JPH0325083Y2 - - Google Patents

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JPH0325083Y2
JPH0325083Y2 JP1986118039U JP11803986U JPH0325083Y2 JP H0325083 Y2 JPH0325083 Y2 JP H0325083Y2 JP 1986118039 U JP1986118039 U JP 1986118039U JP 11803986 U JP11803986 U JP 11803986U JP H0325083 Y2 JPH0325083 Y2 JP H0325083Y2
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water
bathtub
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steam generator
supply tank
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JP1986118039U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は風呂加熱装置に関し、詳しくは、蒸気
発生器で発生した蒸気を浴槽へ送り込むと共に浴
槽水を蒸気発生器に返水することを繰り返すこと
により、風呂を焚上げる風呂加熱装置に関する。
〈従来の技術〉 第3図に従来装置の構成を示す。1は浴槽、2
は蒸気発生器、3はバーナ、4は給水タンクであ
る。バーナ3による加熱によつて蒸気発生器2内
の水が沸騰し、高温高圧の蒸気が搬送管5を通つ
て浴槽1内へ送り込まれる。浴槽1内の水は返水
管6を通つて給水タンク4に一旦貯えられる。給
水タンク4の水は落込管7から蒸気発生器2に落
下して供給される。蒸気発生器2内の水位が低レ
ベルスイツチ8まで低下すると、該低レベルスイ
ツチ8が作動して落込管7の弁10を開き、水位
が高レベルスイツチ9まで上昇すると弁10が閉
じるようにされている。風呂の加熱は蒸気の送り
込みと浴槽水の返水を繰り返すことにより行われ
る。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところが上記従来の装置では浴槽1から返水管
6を介して給水タンク4への返水について特別な
手段が講じられておらず、返水がスムーズに行わ
れていなかつた。
また、従来の装置では、高温高圧の蒸気がその
まま浴槽1内に導入されるため、安全面の問題が
あつた。また高温高圧の蒸気が浴槽内で凝縮する
際に発生する振動、騒音が大きいという欠点があ
つた。
〈目的〉 そこで本考案は上記従来技術の欠点を解消し、
浴槽から給水タンクへの返水がスムーズに行わ
れ、且つ浴槽へ導入される蒸気の温度を適当に低
下させることができ、さらに焚上げに際して振動
や騒音が少ない風呂加熱装置の提供を目的とす
る。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案の風呂加熱装置は、浴槽と、該浴槽とは
別体に設けられる蒸気発生器と、該蒸気発生器で
生じた蒸気を前記浴槽へ送り込む搬送管と、前記
浴槽からの水を返水管を介して一旦受け入れて貯
水すると共に前記蒸気発生器へ落込管を介して給
水する給水タンクとを有し、蒸気発生器から高温
蒸気を搬送管を介して浴槽へ送り込むと共に浴槽
水を前記返水管、給水タンク、落込管を介して蒸
気発生器へ返水させることを繰り返すことにより
風呂を焚上げるようにした風呂加熱装置であつ
て、前記搬送管の途中にエゼクタを設けると共
に、該エゼクタの負圧形成部に前記給水タンク上
部からの管路を接続し、これによつて蒸気搬送時
に前記エゼクタに生じる負圧で前記給水タンク内
を吸引し、且つ浴槽水を給水タンクに吸引するよ
う構成したことを特徴としている。
〈作用〉 蒸気発生器からの蒸気がエゼクタを通過するこ
とにより給水タンクが負圧に形成される。よつて
この負圧の給水タンクに対して浴槽水が容易に返
水される。また蒸気発生器からの高温蒸気がエゼ
クタを通過する際に給水タンク上部からの低温空
気若しくは低温水が混入されるため、適当に冷ま
された蒸気が浴槽に送り込まれ、或いは適当な温
水となつて浴槽に送り込まれることから、浴槽内
での沸騰による危険性や、浴槽内での蒸気凝縮時
の大きな振動、騒音が抑制される。
〈実施例〉 第1図は本考案の実施例を示す風呂加熱装置の
構成図、第2図はエゼクタの断面図である。
浴槽1に対して蒸気発生器2が別体に設けられ
ている。3は蒸気発生器2を加熱するバーナであ
る。蒸気発生器2に対して上位の位置に給水タン
ク4が設けられている。前記蒸気発生器2の上部
からは搬送管5が浴槽1に連通され、その途中に
エゼクタ11が設けられている。前記浴槽1から
は返水管6が逆止弁6aを介して前記給水タンク
4に接続されている。給水タンク4の上部から負
圧導入管路12を電磁弁12aを介して前記エゼ
クタ11の負圧形成部11aに接続している。ま
た給水タンク4の底部から落込管7を逆止弁7a
を介して前記蒸気発生器2に接続している。また
給水タンク4の上部と蒸気発生器2の上部との間
は通気管13によつて電磁開閉弁13aを介して
連通せられている。前記蒸気発生器2には低レベ
ルスイツチ8と高レベルスイツチ9とが設けら
れ、水位が低レベル或いは高レベルになつた時に
スイツチ信号が制御部14に入力せられる。該制
御部14は前記レベルスイツチ9からの信号を受
けけて前記負圧導入管路12の電磁弁12a及び
前記落込管13の電磁開閉弁13aの開閉を制御
する。
今、蒸気発生器2内に十分給水された状態で、
バーナ3に点火し、加熱を開始したとする。蒸気
発生器2内の水が沸騰し、蒸気が発生する。蒸気
発生器2内が蒸気により高圧になると、該高温高
圧の蒸気が搬送管5を通つて浴槽1側へ送られ
る。蒸気がエゼクタ11を通過することにより、
エゼクタ11の負圧形成部11aが負圧になさ
れ、負圧導入管路12を通じて給水タンク4から
低温水(給水タンク4内の水位が低下すると低温
空気)が吸引され、高温蒸気と混合せられる。こ
