JPH03251220A - 掃除機用自在車輪装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は掃除機用自在車輪装置に関する。

（ロ）Ｏｉ：米の技術 従来、電気掃除機の走行時に敷居等の障害物を乗り越え
る際の衝撃を柔らげるために１例えば実開昭６２−１０
０１４８号公報に示されるような自在車輪装置が知られ
ている。このものは第６図に示されるように、本体の底
面に形成した取着軸に軸受部（３０）を回動自在に取り
付けられる保持板（３１）を有し、該保持板（３１）の
側面には一対の保持軸（３２）（３２）を突出し、この
保持軸（３２）（３２）に軸止して車輪取付板（３３）
を保持板（３１）に回動自在に取着し、そして車輪取付
板（３３）には保持軸（３２）の反対側に車輪（３４）
を回転自在に軸支し、また保持軸（３２）と車輪取付部
との間に２本の圧縮コイルバネ（３５）（３５）を位置
することにより衝撃の吸収を３せるものである。

ところが、この従来技術においては圧縮コイルバネ（３
５）（３５）が取着軸を回動自在に取り付ける軸受部（
３０）と車輪（３４）との間に配設されているので取着
軸と車輪（３４）との距離が圧縮コイルバネ（３５）（
３５）を配設する為のスペース分だけ長くなり、取着軸
に対して車輪（３４）が偏心的に位置決めされるので本
体の長子方向に対して車輪（３４）が直角の位置になる
ように回動した場合、本体が倒れ易くなる欠点があった
。

（ハ）発明が解決しようとする課趙 本発明は上記欠点を解決するために成したもので、取着
軸と車輪との距離を近付けることにより、車輪が本体の
長手方向に対して直角の位置になっても本体が倒れない
ようにした掃除機用自在車輪装置を得ることを目的とし
ている。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明の掃除機用自在車輪装置は、本体の底面に配設し
た取着軸に回転自在に取り付けた保持板と、該保持板に
回動自在に軸止されると共に車輪を軸支する車輪取付板
と、前記保持板と前記車輪取付板との間に配設した圧縮
コイルバネとからなり、前記車輪を、前記車輪取付板の
、前記取着軸と前記圧縮コイルバネとの間に配設したこ
とを特徴としている。

（ホ）作　用 上記構成により、車輪は、車輪取付板の、取着軸と圧縮
コイルバネとの間に配設することで取着軸の近傍に位置
決めされているので、掃除機用自在車輪装置が回動！、
て、車輪が本体の長手方向に大、ｔ　して直角の位置に
なっても本体が倒れ゛ない。また、車輪取付板と保持板
との軸支部と、圧縮コイルバネとの距離が長くとれるの
で、小さなバネ圧で車輪を支持できる。

（へ）実施例 以下本発明の実施例を図面に基き説明する。

（１）は電動送風機（２）を内蔵した電気掃除機の本体
で、電動送風機（２）の前方には吸込んだ塵埃を蓄積す
るための紙袋フィルター（３）を着脱自在に収納した集
塵室（４）がある。（５）は本体（１）の後方側面に回
転自在に取着した一対の後車輪、（６）は本体（１）の
底面（７）に回転自在に取着した掃除機用自在車輪装置
であり、ともに電気掃除機使用中の本体（１）の走行を
容易にしてし）る。

前記自在車輪装置（６）はＷ、１図に示すように保持板
（８）、車輪取付板（９）、車輪（１０）及び一対の圧
縮コイルバネ（１１０１１）から構成されている。

前記保持板（８）は前記本体（１）の底面（７）に突出
形成された取着軸（１２）に軸受筒（１３）が回転自在
に遊嵌され、取着軸（１２）の先端に形成した爪体（１
４）により抜は止めされることで、本体（１）に対して
取着軸（１２）の回りに回転自在に取り付けられる。

前記保持板（８）の左右側面（１５）（１６）の前方部
（］５ａ）（１６ａ）には−・対の保持軸（１７）（１
７）が水平方向に突出して設けられ、また左右両側面（
１５）（１６）には−肘の保持板爪（１８）（１８）が
形成されている。

