JPH03249338A - 内燃機関の出力制御装置 - Google Patents

内燃機関の出力制御装置

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JPH03249338A
JPH03249338A JP4841490A JP4841490A JPH03249338A JP H03249338 A JPH03249338 A JP H03249338A JP 4841490 A JP4841490 A JP 4841490A JP 4841490 A JP4841490 A JP 4841490A JP H03249338 A JPH03249338 A JP H03249338A
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JP
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actuator
throttle
intake
driver
engine
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Application number
JP4841490A
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English (en)
Inventor
Toru Hashimoto
徹 橋本
Mitsuhiro Miyake
光浩 三宅
Osamu Ito
修 伊藤
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、一対の電磁弁を介して作動するアクチュエー
タにより、アクセルペダルの操作とは関係無く吸気通路
を絞って機関の出力を制限し得る内燃機関の出力制御装
置に関し、特に車両のスリップ割目に応用して好適なも
のである。
〈従来の技術〉 一般に、車両の走行中に路面の状況が急激に変化したり
、雪路や凍結路等の滑りやすい路面を車両が走行する場
合、駆動輪が空転しないように運転者がアクセルペダル
の踏み込み量を調整し、機関の出力を微妙に制御するこ
とは、熟練者であっても非常に難しいものである。同様
に、旋回路に対する車両の走行速度が高すぎる場合、車
輪が横滑りを起こして危険な状態となるが、このような
場合に機関の出力を適正に下げて旋回路に対応した旋回
半径で車両を安全に走行させるためには、特に旋回路の
出口が確認できないような場合或いは旋回路の曲率半径
が次第に小さくなっているような場合、高度な運転技術
が要求される。
このようなことから、運転者によるアクセルペダルの踏
み込み量とは関係無く、車輪の空転状態を検出して強制
的に機関の出力を低下させる出力制御装置が考えられ、
運転者が必要に応じてこの出力制御装置を利用した走行
と、アクセルペダルの踏み込み量に対応して機関の出力
を制御する通常の走行とを選択できるようにしたものが
発表されている。
m関の出力を低下させる手段としては、点火時期を遅ら
せたり吸入空気量や燃料供給量を少なくしたり、或いは
燃料供給を中止したすすることが一般的であるが、特殊
なものとしては機関の圧縮比を下げろようにしたものも
知られている。
ところで、本発明者らは一対の電磁弁を用いて作動する
アクチュエータにより、機関に対する吸入空気量を制御
する内燃機関の出力*J11装置を既に提案している。
この出力制御装置は、圧力流体供給用の電磁弁の開度と
圧力流体排出用の電磁弁の開度とを調整することにより
、アクチュエータに対する圧力流体の供給量を変化させ
、これによって、吸気管の吸気通路内を流れる空気の量
を運転者によるアクセルペダルの踏み込み量とは関係無
く#Jll、車輪に滑りが発生しないように機関の出力
を低減させているう 〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、従来の出力制御装置にあっては、スロットル
弁をアクセルペダルの操作とは別に開閉駆動するアクチ
ュエータのスロットル閉側駆動力源として機関において
発生する吸気負圧を利用するのがコスト等の面から一般
的であった。
そのため、当該装置は機関において吸気負圧を一度発生
