JPH03249304A - カム付勢式シュラウドセグメント位置決め機構を用いたブレード先端クリアランス制御装置 - Google Patents

カム付勢式シュラウドセグメント位置決め機構を用いたブレード先端クリアランス制御装置

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JPH03249304A
JPH03249304A JP2269708A JP26970890A JPH03249304A JP H03249304 A JPH03249304 A JP H03249304A JP 2269708 A JP2269708 A JP 2269708A JP 26970890 A JP26970890 A JP 26970890A JP H03249304 A JPH03249304 A JP H03249304A
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JP
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casing
shroud
support member
mounting structure
cam element
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JP2269708A
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English (en)
Inventor
Robert J Corsmeier
ロバート・ジェイムス・コースメイア
Ambrose A Hauser
アンブローズ・アンドリアス・ハウザー
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D11/00Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
    • F01D11/08Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages for sealing space between rotor blade tips and stator
    • F01D11/14Adjusting or regulating tip-clearance, i.e. distance between rotor-blade tips and stator casing
    • F01D11/20Actively adjusting tip-clearance
    • F01D11/22Actively adjusting tip-clearance by mechanically actuating the stator or rotor components, e.g. moving shroud sections relative to the rotor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/18Mechanical movements
    • Y10T74/18888Reciprocating to or from oscillating
    • Y10T74/1892Lever and slide
    • Y10T74/1896Cam connections

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 関連出願の表示 本出願は、本出願人に1渡された以下の米国特許出願と
技術的に関連している。
1)チオカシュロ(John J、 C1okajlo
)の米国特許出願第405,369号(i989年9月
8日出願)「ガスタービンエンジン用プレート先端クリ
アランス制御装置」 2)チオカジュロの米国特許出願第404,923号(
i989年9月8日出願)「ガスタービンエンジン用機
械的ブレード先端クリアランス制御装置」 3)コースマイヤー(Robert J、 Corsm
cier )の米国特許出願第440.633号(i9
89年11!22日出願)「ベルクランク機構を用いた
ブレード先端クリアランス制御装置」 ウドセグメント位置調整によるプレート先端クリアラン
ス制御装置」 技術分野 この発明は一般にガスタービンエンジン、特にガスター
ビンエンジンの隣接する回転要素と非回転要素との間の
クリアランスを制御する装置に関する。
従来技術 ガスタービンエンジンの効率は多くの要因に依存するが
、その一つに隣接する回転要素と非回転要素、たとえば
ロータブレードの外側先端とそのロータブレード先端を
包囲するケーシングシュラウドとの間の半径方向クリア
ランスがある。クリアランスが大きすぎると、許容でき
ない程のガス漏れが生し、効率が低下する。クリアラン
スが小さすぎると、条件によっては両要素間に接触が生
しるおそれかある。
接触が起こる可能性は、エンジンの回転速度か増加中、
減少中のいずれにしろ変化するときに特に大きい。エン
