JPH03248509A - 高圧トランス - Google Patents
高圧トランスInfo
- Publication number
- JPH03248509A JPH03248509A JP2048829A JP4882990A JPH03248509A JP H03248509 A JPH03248509 A JP H03248509A JP 2048829 A JP2048829 A JP 2048829A JP 4882990 A JP4882990 A JP 4882990A JP H03248509 A JPH03248509 A JP H03248509A
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- core
- eddy current
- high voltage
- voltage transformer
- cylindrical core
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- Pending
Links
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Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的コ
(産業上の利用分野)
本発明は、高圧トランスに関し、より詳しくは内燃機関
、オイルバーナ、ガスバーナ等における点火装置に高電
圧を供給する高圧トランスに関する。
、オイルバーナ、ガスバーナ等における点火装置に高電
圧を供給する高圧トランスに関する。
(従来の技術)
従来のこの種の高圧トランスのうち、開磁路型のコアを
用いたものの一般的な構成は、第6図(a)にその部分
斜視図示すように、例えば、■型のコア31の外周に低
電圧入力用の一次巻線35及び高電圧出力用の二次巻線
34を同心的に、かつ、相互間を絶縁状態に配置すると
共に、■型のコアによる前記−次巻線35.二次巻線3
4間の磁気結合の低下を防止すべく、前記−次巻線35
、二次巻線34の外周に、珪素を含む無方向性珪素綱板
又は珪素を含む方向性珪素鋼板を用いた円筒状コア36
(第6図(b)参照)を配置したものが知られている。
用いたものの一般的な構成は、第6図(a)にその部分
斜視図示すように、例えば、■型のコア31の外周に低
電圧入力用の一次巻線35及び高電圧出力用の二次巻線
34を同心的に、かつ、相互間を絶縁状態に配置すると
共に、■型のコアによる前記−次巻線35.二次巻線3
4間の磁気結合の低下を防止すべく、前記−次巻線35
、二次巻線34の外周に、珪素を含む無方向性珪素綱板
又は珪素を含む方向性珪素鋼板を用いた円筒状コア36
(第6図(b)参照)を配置したものが知られている。
尚、上述した高圧トランスの励磁方式としては、コンデ
ンサ、ディスチャージ、イグニッション方式(CDI方
式ともいう)や、フライパックエネルギーを利用するフ
ルトランジスタ方式がよく知られている。
ンサ、ディスチャージ、イグニッション方式(CDI方
式ともいう)や、フライパックエネルギーを利用するフ
ルトランジスタ方式がよく知られている。
しかしながら、上述した高圧トランスの場合、前記巻線
に電圧を印加した時、前記円筒状コア36に渦電流(第
6図(a)では矢印R方向で示したが、印加方向により
反対の方向にもなる)が発生してしまい、高圧トランス
としての出力特性の低下を招くという問題を生じる。
に電圧を印加した時、前記円筒状コア36に渦電流(第
6図(a)では矢印R方向で示したが、印加方向により
反対の方向にもなる)が発生してしまい、高圧トランス
としての出力特性の低下を招くという問題を生じる。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、渦電
流の発生を減少し、出力特性の向上を図ることができる
高圧トランスを提供することを目的とするものである。
流の発生を減少し、出力特性の向上を図ることができる
高圧トランスを提供することを目的とするものである。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明は、低電圧入力用の一次巻線と、高電圧出力用の
二次巻線と、前記一次,二次両巻線を磁気結合させる開
磁路型のコアと、前記一次,二次両巻線の外周に配置さ
れ前記コアと共に磁路を形成する円筒状コアとを有する
高圧トランスにおいて、前記円筒状コアに渦電流を減少
する渦電流減少機構部を設けたことを特徴とするもので
ある。
二次巻線と、前記一次,二次両巻線を磁気結合させる開
磁路型のコアと、前記一次,二次両巻線の外周に配置さ
れ前記コアと共に磁路を形成する円筒状コアとを有する
高圧トランスにおいて、前記円筒状コアに渦電流を減少
する渦電流減少機構部を設けたことを特徴とするもので
ある。
(作 用)
上記構成の高圧トランスによれば、円筒状コアに渦電流
減少機構部を設けたことにより、渦電流を減少できる。
減少機構部を設けたことにより、渦電流を減少できる。
(実施例)
以下に本発明の実施例を第1図乃至第3図を参照して説
