JPH03247546A - 遮音パネル - Google Patents
遮音パネルInfo
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- JPH03247546A JPH03247546A JP2043454A JP4345490A JPH03247546A JP H03247546 A JPH03247546 A JP H03247546A JP 2043454 A JP2043454 A JP 2043454A JP 4345490 A JP4345490 A JP 4345490A JP H03247546 A JPH03247546 A JP H03247546A
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- boards
- mica
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- Pending
Links
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、軽量、薄型で高遮音を得ることができる遮音
パネルに関するものである。
パネルに関するものである。
交通機関や工場の生産施設の発達に伴う発生騒音の増大
や、集合住宅などの密集化等の理由により、近年、生活
環境、作業環境の騒音防止が重要な問題となってきてい
る。
や、集合住宅などの密集化等の理由により、近年、生活
環境、作業環境の騒音防止が重要な問題となってきてい
る。
軽量で遮音性が大きいパネルとして、各種の芯材を挿入
したサンドインチ構造のパネルが現在使われている。該
サンドインチ構造パネルにおいて、当該芯材としてはグ
ラスウールやウレタン等の多孔質吸音材が一般的に用い
られている。
したサンドインチ構造のパネルが現在使われている。該
サンドインチ構造パネルにおいて、当該芯材としてはグ
ラスウールやウレタン等の多孔質吸音材が一般的に用い
られている。
グラスウールの損失係数η（密度３２ｋｇ／ＩＴｆにて
η＝０．２２）が小さいため、上記従来の遮音パネルに
おいて、低音域共鳴透過が生じ遮音性能の落ち込みが起
こり、性能上問題となっている。
η＝０．２２）が小さいため、上記従来の遮音パネルに
おいて、低音域共鳴透過が生じ遮音性能の落ち込みが起
こり、性能上問題となっている。
また、グラスウール等の多孔質吸音材は５００Ｈｚ以下
の低音域において吸音率が小さいため、上記従来パネル
の遮音性能は低温域で悪い。
の低音域において吸音率が小さいため、上記従来パネル
の遮音性能は低温域で悪い。
第３図に折線（Ｃ）により、対向する表裏面板に石膏ボ
ードとして厚さ１２ｍのもの、芯材として、密度３２ｋ
ｇ／ｒｒｒ、厚さ２０閣のグラスウールを用いた遮音パ
ネルの遮音性能の計測結果を示した。横軸は周波数、縦
軸は透過損失を表わす、同図の破線は参考としてＪＩＳ
にもとづく界壁の遮音等級を表示した。このグラフによ
ると低音域共鳴透過の生じる１２５〜２００Ｈｚ間の遮
音性能が上述のように悪く、等級曲線Ｄ−３０を下まわ
っていることがわかる。
ードとして厚さ１２ｍのもの、芯材として、密度３２ｋ
ｇ／ｒｒｒ、厚さ２０閣のグラスウールを用いた遮音パ
ネルの遮音性能の計測結果を示した。横軸は周波数、縦
軸は透過損失を表わす、同図の破線は参考としてＪＩＳ
にもとづく界壁の遮音等級を表示した。このグラフによ
ると低音域共鳴透過の生じる１２５〜２００Ｈｚ間の遮
音性能が上述のように悪く、等級曲線Ｄ−３０を下まわ
っていることがわかる。
本発明は上記事由に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、低音域においても大きな遮音性能を
有する遮音パネルを提供することにある。
的とするところは、低音域においても大きな遮音性能を
有する遮音パネルを提供することにある。
本発明は、対向する表面板の間に、制振作用を有する粉
末を混入した高分子材料からなる発泡体を芯材として配
設して成ることを特徴とする遮音パネルである。
末を混入した高分子材料からなる発泡体を芯材として配
設して成ることを特徴とする遮音パネルである。
また、該粉末がフレーク状粉末である遮音パネルである
。
。
また、高分子材料が水溶性エマルジョンから形成される
遮音パネルである。
遮音パネルである。
〔作 用〕
サンドインチ構造の遮音パネルにおいては、芯材の損失
係数が大きくなる程、低音域共鳴透過現象が緩和される
ため、本発明は制振作用を有する粉末を混入した高分子
材料からなる発泡体を芯材とし、芯材の損失係数を大き
くして低音域共鳴透過現象を抑制し、遮音性能の落ち込
みを改善し、性能向上を図るものである。
係数が大きくなる程、低音域共鳴透過現象が緩和される
ため、本発明は制振作用を有する粉末を混入した高分子
材料からなる発泡体を芯材とし、芯材の損失係数を大き
くして低音域共鳴透過現象を抑制し、遮音性能の落ち込
みを改善し、性能向上を図るものである。
〔実施例１〕
以下、本発明の一実施例を第１図乃至第３図に基づいて
説明する。
説明する。
この遮音パネルは、対向する表面板５．６を有し、この
表裏板５．６は縦横が１Ｂ２０ｘ９１０閣、厚さ１２ｍ
の石膏ボードである。２枚の表面板５．６の間に木枠７
により２０１Ｉｌｌの空気層を設けて一体化した中空パ
ネルの当該空気層に、アクリル樹脂１００重量部に対し
平均アスペクト比約９０、平均粒径１．４ ｗｎのマイ
カ１００重量部を購入したものを４倍に発泡させた厚さ
２０＋ｍ＋＋の芯材１を配設した遮音パネルである。
表裏板５．６は縦横が１Ｂ２０ｘ９１０閣、厚さ１２ｍ
の石膏ボードである。２枚の表面板５．６の間に木枠７
により２０１Ｉｌｌの空気層を設けて一体化した中空パ
ネルの当該空気層に、アクリル樹脂１００重量部に対し
平均アスペクト比約９０、平均粒径１．４ ｗｎのマイ
カ１００重量部を購入したものを４倍に発泡させた厚さ
２０＋ｍ＋＋の芯材１を配設した遮音パネルである。
本芯材１の構造を第２図に模式的に示す。アクリル樹脂
２、マイカ３、気泡４が複雑に入り組んだ形となってお
り、芯材１に加わる振動エネルギは、マイカ３の内部抵
抗、アクリル樹脂２の抵抗及びマイカ３とアクリル樹脂
２の界面での抵抗により、熱エネルギとして消費され、
また、マイカ３自体の振動エネルギに変換され熱エネル
ギとして消費されるため制振効果が大きくなる。
２、マイカ３、気泡４が複雑に入り組んだ形となってお
り、芯材１に加わる振動エネルギは、マイカ３の内部抵
抗、アクリル樹脂２の抵抗及びマイカ３とアクリル樹脂
２の界面での抵抗により、熱エネルギとして消費され、
また、マイカ３自体の振動エネルギに変換され熱エネル
ギとして消費されるため制振効果が大きくなる。
マイカ３とアクリル樹脂２間の抵抗による熱エネルギ消
費は、マイカ３がアスペクト比の大きい粉末である程大
きくなる。
費は、マイカ３がアスペクト比の大きい粉末である程大
きくなる。
〔実施例２〕
上記実施例１の空気層に、ウレタン樹脂１００重量部に
対し平均アスペクト比約９０、平均粒径１．４閣のマイ
カ１００重量部を混入したものを４倍に発泡させた厚さ
２０閤の芯材ｌを配設した遮音パネルである。
対し平均アスペクト比約９０、平均粒径１．４閣のマイ
カ１００重量部を混入したものを４倍に発泡させた厚さ
２０閤の芯材ｌを配設した遮音パネルである。
上記実施例１．２の芯材および従来パネルの芯材である
密度３２ｋｇ／ｒｆｆのグラスウールの損失係数の計測
結果を最後尾に揚起する表１に、また、本実施例（１）
、（２）の遮音パネルおよび該従来パネルの遮音性能計
測結果を第３図に示す。第３図の折線（ａ）が実施例１
を、折ｖＡ（ｂ）が実施例２を示す。
密度３２ｋｇ／ｒｆｆのグラスウールの損失係数の計測
結果を最後尾に揚起する表１に、また、本実施例（１）
、（２）の遮音パネルおよび該従来パネルの遮音性能計
測結果を第３図に示す。第３図の折線（ａ）が実施例１
を、折ｖＡ（ｂ）が実施例２を示す。
表１より、芯材の損失係数は、従来例、実施例２、実施
例１の順に大きくなっていることがわかり、第３図より
、低音域共鳴透過の生じる低周波域（１２５〜２００Ｈ
ｚ）において、損失係数の大きい芯材はど遮音性能が向
上していることがわかる。
例１の順に大きくなっていることがわかり、第３図より
、低音域共鳴透過の生じる低周波域（１２５〜２００Ｈ
ｚ）において、損失係数の大きい芯材はど遮音性能が向
上していることがわかる。
尚、本実施例では発泡体を作る高分子材料にアクリル樹
脂やウレタン樹脂を用いたが、本発明ではそれに限定す
るものではなく、スチレン・ブタジェンラバー（ＳＢＲ
）、天然ゴムにＳＢＲを加えたもの、ポリエチレン、塩
化ビニル、ポリブタジェン、酢酸ビニルまたはアクリル
ニトリル・ブタジェンラバー（ＮＢＲ）等でもよい。ま
た、制振作用を有するフレーク状粉末もマイカに限定す
るものではなく、タルク、パイロフィライト、緑泥石、
モンモリロナイト、カオリン、蛇紋石、ハロサイト、バ
ーミュライト、ヒル石等でもよく、フレーク状である場
合にも、平均アスペクト比も約９０に限定するものでは
なく３０〜３００程度が望ましい範囲である。また、芯
材におけるフレーク状粉末の含有率は発泡体を作る高分
子材料１００重量部に対し、１００重量部に限定するも
のではなく、５０乃至３００重量部程度の範囲が望まし
い範囲である。
脂やウレタン樹脂を用いたが、本発明ではそれに限定す
るものではなく、スチレン・ブタジェンラバー（ＳＢＲ
）、天然ゴムにＳＢＲを加えたもの、ポリエチレン、塩
化ビニル、ポリブタジェン、酢酸ビニルまたはアクリル
ニトリル・ブタジェンラバー（ＮＢＲ）等でもよい。ま
た、制振作用を有するフレーク状粉末もマイカに限定す
