JPH03245723A - 漏電リレー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、機器例えば可搬式発電装置などに組み込ま
れて使用される漏電リレー、特にその表示装置に関する
ものである。

［従来の技術］ 第２図は従来の漏電リレーを示す回路図であり、図にお
いてけ）は漏電を検出した時に漏電検出信号を出す手段
例えば漏電検出用ＩＣ１（２）　、　（３）はこの漏電
検出用ＩＣ（１）が接続されているそれぞれ電源端子、
接地端子、（４）はこれら電源端子（２）と接地端子（
３）の間で漏電検出用Ｉ　Ｃ（１）と並列に接続された
、漏電リレーの表示装Ｗである。

この表示装置（４）は、正常時に点灯している電源表示
灯（５）、漏電発生時に点灯する漏電表示灯（６）、漏
電発生時に電源表示灯（５）を漏電表示灯（６）に切り
換えるミニチュアリレー（７）およびこのミニチュアリ
レー（７）を制御する半導体制御整流素子例えばサイリ
スタ（８）を有している。電源表示灯（５）は、そのア
ノードが電源端子（２）に接続され、そのカソードが図
示の抵抗を介してミニチュアリレー（７）の固定接点（
ｂ）に接続され、がつそのアノード、カソード間に逆流
防止用のダイオードが逆並列に接続されている。同様に
、漏電表示灯（６）は、そのアノードが電源端子（２）
に接続され、そのカソードが抵抗を介してミニチュアリ
レー（７）の固定接点（、）に接続され、かつそのアノ
ード、カソード間にダイオードが逆並列に接続されてい
る。ミニチュアリレー（７）の、一端が接地端子（３）
に接続されている可動接点（ｃ）の他端は、図示の状態
では固定接点（ｂ）に接触している。ミニチュアリレー
（７）のコイル〈７１）は、その一端が電源端子（２）
に接続され、その他端が抵抗（Ｒ）およびサイリスタ〈
８）の主電流路すなわちアノード・カソード回路から成
る直列回路を介して接地端子（３）に接続され、かつそ
の両端間に他のコイル（９）が接続されている。サイリ
スタ（８）は、そのゲートが漏電検出用ＩＣ（１）に接
続され、そのカソードが接地端子（３）に接続され、か
つそのゲート、カソード間に図示のコンデンサが接続さ
れている。

従来の漏電リレーは上述したように構成されており、正
常時には電源端子（２）から電源表示灯（５）、ミニチ
ュアリレー（７）の固定接点（ｂ）、可動接点（ｃ）を
通って接地端子（３）に流れる電流により電源表示灯（
５）は例えば緑色に点灯している。

しかしながら、漏電発生時には、漏電検出用ＩＣは）が
サイリスタ（８）のゲートへ漏電検出信号を供給するの
で、サイリスタ（８）はターンオンされ、電源端子（２
）からミニチュアリレー（７）のコイル（７１）、抵抗
（Ｒ）、サイリスク（８）のアノード　カソード回路を
通って接地端子（３）に流れる電流によりコイル（７１
）は励磁され、これによりミニチュアリレー（７）の可
動接点（ｃ）は固定接点（ｂ）から固定接点（ａ）へ切
り換えられる。その結果、電流が電源端子（２）から漏
電表示灯（６）、固定端子（ａ）、可動端子（ｃ）を通
って接地端子（３）に流れることにより漏電表示灯（６
）は例えば赤色に点灯する。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の漏電リレーでは、ミニチュアリレーを使用してい
なので、振動や衝撃などによるチャタリング従って信頼
性に問題があるのみならす、高価になるという課題があ
った。

この発明は、このような問題点を解決するためになされ
かものて、信頼性が高いにもかかわらず安価な漏電リレ
ーを得ることを目的としている。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る漏電リレーは、正常動作時に電源表示灯
を点灯させる電子回路、および漏電発生時に漏電表示灯
を点灯させる半導体制御整流素子を有する表示装置を設
けたものである。

１作　用］ この発明では、正常動作時に従来のミニチュアリレーと
同一の機能を果す電子回路によって電源表示灯が点灯さ
せられているが、漏電が発生すると、漏電検出信号によ
って半導体制ｍＭ流流子子作動され、その結果漏電表示
灯が点灯させられる。

［実施例］ 第１図はこの発明に係る漏電リレーの一実施例を示す回
路区であり、図において（１）〜（３）、＜５＞（６）
、（８）は第２図について説明したものと全く同じであ
る。（１０）は表示装置（４＾）において第２図中のミ
ニチュアリレー（７）の代りに用いられる電子回路であ
り、半導体素子例えばトランジスタ（１１）、抵抗（１
２）およびツェナーダイオード（１３）から成る。

トランジスタ（１１）は、そのコレクタが電源表示灯（
５）例えば緑色発光ダイオードおよび図示の抵抗から成
る直列回路を介して電源端子（２）に接続され、そのベ
ースが抵抗（１２〉の一端に接続され、かつそのエミッ
タが接地端子（３）に接続されている。

抵抗け２）の他端はツェナーダイオードけ３）のアノー
ドに接続されている。このツェナーダイオード（１３）
のカッ〜ドは、抵抗（Ｒ）およびコイル（９）から成る
直列回路を介して電源端子（２）に接続され、図示の抵
抗および漏電表示灯（６）例えば赤色発光ダイオードか
ら成る直列回路を介して電源端子（３）に接続され、か
つサイリスタ（８）のアノードカソード回路を介して接
地端子（３）に接続されている。電源表示灯（５）およ
び電子回路（１０）中のトランジスタ（１１）のコレク
タ　エミッタ回路から成る直列回路に対して保護用のツ
ェナーダイオードが逆並列に接続され、また漏電表示灯
（６）に対してダイオードが逆並列に接続されている。

上述したように構成された、この発明の漏電リレーでは
、正常時に電源端子（２）からコイル（９）、抵抗（Ｒ
）、電子回路（１０）中のツェナーダイオード（１３）
、抵抗（１２）、トランジスタ（１１）のペース　エミ
ッタ回路を通って接地端子（３）に流れる電流によりト
ランジスタ（１１）はターンオンされ、電源端子（２）
から電源表示灯（５）およびトランジスタ（１１）のコ
レクタ・エミッタ回路を通って接地端子（３）に流れる
電流により電源表示灯（５）は点灯している。しかしな
がら、漏電が発生して漏電検出用ｒｃ（１）がその漏電
検出信号でサイリスタ（８）をターンオンさせると、電
源端子〈２）から漏電表示灯（６）およびサイリスク（
８）を通って接地端子（３）に流れる電流により漏電表
示灯（６）は点灯する。

なお、上述した実施例ては、トランジスタとしてＮＰＮ
型のものを用いたが、電源などの極性を逆にすることに
よりＰＮＰ型のものを用いても良い。

［発明の効果］ この発明は、以上詳述したように、正常動作時に電源表
示灯を点灯させる電子回路、および漏電発生時に漏電表
示灯を点灯させる半導体制御整流素子を有する表示装置
を設けたので、信頼性が高く、表示装置の価格が従来の
数分の１程も安価になり、また実装スペースも小さくで
き、ひいては漏電リレーを小形化できるという効果を奏
する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す回路図、第２図は従
来の漏電リレーを示す回路図である。 図において、（１）は漏電検出用ＩＣ１（４＾）は表示
装置、（５）は電源表示灯、（６）は漏電表示灯、（８
）はサイリスタである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）漏電を検出した時に漏電検出信号を出す手段と、
   電源表示灯、この電源表示灯を正常動作時に点灯させる
   電子回路、漏電表示灯、および漏電発生時に前記漏電検
   出信号によって作動され、前記漏電表示灯を点灯させる
   半導体制御整流素子を有する表示装置とを備えたことを
   特徴とする漏電リレー。