JPH03248643A - 交差偏波干渉除去器 - Google Patents
交差偏波干渉除去器Info
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- JPH03248643A JPH03248643A JP2046056A JP4605690A JPH03248643A JP H03248643 A JPH03248643 A JP H03248643A JP 2046056 A JP2046056 A JP 2046056A JP 4605690 A JP4605690 A JP 4605690A JP H03248643 A JPH03248643 A JP H03248643A
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- tap
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- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 title abstract 3
- 238000005388 cross polarization Methods 0.000 claims description 32
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 29
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 3
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 101100052669 Schizosaccharomyces pombe (strain 972 / ATCC 24843) N118 gene Proteins 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は互いに直交する２つの偏波を使用する直交偏波
ディジタル無線通信方式において用いられる交差偏波干
渉除去器に関し、特に符号誤り等の悪影響を防止した交
差偏波干渉除去器に関する。
ディジタル無線通信方式において用いられる交差偏波干
渉除去器に関し、特に符号誤り等の悪影響を防止した交
差偏波干渉除去器に関する。
〔従来の技術］
周知のように、ディジタル無線通信では周波数の利用効
率を高めるために同一周波数の互いに直交する２偏波（
例えば水平偏波と垂直偏波、右旋円偏波と左旋円偏波等
）を使用する直交偏波通仁方弐が実用化されている。こ
のような直交偏波を用いる場合、降雨時の雨滴等のよう
な媒質の異方性に起因して交差偏波干渉が発生すると回
線品質が著しく劣化するため、この交差偏波干渉を除去
する交差偏波干渉除去装置が開発され実用に供されてい
る。
率を高めるために同一周波数の互いに直交する２偏波（
例えば水平偏波と垂直偏波、右旋円偏波と左旋円偏波等
）を使用する直交偏波通仁方弐が実用化されている。こ
のような直交偏波を用いる場合、降雨時の雨滴等のよう
な媒質の異方性に起因して交差偏波干渉が発生すると回
線品質が著しく劣化するため、この交差偏波干渉を除去
する交差偏波干渉除去装置が開発され実用に供されてい
る。
交差偏波干渉除去装置は、トランスバーサルフィルタを
主体とする交差偏波干渉除去器を用いて構成される。周
知のように、トランスバーサルフィルタには中間周波数
（ＩＦ）帯で構成されるＩＦ形と、ベースバンドで構成
されるベースバンド形とがある。また、ベースバンドで
構成されるトランスバーサルフィルタには、アナログ遅
延線とアナログ積分器を用いるアナログ形と、遅延回路
にシフトレジスタを用い積分器としてアップダウンカウ
ンタを用いるディジタル形とがある。
主体とする交差偏波干渉除去器を用いて構成される。周
知のように、トランスバーサルフィルタには中間周波数
（ＩＦ）帯で構成されるＩＦ形と、ベースバンドで構成
されるベースバンド形とがある。また、ベースバンドで
構成されるトランスバーサルフィルタには、アナログ遅
延線とアナログ積分器を用いるアナログ形と、遅延回路
にシフトレジスタを用い積分器としてアップダウンカウ
ンタを用いるディジタル形とがある。
第３図に従来のディジタル形の交差偏波干渉除去器を用
いた交差偏波干渉除去装置の一例を示す。
いた交差偏波干渉除去装置の一例を示す。
