JPH03247961A - 冷凍装置の運転制御装置 - Google Patents

冷凍装置の運転制御装置

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JPH03247961A
JPH03247961A JP4814990A JP4814990A JPH03247961A JP H03247961 A JPH03247961 A JP H03247961A JP 4814990 A JP4814990 A JP 4814990A JP 4814990 A JP4814990 A JP 4814990A JP H03247961 A JPH03247961 A JP H03247961A
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compressor
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Akitoshi Ueno
明敏 上野
Nobuo Hamachi
浜地 伸郎
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00Control issues
    • F25B2600/02Compressor control
    • F25B2600/025Compressor control by controlling speed
    • F25B2600/0251Compressor control by controlling speed with on-off operation

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  • Control Of Temperature (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、所定のディファレンシャル幅に基づき圧縮機
の発停を制御するようにした冷凍装置の運転制御装置に
係り、特に制御精度の向上対策に関する。
(従来の技術) 従来より、例えば実開昭63−78871号公報に開示
される如く、サーモスタットの設定温度を中心とする温
度領域からなる第1デイフアレンシヤルと、該第1デイ
フアレンシヤルに包合される幅の狭い第2デイフアレン
シヤルとを設定しておき、各ディファレンシャルの上限
値及び下限値でそれぞれ圧縮機の発停を制御するように
した冷凍装置の運転制御装置において、運転開始直後は
第1デイフアレンシヤルに応じて圧縮機の発停を行う一
方、圧縮機の油上りや起動時ロック等を生じない所定の
時間が経過したと判断すると第2デイフアレンシヤルに
変更することにより、運転当初は設定温度への急速な収
束を図り、条件安定後は設定温度付近の温度に維持しよ
うとするものは公知の技術である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のもののように、運転開始直後
に幅の広い第1デイフアレンシヤルに応じて圧縮機の発
停を行うようにすると、必要以上に広いディファレンシ
ャル幅で運転することが多くなり、その結果、制御対象
温度の変化範囲が広くなるので、負荷が安定して圧縮機
の発停回数が減少しても高精度の制御を実現しがたいと
いう問題かあった。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目
的は、運転開始直後から幅の狭いディファレンシャル幅
に基づき圧縮機のオン・オフを制御することにより、制
御対象温度を設定温度に精度よく収束させることにある
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため第1の解決手段は、第1図に示
すように(破線部分を含まず)、冷凍回路を備え、制御
対象を所定の低温状態に維持するようにした冷凍装置を
