JP2005337888A - 測量器用支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 手で支える必要がなく、より正確に測量が行える測量器用支持装置を提供する。
【解決手段】 測量器用支持装置1は、H形鋼2のフランジ部2aに対して着脱自在にクランプされるクランプ機構3を一側面に有する取付基板4と、取付基板4の他側面に、水平軸回りに回動調整自在な姿勢調整機構15を介して取付支持されたL字形支持板5と、レーザ水準器21が着脱自在に取付可能とされると共に、L字形支持板5の上面に高さ調整機構6を介して取付支持された可動支持台7とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、種々の建設現場等で使用される測量器を支持するための測量器用支持装置に関するものである。
一般的に建設現場では、柱・梁・デッキ等の建築構造物における水準や墨出し等の測量を行う場合に、レーザ水準器等の各種測量器が使用されている。そして、これらの測量器は、通常、三脚台の上に測量器をセットして使用される(例えば、特許文献1、2参照。)。
また、三脚台は安定した設置状態が得られるように、三脚をある程度広げた状態で床等に設置し、所望の測量を行っていた。
特開平7−243263号公報 特開平11−194030号公報
しかしながら、上記のような三脚台を安定して設置するためには、三脚をある程度広げるための設置スペース必要があり、建築中の鉄骨構造物の高所部や屋内の狭い空間では、そのような設置スペースを充分に確保することが困難な場合がある。
このような場合には、三脚をすぼめて設置するため、不安定な設置状態で使用しなければならないため、手で支えながらの不安定な状態で測量する必要がある等、測量作業者が無理な体勢で測量する事態を招いたりして、測量誤差を生じるおそれがあった。
そこで、本発明はこれらの問題点に鑑み、手で支える必要がなく、より正確に測量が行える測量器用支持装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための技術的手段は、建築構造材に対して着脱自在にクランプされるクランプ機構を一側面に有する取付基板と、前記取付基板の他側面に、横軸回りに回動調整自在な姿勢調整機構を介して取付支持された支持装置本体部と、測量器が着脱自在に取付可能とされると共に、前記支持装置本体部の上面に高さ調整機構を介して取付支持された可動支持台と、を備えてなる点にある。
また、前記クランプ機構は、前記建築構造材の一部が挿入される挿入溝部を有するU字形クランプ体と、該U字形クランプ体の前記挿入溝部を挟んで対向する対のクランプ腕部のいずれか一方に、外面から螺挿されて挿入溝部内にボルト軸部が進退自在とされた締付けノブとを備えてなる構造としてもよい。
さらに、前記締付けノブが備えられたクランプ腕部と対向する他方のクランプ腕部の内面が凹凸状に形成されている構造としてもよい。
また、前記挿入溝部の溝幅が異なる複数種のクランプ機構が備えられ、それらのクランプ機構の中から選択されたクランプ機構が前記取付基板に着脱自在に固定される構造としてもよい。
さらに、前記支持装置本体部は、前記取付基板に取り付けられる取付板部と、該取付板部の一端部より直交状に延設されて前記高さ調整機構が取り付けられる支持板部とを有するL字形支持板を備え、前記姿勢調整機構は、前記取付基板と、該取付基板の他側面に重合状に配置された前記取付板部とを挿通するボルト軸部を有する姿勢調整用ノブと、取付基板より突出する前記ボルト軸部に螺合されるナット体とからなる構造としてもよい。
また、前記高さ調整機構は、前記支持装置本体部の上面に固定された固定基台と、該固定基台の周方向に離隔した3個所位置でそれぞれ前記可動支持台との相互間にわたって配設されると共にそれぞれ長さ調整自在とされた3脚の支持脚体とからなる構造としてもよい。