この交差偏波干渉除去装置は、目偏波側復調系（入力端
子１．復調器１０１．及びＡ／Ｄ変換器１０３）と、異
偏波側復調系（入力端子２．復調器０１２．及びＡ／Ｄ
変換器１０４）と、交差偏波干渉除去器１１Ａと、出力
端子３とで構成される。交差偏波干渉除去器１１Ａは、
減算器１０５とトランスバーサルフィルタ１０６とタッ
プ係数制御器１０７とで構成され、ディジタル信号処理
によって干渉除去動作を行うようになっている。
子１．復調器１０１．及びＡ／Ｄ変換器１０３）と、異
偏波側復調系（入力端子２．復調器０１２．及びＡ／Ｄ
変換器１０４）と、交差偏波干渉除去器１１Ａと、出力
端子３とで構成される。交差偏波干渉除去器１１Ａは、
減算器１０５とトランスバーサルフィルタ１０６とタッ
プ係数制御器１０７とで構成され、ディジタル信号処理
によって干渉除去動作を行うようになっている。
この交差偏波干渉除去装置では、入力端子１に入力され
た自偏波側ＩＦ信号は、復調器１０１にて同期検波され
てアナログベースバンド信号となり、更にＡ／Ｄ変換器
１０３にて標本、量子化されて復調ディジタル信号とな
り、減算器１０５の一方の入力となる。
た自偏波側ＩＦ信号は、復調器１０１にて同期検波され
てアナログベースバンド信号となり、更にＡ／Ｄ変換器
１０３にて標本、量子化されて復調ディジタル信号とな
り、減算器１０５の一方の入力となる。
また、入力端子２に入力された異偏波側ＩＦ倍信号、復
調器１０２にて同期検波されてアナログベースバンド信
号となり、さらに、Ａ／Ｄ変換器１０４にて標本、量子
化されて復調ディジタル信号となる。そして、この復調
ディジタル信号は、トランスバーサルフィルタ１０６及
びタップ係数制御器１０７に制御信号として供給される
。
調器１０２にて同期検波されてアナログベースバンド信
号となり、さらに、Ａ／Ｄ変換器１０４にて標本、量子
化されて復調ディジタル信号となる。そして、この復調
ディジタル信号は、トランスバーサルフィルタ１０６及
びタップ係数制御器１０７に制御信号として供給される
。
タップ係数制御器１０７では、減算器１０５の出力ディ
ジタル信号のうちの誤差情報信号と、異偏波側のＡ／Ｄ
変換器１０４の出力ディジタル信号のうちの識別情報信
号（極性信号）とを受け、両信号の相関をとることによ
ってタップ係数制御信号を発生し、トランスバーサルフ
ィルタ１０６のタップ係数を制御する。
ジタル信号のうちの誤差情報信号と、異偏波側のＡ／Ｄ
変換器１０４の出力ディジタル信号のうちの識別情報信
号（極性信号）とを受け、両信号の相関をとることによ
ってタップ係数制御信号を発生し、トランスバーサルフ
ィルタ１０６のタップ係数を制御する。
トランスバーサルフィルタ１０６は、例えば第４図にそ
の一例を示すように、フリップフロップ回路３０１，３
０２と、タップ重み付は回路３０３〜３０５と、加算器
３０６とで構成される。そして、入力端子３１に異偏波
側のＡ／Ｄ変換器１０４の出力ディジタル信号を受け、
端子ａ −ｃにタップ係数制御器１０７の出力タップ係
数制御信号とを受けて、自偏波側に漏れ込んだ異偏波側
の信号成分と同一の振幅２位相特性をもつ交差偏波干渉
補償信号を生成し、それを出力端子３２から減算器１０
５の他方の入力に与える。
の一例を示すように、フリップフロップ回路３０１，３
０２と、タップ重み付は回路３０３〜３０５と、加算器
３０６とで構成される。そして、入力端子３１に異偏波
側のＡ／Ｄ変換器１０４の出力ディジタル信号を受け、
端子ａ −ｃにタップ係数制御器１０７の出力タップ係
数制御信号とを受けて、自偏波側に漏れ込んだ異偏波側
の信号成分と同一の振幅２位相特性をもつ交差偏波干渉
補償信号を生成し、それを出力端子３２から減算器１０
５の他方の入力に与える。
減算器１０５では、両人力信号間でのディジタル減算処
理をし、交差偏波干渉を除去した自偏波側復調データ信
号を出力端子３に出力する。
理をし、交差偏波干渉を除去した自偏波側復調データ信
号を出力端子３に出力する。
なお、以上説明したディジタル形の交差偏波干渉除去器
の動作については、文献（例えば「超多値変調用ディジ
タル交差偏波干渉補償器」 （電子通信学会論文誌 Ｖ
ｏｌ 、Ｊ７０−Ｂ Ｎ１１８ ｐｐ９７７〜９８６
）、「特開昭６２−２６９４２９号公報」等）に詳述さ
れている。
の動作については、文献（例えば「超多値変調用ディジ
タル交差偏波干渉補償器」 （電子通信学会論文誌 Ｖ
ｏｌ 、Ｊ７０−Ｂ Ｎ１１８ ｐｐ９７７〜９８６
