JPS6019173Y2 - 水栓具用ハンドルの表示機構 - Google Patents

水栓具用ハンドルの表示機構

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JPS6019173Y2
JPS6019173Y2 JP19479381U JP19479381U JPS6019173Y2 JP S6019173 Y2 JPS6019173 Y2 JP S6019173Y2 JP 19479381 U JP19479381 U JP 19479381U JP 19479381 U JP19479381 U JP 19479381U JP S6019173 Y2 JPS6019173 Y2 JP S6019173Y2
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JP
Japan
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display
temperature
bundle
hot water
mounting hole
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Expired
Application number
JP19479381U
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English (en)
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JPS58103254U (ja
Inventor
光昭 嶋津
誠二 時枝
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Filing date
Publication date
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  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水栓具のバンドルに設けられて、このバンドル
や水栓具の用途域いは使用方法等を表示する水栓具用バ
ンドルの表示機構に関する。
従来のこの種表示機構としては種々の構造が知られてお
り、例えば第1図に示す実開昭53−74734号公報
のものがあるが、このものはバンドル本体Aの上面に設
けたスピンドルの取付孔部1に、この取付孔部1の閉塞
を兼ねて、表示9′を設けた頭部10と、この頭部10
裏面に突設された脚部11を有する化粧キャップ8を装
着するものであって、一種類の表示しかできない、表示
キャップがずれたり外れたりするとバンドルの操作が判
らなくなる、表示が小さく、かつバンドル本体上面の略
中央部に位置するので表示が見づらい等の問題がある。
本考案は、これらの問題を解決し、複数種の表示を行う
ことができ、しかも表示を見易く、バンドルを常に正し
く操作できるようにするものである。
本考案の基本的な構成は、バンドル本体の上面に取付孔
部を包囲する環状凹部を設けて、この環状凹部の底部に
表示を設けると共にその上に透明体を設けることにより
、取付孔部に装着する化粧キャップの他にも表示する部
分を設けるものである。
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。
この実施例はサーモスタットミキシングバルブの温度設
定用バンドルの表示機構であり、バンドル本体Aは断面
大略口型に形成されており、その上面には中央部にスピ
ンドル14の取付孔部1が平面円形に凹設されると共に
外周面をアンダーカット状に形成した環状凹部2が取付
孔部1と所要間隔をおいてそれを包囲するように取付孔
部1と同心に凹設されている。
また、バンドル本体Aの下面中央部には内周面にスプラ
イン3を設けたスピンドル係合部4が筒状に突出形成さ
れており、このスピンドル係合部4と前記取付孔部1と
がその中心部においてビス挿通孔5を介して連通してい
る。
そして、上記環状凹部2にはその底部に第1の表示6が
設けられると共にこの表示6の上方に透量体7が設けら
れ、取付孔部1には化粧キャップ8が装着される。
第1の表示6はこのハンドル本体Aの操作により設定さ
れる湯の温度を表わすもので、環状凹溝2の形状、大き
さに適合するような環状に形成されたアルミニウム板、
あるいはポリエステル等の合成樹脂のシートに印刷した
数字と、色分けされた目盛によって表わされ、上記薄板
