JPH03251100A - 同期機の励磁装置 - Google Patents
同期機の励磁装置Info
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- JPH03251100A JPH03251100A JP2042680A JP4268090A JPH03251100A JP H03251100 A JPH03251100 A JP H03251100A JP 2042680 A JP2042680 A JP 2042680A JP 4268090 A JP4268090 A JP 4268090A JP H03251100 A JPH03251100 A JP H03251100A
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- overexcitation
- signal
- field winding
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- synchronous machine
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 44
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims abstract description 24
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 16
- 230000007717 exclusion Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 3
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000009529 body temperature measurement Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004321 preservation Methods 0.000 description 1
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- Control Of Eletrric Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は同期機の過励磁を抑制する過励磁制限装置を備
えた同期機の励磁装置に関する。
えた同期機の励磁装置に関する。
(従来の技術)
たとえば、同期発電機の励磁装置には自動電圧調整装置
が設けられ、この自動電圧調整装置で同期発電機の端子
電圧が一定になるように制御されている。これは、同期
発電機の界磁巻線電流を加減して励磁量を制御すること
により行われる。
が設けられ、この自動電圧調整装置で同期発電機の端子
電圧が一定になるように制御されている。これは、同期
発電機の界磁巻線電流を加減して励磁量を制御すること
により行われる。
通常、同期発電機の定常運転時においては、この界磁巻
線電流がその定格を超えて運転されることはない。
線電流がその定格を超えて運転されることはない。
しかし、外乱等により同期発電機の端子電圧が著しく低
下した場合には、界磁巻線電流がその定格を著しく超過
する場合がある。一般に同期発電機の界磁巻線は、適用
する規格で定めた過電流耐量に対し満足する設計はなさ
れているが、それ以上の界磁者g電流が供給された場合
は、過励磁状態となり、界8巻線の温度上昇およびその
結縁物等に支障を与えるおそれがある。
下した場合には、界磁巻線電流がその定格を著しく超過
する場合がある。一般に同期発電機の界磁巻線は、適用
する規格で定めた過電流耐量に対し満足する設計はなさ
れているが、それ以上の界磁者g電流が供給された場合
は、過励磁状態となり、界8巻線の温度上昇およびその
結縁物等に支障を与えるおそれがある。
したがって、励磁装置としては、自動電圧調整装置の制
御動作による界磁巻線電流を規格値以下に収める必要が
ある。このために励磁装置には過励磁制限装置が備えら
れ、界磁巻線の過電流耐量を超過するような自動電圧調
整装置の制御動作を制限している。また、過励磁制限装
置には、その制限動作を加えても界磁者g電流が減少し
ない場合には自動電圧調整装置を除外する保護機能も有
している。これによって、過励磁状態とならない励磁装
置を構成している。
