JPH0324738B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0324738B2
JPH0324738B2 JP57093707A JP9370782A JPH0324738B2 JP H0324738 B2 JPH0324738 B2 JP H0324738B2 JP 57093707 A JP57093707 A JP 57093707A JP 9370782 A JP9370782 A JP 9370782A JP H0324738 B2 JPH0324738 B2 JP H0324738B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid chromatograph
mass spectrometer
ionization chamber
sample components
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP57093707A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58209854A (ja
Inventor
Atsushi Hosoi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP57093707A priority Critical patent/JPS58209854A/ja
Publication of JPS58209854A publication Critical patent/JPS58209854A/ja
Publication of JPH0324738B2 publication Critical patent/JPH0324738B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J49/00Particle spectrometers or separator tubes
    • H01J49/02Details
    • H01J49/10Ion sources; Ion guns
    • H01J49/14Ion sources; Ion guns using particle bombardment, e.g. ionisation chambers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)
  • Electron Tubes For Measurement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 多成分混合試料の分離分析にとつて,クロマト
グラフイは有用な分析手法であり、広く実用され
ている。さらに、ガスクロマトグラフに質量分析
装置を結合したガスクロマトグラフ・質量分析装
置は、ガスクロマトグラフで分離された各成分に
ついて質量分析装置により分子量や分子構造に関
する情報を得ることができるのみならず、質量分
析装置を選択性検出器として用いることにより極
微量成分の高感度検出ができるなどのすぐれた特
性をもつており、広く実用化されている。
しかしがら、このガスクロマトグラフ・質量分
析装置での分析における1つの問題点は、ガスク
ロマトグラフに分析対象試料を導入するためには
これを気化しなければならないことであり、この
ため不揮発性試料や気化のための加熱により破壊
されてしまうような熱的不安定性試料への適用が
著しく制限されることである。
これに対して、液体クロマトグラフイではガス
クロマトグラフイのような制約はなく、不揮発性
試料や熱的不安定試料に対しても有効に分析で
き、この種試料の分析に広く実用されているが、
液体クロマトグラフと質量分析装置との結合に関
しては、未だ汎用的に実用化されるまでには至つ
ていない。これは液体クロマトグラフより分離成
分として流出してくる不揮発性あるいは熱的不安
定性試料成分を連続的にイオン化することができ
なかつたためである。
この発明は、上記課題を解決し、実用的な液体
クロマトグラフ・質量分析装置を提供することを
目的とするものである。すなわち、本発明の特徴
は、液体クロマトグラフより分離成分として流出
してくる試料成分を、高速中性原子銃によりイオ
ン化することを特徴とするものである。
この高速中性原子銃によるイオン化は、試料分
子に直接高エネルギーを加えてイオン化するもの
なので、一旦試料分子を気化する必要のある化学
イオン化法、電子衝撃イオン化法ではイオン化で
きなかつた不揮発性成分等もイオン化できるよう
になる。以下、この発明を図面の実施例により説
明する。
第1図は、この発明の装置構成を示すもので、
1はマイクロ液体クロマトグラフである。マイク
ロ液体クロマトグラフ1は内径0.1〜1.0mm程度の
カラムを用いるもので、移動相流量は1μ〜数
10μ/分であつて、通常の0.5ml〜2.0ml/分の
移動相流量に比して1/200〜1/2000と低く、
質量分析装置4との結合において必要となる移動
相溶液除去に適した条件を有する。2は液体クロ
マトグラフ1と質量分析装置4の結合のためのイ
ンターフエースであり、この部分において移動相
溶液の除去を行なう。3はインターフエース2で
移動相溶液の除去された液体クロマトグラフ1か
らの試料成分をイオン化して質量分析装置4へ導
びくイオン化室で、高速中性原子銃および対向電
極等からなる。
このインターフエース2およびイオン化室3
(高速中性原子銃、対向電極)の実施例を第2図
により説明すると、インターフエース2は真空噴
霧方式であつて、5はステンレススチール、セラ
ミツクスあるいはガラスで作られる入口ノズルで
あり、数mm径のネブライジングガス通路6が入口
フランジ7より連通穿設されている。入口ノズル
5の先端部8は0.5mmφ程度の開口で絞られてい
る。また、入口フランジ5のネブライジングガス
通路6内には、その中に0.13mmφ程度のステンレ
スワイヤが貫通されている外径0.35mmφ、内径
0.15mmφ程度のステンレスパイプ9が挿入されて
おり、このステンレスパイプ9が液体クロマトグ
ラフ1のカラム流出管路と接続されてる。したが
つて、液体クロマトグラフ1からの流出溶液はこ
のステンレスパイプ9中を通過し、入口ノズル5
の先端部8でその周囲からのネブライジングガス
により霧化される。なお、10は真空ポンプ接続
用パイプである。
11はセラミツクスで作られた受口ノズルで、
質量分析装置4への出口側には先端が45゜の角度
で切り落されたステンレスロツド12が嵌め込ま
れている。受口ノズル11の中心には0.3〜0.5mm
φ程度の通路13が穿設され、前記霧化された分
析対象試料成分をロツド12の先端へ流出させ
る。入口ノズル5と受口ノズル11との間隙は、
移動相溶液の除去を最適化するよう設定される。
14は高速中性原子銃で、これは、先ずイオン
銃でアルゴンイオンAr+を生成し、2〜10KVの
加速電圧で加速・収束して、アルゴンガスが10-3
〜10-4Torrの圧力になるよう封入された衡突室
へ入射させ、電荷交換反応によりアルゴン中性原
子に変換して高速で出射させる方式であつて、特
に、液体クロマトグラフより分離成分として流出
してくる不揮発性あるいは熱的不安定性試料成分
の連続的イオン化に有効なものである。15は対
向電極である。したがつて、受口ノズル11のス
テンレスロツド12の45゜傾斜面へ流出してくる
分析対象試料成分は、高速中性原子銃14から出
射する高速アルゴン原子ビームの照射によりイオ
ン化され、生成された試料イオンは対向電極15
でもつて抽出されて質量分析装置4へ入射され
る。なお、16は中央にイオンビームを通過させ