を環状凹溝2の底部に嵌め込み配置することにより環状
凹溝2の底部に設けられる。
透明体7は透明な合成樹脂よりなり、例えばエポキシ脂
を環状凹溝2内に、表示6の上から流し込み硬化させて
設け、その表面をハンドル本体Aの上面と面−若しくは
僅かに膨突するようになす。
尚、透明体7は、予め環状凹溝2に適合する形状に成形
し、その後この成形体を環状凹溝に嵌め込んでも良い。
化粧キャップ8は、ハンドル本体Aの取付孔部1より若
干大径な平面円形に形成して第2の表示9を設けた頭部
10とこの頭部10の裏面に突設した脚部11とよりな
り、上記脚部11が頭部10中心を中心点とする円周上
に相互に等間隔を有して設けられた複数の弾性脚片11
′により構成されると共にこれら脚片11′の外側面を
結ぶ円の径がその最も大径な部分においてハンドル本体
Aの取付孔部の径より僅かに大径になるように形成され
ており、その弾性を利用して取付孔部1に嵌着し、頭部
10裏面を取付孔部1周囲のハンドル本体A上面に密接
させて取付孔部1を閉塞する。
第2の表示9は、前記第1の表示6が湯の温度を示すも
のであることを表わすもので、ポリエステル等の合成樹
脂あるいはアルミニウム板等のシートに印刷された例え
ば1湯温ヨ等の文字によって表わされ、上記シートを化
粧キャップ8の頭部10上面に設ける凹欠部12底部に
嵌め込み接着して化粧キャップ8に設ける。
そして、この凹欠部12には上記表示9の上からエポキ
シ樹脂等の透明樹脂13を流し込んで硬化される。
域いは予め成形した透明合成樹脂材13を凹欠部12に
嵌め込んでもよい。
また、透明樹脂13の背方に表示9を設けずに、化粧キ
ャップ8の頭部10表面にスクリーン印刷、ホットスタ
ンプ等の手段で直接表示9を設けても良い。
而して、斯るハンドル本体Aはスピンドル保合部4のス
プライン3を、サーモスタットミキシングバルブB1図
示例では洗髪装置のサーモスタットミキシングバルブの
温度設定用スピンドル14の先端のスプライン15に係
合せしめてスピンドル14に取付け、取付孔部1側から
ビス挿通孔5を介して上記スピンドル14の端部にねじ
込んだネジビス16により固定されている。
尚、この際、化粧キャップ8はハンドル本体Aとスピン
ドル14の固定が終ってから取付孔部1に装着すること
は言うまでもない。
これにより、ハンドル本体Aはこれを取付けた水栓具、
即ちサーモスタットミキシングバルブBを操作して湯温
を設定域いは調整するためのものであることを、その第
2の表示9により、またハンドル本体Aをどちらに回転
すると湯温を高くあるいは低くすることができるかを第
1の表示6により知ることができる。
即ち、ハンドル本体Aを第1の表示6に示された低い温
度の方向へ回転させると、スピンドル14にスプライン
係合している作動軸17が前進し、作動軸17内に装備
した安全バネ18により安全バネ受け19が前方へ押し
出され、この安全バネ受け19の内周に螺着した調整ネ
ジ20と小スプリング21を介して連路するバネ受け2
2が感温部23の突軸24を押し、この感温部23に係
合するエレメントケース30を介して制御弁体25が前
方へ移動し、制御弁aの湯側の開度が小さくなって水側
の開度が大きくなり、湯温は低い温度に設定される。
また逆に、ハンドル本体Aを逆、即ち第1の表示6に示
された高い温度の方向へ回転させると上記とは逆に作動
してバネ受22が感温部23の突軸24から離れ、その
分制御弁体25が背後の作動バネ26に弾圧されて後方
へ移動し、制御弁aは湯側の開度が大きくなり、相対的
に水側の開度が小さくなって湯温は高い温度に設定され
る。
而して、給湯管27及び給水管28からミキシングバル
ブB内に流入した湯と水は制御弁aを通ってその開度に
応じた割合でエレメントケース30内へ流動し、設定さ
れた温度の湯になり感温度23に接触しながら出口23
へ流れ、開閉弁すを通って洗髪用シャワー(図示せず)
へ供給される。
従って、ミキシングバルブBの本体等に指標を設け、こ
の指標に対応する第1の表示6の数字や目盛が湯温と一
致するようにバンドル本体Aを取りつけておけば第1の
表示6から湯温を読みとることができる。
この際、給湯域いは給水圧力等に変化が生じ混合水の温
度が設定温度より高く域いは低くなった時は、感温度2
3が働いて弁の開度を自動的に調整し、混合水の温度を
保つようになっている。
即ち、給湯圧力が高くなる等の原因により、混合水の温
度が上昇すれば、感温部23の感温体であるワックスが
膨張して突軸24を押し出す。
この突軸24の伸長によりバネ受け22を介して小スプ
リング21を、エレメントケース30及び制御弁体25
