JPH03248856A - 感熱記録装置 - Google Patents
感熱記録装置Info
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- JPH03248856A JPH03248856A JP4775190A JP4775190A JPH03248856A JP H03248856 A JPH03248856 A JP H03248856A JP 4775190 A JP4775190 A JP 4775190A JP 4775190 A JP4775190 A JP 4775190A JP H03248856 A JPH03248856 A JP H03248856A
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Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 31
- 238000012546 transfer Methods 0.000 abstract description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 17
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
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- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Handling Of Sheets (AREA)
- Common Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はファクシミリ装置などの感熱記録装置に係り、
特に良好な画質を得るに好適な感熱記録ヘッドとプラテ
ンローラの位置合せ機構部を備えた感熱記録装置に関す
る。
特に良好な画質を得るに好適な感熱記録ヘッドとプラテ
ンローラの位置合せ機構部を備えた感熱記録装置に関す
る。
感熱記録装置として一般に使用されている装置は、特開
昭61−116562号公報に記載のように直線上に配
列された発熱抵抗体素子群を有す4− る感熱記録ヘッドと、発熱抵抗体素子群に接して押圧さ
れる感熱記録紙を受けて搬送する為のプラテンローラを
備えており、所定の発熱抵抗体素子に通電しながら感熱
記録紙を搬送することにより記録を行なうものである。
昭61−116562号公報に記載のように直線上に配
列された発熱抵抗体素子群を有す4− る感熱記録ヘッドと、発熱抵抗体素子群に接して押圧さ
れる感熱記録紙を受けて搬送する為のプラテンローラを
備えており、所定の発熱抵抗体素子に通電しながら感熱
記録紙を搬送することにより記録を行なうものである。
このような装置においては発熱抵抗体素子群がプラテン
ローラに均等な圧力を与えるように位置関係を精度よく
保つことが重要である。また、感熱記録紙の装填や発熱
抵抗体素子部の清掃等を行なう為、発熱抵抗体素子群と
プラテンローラとを離間する必要がある。
ローラに均等な圧力を与えるように位置関係を精度よく
保つことが重要である。また、感熱記録紙の装填や発熱
抵抗体素子部の清掃等を行なう為、発熱抵抗体素子群と
プラテンローラとを離間する必要がある。
これらの要求を満足する為、プラテンローラ両端の軸に
設けられた軸受に沿って案内係合する為のU溝を有する
感熱記録ヘッド支持体を感熱記録ヘッドの両端に設け、
感熱記録ヘッドとプラテンローラとを位置決めし、プラ
テンローラが回転して感熱記録紙を搬送する際に、感熱
記録ヘッドが感熱記録紙搬送方向に移動してプラテンロ
ーラに対し位置ずれすることを防止する。また、感熱記
録ヘッド支持体の別の部分に角状の穴もしくは別のIJ
溝を設け、記録装置本体に設けた凸部に案内係合させる
ことにより、プラテンローラが回転する際に感熱記録ヘ
ッドが搬送される感熱記録紙との摩擦力により回動する
ことを防止する。これらの方式により、感熱記録ヘッド
とプラテンローラの位置決め精度を保つことと離間およ
び係合の容易性を図ることが一般的に行なわれている。
設けられた軸受に沿って案内係合する為のU溝を有する
感熱記録ヘッド支持体を感熱記録ヘッドの両端に設け、
感熱記録ヘッドとプラテンローラとを位置決めし、プラ
テンローラが回転して感熱記録紙を搬送する際に、感熱
記録ヘッドが感熱記録紙搬送方向に移動してプラテンロ
ーラに対し位置ずれすることを防止する。また、感熱記
録ヘッド支持体の別の部分に角状の穴もしくは別のIJ
溝を設け、記録装置本体に設けた凸部に案内係合させる
ことにより、プラテンローラが回転する際に感熱記録ヘ
ッドが搬送される感熱記録紙との摩擦力により回動する
ことを防止する。これらの方式により、感熱記録ヘッド
とプラテンローラの位置決め精度を保つことと離間およ
び係合の容易性を図ることが一般的に行なわれている。
上記従来技術は組立性の上から、感熱記録ヘッド支持性
に設番プられた2Wj所のU溝とこのU溝に係合する軸
受等の間に適当な間隔を設けざるを得なかった。この為
、感熱記録時に感熱記録紙がプラテンローラにより送ら
れて発熱抵抗体素子群と融着し次いで剥離する際に感熱
記録ヘッドとプラテンローラとが感熱記録紙搬送方向に
非同期的に振動して相対的に位置ずれし、その結果、記
録不良が発生することがある。このような記録不良は記
録周期と感熱記録ヘッドもしくはプラテンローラが共振
するような条件において発生が顕著となる傾向がみられ
るが、ファクシミリ装置のように電送条件によって記録
周期が大幅に変動するような装置ではこのような共振振
動による記録不良を例えば共振点の移動により防止する
ことは困難である。また、感熱記録ヘッド支持体に設け
られたU溝と軸受等の間隙を少なくすると、共振振動に
よる記録不良は減少するが、発熱抵抗体素子群とプラテ
ンローラ等の取付は精度が悪い場合にはこれら部材の片
当りによる記録不良が発生するという問題があった。