御動作による界磁巻線電流を規格値以下に収める必要が
ある。このために励磁装置には過励磁制限装置が備えら
れ、界磁巻線の過電流耐量を超過するような自動電圧調
整装置の制御動作を制限している。また、過励磁制限装
置には、その制限動作を加えても界磁者g電流が減少し
ない場合には自動電圧調整装置を除外する保護機能も有
している。これによって、過励磁状態とならない励磁装
置を構成している。
(発明が解決しようとする課題)
ところが、従来の励磁装置では界磁巻線の過電流耐量を
固定の特性で定めているので、界磁巻線の温度がその許
容熱容量未満であったとしても自動電圧調整装置の制御
動作に制限が加えられてしまう。すなわち、実際の運転
時における界磁巻線の温度を考慮した特性となっていな
いので、許容熱容量に余裕がある場合であっても、自動
電圧調整装置による端子電圧一定制御に制限が加えられ
、自動電圧調整装置の本来の機能を最大限に発揮できる
までに至っていない。
固定の特性で定めているので、界磁巻線の温度がその許
容熱容量未満であったとしても自動電圧調整装置の制御
動作に制限が加えられてしまう。すなわち、実際の運転
時における界磁巻線の温度を考慮した特性となっていな
いので、許容熱容量に余裕がある場合であっても、自動
電圧調整装置による端子電圧一定制御に制限が加えられ
、自動電圧調整装置の本来の機能を最大限に発揮できる
までに至っていない。
本発明の目的は過励磁制限装置の自動電圧調整装置に対
する制限動作を極力抑制し、電力需要の増大に伴う電力
系統の電圧低下に対し、同期機の端子電圧を目標値に一
定に制御できるようにした励磁装置を得ることにある。
する制限動作を極力抑制し、電力需要の増大に伴う電力
系統の電圧低下に対し、同期機の端子電圧を目標値に一
定に制御できるようにした励磁装置を得ることにある。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明による同期機の励磁装置は、同期機の励磁量がそ
の制限値内となるように自動電圧調整装置に与える制限
信号を算出する制限信号発生手段と、同期機の励磁量が
所定値を超過した運転状態となったときその超過した励
磁量を検出し過励磁信号として出力する過励磁検出手段
と、同期機の界磁巻線温度に基づいて界磁巻線の余裕熱
容量を算出しこの余裕熱容量に基づいて過励磁信号を補
正する過励磁信号補正手段と、この補正された過励磁信
号が継続して入力されたとき界磁巻線温度がその許容熱
容量を超えない範・囲の時間遅れをもって自動電圧調整
装置に制限信号を印加する制限信号出力手段とからなる
過励磁制限装置を備えている。
の制限値内となるように自動電圧調整装置に与える制限
信号を算出する制限信号発生手段と、同期機の励磁量が
所定値を超過した運転状態となったときその超過した励
磁量を検出し過励磁信号として出力する過励磁検出手段
と、同期機の界磁巻線温度に基づいて界磁巻線の余裕熱
容量を算出しこの余裕熱容量に基づいて過励磁信号を補
正する過励磁信号補正手段と、この補正された過励磁信
号が継続して入力されたとき界磁巻線温度がその許容熱
容量を超えない範・囲の時間遅れをもって自動電圧調整
装置に制限信号を印加する制限信号出力手段とからなる
過励磁制限装置を備えている。
(作 用)
同期機の端子電圧が低下し、自動電圧調整装置の制御動
作により過励磁となったときは、制限信号発生手段で制
限信号を算出するとともに過励磁検出手段が動作し過励
磁信号を出力する。一方。
作により過励磁となったときは、制限信号発生手段で制
限信号を算出するとともに過励磁検出手段が動作し過励
磁信号を出力する。一方。
過励磁信号補正手段は界磁巻線温度に基づいて界磁巻線
の余裕熱容量を算出し過励磁信号に補正を加える。制限
信号出力手段はこの補正を加えた過励磁信号に基づいて
得られる所定の時点で自動電圧調整装置に制限信号を出
力する。これにより界磁巻線の許容熱容量近くまで制限
信号の出力を抑制できる。
の余裕熱容量を算出し過励磁信号に補正を加える。制限
信号出力手段はこの補正を加えた過励磁信号に基づいて
得られる所定の時点で自動電圧調整装置に制限信号を出
力する。これにより界磁巻線の許容熱容量近くまで制限
信号の出力を抑制できる。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。本発
明の励磁装置1】は、同期機12の端子電圧Vが基11
!電圧Voを維持するように同期機11の界磁巻線電流
