JPH03247001A - 誘電体フィルタ - Google Patents

誘電体フィルタ

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JPH03247001A
JPH03247001A JP4401090A JP4401090A JPH03247001A JP H03247001 A JPH03247001 A JP H03247001A JP 4401090 A JP4401090 A JP 4401090A JP 4401090 A JP4401090 A JP 4401090A JP H03247001 A JPH03247001 A JP H03247001A
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JP
Japan
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resonator
dielectric
capacitor
coil
filter
Prior art date
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JP4401090A
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English (en)
Inventor
Hisao Sato
久夫 佐藤
Terutaka Sugano
菅野 照登
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FDK Corp
Original Assignee
FDK Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、主としてマイクロ波帯域で用いる誘電体フィ
ルタに関し、更に詳しくは、複数のコイルとコンデンサ
からなる低域通過フィルタ部と、一体型のλ/4型誘電
体共振器を有する帯域阻止フィルタ部とを組み合わせた
誘電体フィルタに関するものである。
このフィルタは、例えば移動体通信などの分野で有用で
ある。
[従来の技術] 誘電体フィルタに関する従来技術として、直方体状の誘
電体ブロックに複数の共振子穴と結合子穴とを交互に設
け、共振子穴が開口している面の一方(開放面)を除く
誘電体ブロックの外表面と共振子穴の内壁面に導体膜を
設けた構造がある。
このフィルタでは各共振子穴がそれぞれ一個一個の共振
素子に対応し、共振子穴の高さの4倍の共振波長を持つ
、そして共振素子間は結合子穴によって結合し、帯域通
過フィルタとして機能する。
移動体マイクロ波通信では、中心共振周波数の異なる帯
域通過フィルタを送信用と受信用に用いる。送信フィル
タは、送信帯域に中心共振周波数をもち挿入損失が少な
く、それから僅かにずれた受信帯域では大きな減衰量を
もつ特性を呈する。逆に受信フィルタは、受信帯域に中
心共振周波数をもち挿入損失が少なく、それから僅かに
ずれた送信帯域では大きな減衰量をもつ特性を呈する0
両者を組み合わせることでアンテナを共用できる。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような一体型多段構造の帯域通過フィルタでは、
減衰特性を向上させるには段数(共振子穴の数)を増加
する必要がある。しかし段数を増加するとフィルタの挿
入損失が悪化するし大型化する欠点が生しる。
またλ/4型では、基本波モード(基本波中心周波数f
、)で共振する他、基本波の奇数倍の高調波でも共振し
スプリアスが生じる。特に3f、(基本波f0の3倍高
調波)のスプリアスは最も大きく、これが問題となる。
そこで挿入損失の増加を防ぎ、3foスプリアスを低減
するために、3f、以上の高周波域をカントする低域通
過フィルタを別に付加している。つまり別個の低域通過
フィルタと帯域通過フィルタとを直列に接続して送信フ
ィルタを構成する。このため大型化する欠点を回避でき
なかった。
本発明の目的は、上記のような従来技術の欠点を解消し
、小型で且つ低損失であり、3f。
のスプリアス応答を改善し、減衰特性も十分大きく取れ
るような新しい構造の誘電体フィルタを提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 本発明では複数の共振子穴を有する1/4波長型の一体
型誘電体同軸共振器を用いる。そして各共振子穴の開放
端に、それぞれ集中定数コンデンサを搭載接続し、それ
ら各コンデンサ間をコイルで接続する。これによって前