前提とする。
そして、冷凍装置の運転制御装置として、制御対象温度
を検出し、制御対象温度に応じて上記冷凍回路の圧縮機
をオン・オフさせる信号を出力するサーモスタット(7
2)と、運転開始時、該サーモスタット(72)がオン
信号を出力する上側温度とオフ信号を出力する下側温度
とのディファレンシャル幅を所定の初期温度幅に設定す
るディファレンシャル設定手段(101)と、運転開始
後の圧縮機の発停頻度を計数する計数手段(71)と、
該計数手段(71)の出力を受け、圧縮機の発停頻度か
増加するに従って上記ディファレンシャル設定手段(1
01)のディファレンシャル幅を上記初期温度幅よりも
増大させるよう変更する変更手段(102)とを設ける
構成としたものである。 第2の解決手段は、第1図に
示すように(破線部分を含む)、上記第1の解決手段に
加えて、変更手段(102)によるディファレンシャル
幅の変更後に圧縮機の発停頻度が減少したときにはディ
ファレンシャル幅を上記初期温度幅に向かって減少させ
る復帰手段(103)を設けたものである。
第3の解決手段は、上記第2の解決手段における変更手
段(102)を、運転開始後所定時間経過したときに圧
縮機の発停頻度が第1設定頻度以上になるとディファレ
ンシャル幅を初期温度幅よりも広い第2温度幅に変更す
る第1変更手段(102a)と、該第1変更手段(10
2a)で変更された第2温度幅に基づく運転開始後一定
時間経過したときに圧縮機の発停頻度が上記第1設定頻
度以上のときにはディファレンシャル幅を上記第2温度
幅よりも広い第3温度幅に変更する第2変更手段(10
2b)とで構成し、復帰手段(103)を、上記第1変
更手段(102a)で変更された第2温度幅に基づく運
転開始後一定時間経過したときに圧縮機の発停頻度が上
記第1設定頻度よりも小さい第2設定頻度以下のときに
はディファレンシャル幅を上記初期温度幅に復帰させる
第1復帰手段(103g)と、上記第2変更手段(10
2b)により変更された第3温度幅に基づく運転開始後
一定時間経過したときに圧縮機の発停頻度が上記第2設
定頻度よりも小さい第3設定頻度以下でかつ該第3設定
顯度よりもさらに小さい第4設定頻度以上のときにはデ
ィファレンシャル幅を上記第2温度幅に、第4設定頻度
以下であれば上記第1温度幅に復帰させる第2復帰手段
(103b)とで構成したものである。
(作用) 以上の構成により、請求項(1)の発明では、冷凍装置
の運転開始当初は、ディファレンシャル設定手段(10
1)によりサーモスタット(72)のディファレンシャ
ル幅が狭い初期温度幅に設定されるので、圧縮機がこの
初期ディファレンシャル幅の上限値と下限値との間でオ
ン・オフを行い、制御対象温度はこの初期温度幅の範囲
で変化する。
また、この初期温度幅で運転中に、圧縮機の発停頻度(
単位時間当りの発停回数)が増加すると、変更手段(1
02)により、ディファレンシャル幅を広くするよう変
更されるので、圧縮機の発停頻度の増大に伴なう油上り
等の不具合が回避される。
すなわち、広いディファレンシャル幅で長時間運転が続
行されることによる制御対象温度の制御精度の悪化を招
くことがなく、制御精度が向上することになる。
請求項(′2Jの発明では、上記請求項(1)の発明の
作用に加えて、変更手段(102)によるディファレン
シャル幅の変更後、圧縮機の発停回数が再び低減すると
、復帰手段(103)により、ディファレンシャル幅が
初期温度幅に向かって復帰するようになされるので、圧
縮機の油上り等の不具合を回避しながら、運転状態が安
定すると迅速にディファレンシャル幅が狭く変更され、
運転状態の安定化に対して迅速に対応することになる。
請求項(3)の発明では、上記請求項(2)の発明にお
いて、ディファレンシャル幅として、初期温度幅と第3
温度幅との間の幅を有する第2温度幅が設定されており
、圧縮機の発停回数が第1設定頻度を越えても、直ぐに
幅の広い第3温度幅に変更することなく、ひとまず第1
