JPH0325129A - インバータ制御による自動排水浴槽 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、インバータ制御による自動排水浴槽に関する
。

（口）従来の技術 従来、浴槽の排水は、捨水栓が底部にあって、捨水栓を
取り除くことにより排水を行うように構成している。

しかし、排水は、浴槽の内容量が大きくなるにつれ、速
度が遅くなるために、迅速なる排水ができるように強制
的にモータボンプ等を利用して排水する技術が考えられ
る。

（ハ）発明が解決しようとする課題 しかし、強制排出を行う場合には排出音が騒音となって
浴室内に反響し、深夜の集合住宅等では騒音公害のもと
になるおそれがあり、これは、強制排出に限らず、通常
の捨水栓でも同様であり、特に、排水の完了間近の時期
においては、浴場と共に空気をも排出するため空気の流
速に伴い排出孔部分で空気の剥離現象を生じて騒音が生
起するおそれを生じていた． （二）課題を解決するための手段 本発明では、浴槽に設けた排水装置をモータにより作動
すべく構成すると共に、同モータをインバータにより制
御し、排水量や速度を緩急自在に制御しうるべく構成し
てなるインバータ制御による自動排水浴槽を提供するも
のである．（ホ）作用及び効果 この発明では、浴槽本体中の浴場を排出させる場合には
、モータにより排水装置を作動せしめて、排出孔を開口
し、浴場を強制排出、或いは任意排出するものであり、
この際、排出装置を作動させるモータをインバータにて
制御し、排水量や速度をａｔ自在に変化させることがで
きるために、排水初めの時期は大量の浴場が円滑に排出
されるように、排水孔を大きく開口し、或いは、大容量
の吸引力で強制的に吸引して大量の浴場を迅速に排出す
るものである。

そして、排水完了の間近になって排水孔に空気が吸引さ
れるような量になってくると、排出量が少なくなるよう
に排水装置を緩慢に作動せしめる．そして、ゆっくりと
した排水を行うようにすることにより、空気の吸引をお
だやかにして、空気の急激な吸引による騒音を防止する
ものである．また、排水開始時においても、ゆっくりと
排水装置を作動せしめて急激に排水開始する為に生しる
騒音を防止することもできるものである．また、浴場排
出時に、浴場中に浴槽内周面の清浄剤等を混入している
場合には、浴場を撹拌しながら排水することにより、清
浄剤等を充分に浴槽内周面に接触、摺動せしめて清浄効
果を上げるものであるが、かかる場合には、排水装置の
作動をｒｊｉ急交互に周期的に変化させて浴槽本体内に
渦流を形成して、清浄剤混入の浴場が浴槽本体内で回る
ようにして、浴槽内周面との摺動を良好に行い清浄効果
を上げることができ、このように、排水装置の作動をモ
ータ制御のインバータにより種々変化させて、排水に伴
う騒音の防止はもとより、他の種々の効果を上げること
ができるものである。

（へ）実施例 この発明の実施例を図面にもとづき詳説すれば、Ａは、
浴槽本体を示し、同木体Ａは下底部に排水孔ｌを有して
いる． 同徘水孔１は、第１図に示すように、ボンプＰに連通さ
れてボンプＰの作動により強制的に１合水の為の排水が
行われるように構成されている。

ポンプＰはモータＭに接続されてモータＭによりポンプ
作動が行われるように構成されており、モータＭはイン
バータＩＮと接続されて、インバータＩＮによりポンブ
Ｐの回転数を可変可能に構成し、浴場排出量の制御が自
在となるようにしている。

かかるボンプＰが排水装置を横威しているものである． また、第２図に示すものは、循環浴槽の例を示すもので
あり、浴槽本体Ａの側壁に噴出ノズル２が設けられ、同
噴出ノズル２と排水孔ｌとは連通されて、その間にボン
ブＰを介設しており、同ボンブＰの作動により、浴場の
ＩＩを行うようにしており、かかる浴場循環時に空気取
込口３から空気を取り込むように構或することによって
、気泡噴流の可能な浴槽とするものである． しかも、排水孔１と噴出ノズル２との間の循環流路４の
中途には、三方弁５を介して排水路６を連通分岐せしめ
ておくことにより、三方弁５の操作により排水孔ｌから
循環流路４のボンプＰを介して排水路６に浴場を排出し
うるべ＜　ｔｌ戊している． そして、かかるボンプＰにはインバータＩＮが接続され
てボンプＰの回転数の制御を行い、Ｖ＆環浴場の噴出圧
、量の制御は当然ながら、浴場排出の量の制御も行うこ
とができるものである。