ジン断面での温度差のため、回転要素と非回転要素か半
径方向に異なる割合で膨張および収縮することがしばし
ば起こるからである。
たとえば、エンジンの加速時、代表的にはロータの熱成
長がケーシングのそれより遅れる。定常状態運転の間、
通常ケーシングの成長はロータの成長によく合致する。
エンジン減速時には、ケーシングの方かロータより速く
収縮する。
従来、プレート先端クリアランスを実質的に一定に維持
するために、通常機械的または熱的に付勢される制御機
構が提案されている。しかし、これらのいずれもクリア
ランスを制御する設計案として最適ではない。したがっ
て、エンジンの運転範囲全域にわたってロータブレード
先端−ンニラウド間クリアランスを最小に維持でき、そ
れによりエンジン性能を改善し、燃料消費量を低減する
ことかできるクリアランス制御機構か望まれている。
発明の要旨 この発明は上述した要求を満たし、上述した目的を達成
するブレード先端クリアランス制御装置を提供する。ブ
レード先端クリアランス制御装置は、重量を大きく増加
することなくこれらの目的を達成する構成要素からなる
カム付勢式ンユラウドセグメント位置決め機構を使用す
る。カム面を含む位置決め機構の構成要素はケーシング
の外側に位置するので、メインテナンスが容易である。
さらに、カム面の寸法は、摩耗を減らし、を効寿命を延
ばすのに必要な程度に大きくすることかできる。位置決
め機構の構成要素は、部品数が少なく、製造および組立
が容易であり、例えば150対1のように機械的機に有
利な比を達成するように配列され、シュラウドセグメン
トの半径方向上下移動を連動リングの移動に対して極め
て鈍感にすることができる。
したがって、この発明のクリアランス制御装置は中心軸
線および外側に先端のあるブレードの列を有する回転可
能なロータと、このロータと同心関係で配置された、シ
ュラウドを有する静止ケーシングとを含むガスタービン
エンジンに設けられる。クリアランス制御装置は、ロー
タブレード先端とケーシングシュラウドとの間のクリア
ランスを制御する作用をなし、(a)シュラウドセグメ
ントが上記ケーシングシュラウドの円周方向の1部分を
画定し、上記ケーシングとは別体で、かつケーシングか
ら半径方向内方へ離間しており、(b)少なくとも1つ
の装着構造が上記静止ケーシングの上に設けられ、ケー
シングの外部側と内部側の間に通路を画定し、上記シュ
ラウドセグメントがら半径方向外方へ離間しており、(
c)シュラウドセグメント位置決め機構か上記装着構造
により支持され、上記シュラウドセグメントに連結され
、この位置決め機構は、上記シュラウドセグメントをロ
ータに対して近づけたり遠さけたりして、上記シュラウ
ドセグメントとロータブレード先端との間に所望のクリ
アランスを確立する、ロータに対する位置に移動するよ
うに付勢でき、(d)レバーアームの形態の付勢部材か
上記位置決め機構を付勢するように回転できる構成とな
っている。
更に具体的には、上記位置決め機構は支持部材と、第1
カム要素と、第2カム要素とを含む。支持部材は上記装
着構造により画定された通路内に、装着構造に対してか
つロータ中心軸線に近づいたり遠ざかる半径方向移動自
在に装着されている。
この支持部材は長さ方向軸線と互いに反対側の内端およ
び外端とを有し、シュラウドセグメントが上記ケーシン
グの内部側でこの支持部材の内端に連結されている。第
1カム要素は、上記支持部材の外端に固定して取り付け
られ、上記ケーシングの外部側に配置され、上記装着構
造から外方へ離間している。第2カム要素は、上記レバ
ーアームの内端に取り付けられ、位置決め機構を付勢す
るためレバーアームが回転する際装着構造に対してかつ
支持部材の長さ方向軸線のまわりに回転できるように装
着構造に装着されている。さらにこの第2カム要素は、
上記ケーシングの外部側で装着構造と第1カム要素との
間に配置され、上記第1カム要素と係合しており、上記
レバーアームを回転することにより位置決め機構を付勢
する際、第2カム要素が回転すると、第1カム要素の半
径方向移動が生じ、そしてそれと共に支持部材(シャフ
ト)およびシュラウドセグメントのロータに近づいたり
遠ざかる半径方向移動が生じ、こうしてシュラウドセグ
メントかロータに対して所定の位置に到達する。また、
位置決め機構は、シャフトの内端に連結され、ケーシン
グの内部側に配置され、シュラウドセグメントを枢動自
在に支持する手段を含む。
本発明のこれらのまた他の特徴、効果および利点は、当
業者には、図面を参照した以下の発明の具体的な実施例
についての詳細な説明から明らかであろう。
実施例の記載 以下の説明においては、一連の図面中の同じ符号は同じ
または対応する部品を示す。また、以下の説明において
、「前」、「後」、「左」、「右」「−L」、「下Jな
どの用語は便宜」二相いた用語であって、限定的な用語
と考えるべきてはない。
全般 第1図に、この発明を適用できるガスタービンエンジン
を10で総称して示す。エンジン10は長さ方向中心線
または軸線Aのまわりに同軸かつ同心的に配置された環
状ケーシング12を有する。