変更手段(102a)により第2温度幅に変更された後
、なおも圧縮機の発停頻度が低減しないときに第2変更
手段(102b)によりディファレンシャル幅が第3温
度幅に変更される。そして、その後、運転状態が安定し
て圧縮機の発停頻度が減少すると、それぞれ第1.第2
復帰手段(103a)、(103b)によりディファレ
ンシャル幅が初期温度幅に向って復帰するようにされる
ので、できるかぎり制御精度を維持しながら圧縮機の油
上り等が回避されることになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について、第2図以下の図面に基
づき説明する。
第2図は本発明の実施例に係る冷凍装置の制御回路の構
成を示し、(RB)は冷凍装置の室外ユニット(図示せ
ず)に配置される各機器の運転を制御するためのリレー
基板、(ECI )は該リレー基板(RB)を遠隔操作
するためのリモコン装置(図示せず)のプリント基板、
(2a)は上記室外ユニットのリレー基板(RB)に接
続され、庫内ユニット(図示せず)内の各機器の運転を
制御するための庫内制御ユニットである。
上記リレー基板(RB)は、三相交流電源(V)の単相
成分に接続されるとともに、リレー基板(RB)には、
外部機器として、圧縮機モータ(MC)と、該圧縮機モ
ータ(MC)用電磁接触器(52C)と、液インジェク
ション弁(20R1)と、冷凍サイクルを正逆切換える
四路切換弁(2OS)と、該四路切換弁とは並列に接続
されるホットガスバイパス弁用電磁継電器(20SX)
と、室外ファンモータ(MFl)と、除霜完了時に閉作
動する圧力開閉器(63H)と、外気温の温度調節器(
23A)と、該温度調節器(23A)の高温側への切換
えに連動する電磁継電器(26DX)と、クランクケー
スヒータ(CH)と、高温時に開作動する該クランクケ
ースヒータ(CH)の温度調節器<23AH)と、後述
の圧縮機モータ(MC)の保護用電磁継電器(30F 
X)に直列に接続される圧縮機の保護用温度スイッチ(
49C)、過電流継電器(51C)及び逆相保護継電器
(47)と、ホットガスバイパス弁(20R2)とが接
続されている。
そして、リレー基板(RB)の内部には、室外ファンモ
ータ(MFl)用電磁継電器(52F1)と、庫内ファ
ンモータ(MF2)〜(MF4)用電磁継電器(52F
 2)と、圧縮機モータ(MC)の保護用電磁継電器(
30FX)とか配置されるとともに、上記各電磁継電器
の接点か配設されている。
また、上記庫内制御ユニット(2a)には、庫内ファン
モータ(MF2)〜(MF4)と、除霜終了の温度スイ
ッチ(26D1)、  (26D2)とが接続されてい
る。
一方、上記リモコン装置のプリント基板(EC1)には
、警報出力用電磁継電器(RYI)と、圧縮機モータ(
MC)起動用電磁継電器(RY2)と、室外ファン(M
FI)起動用電磁I!電器(RY4)と、庫内ファン(
MF2)〜(MF4)起動用電磁継電器(RY5)と、
四路切換弁(20S)切換え用電磁継電器(RY6)と
、これらの作動を制御する中央演算処理部であるCPU
(70)と、圧縮機の発停頻度を計数する計数手段とし
てのカウンタ(71)とが配置されている。さらに、上
記リモコン装置のプリント基板(ECM )には操作部
であるリモコンボックス(EC:りが信号の授受可能に
接続されていて、該リモコンボックス(EC: )によ
り、温度条件等の設定を行うようになされている。
また、リモコンボックス(EC,)にはサーモスタット
(72)が配置されているとともに、リモコン装置のプ
リント基板(ECM)には、庫内温度を検出するサーモ
スタット(72)の温度検出部たるサーミスタ(Th 
)の信号が入力可能に接続されているとともに、上記、
該サーモスタット(72)は、リモコンボックス(EC
M)の設定ボタンで設定された所定の設定温度Tsに基
づき、上記サーミスタ(Th )からの温度信号に応じ