に設番プられた2Wj所のU溝とこのU溝に係合する軸
受等の間に適当な間隔を設けざるを得なかった。この為
、感熱記録時に感熱記録紙がプラテンローラにより送ら
れて発熱抵抗体素子群と融着し次いで剥離する際に感熱
記録ヘッドとプラテンローラとが感熱記録紙搬送方向に
非同期的に振動して相対的に位置ずれし、その結果、記
録不良が発生することがある。このような記録不良は記
録周期と感熱記録ヘッドもしくはプラテンローラが共振
するような条件において発生が顕著となる傾向がみられ
るが、ファクシミリ装置のように電送条件によって記録
周期が大幅に変動するような装置ではこのような共振振
動による記録不良を例えば共振点の移動により防止する
ことは困難である。また、感熱記録ヘッド支持体に設け
られたU溝と軸受等の間隙を少なくすると、共振振動に
よる記録不良は減少するが、発熱抵抗体素子群とプラテ
ンローラ等の取付は精度が悪い場合にはこれら部材の片
当りによる記録不良が発生するという問題があった。
このような感熱記録ヘッド支持機構は特開昭61−11
6562号公報に一例を示すが、感熱転写記録装置にも
用いられており、同様な記録不良が発生するという問題
があった。
6562号公報に一例を示すが、感熱転写記録装置にも
用いられており、同様な記録不良が発生するという問題
があった。
本発明の第1の目的は、感熱記録装置において、記録時
のプラテンローラの回転によって発生するプラテンロー
ラと感熱記録ヘッドの不規則な振動を抑制することによ
り記録不良を防止することにあり、また本発明の第2の
目的は感熱記録装置において、プラテンローラと感熱記
録ヘッドの相対的な位置を容易に調整できる構造を設け
ることにある。
のプラテンローラの回転によって発生するプラテンロー
ラと感熱記録ヘッドの不規則な振動を抑制することによ
り記録不良を防止することにあり、また本発明の第2の
目的は感熱記録装置において、プラテンローラと感熱記
録ヘッドの相対的な位置を容易に調整できる構造を設け
ることにある。
上記第1の目的を達成するために、本発明の感熱記録装
置は、直線状に配列された発熱抵抗体素子群を有する感
熱記録ヘッド。7、前記軸部は感熱記録ヘッドとの間に
前記発熱抵抗体素子群と接触して挟まれた記録紙を搬送
するプラテンローラと、前記感熱記録ヘッドに固定され
該感熱記録ヘッドと前記プラテンローラの相対的な位置
関係を保持する感熱記録ヘッド支持体。7、前記軸部は
感熱記録ヘッド支持体をピンで支持する枠体とを備え、
前記感熱記録ヘッド支持体が該感熱記録ヘッド支持体を
前記プラテンローラの各端の軸部に沿わせて前記プラテ
ンローラ方向に案内する第1のU溝と、前記軸部の略半
径方向に設けられ前記枠体に固定された係合ピンと係合
する第2のU溝を有する感熱記録装置において、前記第
1のU溝の側壁に該側壁と略直角方向に前記プラテンロ
ーラの軸部を常に押圧する軸部外力付勢手段を設けたこ
とを特徴としている。
置は、直線状に配列された発熱抵抗体素子群を有する感
熱記録ヘッド。7、前記軸部は感熱記録ヘッドとの間に
前記発熱抵抗体素子群と接触して挟まれた記録紙を搬送
するプラテンローラと、前記感熱記録ヘッドに固定され
該感熱記録ヘッドと前記プラテンローラの相対的な位置
関係を保持する感熱記録ヘッド支持体。7、前記軸部は
感熱記録ヘッド支持体をピンで支持する枠体とを備え、
前記感熱記録ヘッド支持体が該感熱記録ヘッド支持体を
前記プラテンローラの各端の軸部に沿わせて前記プラテ
ンローラ方向に案内する第1のU溝と、前記軸部の略半
径方向に設けられ前記枠体に固定された係合ピンと係合
する第2のU溝を有する感熱記録装置において、前記第
1のU溝の側壁に該側壁と略直角方向に前記プラテンロ
ーラの軸部を常に押圧する軸部外力付勢手段を設けたこ
とを特徴としている。
そして、前記軸部外力付勢手段は、前記第1の溝の側壁
で記録紙の送り方向と対向する側の近傍に穴を設け該穴
と前記第1の溝との間の辺部を弾性体として構成しかつ
第1の溝の幅を前記軸部の径よりも小さくするのがよい
。
で記録紙の送り方向と対向する側の近傍に穴を設け該穴
と前記第1の溝との間の辺部を弾性体として構成しかつ
第1の溝の幅を前記軸部の径よりも小さくするのがよい
。
また、本発明の別の感熱記録装置は、直線状に配列され
た発熱抵抗体素子群を有する感熱記録ヘッド。7、前記
軸部は感熱記録ヘッドとの間に前記発熱抵抗体素子群と
接触して挟まれた記録紙を搬送するプラテンローラと、
前記感熱記録ヘッドに固定され該感熱記録ヘッドと前記
プラテンローラの相対的な位置関係を保持する感熱記録
ヘッド支持体と、該感熱記録ヘッド支持体をピンで支持
する枠体とを備え、前記感熱記録ヘッド支持体が該感熱
記録ヘッド支持体を前記プラテンローラの各端の軸部に
沿わせて前記プラテンローラ方向に案内する第1のU溝
と、前記軸部の略半径方向に設けられ前記枠体に固定さ
れた係合ピンと係合する第2のU溝を有する感熱記録装
置において、前記第2のU溝の側壁に該側壁と略直角方
向に前記係合ピンを常に押圧するピン外力付勢手段を設
けたことを特黴としている。
た発熱抵抗体素子群を有する感熱記録ヘッド。7、前記
軸部は感熱記録ヘッドとの間に前記発熱抵抗体素子群と
接触して挟まれた記録紙を搬送するプラテンローラと、
前記感熱記録ヘッドに固定され該感熱記録ヘッドと前記
プラテンローラの相対的な位置関係を保持する感熱記録
ヘッド支持体と、該感熱記録ヘッド支持体をピンで支持
する枠体とを備え、前記感熱記録ヘッド支持体が該感熱
記録ヘッド支持体を前記プラテンローラの各端の軸部に
沿わせて前記プラテンローラ方向に案内する第1のU溝
と、前記軸部の略半径方向に設けられ前記枠体に固定さ
れた係合ピンと係合する第2のU溝を有する感熱記録装
置において、前記第2のU溝の側壁に該側壁と略直角方
向に前記係合ピンを常に押圧するピン外力付勢手段を設
けたことを特黴としている。
そして、前記ピン外力付勢手段は、前記第2の溝の側壁
で記録紙搬送時に前記プラテンローラが回転する方向に
該当する側の近傍に穴を設け該穴と前記第2の溝との間
の辺部を弾性体として構成しかつ第2の溝の幅を前記係
合ピンの径よりも小さくするのがよい。
で記録紙搬送時に前記プラテンローラが回転する方向に
該当する側の近傍に穴を設け該穴と前記第2の溝との間
の辺部を弾性体として構成しかつ第2の溝の幅を前記係
合ピンの径よりも小さくするのがよい。
さらに、本発明のまた別の感熱記録装置は、直線状に配
列された発熱抵抗体素子群を有する感熱記録ヘッド。7
、前記軸部は感熱記録ヘッドとの間に前記発熱抵抗体素
子群と接触して挟まれた記録紙を搬送するプラテンロー
ラと、前記感熱記録ヘッドに固定され該感熱記録ヘッド
と前記プラテンローラの相対的な位置関係を保持する感
熱記録ヘッド支持体。7、前記軸部は感熱記録ヘッド支
持体をピンで支持する枠体とを備え、前記感熱記録ヘッ
ド支持体が該感熱記録ヘッド支持体を前記プラテンロー
ラの各端の軸部に沿わせて前記プラテンローラ方向に案
内する第1のU溝と、前記軸部の略半径方向に設けられ
前記枠体に固定された係合ピンと係合する第2のU溝を
有する感熱記録装置において、前記第1のU溝の側壁に
該側壁と略直角方向に前記プラテンローラの軸部を常に
押圧する軸部外力付勢手段を設け、前記第2のU溝の側
壁に該側壁と略直角方向に前記係合ピンを常に押圧する
ピン外力付勢手段を設けたことを特徴としている。
列された発熱抵抗体素子群を有する感熱記録ヘッド。7
、前記軸部は感熱記録ヘッドとの間に前記発熱抵抗体素
子群と接触して挟まれた記録紙を搬送するプラテンロー
ラと、前記感熱記録ヘッドに固定され該感熱記録ヘッド
と前記プラテンローラの相対的な位置関係を保持する感
熱記録ヘッド支持体。7、前記軸部は感熱記録ヘッド支
持体をピンで支持する枠体とを備え、前記感熱記録ヘッ
ド支持体が該感熱記録ヘッド支持体を前記プラテンロー
ラの各端の軸部に沿わせて前記プラテンローラ方向に案
内する第1のU溝と、前記軸部の略半径方向に設けられ
前記枠体に固定された係合ピンと係合する第2のU溝を
有する感熱記録装置において、前記第1のU溝の側壁に
該側壁と略直角方向に前記プラテンローラの軸部を常に
押圧する軸部外力付勢手段を設け、前記第2のU溝の側
壁に該側壁と略直角方向に前記係合ピンを常に押圧する
ピン外力付勢手段を設けたことを特徴としている。
そして、前記軸部外力付勢手段は、前記第1の溝の側壁
で記録紙の送り方向と対向する側の近傍に穴を設け該穴
と前記第1の溝との間の辺部を弾性体として構成しかつ
第1の溝の幅を前記軸部の径よりも小さくし、前記ピン
外力付勢手段は、前記第2の溝の側壁で記録紙搬送時に
前記プラテンローラが回転する方向に該当する側の近傍
に穴を設け該穴と前記第2の溝との間の辺部を弾性体と
して構成しかつ第2の溝の幅を前記係合ピンの径よりも
小さくするがよい。
で記録紙の送り方向と対向する側の近傍に穴を設け該穴
と前記第1の溝との間の辺部を弾性体として構成しかつ
第1の溝の幅を前記軸部の径よりも小さくし、前記ピン
外力付勢手段は、前記第2の溝の側壁で記録紙搬送時に
前記プラテンローラが回転する方向に該当する側の近傍
に穴を設け該穴と前記第2の溝との間の辺部を弾性体と
して構成しかつ第2の溝の幅を前記係合ピンの径よりも
小さくするがよい。
また、上記第2の目的を達成するために、前記の本発明
の感熱記録装置、本発明の別の感熱記録装置または本発
明のまた別の感熱記録装置において、前記軸部はプラテ
ンローラと同軸のローラ軸1 。7、前記軸部はプラテンローラの軸心とは偏心した偏
心軸受とから構成し、前記係合ピンを偏心ピンで構成し
ている。
の感熱記録装置、本発明の別の感熱記録装置または本発
明のまた別の感熱記録装置において、前記軸部はプラテ
ンローラと同軸のローラ軸1 。7、前記軸部はプラテンローラの軸心とは偏心した偏
心軸受とから構成し、前記係合ピンを偏心ピンで構成し
ている。
本発明の感熱記録装置において、感熱記録ヘッド支持体
にプラテンローラの回転によってプラテンローラが移動
する方向に外力を付勢する軸部外力付勢手段を設けるこ
とにより、プラテンローラが回転又は停止した状態にお
いても感熱記録ヘッドとプラテンローラに相対的な位置
ずれが発生することがない。この結果、感熱記録ヘッド
とプラテンローラが感熱記録紙搬送方向に振動すること
によって発生する記録不良を防止することができる。ま
た、感熱記録ヘッド支持体にプラテンローラの回転によ
って感熱記録ヘッド支持体と係合ピンが接触する方向に
外力を付勢するピン外方付勢手段を設けることにより、
感熱記録ヘッドがプラテンローラ軸を中心に回転振れを
発生することがなくなる。この結果、感熱記録ヘッドの
回転振れによる記録不良を防止することができる。
にプラテンローラの回転によってプラテンローラが移動
する方向に外力を付勢する軸部外力付勢手段を設けるこ
とにより、プラテンローラが回転又は停止した状態にお
いても感熱記録ヘッドとプラテンローラに相対的な位置
ずれが発生することがない。この結果、感熱記録ヘッド
とプラテンローラが感熱記録紙搬送方向に振動すること
によって発生する記録不良を防止することができる。ま
た、感熱記録ヘッド支持体にプラテンローラの回転によ
って感熱記録ヘッド支持体と係合ピンが接触する方向に
外力を付勢するピン外方付勢手段を設けることにより、
感熱記録ヘッドがプラテンローラ軸を中心に回転振れを
発生することがなくなる。この結果、感熱記録ヘッドの
回転振れによる記録不良を防止することができる。
12−
さらに、感熱記録ヘッドとプラテンローラの位置関係を
記録状態をみて調整するために、プラテンローラの軸部
に偏心ローラを設けて感熱記録ヘッドとプラテンローラ
の平行度を調整し、また係合ピンを偏心ピンとすること
により発熱抵抗体素子群とプラテンローラが正面から当
接するように調節して、発熱抵抗体素子群とプラテンロ
ーラの片当たりによる記録不良を防止する。
記録状態をみて調整するために、プラテンローラの軸部
に偏心ローラを設けて感熱記録ヘッドとプラテンローラ
の平行度を調整し、また係合ピンを偏心ピンとすること
により発熱抵抗体素子群とプラテンローラが正面から当
接するように調節して、発熱抵抗体素子群とプラテンロ
ーラの片当たりによる記録不良を防止する。
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は本発明に係る実施例の感熱記録装置の概略構成
を示す全体構成図、第2図は第J−図の■−■断面図で
ある。この感熱記録装置において、感熱記録ヘッド2は
、それと平行に設置されたプラテンローラ4との間に挟
まれプラテンローラ4により搬送される感熱記録紙3に
圧接して記録を行う。
を示す全体構成図、第2図は第J−図の■−■断面図で
ある。この感熱記録装置において、感熱記録ヘッド2は
、それと平行に設置されたプラテンローラ4との間に挟
まれプラテンローラ4により搬送される感熱記録紙3に
圧接して記録を行う。
感熱記録ヘッド2は、装置の構成要素を収納するケース
の蓋の部分となる開閉ドア21の内側に設置されており
、感熱記録ヘッド2の両端には板状の感熱記録ヘッド支
持体5が固定され、この感熱記録ヘッド支持体5が開閉
ドア21の内方に突き出した側板22にピン等で取り付
けられている。
の蓋の部分となる開閉ドア21の内側に設置されており
、感熱記録ヘッド2の両端には板状の感熱記録ヘッド支
持体5が固定され、この感熱記録ヘッド支持体5が開閉
ドア21の内方に突き出した側板22にピン等で取り付
けられている。
一方、プラテンローラ4はケースの容器部分を構成する
下側シャーシ23内に設置されており、減速機構24を
介してモータ25に接続されている。
下側シャーシ23内に設置されており、減速機構24を
介してモータ25に接続されている。
この下側シャーシ23内には、その他部熱記録紙3のリ
ール、画像処理部26、電源部27等が収納されている
。感熱記録ヘッド2は開閉ドア21に、プラテンローラ
4は下側シャーシ23に設置されているので、開閉ドア
21を開けると、感熱記録ヘッド2はプラテンローラ4
と離間することになる。
ール、画像処理部26、電源部27等が収納されている
。感熱記録ヘッド2は開閉ドア21に、プラテンローラ
4は下側シャーシ23に設置されているので、開閉ドア
21を開けると、感熱記録ヘッド2はプラテンローラ4
と離間することになる。
第3図は本発明の第1の実施例の感熱記録装置の要部断
面図である。本実施例の感熱記録装置においては、直線
状(紙面と直角方向)に配列された発熱抵抗体素子群1
を有する感熱記録ヘッド2は、発熱抵抗体素子群1と反
対側の背面と開閉ドア21の内面の間に設置されたコイ
ルばね28により押圧され、かくして発熱抵抗体素子群
1に接触するように配された感熱記録紙3を、発熱抵抗
体素子群1と対抗するように設置されたプラテンローラ
4に押圧する。感熱記録紙3への記録は、発熱抵抗体素
子群1の所定の素子への通電と、プラテンローラ4によ
る感熱記録紙の所定ピッチの搬送とを繰り返すことによ
り行われる。感熱記録ヘッド2とプラテンローラ4の相
対的な位置関係を保持する為には、感熱記録ヘッド2の
各端部にそれぞれにネジ等で固定された感熱語録ヘッド
支持体5が設けられており、この感熱記録ヘッド支持体
5は、開閉ドア21の内面から垂下する側板22にピン
等で吊り下げられている。
面図である。本実施例の感熱記録装置においては、直線
状(紙面と直角方向)に配列された発熱抵抗体素子群1
を有する感熱記録ヘッド2は、発熱抵抗体素子群1と反
対側の背面と開閉ドア21の内面の間に設置されたコイ
ルばね28により押圧され、かくして発熱抵抗体素子群
1に接触するように配された感熱記録紙3を、発熱抵抗
体素子群1と対抗するように設置されたプラテンローラ
4に押圧する。感熱記録紙3への記録は、発熱抵抗体素
子群1の所定の素子への通電と、プラテンローラ4によ
る感熱記録紙の所定ピッチの搬送とを繰り返すことによ
り行われる。感熱記録ヘッド2とプラテンローラ4の相
対的な位置関係を保持する為には、感熱記録ヘッド2の
各端部にそれぞれにネジ等で固定された感熱語録ヘッド
支持体5が設けられており、この感熱記録ヘッド支持体
5は、開閉ドア21の内面から垂下する側板22にピン
等で吊り下げられている。
感熱ヘッド支持体5には、その側縁に感熱ヘッド支持体
5の回動を防止するため、第2のU溝としての回動防止
用U溝5aを設けている。この回動防止用U溝5aは、
側板22に固定して設けた係合ピンとしての回動防止ピ
ン6と係合しており、プラテンローラ4が回転した時に
感熱記録紙3を介して感熱記録ヘッド4が回動するのを
防ぐためにある。
5の回動を防止するため、第2のU溝としての回動防止
用U溝5aを設けている。この回動防止用U溝5aは、
側板22に固定して設けた係合ピンとしての回動防止ピ
ン6と係合しており、プラテンローラ4が回転した時に
感熱記録紙3を介して感熱記録ヘッド4が回動するのを
防ぐためにある。
また各感熱ヘッド支持体5には、プラテンロラ4が回転
する際に感熱記録ヘッド2が感熱記録紙3の搬送方向に
移動してプラテンローラ4と位置ずれすることを防止す
るために、感熱ヘッド2とは反対側の縁から感熱ヘッド
2の方向に向かう第1のU溝としての搬送方向移動防止
用U溝5bを設け、この搬送方向移動防止用U溝5bは
プラテンローラ4の両端のローラ軸4aに取り付けられ
た軸受7を嵌め込んでいる。この搬送方向移動防止用U
溝5bの側壁縁部で感熱記録紙3の搬出側にはその側壁
に沿って長穴をあけて、この長穴と側壁の間の部分に弾
性を持たせた軸部外力付勢手段としての外力付勢用軸受
支持部5Cを設けると共に、搬送方向移動防止用U溝5
bの幅は、軸受7の外径より小さめにしている。これに
より軸受7を拘束して感熱記録紙搬送方向8へ感熱記録
ヘッド5が移動するのを防止する一方、感熱ヘッド2の
方向には、弾性を有する外力付勢用支持部5cの故に感
熱記録ヘッド2が移動可能となり、プラテンローラ4と
離間できる。なお、軸部外力手段として、外力付勢支持
部5cの代りに板ばねやゴム材を側壁に設けてもよい。
する際に感熱記録ヘッド2が感熱記録紙3の搬送方向に
移動してプラテンローラ4と位置ずれすることを防止す
るために、感熱ヘッド2とは反対側の縁から感熱ヘッド
2の方向に向かう第1のU溝としての搬送方向移動防止
用U溝5bを設け、この搬送方向移動防止用U溝5bは
プラテンローラ4の両端のローラ軸4aに取り付けられ
た軸受7を嵌め込んでいる。この搬送方向移動防止用U
溝5bの側壁縁部で感熱記録紙3の搬出側にはその側壁
に沿って長穴をあけて、この長穴と側壁の間の部分に弾
性を持たせた軸部外力付勢手段としての外力付勢用軸受
支持部5Cを設けると共に、搬送方向移動防止用U溝5
bの幅は、軸受7の外径より小さめにしている。これに
より軸受7を拘束して感熱記録紙搬送方向8へ感熱記録
ヘッド5が移動するのを防止する一方、感熱ヘッド2の
方向には、弾性を有する外力付勢用支持部5cの故に感
熱記録ヘッド2が移動可能となり、プラテンローラ4と
離間できる。なお、軸部外力手段として、外力付勢支持
部5cの代りに板ばねやゴム材を側壁に設けてもよい。
本実施例では、プラテンローラ4が停止している感熱記
録時、およびプラテンローラ4が回転している感熱記録
紙3の搬送時共に、軸受7は移動防止用U溝5b中で感
熱記録紙3の搬入側に押し付けられている。換言すれば
プラテンローラ4が感熱記録紙の搬入側に押し付けられ
ているので、プラテンローラ4と感熱記録ヘッド2の間
には相対的位置ずれが発生することはない。したがって
、従来、感熱記録時のプラテンローラの回転タイミング
によって発生していた感熱記録ヘッドの振動を防止する
ことができ、その結果、感熱記録ヘッドの振動により発
生していた白スジ状の記録不良を防止することができる
。
録時、およびプラテンローラ4が回転している感熱記録
紙3の搬送時共に、軸受7は移動防止用U溝5b中で感
熱記録紙3の搬入側に押し付けられている。換言すれば
プラテンローラ4が感熱記録紙の搬入側に押し付けられ
ているので、プラテンローラ4と感熱記録ヘッド2の間
には相対的位置ずれが発生することはない。したがって
、従来、感熱記録時のプラテンローラの回転タイミング
によって発生していた感熱記録ヘッドの振動を防止する
ことができ、その結果、感熱記録ヘッドの振動により発
生していた白スジ状の記録不良を防止することができる
。
第4図は本発明の第2の実施例を示す図である。
本実施例の感熱記録装置は、構成上第1の実施例とは、
搬送方向移動防止用U溝5bの近傍に外力付勢用軸受支
持部5cを設けていない点と、回動防止用U溝5a近傍
にピン外力初手段としての外力付防用ピン支持部5dを
設けた点を除き、その他の部分は同じである。したがっ
て、ここでは同じ構成部分の説明は省略する。
搬送方向移動防止用U溝5bの近傍に外力付勢用軸受支
持部5cを設けていない点と、回動防止用U溝5a近傍
にピン外力初手段としての外力付防用ピン支持部5dを
設けた点を除き、その他の部分は同じである。したがっ
て、ここでは同じ構成部分の説明は省略する。
第4図に示すように、外力付勢用ピン支持部5dは、感
熱記録ヘッド支持体5の側縁に設けられた回動防止用U
溝5aの側壁に設けられており、その側壁の近傍にその
側壁に沿って明けられた長穴と側壁の間の部分に弾性を
持たせた部分により構成されている。そしてこの回動用
U溝5aは開閉ドア21の側板22に固定された回動防
止用ピンと係合している。
熱記録ヘッド支持体5の側縁に設けられた回動防止用U
溝5aの側壁に設けられており、その側壁の近傍にその
側壁に沿って明けられた長穴と側壁の間の部分に弾性を
持たせた部分により構成されている。そしてこの回動用
U溝5aは開閉ドア21の側板22に固定された回動防
止用ピンと係合している。
この場合、回転防止用U溝5aの幅は回動防止ピン6の
外径より小さくしである。この為、感熱記録時に、プラ
テンローラ4の回転タイミングと感熱記録ヘッド2や感
熱記録ヘッド支持体5等の固有振動数によって発生する
プラテンローラ4を中心とした感熱記録ヘッド支持体5
の回転揺れ現象を抑止することができる。この結果、上
記現象によって発生する感熱記録ヘッド2とプラテンロ
ラ4の相対的位置ずれによる記録不良を防止することか
できる。
外径より小さくしである。この為、感熱記録時に、プラ
テンローラ4の回転タイミングと感熱記録ヘッド2や感
熱記録ヘッド支持体5等の固有振動数によって発生する
プラテンローラ4を中心とした感熱記録ヘッド支持体5
の回転揺れ現象を抑止することができる。この結果、上
記現象によって発生する感熱記録ヘッド2とプラテンロ
ラ4の相対的位置ずれによる記録不良を防止することか
できる。
第5図は本発明の第3の実施例を示す図である。
第3の実施例の感熱記録装置は、第3図および第4図に
それぞれ示す第1の実施例および第2の実施例を組み合
わせたものである。すなわち、感熱記録ヘッド支持体5
にあっては、感熱記録装置本体に設けられた回動防止用
ピン6と係合する回動防止用U溝5aの側壁に外力付勢
用ピン支持部5dを設けるとともに、プラテンローラ4
の軸受7と係合する移動防止用U溝5dの側壁に外力付
勢用軸受支持部5cを設けている。
それぞれ示す第1の実施例および第2の実施例を組み合
わせたものである。すなわち、感熱記録ヘッド支持体5
にあっては、感熱記録装置本体に設けられた回動防止用
ピン6と係合する回動防止用U溝5aの側壁に外力付勢
用ピン支持部5dを設けるとともに、プラテンローラ4
の軸受7と係合する移動防止用U溝5dの側壁に外力付
勢用軸受支持部5cを設けている。
本実施例によればプラテンローラ4の回転タイミング等
によって発生する感熱記録ヘッド2の揺れ、すなわち、
感熱記録紙3の搬送前後方向への揺才しゃ、プラテンロ
ーラ4を中心とする回転揺れをそれぞれ外力付勢用軸受
支持部5cや、外力付勢用ピン支持部5dにより吸収し
て、両方の揺れについて対処でき、この結果、これらの
揺れに起因する記録不良を防止することができる。
によって発生する感熱記録ヘッド2の揺れ、すなわち、
感熱記録紙3の搬送前後方向への揺才しゃ、プラテンロ
ーラ4を中心とする回転揺れをそれぞれ外力付勢用軸受
支持部5cや、外力付勢用ピン支持部5dにより吸収し
て、両方の揺れについて対処でき、この結果、これらの
揺れに起因する記録不良を防止することができる。
以上の実施例では、プラテンローラ4の回転お19
よび停止に伴なって発生する感熱記録ヘッド支持体5が
感熱記録紙搬送方向8に振動する現象およびプラテンロ
ーラ4を中心に感熱記録ヘッド支持体5が回転振動する
現象を、外力付勢用弾性支持部5cおよび外力付勢用ピ
ン支持部5dを設けることにより防止することが可能で
あるが、これらの実施例では感熱記録装置組立時に発熱
抵抗体素子群1とプラテンローラ4との位置関係を精度
良く組み立てることが必要である。
感熱記録紙搬送方向8に振動する現象およびプラテンロ
ーラ4を中心に感熱記録ヘッド支持体5が回転振動する
現象を、外力付勢用弾性支持部5cおよび外力付勢用ピ
ン支持部5dを設けることにより防止することが可能で
あるが、これらの実施例では感熱記録装置組立時に発熱
抵抗体素子群1とプラテンローラ4との位置関係を精度
良く組み立てることが必要である。
前記実施例で述べた記録不良防止に加えて、感熱記録ヘ
ッド2とプラテンローラ4との組み立て性の向上を図っ
た実施例を次に説明する。
ッド2とプラテンローラ4との組み立て性の向上を図っ
た実施例を次に説明する。
第6図は偏心軸受7aの正面図、第7図は第6図の■−
■断面図、第8図は本発明の第4の実施例を示す図で、
第4の実施例の感熱記録装置は偏心軸受7aを備えてい
る。すなわち前記実施例で用いた同心の軸受7の代わり
に偏心軸受を採用したもので、プラテンローラ軸4aに
取り付けられた偏心軸受7aは感熱記録ヘッド支持体5
に設けた搬送方向移動防止用U溝5b内に設置される。
■断面図、第8図は本発明の第4の実施例を示す図で、
第4の実施例の感熱記録装置は偏心軸受7aを備えてい
る。すなわち前記実施例で用いた同心の軸受7の代わり
に偏心軸受を採用したもので、プラテンローラ軸4aに
取り付けられた偏心軸受7aは感熱記録ヘッド支持体5
に設けた搬送方向移動防止用U溝5b内に設置される。
0−
この状態で偏心軸受7bを回転させるとプラテンローラ
軸4aの軸心が感熱記録ヘッド2に対して移動し、発熱
抵抗体素子群1とプラテンローラ4の位置関係を調整す
ることができる。具体的には感熱記録を行なっている状
態で偏心軸受7aを回転し、画質が最良となる位置を探
す。その後、図示を省略する記録装置のシャーシに設け
た長穴9とシャーシ固定用穴7bとをネジ10で固定す
る。
軸4aの軸心が感熱記録ヘッド2に対して移動し、発熱
抵抗体素子群1とプラテンローラ4の位置関係を調整す
ることができる。具体的には感熱記録を行なっている状
態で偏心軸受7aを回転し、画質が最良となる位置を探
す。その後、図示を省略する記録装置のシャーシに設け
た長穴9とシャーシ固定用穴7bとをネジ10で固定す
る。
本実施例によれば、記録状態でプラテンローラ4と発熱
抵抗体素子群1との位置関係を調整する為、短時間で最
良の位置関係を求めることができる。
抵抗体素子群1との位置関係を調整する為、短時間で最
良の位置関係を求めることができる。
この結果、従来行なっていたような手法、すなわち、感
熱記録ヘッド2の両端にネジ等で固定した感熱記録ヘッ
ド支持体5の搬送方向移動防止用U溝5bの間に組ヒモ
を張り、発熱抵抗体素子群1との位置関係を工具顕微鏡
等で測定し、感熱記録ヘッド支持体5と感熱ヘッド2を
固定しているネジを緩めて位置関係を調整し、記録状況
によっては再度位置調整をし直すといった複雑な操作を
繰返し行なうことなく実動状態で簡単に位置関係を調整
することができる。
熱記録ヘッド2の両端にネジ等で固定した感熱記録ヘッ
ド支持体5の搬送方向移動防止用U溝5bの間に組ヒモ
を張り、発熱抵抗体素子群1との位置関係を工具顕微鏡
等で測定し、感熱記録ヘッド支持体5と感熱ヘッド2を
固定しているネジを緩めて位置関係を調整し、記録状況
によっては再度位置調整をし直すといった複雑な操作を
繰返し行なうことなく実動状態で簡単に位置関係を調整
することができる。
同様に前記実施例で述べた記録不良防止に加えて組み立
て性の向上を図った第5の実施例の要部を第9図に示す
。これは回転防止ピン6を移動可能にしたもので、回転
防止ピン6の代わりに内径に対し外径側が偏心した偏心
ピン6aを用い、この偏心ピン6aは感熱記録ヘッド固
定側シャーシ11に設けられた偏心ピン固定部6bに取
り付られており、偏心ピン6aを回転し、固定ネジ6c
で締付けることにより感熱記録ヘッド支持体5を上下方
向に移動させ適正な位置に位置決めすることができる。
て性の向上を図った第5の実施例の要部を第9図に示す
。これは回転防止ピン6を移動可能にしたもので、回転
防止ピン6の代わりに内径に対し外径側が偏心した偏心
ピン6aを用い、この偏心ピン6aは感熱記録ヘッド固
定側シャーシ11に設けられた偏心ピン固定部6bに取
り付られており、偏心ピン6aを回転し、固定ネジ6c
で締付けることにより感熱記録ヘッド支持体5を上下方
向に移動させ適正な位置に位置決めすることができる。
この結果、感熱記録ヘッド2の発熱抵抗体素子群1とプ
ラテンローラ4の線的な接触状態を均一化することが可
能となる。具体的には検査時の記録状態において、記録
濃度が発熱抵抗体素子群の方向に対して均一になるよう
に、偏心ピン6aを回転させて調整を行なう。なお、本
実施例では偏心ピン6aを用いた調整機構を感熱記録ヘ
ッドを取りつけた開閉ドア21の側板22の両側に設け
たが、偏心ピン6aを片側のみとし、もう片側を通常の
ピン6としてもよい。この場合、調整範囲が減るので、
組立て精度を若干上げる必要がある。
ラテンローラ4の線的な接触状態を均一化することが可
能となる。具体的には検査時の記録状態において、記録
濃度が発熱抵抗体素子群の方向に対して均一になるよう
に、偏心ピン6aを回転させて調整を行なう。なお、本
実施例では偏心ピン6aを用いた調整機構を感熱記録ヘ
ッドを取りつけた開閉ドア21の側板22の両側に設け
たが、偏心ピン6aを片側のみとし、もう片側を通常の
ピン6としてもよい。この場合、調整範囲が減るので、
組立て精度を若干上げる必要がある。
さらに、本発明を感熱転写記録装置に適応した第6の実
施例を第10図に示す。感熱転写装置では感熱記録紙3
の代わりに転写記録紙12を用い、所定の発熱抵抗体素
子群1の発熱により転写インクフィルム13のインクの
部分を溶融し、転写記録紙12に転写する。記録後の転
写記録紙12と転写インクフィルム13はセパレータロ
ーラ14により剥離するが、感熱記録ヘッド2とプラテ
ンローラ4等との係合状態は感熱記録装置と同様な機構
を用いることが多い。本実施例では外力付勢用軸受支持
部5cおよび、外力付勢用ピン支持部5dにより、感熱
記録ヘッド2やプラテンローラ4の振動から発生する記
録不良を防止することができる。
施例を第10図に示す。感熱転写装置では感熱記録紙3
の代わりに転写記録紙12を用い、所定の発熱抵抗体素
子群1の発熱により転写インクフィルム13のインクの
部分を溶融し、転写記録紙12に転写する。記録後の転
写記録紙12と転写インクフィルム13はセパレータロ
ーラ14により剥離するが、感熱記録ヘッド2とプラテ
ンローラ4等との係合状態は感熱記録装置と同様な機構
を用いることが多い。本実施例では外力付勢用軸受支持
部5cおよび、外力付勢用ピン支持部5dにより、感熱
記録ヘッド2やプラテンローラ4の振動から発生する記
録不良を防止することができる。
本発明の感熱記録装置において、感熱記録ヘッドに固定
された感熱記録ヘッド支持体の第1のU3 溝の側壁に、第1のU溝に嵌め込まれたプラテンローラ
の軸部を常に押圧する軸部外力付勢手段を設けてプラテ
ンローラを第1のU溝中で拘束したので、感熱記録ヘッ
ドとプラテンローラの相対的な位置ずれを抑制でき、プ
ラテンローラの回転に伴う記録紙搬送方向の振動によっ
て発生する記録不良を防止することができる。
された感熱記録ヘッド支持体の第1のU3 溝の側壁に、第1のU溝に嵌め込まれたプラテンローラ
の軸部を常に押圧する軸部外力付勢手段を設けてプラテ
ンローラを第1のU溝中で拘束したので、感熱記録ヘッ
ドとプラテンローラの相対的な位置ずれを抑制でき、プ
ラテンローラの回転に伴う記録紙搬送方向の振動によっ
て発生する記録不良を防止することができる。
また感熱記録ヘッドに固定された感熱記録ヘッド支持体
の第2のU溝の側壁に、枠体に固定され第2のU溝と係
合する係合ピンを常に押圧するピン外力付勢手段を設け
て係合ピンを第2のU溝中で拘束したので、感熱記録ヘ
ッドとプラテンローラの相対的な位置ずれを抑制でき、
プラテンローラの回転時に感熱記録ヘッドがプラテンロ
ーラ軸心回りに回動するのを抑制でき、その回動の振れ
によって発生する記録不良を防止することができる。
の第2のU溝の側壁に、枠体に固定され第2のU溝と係
合する係合ピンを常に押圧するピン外力付勢手段を設け
て係合ピンを第2のU溝中で拘束したので、感熱記録ヘ
ッドとプラテンローラの相対的な位置ずれを抑制でき、
プラテンローラの回転時に感熱記録ヘッドがプラテンロ
ーラ軸心回りに回動するのを抑制でき、その回動の振れ
によって発生する記録不良を防止することができる。
さらに本発明の感熱記録装置において、プラテンローラ
の軸部に偏心軸受を設けたので、偏心軸受を回転するこ
とにより、プラテンローラと感熱4− 記録ヘッドとの平行度を容易に調整することができる。
の軸部に偏心軸受を設けたので、偏心軸受を回転するこ
とにより、プラテンローラと感熱4− 記録ヘッドとの平行度を容易に調整することができる。
また係合ピンを偏心ピンとしたので、偏心ピンを回転す
ることにより、感熱記録ヘッドの有する発熱抵抗体素子
群とプラテンローラの当接状態を容易に調整することが
できる。
ることにより、感熱記録ヘッドの有する発熱抵抗体素子
群とプラテンローラの当接状態を容易に調整することが
できる。
第1図は本発明に係る実施例の感熱記録装置の概略構成
を示す全体構成図、第2図は第1図の■−n断面図、第
3図は第1の実施例の感熱記録装置の要部を示す図、第
4図および第5図はそれぞれ第2の実施例および第3の
実施例の感熱記録装置の要部を示す図、第6図はプラテ
ンローラと感熱記録ヘッドの位置関係を調整する偏心軸
受の正面図、第7図は第6図の■−■断面図、第8図は
第4図の実施例の感熱記録装置の要部を示す図、第9図
は第5実施例の感熱記録装置における偏心ピンの支持部
の断面図、第10図は第6実施例で感熱転写紙を用いる
感熱記録装置の要部を示す図である。 1・・・発熱抵抗体素子群、2・・・感熱ヘッド、3・
・・感熱記録紙、4・・・プラテンローラ、4a・・・
プラテンローラ軸、5・・感熱記録ヘッド支持体、5a
・・・回転防止用U溝、5b・・搬送方向移動防止用U
溝、5c・・・外力付勢用軸受支持部、5d・・・外方
付勢用ビン支持部、6・・回動防止ビン、6a・・・偏
心ビン、7・・・軸受、7a・・・偏心軸受。
を示す全体構成図、第2図は第1図の■−n断面図、第
3図は第1の実施例の感熱記録装置の要部を示す図、第
4図および第5図はそれぞれ第2の実施例および第3の
実施例の感熱記録装置の要部を示す図、第6図はプラテ
ンローラと感熱記録ヘッドの位置関係を調整する偏心軸
受の正面図、第7図は第6図の■−■断面図、第8図は
第4図の実施例の感熱記録装置の要部を示す図、第9図
は第5実施例の感熱記録装置における偏心ピンの支持部
の断面図、第10図は第6実施例で感熱転写紙を用いる
感熱記録装置の要部を示す図である。 1・・・発熱抵抗体素子群、2・・・感熱ヘッド、3・
・・感熱記録紙、4・・・プラテンローラ、4a・・・
プラテンローラ軸、5・・感熱記録ヘッド支持体、5a
・・・回転防止用U溝、5b・・搬送方向移動防止用U
溝、5c・・・外力付勢用軸受支持部、5d・・・外方
付勢用ビン支持部、6・・回動防止ビン、6a・・・偏
心ビン、7・・・軸受、7a・・・偏心軸受。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、直線状に配列された発熱抵抗体素子群を有する感熱
記録ヘッドと、該感熱記録ヘッドとの間に前記発熱抵抗
体素子群と接触して挟まれた記録紙を搬送するプラテン
ローラと、前記感熱記録ヘッドに固定され該感熱記録ヘ
ッドと前記プラテンローラの相対的な位置関係を保持す
る感熱記録ヘッド支持体と、該感熱記録ヘッド支持体を
ピンで支持する枠体とを備え、前記感熱記録ヘッド支持
体が該感熱記録ヘッド支持体を前記プラテンローラの各
端の軸部に沿わせて前記プラテンローラ方向に案内する
第1のU溝と、前記軸部の略半径方向に設けられ前記枠
体に固定された係合ピンと係合する第2のU溝を有する
感熱記録装置において、前記第1のU溝の側壁に該側壁
と略直角方向に前記プラテンローラの軸部を常に押圧す
る軸部外力付勢手段を設けたことを特徴とする感熱記録
装置。 2、前記軸部外力付勢手段は、前記第1の溝の側壁で記
録紙の送り方向と対向する側の近傍に穴を設け該穴と前
記第1の溝との間の辺部を弾性体として構成しかつ第1
の溝の幅を前記軸部の径よりも小さくしたことを特徴と
する請求項1記載の感熱記録装置。 3、直線状に配列された発熱抵抗体素子群を有する感熱
記録ヘッドと、該感熱記録ヘッドとの間に前記発熱抵抗
体素子群と接触して挟まれた記録紙を搬送するプラテン
ローラと、前記感熱記録ヘッドに固定され該感熱記録ヘ
ッドと前記プラテンローラの相対的な位置関係を保持す
る感熱記録ヘッド支持体と、該感熱記録ヘッド支持体を
ピンで支持する枠体とを備え、前記感熱記録ヘッド支持
体が該感熱記録ヘッド支持体を前記プラテンローラの各
端の軸部に沿わせて前記プラテンローラ方向に案内する
第1のU溝と、前記軸部の略半径方向に設けられ前記枠
体に固定された係合ピンと係合する第2のU溝を有する
感熱記録装置において、前記第2のU溝の側壁に該側壁
と略直角方向に前記係合ピンを常に押圧するピン外力付
勢手段を設けたことを特徴とする感熱記録装置。 4、前記ピン外力付勢手段は、前記第2の溝の側壁で記
録紙搬送時に前記プラテンローラが回転する方向に該当
する側の近傍に穴を設け該穴と前記第2の溝との間の辺
部を弾性体として構成しかつ第2の溝の幅を前記係合ピ
ンの径よりも小さくしたことを特徴とする請求項3記載
の感熱記録装置。 5、直線状に配列された発熱抵抗体素子群を有する感熱
記録ヘッドと、該感熱記録ヘッドとの間に前記発熱抵抗
体素子群と接触して挟まれた記録紙を搬送するプラテン
ローラと、前記感熱記録ヘッドに固定され該感熱記録ヘ
ッドと前記プラテンローラの相対的な位置関係を保持す
る感熱記録ヘッド支持体と、該感熱記録ヘッド支持体を
ピンで支持する枠体とを備え、前記感熱記録ヘッド支持
体が該感熱記録ヘッド支持体を前記プラテンローラの各
端の軸部に沿わせて前記プラテンローラ方向に案内する
第1のU溝と、前記軸部の略半径方向に設けられ前記枠
体に固定された係合ピンと係合する第2のU溝を有する
感熱記録装置において、前記第1のU溝の側壁に該側壁
と略直角方向に前記プラテンローラの軸部を常に押圧す
る軸部外力付勢手段を設け、前記第2のU溝の側壁に該
側壁と略直角方向に前記係合ピンを常に押圧するピン外
力付勢手段を設けたことを特徴とする感熱記録装置。 6、前記軸部外力付勢手段は、前記第1の溝の側壁で記
録紙の送り方向と対向する側の近傍に穴を設け該穴と前
記第1の溝との間の辺部を弾性体として構成しかつ第1
の溝の幅を前記軸部の径よりも小さくし、前記ピン外力
付勢手段は、前記第2の溝の側壁で記録紙搬送時に前記
プラテンローラが回転する方向に該当する側の近傍に穴
を設け該穴と前記第2の溝との間の辺部を弾性体として
構成しかつ第2の溝の幅を前記係合ピンの径よりも小さ
くしたことを特徴とする請求項5記載の感熱記録装置。 7、前記軸部はプラテンローラと同軸のローラ軸と、該
プラテンローラの軸心とは偏心した偏心軸受とから構成
したことを特徴とする請求項1ないし6いずれか記載の
感熱記録装置。 8、前記軸部はプラテンローラと同軸のローラ軸と、該
プラテンローラの軸心とは偏心した偏心軸受とから構成
し、前記係合ピンを偏心ピンで構成したことを特徴とす
る請求項1ないし6いずれか記載の感熱記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4775190A JPH03248856A (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 感熱記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4775190A JPH03248856A (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 感熱記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03248856A true JPH03248856A (ja) | 1991-11-06 |
Family
ID=12784063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4775190A Pending JPH03248856A (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 感熱記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03248856A (ja) |
-
1990
- 1990-02-28 JP JP4775190A patent/JPH03248856A/ja active Pending
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