エンジン10はコアガス発生機エンジン14を含み、そ
のコアエンジン14は圧縮機16、燃焼器18および単
段または多段の高圧タービン20を、すべてエンジン1
0の長さ方向軸線または中心線へのまわりに同軸的に直
列かつ軸流関係で配置して構成されている。環状駆動シ
ャフト22が圧縮機16と高圧タービン20を剛固に相
互連結している。
コアエンジン14は燃焼ガスを発生する作用をなす。圧
縮機16からの圧縮空気を燃焼器18て燃料と混合し、
点火し、こうして燃焼ガスを発生する。高圧タービン2
0により燃焼ガスから一部の仕事を抽出し、これにより
圧縮機16を駆動する。燃焼ガスの残りをコアエンジン
14から低圧動力(パワー)タービン24に排出する。
低圧動力タービン24は環状ドラムロータ26およびス
テータ28を含む。ロータ26は適当な軸受30により
回転自在に装着され、そこから半径方向外方に延在する
タービンプレートの複数の列34を軸線方向に間隔をあ
けて備える。ステータ28はロータ26の半径方向外方
に配置され、静止ケーシング12に固着されそこから半
径方向内方に延在するステータベーンの複数の列36を
偏える。ステータベーン列36は軸線方向に間隔をあけ
て配置され、タービンプレート列34と交互になってい
る。ロータ26は駆動シャフト38に固着され、差動軸
受32を介して駆動シャフト22に相互連結されている
。一方、駆動シャフト38は前部ブースタロータ39を
回転駆動する。
前部ブースタロータ39はブースタ圧縮機40の一部を
形成するとともに、前部ファンプレート列41を支持し
、そして前部ファンブレード列41は静止ケーシング1
2のまわりに複数個のストラットまたは支柱43(i本
のみ図示)で支持されたナセル42内に収容されている
。ブースタ圧縮機40は、ブースタロータ39に固着さ
れそこから半径方向外方に延在しそれとともに回転する
ブースタブレードの複数の列44と、静止ケーシング1
2に固着されそこから半径方向内方に延在するブースタ
ステータベーンの複数の列46とから構成される。ブー
スタブレード列44およびステータベーン列46は共に
軸線方向に間隔をあけて、交互になるように配置されて
いる。
従来のクリアランス制御装置 第2図、第3図および第4図に従来のクリアランス制御
装置の3つの異なる例を48で総称して示す。これらの
従来の装置は、カラエキ著「タービンンユラウドの熱応
答の研究J、1979年7月イ寸テクニカル・レポート
AFAPL−TR−79−2087(rThermal
 Re5ponse Turbine 5hroud 
5tudy J by E、J、Kawecki)の第
8頁および15頁に開示されている。クリアランスの制
御装置48は、ガスタービンエンジン、たとえば上述し
たエンジン10の静止ケーシング52に結合されたステ
ータベーン50と回転自在なロータ56との間のチップ
(先端)クリアランス隙間C1および/または回転自在
なロータブレード54とケーシングシュラウド53との
間の先端クリアランス隙間C°を変更する作動をなす。
第2図の例では、シュラウドセグメント53はケーシン
グ52とは別体であり、スクリュ64の端部にケーシン
グ52に対して半径方向移動自在にかつロータブレード
54の先端に近づいたり遠ざかる方向に移動自在に装着
され、両者間のクリアランス隙間C°を調節できるよう
になっている。
第3図および第4図の例では、ステータベーン50かシ
ャンク58に装着され、そのシャンク58かケーシング
52の開口60内にロータ56に近づいたり遠ざかる半
径方向移動自在に配置されている。各シャンク58は、
ケーシング52に固着された取付具66にねじ係合され
たスクリュ64によりレバーアーム62に連結されてい
る。また連動リング68は、円周方向に移動すると、レ
バーアーム62を介してスクリュ64を回転してクリア
ランス隙間を調節する。クリアランス制御装置48への
熱膨張の影響を軽減するために、各スクリュ64のねじ
山70は正方形断面のものとする。これらの実施例のい
ずれても、シュラウドセグメント53は静止ケーシング
52に取り付けられているか、第3図の例ではンユラウ
ドセグメントが静止ケーシングに固定され、第4図の例
では移動自在に取り付けられている。
なお、第3図の実施例では、クリアランス制御装置48
はステータベーン50先端とロータ56との間のクリア
ランス隙間Cを調節する作動をなすか、ロータブレード
54の先端とシュラウドセグメント53との間のクリア
ランス隙間C′を調節できない。しかし、第4図の実施
例では、クリアランス制御装置48はステータベーン5
0の先端とロータ56との間のクリアランス隙間Cを調
節するたけでなく、それと同時にロータブレード54の
先端とシュラウドセグメント53との間のクリアランス
隙間C° も調節するよう作動する。
この発明のクリアランス制御装置 第5〜9図に、この発明による機械的なりリアランス制
御装置の第1実施態様を72で総称して示す。この装置
72は、第1図に示すエンジン10のような、ロータが
ンユラウドで囲まれた滑らかな外側流路を有し、エンジ
ンの運転範囲全体にわたってロータブレード先端−シュ
