JPH0325095Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0325095Y2 JPH0325095Y2 JP1983087490U JP8749083U JPH0325095Y2 JP H0325095 Y2 JPH0325095 Y2 JP H0325095Y2 JP 1983087490 U JP1983087490 U JP 1983087490U JP 8749083 U JP8749083 U JP 8749083U JP H0325095 Y2 JPH0325095 Y2 JP H0325095Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compression chamber
- back pressure
- pressure
- working gas
- compression
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 55
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 55
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は逆スターリングサイクル冷凍機に関す
るものである。
るものである。
一般に逆スターリングサイクル冷凍機では、作動
気体の圧力比は冷凍機の起動初期に最も大きく、
温度が下つて行くにつれて小さくなつて行く。そ
のため逆スターリングサイクル冷凍機を設計する
に当つては、起動初期の最高圧に対する耐圧及び
駆動機構への最大負荷を考慮しなければならず、
また圧力比の増大は冷凍機の寿命の低下に大きく
影響していた。
気体の圧力比は冷凍機の起動初期に最も大きく、
温度が下つて行くにつれて小さくなつて行く。そ
のため逆スターリングサイクル冷凍機を設計する
に当つては、起動初期の最高圧に対する耐圧及び
駆動機構への最大負荷を考慮しなければならず、
また圧力比の増大は冷凍機の寿命の低下に大きく
影響していた。
本考案は逆スターリングサイクル冷凍機の起動
初期の過大な圧力比を低減させることによつて駆
動機構への負荷を減らし、安全性と耐久性を向上
させ、前記従来の欠点を解消することを目的とす
るものである。
初期の過大な圧力比を低減させることによつて駆
動機構への負荷を減らし、安全性と耐久性を向上
させ、前記従来の欠点を解消することを目的とす
るものである。
この目的を達成するために本考案は逆スターリ
ングサイクル冷凍機において、圧縮ピストンの上
下に形成される圧縮室と圧縮室背圧部間を、一定
の開弁圧を有し圧縮室から圧縮室背圧部への作動
気体の流通を許容し、且つ圧縮室背圧部から圧縮
室への作動気体の流通を阻止する一方向逆止弁を
介して連結すると共に、圧縮室背圧部から圧縮室
への作動気体の流通を許容し、且つ圧縮室から圧
縮室背圧部への作動気体の流通を阻止する吸入弁
を介して連結し、一方向逆止弁の開弁圧を逆スタ
ーリングサイクル冷凍機起動初期の圧縮室の最高
圧力と圧縮室背圧部の背圧との差圧より低く、且
つ逆スターリングサイクル冷凍機の定常運転時の
圧縮室の最高圧力と圧縮室背圧部の背圧との差圧
よりも高くした構成を備え、逆止弁の開弁圧を逆
スターリングサイクル冷凍機起動初期の圧縮部の
最高圧とコンプレツサの背圧との差圧より低くし
ておくことにより、起動初期の過大な圧力比によ
る圧力上昇を減らすことができ、また前記開弁圧
を圧縮部の最高圧とコンプレツサの背圧との差圧
より高くしておくことによつて、定常運転時は閉
回路として作動する。
ングサイクル冷凍機において、圧縮ピストンの上
下に形成される圧縮室と圧縮室背圧部間を、一定
の開弁圧を有し圧縮室から圧縮室背圧部への作動
気体の流通を許容し、且つ圧縮室背圧部から圧縮
室への作動気体の流通を阻止する一方向逆止弁を
介して連結すると共に、圧縮室背圧部から圧縮室
への作動気体の流通を許容し、且つ圧縮室から圧
縮室背圧部への作動気体の流通を阻止する吸入弁
を介して連結し、一方向逆止弁の開弁圧を逆スタ
ーリングサイクル冷凍機起動初期の圧縮室の最高
圧力と圧縮室背圧部の背圧との差圧より低く、且
つ逆スターリングサイクル冷凍機の定常運転時の
圧縮室の最高圧力と圧縮室背圧部の背圧との差圧
よりも高くした構成を備え、逆止弁の開弁圧を逆
スターリングサイクル冷凍機起動初期の圧縮部の
最高圧とコンプレツサの背圧との差圧より低くし
ておくことにより、起動初期の過大な圧力比によ
る圧力上昇を減らすことができ、また前記開弁圧
を圧縮部の最高圧とコンプレツサの背圧との差圧
より高くしておくことによつて、定常運転時は閉
回路として作動する。
従つて本考案によると定常運転のサイクルに影
響することなく、自動的に圧縮部の力を調整する
ので、定常運転時の負荷に見合つた耐圧及び駆動
機構にでき、小型化が可能である等の効果があ
る。
響することなく、自動的に圧縮部の力を調整する
ので、定常運転時の負荷に見合つた耐圧及び駆動
機構にでき、小型化が可能である等の効果があ
る。
以下本考案の実施例を図面について説明する
と、図面は本考案の逆スターリング冷凍機の実施
例を示し、1は圧縮室、2は膨張室で、これら各