以上のように、本発明の測量器用支持装置によれば、建築構造材に対して着脱自在にクランプされるクランプ機構を一側面に有する取付基板と、取付基板の他側面に、横軸回りに回動調整自在な姿勢調整機構を介して取付支持された支持装置本体部と、測量器が着脱自在に取付可能とされると共に、支持装置本体部の上面に高さ調整機構を介して取付支持された可動支持台と、を備えてなる構造とされているため、クランプ機構を介して建築構造材にクランプ固定し、姿勢調整機構により支持装置本体部を横軸心回りに回動調整し、可動支持台に取り付けられた測量器の高さを高さ調整機構により調整して所望の測量を行えばよく、測量器用支持装置をクランプ機構を介して鉛直柱に限らず斜材等の建築構造材であっても所望個所に容易に取り付けることができ、最適な測量場所を選択できると共に、測量中は測量器用支持装置を手で支える必要がなく、安定した状態でより正確に測量が行える利点がある。
また、クランプ機構は、建築構造材の一部が挿入される挿入溝部を有するU字形クランプ体と、該U字形クランプ体の挿入溝部を挟んで対向する対のクランプ腕部のいずれか一方に、外面から螺挿されて挿入溝部内にボルト軸部が進退自在とされた締付けノブとを備えてなる構造とすれば、U字形クランプ体の挿入溝部内に建築構造材を挿入状に嵌め込み、締付けノブを締め付ければ、一方のクランプ腕部に螺挿された締付けノブのボルト軸部と他方のクランプ腕部とで建築構造材を挟持状にクランプすることができ、簡単な構造のクランプ機構を提供できる。
さらに、締付けノブが備えられたクランプ腕部と対向する他方のクランプ腕部の内面が凹凸状に形成されている構造とすれば、建築構造材にクランプした状態での位置ずれが有効に防止でき、安定したクランプ状態が得られ、より正確な測量が行える。
また、挿入溝部の溝幅が異なる複数種のクランプ機構が備えられ、それらのクランプ機構の中から選択されたクランプ機構が取付基板に着脱自在に固定される構造とすれば、取付対象となる建築構造材の大きさや形状に応じてクランプ機構を交換することにより、多種多様の建築構造材に装着でき、汎用性の向上が図れる。
さらに、支持装置本体部は、取付基板に取り付けられる取付板部と、該取付板部の一端部より直交状に延設されて高さ調整機構が取り付けられる支持板部とを有するL字形支持板を備え、姿勢調整機構は、取付基板と、取付基板の他側面に重合状に配置された取付板部とを挿通するボルト軸部を有する姿勢調整用ノブと、取付基板より突出するボルト軸部に螺合されるナット体とからなる構造とすれば、姿勢調整用ノブを緩めて、支持装置本体部をボルト軸部の軸心である横軸回りに回動調整した後、再度、姿勢調整用ノブを締め付ければ、支持装置本体部を所望の姿勢に保持でき、簡単な構造の姿勢調整機構が提供できる。
また、高さ調整機構は、支持装置本体部の上面に固定された固定基台と、該固定基台の周方向に離隔した3個所位置でそれぞれ可動支持台との相互間にわたって配設されると共にそれぞれ長さ調整自在とされた3脚の支持脚体とからなる構造とすれば、3点支持構造とされた各支持脚体の長さ調整によって、可動支持台に取り付けられた測量器の高さや傾きの微調整が行え、測量器の照準を正確に合わせることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明すると、図1および図2に示される如く、測量器用支持装置1は、建築構造材の一例としてのH形鋼2に対して着脱自在にクランプされるクランプ機構3が装着された取付基板4と、取付基板4に取付支持された支持装置本体部としてのL字形支持板5と、L字形支持板5の上面に高さ調整機構6を介して取付支持された可動支持台7とを備える。
前記クランプ機構3は、図3や図4にも示されるように、H形鋼2のフランジ部2aの一部が相対的に挿脱自在に挿入状とされる挿入溝部8aを有するU字形クランプ体8を備え、U字形クランプ体8の挿入溝部8aを挟んで対向する対のクランプ腕部8b、8cのうち、一方のクランプ腕部8bには、締付けノブ9のボルト軸部9aがその外面から挿入溝部8a内に進退自在に螺挿された構造とされている。
また、締付けノブ9が螺挿されたクランプ腕部8bの長さよりも、対向する他方のクランプ腕部8cの長さの方が少しの長さLだけ長く形成されると共に、クランプ腕部8bと対向するクランプ腕部8cにおける内面には、鋸刃状の波形に形成された凹凸部8dが設けられた構造とされている。