）、「特開昭６２−２６９４２９号公報」等）に詳述さ
れている。
上述した従来の交差偏波干渉除去器は、自偏波側の誤差
情報信号と異偏波側の識別情報信号（極性信号）との両
信号の相関をとることによって、タップ係数制御信号を
発生し、トランスバーサルフィルタのアップ係数を制御
して異偏波信号からの漏れ込みを除去している。すなわ
ち、第４図において、トランスバーサルフィルタ１０６
のセンタタップｂより目偏波側信号が異偏波側信号から
Ｔ秒だけ遅れて干渉を受けた場合には、−１タツプの重
み付は回路ａが制御され、Ｔ秒遅れの干渉の逆特性が生
成されることにより、干渉を除去する。しかしながら、
センタータップより２Ｔ秒遅れの干渉を受けた場合、す
なわちトランスバーサルフィルタの持つタップの外側（
タップ外）に干渉を受けた場合には、該当する重み付は
回路が存在しないため、正しい補償動作が不可能となり
、目偏波側に符号誤りを与える等の悪影響を及ぼすこと
になる。
情報信号と異偏波側の識別情報信号（極性信号）との両
信号の相関をとることによって、タップ係数制御信号を
発生し、トランスバーサルフィルタのアップ係数を制御
して異偏波信号からの漏れ込みを除去している。すなわ
ち、第４図において、トランスバーサルフィルタ１０６
のセンタタップｂより目偏波側信号が異偏波側信号から
Ｔ秒だけ遅れて干渉を受けた場合には、−１タツプの重
み付は回路ａが制御され、Ｔ秒遅れの干渉の逆特性が生
成されることにより、干渉を除去する。しかしながら、
センタータップより２Ｔ秒遅れの干渉を受けた場合、す
なわちトランスバーサルフィルタの持つタップの外側（
タップ外）に干渉を受けた場合には、該当する重み付は
回路が存在しないため、正しい補償動作が不可能となり
、目偏波側に符号誤りを与える等の悪影響を及ぼすこと
になる。
この結果、第５図（ｂ）の干渉除去特性のように、トラ
ンスバーサルフィルタのタップがＴ秒遅れまたはＴ秒進
みの干渉については、充分な補償動作が行われるが、２
Ｔ、−２７のようにタップ外に干渉を受けた場合には、
トランスバーサルフィルタのタップ係数を初期値に固定
（リセット）したものに比べて、補償動作能力が低下す
るという問題がある。
ンスバーサルフィルタのタップがＴ秒遅れまたはＴ秒進
みの干渉については、充分な補償動作が行われるが、２
Ｔ、−２７のようにタップ外に干渉を受けた場合には、
トランスバーサルフィルタのタップ係数を初期値に固定
（リセット）したものに比べて、補償動作能力が低下す
るという問題がある。
本発明の目的は、タップ外に干渉を受けた場合での補償
能力の低下を防止した交差偏波干渉除去器を提供するこ
とにある。
能力の低下を防止した交差偏波干渉除去器を提供するこ
とにある。
本発明の交差偏波干渉除去器は、直交する２つの偏波の
一方の復調信号に漏れ込んだ他方の復調信号が、トラン
スバーサルフィルタのタップ外で漏れ込む場合にリセッ
ト信号を出力し、トランスバーサルフィルタの各タップ
係数を初期化させるリセット制御回路を備えている。
一方の復調信号に漏れ込んだ他方の復調信号が、トラン
スバーサルフィルタのタップ外で漏れ込む場合にリセッ
ト信号を出力し、トランスバーサルフィルタの各タップ
係数を初期化させるリセット制御回路を備えている。
すなわち、一方の復調信号に漏れ込んだ他方の信号と同
一振幅、同一位相の補償信号を生成するトランスバーサ
ルフィルタと、この漏れ込んだ信号の進み、遅れに応じ
てトランスバーサルフィルタのタップ係数を制御するタ
ップ係数制御回路と、漏れ込んだ信号の進み、遅れに応
じて前記タップ係数制御回路をリセットし、或いはリセ
ット解除するリセット制御回路と、前記一方の復調信号
から補償信号を差し引く減算器とで構成している。
一振幅、同一位相の補償信号を生成するトランスバーサ
ルフィルタと、この漏れ込んだ信号の進み、遅れに応じ
てトランスバーサルフィルタのタップ係数を制御するタ
ップ係数制御回路と、漏れ込んだ信号の進み、遅れに応
じて前記タップ係数制御回路をリセットし、或いはリセ
ット解除するリセット制御回路と、前記一方の復調信号
から補償信号を差し引く減算器とで構成している。
本発明によれば、異偏波側の漏れ込みがトランスバーサ
ルフィルタのタップ外のときに、リセット制御回路によ
りトランスバーサルフィルタを初期化するため、トラン
スバーサルフィルタからの誤った補償信号の出力を停止
させ、自偏波側復調信号に符号誤り等の悪影響が生じる