記コイルと前記コンデンサによる低域通過フィルタ部と
、各共振子穴に対応した共振子穴と前記コンデンサによ
る帯域阻止フィルタ部とを結合した構成とする。
ここで低域通過フィルタ部は、そのカットオフ周波数を
帯域阻止フィルタ部の阻止帯域よりも若干高く設定する
また誘電体共振器の開放面を利用して、有極導体パター
ンを設けたり、有極コンデンサ/コイルを取り付けるこ
ともできる。
[作用] 共振子穴によるλ/4型の共振素子と開放端に搭載接続
した集中定数コンデンサとの組み合わせにより帯域阻止
フィルタ部を構成し、それによって所定の周波数帯域で
大きな減衰を得る。
例えば送信フィルタの場合、その阻止帯域(大きな減衰
が得られる周波数帯域)を受信帯域に設定し、逆に受信
フィルタの場合には、阻止帯域を送信帯域に設定する。
誘電体共振器としてλ/4型を使用すると、その基本波
中心周波数f、の奇数倍の周波数帯域にスプリアスが現
れる。前述のように特に3f・のスプリアスが大きい0
本発明ではコイルと集中定数コンデンサとの組み合わせ
からなる低域通過フィルタ部により、その3foスプリ
アスが低減する。
また有極導体パターンや有極コンデンサ/コイルによっ
て段間で結合させると、減衰極のある(有極形)特性が
得られ、それによって帯域阻止フィルタ部の減衰特性の
エツジ部がより急峻になる。
[実施例] 第1図は本発明に係る誘電体フィルタの一実施例を示す
分解斜視図である。λ/4型の一体型誘電体共振器1o
の各共振子穴12の開放端に、それぞれ集中定数コンデ
ンサ14を搭載接続し、各コンデンサ14間をコイル1
6で接続する。誘電体共振器10は直方体状の誘電体フ
ロック(例えばチタン酸バリウム等の焼結体)18から
なり、その長手方向に4個の共振子穴12を一定間隔で
並設し、それら共振子穴12が開口している面の一方(
ここでは上面)を開放面として、開放面を除く外表面(
4個面及び底面)と共振子穴12の内壁面に導体膜20
を形成したものである。導体膜20は、例えば銀ペース
ト等の焼付けで形成する極く薄い導電材料の層である。
集中定数コンデンサ14は第2図Aに示すように、共振
子穴12の開放端にリベット型の金属端子台22を半田
付は固定し、それに載せて半田付けしてもよい、また同
図Bに示すように、開放端の周りに電極24を付加し、
その上にコンデンサ14を載せて半田付けしたり、電極
24を塗布した上に載せて同時焼付けで接続固定しても
よい。
5個のコイル16と集中定数コンデンサ14により低域
通過フィルタ部26が構成され、4個の各共振子穴12
に対応する共振素子とコンデンサ14とにより帯域阻止
フィルタ部28が構成される。
第1図に示す誘電体フィルタの等価回路を第3図に示す
eLl+ ・・・、Lsはコイル16のインダクタンス
であり、LM、・・・、L、は各共振素子の等価インダ
クタンスを表している。C2・・・、Cm は集中定数
コンデンサ14の容量と共振素子の等価容量とを合わせ
たものである。
この構造の誘電体フィルタにより第4図に示すような特
性が得られる。挿入損失は極めて小さくなり、また所定
の周波数帯域で十分大きな減衰量が得られる。これを送
信フィルタとして用いる時は、同図に示されているよう
に阻止帯域(減衰量の大きな領域)が受信帯域aとなる
受信帯域aより僅かに低域側にずれた送信帯域すは減衰
が極めて少ない(挿入損失が非常に小さい)、これらは
帯域阻止フィルタ部の特性による。符号Cで示す領域は
低域通過フィルタ部の効果が効いている領域である。
中心共振周波数の異なる上記のような誘電体フィルタを
2個使用し、一方を送信フィルタ、他方を受信フィルタ
として組み合わせることにより自動車電話等で用いるア
ンテナ共用器を構成できる。
第5図及び第6図は本発明の他の実施例である。基本的
な構成は第1図の場合と同様であるから、共通する部分
には同一符号を付し、それらについての説明は省略する
。第5図では入出力端子30として金属棒を使用し、誘
電体ブロック18の両端に形成した穴に挿入して、両端
の共振素子との間で容量結合させている。第6図では誘
電体ブロック32は、その開放面に中央長手方向に延び
る溝34を有する。各共振子穴は溝底で開口し、溝内に
集中定数コンデンサ14及びコイル16を納める。これ
によってコンデンサ14やコイル16を保護でき、開放
面に金属カバーを被せ易くなる。
第7図に本発明の更に他の実施例を示す、開放面の部分
を除くと基本的には第5図に示す例と同様である。この
実施例では開放面の片側に有極導体パターン36を設け
ている。この有極導体パターン36は、左右2個の集中