なお、本実施形態では、U字形クランプ体8は適宜厚みを有するステンレス鋼等の薄板金属材をプレス成形等により折り曲げ成形した構造を示しているが、適宜肉厚を有する厚板金属材をU字形に折り曲げ成形する構造であってもよい。
前記取付基板4は細長矩形のステンレス鋼等の金属板材よりなり、その両端部一側面にU字形クランプ体8の折り曲げ部分の頂部がそれぞれ添設されると共に、他側面から挿通された固定ボルト11を前記頂部に形成された雌ネジ孔に螺合締結することによって、着脱自在に固定された構造とされている。
また、取付基板4は、図1および図2に示されるように、クランプ機構3が固定される上下の両端部がそれぞれ前記一側面方向に屈曲配置された構造とされ、中央部と両端部とは適宜距離の段差を有した構造とされている。そして、この段差の幅内に固定ボルト11が収まる構造とされている。
前記L字形支持板5は、取付基板4に取り付けられる取付板部5aと、取付板部5aの上端部より直交する側方に延設された支持板部5bとからなり、細長矩形のステンレス鋼等の金属板材を略L字形に屈曲形成した構造とされている。そして、取付板部5aと支持板部5bとで構成される入隅コーナー部には、補強リブ12が溶接等により装着された構造とされている。
そして、取付基板4の中央部他側面にL字形支持板5の取付板部5a下部が重合状に配置され、姿勢調整用ノブ13のボルト軸部13aを取付板部5aおよび取付基板4に挿通させると共に、取付基板4側に突出するボルト軸部13aにナット体14を螺合締結することにより、取付基板4にL字形支持板5が取付支持される構造とされている。
また、ボルト軸部13aとナット体14との締結状態を緩めれば、L字形支持板5はボルト軸部13aの軸心P回りに回動調整自在となり、再度、姿勢調整用ノブ13によって締結すれば、調整位置で固定でき、ここに、姿勢調整用ノブ13やナット体14によりL字形支持板5の姿勢を調整する姿勢調整機構15が構成される。
なお、ナット体14を取付基板4に溶接等により溶着しておけば、姿勢調整用ノブ13の締結・弛緩操作時にナット体14の共回りが防止でき、姿勢調整時の作業性向上が図れる。
前記可動支持台7は適宜肉厚を有する円盤状の板材より構成されいる。また、L字形支持板5の支持板部5bの延設端部上面には、可動支持台7と対向して同じ大きさの円盤状の板材よりなる固定基台17が固定ビス18等により固定されている。
そして、固定基台17と可動支持台7との対向面間には、周方向に等間隔離隔した3個所位置でそれぞれ支持脚体19が配置され、ここに、可動支持台7は3脚の支持脚体19により3点支持された構造とされている。
また、各支持脚体19は固定基台17と可動支持台7との相互間間隔を調整可能とすべく、長さ調整自在に構成されている。例えば、各支持脚体19は、中央部の外方に向けて張出形成された操作つまみ部19aと、固定基台17上面に突設された右ネジ軸19bと、可動支持台7下面に突設された左ネジ軸19cとを備え、右ネジ軸19bの上部と左ネジ軸19cの下部がそれぞれ同心状として操作つまみ部19aに螺合されており、操作つまみ部19aの正逆回動操作により、各ネジ軸19b、19cが操作つまみ部19aより出退操作されて、支持脚体19の長さが調整されるいわゆるターンバックル構造とされている。
なお、固定基台17上面に左ネジ軸19cを突設し、可動支持台7下面に右ネジ軸19bを突設する構造であってもよい。また、操作つまみ部19aの上下にそれぞれ右ネジ軸および左ネジ軸を一体的に備え、上下の各ネジ軸を固定基台17および可動支持台7に進退自在に螺合させ、操作つまみ部19aの回動操作により各ネジ軸が固定基台17および可動支持台7より出退操作されて長さ調整される構造等であってもよく、従来周知の長さ調整の構造を適宜採用すればよい。
また、可動支持台7の中心には、測量器の一例としての可視光線R(例えば赤色レーザ光)を出射するレーザ水準器21の下面に突設された取付ネジ軸21aが進退自在に螺合される雌ネジ孔7aが形成されている。