第１図、第２図のいづれかの実施例においても、インバ
ータＩＮは、浴槽本体Ａの側壁に張設した水位検出セン
サＳに制御部Ｃを介して接続されており、同センサＳに
より検出した水位検出値を制御部Ｃにて受けてインバー
タＩＮに制御指令を出してインバータの制御を行う。

そこで、インバータＩＮについて述べれば、第６図で示
すように、これはモータの周波数変換機能を有するもの
であり、５０は単相交２ｉｔｌＯＯＶのＴＬａでインバ
ータＩＮ内のコンバータ部５１に接続している．そして
、ダイオード５２を有するコンバータ部５ｌは交流電圧
を整流する整流回路５３を構成している。５４は整流回
路５３に接続する平滑回路で、チョークコイル５５及び
コンデンサー５６により一定の直流電圧を得るようにし
ている。

５７は整流回路５３に接続するスイッチング回路で、６
個のスイッチング素子５８を有している。

そして、同スイッチング回路５７は、スイッチング回路
用のインバータ制御回路５９により制御されたところの
周波数によって駆動モータＭを駆動する。

そして、制御部Ｃには、ＯＮ・ＯＦＦ操作を行う操作ス
イッチＣ−１及びマイコンを内装するコントローラＣ−
２を装備しており、同コントローラＣ−２により、モー
タＭを制御するとともに、同モータＭの制御により、ボ
ンブＰの回転数の制御を行い、浴場の排出量を制御する
ものである．特に、浴場が少なくなってくると、浴場の
水位を水位検出センサＳにて検出してインバータＩＮに
よってボンプＰの駆動を制御して、ゆっくりとした排水
とし、空気流入による騒音を防止するものである。なお
、排水開始時においても同様の作動が行えるようにボン
ブＰの制御をすることもできる。

また、第３図は、排水装置の他の実施例を示すものであ
り、浴槽本体Ａの排水孔１をテーパ状に形成し、同テー
バ部に嵌着自在に排水栓７を上下動自在に設けている．
なお、排水栓７には、ネジ杆を螺合し、同ネジ杆はベベ
ルギャ８にてモータＭと連動連結されており、同モータ
にはインバータＩＮが連設され、同インバータＩＮは制
御部Ｃを介して水位センサＳと接続されている． かかる自動排水浴槽において、インバータＩＮによる制
御によって排水を行う場合のタイムチャートの例を第４
図、第５図に示しており、第４図においては、ｔ−１ま
では高速排水を行い、その後、ｔ−２まではゆるやかな
排水とし、その後は排水作動を極力落とし排水に伴う騒
音を防止している。

また、第５図は、俳水を高低交互に操り返しながら、浴
槽内に渦流を形成し、？ク浄剤の機能を高めるようにす
るための排水タイムチャートを示すものであり、ｔ−３
において回転数を落とし、ｔ〜４で再度回転数を上げ、
これを交互に繰り返した後に、ｔ−５でゆるやかに排水
を行い騒音が出ないようにしたものである．

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明自動排水浴槽の説明図、第２図、第３図
は他の実施例の説明図、第４図、第５図はインバータ制
御のタイムチャート図、第６図はインバー夕の概念説明
図。 図中、 Ａ：浴槽本体 Ｍ：モータ １Ｎ：インバータ 第１図 Ａ ／

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、浴槽本体（Ａ）に設けた排水装置をモータ（Ｍ）に
   より作動すべく構成すると共に、同モータ（Ｍ）をイン
   バータ（ＩＮ）により制御し、排水量や速度を緩急自在
   に制御しうるべく構成してなるインバータ制御による自
   動排水浴槽。