るものではなく、タルク、パイロフィライト、緑泥石、
モンモリロナイト、カオリン、蛇紋石、ハロサイト、バ
ーミュライト、ヒル石等でもよく、フレーク状である場
合にも、平均アスペクト比も約９０に限定するものでは
なく３０〜３００程度が望ましい範囲である。また、芯
材におけるフレーク状粉末の含有率は発泡体を作る高分
子材料１００重量部に対し、１００重量部に限定するも
のではなく、５０乃至３００重量部程度の範囲が望まし
い範囲である。
なお、発泡体を得るのに高分子材料の水溶性エマルジョ
ンを使用すれば、粉末の混入が容易であり、多量の粉末
の混入が可能となる。
ンを使用すれば、粉末の混入が容易であり、多量の粉末
の混入が可能となる。
また、表面板も石膏ボードに限定するものではなく、合
板、バーティクレポート、木片、セメント板など建築用
平板ならばその材質、種類を問わない。
板、バーティクレポート、木片、セメント板など建築用
平板ならばその材質、種類を問わない。
表 １
〔発明の効果〕
上述のように、本発明にかかる遮音パネルは、対向する
表面板の間に、制振作用を有する粉末を混入した高分子
材料からなる発泡体を芯材として配設しているため、芯
材の損失係数が大きく低音域共鳴透過現象が抑制され、
また、高音域コインシデンス効果も抑制されるため遮音
性能が向上する。
表面板の間に、制振作用を有する粉末を混入した高分子
材料からなる発泡体を芯材として配設しているため、芯
材の損失係数が大きく低音域共鳴透過現象が抑制され、
また、高音域コインシデンス効果も抑制されるため遮音
性能が向上する。
また、高分子材料に粉体を混入することにより、粘性が
大きくなるため、芯材の成型が容易になるという利点も
ある。
大きくなるため、芯材の成型が容易になるという利点も
ある。
第１図は、本発明に係る遮音パネルの実施例の一部切り
欠き斜視図、第２図は、同上実施例の芯材の模式図、第
３図は、実施例および従来例の遮音性能の計測結果を示
すグラフ図である。
欠き斜視図、第２図は、同上実施例の芯材の模式図、第
３図は、実施例および従来例の遮音性能の計測結果を示
すグラフ図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （１）、対向する表裏面板の間に、制振作用を有する粉
末を混入した高分子材料からなる発泡体を芯材として配
設して成ることを特徴とする遮音パネル（２）、粉末が
フレーク状粉末である請求項（１）記載の遮音パネル。 （３）、高分子材料が水溶性エマルジョンである請求項
（１）記載の遮音パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2043454A JPH03247546A (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 遮音パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2043454A JPH03247546A (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 遮音パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03247546A true JPH03247546A (ja) | 1991-11-05 |
Family
ID=12664152
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2043454A Pending JPH03247546A (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 遮音パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03247546A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011227470A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-11-10 | Shizuka Co Ltd | ハニカムパネル積層体及びボックス状構造物 |
-
1990
- 1990-02-23 JP JP2043454A patent/JPH03247546A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011227470A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-11-10 | Shizuka Co Ltd | ハニカムパネル積層体及びボックス状構造物 |
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