ことを防止する。
ルフィルタのタップ外のときに、リセット制御回路によ
りトランスバーサルフィルタを初期化するため、トラン
スバーサルフィルタからの誤った補償信号の出力を停止
させ、自偏波側復調信号に符号誤り等の悪影響が生じる
ことを防止する。
次に、本発明を図面を参照して説明する。
第１図は本発明の一実施例を示し、３タツプ形の交差偏
波干渉除去器を用いた干渉除去装置のブロック図である
。この実施例装置は、基本的構成に関しては、第３図に
示した従来装置と同じである。即ち、自偏波側復調系（
入力端子１．復調器１０１、及びＡ／Ｄ変換器１０３）
と、異偏波側復調系（入力端子２．復調器０１２．及び
Ａ／Ｄ変換器１０４）と、交差偏波干渉除去器１１と、
出力端子３とで構成される。ここで、交差偏波干渉除去
器１１は、減算器１０５．）ランスバーサルフィルタ１
０６．タップ係数制御器１０７．及びリセット制御回路
１０８で構成される。
波干渉除去器を用いた干渉除去装置のブロック図である
。この実施例装置は、基本的構成に関しては、第３図に
示した従来装置と同じである。即ち、自偏波側復調系（
入力端子１．復調器１０１、及びＡ／Ｄ変換器１０３）
と、異偏波側復調系（入力端子２．復調器０１２．及び
Ａ／Ｄ変換器１０４）と、交差偏波干渉除去器１１と、
出力端子３とで構成される。ここで、交差偏波干渉除去
器１１は、減算器１０５．）ランスバーサルフィルタ１
０６．タップ係数制御器１０７．及びリセット制御回路
１０８で構成される。
前記リセット制御回路１０８は、例えば第２図に示すよ
うに、フリップフロップ回路２０１〜２０５と、相関検
出回路である排他的論理和回路２０６．２０７と、アッ
プダウンカウンタ（Ｕ／Ｄカウンタ）２０８，２０９と
、論理和回路２１０で構成される。
うに、フリップフロップ回路２０１〜２０５と、相関検
出回路である排他的論理和回路２０６．２０７と、アッ
プダウンカウンタ（Ｕ／Ｄカウンタ）２０８，２０９と
、論理和回路２１０で構成される。
そして、一方の入力端子２１には減算器１０５の出力デ
ィジタル信号のうちの誤差情報信号が印加される。また
、他方の入力端子２２には異偏波側のＡ／Ｄ変換器１０
４の出力ディジタル信号のうちの極性信号が印加される
。更に、出力端子２３はタップ係数制御器１０７のリセ
ット信号入力端子に接続される。
ィジタル信号のうちの誤差情報信号が印加される。また
、他方の入力端子２２には異偏波側のＡ／Ｄ変換器１０
４の出力ディジタル信号のうちの極性信号が印加される
。更に、出力端子２３はタップ係数制御器１０７のリセ
ット信号入力端子に接続される。
このような構成の交差偏波干渉除去装置によれば、入力
端子１に入力された自偏波側ＩＦ信号は復調器１０１に
て同期検波されてアナログベースバンド信号となり、更
にＡ／Ｄ変換器１０３にて標本、量子化されて復調ディ
ジタル信号となり減算器１０５に入力される。
端子１に入力された自偏波側ＩＦ信号は復調器１０１に
て同期検波されてアナログベースバンド信号となり、更
にＡ／Ｄ変換器１０３にて標本、量子化されて復調ディ
ジタル信号となり減算器１０５に入力される。
また、入力端子２に入力された異偏波側ＩＦ倍信号、復
調器１０２にて同期検波されてアナログベースバンド信
号となり、更にＡ／Ｄ変換器１０４にて標本、量子化さ
れて復調ディジタル信号となる。そして、この復調ディ
ジタル信号は、トランスバーサルフィルタ１０６．タッ
プ係数制御器１０７、及びリセット制御回路１０８に制
御信号として供給される。
調器１０２にて同期検波されてアナログベースバンド信
号となり、更にＡ／Ｄ変換器１０４にて標本、量子化さ
れて復調ディジタル信号となる。そして、この復調ディ
ジタル信号は、トランスバーサルフィルタ１０６．タッ
プ係数制御器１０７、及びリセット制御回路１０８に制
御信号として供給される。
タップ係数制御器１０７では、減算器１０５の出力ディ
ジタル信号のうちの誤差情報信号と、異偏波側のＡ／Ｄ
変換器１０４の出力ディジタル信号のうちの識別情報信
号（極性信号）とを受け、両信号の相関をとることによ
ってタップ係数制御信号を発生し、トランスバーサルフ
ィルタ１０６のタップ係数を制御する。
ジタル信号のうちの誤差情報信号と、異偏波側のＡ／Ｄ
変換器１０４の出力ディジタル信号のうちの識別情報信
号（極性信号）とを受け、両信号の相関をとることによ
ってタップ係数制御信号を発生し、トランスバーサルフ
