JPH0324725B2 - - Google Patents

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JPH0324725B2
JPH0324725B2 JP6759883A JP6759883A JPH0324725B2 JP H0324725 B2 JPH0324725 B2 JP H0324725B2 JP 6759883 A JP6759883 A JP 6759883A JP 6759883 A JP6759883 A JP 6759883A JP H0324725 B2 JPH0324725 B2 JP H0324725B2
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JP
Japan
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contact
stem
spring
peripheral
contact piece
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JP6759883A
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English (en)
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JPS59194315A (ja
Inventor
Akira Sato
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TOKAI COMMUNICATION IND
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TOKAI COMMUNICATION IND
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ワードプロセツサー、マイコン等の
情報端末機器用入力部のキーボードに使用され
る、適度のキーストローク(3〜4mm)をもつメ
カニカル接点方式の押釦スイツチに関するもので
ある。
情報端末機器用の入力部は、最近LSI等の採用
によりますます小型化され、装置の高さが薄型に
なつてきているので、それに伴い入力部キーボー
ドに使用される押釦スイツチも高さの低い小型の
ものが要望されている。更に使用頻度が高いた
め、それに耐えうる長寿命の接点ばね機構をもつ
スイツチが要求されている。
従来のこの種押釦スイツチの代表的な構造の原
理図を第1図に示す。図において、1は指先の力
によつて矢印A方向に押し下げられ、指先を離せ
ば復帰用ばねによつて矢印B方向に押し上げられ
て元の位置に復帰するキーステムであり、この押
し下げのキーストロークは約3〜4mmが適当とさ
れている。2は可動接片で、2aは固定接片3に
接触する接点、2bはキーステム1の斜面1aに
接触する点である。可動接片2はその下端部2c
で固定され、この下端部2cを固定支点として、
キーステム1の矢印A方向押し下げにより矢印C
方向に移動して接点2aは固定接片3に接触し、
またキーステム1の矢印B方向移動により矢印D
方向に移動して接点2aは固定接片3から離れ
る。
上記の構造では、可動接片2がキーステム1の
上下移動により固定支点2cを中心に矢印CとD
方向に頻度多く振られるため、可動接片2はその
下端部2cに受ける屈曲力により機械的疲労を生
じ、寿命を短くする。従つて、この屈曲力をなる
べく小さくするために、可動接片2の接触部2b
と固定支点2c間の長さlを長くしている。この
ため押釦スイツチの高さは必然的に高くなり、従
来はスイツチの高さを25mm以下とすることがむず
かしかつた。ただし、可動接片2に曲り強度の高
い高品質材料を使用すれば、ある程度まで低くす
ることは可能であるが、構造上から大幅には期待
できないし、コスト高になる。
本発明の目的、上記した従来技術の問題点を解
決することにある。即ち、スイツチの高さを低く
した小型で、かつ寿命の長い接点ばね構造をもつ
低価格の押釦スイツチを提供することにある。
本発明の原理を第2図に示す構造原理図によつ
て説明する。図において、4はキーステムであ
り、5はキーステム4の中央部下方に設けられた
開閉用摺動子で、その上端部の幅は小さく、下端
部の幅は大きい形状になつている。6はばね作動
子であつて、細長い弾性薄板で作られ、平面な底
板6aと、その両端部から折り曲げてその両先端
間に小間隔aをあけて対向させた両脚部6bより
なる。この両脚部6b間に摺動子5が挿入され、
この摺動子5の上下移動に伴い、両脚部6bは大
きく開かれたり、前記小間隔まで閉じられたりす
る。第2図aは摺動子5が下方端まで移動して、
両脚部6bが小間隔aまで閉じられた状態を示
し、第2図bは摺動子5が上方端まで移動して、
両脚部6bが大きい開かれた状態を示している。
a図では両脚部6bの両先端間が元来の自然状態
にあるため、底部6aは元来の平面になつてい