て圧縮機のオン・オフ切換信号を出力するものである。
すなわち、第3図に示すように、例えばディファレンシ
ャル幅が2℃のとき、運転を行って庫内温度Taが低下
し、(Ts +2)’Cに達すると圧縮機のオフ信号を
出力し、この圧縮機の停止中に庫内温度Taが上昇して
Tsに達すると再び圧縮機のオン信号を出ツノする。そ
して、第4図に示すように、庫内温度Taは設定温度T
sとディファレンシャルの上限値(Ts +2)’Cと
の間て周期的に変化しく同図(a)参照)、圧縮機はそ
の変化に応じた発停を繰り返す(同図(b)参照)よう
になされている。
また、上記サーモスタット(72)のディファレンシャ
ル幅は可変になされており、第5図に示すように、最も
狭い2℃、最も広い4℃及び両者の中間幅を有する3℃
の3種のディファレンンヤル幅に設定可能になされてい
て、そのディファレンシャル幅の変更に応じて、サーモ
スタット(72)の切換特性が同図■〜■に示す各特性
間で変化するようになされている。
なお、リモコン装置のプリント基板(ECM )におい
て、(Xl)は遠方入力用端子、(Xl)は保護装置入
力用端子、(X3)はデフロスト終了入力用端子、(T
r)は外部機器接続用の変圧器である。また、室外制御
ユニットのプリント基板(RB)において、(X4)は
逆位相保護入力端子である。
次に、上記CPU (70)による圧縮機の発停制御に
ついて、第6図のフローチャートに基づき説明するに、
ステップS1て、運転開始直後の設定条件として、庫内
温度Taが庫内の設定温度TS (下限値)よりも低く
なると圧縮機をオフに、庫内温度Taが上限値(Ts+
2)”Cよりも高くなると圧縮機をオンにするよう、つ
まりディファレンシャル幅を初期温度幅2℃という狭い
温度幅に設定する。そして、この条件で圧縮機の運転を
開始後1時間(所定時間)経過したときに、ステップS
2に進んで、圧縮機の単位時間当りの発停回数(発停頻
度)が第1設定頻度(7回/時間)以上可否かを判別し
て、第1設定頻度よりも低ければステップS1に戻って
そのまま運転を続行するが、圧縮機の発停頻度が第1設
定顛度(7回/時間)以上であれば、運転状態が不安定
であると判断してステップS3に進み、ディファレンシ
ャル幅を上記初期温度幅よりもやや広い第2温度幅3℃
に設定する。
次に、この第2温度幅3℃に基づく運転を開始後1時間
経過したときに、ステップS4に進んで、圧縮機の発停
頻度が上記第1設定顧度(7回/時間)以上か否か、つ
まり制御が安定状態に達したか否かを判別し、発停頻度
が第1設定頻度(7回/時間)よりも小さければ、ステ
ップS5に進み、さらに上記第1設定頻度よりも小さい
第2設定頻度(5回/時間)以下か否かを判別する。そ
して、圧縮機の発停頻度か第2設定頻度(5回/時間)
以下であれば安定状態にあると判断して、上記ステップ
S1に戻り上記初期温度幅2℃に基づく運転を行う一方
、圧縮機の発停頻度が第2設定頻度(5回/時間)より
も大きければ、まだ十分な安定状態に達していないと判
断してステップS3に戻り第2温度幅3℃に基づく運転
を続行する。
さらに、上記ステップS4の判別で、圧縮機の発停頻度
が第1設定頻度(7回/時間)以上のときには、より不
安定状態になっていると判断して、ステップS6に進み
、ディファレンシャル幅を上記第2温度幅よりも狭い第
3温度幅(4℃)に変更する。そして、この第3温度幅
(4℃)に基づく運転開始後1時間経過したときに、ス
テップS7で、圧縮機の発停頻度が上記第1設定頻度(
7回/時間)よりも小さくかつ第2設定頻度よりも大き
い第3設定顧度(6回/時間)以上か否かを判別し、発
停頻度が第3設定頻度(6回/時間)以上であれば、運
転状態が十分安定していないと判断して、ステップS6
に戻り、第3温度幅4℃に基づく運転を続行する一方、
圧縮機の発停頻度がM3設定頻度(6回/時間)よりも
小さければ、さらにステップS8に進み、圧縮機の発停
頻度が上記第3設定頻度(6回/時間)よりも小さい第