ィルタ１０６のタップ係数を制御する。
トランスバーサルフィルタ１０６は、第４図に示したよ
うに、異偏波側のＡ／Ｄ変換器１０４の出力ディジタル
信号とタップ係数制御器１０７の出力タップ係数制御信
号とを受けて、自偏波側に漏れ込んだ異偏波側の信号成
分と同一の振幅１位相特性をもつ交差偏波干渉補償信号
を生成し、それを減算器１０５の他方の入力に与える。
うに、異偏波側のＡ／Ｄ変換器１０４の出力ディジタル
信号とタップ係数制御器１０７の出力タップ係数制御信
号とを受けて、自偏波側に漏れ込んだ異偏波側の信号成
分と同一の振幅１位相特性をもつ交差偏波干渉補償信号
を生成し、それを減算器１０５の他方の入力に与える。
減算器１０５では、両人力信号間でのディジタル減算処
理をし、交差偏波干渉を除去した自偏波側復調データ信
号を出力端子３に出力する。この出力ディジタル信号の
うちの誤差情報信号は、タップ係数制御器１０７の入力
となるとともに、リセット制御回路１０８の入力となっ
ている。
理をし、交差偏波干渉を除去した自偏波側復調データ信
号を出力端子３に出力する。この出力ディジタル信号の
うちの誤差情報信号は、タップ係数制御器１０７の入力
となるとともに、リセット制御回路１０８の入力となっ
ている。
そして、この装置では、異偏波側信号の遅れのみがトラ
ンスバーサルフィルタ１０６のセンタタップより２ Ｔ
又は−２Ｔ秒遅れる場合には、相関検出回路２０６，２
０７の一方の出力が“１″連続または“°Ｏ゛′連続と
なり、Ｕ／Ｄカウンタ２０８２０９に入力されて一定時
間カウントされる。このカウント出力値が一定レベル以
上または一定レベル以下になると、Ｕ／Ｄカウンタ２０
８，２０９の出力は“１”レベルとなり、論理和回路２
１０に出力される。論理和回路２１０では論理和回路２
１０のいずれか一方の入力に“１パレベルが入力される
と、“１”レベルとして出力し、出力端子２３の信号レ
ベルは°°１′ルベルとなる。
ンスバーサルフィルタ１０６のセンタタップより２ Ｔ
又は−２Ｔ秒遅れる場合には、相関検出回路２０６，２
０７の一方の出力が“１″連続または“°Ｏ゛′連続と
なり、Ｕ／Ｄカウンタ２０８２０９に入力されて一定時
間カウントされる。このカウント出力値が一定レベル以
上または一定レベル以下になると、Ｕ／Ｄカウンタ２０
８，２０９の出力は“１”レベルとなり、論理和回路２
１０に出力される。論理和回路２１０では論理和回路２
１０のいずれか一方の入力に“１パレベルが入力される
と、“１”レベルとして出力し、出力端子２３の信号レ
ベルは°°１′ルベルとなる。
また、異偏波側信号の漏れ込みがトランスバーサルフィ
ルタのタップ内にある場合は、相関検出回路２０６，２
０７の出力信号は“１”と“′０パがほぼ同数となり、
出力端子２３の信号レベルは“０”レベルとなる。
ルタのタップ内にある場合は、相関検出回路２０６，２
０７の出力信号は“１”と“′０パがほぼ同数となり、
出力端子２３の信号レベルは“０”レベルとなる。
そして、出力端子２３からの出力信号は、リセット信号
としてタップ係数制御回路１０７に入力され、前記リセ
ット信号が“１′°レベルのときトランスバーサルフィ
ルタ１０６のタップ係数を初期化（リセット）シて、そ
の状態を保持する。また、リセット信号が°０”レベル
になると、そのリセット状態を解除し、交差偏波干渉除
去器１１の自動補償動作を再開する。
としてタップ係数制御回路１０７に入力され、前記リセ
ット信号が“１′°レベルのときトランスバーサルフィ
ルタ１０６のタップ係数を初期化（リセット）シて、そ
の状態を保持する。また、リセット信号が°０”レベル
になると、そのリセット状態を解除し、交差偏波干渉除
去器１１の自動補償動作を再開する。
この結果、第５図（ａ）に示すように、異偏波側信号の
漏れ込みがトランスバーサルフィルタ１０６のタップ外
にある場合には、交差偏波干渉除去器をリセットしてそ
の自動補償動作を停止させるため、トランスバーサルフ
ィルタ１０６が誤った補償信号を生成し、これにより自
偏波側復調信号に符号誤り等を発生させることを防止す
る。
漏れ込みがトランスバーサルフィルタ１０６のタップ外
にある場合には、交差偏波干渉除去器をリセットしてそ
の自動補償動作を停止させるため、トランスバーサルフ
ィルタ１０６が誤った補償信号を生成し、これにより自
偏波側復調信号に符号誤り等を発生させることを防止す
る。
なお、前記実施例は３タツプのトランスバーサルフィル