ラウド間の作動クリアランスを最小に保つ必要のある、
ガスタービンエンジンのすべての圧縮機およびタービン
ロータに用いるのに有利である。また、クリアランス制
御装置72は航空機または据置型ガスタービンエンジン
いずれにも適用できる。
クリアランス制御装置72は、静止ケーシング74と、
そのケーシング74に静止固定され、そこから半径方向
内方へ延在するステータベーン(図示せず)と交互にな
るようにロータ(図示せず)から半径方向外方へ延在す
る、複数のブレード76(第5および8図に示す)の外
側先端76Aとの間の隙間またはクリアランスGを制御
する作用をなす。さらに詳しくは、複数のクリアランス
制御装置72(第5図に1つたけ示す)か、円周方向に
延在する連動リング78に一緒に連結され、装置72の
可動部品を作動させて、クリアランスGをロータブレー
ド先端76Aおよび静止ケーシング74のまわりに36
0度全体にわたって制御する。
各クリアランス制御装置72は、それぞれ細長い円弧状
本体を宵する少なくとも1個の、好ましくは2つ以上の
シュラウドセグメント80を含む(第8図参照)。これ
らのシュラウドセグメント80はケーシングシュラウド
の連続した円周方向部分を画定し、ケーシング74とは
別体でかっケーシング74から半径方向内方へ離間して
いる。
シュラウドセグメント80に加えて、各クリアランス制
御装置72は、ケーシング74の上に形成した円筒状ボ
ス82の形態の1対の装着構造と、1つのシュラウドセ
グメント位置決め機構84と、この位置決め機構84を
付勢する作用をなすレバーアーム86の形態の1対の付
勢部材とを含む。
装着用ボス82は、ケーシング74と一体で、それぞれ
ケーシング74の外側(または外部)と内側(または内
部)との間に延在する通路88を画定し、シュラウドセ
グメント80から半径方向外方へ離間し、ケーシング7
4の外部側から外方へ突出している。装置72の位置決
め機構84は、静止ケーシングボス82で支持され、ン
ユラウトセグメント80に連結されている。連動リング
78によりレバーアーム86(第5図では1つだけか見
える)を回転して、位置決め機構84を付勢して、シュ
ラウドセグメント80をロータブレート先端76Aに近
づけたり遠ざけたりし、シュラウドセグメント80とロ
ータブレード先176Aとの間に所望のクリアランスか
確立される、プレート先端に対する所定の位置にンユラ
ウドセグメント80を到達させる。
具体的には、各位置決め機構84は1対の円周方向に離
間した支持シャフト90、ンユラウトハン力またはホル
ダ92、および2対の外側カム要素94および内側カム
要素96を含む。各シャフト90は1つのボス82に装
着され、エンジンおよびそのロータの中心軸線Aに対し
て近ついたり遠ざかる半径方向摺動自在にボスの通路8
8に貫通する。支持シャフト90のボス82の通路88
内を貫通する部分は、断面形状が大体円筒形である細長
い中実な棒の形態になっており、半洋方向に延在する長
さ方向軸線Rを有する。
クリアランス制御装置72には、さらに、1対の支承(
ベアリング)部材98か設けられている。
支承部材98はそれぞれボス82の内部に嵌合され、ボ
スの通路88を貫通している。各支承部材98は、シャ
フト90と摺動自在に係合した内部支承面を画定する管
状本体98Aと、この管状本体98Aの互いに反対側の
外端および内端の間で管状本体98Aの外部に取り付け
られ、そこから外方へ突出する円周フランジ98Bとを
含む。支承部材98のフランジ98Bは管状本体98A
にその内端より外端にずっと近いところで取り付けられ
ている。したがって、フランジ98Bは対応する1つの
ボス82の外端82Aの上に着座し、本体98Aの外端
部分98Cがボス82およびフランジ98Bから突出す
る。フランジ98Bおよび外端部分98Cは、ケーシン
グ74の外部側で露出され、そこに画定する外部支承面
が装置72の対応する1つの付勢用レバーアーム86の
内端86Aに係合し、それを回転自在に支持する。
位置決め機構84のシュラウドホルダ92はケーシング
74の内部側で、シュラウドセグメント30に隣接して
配置されている。シュラウドホルダ92は細長い円弧形
状の本体からなり、このホルダ本体はシャフト90の内
端90A間に延在し、両端で枢軸ビン100によりシャ
フト90の内端90Aに枢動自在に連結されている。枢
軸ビン100はシャフトの内端90Aに形成された横方
向穴102を貫通している。シュラウドホルダ92には
1対の円周方向に延在する溝104が軸線方向に間隔を
あけて設けられている。これらの溝104は、第5およ
び8図かられかるように、互いに向かい合い、シュラウ
ドセグメント80を、その長さ方向に離間したエツジ部
分でかつ端部同士を間隔をあけて突き合わせたタンデム
関係にて、摺動自在に収容し、着脱自在に保持する。シ
ュラウドセグメント80の隣り合う端部同士の間の狭い
空間と、一方のシャフト内端の穴102の1つのだ円形
断面形状とにより、シュラウドセグメント80が半径方
向に移動してロータブレード先端76Aに近づいたり遠
ざかる際の、複数のシュラウドセグメント80が形成す