4設定頻度(3回/時間)以下か否かを判別する。
そして、圧縮機の発停頻度が第4設定温度(3回/時間
)よりも大きければまだ十分な安定状態に達していない
と判断して、上記ステップS3に戻り第2温度幅3℃に
基づく運転を行う一方、圧縮機の発停頻度が第4設定頻
度(3回/時間)以下であれば、十分安定状態に達した
と判断して、ステップS1に戻り初期温度幅2℃に基づ
く運転に復帰する。
上記フローにおいて、請求項(1)の発明では、ステッ
プS1の制御により、運転開始時、サーモスタットがオ
ン信号を出力する上側温度とオフ信号を出力する下側温
度とのディファレンシャル幅を所定の初期温度幅2℃に
設定するディファレンシャル設定手段(101)が構成
され、ステップS3及びS6により、カウンタ(計数手
段)(71)の出力を受け、圧縮機の発停頻度が増加す
るに従って上記ディファレンシャル設定手段(101)
のディファレンシャル幅を上記初期温度幅2℃よりも増
大させるよう変更する変更手段(102)が構成されて
いる。
また、請求項(2)の発明では、ステップS5からステ
ップSlに移行する制御及びステップS8からステップ
S3又はSlに移行する制御により、上記変更手段(1
02)によるディファレンシャル値の変更後に圧縮機の
発停頻度が減少したときにはディファレンシャル幅を上
記初期温度幅2℃に向かって減少させる復帰手段(10
3)が構成されている。
さらに、請求項(3)の発明では、ステップS3の制御
により、運転開始後所定時間経過したときに圧縮機の発
停頻度が第1設定顛度(7回/時間)以上になるとディ
ファレンンヤル幅を初期温度幅2℃よりも広い第2温度
幅3℃に変更する第1変更手段(102a)か構成され
、ステップS6の制御により、該第1変更手段(102
a)で変更された第2温度幅3℃に基づく運転開始後一
定時間経過したときに圧縮機の発停頻度が上記第1設定
頻度(7回/時間)以上のときにはディファレンシャル
幅を上記第2温度幅3℃よりも広い第3温度幅4℃に変
更する第2変更手段(102b)か構成されている。
また、ステップS5から81に移行する制御により、上
記第1変更手段(102a)で変更された第2温度幅3
℃に基づく運転開始後一定時間経過したときに圧縮機の
発停頻度が上記第1設定頻度(7回/時間)よりも小さ
い第2設定頻度(5回/時間)以下のときにはディファ
レンシャル幅を上記初期温度幅2℃に復帰させる第1復
帰手段(103a)が構成され、ステップS8からS3
又はSlに移行する制御により、上記第2変更手段(1
02b)により変更された第3温度幅4℃に基づく運転
開始後一定時間経過したときに圧縮機の発停頻度が上記
第1設定頻度(7回/時間)よりも小さい第3設定顛度
(6回/時間)以下でかつ該第3設定頻度(6回/時間
)よりもさらに小さい第4設定頻度(3回/時間)以上
であればディファレンシャル幅を上記第2温度幅3℃に
、第4設定頻度(3回/時間)以下であれば上記第1温
度幅2℃に復帰させる第2復帰手段(103b)が構成
されている。
したがって、上記実施例では、第7図(a)(b)(同
図(a)は庫内温度Taの時間変化、同図(b)は圧縮
機のオン・オフの時間変化を示す)に示すように、冷凍
装置の運転当初、ディファレンシャル設定手段(101
)によりサーモスタット(72)のディファレンシャル
幅が狭い初期温度幅2℃(上記第5図の切換特性■)に
設定されるので、庫内温度Taはこの初期温度幅2℃の
範囲で変化する(第7図(a)の領域■)。すなわち、
上記従来のように、当初広いディファレンシャル幅を設
定して圧縮機の発停を行わせ、冷凍運転が所定の安定条
件に達したときにディファレンシャル幅を狭い値に変更
するようにしたものでは、冷凍運転か安定するのに時間
が掛かり、負荷が安定しているのに、広いディファレン
シャル幅で運転が続行されることも多く、庫内温度Ta
の制御精度が悪化する虞れがあったが、本発明では、デ