I+を調節する自動電圧調整装置13と、この自動電圧
調整装置13の制御動作に過励磁防止のための制限を加
える過励磁制限装置14とを有している。
1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。本発
明の励磁装置1】は、同期機12の端子電圧Vが基11
!電圧Voを維持するように同期機11の界磁巻線電流
I+を調節する自動電圧調整装置13と、この自動電圧
調整装置13の制御動作に過励磁防止のための制限を加
える過励磁制限装置14とを有している。
同期機12の端子電圧Vは自動電圧調整装置13の偏差
検出手段15に入力され、ここで電圧設定器16に設定
された基準電圧Voとの偏差εが算出される。
検出手段15に入力され、ここで電圧設定器16に設定
された基準電圧Voとの偏差εが算出される。
この偏差εは制限信号加算手段17に入力され、過励磁
制限装[14からの制限信号ε0があるときはそれが加
えられて、励磁出力指令aとして出力増幅器18に入力
される。そして、出力増幅器18は励磁出力指令aに基
づいて界磁巻線電流Ifを調節するようになっている。
制限装[14からの制限信号ε0があるときはそれが加
えられて、励磁出力指令aとして出力増幅器18に入力
される。そして、出力増幅器18は励磁出力指令aに基
づいて界磁巻線電流Ifを調節するようになっている。
同期機12が定常運転状態にあるときは、制限信号ε0
は零であるから、同期機12の端子電圧Vがその基準電
圧ν0になるように界磁巻線電流Ifは調節される。
は零であるから、同期機12の端子電圧Vがその基準電
圧ν0になるように界磁巻線電流Ifは調節される。
次に、過励磁制限装置14は、界磁巻線電流Ifおよび
界磁巻線温度Tを入力し、界磁巻線電流Ifに基づいて
制限信号ε0を算出し、また界磁巻線温度Tに基づいて
自動電圧調整装M13への制限信号ε0の出力を許可す
るものである。すなわち、界磁巻線電流Ifは制限信号
発生手段19に入力され、過励磁制限設定器20の設定
値Ifよと比較器21で比較され、界磁巻線電流Ifが
設定値If工より大きいとき、その偏差に応じた制限信
号ε0がダイオード22を介して発生される。界磁巻線
電流Ifが設定値If1より小さいときは制限信号ε0
は零である。
界磁巻線温度Tを入力し、界磁巻線電流Ifに基づいて
制限信号ε0を算出し、また界磁巻線温度Tに基づいて
自動電圧調整装M13への制限信号ε0の出力を許可す
るものである。すなわち、界磁巻線電流Ifは制限信号
発生手段19に入力され、過励磁制限設定器20の設定
値Ifよと比較器21で比較され、界磁巻線電流Ifが
設定値If工より大きいとき、その偏差に応じた制限信
号ε0がダイオード22を介して発生される。界磁巻線
電流Ifが設定値If1より小さいときは制限信号ε0
は零である。
一方、界磁巻線電流Ifは過励磁検出手段23にも入力
され、過励磁検出用設定器24の設定値If2と比較器
25で比較される。そして、界磁巻線電流Ifが設定値
If2より大きいとき、その偏差に応じた過励磁信号が
ダイオード26を介して過励磁信号補正手段27に出力
される。なお、設定値If2より小さいときは過励磁信
号は零である。
され、過励磁検出用設定器24の設定値If2と比較器
25で比較される。そして、界磁巻線電流Ifが設定値
If2より大きいとき、その偏差に応じた過励磁信号が
ダイオード26を介して過励磁信号補正手段27に出力
される。なお、設定値If2より小さいときは過励磁信
号は零である。
過励磁信号補正手段27は、実際の界磁巻線温度Tを温
度測定手段28で検出し、この検出した界磁巻線温度T
と規格で定めた最高温度との偏差で求まる余裕熱容量を
関数発生手段29で求め、この余裕熱容量に基づいて過
励磁検出手段23からの過励磁信号に補正を加えるもの
である。ここで、補正のために加算手段30に印加され
る余裕熱容量は、検出した界磁巻線温度Tが最高温度よ
り小さいときは過励磁信号を抑制する方向に加えられる
。この−実施例では、過励磁信号が負極性で示されるの
で、余裕熱容量は正極性で印加されることになる。
度測定手段28で検出し、この検出した界磁巻線温度T
と規格で定めた最高温度との偏差で求まる余裕熱容量を
関数発生手段29で求め、この余裕熱容量に基づいて過
励磁検出手段23からの過励磁信号に補正を加えるもの
である。ここで、補正のために加算手段30に印加され
る余裕熱容量は、検出した界磁巻線温度Tが最高温度よ
り小さいときは過励磁信号を抑制する方向に加えられる