る。しかし、b図では、両脚部6bが大きく開か
れているので、ばね作動子6の弾性により底部6
aはその両端部を自由支点として上方にわん曲
し、その中央は最大にわん曲変位する。本発明
は、この底部6aの最大わん曲変位を、スイツチ
の可動接点の開閉運動の作動力として利用するも
のである。
この最大わん曲変位量bは、具体的な一例をあ
げると、ばね作動子6の板厚を0.5mm、板幅を1.2
〜2mm、底部6aの長さを6.5mm、脚部6bの長
さを6.2mm、両脚部先端間の小間隔aを1.0mmとし
た場合、0.5mmとなる。
ばね作動子6の両脚部6bの両先端間を開く
と、その支点となる両脚部の基部に屈曲力が作用
するが、この基部は自由支点になつているため、
その屈曲力は底部6aを上方へわん曲させる力と
して働く。従つて、両脚部の基部に実際にかかる
屈曲力は極めて小さいので、ばね作動子6の開閉
により生ずる機械的疲労は、第1図の従来構造に
比べてはるかに少ない。
以上のように、ばね作動子6の開閉運動に伴い
その運動支点に作用する屈曲力が極めて小さいの
で、その両脚部6bの長さlを短くすることがで
き、従つてスイツチの高さを低く(10mm位)する
ことができると共に、ばね作動子6及び可動接点
などの寿命を長くすることができる。
以下、図面に例示した実施例により、本発明を
具体的に説明する。第3図は本発明の全体の外観
図を示すもので、aは正面図、bは側面図、cは
平面図を示す。図において、11は上部を開放し
た内面円筒の絶縁材製のベースホルダー、12
a,12bはそれぞれX軸方向、Y軸方向の一対
の外部端子であつて、ベースホルダー11の底部
内面上に配設された後述の一対の固定接片に接続
されている。13はベースホルダー11の内面円
筒内を上下移動できる円筒状の絶縁材製ステムで
あり、14はステム13の上に取り付けられた押
釦であつて、その中央部下方に設けた2本の脚1
5をステム13の上面にあけた取付穴16内に差
し込むことによつて固定できる。17はステム1
3の上下移動を案内する摺動部、18はステム1
3の下方移動端を定めるためのステム側のストツ
パー、19はステム13の下方移動時に内部のば
ね作動子30の先端部を逃がすための窓、20は
ステム13の上方移動端を定めるためのステム側
のストツパー、21はそれのベースホルダー側の
ストツパーである。
次に、第4図、第5図及び第6図により内部構
造の詳細を説明する。第4図は第3図cの−
断面図であり、aは常態時、bはステム13を押
し下げた時の状態を示す。第5図はベースホルダ
ー11の平面図及びその−断面図を示し、第
6図はばね接触板25の平面図及びその−断
面図を示す。
まず、第5図のベースホルダー11について説
明する。23は底部内面上の周辺部に配設された
導電性薄板の周辺固定接片であり、外部端子12
aに接続されている。また、24は底部内面上の
中央部に配設された導電性薄板の中央固定接片で
あり、外部端子12bに接続されている。17a
はステム13の摺動部17の上下移動を案内する
溝、18aはステム13のストツパー18を受け
止めるベースホルダー側のストツパーである。
次に、中央固定接片24及び周辺固定接片23
の上に載置されるばね接触板25について、第6
図により説明する。このばね接触板25は導電性
の弾性薄板で作られ、円環状の周辺接触部と、こ
の周辺接触部から中心部まで帯状に約90度間隔で
突出させ、その先端を自由端とした4枚の可動接
片26からなる。そして、周辺接触部には前記の
周辺固定接片23に接触する接点27が4箇所に
設けられ、また4枚の可動接片26には前記の中
央固定接片24に接触するための接点28が設け
られている。22の突起は、ばね接触板25を周
辺固定接片23及び中央固定接片24の上に載置
する時の位置決め用であつて、第5図のベースホ
ルダー11の位置決め用溝22aに合わせてはめ
入れる。
次に第4図において、30は第2図のばね作動
子6と同様のばね作動子であり、その底部30a
は第6図に示すごとく、ばね接触板25の4枚の
可動接片26の先端部下面に接するように配設さ
れている。ステム13の本体中央下方に、第2図
の開閉用摺動子5と同様の開閉用摺動子31が設
けられており、その形状は上端部の幅がばね作動
子30の両脚部先端間の小間隔a以下で、下部の
最大幅は底部30aの所要わん曲変位量によつて
決められる適当な値である。例えば、前述の第2
図のごときである。ステム13の円筒壁32の内
側のステム天井面とばね接触板25の上面周辺部
間にコイルばね29が装着されており、その弾力
により、常時ステム13を上方へ押し上げるよう
に作用すると共に、ばね接触板25の周辺部を下
方に押圧して接点27を周辺固定接片23に密接
触せしめている。
常時は第4図aに示すごとく、コイルばね29
の弾力によりステム13は上方移動端にあり、ス
テム13が押し下げられると第4図bに示すごと
く、ステム13は下方移動端まで移動する。即ち
ステム13の上方移動端では、ばね作動子30の
両脚部30bが最大に開かれるため、その底部3
0aのわん曲上昇により、ばね接触板25の可動