しないと、例え運転者が出力制御装置を利用した走行を
希望していても、機能せず、従ってこのような状態を運
転者等に予め知らせることが安全性の面から必要である
〈課題を解決するための手段〉 前記課題を解決するための本発明の構成は、運転者の操
作による機関の吸入空気量の調整とは独立に吸入空気量
を低減させ得るアクチュエータと、該アクチ一エータに
連通して吸気負圧を貯えろバキュームタンクと、該バキ
ュームタンクと前記アクチュエータとの連通路に介装さ
れ前記アクチュエータに吸気負圧を供給して前記機関の
吸入空気量を強制的に低減させるための第一の電磁弁と
、前記アクチュエータを大気開放して前記機関の吸入空
気量を前記運転者の操作に対応させるための第二の電磁
弁とを具えた内燃機関の出力制御装置において、前記バ
キュームタンクの負圧状態を検出する負圧検知手段と、
該負圧検知手段より前記負圧状態が出力制御を行い得る
状態でない乙とを検知した場合に強制的に出力制御を行
わないように前記電磁弁を作動させる電子制御ユニット
と、前記負圧検知手段より前記負圧状態が出力制御を行
い得る状態でないことを検知した場合に当該状態を前記
運転者に知らせる警告手段とを具えたことを特徴とする
く作   用〉 前記構成によれば、バキュームタンク内にアクチュエー
タを作動させるのに十分な吸気負圧が貯えられている場
合は、運転者の選択により、出力制御を利用した走行が
行われる。
逆に、貯えが十分でない場合は、電子制御ユニットがこ
れを負圧検知手段からの信号により検知し、前記出力制
御走行が選択されていても強制的に出力制御を行わない
ように電磁弁を作動させろ。同時に、当該状態;よ警告
手段により運転者に知らされる。
く実 施 例〉 本発明による内燃機関の出力制御装置を前輪駆動形式の
車両のスリップ胴細に応用した一実施例の概略構造を表
す第1図に示すように、機関11の燃焼室12には吸気
弁13を介して吸気Ir!!:14の基端部が連結され
、同様に、排気弁15を介して排気管16の先端部がこ
の燃焼室12に連結されている。前記吸気管14の先端
部には、エアクリーナエレメント17を収納したエアク
リーナ18が取り付けられている。
前記吸気管14の途中には、この吸気管14によって形
成される吸気通路19の開度を変化させ、燃焼室12内
に供給される吸入空気量を調整するスロットル弁20を
組み込んだスロットルボディ21が介装されている。第
1図及び筒状をなすこのスロットルボディ21の部分の
拡大断面構造を表す第2図に示すように、スロットルボ
ディ21に(:スロットル弁20を一体に固定したスロ
ットル軸22の両端部が回動自在に支持されている。吸
気通路19外に突出するこのスロットル軸22の一端部
には、アクセルレバ−23とスロットルレバー24とが
同軸状をなして嵌合されている。
前記スロットル軸22とアクセルレバ−23の筒部25
との間には、ブシュ26及びスペーサ27が介装され、
これによってアクセルレバ−23はスロットル軸22に
対して回転自在となっている。更に、スロットル軸22
の一端側に取り付けた座金28及びナツト29により、
スロットル軸22からアクセルレバ−23が抜は外れる
のを未然に防止している。
又、このアクセルレバ−23には運転者によって操作さ
れるアクセルペダル30がケーブル31を介して接続し
ており、アクセルペダル30の踏み込み量に応じてアク
セルレバ−23がスロットル軸22に対して回動するよ
うになっている。
一方、前記スロットルレバー24はスロットル軸22と
一体に固定されており、従ってこのスロットルレバー2
4を操作することにより、スロットル弁20がスロット
ル軸22と共に回動する。又、このスロットルレバー2
4の一部には、アクセルレバ−23の一部に形成した爪
部32に係止し得るストッパ33が形成されており、こ
れら爪部32とストッパ33とは、スロットル弁20が
開(方向にスロットルレバー23を回動させろか、或い
はスロットル弁20が閉まる方向にアクセルレバ−23
を回動させた場合に相互に係止するような位置関係に設
定されている。
前記スロットルボディ21とスロットルレバー24との
間には、スロットルレバー24のストッパ33をアクセ