。この−実施例では、過励磁信号が負極性で示されるの
で、余裕熱容量は正極性で印加されることになる。
過励磁信号補正手段27で補正を加えられた過励磁信号
は、制限信号出力手段31の反限時要素32に入力され
、この補正が加えられた過励磁信号が継続して印加され
ると、予め定めた反限時特性で定まる時限後にオアゲー
1〜33を介して補助リレー34がオンする。これによ
り、制限信号発生手段19からの制限信号ε0が自動電
圧調整装置】3の制限信号印加手段17に加えられる。
は、制限信号出力手段31の反限時要素32に入力され
、この補正が加えられた過励磁信号が継続して印加され
ると、予め定めた反限時特性で定まる時限後にオアゲー
1〜33を介して補助リレー34がオンする。これによ
り、制限信号発生手段19からの制限信号ε0が自動電
圧調整装置】3の制限信号印加手段17に加えられる。
また、−旦補助リレー34がオンすると自己保持手段3
5にて、制限信号EOが零となるまで補助リレー34は
オン状態を維持する。また、制限信号ε0を自動電圧調
整装置13に印加しているにもかかわらず、過励磁状態
が一定時間以上継続しているときは、励磁装置11の異
常と判断し、除外手段36を動作させる。除外手段36
の反限時要素27は、制限信号出力手段31の反限時要
素32より同一人力信号に対し遅く動作する反限時特性
を有する。これら反限時特性は、もともと過励磁信号が
継続して入力されたとき、界磁巻線温度Tがその許容熱
容量を超えない範囲の時間遅れをもって動作するように
予め定められている。本発明では補正された過励磁信号
が反限時要素32.37に入力されることになるので、
補正された過励磁信号が継続して入力されたとき、界磁
巻線温度Tがその許容熱容量を超えない範囲の時間遅れ
をもって、これら反限時要素32.37は動作すること
になる。
5にて、制限信号EOが零となるまで補助リレー34は
オン状態を維持する。また、制限信号ε0を自動電圧調
整装置13に印加しているにもかかわらず、過励磁状態
が一定時間以上継続しているときは、励磁装置11の異
常と判断し、除外手段36を動作させる。除外手段36
の反限時要素27は、制限信号出力手段31の反限時要
素32より同一人力信号に対し遅く動作する反限時特性
を有する。これら反限時特性は、もともと過励磁信号が
継続して入力されたとき、界磁巻線温度Tがその許容熱
容量を超えない範囲の時間遅れをもって動作するように
予め定められている。本発明では補正された過励磁信号
が反限時要素32.37に入力されることになるので、
補正された過励磁信号が継続して入力されたとき、界磁
巻線温度Tがその許容熱容量を超えない範囲の時間遅れ
をもって、これら反限時要素32.37は動作すること
になる。
第2図はその特性図である。縦軸は反限時要素32.3
7への入力信号の値すを示し、横軸は時限tを示す。ま
た、■は許容熱容量特性曲線、■は除外手段36の反限
時要素37の特性曲線、■は制限信号出力手段31の反
限時要素32の特性曲線を示す。
7への入力信号の値すを示し、横軸は時限tを示す。ま
た、■は許容熱容量特性曲線、■は除外手段36の反限
時要素37の特性曲線、■は制限信号出力手段31の反
限時要素32の特性曲線を示す。
ぃま、時点t0で補正された過励磁信号b、が入力信号
として継続して入力されたとすると1時点t。
として継続して入力されたとすると1時点t。
で反限時要素32が動作し、制御信号EOが自動電圧調
整装置13に印加される。そして、制限信号toを印加
したにもかかわらず、過励磁状態が継続したとすると、
時点t2で反限時要素37が動作し除外手段36により
自動電圧調整装置13が除外される。したがって、界磁
巻線温度Tが許容熱容量を超えることはない。
整装置13に印加される。そして、制限信号toを印加
したにもかかわらず、過励磁状態が継続したとすると、
時点t2で反限時要素37が動作し除外手段36により
自動電圧調整装置13が除外される。したがって、界磁
巻線温度Tが許容熱容量を超えることはない。
なお、補正を加えないでそのまま過励磁信号b2が入力
信号として入力されたときは、反限時要素32および反
限時要素37は時点t□′および時点t21で動作する
。したがって、本発明により過励磁信号に対し余裕熱容
量に基づき補正を加えると、時間(11−10′)だけ
自動電圧調整装置13に制限信号EOを加える時限が遅
くなる。つまり、自動電圧調整装置13に制限信号ε0
を加えることを抑制できる。また、自動電圧調整装置1