る開口を有した隔壁で、それぞれの排気管17,
18に接続された真空ポンプ(図示せず)により
独立に排気されるイオン化室3と質量分析装置4
とを真空的に隔離するものである。
上述した実施例において、高速中性原子の照射
によるイオン化では、正・負両極性イオンが生成
されるので、ステンレスロツド12と対向電極1
5に印加する電圧極性を転換することにより正ま
たは負イオンのいずれのイオンをも分析に利用す
ることができる。また、質量分析装置4について
は、その構成の詳細な説明を省略したが、磁場
形、四重極形、タイムオブライト形など周知の各
種の方式のものを用いることができる。さらに、
インターフエース2での移動相溶液の除去をより
効果的に行なうためにこの部分を加熱することも
任意である。
以上のようにこの発明によれば、分析にあたつ
て試料を気化する必要がなく、不揮発性試料およ
び熱的不安定性試料を含めて液体クロマトグラフ
からの流出成分を連続的にイオン化することがで
き、汎用性のある液体クロマトグラフ・質量分析
装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の装置構成図、第2図はこ
の発明の実施例の要部縦断面略図である。 図中、1は液体クロマトグラフ、2はインター
フエース、3はイオン化室、4は質量分析装置、
5は入口ノズル、11は受口ノズル、11は高速
中性原子銃、15は対向電極、16は隔壁であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 液体クロマトグラフのカラム流出端に接続さ
    れたパイプが挿入されるネブライジングガス通路
    を有する入口ノズルと、先端に傾斜面を有しイオ
    ン化室に突出したロツドが他方側に嵌め込まれ中
    心にロツドを通して貫通した孔を有する受口ノズ
    ルとを真空下で一定間〓をもつて対向させた真空
    噴霧インターフエースおよび受口ノズルのロツド
    先端傾斜面に流出してくる試料成分に高速中性原
    子を照射する高速中性原子銃と対向電極を備えた
    イオン化室を介して液体クロマトグラフと質量分
    析装置とを結合させ、液体クロマトグラフより分
    離流出する試料成分を真空噴霧インターフエース
    を通して移動相溶液の除去を行なうとともにイオ
    ン化室で高速中性原子ビーム照射により試料成分
    をイオン化し、生成イオンを質量分析装置で分析
    するようにしたことを特徴とする液体クロマトグ
    ラフ・質量分析装置。
JP57093707A 1982-05-31 1982-05-31 液体クロマトグラフ・質量分析装置 Granted JPS58209854A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57093707A JPS58209854A (ja) 1982-05-31 1982-05-31 液体クロマトグラフ・質量分析装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57093707A JPS58209854A (ja) 1982-05-31 1982-05-31 液体クロマトグラフ・質量分析装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58209854A JPS58209854A (ja) 1983-12-06
JPH0324738B2 true JPH0324738B2 (ja) 1991-04-04

Family

ID=14089875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57093707A Granted JPS58209854A (ja) 1982-05-31 1982-05-31 液体クロマトグラフ・質量分析装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58209854A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63193454A (ja) * 1987-02-03 1988-08-10 Hitachi Ltd 質量分析装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58209854A (ja) 1983-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3079055B2 (ja) エレクトロスプレー、大気圧化学的イオン化質量分析計およびイオン発生源
JP3367719B2 (ja) 質量分析計および静電レンズ
US4999493A (en) Electrospray ionization interface and method for mass spectrometry
US4968885A (en) Method and apparatus for introduction of liquid effluent into mass spectrometer and other gas-phase or particle detectors
US5285064A (en) Method and apparatus for introduction of liquid effluent into mass spectrometer and other gas-phase or particle detectors
EP0123552B1 (en) Method and apparatus for the mass spectrometric analysis of solutions
JP2913924B2 (ja) 質量分析の方法および装置
JPS583592B2 (ja) 質量分析計への試料導入方法及び装置
JPH08145950A (ja) 質量分析計
JPH07159377A (ja) 液体クロマトグラフと質量分析計の直結方法およびその装置、液体クロマトグラフ−質量分析方法、並びに液体クロマトグラフ結合型質量分析装置
JP4657451B2 (ja) 電気スプレー質量分析のための渦状ガス流インターフェース
JPWO2003041115A1 (ja) 質量分析装置
JP2000513873A (ja) 質量分析計のためのイオン源および分析のためにイオン源を供する方法
JPH031435A (ja) 質量分析法のためのイオン化法
US5574277A (en) Introduction of samples into an ion mobility spectrometer
JPH0218854A (ja) 液体クロマトグラフ/質量分析装置
JP2000162188A5 (ja)
JP3620120B2 (ja) 溶液の質量分析に関する方法と装置
JPH0324738B2 (ja)
US5256874A (en) Gridded electron reversal ionizer
Tinke et al. Hyperthermal surface ionization as a new interfacing approach in liquid chromatography/mass spectrometry
JP2000100375A (ja) 質量分析計及びその静電レンズ
WO2000019193A1 (en) Split flow electrospray device for mass spectrometry
JP3307384B2 (ja) 液体クロマトグラフ結合型質量分析装置
JP3379510B2 (ja) 液体クロマトグラフ結合型質量分析装置