を介して作動バネ26を夫々圧縮する。
即ち、小スプリング21と作動バネ26の夫々のバネ定
数に反比例する割合でもって小スプリング21と作動バ
ネ26が縮み感温部23自身が前方に移動する。
従って制御弁体25が前方に移動し、制御弁体25が制
御弁体aの湯弁座31に接近して湯側a1の開度が小さ
くなり湯の流入量が減少し、それと同時に制御弁体25
が水弁座32から遠ざかり水側a2の開度が大きくなっ
て水の流入量が増大せしめて混合水の温度を下げる。
そして混合水の温度が設定温度より下がった場合には上
記と全く逆に動作し、常に混合水を設定温度に保持する
従って、シャワーから吐出される湯の温度は常にバンド
ル本体Aの第1の表示6から読みとられる設定温度に一
致する。
本考案は上記の構成であるから以下の利点を有する。
(1)バンドル本体及び化粧キャップの夫々に表示を設
けたので、多種、多様の表示が行なえる。
(2)第1の表示はバンドル本体の上面に設けた環状凹
部内底面に設けると共にこの凹部内に透明体を設けたの
で、表示が大きく、かつバンドル本体上面の周縁部に位
置しているので、見易いうえ、消えたりはげたすせず、
バンドルを常に正しく操作できる。
(3)バンドル本体のスピンドルの取付孔部に化粧キャ
ップをその脚部の弾性を利用してとりつけて取付孔部を
塞ぐので、スピンドル等が錆びたすせず、しかも見栄え
も良い。
(4)第1及び第2双方の表示を同方向から見ることが
出来、見易く、誤操作の恐れがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の水栓具用バンドルの表示機構の一例を示
す断面図、第2図は本考案の一実施例を示す水栓具用バ
ンドル表示機構の平面図、第3図は第2図のX−X線断
面図、第4図は洗髪装置のサーモスタットミキシングバ
ルブに実施した状態を示す断面図である。 A・・・・・・バンドル本体、1・・・・・・取付孔部
、2・・・・・・環状凹部、6・・・・・・第1の表示
、7・・・・・・透明体、8・・・・・・化粧キャップ
、9・・・・・・第2の表示、10・・・・・・頭部、
11・・・・・・脚部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バンドル本体の上面にスピンドルの取付孔部と、取付孔
    部を包囲する環状凹部とを設け、環状凹部にはその底面
    に第1の表示を設けると共にその表示の上方に透明体を
    設け、取付孔部には第2の表示を設けた頭部と、頭部裏
    面に突設された脚部とを有する化粧キャップを、脚部の
    弾性を利用して装着し、該取付孔部を塞いでなる水栓具
    用バンドルの表示機構。
JP19479381U 1981-12-29 1981-12-29 水栓具用ハンドルの表示機構 Expired JPS6019173Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19479381U JPS6019173Y2 (ja) 1981-12-29 1981-12-29 水栓具用ハンドルの表示機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19479381U JPS6019173Y2 (ja) 1981-12-29 1981-12-29 水栓具用ハンドルの表示機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58103254U JPS58103254U (ja) 1983-07-13
JPS6019173Y2 true JPS6019173Y2 (ja) 1985-06-10

Family

ID=30108097

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19479381U Expired JPS6019173Y2 (ja) 1981-12-29 1981-12-29 水栓具用ハンドルの表示機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6622994B2 (ja) * 2015-07-23 2019-12-18 株式会社フジキン 流体制御器用銘板付きハンドル

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JPS58103254U (ja) 1983-07-13

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