明する。
明する。
第1図は本発明の高圧トランスの実施例を示す断面図、
第2図は本発明の高圧トランスの実施例を示す部分斜視
図、第3図は円筒状コアを示す斜視図である。
第2図は本発明の高圧トランスの実施例を示す部分斜視
図、第3図は円筒状コアを示す斜視図である。
図中に示す高圧トランス1は点火プラグ20に高電圧を
供給するものであり、略円筒状で、一方の端部に点火プ
ラグ装着部2aを備え、また、他の端部が開口したケー
ス2と、このケース2内に組込んだ■型で、方向性珪素
網を用いた棒状のコア3と、このコア3の外周に巻装し
た比較的細い線材からなる二次巻線4と、この二次巻線
4の外周に巻装した比較的太い線材からなる一次巻線5
と、この−次巻線5の外周に配置した円筒状コア6と、
前記コア3の両端部に配置したバイアス磁石7a、7b
とを有している。
供給するものであり、略円筒状で、一方の端部に点火プ
ラグ装着部2aを備え、また、他の端部が開口したケー
ス2と、このケース2内に組込んだ■型で、方向性珪素
網を用いた棒状のコア3と、このコア3の外周に巻装し
た比較的細い線材からなる二次巻線4と、この二次巻線
4の外周に巻装した比較的太い線材からなる一次巻線5
と、この−次巻線5の外周に配置した円筒状コア6と、
前記コア3の両端部に配置したバイアス磁石7a、7b
とを有している。
前記円筒状コア6は、前記−次巻線5の外周にコア3と
同程度の断面積になるように形成してなり、上端部6a
から下端部6bに亘る全長に形成された渦電流減少機構
部としての開口部6Cを具備している(第3図参照)。
同程度の断面積になるように形成してなり、上端部6a
から下端部6bに亘る全長に形成された渦電流減少機構
部としての開口部6Cを具備している(第3図参照)。
前記コア3は、ケース2の中心部にその長さ方向に沿っ
て配置され、このコア3の外周には円筒状の第一のボビ
ン8が装着されている。
て配置され、このコア3の外周には円筒状の第一のボビ
ン8が装着されている。
このボビン8は、前記コア3の両端からそれぞれ側方に
突出する長さに形成され、その両端内部に夫々バイアス
磁石7a、7bをコア3に密着する状態で取付けている
。
突出する長さに形成され、その両端内部に夫々バイアス
磁石7a、7bをコア3に密着する状態で取付けている
。
また、ボビン8のバイアス磁石7a側の端部には、絶縁
材製の支持部材9が固着され、この支持部材9によりコ
ネクタ21を前記点火プラグ装着部2aの開口に臨ませ
る状態で支持するようになっている。
材製の支持部材9が固着され、この支持部材9によりコ
ネクタ21を前記点火プラグ装着部2aの開口に臨ませ
る状態で支持するようになっている。
前記ボビン8の外周には、前記二次巻線4が眉間絶縁フ
ィルム(ポリエチレンテレフタレート。
ィルム(ポリエチレンテレフタレート。
ポリエチレンナフタレート、トリメチルペンテン等)1
0により一層ずつ絶縁されながら巻装されている。
0により一層ずつ絶縁されながら巻装されている。
更に、最外周の層間絶縁紙10の外周には、前記−次巻
線5が巻装され、この−次巻線5の更に外周に、既述し
た如く前記円筒状コア6が配置されている。
線5が巻装され、この−次巻線5の更に外周に、既述し
た如く前記円筒状コア6が配置されている。
尚、第1図中、15は前記ケース2内に充填した合成樹
脂製の充填材である。
脂製の充填材である。
ここで、本実施例の高圧トランス1において、開磁路型
の磁気回路を構成するコア3を通る磁束φmと、前記バ
イアス磁石7a、7bによる磁束φSとの関係について
言及する。
の磁気回路を構成するコア3を通る磁束φmと、前記バ
イアス磁石7a、7bによる磁束φSとの関係について
言及する。
前記−次巻線5に所定の電源により低電圧を印加し、こ
の−次巻線5に直流電流を流したときコア3を通る磁束
φmの方向を第1図に示す上方に向う矢印方向とすると
、前記バイアス磁石7a。
の−次巻線5に直流電流を流したときコア3を通る磁束
φmの方向を第1図に示す上方に向う矢印方向とすると
、前記バイアス磁石7a。
7bによる磁束φSは第1図に示すように前記磁束φm
とは逆方向となるように、両バイアス磁石7a、7bの
磁極を配置している。
とは逆方向となるように、両バイアス磁石7a、7bの
磁極を配置している。
次に、上記構成の高圧トランスlの効果を下表に示す。
表
上表に示すように、上記構成の高圧トランス1によれば
渦電流の発生を減少し、高圧トランスとしての出力特性
の向上を図ることができる次に、本発明の実施例の他例
を第4図を参照して説明する。
渦電流の発生を減少し、高圧トランスとしての出力特性
の向上を図ることができる次に、本発明の実施例の他例
を第4図を参照して説明する。
尚、同図に示す高圧トランスIAにおいて第1図に示す
ものと同一の機能を有するものには同一の符号を付して
示す。
ものと同一の機能を有するものには同一の符号を付して
示す。
この高圧トランスIAが第1図に示す高圧トランス1と
相違する点は、前記−次巻線4及び層間絶縁紙10の代
りに、所要数の鍔部11aにより区画された巻回部を有