ィファレンシャル幅を当初狭い初期温度幅2℃に設定し
て、この初期温度幅2℃に基づき圧縮機の発停を行わせ
るようにしているので、庫内温度Tsの制御精度の向上
を図ることができる。
そして、この初期温度幅2℃で運転中に、圧縮機の発停
頻度(単位時間当りの発停回数)が増加すると(例えば
上記第1実施例における第1設定頻度(7回/時間))
、変更手段(102)により、ディファレンシャル値が
上記初期温度幅2℃よりも広い第2温度幅3℃(又は第
3温度幅4℃)(つまり、第5図の切換特性■又は■)
に変更される(第7図(a)の領域■又は■)ので、圧
縮機の発停回数が減少しく第7図(b)の領域■又は■
)、圧縮機の油上り等の不具合を招くことなく運転をす
ることができる。
請求項(2)の発明では、上記請求項(1)の発明に加
えて、第8図(a)、  (b)に示すように、変更手
段(102)によるディファレンシャル幅の変更後、例
えば第3温度幅4℃に基づき圧縮機の発停を行う冷凍運
転を行っている間(同図(a)の領域■)に、圧縮機の
発停回数か再び低減すると、例えば上記第1実施例にお
ける第2設定頻度(5回/時間)よりも少なくなると、
復帰手段(103)により、ディファレンシャル幅が初
期温度幅2℃に向かって復帰するようになされる(同図
(a)の領域■又は■)ので、圧縮機の油上り等の不具
合を防止しながら、運転状態が安定すると迅速にディフ
ァレンシャル幅を狭く変更することにより、運転状態の
安定化に対して迅速に対応することができ、よって、制
御精度の向上効果をより顕著に発揮することかできる。
請求項(3)の発明では、上記請求項(2)の発明にお
いて、ディファレンシャル幅として、初期温度幅2℃と
、第3温度幅3℃との間に第2温度幅4℃を設定し、圧
縮機の発停回数が第1設定頻度(7回/時間)を越えて
も、直ぐに幅広い第3温度幅4℃に変更するのでなく、
ひとまず第1変更手段(102g)により第2温度幅3
℃に変更した後、なおも圧縮機の発停頻度が低減しない
ときに第2変更手段(102b)によりディファレンシ
ャル幅を第3温度幅4℃に変更し、その後、運転状態が
安定して圧縮機の発停頻度が減少すると、それぞれ第1
.第2復帰手段(103a)、  (103b)により
ディファレンシャル幅を初期温度幅2℃に復帰させるよ
うにしているので、できるかぎり制御精度を維持しなが
ら圧縮機の油上り等を回避することができ、よって、上
記請求項(2)の発明の効果をさらに顕著に発揮するこ
とができる。
次に、第2実施例について説明する。第9図は第2実施
例に係るサーモスタットの切換特性を示し、本実施例で
は、サーモスタットはいわゆる2ステツプサーモスタツ
トであり、圧縮機はアンローダ機構によりフルロード、
アンロード及びオフの3段階に制御されるものである。
すなわち、庫内温度Taが下降して(Ts +0.5)
”Cに達するとアンロードに、さらに庫内温度Taが下
降して設定温度Tsに達するとサーモオフにする一方、
このサーモオフ中に庫内温度Taが上昇して(Ts+1
.0)”Cに達するとアンロードに、さらに庫内温度T
aか上昇して(Ts +1.5) ℃に達すると、再び
フルロードに切換えるように設定されている。
そして、庫内温度Taが下降するときには、第10図(
a)〜(c)に示すように、庫内温度Taが(Ts +
0.5)’Cと(Ts +1.5)’Cとの間で変化し
く同図(a)参照)、圧縮機が常時オンに(同図(b)
参照)かつアンローダかオン・オフを繰り返す(同図(
c)参照)ようになされている。一方、庫内温度Taか
上昇するときには、第11図(a)〜(c)に示すよう
に、庫内温度Taが設定温度Tsと(Ts 十’1.0
)”Cとの間で変化しく同図(a)参照)、圧縮機がオ
ン・オフを繰り返しく同図(b)参照)かつアンローダ
が常時オンに維持される(同図(c)参照)ようになさ
れている。
そして、本実施例でも、アンロードとサーモオフとの間
のディファレンシャル幅が1,0℃、1゜5℃及び2.