ルレバ−23の爪部32に押し付けてスロットル弁20
を開く方向に付勢するねじりコイルばね34が、スロッ
トル軸22に嵌合された筒状をなす一対のばね受け35
.36を介し、このスロットル軸22と同軸状をなして
装着されている。又、スロットルボディ21がら突出す
るストッパビン37とアクセルレバ−23との間にも、
アクセルレバ−23の爪m32をスロットルレバー24
のストッパ33に押し付けてスロットル弁20を閉じる
方向に付勢し、アクセルペダル30に対してデイテント
感を付与するためのねじりコイルばね38がカラー39
を介してアクセルレバ−23の[u 25 ニスロット
ル軸22と同軸状をなして装着されている。
前記スロットルレバー24の先端部には、基端をアクチ
ュエータ40のダイヤフラム41に固定した胴細棒42
の先端部が連結されている。このアクチュエータ40内
に形成された圧力室43には、前記ねしりコイルばね3
4と共にスロットルレバー24のストッパ33をアクセ
ルレバ−23の爪部32に押し付けてスロットル弁20
を開く方向に付勢する圧縮コイルばね44が組み込まれ
ている。そして、これら二つのばね34,44のばね力
の和よりも、前記ねじりコイルばね38のばね力のほう
が大きく設定されている。
前記スロットルボディ21の下流側に連結されて吸気道
′gI!19の一部を形成するサージタンク45には、
接続配管46を介してバキュームタンク47が連通して
おり、このバキュームタンク47と接続配管46との間
には、バキュームタンク47からサージタンク45への
空気の移動のみ許容する逆止め弁48が介装されている
。これにより、バキュームタンク47内の圧力はサージ
タンク45内の最低圧力とほぼ等しい負圧に設定される
これらバキュームタンク47内と前記アクチュエータ4
0の圧力室43とは、連通路としての配管49を介して
連通状態となっており、この配管49の途中には非通電
時閉塞型の電磁弁50が設けられている。つまり、乙の
電磁弁50には配管49を塞ぐようにプランジャ51を
弁座52に付勢するばね53が組み込まれており、本実
施例ではバキュームタンク47に連通する配管49の低
圧側を電磁弁50の弁座52に接続すると共に高圧側を
アクチュエータ40の圧力室43に接続し、ばね53に
よるばね力に加えて電磁弁50を境とする配管49の両
側の圧力差を利用し、プランジャ51と弁座52とのシ
ール性を確保している。
又、電磁弁50とアクチュエータ40との間の配Iri
!:49には、スロットル弁20よりも上流側の吸気通
路19に連通する配管54が接続している。そして、こ
の配管54の途中には非通電時開散型の電磁弁55が設
けられている。つまり、この電磁弁55には配管54を
開放するようにプランジャ56を付勢するばね57が組
み込まれており、本実施例ではアクチュエータ40の圧
力室43側に連通ずる配管54の低圧側を電磁弁55の
弁座58に接続すると共に高圧側を吸気通路19側に接
続し、配管54を塞ぐ際にはこの時の電に力に加えて電
磁弁55を境とする配管54の両側の圧力差を利用し、
プランジャ56と弁座58とのシール性を確保している
。又、配管54を吸気通路19内に連通させ、塵埃を含
む外気に対しエアクリーナニレメン1−17により遮断
したので、配管54や電磁弁55内の目詰まりを起こす
虞がない。
前記二つの電磁弁50,55には、機関11の運転状態
を胴細する電子胴締ユニット59(息下、これをECU
と呼称する)がそれぞれ接続し、このECU39からの
指令に基づいて電磁弁50,55に対する通電のオン。
オフがデユーティis頗されるようになっている。例え
ば、電磁弁50,55のデユーティ率が0%の場合、ア
クチュエータ40の圧力室43がスロットル弁20より
も上流側の吸気通路19内の圧力とほぼ等しい大気圧と
なり、スロットル弁2oの開度はアクセルペダル30の
踏み込み量に一対一で対応する。逆に、電磁弁50,5
5のデユーティ率が100%の場合、アクチュエータ4
0の圧力室43がバキュームタンク47内の圧力とほぼ
等しい負圧となり、N郭捧42が第1図中、左斜め上方
に引き上げられる結果、スロットル弁20ばアクセルペ
ダル30の踏み込み量に関係なく閉じられる。
このようにして、電磁弁50,550デユーテイ率を調