3を除外する時限も時間Dz−tz’ )だけ遅くなる
。
信号として入力されたときは、反限時要素32および反
限時要素37は時点t□′および時点t21で動作する
。したがって、本発明により過励磁信号に対し余裕熱容
量に基づき補正を加えると、時間(11−10′)だけ
自動電圧調整装置13に制限信号EOを加える時限が遅
くなる。つまり、自動電圧調整装置13に制限信号ε0
を加えることを抑制できる。また、自動電圧調整装置1
3を除外する時限も時間Dz−tz’ )だけ遅くなる
。
第2図は反限時要素32.37に直接入力される入力信
号についての特性を示すものであるが、界磁巻線電流I
fに対しての反限時要素32.37および許容熱容量の
特性は、第3図に示すようになる。ここで、I’ 、I
I’ 、III’は過励磁信号補正手段27で補正を加
えない場合の特性曲線である。
号についての特性を示すものであるが、界磁巻線電流I
fに対しての反限時要素32.37および許容熱容量の
特性は、第3図に示すようになる。ここで、I’ 、I
I’ 、III’は過励磁信号補正手段27で補正を加
えない場合の特性曲線である。
過励磁検出手段23における過励磁検出用設定器24の
設定値If2は、制限信号発生手段19における過励磁
制限設定器20の設定値Ifユより大きめの値が設定さ
れる。これは過励磁検出手段23が過励磁を検出したと
き確実に制限信号toを出力できるようにしておくため
である。したがって、界磁巻線電流Ifが過励磁制限設
定器20の設定値If工を超えたとしても、過励磁検出
用設定器24の設定値If2を超えない限りは、制限信
号EOが算出されるだけで過励磁検出手段23は動作し
ない。
設定値If2は、制限信号発生手段19における過励磁
制限設定器20の設定値Ifユより大きめの値が設定さ
れる。これは過励磁検出手段23が過励磁を検出したと
き確実に制限信号toを出力できるようにしておくため
である。したがって、界磁巻線電流Ifが過励磁制限設
定器20の設定値If工を超えたとしても、過励磁検出
用設定器24の設定値If2を超えない限りは、制限信
号EOが算出されるだけで過励磁検出手段23は動作し
ない。
いま時点t。で界磁巻線電流Ifが設定値If2を超え
たIf’ となったとすると、前述の場合と同様に時点
t□で過励磁検出手段23が動作することになり、補正
を加えない場合より時間(tニーt、′)だけ遅く動作
することになる。除外手段36の場合も時間(t2−t
2’ )だけ遅く動作することになる。
たIf’ となったとすると、前述の場合と同様に時点
t□で過励磁検出手段23が動作することになり、補正
を加えない場合より時間(tニーt、′)だけ遅く動作
することになる。除外手段36の場合も時間(t2−t
2’ )だけ遅く動作することになる。
[発明の効果]
以上述べたように、本発明によれば同期機の端子電圧が
低下し、自動電圧調整装置の制御動作により過励磁とな
ったときは、その励磁量およびそのときの実際の界磁巻
線温度に基づいて界磁巻線温度が許容熱容量を超えない
範囲の時間遅れをもって自動電圧調整装置に制限信号を
加えるので、自動電圧調整装置に制限信号が加えられる
ことは極力さけることができる。すなわち、界磁巻線の
許容熱容量のぎりぎりまで過励磁を許容することになる
ので、自動電圧調整装置の制御動作を十分発揮できる。
低下し、自動電圧調整装置の制御動作により過励磁とな
ったときは、その励磁量およびそのときの実際の界磁巻
線温度に基づいて界磁巻線温度が許容熱容量を超えない
範囲の時間遅れをもって自動電圧調整装置に制限信号を
加えるので、自動電圧調整装置に制限信号が加えられる
ことは極力さけることができる。すなわち、界磁巻線の
許容熱容量のぎりぎりまで過励磁を許容することになる
ので、自動電圧調整装置の制御動作を十分発揮できる。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
本発明の制限信号出力手段および除外手段の特性を示す
特性図、第3図は界磁巻線電流に対する制限信号出力手
段および除外手段の特性を示す特性図である。 11・・・励磁装置、12・・・同期機、13・・・自
動電圧調整装置、14・・・過励磁制限装置、15・・
・偏差検出手段、16・・・電圧設定器、17・・・制
限信号加算手段、18・・・出力増幅器、19・・・制
限信号発生手段、20・・・過励磁制限設定器、 21
.25・・・比較器、22.26・・ダイオード、23