るシュラウドの円周の変化を吸収する。なお、第8およ
び9図から、2つの隣接するシュラウドホルダ92が1
つのシャフト90を共有していることがわかる。
位置決め機構84の各外側カム要素94は環状ワッシャ
94の形態であり、この環状ワッシャ94の内側にらせ
ん状カム面94Aか画定されている。第6図かられかる
ように、ワッシャ94にはD形量口94Bも設けられ、
ここに相捕的なり形断面を有するシャフト90の外端9
0Bが挿入される。ワッシャ開口94Bおよびシャフト
外端90Bをこのような形状とすることにより、ワッシ
ャ94とシャフト90間の相対回転を防止する。
シャフト90の外端90Bおよびワッシャ94は、ケー
シング74の外部側に配置され、ボス82の外端82A
から外方へ離間している。
レバーアーム85の内端86Aは、ボス82の外端82
Aに着座した支承部材98のフランジ98Bとワンシャ
94との間にはさまれている。レバーアーム86の内端
86Aには円形の穴86Bがあけられ(第7図)、この
穴86Bにシャフト90および支承部材98の外端部分
98Gが貫通して、レバーアーム86かその内端86A
でシャフト90の長さ方向軸1i1Hのまわりを回転す
るようになっている。内側カム要素96は、レバーアー
ム86の内端86Aの外側に画定されたらせん状カム面
96Aを有し、このカム面96Aはワッシャ94上のカ
ム面と相捕的な形状になっており、相互に係合している
。したがって、レバーアーム86が回転して内側カム要
素96が回転すると、外側カムワッシャ94が、またそ
れに伴って支持シャフト90およびシュラウドホルダ9
2が半径方向に移動し、したかってシュラウドセグメン
ト80がロータブレード先端76Aに近づいたり遠ざか
るよう半径方向に移動する。
そのほかに、位置決め機構84は1対のロックナツト1
06を含む。第5図かられかるように、各ナツト106
はシャフト90の外端のおねじ部分にねじ係合されてい
る。ロックナツト106は、シャフト90の内端90B
に着脱自在に取り付けられた外側カムワッシャ94を押
える。また、位置決め機構84にはばね部材108が設
けられている。各ばね部材108は各ボス82の外端8
2Aに取り付けられ、シャフト90の先端をまたぎ、シ
ャフト先端に形成された溝110に係合し、こうして外
側カム要素94を内側カム要素96に向かってバイアス
して両者の係合を維持する。エンジン10の運転中は、
冷却空気の圧力かシュラウドセグメント80を内方に押
圧した状態に保つ。
この結果、カム要素の衝合面も密着状態に保たれる。エ
ンジンか動いていないときには、カム面は多少開きがち
である。この傾向が望ましくなければ、ばね部材108
を用いてカム面を互いに密着させておくことかできる。
以上まとめると、複数のクリアランス制御装置72の位
置決め機構84は、連動リング78に一緒に連結され、
シュラウドセグメント80を半径方向にロータブレード
先端76Aに対して近づいたり遠ざかる方へ移動し、シ
ュラウドセグメント80とロータブレード先176Aと
の間に所望のクリアランス(第5および8図の隙間G)
を設定する、ロータ(図示せず)に対する所定の位置に
シュラウドセグメント80を到達させるように、作動す
る。さらに、位置決め機構84はンユラウトセグメント
80を所定の位置に保持して、連動リング78の回転終
了後にもシュラウドセグメントとロータブレード先端と
の間に所望のクリアランスを維持する。ばね部+(i0
8は、シャフト90の半径方向位置にかかわりなく、シ
ャフト90を介してシュラウドセグメント80に内向き
のパイアスカをかけ続け、カム面同士の密着係合を確保
すると共に、これらの部品の振動やがたつきを防市する
位置決め機構84を上述した構成とすれは、第5図から
れかるように、レバーアーム86の長さ、連動リング7
8の軍1γおよびカム面の半径の関係を、連動リング7
8を所定の円周方向短!移動することにより作り出され
る、シャフト90およびシュラウドセグメント80の半
径方向移動の二に関して、大きな機械的利点を生む関係
とすることかできる。たとえは、連動リンクの移動とン
ユラウドセグメントの移動との比を150対1とするこ
とができ、シュラウドセグメントの半径方向移動をレバ
ー/連動リングの移動に対して比較的鈍感にすることが
できる。
ケーシング外部から外方へ突出する位置決め機構84の
全体的輪郭を小さくするために、連動リング78の半径
を小さくシ、レバーアーム86の長さを短くし、ボス8
2の高さを低くしたい場合には、この発明の範囲内でこ
れらの変更を補償するいくつかの修正を行なうことかで
き、これについて以下に説明する。
第10および11図に、位置決め機構84の第2の実施
例としてボスの背の低い設計を示す。この実施例は、上
述した第5〜9図に示した、ホスの背の高い設計の第1
実施例と比較して、僅かに変更した形態をとっている。
装置72の第2実施例の女史箇所だけを説明する。簡単
に述べると、ケーシングボス82の高さを著しく短くし
、連動リング78の半径を小さくし、レバーアーム86
を短くしたので、連動リング78はケーシングフランジ