タを用いた場合について行ったが、これに限定されるも
のではない。また、リセット制御に関してもセンタタッ
プより＋２７．−２Ｔ離れた位置にのみ異偏波信号が漏
れ込んだ場合についての制御としたが、これに限定され
るものではなく、±３Ｔ、±４Ｔ、・・・離れた位置に
漏れ込んだ場合にも拡張できることは明らかである。
タを用いた場合について行ったが、これに限定されるも
のではない。また、リセット制御に関してもセンタタッ
プより＋２７．−２Ｔ離れた位置にのみ異偏波信号が漏
れ込んだ場合についての制御としたが、これに限定され
るものではなく、±３Ｔ、±４Ｔ、・・・離れた位置に
漏れ込んだ場合にも拡張できることは明らかである。
以上説明したように本発明は、異偏波側の漏れ込みがト
ランスバーサルフィルタのタップ外にある場合に、トラ
ンスバーサルフィルタのタップ係数を初期化するリセッ
ト制御回路を設けることにより、漏れ込みがタップ外の
ときにおけるトランスバーサルフィルタからの誤った補
償信号の出力を停止させ、これにより自偏波側復調信号
に符号誤り等の悪影響が生じることを防止できる効果が
ある。また、リセット制御回路はタップ係数制御回路に
含めて簡単にＬＳＩ化できるため、小型化低消費電力化
できる効果もある。
ランスバーサルフィルタのタップ外にある場合に、トラ
ンスバーサルフィルタのタップ係数を初期化するリセッ
ト制御回路を設けることにより、漏れ込みがタップ外の
ときにおけるトランスバーサルフィルタからの誤った補
償信号の出力を停止させ、これにより自偏波側復調信号
に符号誤り等の悪影響が生じることを防止できる効果が
ある。また、リセット制御回路はタップ係数制御回路に
含めて簡単にＬＳＩ化できるため、小型化低消費電力化
できる効果もある。
第１図は本発明の交差偏波干渉除去器で構成した干渉除
去装置のブロック図、第２図はリセット制御回路のブロ
ック図、第３図は従来の交差偏波干渉除去器で構成した
干渉除去装置のブロック図、第４図はトランスバーサル
フィルタのブロック図、第５図（ａ）及び（ｂ）はそれ
ぞれ本発明、従来の各交差偏波干渉除去装置における干
渉除去特性を示す図である。 １１、ＩＩＡ・・・交差偏波干渉除去器、１０１．１０
２・・・復調器、１０３．１０４・・・Ａ／Ｄ変換器、
１０５・・・減算器、１０６・・・トランスバーサルフ
ィルタ、１０７・・・タップ係数制御回路、１０８・・
・リセット制御回路、２０１〜２０５・・・フリップフ
ロップ回路、２０６，２０７・・・排他的論理和回路（
相関検出回路）、２０８，２０９・・・Ｕ／Ｄカウンタ
、２１０・・・論理和回路、３０３〜３０５・・・タッ
プ重み付は回路、３０６・・・加算器。 第 図 第３ 図 第４ 図
去装置のブロック図、第２図はリセット制御回路のブロ
ック図、第３図は従来の交差偏波干渉除去器で構成した
干渉除去装置のブロック図、第４図はトランスバーサル
フィルタのブロック図、第５図（ａ）及び（ｂ）はそれ
ぞれ本発明、従来の各交差偏波干渉除去装置における干
渉除去特性を示す図である。 １１、ＩＩＡ・・・交差偏波干渉除去器、１０１．１０
２・・・復調器、１０３．１０４・・・Ａ／Ｄ変換器、
１０５・・・減算器、１０６・・・トランスバーサルフ
ィルタ、１０７・・・タップ係数制御回路、１０８・・
・リセット制御回路、２０１〜２０５・・・フリップフ
ロップ回路、２０６，２０７・・・排他的論理和回路（
相関検出回路）、２０８，２０９・・・Ｕ／Ｄカウンタ
、２１０・・・論理和回路、３０３〜３０５・・・タッ
プ重み付は回路、３０６・・・加算器。 第 図 第３ 図 第４ 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、直交する２つの偏波の一方の復調信号に漏れ込んだ
他方の復調信号の除去を、トランスバーサルフィルタの
タップ係数の制御により行う交差偏波干渉除去器におい
て、前記他方の復調信号が前記トランスバーサルフィル
タのタップ外で漏れ込む場合にリセット信号を出力して
前記トランスバーサルフィルタの各タップ係数を初期化
させるリセット制御回路を備えることを特徴とする交差
偏波干渉除去器。 ２、一方の復調信号に漏れ込んだ他方の信号と同一振幅
、同一位相の補償信号を生成するトランスバーサルフィ
ルタと、この漏れ込んだ信号の進み、遅れに応じてトラ
ンスバーサルフィルタのタップ係数を制御するタップ係
数制御回路と、漏れ込んだ信号の進み、遅れに応じて前