する鍔付ボビン11を前記ボビン8の外周に装着したこ
と、この鍔付ボビン11の各巻回部に一次巻線14を巻
装したこと、−次巻線14と二次巻線5とを眉間絶縁紙
10’により絶縁したことである。
相違する点は、前記−次巻線4及び層間絶縁紙10の代
りに、所要数の鍔部11aにより区画された巻回部を有
する鍔付ボビン11を前記ボビン8の外周に装着したこ
と、この鍔付ボビン11の各巻回部に一次巻線14を巻
装したこと、−次巻線14と二次巻線5とを眉間絶縁紙
10’により絶縁したことである。
この高圧トランスIAによっても、前記高圧トランス1
の場合と同様な作用、効果を発揮させることができる。
の場合と同様な作用、効果を発揮させることができる。
本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、そ
の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。
の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。
例えば渦電流減少機構部は、第5図に示すように前記円
筒状コア26の上端部26aから下端部26bに亘って
形成された少くとも1つの長孔26C(図中では6個の
場合を示す)であってもよい。
筒状コア26の上端部26aから下端部26bに亘って
形成された少くとも1つの長孔26C(図中では6個の
場合を示す)であってもよい。
[発明の効果]
以上詳述した本発明によれば、渦電流の発生を減少し、
出力特性の向上を図ることができる高圧トランスを提供
することができる。
出力特性の向上を図ることができる高圧トランスを提供
することができる。
第1図は本発明の高圧トランスの実施例を示す断面図、
第2図は本発明の高圧トランスの実施例を示す部分斜視
図、第3図は円筒状コアを示す斜視図、第4図は本発明
の実施例の他例を示す断面図、第5図は円筒状コアの変
形例を示す斜視図、第6図は従来例を示す図であり、同
図(a)は高圧トランスの部分斜視図、同図(b)は円
筒状コアを示す斜視図である。 1・・・高圧トランス、3・・・コア、4・・・二次巻
線、5・・・−次巻線、6・・・円筒状コア、6a・・
・上端部、6b・・・下端部、第 4 図
第2図は本発明の高圧トランスの実施例を示す部分斜視
図、第3図は円筒状コアを示す斜視図、第4図は本発明
の実施例の他例を示す断面図、第5図は円筒状コアの変
形例を示す斜視図、第6図は従来例を示す図であり、同
図(a)は高圧トランスの部分斜視図、同図(b)は円
筒状コアを示す斜視図である。 1・・・高圧トランス、3・・・コア、4・・・二次巻
線、5・・・−次巻線、6・・・円筒状コア、6a・・
・上端部、6b・・・下端部、第 4 図
Claims (3)
- (1)低電圧入力用の一次巻線と、高電圧出力用の二次
巻線と、前記一次,二次両巻線を磁気結合させる開磁路
型のコアと、前記一次,二次両巻線の外周に配置され前
記コアと共に磁路を形成する円筒状コアとを有する高圧
トランスにおいて、前記円筒状コアに渦電流を減少する
渦電流減少機構部を設けたことを特徴とする高圧トラン
ス。 - (2)前記渦電流減少機構部は、前記円筒状コアの上端
部から下端部に亘る全長に形成された開口部である請求
項1記載の高圧トランス。 - (3)前記渦電流減少機構部は、前記円筒状コアの上端
部から下端部に亘って形成された少くとも1つの長孔で
ある請求項1記載の高圧トランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2048829A JPH03248509A (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 高圧トランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2048829A JPH03248509A (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 高圧トランス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03248509A true JPH03248509A (ja) | 1991-11-06 |
Family
ID=12814123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2048829A Pending JPH03248509A (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 高圧トランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03248509A (ja) |
-
1990
- 1990-02-27 JP JP2048829A patent/JPH03248509A/ja active Pending
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