・・・過励磁検出手段、24・・・過励磁検出用設定器
。 27・・・過励磁信号補正手段、28・・・温度測定手
段、29・・関数発生手段、30・・・加算手段、31
・・制限信号出力手段、32,37・・・反限時要素、
33・・オアゲート、34・・・補助リレー、35・・
・自己保持手段、36・・除外手段。
本発明の制限信号出力手段および除外手段の特性を示す
特性図、第3図は界磁巻線電流に対する制限信号出力手
段および除外手段の特性を示す特性図である。 11・・・励磁装置、12・・・同期機、13・・・自
動電圧調整装置、14・・・過励磁制限装置、15・・
・偏差検出手段、16・・・電圧設定器、17・・・制
限信号加算手段、18・・・出力増幅器、19・・・制
限信号発生手段、20・・・過励磁制限設定器、 21
.25・・・比較器、22.26・・ダイオード、23
・・・過励磁検出手段、24・・・過励磁検出用設定器
。 27・・・過励磁信号補正手段、28・・・温度測定手
段、29・・関数発生手段、30・・・加算手段、31
・・制限信号出力手段、32,37・・・反限時要素、
33・・オアゲート、34・・・補助リレー、35・・
・自己保持手段、36・・除外手段。
Claims (1)
- 同期機の端子電圧を一定に制御する自動電圧調整装置と
、前記同期機が過励磁状態にならないように前記自動電
圧調整装置に制限を加える過励磁制限装置とを具備した
同期機の励磁装置において、前記同期機の励磁量がその
制限値内となるように前記自動電圧調整装置に与える制
限信号を算出する制限信号発生手段と、前記同期機の励
磁量が所定値を超過した運転状態となったときその超過
した励磁量を検出し過励磁信号として出力する過励磁検
出手段と、前記同期機の界磁巻線温度に基づいて界磁巻
線の余裕熱容量を算出しこの余裕熱容量に基づいて前記
過励磁信号を補正する過励磁信号補正手段と、この補正
された過励磁信号が継続して入力されたとき前記界磁巻
線温度がその許容熱容量を超えない範囲の時間遅れをも
って前記自動電圧調整装置に前記制限信号を印加する制
限信号出力手段とからなる過励磁制限装置を備えたこと
を特徴とする同期機の励磁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2042680A JPH03251100A (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | 同期機の励磁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2042680A JPH03251100A (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | 同期機の励磁装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03251100A true JPH03251100A (ja) | 1991-11-08 |
Family
ID=12642748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2042680A Pending JPH03251100A (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | 同期機の励磁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03251100A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006352990A (ja) * | 2005-06-15 | 2006-12-28 | Mitsubishi Electric Corp | 同期機の励磁装置 |
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1990
- 1990-02-26 JP JP2042680A patent/JPH03251100A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006352990A (ja) * | 2005-06-15 | 2006-12-28 | Mitsubishi Electric Corp | 同期機の励磁装置 |
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