記タップ係数制御回路をリセットし、或いはリセット解
除するリセット制御回路と、前記一方の復調信号から補
償信号を差し引く減算器とで構成されてなる特許請求の
範囲第１項記載の交差偏波干渉除去器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2046056A JP2737348B2 (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 交差偏波干渉除去器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2046056A JP2737348B2 (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 交差偏波干渉除去器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03248643A true JPH03248643A (ja) | 1991-11-06 |
| JP2737348B2 JP2737348B2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=12736365
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2046056A Expired - Fee Related JP2737348B2 (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 交差偏波干渉除去器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2737348B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004057783A1 (ja) * | 2002-12-19 | 2004-07-08 | Fujitsu Limited | Ofdm送受信装置 |
| WO2008126852A1 (ja) * | 2007-04-11 | 2008-10-23 | Nec Corporation | 直交偏波間干渉補償装置、復調装置、受信局および直交偏波間干渉補償方法 |
| US7551678B2 (en) | 2002-12-19 | 2009-06-23 | Fujitsu Limited | OFDM transceiver apparatus |
-
1990
- 1990-02-27 JP JP2046056A patent/JP2737348B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004057783A1 (ja) * | 2002-12-19 | 2004-07-08 | Fujitsu Limited | Ofdm送受信装置 |
| US7551678B2 (en) | 2002-12-19 | 2009-06-23 | Fujitsu Limited | OFDM transceiver apparatus |
| WO2008126852A1 (ja) * | 2007-04-11 | 2008-10-23 | Nec Corporation | 直交偏波間干渉補償装置、復調装置、受信局および直交偏波間干渉補償方法 |
| US8145174B2 (en) | 2007-04-11 | 2012-03-27 | Nec Corporation | Orthogonal cross polarization interference compensating device, demodulator, receiving station, and method of compensating cross-polarization interference |
| JP4918938B2 (ja) * | 2007-04-11 | 2012-04-18 | 日本電気株式会社 | 直交偏波間干渉補償装置、復調装置、受信局および直交偏波間干渉補償方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2737348B2 (ja) | 1998-04-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |