JPH0324693Y2 - - Google Patents

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JPH0324693Y2
JPH0324693Y2 JP1986099414U JP9941486U JPH0324693Y2 JP H0324693 Y2 JPH0324693 Y2 JP H0324693Y2 JP 1986099414 U JP1986099414 U JP 1986099414U JP 9941486 U JP9941486 U JP 9941486U JP H0324693 Y2 JPH0324693 Y2 JP H0324693Y2
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water
pipe
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water discharge
temperature
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、衛生器機のうち湯水混合栓の吐出
管に取付けて湯温を目視によつて知らしめる吐水
器具に関するものである。
(従来技術) 従来、湯水混合栓の吐水管に合成樹脂製のキヤ
ツプを取付けて組立時の締付力によるキヤツプの
破損を防止するようにしたものに実公昭60−
15806号公報の第3図(本願図面の第3図)のも
のがある。
上記第3図に就いて簡単に説明すると、吐出器
具32を水栓の出口に取りつけられる吐水管と、
この吐水管の先端部が挿入螺着されるブツシユ3
3と、このブツシユ33に嵌装される合成樹脂製
のキヤツプ34と、このキヤツプ34に吐水管3
2を挿入装着後に吐水管に固着されキヤツプ34
の抜け止めとなる止め具35とにより構成したも
のである。
上記のものにあつては、組立時の止め具の締付
力によつてキヤツプが破損しないようにするため
に、吐水管とブツシユとを螺合により連結したの
ちに、キヤツプとブツシユとを止め具をもつて結
合してあるがために、止め具による部分的な亀裂
よりも、金属質のブツシユを合成樹脂製で成型後
に収縮し易く、然も薄肉のキヤツプに嵌合させる
作業が極めて困難であつて組立時の止め具の締付
けによる部分的な破損に止まらず、キヤツプ全体
に大きい破損を生じる欠点と、湯温を手先で感知
するための危険度が大きかつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案が解決しようとする問題点は、一端に、
湯水混合栓の吐水管を挿入する管挿孔及び流体の
下流側に整流器を介在させた吐出部と、この吐出
部にストレーナを把持したキヤツプを取付けた簡
略な構造の吐水器具に於いて、この吐水器具を通
過する混合水の湯温を目視によつて知るようにす
ることである。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために本考案が講ずる技
術的手段は、一端に湯水混合栓の吐水管を挿入さ
せる管挿孔を有すると共に他方に、整流器を介在
させてストレーナを有したキヤツプを取付けるよ
うにした吐水器具に於いて、該吐水器具と吐水管
との結合時の共通のピン挿孔に湯温に感応する温
度計の感温脚部を流路と交叉するように挿通して
両者を一体的に結合したものである。
(作用) 湯水混合栓の吐水管を経て吐水器具に達した混
合水の湯温を温度計の目視によつて知悉せしめる
ことにより、混合水の湯温を指先で感知すること
による湯水の無駄な放出を阻止するようにしたも
のである。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。
この実施例は、第1図及び第2図に示すように
吐水器具1は、一端に管挿孔2及び該管挿孔2と
T字形に連通する流路3を有し、この流路3の下
流側には周知の整流器4を介在させた吐出部5を
有して一体的に形成し、前記管挿孔2の一部に上
下(図に於いて)に貫通するピン挿孔6を穿設
し、このピン挿孔6と共通のピン挿孔6aを湯水
混合栓(図示省略)の吐水管7に予じめ穿設して
置くものとする。温度計8は、通常の目盛9と指
針10を有し、この指針10は前記温度計8の裏
面に垂設した感温脚部11と連繋しており、該感
温脚部11を前記ピン挿孔6,6aに挿通してナ
ツト12により締着して温度計8を前記吐水器具
1に結合する。袋ナツト13は、内部に周知のス
トレーナ14の所要枚数を重ね合せて内装し、こ
の袋ナツト13を前記吐出部5に螺着してある。
なお、ピン挿孔6の下端は盲状のねじ孔にするこ
とは自由である。
いま、湯水混合栓の湯水の弁の開放によつて適
量ずつの湯と水の混合による混合水が吐水管7を
経て流路3を通過すると、この混合水の湯温を感
温脚部11を介して感知した温度計8は、その指
針10によつて湯温に相当する目盛9の何れかを
指し示すので、使用者は混合水の湯温を目視によ
つて知ることができる。
(効果) この考案は、上記の構成であるから、次の利点
を有する。
(1) 吐水管と吐水器具とを温度計の感温脚部によ
り結合するようにしたので、感温脚部に上記2
物品の嵌合による結合要素と、混合水の温度感
知による伝熱要素とを兼ね備えることができ
る。
(2) 吐出する混合水の温度を温度計の目視によつ
て確認できるようにしたので、いきなり熱湯が
放出されることがあつても、これを手で触れる
ことなく事前に確認できるので極めて安全であ
る。
(3) 従来のキヤツプが金属製のブツシユとの嵌め
合せのために、キヤツプの収縮によつて結合時
に破損し易いものと異なり、本案の吐水器具
は、簡略な構造により部品点数の節減を計ると
同時に、組立時の損傷をほとんど皆無にするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案吐水器具の実施要領を示す要部
破断の側面図、第2図は、平面図、第3図は、従
来技術の説明図である。 主要部分の符号の説明、1……吐水器具、2…
…管挿孔、3……流路、5……吐出部、6……ピ
ン挿孔、7……吐水管、8……温度計、11……
感温脚部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端に管挿孔2を有した流路3の下流側に、整
    流機能と除塵機能を備えた吐出部5を設けた吐水
    器具1に於いて、前記管挿孔2と吐水管7の重合
    による嵌め合せ部分で、前記吐水器具1と吐水管
    7との断面方向に、共通のピン挿孔6、同6aを
    穿設し、このピン挿孔6,6aに、別に設けた温
    度計8の感温脚部11を挿通し、該感温脚部11
    を前記流路3と交叉するように固定したことで、
    感温脚部11に結合要素と伝熱要素とを兼ね備え
    しめるようにしたことを特徴とする温度メーター
    付き吐水器具の構造。
JP1986099414U 1986-06-27 1986-06-27 Expired JPH0324693Y2 (ja)

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JPS635066U JPS635066U (ja) 1988-01-13
JPH0324693Y2 true JPH0324693Y2 (ja) 1991-05-29

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6140471B2 (ja) * 1981-04-02 1986-09-09 Toyota Motor Co Ltd

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6140471U (ja) * 1984-08-13 1986-03-14 株式会社 エコ− 温度計付きカラン

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6140471B2 (ja) * 1981-04-02 1986-09-09 Toyota Motor Co Ltd

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JPS635066U (ja) 1988-01-13

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