室のシリンダには夫々適合した太さ及び長さの異
なるピストン3,4が挿入され、該ピストン3,
4は図示しないクランク等に連結されて直線往復
運転するようになつている。またピストン3と4
は、互に90゜前後の位相差をもつて往復運転する。
と、図面は本考案の逆スターリング冷凍機の実施
例を示し、1は圧縮室、2は膨張室で、これら各
室のシリンダには夫々適合した太さ及び長さの異
なるピストン3,4が挿入され、該ピストン3,
4は図示しないクランク等に連結されて直線往復
運転するようになつている。またピストン3と4
は、互に90゜前後の位相差をもつて往復運転する。
圧縮室1と膨張室2は、水冷熱交換器5と蓄冷
器6とが直列に配設された導管で連結されてい
る。また、圧縮ピストン3の上側の圧縮室1と下
側の圧縮室背圧部7間は、一定値の開弁圧を有す
る一方向逆止弁8を介在せしめた管路で連結さ
れ、かつ該逆止弁8の流路方向は、圧縮室1から
圧縮室背圧部7方向としたものである。また駆動
室10の流体は、吸入弁9を経て圧縮室1に流入
するが、圧縮室1からは駆動室10には流れない
ように吸入弁9は一方向弁となつている。
器6とが直列に配設された導管で連結されてい
る。また、圧縮ピストン3の上側の圧縮室1と下
側の圧縮室背圧部7間は、一定値の開弁圧を有す
る一方向逆止弁8を介在せしめた管路で連結さ
れ、かつ該逆止弁8の流路方向は、圧縮室1から
圧縮室背圧部7方向としたものである。また駆動
室10の流体は、吸入弁9を経て圧縮室1に流入
するが、圧縮室1からは駆動室10には流れない
ように吸入弁9は一方向弁となつている。
ここでP1:圧縮室圧力
P2:コンプレツサ背圧
PC:一方向逆止弁の開弁圧とし、
P1−P2>PCの場合には、一方向逆止弁8が
開いて圧縮室1の作動ガスを圧縮室背圧部7へ逃
がす。
開いて圧縮室1の作動ガスを圧縮室背圧部7へ逃
がす。
またP1−P2<PCの場合には、一方向逆止
弁8は開かず、サイクルは閉回路で作動する。
弁8は開かず、サイクルは閉回路で作動する。
以上詳細に説明した如く本考案は構成されてい
るので、作動気体の温度が高い起動初期には、圧
縮室の最高圧力と圧縮室背圧部の背圧との差圧が
一方向逆止弁の開弁圧よりも高くなり、、一方向
逆止弁が開弁することによつて、圧縮室の作動気
体を一方向逆止弁を介して圧縮室背圧部へ逃が
し、圧力比の増大を抑制することができる。また
作動気体の温度が低い定常運転時には、圧縮室の
最高圧力と圧縮室背圧部の背圧との差圧が一方向
逆止弁の開弁圧よりも低くなり、一方向逆止弁を
介して圧縮室の作動気体が圧縮室背圧部へ逃がさ
れることなく、吸入弁により圧縮室背圧部は圧縮
室の圧力の最低圧力に維持される。
るので、作動気体の温度が高い起動初期には、圧
縮室の最高圧力と圧縮室背圧部の背圧との差圧が
一方向逆止弁の開弁圧よりも高くなり、、一方向
逆止弁が開弁することによつて、圧縮室の作動気
体を一方向逆止弁を介して圧縮室背圧部へ逃が
し、圧力比の増大を抑制することができる。また
作動気体の温度が低い定常運転時には、圧縮室の
最高圧力と圧縮室背圧部の背圧との差圧が一方向
逆止弁の開弁圧よりも低くなり、一方向逆止弁を
介して圧縮室の作動気体が圧縮室背圧部へ逃がさ
れることなく、吸入弁により圧縮室背圧部は圧縮
室の圧力の最低圧力に維持される。
従つて本考案によれば、定常運転時の負荷に見
合つた耐圧構造及び駆動機構にすることができ、
逆スターリングサイクル冷凍機の小型化を図るこ
とができる。
合つた耐圧構造及び駆動機構にすることができ、
逆スターリングサイクル冷凍機の小型化を図るこ
とができる。
図面は本考案の実施例を示す逆スターリング冷
凍機のシステム図である。 図の主要部分の説明、1……圧縮室、2……膨
張室、3……圧縮ピストン、7……圧縮室背圧
部、8……一方向逆止弁、10……駆動室。
凍機のシステム図である。 図の主要部分の説明、1……圧縮室、2……膨
張室、3……圧縮ピストン、7……圧縮室背圧
部、8……一方向逆止弁、10……駆動室。
Claims (1)
- 逆スターリングサイクル冷凍機において、圧縮
ピストンの上下に形成される圧縮室と圧縮室背圧
部間を、一定の開弁圧を有し圧縮室から圧縮室背
圧部への作動気体の流通を許容し、且つ圧縮室背
圧部から圧縮室への作動気体の流通を阻止する一
方向逆止弁を介して連結すると共に、圧縮室背圧
部から圧縮室への作動気体の流通を許容し、且つ
圧縮室から圧縮室背圧部への作動気体の流通を阻
止する吸入弁を介して連結し、一方向逆止弁の開
弁圧を逆スターリングサイクル冷凍機起動初期の
圧縮室の最高圧力と圧縮室背圧部の背圧との差圧
より低く、且つ逆スターリングサイクル冷凍機の
定常運転時の圧縮室の最高圧力と圧縮室背圧部の
背圧との差圧よりも高くしたことを特徴とする逆
スターリング冷凍機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8749083U JPS59191561U (ja) | 1983-06-08 | 1983-06-08 | 逆スタ−リング冷凍機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8749083U JPS59191561U (ja) | 1983-06-08 | 1983-06-08 | 逆スタ−リング冷凍機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59191561U JPS59191561U (ja) | 1984-12-19 |