0℃の間で変更可能になされており、それに応じてサー
モスタットのアンロードーサモオフ間の切換特性がそれ
ぞれ第12図■〜■に示す3種に変更するように、また
、それに応じてフルロードとアンロードとの切換値が高
温側に平行移動するよう(同図■〜■参照)になされて
いる。すなわち、第13図(a)〜(C)に示すように
(同図(a)は庫内温度Taの時間変化、同図(b)は
圧縮機のオン・オフの時間変化、同図(C)はアンロー
ダの時間変化をそれぞれ示す)、運転開始当初はディフ
ァレンシャル設定手段(101)により、アンロード−
サーモオフ間のディファレンシャル幅を初期温度幅1℃
に設定しく同図(a)〜(C)の■の領域)、圧縮機の
発停頻度が増加すると、第1.第2変更手段(102a
)(102b)により、ディファレンシャル幅を第2温
度幅1.5℃(同図(a)〜(c)の■の領域)、第3
温度幅2.0℃(同図(a)〜(c)の■の領域)に変
更するようになされている。また、復帰手段(103)
(第1.第2復帰手段(103a)、  (103b)
を含む)の作動についても、上記第1実施例と同様であ
る。
したがって、第2実施例でも、上記第1実施例と同様の
効果を発揮することができる。
また、説明は省略するが、圧縮機を複数台備え、それぞ
れのオン・オフにより圧縮機の運転容量を多段に切換え
るようにしたものについても同様である。
(発明の効果) 以上説明したように、請求項(1)の発明によれば、冷
凍装置の運転制御装置として、庫内温度を検出して圧縮
機のオン・オフを切換える信号を出力するサーモスタッ
トを配置し、冷凍装置の運転開始当初は、サーモスタッ
トのディファレンシャル幅を狭い初期温度幅に設定する
一方、運転中に圧縮機の発停頻度が上昇するにしたがっ
てディファレンシャル幅を広く変更するようにしたので
、広いディファレンシャル幅による制御精度の悪化を招
くことなく、運転当初から庫内温度の変化域を小さく収
束させることがてき、よって、庫内温度の制御精度の向
上を図ることかできる。
請求項(2)の発明によれば、上記請求項(1)の発明
に加えて、ディファレンシャル幅の変更後に圧縮機の発
停頻度が減少したときには、ディファレンシャル幅を初
期温度幅に向かって復帰させるようにしたので、圧縮機
の油上り等の不具合を防止しなから、制御の安定化に対
応して精度の高い制御を行うことができ、よって、上記
請求項(1)の発明の著効を発揮することができる。
請求項(3)の発明によれば、上記請求項(2)の発明
において、初期温度幅に対し、第2.第3の温度幅を設
け、圧縮機の発停頻度の増大に応じて、徐々にディファ
レンシャル幅を広くするよう変更する一方、運転状態の
安定化に応して、第2温度幅初期温度幅に徐々に復帰さ
せるようにしたので、できるかぎり圧縮機の油上り等の
不具合を回避しなから、幅の狭いディファレンシャル幅
に基づく精度の高い制御を行うことかでき、よって、上
記請求項(2)の発明の効果をさらに顕著に発揮するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図である。 第2図〜第8図は本発明の第1実施例を示し、第2図は
制御回路の構成を示す電気回路図、第3図はサーモスタ
ットの切換特性を示す特性図、第4図(a)、  (b
)はそれぞれサーモスタットの切換特性に応じた庫内温
度の変化及び圧縮機の発停変化を示すタイムチャート図
、第5図はサーモスタットのディファレンシャル幅の変
更による切換特性の変化を示す説明図、第6図はCPt
Jの制御内容を示すフローチャート図、第7図(a)(
b)はディファレンシャル幅の変更手順を示し、それぞ
れ順に、時間に対する庫内温度の変化及び圧縮機のオン
・オフ変化を示すタイムチャート図、第8図(a)、 
 (b)はディファレンシャル幅の復帰手順を示し、そ
れぞれ順に、時間に対する庫内温度の変化及び圧縮機の
オン・オフ変化を示すタイムチャート図、第9図以下は