本実施形態は以上のように構成されており、測量器用支持装置1はコンパクトで携帯可能であるため、狭い場所や高所でも容易に持ち運びでき、例えば、レーザ水準器21が装着された測量器用支持装置1を、建築中の建築構造物における柱を構成するH形鋼2のフランジ部2aに取り付ける場合には、図1および図2に示されるように、上下のクランプ機構3におけるU字形クランプ体8のそれぞれの挿入溝部8a内に、フランジ部2aを相対的に嵌め込み、この状態で締付けノブ9を締め付けていけば、図3および図4に示されるように、クランプ腕部8bに装着された締付けノブ9のボルト軸部9aとクランプ腕部8cとで、フランジ部2aを挟持したクランプ状態が得られ、ここに、H形鋼2のフランジ部2aに対して測量器用支持装置1が取り付けられた状態が得られる。
次に、姿勢調整用ノブ13を緩めて、L字形支持板5をボルト軸部13aの軸心P、即ち横軸としての水平軸回りに回動調整し、レーザ水準器21のおおよその照準を定めた後、姿勢調整用ノブ13を締め付けて固定する。
最終的には、高さ調整機構6における各支持脚体19の操作つまみ部19aを回動操作して微調整を行い、照準を正確に合わせる。なお、レーザ水準器21によって出射される可視光線Rの向きの調整を行う場合には、取付ネジ軸21aの雌ネジ孔7aに対するねじ込み度合いで縦軸Q回りの向きを調整すればよい。
そして、所望の測量作業を行えばよい。
以上のように、作業者は、三脚を置けないような狭い不安定な場所や高所であっても、コンパクトに構成された測量器用支持装置1を携帯し、クランプ機構3によって所望個所に容易に取り付けることができ、使い勝手に優れる。また、鉛直の柱に限らず、クランプ可能であれば、梁、斜材(ブレース)、管材等の建築構造材であってもよく、同様に取り付けることができると共に、姿勢調整機構15による水平軸回りの回動調整により所望の姿勢に容易に調整できるため、取付場所が制限されず、汎用性の向上が図れ、最適な測量場所を選択できる利点がある。
即ち、複雑な鉄骨組みの建築構造物にあっては、レーザ光の照射を遮る構造物を避けるような位置を選択して測量器用支持装置1を取り付け、レーザ水準器21の配置を定めたり、作業者が測量作業がし易い姿勢をとれるような位置を選択して測量器用支持装置1を取り付けることができる。
さらに、H形鋼2等の建築構造材に測量器用支持装置1を取付固定できるため、測量中は測量器用支持装置1を手で支える必要がなく、安定した状態で測量が行えるため、より正確に測量が行える利点がある。
また、クランプ機構3は、U字形クランプ体8と、そのクランプ腕部8bに螺挿された締付けノブ9とからなる簡単な構造であり、安価に提供できる。
さらに、締付けノブ9が備えられたクランプ腕部8bと対向するクランプ腕部8cの内面に鋸刃状の凹凸部8dが形成されているため、クランプ機構3によるクランプ状態において、H形鋼2との滑りが防止できて測量器用支持装置1の取付位置の位置ずれが有効に防止でき、ここに、安定した確実な締付け固定状態が得られるため、より正確な測量が行える利点がある。この際、クランプ腕部8cをより長く形成しているため、締付け固定状態がより一層安定するという利点がある。
また、姿勢調整用ノブ13を緩めて、L字形支持板5をボルト軸部13aの軸心Pである水平軸回りに回動調整した後、再度、姿勢調整用ノブ13を締め付ければ、L字形支持板5、即ちレーザ水準器21を所望の姿勢に調整して保持でき、簡単な構造の姿勢調整機構15が提供できると共に、鉛直の柱に取り付けた場合と同様、斜材に取り付けた場合であっても同様に水平軸回りに回動調整すれば、レーザ水準器21の照準を同一の所望方向に合わせることができる。
さらに、レーザ水準器21が取り付けられた可動支持台7は、長さ調整自在とされた各支持脚体19により周方向に離隔した3個所位置で3点支持された構造とされているため、各支持脚体19の長さ調整によって、可動支持台7に取り付けられたレーザ水準器21の高さや傾きの微調整が行え、レーザ水準器21の照準を正確に合わせることができる。
また、挿入溝部8aの溝幅や、各クランプ腕部8b・8cの幅等が異なる大小各種寸法の複数種のU字形クランプ体8や締付けノブ9からなるクランプ機構3を複数種用意しておき、それらのクランプ機構3の中から選択されたクランプ機構3が取付基板4に固定ボルト11により着脱自在に固定される構造としておけば、取付対象となる建築構造材の大きさや形状に応じてクランプ機構3を交換することにより、多種多様の建築構造材に装着でき、汎用性の向上が図れる利点がある。
なお、上記実施形態では、H形鋼2に測量器用支持装置1を取り付けた構造を示しているが、H形鋼2に限らず、その他の形状の形鋼、C形チャンネル、管材等の建築構造物であってもよい。
また、H形鋼2のフランジ部2aに測量器用支持装置1を取り付ける構造を示しているが、建築構造材が小さい場合には、全体をクランプしてもよい。
さらに、測量器としてレーザ水準器21を使用した構造を示しているが、その他の測量器であってもよく、実施形態に何ら限定されない。
本発明の実施形態を示す斜視図である。 同側面図である。 図2におけるIII−III線断面矢視図である。 図2におけるIV−IV線矢視図である。
符号の説明
1 測量器用支持装置
2 H形鋼
2a フランジ部
3 クランプ機構
4 取付基板
5 L字形支持板
5a 取付板部
5b 支持板部
6 高さ調整機構
7 可動支持台
8 U字形クランプ体
8a 挿入溝部
8b クランプ腕部
8c クランプ腕部
8d 凹凸部
9 締付けノブ
9a ボルト軸部
11 固定ボルト
13 姿勢調整用ノブ
14 ナット体
15 姿勢調整機構
17 固定基台
19 支持脚体
21 レーザ水準器

Claims (6)

  1. 建築構造材に対して着脱自在にクランプされるクランプ機構を一側面に有する取付基板と、
    前記取付基板の他側面に、横軸回りに回動調整自在な姿勢調整機構を介して取付支持された支持装置本体部と、
    測量器が着脱自在に取付可能とされると共に、前記支持装置本体部の上面に高さ調整機構を介して取付支持された可動支持台と、
    を備えてなることを特徴とする測量器用支持装置。
  2. 請求項1に記載の測量器用支持装置において、
    前記クランプ機構は、前記建築構造材の一部が挿入される挿入溝部を有するU字形クランプ体と、該U字形クランプ体の前記挿入溝部を挟んで対向する対のクランプ腕部のいずれか一方に、外面から螺挿されて挿入溝部内にボルト軸部が進退自在とされた締付けノブとを備えてなることを特徴とする測量器用支持装置。
  3. 請求項2に記載の測量器用支持装置において、
    前記締付けノブが備えられたクランプ腕部と対向する他方のクランプ腕部の内面が凹凸状に形成されていることを特徴とする測量器用支持装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の測量器用支持装置において、
    前記挿入溝部の溝幅が異なる複数種のクランプ機構が備えられ、それらのクランプ機構の中から選択されたクランプ機構が前記取付基板に着脱自在に固定されることを特徴とする測量器用支持装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の測量器用支持装置において、
    前記支持装置本体部は、前記取付基板に取り付けられる取付板部と、該取付板部の一端部より直交状に延設されて前記高さ調整機構が取り付けられる支持板部とを有するL字形支持板を備え、
    前記姿勢調整機構は、前記取付基板と、該取付基板の他側面に重合状に配置された前記取付板部とを挿通するボルト軸部を有する姿勢調整用ノブと、取付基板より突出する前記ボルト軸部に螺合されるナット体とからなることを特徴とする測量器用支持装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の測量器用支持装置において、
    前記高さ調整機構は、前記支持装置本体部の上面に固定された固定基台と、該固定基台の周方向に離隔した3個所位置でそれぞれ前記可動支持台との相互間にわたって配設されると共にそれぞれ長さ調整自在とされた3脚の支持脚体とからなることを特徴とする測量器用支持装置。
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