112に抵触しない。具体的には、この例では、支承部
材98のフランジ98Bが管状本体98Aの外端および
内端からほぼ等距離に位置する。外側カム要素94およ
び内側カム要素96の直径を拡大して、内側カム要素9
6の円弧状移動行程を増加し、こうして第2実施例での
連動リング78の半径およびレバーアーム96の長さが
減少していることによる、連動リング78およびレバー
アーム96の回転円弧の不足を補なう。レバーアーム8
6の長さを短くしたにもかがわらす、これらの変更で機
械的に有利な比か維持される。
外側カムワッシャ94およびロックナツト106の形状
は、このボスの背の低い設計における位置決め機構84
の全体的輪郭を低くてきるように、変更しである。
通常のロータクリアランス・センサ(図示せず)を用い
て、実際のロータブレード先端−シュラウドクリアラン
スを検知することができ、信号を制御装置に送ると、制
御装置がアクチュエータを付勢して連動リング78を回
転させ、クリアランスを上述した態様で変える。クリア
ランスセンサおよびその構成要素はこの発明の一部を構
成しないので、その詳しい説明は不要である。
この発明の構成およびその効果は上述の説明から明らか
である。この発明の要旨を逸脱することなく、またその
重要な利点を犠牲にすることなく、構成部品の形状、構
成および配置を種々に変更することができ、上述した形
態は発明の好適な例示にすぎないと理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図はガスタービンエンジンの概略図、第2図はロー
タブレード先端とステータケーシング・シュラウドとの
間のクリアランスを制御する従来の機械的装置の軸線方
向断面図、第3図はロータとステータベーン先端との間
のクリアランスを制御する従来の機械的装置の軸線方向
断面図、 第4図はロータブレード先端とステータケーシング・シ
ュラウドとの間のクリアランスおよびロータとステータ
ベーン先端との間のクリアランスを制御する従来の機械
的装置の軸線方向断面図、第5図はこの発明のブレード
先端クリアランス制御装置の第1実施例の軸線方向断面
図、第6図は第5図の6−6線方向に見たカムワンシャ
の内側平面図、 第7図は第5図の7−7線方向に見た装置の付勢アーム
および支承ブッシングの上面図およびホルダシャフトの
断面図、 第8図は第5図の8−8線方向に見た装置の横方向断面
図、 第9図は第8図の9−9線方向に見た装置の上面図、 第10図はこの発明のブレード先端クリアランス制御装
置の第2実施例の軸線方向断面図、そして 第11図は第10図の11−11線方向に見た装置の付
勢アーム、カムワッシャおよび取付ナツトの上面図であ
る。 主な符号の説明 A・・エンジン中心軸線、10・・・エンジン、12・
・・ケーシング、72・・・クリアランス制御装置、7
4・・・静止ケーシング、76・・・ロータブレード、
76A・・・先端、78・・・連動リング、80・・・
シュラウドセグメント、82・・・ボス、82A・・・
外端、84・・・位置決め機構、86・・・レバーアー
ム、86A・・・内端、86B・・・穴、88・・・通
路、90・・・支持シャフト、90A・・・内端、90
B・・・外端、92・・・シュラウドホルダ、94・・
・外側カム要素(ワッシャ)、96・・・内側カム要素
、98・・・支承部材、98A・・本体、98B・・・
フランジ、98C・・・外端部分、100・・・ビン、
102・・・穴、106−ロックナツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、中心軸線および外側に先端のあるブレードの列を有
    する回転可能なロータと、このロータと同心関係に配置
    された、シュラウドを有する静止ケーシングとを備える
    ガスタービンエンジンに用いられ、ロータブレード先端
    とケーシングシュラウドとの間のクリアランスを制御す
    る装置において、 (a)シュラウドセグメントが上記ケーシングシュラウ
    ドの円周方向の1部分を画定し、上記ケーシングとは別
    体で、かつケーシングから半径方向内方へ離間しており
    、 (b)少なくとも1つの装着構造が上記静止ケーシング
    の上に設けられ、ケーシングの外部側と内部側の間に通
    路を画定し、上記シュラウドセグメントから半径方向外
    方へ離間しており、(c)シュラウドセグメント位置決
    め機構が上記装着構造により支持され、上記シュラウド
    セグメントに連結され、この位置決め機構は、上記シュ
    ラウドセグメントを上記ロータブレード先端に対して近
    づけたり遠ざけたりして、上記シュラウドセグメントと
    ロータブレード先端との間に所望のクリアランスを確立
    する、ロータブレード先端に対する位置に移動するよう
    に付勢でき、(d)付勢部材が上記位置決め機構を付勢
    するように回転でき、 (e)上記位置決め機構は(i)支持部材と、(ii)
    第1カム要素と、(iii)第2カム要素とを含み、 (i)支持部材は上記装着構造により画定 された通路内に、装着構造に対してかつ上記ロータ軸線
    に近づいたり遠ざかる半径方向移動自在に装着され、こ
    の支持部材は長さ方向軸線と互いに反対側の内端および
    外端とを有し、上記シュラウドセグメントが上記ケーシ
    ングの内部側で上記支持部材の内端に連結され、 (ii)第1カム要素は、上記支持部材の外端に取り付
    けられ、上記ケーシングの外部側に配置され、上記装着
    構造から外方へ離間しており、(iii)第2カム要素
    は、上記付勢部材の内端に取り付けられ、上記付勢部材
    が回転する際装着構造に対してかつ支持部材の長さ方向
    軸線のまわりに回転できるように装着構造に装着され、
    さらにこの第2カム要素は、上記ケーシングの外部側で
    装着構造と第1カム要素との間に配置され、上記第1カ
    ムと係合しており、上記付勢部材の回転により第2カム
    要素が回転すると、第1カム要素の半径方向移動が生じ
    、そしてそれと共に支持部材およびシュラウドセグメン
    トの上記ロータブレード先端に近づいたり遠ざかる半径
    方向移動が生じるクリアランス制御装置。 2、上記装着構造が上記ケーシングに形成され、通路を
    画定し、ケーシングの外部側から突出する円筒形ボスで
    あり、 上記支持部材がこのボスの通路を貫通する円筒形シャフ
    トである請求項1に記載の装置。 3、上記位置決め機構がさらに、上記支持部材の内端に
    連結されたシュラウドホルダを含み、このシュラウドホ
    ルダには円周方向に延在する溝が軸線方向に間隔をあけ
    て設けられ、これらの溝がシュラウドセグメントをその
    長さ方向エッジ部分で摺動自在に収容し保持する請求項
    2に記載の装置。 4、さらに上記装着構造に嵌合しており、その通路を貫
    通する支承部材を含み、この支承部材は、上記支持部材
    と摺動自在に係合する内部支承面を画定する管状本体と
    、管状本体にその互いに反対側の外端および内端の間の
    位置で取り付けられ、そこから外方へ突出する円周フラ
    ンジとを含み、このフランジは上記装着構造の外端に着
    座し、したがって上記管状本体の外端が上記装着構造か
    ら突出し、フランジおよび本体外端が上記ケーシングの
    外部側に露出し、それぞれ外部支承面を画定し、これら
    の外部支承面は上記付勢部材の内端と係合しかつ内端を
    回転自在に支持する請求項1に記載の装置。 5、上記支承部材のフランジが管状本体にその内端より
    外端に著しく近い位置で取り付けられている請求項4に
    記載の装置。 6、上記支承部材のフランジが管状本体にその外端およ
    び内端からほぼ等距離の位置で取り付けられている請求
    項4に記載の装置。 7、上記位置決め機構がさらに、上記装着構造に取り付
    けられたばね部材を含み、このばね部材は上記支持部材
    の外端と係合して上記第1カム要素を上記第2カム要素
    に向かってバイアスし両者の係合を維持する請求項1に
    記載の装置。 8、上記位置決め機構がさらに、上記支持部材の外端に
    着脱自在に取り付けられ、上記支持部材の外端に着脱自
    在に取り付けられた第1カム要素を保持するロック要素
    を含む請求項1に記載の装置。 9、上記第1カム要素が、上記支持部材の外端に着脱自
    在に取り付けられた環状ワッシャであり、このワッシャ
    の内側にらせん状カム面が画定された請求項1に記載の
    装置。 10、上記第2カム要素が、上記付勢部材の内端の外側
    に画定されたらせん状カム面で、上記ワッシャのカム面
    と係合する請求項9に記載の装置。 11、中心軸線および外側に先端のあるブレードの列を
    有する回転可能なロータと、このロータと同心関係に配
    置された、シュラウドを有する静止ケーシングとを備え
    るガスタービンエンジンに用いられ、ロータブレード先
    端とケーシングシュラウドとの間のクリアランスを制御
    する装置において、 (a)シュラウドセグメントが上記ケーシングシュラウ
    ドの円周方向の1部分を画定し、上記ケーシングとは別
    体で、かつケーシングから半径方向内方へ離間しており
    、 (b)1対の装着構造が上記静止ケーシングの上に円周
    方向に間隔をあけて設けられ、ケーシングの外部側と内
    部側の間に通路を画定し、上記シュラウドセグメントか
    ら半径方向外方へ離間しており、 (c)シュラウドセグメント位置決め機構が上記装着構
    造により支持され、上記シュラウドセグメントに連結さ
    れ、この位置決め機構は、上記シュラウドセグメントを
    上記ロータブレード先端に対して近づけたり遠ざけたり
    して、上記シュラウドセグメントとロータブレード先端
    との間に所望のクリアランスを確立する、ロータブレー
    ド先端に対する位置に移動するように付勢でき、(d)
    1対の付勢部材がそれぞれ上記位置決め機構を付勢する
    ように回転でき、 (e)上記位置決め機構はそれぞれ(i)1対の支持部
    材と、(ii)シュラウドホルダと、(iii)1対の
    第1カム要素と、(iv)1対の第2カム要素とを含み
    、 (i)1対の支持部材は円周方向に間隔を あけて配置され、それぞれ対応する上記装着構造により
    画定された通路内に、装着構造に対してかつ上記ロータ
    軸線に近づいたり遠ざかる半径方向移動自在に装着され
    、この支持部材は長さ方向軸線と互いに反対側の内端お
    よび外端とを有し、(ii)シュラウドホルダは上記支
    持部材の内端間に延在しかつ両端で支持部材の内端に枢
    動自在に連結され、このシュラウドホルダはシュラウド
    セグメントを上記ケーシングの内部側で着脱自在に保持
    し、 (iii)1対の第1カム要素はそれぞれ、対応する上
    記支持部材の外端に取り付けられ、上記ケーシングの外
    部側に配置され、対応する上記装着構造から外方へ離間
    しており、 (iv)1対の第2カム要素はそれぞれ、対応する上記
    付勢部材の内端に取り付けられ、上記付勢部材が回転す
    る際装着構造に対してかつ支持部材の長さ方向軸線のま
    わりに回転できるように装着構造に装着され、さらにこ
    れらの第2カム要素は、上記ケーシングの外部側で装着
    構造と第1カム要素との間に配置され、上記第1カム要
    素と係合しており、上記付勢部材の回転により第2カム
    要素が回転すると、第1カム要素の半径方向移動が生じ
    、そしてそれと共に支持部材およびシュラウドセグメン
    トの上記ロータブレード先端に近づいたり遠ざかる半径
    方向移動が生じるクリアランス制御装置。 12、上記シュラウドホルダには1対の円周方向に延在
    する溝が軸線方向に間隔をあけてかつ互いに向かい合っ
    て設けられ、これらの溝がシュラウドセグメントをその
    長さ方向エッジ部分で摺動自在に収容し保持する請求項
    11に記載の装置。 13、上記位置決め機構がさらに、上記シュラウドホル
    ダの反対側端部それぞれを対応する上記支持部材に枢動
    自在に連結する1対の細長いピンを含む請求項11に記
    載の装置。 14、上記装着構造それぞれが上記ケーシングに形成さ
    れ、通路を画定し、ケーシングの外部側から突出する円
    筒形ボスであり、 上記支持部材それぞれが対応するボスの通路を貫通する
    円筒形シャフトである請求項11に記載の装置。 15、さらに対応する上記装着構造に嵌合しており、そ
    の通路を貫通する1対の支承部材を含み、この支承部材
    はそれぞれ、対応する上記支持部材と摺動自在に係合す
    る内部支承面を画定する管状本体と、管状本体にその互
    いに反対側の外端および内端の間の位置で取り付けられ
    、そこから外方へ突出する円周フランジとを含み、この
    フランジは上記装着構造の外端に着座し、したがって上
    記管状本体の外端が上記装着構造から突出し、フランジ
    および本体外端が上記ケーシングの外部側に露出し、そ
    れぞれ外部支承面を画定し、これらの外部支承面は対応
    する上記付勢部材の内端と係合しかつ内端を回転自在に
    支持する請求項11に記載の装置。 16、上記支承部材のフランジが管状本体にその内端よ
    り外端に著しく近い位置で取り付けられている請求項1
    5に記載の装置。 17、上記支承部材のフランジが管状本体にその外端お
    よび内端からほぼ等距離の位置で取り付けられている請
    求項15に記載の装置。 18、上記位置決め機構がさらに、対応する上記装着構
    造に取り付けられた1対のばね部材を含み、このばね部
    材それぞれは対応する上記支持部材の外端と係合して上
    記第1カム要素を上記第2カム要素に向かってバイアス
    し両者の係合を維持する請求項11に記載の装置。 19、上記位置決め機構がさらに、対応する上記支持部
    材の外端に着脱自在に取り付けられ、上記支持部材の外
    端に着脱自在に取り付けられた第1カム要素を保持する
    1対のロック要素を含む請求項11に記載の装置。 20、上記第1カム要素それぞれが、対応する上記支持
    部材の外端に着脱自在に取り付けられた環状ワッシャで
    あり、このワッシャの内側にらせん状カム面が画定され
    た請求項11に記載の装置。 21、上記第2カム要素それぞれが、対応する上記付勢
    部材の内端の外側に画定されたらせん状カム面で、上記
    ワッシャのカム面と係合する請求項20に記載の装置。
JP2269708A 1990-02-20 1990-10-09 カム付勢式シュラウドセグメント位置決め機構を用いたブレード先端クリアランス制御装置 Pending JPH03249304A (ja)

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