は次に記述するような特別の構造の二軸
クランプ5を用いる点で従来のものと異なる。
即ち、第1図に示すように、上記二軸クランプ
5は、クロスメンバ3が挿通される横孔を有する
パイプ状の第1クランプ部11bと、センターポ
ール4が挿通される縦孔を有するパイプ状の第2
クランプ部11aと、第1・第2両クランプ部1
1b,11aを連結する伸縮連結部12とを備え
ている。
5は、クロスメンバ3が挿通される横孔を有する
パイプ状の第1クランプ部11bと、センターポ
ール4が挿通される縦孔を有するパイプ状の第2
クランプ部11aと、第1・第2両クランプ部1
1b,11aを連結する伸縮連結部12とを備え
ている。
この伸縮連結部12は、第2クランプ部11a
の一側面に連設され、第2クランプ部11aの縦
孔に対しほぼ直角な軸心を有する連結軸12a
と、第1クランプ部11bの上側に連出され、連
結軸12aをクロスメンバ3の軸心にほぼ直角な
横軸方向に進退可能に支持するブラケツト12b
とを備えている。
の一側面に連設され、第2クランプ部11aの縦
孔に対しほぼ直角な軸心を有する連結軸12a
と、第1クランプ部11bの上側に連出され、連
結軸12aをクロスメンバ3の軸心にほぼ直角な
横軸方向に進退可能に支持するブラケツト12b
とを備えている。
このブラケツト12bはほぼ几字形に折り曲げ
た板材で構成され、その両脚部の下端に第1クラ
ンプ部11bが固定されるとともに、その両脚部
に連結軸12aを進退可能に挿通させてある。そ
して、このブラケツト12bの上辺部に連結軸1
2aに直角に向けたねじ孔13が形成され、この
ねじ孔13に固定手段としてのねじ部材14が螺
進退可能に螺合される。
た板材で構成され、その両脚部の下端に第1クラ
ンプ部11bが固定されるとともに、その両脚部
に連結軸12aを進退可能に挿通させてある。そ
して、このブラケツト12bの上辺部に連結軸1
2aに直角に向けたねじ孔13が形成され、この
ねじ孔13に固定手段としてのねじ部材14が螺
進退可能に螺合される。
上記第1、第2両クランプ部11b,11aに
は、それぞれその周壁に径方向に向けたねじ孔1
5が形成され、各ねじ孔15にそれぞれ別のねじ
部材16a,16bが螺進退可能に螺合される。
は、それぞれその周壁に径方向に向けたねじ孔1
5が形成され、各ねじ孔15にそれぞれ別のねじ
部材16a,16bが螺進退可能に螺合される。
このレーザ発射装置用架台は、クロスメンバ3
を二軸クランプ5の第1クランプ部11bに挿通
してねじ部材16bを締め込んで仮固定し、ま
た、センタポール4を第2クランプ部11aに挿
通してねじ部材16aを締め込んで仮固定し、更
に、センタポール4の中間高さにレーザ光線発射
装置7を仮固定した状態でマンホール1内に挿入
される。ただし、第1クランプ部11bと第2ク
ランプ部11aとは、ブラケツト12bに連結軸
12aを挿通し、ねじ部材14を締め込んでブラ
ケツト12bに連結軸12aを仮固定してからマ
ンホール1内に挿入することも可能であり、ま
た、第1クランプ部11bと第2クランプ部11
aとを分解した状態でマンホール1内に架台の各
部品を挿入し、マンホール1内で第1クランプ部
11bと第2クランプ部11aとを組合わせるこ
とも可能である。
を二軸クランプ5の第1クランプ部11bに挿通
してねじ部材16bを締め込んで仮固定し、ま
た、センタポール4を第2クランプ部11aに挿
通してねじ部材16aを締め込んで仮固定し、更
に、センタポール4の中間高さにレーザ光線発射
装置7を仮固定した状態でマンホール1内に挿入
される。ただし、第1クランプ部11bと第2ク
ランプ部11aとは、ブラケツト12bに連結軸
12aを挿通し、ねじ部材14を締め込んでブラ
ケツト12bに連結軸12aを仮固定してからマ
ンホール1内に挿入することも可能であり、ま
た、第1クランプ部11bと第2クランプ部11
aとを分解した状態でマンホール1内に架台の各
部品を挿入し、マンホール1内で第1クランプ部
11bと第2クランプ部11aとを組合わせるこ
とも可能である。
そして、クロスメンバ3をマンホール1内の中
心部にほぼ水平に位置させ、その両端の当接部材
6a,6bがマンホール1の内周面2に当接する
ように伸長させてマンホール1内に固定した後、
ねじ部材16aを緩めて、センタポール4及びレ
ーザ発射装置7の高さと向きとを調整してからね
じ部材16aを締め込んでセンタポール4及びレ
ーザ発射装置7の高さを固定する。
心部にほぼ水平に位置させ、その両端の当接部材
6a,6bがマンホール1の内周面2に当接する
ように伸長させてマンホール1内に固定した後、
ねじ部材16aを緩めて、センタポール4及びレ
ーザ発射装置7の高さと向きとを調整してからね
じ部材16aを締め込んでセンタポール4及びレ
ーザ発射装置7の高さを固定する。
このセンタポール4及びレーザ発射装置7の高
さと向きの調整の前に、または、後に、センタポ
ール4及びレーザ発射装置7の水平方向の位置が
調整される。
さと向きの調整の前に、または、後に、センタポ
ール4及びレーザ発射装置7の水平方向の位置が
調整される。
レーザ発射装置7及びセンタポール4の水平方
向の位置の調整は、クロスメンバ3の軸心方向の
調整と、これに直角な方向の調整とに分けて調整
することが可能であり、また、これらの方向を特
に分けずに任意の水平方向に調整することも可能
である。
向の位置の調整は、クロスメンバ3の軸心方向の
調整と、これに直角な方向の調整とに分けて調整
することが可能であり、また、これらの方向を特
に分けずに任意の水平方向に調整することも可能
である。
即ち、クロスメンバ3の軸心方向には、第1ク
ランプ部11bのねじ部材16bを緩めて二軸ク
ランプ5をクロスメンバ3の軸心方向に移動さ
せ、所要の位置でそのねじ部材16bを締め直す
ことによりレーザ発射装置7及びセンタポール4
の位置を調整できる。また、クロスメンバ3の軸
心と直角な水平方向には、ブラケツト12bのね
じ部材14を緩めて連結軸12a及び第2クラン
プ部12aを連結軸12aの軸心方向に移動さ
せ、所要の位置でそのねじ部材14を締め直すこ
とによりレーザ発射装置7及びセンタポール4の
位置を調整できる。そして、上記2つのねじ部材
14,16bを同時にまたは順次に緩め、二軸ク
ランプ5をクロスメンバ3の軸心方向に移動させ
ながら連結軸12a及び第2クランプ部12aを
連結軸12aの軸心方向に移動させることによ
り、レーザ発射装置7及びセンタポール4の位置
を任意の水平方向に移動させてから緩めたねじ部
材14,16bを同時にまたは順次に締め込むこ
とにより、レーザ発射装置7を水平方向の位置を
任意の水平方向に調整することができる。
ランプ部11bのねじ部材16bを緩めて二軸ク
ランプ5をクロスメンバ3の軸心方向に移動さ
せ、所要の位置でそのねじ部材16bを締め直す
ことによりレーザ発射装置7及びセンタポール4
の位置を調整できる。また、クロスメンバ3の軸
心と直角な水平方向には、ブラケツト12bのね
じ部材14を緩めて連結軸12a及び第2クラン
プ部12aを連結軸12aの軸心方向に移動さ
せ、所要の位置でそのねじ部材14を締め直すこ
とによりレーザ発射装置7及びセンタポール4の
位置を調整できる。そして、上記2つのねじ部材
14,16bを同時にまたは順次に緩め、二軸ク
ランプ5をクロスメンバ3の軸心方向に移動させ
ながら連結軸12a及び第2クランプ部12aを
連結軸12aの軸心方向に移動させることによ
り、レーザ発射装置7及びセンタポール4の位置
を任意の水平方向に移動させてから緩めたねじ部
材14,16bを同時にまたは順次に締め込むこ
とにより、レーザ発射装置7を水平方向の位置を
任意の水平方向に調整することができる。
このように、レーザ発射装置7及びセンタポー
ル4の水平方向の位置はクロスメンバ3の軸心の
方向、これに直角な方向及びこれらを複合した任
意の方向に調整できるので、クロスメンバ5の軸
心方向のみに位置調整可能であつた従来例に比べ
て、クロスメンバ3をマンホール1から取り外す
ことなく調整できる範囲が線から面に拡げられ、
簡単に、かつ、正確にレーザ発射装置7の水平方
向の位置を調整することができる。しかも、この
位置調整は、二軸クランプ5をクロスメンバ3の
軸心方向にスライドさせ、あるいは、その第1ク
ランプ部を連結軸12aの軸心方向にスライドさ
せることにより位置調整できるので、水平方向の
全方向へのレーザ発射装置7の位置の微調整が可
能になる。即ち、クロスメンバ5をほぼ正確な位
置に設置しさえすれば、クロスメンバ5の位置を
変更する必要がなくなるので、レーザ発射装置7
の設置作業が安全に、迅速に、且つ、正確に行う
ことができるのである。
ル4の水平方向の位置はクロスメンバ3の軸心の
方向、これに直角な方向及びこれらを複合した任
意の方向に調整できるので、クロスメンバ5の軸
心方向のみに位置調整可能であつた従来例に比べ
て、クロスメンバ3をマンホール1から取り外す
ことなく調整できる範囲が線から面に拡げられ、
簡単に、かつ、正確にレーザ発射装置7の水平方
向の位置を調整することができる。しかも、この
位置調整は、二軸クランプ5をクロスメンバ3の
軸心方向にスライドさせ、あるいは、その第1ク
ランプ部を連結軸12aの軸心方向にスライドさ
せることにより位置調整できるので、水平方向の
全方向へのレーザ発射装置7の位置の微調整が可
能になる。即ち、クロスメンバ5をほぼ正確な位
置に設置しさえすれば、クロスメンバ5の位置を
変更する必要がなくなるので、レーザ発射装置7
の設置作業が安全に、迅速に、且つ、正確に行う
ことができるのである。
なお、レーザ発射装置7の高さ及び方向は、レ
ーザ発射装置7をセンタポール4に固定する固定
手段の作用を解除してレーザ発射装置7をセンタ
ポール4の回りに揺動させてから前記固定手段を
作用させることにより調整することも可能であ
る。
ーザ発射装置7をセンタポール4に固定する固定
手段の作用を解除してレーザ発射装置7をセンタ
ポール4の回りに揺動させてから前記固定手段を
作用させることにより調整することも可能であ
る。
また、上記の一実施例では、第2クランプ部1
1aが第1クランプ部11bの軸心に対してほぼ
直角方向に進退できるように構成されているが、
第2クランプ部11aの進退方向は第1クランプ
部11bの軸心と並行になつていなければよいの
であつて、例えば平面視において、第1クランプ
部11bの軸心に対して第2クランプ部11aが傾
斜方向に進退するように構成してもよい。
1aが第1クランプ部11bの軸心に対してほぼ
直角方向に進退できるように構成されているが、
第2クランプ部11aの進退方向は第1クランプ
部11bの軸心と並行になつていなければよいの
であつて、例えば平面視において、第1クランプ
部11bの軸心に対して第2クランプ部11aが傾
斜方向に進退するように構成してもよい。
以上のように、本考案によれば、二軸クランプ
をクロスメンバの軸心方向に移動させてクロスメ
ンバの軸心方向にレーザ発射装置の位置を調整で
きるとともに、二軸クランプの第1クランプ部を
クロスメンバの軸心と交差する横軸方向に移動さ
せてクロスメンバの軸心と交差する横軸方向にレ
ーザ発射装置の位置を調整できる。従つて、クロ
スメンバをマンホール内に固定した後、クロスメ
ンバをマンホールから取り外すことなく、センタ
ポール及びレーザ発射装置の水平方向の位置を容
易に変更することができる。また、クロスメンバ
を基準にして、二軸クランプ及び第1クランプ部
あるいはこれらの一方を移動させることにより、
センタポールの位置を任意の水平方向に微調整す
ることができ、正確にセンタポール及びレーザ発
射装置の水平位置を割出すことができる。その結
果、レーザ発射装置の水平位置の割出しを安全
に、迅速に、かつ、正確に行うことができる。
をクロスメンバの軸心方向に移動させてクロスメ
ンバの軸心方向にレーザ発射装置の位置を調整で
きるとともに、二軸クランプの第1クランプ部を
クロスメンバの軸心と交差する横軸方向に移動さ
せてクロスメンバの軸心と交差する横軸方向にレ
ーザ発射装置の位置を調整できる。従つて、クロ
スメンバをマンホール内に固定した後、クロスメ
ンバをマンホールから取り外すことなく、センタ
ポール及びレーザ発射装置の水平方向の位置を容
易に変更することができる。また、クロスメンバ
を基準にして、二軸クランプ及び第1クランプ部
あるいはこれらの一方を移動させることにより、
センタポールの位置を任意の水平方向に微調整す
ることができ、正確にセンタポール及びレーザ発
射装置の水平位置を割出すことができる。その結
果、レーザ発射装置の水平位置の割出しを安全
に、迅速に、かつ、正確に行うことができる。
第1図は本考案の一実施例に係るレーザ発射装
置用架台の二軸クランプの斜視図、第2図はその
レーザ発射装置用架台の斜視図、第3図は従来の
レーザ発射装置用架台の斜視図である。 1……マンホール、2……内周面、3……クロ
スメンバ、4……センタポール、5……二軸クラ
ンプ、11a……第2クランプ部、11b……第
1クランプ部、12……伸縮連結部、13……固
定手段。
置用架台の二軸クランプの斜視図、第2図はその
レーザ発射装置用架台の斜視図、第3図は従来の
レーザ発射装置用架台の斜視図である。 1……マンホール、2……内周面、3……クロ
スメンバ、4……センタポール、5……二軸クラ
ンプ、11a……第2クランプ部、11b……第
1クランプ部、12……伸縮連結部、13……固
定手段。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 マンホール内にほぼ水平に配置され、マンホー
ルの内周面に内接される伸縮可能なクロスメンバ
と、マンホール内にマンホールの軸心とほぼ平行
に配置されるセンタポールと、クロスメンバにセ
ンタポールを連結する二軸クランプとを備えたレ
ーザ発射装置用架台において、 上記二軸クランプに、クロスメンバがその軸心
方向に変位可能に挿通される第1クランプ部と、
センタポールがその軸心方向に変位可能に挿通さ
れる第2クランプ部と、第2クランプ部を第1ク
ランプ部に対して第1クランプ部の軸心と交差す
る横軸方向に変位可能に連結する伸縮連結部と、
第1クランプ部に第2クランプ部を固定する固定
手段とを設けたことを特徴とするレーザ発射装置
用架台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985155370U JPH0325131Y2 (ja) | 1985-10-11 | 1985-10-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985155370U JPH0325131Y2 (ja) | 1985-10-11 | 1985-10-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6263406U JPS6263406U (ja) | 1987-04-20 |
JPH0325131Y2 true JPH0325131Y2 (ja) | 1991-05-31 |
Family
ID=31076010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985155370U Expired JPH0325131Y2 (ja) | 1985-10-11 | 1985-10-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0325131Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5431774B2 (ja) * | 1974-02-15 | 1979-10-09 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5613010Y2 (ja) * | 1977-08-03 | 1981-03-26 |
-
1985
- 1985-10-11 JP JP1985155370U patent/JPH0325131Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5431774B2 (ja) * | 1974-02-15 | 1979-10-09 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6263406U (ja) | 1987-04-20 |
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