接片26の先端部が上方に引き上げられて、接点
28は中央固定接片24から離れる。また、ステ
ム13の下方移動端では、ばね作動子30の両脚
部30bが小間隔aまで閉じられるため、その底
部30aはわん曲面から平面にもどり、解放され
た可動接片26は弾力により自己復帰して、接点
28は中央固定接片24に接触する。
以上述べたように、本発明の押釦スイツチは、
ステム13の上下移動により開閉されるばね作動
子30自身にかかる屈曲力を極めて小さくでき、
しかもこの屈曲力を逆に有効に利用して、可動接
片の開閉作用を行わしめる構造であるので、スイ
ツチの高さを大幅に(約10mm)低くすることがで
きると共に、長寿命のスイツチを実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の押釦スイツチの構造の原理を説
明する図、第2図は本発明の構造の原理を説明す
る図、第3図は本発明の一実施例の全体外観図、
第4図は第3図の断面図、第5図及び第6図は第
3図の構成部品の詳細図である。 11……ベースホルダー、12a,12b……
外部端子、13……ステム、14……押釦、1
8,18a,20,21……ストツパー機構、2
3……周辺固定接片、24……中央固定接片、2
5……ばね接触板、26……可動接片、27,2
8……ばね接触板25の接点、29……コイルば
ね、30……ばね作動子、31……開閉用摺動
子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上部を開放した筒状の絶縁材製のベースホル
    ダーと;導電性の薄板で作られ、前記ベースホル
    ダーの底部内面上の周辺部に配設された接触部と
    これに接続する外部端子よりなる周辺固定接片、
    及び同底部内面上の中央部に配設された接触部と
    これに接続する外部端子よりなる中央固定接片
    と;導電性の弾性薄板で作られ、前記周辺固定接
    片の接触部に複数箇所で接触する接点を有する周
    辺接触部と、該周辺接触部の複数箇所から中心部
    まで帯状に突出させてその先端を自由端にし、該
    先端部に前記中央固定接片の接触部に接触するた
    めの接点を有する複数の可動接片とよりなるばね
    接触板と;細長い弾性薄板で作られ、前記ばね接
    触板の各可動接片の先端部下面下に配設された平
    面な底部と、該底部の両端から折り曲げてその両
    先端間に小間隔をあけて対向させた両脚部とより
    なるばね作動子と;前記ベースホルダーの筒内を
    所定上下移動端間で自在に上下移動できる筒状の
    絶縁材製のステム本体と、該ステム本体に設けら
    れ、前記上方移動端まで移動すると前記ばね作動
    子の両脚部間を大きく開き、前記下方移動端まで
    移動すると前記ばね作動子の両脚部間を前記小間
    隔まで閉じることのできる形状をした絶縁材製の
    開閉用摺動子とよりなるステムと;該ステム上に
    取り付けられた押釦と;前記ステムの天井面の周
    辺部と前記ばね接触板の上面周辺部との間に装着
    された、前記ステムの上方移動復帰用及び前記ば
    ね接触板の周辺接触部押圧用のコイルばねと;前
    記ステムと前記ベースホルダーに設けられた、前
    記ステムの所定上下移動端停止用のストツパ機構
    とを備えたことを特徴とする押釦スイツチ。
JP6759883A 1983-04-16 1983-04-16 押釦スイツチ Granted JPS59194315A (ja)

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JP6759883A JPS59194315A (ja) 1983-04-16 1983-04-16 押釦スイツチ

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JP6759883A JPS59194315A (ja) 1983-04-16 1983-04-16 押釦スイツチ

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JPS59194315A JPS59194315A (ja) 1984-11-05
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JP6759883A Granted JPS59194315A (ja) 1983-04-16 1983-04-16 押釦スイツチ

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JPS62103135U (ja) * 1985-12-19 1987-07-01

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JPS59194315A (ja) 1984-11-05

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