前記車輪取付板（９）は、全体が円盤形状を成すと共に
中央部分に前記保持！（８）を出入り可能に収納する保
持板収納凹所（１９）を形成しており、該収納凹所（１
９）の左右両側内面（２０）（２１）の前端部分の前記
保持軸（１７）（１７）に対向する位置にはこれらが嵌
合する一対の軸孔（２２）（２２）を、さらに前記左右
両側内面（２０）（２１）の前記保持板爪（１８）（１
８）に対向する位置には前記保持板爪（１８）（１８）
と互いに係合する取付板爪（２３）（２３）を夫々形成
し、さらに後部から中央部にかけて、一対の対向する立
壁（２４）（２４）を有する車輪収納凹所（２５）を形
成している。

さらに前記車輪取付板（９）の後部に位置する前記立壁
（２４）（２４）の後端部分には一対のバネ受は筒孔（
２６）（２６）が形成してあり、前記立壁（２４）（２
４）のバネ受は筒孔（２６）（２６）より前側には車輪
軸孔（２７）（２７）が形成しである。

前記圧縮コイルバネ（１１）（１１）は下端を前記バネ
受は筒孔（２６）（２６）に挿入保持されると共に、上
端を前記保持板（８）の後端部に形成されたバネ保持ｊ
ブ（２８）（２８）に挿め込むことにより前記保持板（
８）と前記車輪取付板（９）との間に配設される。

前記車輪（１０）はその回転軸を前記車輪収納凹所（２
５）の車輪軸孔（２７）（２７）に回転自在に軸支する
二とにより、前記車輪取付板（９）の、前記取着軸（１
２）と前記圧縮コイルバネ（１１）との間に、前記取着
軸（１２）の近傍に間隔（！ｌ）を有して位置決めして
配設されている。従って車輪（ｌＯ）の地面への接地点
（Ａ）は、前記取着軸（１２）の近傍に位置されるので
、本体（１）の走行時における方向転換時等において、
自在車輪装置（６）が回動して車輪（１０）が本体（１
）の長平方向、即ち前後方向に対して直角の位置になっ
ても、即ち左右方向になっても、本体（１）が則れるこ
とはない。

さらに前記保持軸（１７）（１７）と圧縮コイルバネ（
１１）（ｌ１）との距離が長くとれるので、圧縮コイル
バネ（ＩＩ）（１１）のバネ圧が小さくても車輪（１０
）を支持することができ、従って耐久性、使用性が高く
なる。

そして本体（１）の走行時において衝撃力が加わっても
圧縮コイルバネ（１１０１１）がたわんで衝撃力を吸収
し、車輪取付板（９）が保持板（８）に対してスムーズ
に上下動して本体（１）に伝える衝撃力を柔らげること
ができる。

（ト）発明の効果 本発明の掃除機用自在車輪装置は以上の如く構成してい
るので、取着軸と車輪との距離が近くなり、本体の方向
転換時等において車輪が本体の長手方向と直角になって
６本体が倒れることがない。また車輪取付板と保持板と
の軸支部と、圧縮コイルバネとの距離が長くとれるので
、小さなバネ圧で車輪を支持でき、耐久性、使用性の高
い掃除機用自在車輪装置を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第５図は何れ６本発明掃除機用自在車輪装置の
実施例に関し、第１図は分解斜視図、第２図は電気掃除
機組立時の要部断面図、第３図は同衝撃吸収時の要部断
面図、第４図は電気掃除機の側面図、第５図は車輪が本
体の長平方向に対して直角の位置になったときの電気掃
除機の正面図で、さらに第６図は従来技術の分解斜視図
である。 （６）・・・掃除機用自在車輪装置、（８）・・・保持
板、（９）・・・車輪取付板、（１０）・・・車輪、（
１１）（１１）・・・圧縮コイルバネ。 出１人　三洋電機株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）本体の底面に配設した取着軸に回転自在に取り付
   けた保持板と、該保持板に回動自在に軸止されると共に
   車輪を軸支する車輪取付板と、前記保持板と前記車輪取
   付板との間に配設した圧縮コイルバネとからなり、前記
   車輪を、前記車輪取付板の、前記取着軸と前記圧縮コイ
   ルバネとの間に配設したことを特徴とする掃除機用自在
   車輪装置。