の混合により、浴槽1へは過熱蒸気ではなく、適
当に高温な温水と蒸気の混合体、或いは適当に高
温な空気と蒸気の混合体が送り込まれることにな
る。これによつて過熱蒸気導入に伴う危険性が解
消され、また過熱蒸気の凝縮の際に発生する振動
や騒音が低減される。
一方、前記吸引された給水タンク4は負圧とな
り、浴槽1から水を吸引する。これにより給水タ
ンク4に水が補充される。
蒸気の発生により蒸気発生器2内の水位が低レ
ベルスイツチ8の所まで低下すると、該低レベル
スイツチ8が作動し、制御部14を介して、電磁
開閉弁13aが開かれ、電磁弁12aが閉じられ
る。すると蒸気発生器2内の蒸気が通気管13を
通つて給水タンク4内に一気に流れ込み、その結
果、両室内が同圧となり、給水タンク4の水が重
力で蒸気発生器2内に落とし込まれる。給水タン
ク4からの水の落下に対して、これを妨げるもの
がないことから、給水はスムーズに短時間で完了
する。この間も前記バーナ3の燃焼は停止されな
い。高温蒸気は大気放出されるのではなく、給水
タンク4に導入されるので、熱損失がない。また
燃焼は連続されているので、時間的ロスがない。
給水が完了し、蒸気発生器2内の水位が高レベ
ルスイツチ9の位置まで上昇すると、該スイツチ
9が作動し、制御部14を介して電磁開閉弁13
aが閉じ、電磁弁12aが開かれて、最初の状態
に戻る。以上のサイクルが繰り返されて風呂が焚
上げられる。
なお蒸気発生器2からの蒸気の発生量及び勢い
が強い程、給水タンク4から負圧導入管路12を
介して混合せられる低温空気或いは低温水の量も
比例して多くなるので都合がよい。同様に蒸気の
発生量及び勢いが強い程、浴槽1から返水管6を
介して返水される量も多くなるので、これも又非
常に都合がよい。
〈効果〉 本考案は以上の構成よりなり、請求項に記載の
風呂加熱装置によれば、浴槽1と蒸気発生器2と
給水タンク4との間に構成される搬送管5と返水
管6とエゼクタ11と管路12とによる配管構成
によつて、第1に、浴槽1に送り込まれる高温蒸
気に対して給水タンク4から低温の空気又は低温
水を加えることができる。よつて過熱空気が浴槽
1へ直接送り込まれることによる危険性を防止す
ることができ、また浴槽1内で蒸気が凝縮する際
に生じる振動や騒音を解消し或いは低減させるこ
とができる。そして前記高温蒸気に加えられる低
温の空気又は低温水の量は搬送される蒸気の量に
比例せられるので、浴槽1への蒸気搬送条件を安
定したものとすることができる。また第2に、蒸
気発生器2から浴槽1へ蒸気が搬送されるにした
がつて、その量に比例して浴槽水を給水タンク4
へ返水することができる。よつてすなわち浴槽1
から給水タンク4への返水をスムーズに行うこと
ができると共に蒸気発生器2内の水が減少した時
点では給水に十分な量を給水タンク4に返水して
おくことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す風呂加熱装置の
構成図、第2図はエゼクタの断面図、第3図は従
来装置の構成図である。 1:浴槽、2:蒸気発生器、3:バーナ、4:
給水タンク、5:搬送管、6:返水管、7:落込
管、8:低レベルスイツチ、9:高レベルスイツ
チ、11:エゼクタ、11a:負圧形成部、1
2:負圧導入管、12a:電磁弁、13:通気
管、13a:電磁開閉弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浴槽1と、該浴槽1とは別体に設けられる蒸気
    発生器2と、該蒸気発生器2で生じた蒸気を前記
    浴槽1へ送り込む搬送管5と、前記浴槽1からの
    水を返水管6を介して一旦受け入れて貯水すると
    共に前記蒸気発生器2へ落込管7を介して給水す
    る給水タンク4とを有し、蒸気発生器2から高温
    蒸気を搬送管5を介して浴槽1へ送り込むと共に
    浴槽水を前記返水管6、給水タンク4、落込管7
    を介して蒸気発生器2へ返水させることを繰り返
    すことにより風呂を焚上げるようにした風呂加熱
    装置であつて、前記搬送管5の途中にエゼクタ1
    1を設けると共に、該エゼクタ11の負圧形成部
    11aに前記給水タンク4上部からの管路12を
    接続し、これによつて蒸気搬送時に前記エゼクタ
    11に生じる負圧で前記給水タンク4内を吸引
    し、且つ浴槽水を給水タンク4に吸引するよう構
    成したことを特徴とする風呂加熱装置。
JP1986118039U 1986-07-30 1986-07-30 Expired JPH0325083Y2 (ja)

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JP1986118039U JPH0325083Y2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30

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JP1986118039U JPH0325083Y2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30

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JPS6322551U JPS6322551U (ja) 1988-02-15
JPH0325083Y2 true JPH0325083Y2 (ja) 1991-05-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6222957B2 (ja) * 1982-07-19 1987-05-20 Sumitomo Electric Industries

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JPS6222957B2 (ja) * 1982-07-19 1987-05-20 Sumitomo Electric Industries

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