第2実施例を示し、第9図は2ステツプサーモスタツト
の切換特性を示す特性図、第10図(a)〜(c)及び
第11図(a)〜(c)は、いずれも順に、時間に対す
る庫内温度の変化、圧縮機のオン・オフ変化及びアンロ
ーダのオン・オフ変化を示すタイムチャート図、第12
図は2ステツプサーモスタツトのディファレンシャル幅
の変更による切換特性の変化を示す説明図、第13図(
a)〜(C)はディファレンシャル幅の変更手順を示し
、いずれも順に、時間に対する庫内温度の変化、圧縮機
のオン・オフ変化及びアンローダのオン・オフ変化を示
すタイムチャート図である。 71 カウンタ (計数手段) 72 サーモスタット 101  ディファレンシャル設定手段102 変更手
段 102a 第1変更手段 102b 第2変更手段 103 復帰手段 103a  第1復帰手段 103b 第2復帰手段 −纏f0 躬]2区 閉10区 −ICと 閉9区 (C) オン アン0−タ オフ −−一−一−一−−一一−−−−第11区

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)冷凍回路を備え、制御対象を所定の低温状態に維
    持するようにした冷凍装置において、制御対象温度を検
    出し、制御対象温度に応じて上記冷凍回路の圧縮機をオ
    ン・オフさせる信号を出力するサーモスタット(72)
    と、運転開始時、該サーモスタット(72)がオン信号
    を出力する上側温度とオフ信号を出力する下側温度との
    ディファレンシャル幅を所定の初期温度幅に設定するデ
    ィファレンシャル設定手段(101)と、運転開始後の
    圧縮機の発停頻度を計数する計数手段(71)と、該計
    数手段(71)の出力を受け、圧縮機の発停頻度が増加
    するに従って上記ディファレンシャル設定手段(101
    )のディファレンシャル幅を上記初期温度幅よりも増大
    させるよう変更する変更手段(102)とを備えたこと
    を特徴とする冷凍装置の運転制御装置。
  2. (2)変更手段(102)によるディファレンシャル幅
    の変更後に圧縮機の発停頻度が減少したときにはディフ
    ァレンシャル幅を上記初期温度幅に向かって減少させる
    復帰手段(103)とを備えた請求項(1)記載の冷凍
    装置の運転制御装置。
  3. (3)変更手段(102)は、運転開始後所定時間経過
    したときに圧縮機の発停頻度が第1設定頻度以上になる
    とディファレンシャル幅を初期温度幅よりも広い第2温
    度幅に変更する第1変更手段(102a)と、該第1変
    更手段(102a)で変更された第2温度幅に基づく運
    転開始後一定時間経過したときに圧縮機の発停頻度が上
    記第1設定頻度以上のときにはディファレンシャル幅を
    上記第2温度幅よりも広い第3温度幅に変更する第2変
    更手段(102b)とを備え、 復帰手段(103)は、上記第1変更手段 (102a)で変更された第2温度幅に基づく運転開始
    後一定時間経過したときに圧縮機の発停頻度が上記第1
    設定頻度よりも小さい第2設定頻度以下のときにはディ
    ファレンシャル幅を上記初期温度幅に復帰させる第1復
    帰手段(103a)と、上記第2変更手段(102b)
    により変更された第3温度幅に基づく運転開始後一定時
    間経過したときに圧縮機の発停頻度が上記第2設定頻度
    よりも小さい第3設定頻度以下でかつ該第3設定頻度よ
    りもさらに小さい第4設定頻度以上のときにはディファ
    レンシャル幅を上記第2温度幅に、第4設定頻度以下で
    あれば上記第1温度幅に復帰させる第2復帰手段(10
    3b)とを備えた請求項(2)記載の冷凍装置の運転制
    御装置。
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