JPH0325095Y2 true JPH0325095Y2 (ja) | 1991-05-31 |
Family
ID=30217403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8749083U Granted JPS59191561U (ja) | 1983-06-08 | 1983-06-08 | 逆スタ−リング冷凍機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59191561U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3598539A4 (en) * | 2017-12-11 | 2021-03-24 | Takasaki Denka Kougyousho Co., Ltd. | ELECTRODE BODY FOR LEAD ACCUMULATOR AND LEAD ACCUMULATOR USING SAME |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5572638A (en) * | 1978-11-28 | 1980-05-31 | Aisin Seiki Co Ltd | Working gas supply device for gas engine |
JPS5646954A (en) * | 1979-09-25 | 1981-04-28 | Aisin Seiki | Cryogenic gas refrigerating machine |
-
1983
- 1983-06-08 JP JP8749083U patent/JPS59191561U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5572638A (en) * | 1978-11-28 | 1980-05-31 | Aisin Seiki Co Ltd | Working gas supply device for gas engine |
JPS5646954A (en) * | 1979-09-25 | 1981-04-28 | Aisin Seiki | Cryogenic gas refrigerating machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59191561U (ja) | 1984-12-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS58185960A (ja) | スタ−リング・サイクル装置における負荷整合および行程制限用の圧力調整方法およびその装置 | |
CN106224198B (zh) | 一种伺服电机直驱往复式高压空气压缩机 | |
US4633668A (en) | Two piston V-type Stirling engine | |
JPH0325095Y2 (ja) | ||
US20220178359A1 (en) | Hybrid thermodynamic compressor | |
JPS6220370B2 (ja) | ||
JP3351800B2 (ja) | 熱機関 | |
JP2818169B2 (ja) | スターリングエンジン | |
JP2542614B2 (ja) | スタ−リングエンジン | |
KR200386102Y1 (ko) | 확장 냉각휀을 포함하는 4단 에어 콤프레셔 | |
JPH0354348A (ja) | スターリングエンジンの出力制御装置 | |
US3921401A (en) | Hot gas machine and control device for varying the power thereof | |
CN108331733A (zh) | 一种开启式中间补气双缸活塞制冷压缩机 | |
US2997862A (en) | dineen | |
US5134848A (en) | Stirling cycle apparatus | |
JP2590465B2 (ja) | フリ−ピストン式スタ−リング・エンジン | |
JPS64342A (en) | Output control device for starling engine | |
JP2541983B2 (ja) | スタ−リングエンジン | |
JPH01153472U (ja) | ||
JPS5925077A (ja) | スタ−リングエンジンの始動装置 | |
JPH0250384B2 (ja) | ||
JPH03279758A (ja) | 逆スターリング冷凍機 | |
JP2718692B2 (ja) | スターリングエンジン | |
JPS6088851A (ja) | スタ−リング機関 | |
JPS6220659A (ja) | スタ−リングエンジン |