JPH03246023A - 輸液容器の製造方法 - Google Patents

輸液容器の製造方法

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JPH03246023A
JPH03246023A JP2044767A JP4476790A JPH03246023A JP H03246023 A JPH03246023 A JP H03246023A JP 2044767 A JP2044767 A JP 2044767A JP 4476790 A JP4476790 A JP 4476790A JP H03246023 A JPH03246023 A JP H03246023A
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JP
Japan
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parison
vessel
mouth part
container
mouth
Prior art date
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Pending
Application number
JP2044767A
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English (en)
Inventor
Seiki Maeda
前田 誠樹
Yoshitaka Waga
義隆 和賀
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Publication date
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  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、輸血、点滴等に使用される輸液容器の製造方
法に関する。
(従来技術及びその問題点) 輸液容器は、バッグ状の極めて薄肉の胴部と、厚内の容
器口部とから成っている。この容器口部には、点滴筒や
各種のチューブ等が嵌込まれて使用に供されるものであ
る。
従来、この輸液容器は、ブロー成形によりバッグ状の胴
部と口部とを同時に成形することによ−って製造されて
いた。
しかしながら、従来の製造方法においては、輸液容器の
口部と胴部との肉厚差が大きいために、ブローすべきパ
リソンに肉薄をつけることが必要であり、この結果とし
て口部形成部分周辺においてパリが多く発生し、経済上
無駄が多いという問題があり、しかも、形成される容器
の口部の外観も望ましいものではなかった。
従って、本発明の目的は、パリの発生が有効に解消され
た輸液容器の製造方法を提供することにあり、また外観
特性にも優れた輸液容器の製造方法を提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、予め製造された容器口部を、ブローすべき容
器胴部形成用パリソン内に挿入しておき、ブロー成形に
先立って容器口部をパリソンに溶着固定するという手段
を採用することにより、上述した目的を達成することに
成功したものである。
即ち、本発明によれば、有底バッグ状の容器胴部と肉厚
の容器口部とからなる輸液容器の製造方法において、 所定の熱可塑性樹脂を押出して容器胴部形成用パリソン
を形成し、該パリソンをブロー成形することにより容器
胴部な形成するとともに、該熱可塑性樹脂の押出しに際
して、押出されるパリソンの中央部分に、予め成形され
た容器口部を配置しておき、パリソンのブロー成形に先
立って容器口部の溶着固定を行なうことを特徴とする輸
液容器の製造方法が提供される。
(発明の好適態様の説明) 本発明を、以下、添付図面に示す具体例に基づいて説明
する。
本発明の製造工程を示す第1a図〜第1i図において、
押出装置1の先端部分には、外方から順に、ダイ2、押
出ノズル3、コア4、ブリブローノズル5が形成されて
おり、ブリブローノズル5内には、口部装着用シャフト
6が上下動可能に設けられている。
第1a図において、先ず、射出成形等のそれ自体公知の
手段により予め別個に成形された容器口部7が、口部供
給アーム8によって、ダイ2の外側から口部装着用シャ
フト6の真下に供給される。勿論、容器口部の供給は、
このような口部供給アームを用いた方法に限定されず、
口部装着用シャフト6の真下に供給される限り、任意の
手段を採用することができ、例えば手動操作で行なうこ
とも可能である。
次いで第1b図に示すように、口部装着用シャフト6が
降下し、容器口部7が該シャフト6に装着される。
容器口部7が該シャフト6に装着されると、第1c図に
示すように、押出ノズル3から溶融パリソン9が押出さ
れ、これと同時または少し遅れて(例えば0.1〜口、
5秒後)、口部装着用シャフト6の降下が開始される。
一方ダイ中心の下方にあるパリソンリフター10が上昇
し、所定位置で停止する。このパリソンリフター10の
頂部にはパリソンチャック11が設けられている。
この状態で、第1d図に示すように、押出ノズル3から
溶融パリソン9を押出し、ブリブローノズル5から圧縮
気体を供給しつつ、パリソン9をさらに降下させる。パ
リソン9が、パリソンリフター10の頂部に設けられて
いるパリソンチャック11に到達すると、パリソンチャ
ック11は閉止し、パリソン9の先端は封止され、ブリ
ブローノズル5から供給される圧縮気体によりブリブロ
ー行なわれる。この時点で押出ノズル3が閉止され、パ
リソン9の流出が停止される。
次に第1e図に示すように、パリソン9は、シャフト6
に保持されている容器口部7が位置している部分におい
て、一対の金型入子12.12により挟持される。これ
により容器口部7は、パリソン9に熱溶着されて固定さ
れる。
容器口部7がパリソン9に固定されると、第if図のよ
うに、シャフト6は、容器口部7を解放してコア4内に
戻る。またパリソンチャック11がパリソン9をチャッ
クしたままの状態でパリソンリフターIOが一気に下降
し、該パリソン9は軸方向に延伸される。
パリソン9が所定位置まで下降して所定の軸方向延伸が
終了すると、第1g図に示すように一対の割金型13.
13がパリソン9を挟むようにして両側から閉じられ、
パリソンチャック11はパリソン9を解放する。
次いで第1h図に示すように、パリソンカッター14が
作動してパリソン9の上部を切断する。
次いで第11図に示すように、金型入子12.12及び
割金型13.13は、容器口部7が固定されたパリソン
9を装着したままの状態で、パリソン9の樹脂温度が軟
化点温度以下とならないように直ちに本ブロー域に移動
し、容器口部7にブローノズル15が接続され、ブロー
成形が行なわれる。
即ち、ブローノズル15から供給される圧縮気体により
賦形され、冷却されることによって目的とする輸液容器
が製造される。
尚、第1a図〜第1i図に示す各工程は、所謂ダイレク
トブロー成形法を例にとって説明したが、本発明方法を
、所謂コールドパリソン法に適用することも勿論可能で
ある。
上述した本発明において、輸液容器を構成する熱可塑性
樹脂としては、従来からこの種の容器に使用されている
ものは全て使用することができ、例えばポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、エチレン−プロピレ
ン共重合体、塩化ビニル−エチレン共重合体等を用いる
ことができる。また容器壁を多層構成とすることにより
ガスバリヤ−性等の特性を向上させることもできる。
この場合には、各層を構成する樹脂を共押出して多層パ
リソンを形成して前述した各工程を行なえばよい。
また前述した各工程において、パリソンの溶融押出し、
ブリブロー、延伸、ブロー成形等は、それ自体公知の条
件で行なうことができる。
例えばブリブローは、エアー吹き込み量100ないし7
0012 /hr、延伸は、5ないし1000mm/s
ec、ブロー成形は、1.0ないしlOKgf/cm2
が好適なものとしてあげることができる。
また前述したパリソンの押出からブリブローまでの工程
を好適に行なうための押出装置の一例を第2図に示す。
即ち、この押出装置lには、先端にダイ2が装着された
中空のバレル30と、軸方向に移動可能な中空のコア4
と、先端部に容器口部が装着可能であり且つ軸方向に移
動可能なシャフト6とが順次同心円状に配置されており
、上部には、コア4の移動手段31、シャフト6の移動
手段32及びこれらの移動手段31.32を制御するた
めの制御装置33が設けられている。
即ち、コア4の移動制御によってパリソン9の押出しが
制御され、シャフト6の移動制御によって容器口部7の
装着が制御される。
またバレル30とコア4との間には溶融樹脂流路34が
形成されており、バレル30に形成された溶融樹脂供給
口35が溶融樹脂流路34と連通している。更に溶融樹
脂供給口35は、押出機(図示せず)に連通しており、
また溶融樹脂流路34の先端においては、ダイ2とコア
4との先端により押出しノズル3が形成されている。即
ち、押出機から、前記供給口35、流路34及び押出し
ノズル3を通って溶融樹脂がパリソンの形に押出される
シャフト6とコア4との間にはブリブロー用流体流路3
6が形成されており、その先端部がブリブローノズル5
となっている。またブリブロー用流体流路36には、コ
ア4の上方に設けられたエア供給口37が連通している
。即ち、該供給口37から流路36及びブリブローノズ
ル5を介して圧縮気体がパリソン内に供給されてブリブ
ローが行なわれる。
シャフト6は上下に大きく移動するため、押出装置1の
下方部分において、軸受38を介してコア4に支持され
ている。またシャフト6とコア4との間は、ブリブロー
用エア供給口37の上側において、シール39によりシ
ールされており、シャフト6が移動してもブリブロー用
エアが洩れない様に構成されている。更にシャフト6の
下端部には、複数本のピアノ線を曲げ加工して束ねて構
成されたピックアップ46が設けられており、これに容
器口部が装着されつる様になっている。
コア移動手段33は、油圧または空気圧等の流体圧を駆
動源とするものであり、サーボバルブ41aから流体を
流して2本の流体圧ピストン41b。
41bを駆動させることによりコア4の固定支持部材4
0を移動させ、コア4の移動を行なう。コア4の移動に
より、押出ノズル3の間隔調整が行なわれ、パリソンの
肉厚調整及びパリソンの押出の開始ならびに停止が行な
われる。
シャフト移動手段32は、例えば油圧シリンダーであり
、スライドガイド42の両端がそれぞれ、油圧シリンダ
ーのピストンロッド44の先端およびシャフト6の頂部
に支持固定されており、該ピストンロッド44の上下駆
動がスライドガイド42によってシャフト6に伝達され
、該シャフト6の上下移動が行なわれる。即ち、このシ
ャフトロの上下移動に応じて、容器口部7の装着及び位
置決めが行なわれることになる。
尚、上述したコア移動手段33及びシャフト移動手段3
2の駆動は、制御装置34によって制御され、これによ
りパリソン9の押出、肉厚調整、容器口部7の装着及び
位置決め等の制御が行なわれる。またこの制御装置34
により、パリソンリフター、パリソンチャック、金型入
子、割合型及び容器口部供給アームの駆動制御を行なう
様にすることも可能である。
上述した押出装置を用いて、第1a=li図に示した本
発明の製造方法が有効に行なわれるものである。
(実施例) 夾胤!ユ 第2図に示した押出装置と、ブロー成形装置(田原昭栄
機工■製 T2−45 L/D:22.45 mmφl
 とを使用し、ポリプロピレン(三井石油化学工業■製
、M F R6,0g/10m1n、密度0.910の
ランダムコポリマー)を用いて、第1a=li図に示し
た工程に従って、内容積400ccの輸液容器の製造を
行なった。
即ち、予め成形した容器口部を、容器口部供給アームに
よりダイ中央部に配置し、200℃で前記ポリプロピレ
ンを溶融し、パリソンの押出を行なった。
この際の条件は、ブリブローは、エアー吹込み容量40
012/hr、ブリブロー後の延伸は、延伸速度14m
m/sec、本ブロー成形は、ブロー圧力6kgf/c
m2で行なった。
得られた輸液容器は、器壁厚み(流れ方向)が0.30
〜0.40mmの範囲であり、厚みむらがなく、またH
 A Z E (ASTM D 1003)は10%で
あり、透明性にすぐれたのものであった。
実施例2 第2図に示した押出装置と、ブロー成形装置(■プラコ
ー社製 P−50mm$  L/D=22.45 m+
nφ)とを使用し、ポリエチレン(三井石油化学工業■
製、M F R2,0g/10m1n、密度0.920
)を用いて、第1a〜11図に示した工程に従って、内
容積500ccの輸液容器の製造を行なった。
即ち、予め成形した容器口部を、容器口部供給アームに
よりダイ中央部に配置し、190℃で前記ポリエチレン
を溶融し、パリソンの押出を行なった。
この際の条件は、ブリブローは、エアー吹込み容量40
0β/hr、ブリブロー後の延伸は、延伸速度20 m
m/sec、本ブロー成形は、ブロー圧力6kgf/c
m2で行なった。
得られた輸液容器は、器壁厚み(流れ方向)が0.30
〜0.40mmの範囲であり、厚みむらがなく、またH
 A Z E (ASTM D 1003)が15%で
あり、透明性にすぐれたものであった。
(発明の効果) 本発明の製造方法によれば、溶融パリソンの押出しにと
もなって、これとは別個に予め成形された容器口部が該
パリソンに溶着固定され、次いでブロー成形により製造
するものであり、従来の方法において、口部形状を整え
るために必要であったパリソンコントローラが本発明方
法では全く不要になるとともに、口部周辺部にもパリは
発生せず、経済的にも究めて好ましいものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1a図ないし第1i図は、本発明の製造方法の各工程
の好適例を示す図であり、 第2図は、前記工程を有効に実施するために使用される
押出し装置の一例を示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有底バッグ状の容器胴部と肉厚の容器口部とから
    なる輸液容器の製造方法において、 所定の熱可塑性樹脂を押出して容器胴部形成用パリソン
    を形成し、該パリソンをブロー成形することにより容器
    胴部を形成するとともに、 該熱可塑性樹脂の押出しに際して、押出されるパリソン
    の中央部分に、予め成形された容器口部を配置しておき
    、パリソンのブロー成形に先立って容器口部の溶着固定
    を行なうことを特徴とする輸液容器の製造方法。
JP2044767A 1990-02-26 1990-02-26 輸液容器の製造方法 Pending JPH03246023A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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