定数コンデンサ14の近傍間を連絡するように片側のみ
に2本設けである。これらの導体パターンは、スクリー
ン印刷法などにより周囲の導体膜と同時に形成する。第
8図はこの誘電体フィルタの等価回路である− Cs 
、C6は有極導体パターン36による段間結合を表して
いる。有極導体パターン36によって減衰極のある(有
極形)特性が得られ、それによって帯域阻止フィルタ部
の減衰特性のエツジ部がより急峻になる。
第9図のように有極導体パターン38を共振子穴の両側
に設けてもよい。
第1O図は有極形にする他の例である。誘電体共振器の
開放面で、共振子穴の開放端の近傍に有極コンデンサ4
0を取り付ける。そして左右2個の有極コンデンサ40
の間をコイル42で接続する。有極コンデンサ40とコ
イル42によって段間結合が行われ、有極形特性が得ら
れる。
上記の実施例はいずれも4個の共振子穴を有する例であ
るが、共振子穴の形成個数は4個に限定されるものでは
ない。
[発明の効果] 本発明は上記のように所望の減衰が欲しい周波数帯域に
帯域阻止フィルタ部を設けているから、少数の共振子穴
の誘電体共振器でも十分大きな減衰量が得られる。また
低域通過フィルタ部によって3f、のスプリアスを抑制
でき、全体としてフィルタ特性は向上する。
更に本発明は帯域阻止フィルタ部と低域通過フィルタ部
との結合であり、且つ帯域阻止フィルタ部の共振子穴の
数を少なくできるため挿入損失が小さく、且つ小型化で
きる。
有極導体パターンを設けたり、有極コンデンサとコイル
との組合せで有極帰還回路を付加すると、相手減衰特性
が良好になり小型化に有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る誘電体フィルタの一実施例を示す
分解斜視図、第2図A、Bは集中定数コンデンサの取り
付は構造を示す断面図、第3図は誘電体フィルタの等価
回路図、第4図は本発明により得られるフィルタ特性例
を示すグラフ、第5図及び第6図は本発明の他の実施例
を示す斜視図である。第7図は本発明の更に他の実施例
を示す斜視図、第8図はその等価回路図、第9図は他の
実施例を示す平面図、第10図は更に他の実施例を示す
斜視図である。 10・・・誘電体共振器、12・・・共振子穴、14・
・・集中定数コンデンサ、16・・・コイル、18・・
・誘電体ブロック、20・・・導体膜、26・・・低域
通過フィルタ部、28・・・帯域阻止フィルタ部、36
・・・有極導体パターン。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.複数の共振子穴を有する1/4波長型の一体型誘電
    体同軸共振器の各共振子穴の開放端に、それぞれ集中定
    数コンデンサを搭載接続し、各コンデンサ間をコイルで
    接続して、前記コイルと前記コンデンサによる低域通過
    フィルタ部と、各共振子穴に対応した共振素子と前記コ
    ンデンサによる帯域阻止フィルタ部とを結合した誘電体
    フィルタ。
  2. 2.誘電体共振器は、その開放面に中央長手方向に延び
    る溝を有し、その溝底で各共振子穴が開口し、溝内に集
    中定数コンデンサ及びコイルを納めた請求項1記載の誘
    電体フィルタ。
  3. 3.誘電体共振器の開放面に、隣合う共振子穴近傍間を
    結ぶ有極導体パターンを設け、段間結合させる請求項1
    記載の誘電体フィルタ。
  4. 4.誘電体共振器の開放面の各共振子穴近傍に有極コン
    デンサを設けてコイルで接続し、隣合う共振素子間で段
    間結合させる請求項1記載の誘電体フィルタ。
JP4401090A 1990-02-23 1990-02-23 誘電体フィルタ Pending JPH03247001A (ja)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6284602A (ja) * 1985-10-09 1987-04-18 Fujitsu Ltd 誘電体フイルタ
JPS6360603A (ja) * 1986-08-29 1988-03-16 Murata Mfg Co Ltd 誘電体フイルタ
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JPH0216802A (ja) * 1988-07-04 1990-01-19 Murata Mfg Co Ltd バンドエリミネーションフィルタ

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