整することにより、アクセルペダル30の踏み込みlに
関係なくスロットル弁20の開度を変化させ、機関11
の出力を調整することができる。
本実施例で1よ、アクチュエータ40の圧力室43を負
圧にしてアクセルペダル3oの踏み込み量に関係無くス
ロットル弁20が閉じるようにi!I御する電磁弁50
を非通電時閉塞型のものにする一方、アクチュエータ4
0の圧力室43を大気圧にしてアクセルペダル30の踏
み込み量とスロットル弁20の開度とが対応するように
ll1llI+する電磁弁55を非通電特開放型のもの
にしたことにより、これら電磁弁50,55が断線故障
した場合でも、8力制御を行わない通常の状態で車両を
走行させることができる。
又、本実施例ではスロットル弁20の開度をアクセルペ
ダル30と7クチユエータ40とで同時に制御するよう
にしたが、吸気通路19内に二つのスロットル弁を直列
に配列シ、一方のスロットル弁をアクセルペダル30に
のみ接続すると共に他方のスロットル弁をアクチュエー
タ40にのみ接続し、これら二つのスロットル弁をそれ
ぞれ独立に制御することも可能である。
一方、前記吸気管14の下流端側には、機関11の燃焼
室12内へ図示しない燃料を吹き込む燃料噴射装置の燃
料噴射ノズル60が設けられ、ECU39によりデユー
ティ制御される電磁弁61を介して燃料が燃料噴射ノズ
ル60に供給される。つまり、電磁弁61の開弁時間を
制御することで、燃焼室12に対する燃料の供給量が調
整され、所定の空燃比となって燃焼室12内で点火プラ
グ62により点火されるようになっている。
前記ECU39には、スロットルボディ21に取り付け
られてスロットルレバー24の開度を検出するスロット
ル開度センサ63が接続し、このスロットル開度センサ
63からの出力信号が送られてくるようになっている。
又、車両のスリップ状態を検出するトルクコントロール
ユニット (以下、これをTCLと呼称する)64に(
よ、前記スロットル開度センサ63と共にスロットルボ
ディ21に取り付けられてアクセルレバ−23の開度を
検出するアクセル開度センサ65と、図示しない前輪の
回転速度を検出する前輪回転センサ66と、図示しない
後輪の回転速度を検出する後輪回転センサ67とが接続
し、これらセンサ65.66.67からの出力信号がそ
れぞれ送られて(るようになっている。
ECU39とTCL64とは、通信ケーブル68を介し
て結ばれており、ECU39からは機関11の運転状態
や出力胴細に関与する構成部材のフェイル情報の他に、
機関回転数や吸入空気量等の情報がTCL64に送られ
る。逆に、T CL 64からはこのT CL 64に
接続する各種センサ65,66.67のフェイル情報が
ECU39に送られる。
又、車両にはスリップ制御を行うが否かを運転者が選択
する図示しない手動スイッチが設けられており、スリッ
プ洞部を選択しない場合、ECU39は一対の電磁弁5
0.55をオフ、即ちデユーティ率を0%とし、運転者
によるアクセルペダルの踏み込み量に応じて機関11の
出力が制御される。
一方、スリップ1llI卿を選択した場合、TCL64
は前輪回転センサ66及び後輪回転センサ67の出力か
ら車輪のスリップ状態の有無を判定し、これらの出力に
差が発生してスリップ有りと判定した場合には、この時
のスリップ量や車両の加速度を求めてスリップが無くな
ろためのトルクを計算し、これを要求トルク指令として
、信号線69を介しECU39に与えろ。このECU3
9には、機関回転数とトルクとをパラメータとしてスロ
ットル開度を求めるためのマツプが記憶されており、E
CU39はこのマツプを用いて現在の機関回転数とTC
L64からの要求トルクとに対応したスロットル開度を
算出する。そして、ECU39は算出したこのスロット
ル開度を目標値として、スロットル開度センサ63から
出力される実際のスロットル開度との偏差を求め、一対
の電磁弁50,55のデユーティ率を前記偏差に見合う
値に設定して各電磁弁50.55のプランジャ51.5
6のソレノイドに電流を流し、アクチュエータ40の作
動により実際のスロットル開度が目標値に下がるように
制御する。
スリップ制御が選択されている場合でも、TCL64が
スリップ無しと判定した場合、TCL64はスリップ制
御非作動の指令を信帰線を介してECU39に与える。
この場合、本実施例では一対の電磁弁50.55のデユ
ーティ率を無条件に0%とし、機関の吸入空気量が運転
者の操作に対応して調整されるようになっている。
さらに、前記ECU39は、バキュームタンク47の負
圧状態を検出する負圧検知手段として、機関回転数と吸
入空気量情報から吸気充填効率(以下、A/N (%)
と呼称する)を算出し、この算出したA/Nが設定値よ
り大きい場合にもよ、前記負圧状態がスリップ制御を行
い得る状態でないと判定し、スリップ制御が選択されて
いても強制的にスリップ制御を行わないように前記一対
の電磁弁50゜55を作動させるとともに、車両に設け
た警告手段としての禁止ランプ70を点灯(ON)させ
て運転者に知らせるようになっている。
なお、前記A/Nの算出は、第4図に示すように、A/
Nとマニホールド圧力とが比例関係にあることから実施
されるものであり、また、その設定値は第5図に示した
アクチュエータ作動圧とスロットル開度との関係から求
められ、実際には、アクチュエータ40の圧力室43等
の容積を考慮して若干小さく設定される(第4図に斜線
で示した運転ゾーン参照)。
ECU39における前記動作を第3図のフローチャート
に基づいて説明する。
この場合は、まずステップP2でフラグFア。1をOに
するとともに、ステップP2で禁止ランプ70をONに
して点灯させる。
次いで、ステップP3で吸入空気量等の機関情報を読み
取り、ステップP4でA/Nを算出するとともに、ステ
ップP5においてフラグFToL=1かどうか判定され
る。この場合、ステップP、でFTcL=0とされてい
たからNoルートをとり、ステップP でA/Nが設定
値A/NTCL以下の状態を一定時間(例えば0.5〜
1秒)継続したか否かが判定される。
もし、一定時間継続していない場合は、ステップP7で
一対の電磁弁50,55をOFF。
即ちデユーティ率を0%として機関の吸入空気量(即ち
、出力)が運転者の操作に対応して制御されるようにす
るとともに、ステップP8にお−)て電磁弁50の駆動
積算時間TVAC09゜1を0にしてリターンする。
ところで、一定時!!1m続した場合には、ステップP
でYESルートをとって、ステップP9においてフラグ
F工。、を1にするとともに、ステップP、。で禁止ラ
ンプ70を消灯(OFF)させた後、ステップPIlに
おいて前述した方法でスリップの有無を判定する。
もし、スリップが無い場合は、ステップpHでNoルー
トをとってステップP7に戻り、−対の電磁弁50.5
5をOFFにした後、ステップP8で電磁弁50の駆動
積算時間TVAC,90Lを0にしてリターンする。
ところで、スリップ有9と判断されろと、ステップP 
でYESルートをとってステ。
プP、□において前述した方法でスリップ制御が作動さ
れる。
この後、ステップP13で算出しなA/Nを設定値A/
N工。、と比較し続け、設定値以下であればYESルー
トをとってステップPsに戻り、電磁弁50の駆動積算
時間TVAC,S。1をOにしてリターンする。
ところで、算出したA/Nが設定値を越えれば、ステッ
プP、4で電磁弁50の駆動時間TIVACを積算し、
次いでステップPIsにおいて電磁弁50の駆動積算時
間TVAo、。5が設定値T、、iH(例えば2秒)を
越えたか否かを判定する。
もし、設定値を越えていなければ、ステップP、5でN
oルートをとってリターンする。
ところで、設定値を越えていれば、ステップPIsでY
ESルートをとって、スリップ制御。
においてフラグF を0にして初期化するとともに、ス
テップPL7で禁止ランプ70を点灯させる。次いで、
ステップP18で一対の電磁弁50.55をON、即ち
デユーティ率を100%としてスロットル弁20を所定
のスロットル開度にホールドした後リターンする。
このように、本実施例では、運転者によりスリップ制御
を利用した走行が選択されていても、バキュームタンク
47内にアクチュエータ40を駆動するのに十分な吸気
負圧が貯っていない場合は、強制的にスリップ制御を行
わないように電磁弁50,55を作動させるとともに、
運転者に禁止ランプ70で警告する。従って、運転者は
当該時にはそれに応じた運転をすることができる。
なお、前記実施例にて、バキュームタンク47内の負圧
状態を検出する手段としては、ECU39でA/Nを算
出することの他に、バキュームタンク47に直接圧力セ
ンサを設けるなど種々の手段が考えられる。
また、前記実施例ではスリップ制御について説明したが
、旋回時の横滑り制御等機関の出力制御を必要とするよ
うなもの全てに本発明を応用できることは言うまでもな
い。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、バキュームタンク
内にアクチュエータを駆動するのに十分な吸気負圧が貯
っていない場合は、強制的に出力制御を行わないように
電磁弁を作動させるとともに、当該状態を運転者に警告
するようにしたので、運転者はそれに応じた運転をする
ことができ、危険を未然に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を前輪駆動車のスリップ制御に応用した
一実施例の概念図、第2図はそのスロットル弁の駆動機
構を表す断面図、第3図は本実amのフローチャート、
第4図はマニホールド圧力とA/Nとの関係を示すグラ
フ、第5図ハアクチュエータ作動圧とスロットル開度と
の関係を示すグラフである。 又、図中の符号で11は機関、14は吸気管、20はス
ロットル弁、22はスロットル軸、23はアクセルレバ
−24はスロットルレバ30はアクセルペダル、31は
ケーブル、32は爪部、33はストッパ、34.38は
ねじりコイルばね、40はアクチュエータ、41はダイ
ヤフラム、42は胴細棒、43は圧力室、44は圧縮コ
イルばね、45はサージタンク、46は接続配管、47
はバキュームタンク、48は逆止め弁、49.54は配
管、50゜55は電磁弁、51.56はプランジャ、5
2゜58は弁座、53,57はばね、59は電子制御ユ
ニット、64はトルクコントロールユニット、66は前
輪回転センサ、67は後輪回転センサ、68は通信ケー
ブル、69は4=号線、70は禁止ランプである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 運転者の操作による機関の吸入空気量の調整とは独立に
    吸入空気量を低減させ得るアクチュエータと、該アクチ
    ュエータに連通して吸気負圧を貯えるバキュームタンク
    と、該バキュームタンクと前記アクチュエータとの連通
    路に介装され前記アクチュエータに吸気負圧を供給して
    前記機関の吸入空気量を強制的に低減させるための第一
    の電磁弁と、前記アクチュエータを大気開放して前記機
    関の吸入空気量を前記運転者の操作に対応させるための
    第二の電磁弁とを具えた内燃機関の出力制御装置におい
    て、前記バキュームタンクの負圧状態を検出する負圧検
    知手段と、該負圧検知手段より前記負圧状態が出力制御
    を行い得る状態でないことを検知した場合に強制的に出
    力制御を行わないように前記電磁弁を作動させる電子制
    御ユニットと、前記負圧検知手段より前記負圧状態が出
    力制御を行い得る状態でないことを検知した場合に当該
    状態を前記運転者に知らせる警告手段とを具えたことを
    特徴とする内燃機関の出力制御装置。
JP4841490A 1990-02-28 1990-02-28 内燃機関の出力制御装置 Pending JPH03249338A (ja)

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JP4841490A JPH03249338A (ja) 1990-02-28 1990-02-28 内燃機関の出力制御装置

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US10358364B2 (en) 2013-10-24 2019-07-23 Calix Ltd Process and apparatus for manufacture of hydroxide slurry

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